JPH0790988A - 板金棟役物 - Google Patents
板金棟役物Info
- Publication number
- JPH0790988A JPH0790988A JP23341993A JP23341993A JPH0790988A JP H0790988 A JPH0790988 A JP H0790988A JP 23341993 A JP23341993 A JP 23341993A JP 23341993 A JP23341993 A JP 23341993A JP H0790988 A JPH0790988 A JP H0790988A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accessory
- sheet metal
- members
- building
- rivet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場加工を必要とせず、屋根勾配の変化、
棟下地の施工ズレ等に対応することができる。 【構成】 屋根の棟部の屈曲部を包む板金棟役物1で
あって、両側部に垂下片3、5を有する2つの役物部材
2、4の端縁部6、7同志で点接合され、この接合部8
を中心に回動可能となされている。
棟下地の施工ズレ等に対応することができる。 【構成】 屋根の棟部の屈曲部を包む板金棟役物1で
あって、両側部に垂下片3、5を有する2つの役物部材
2、4の端縁部6、7同志で点接合され、この接合部8
を中心に回動可能となされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根の棟部の屈曲部に
用いられる板金棟役物に関する。
用いられる板金棟役物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、建物の屋根の
棟部の屈曲部には、一般に、二つの役物部材321、3
22からなり、重ね合わされた端縁部同士がハゼ折りに
より連結、固定された板金棟役物32が配設され、この
板金棟役物32により棟役物30と棟役物31とが接続
されている。
棟部の屈曲部には、一般に、二つの役物部材321、3
22からなり、重ね合わされた端縁部同士がハゼ折りに
より連結、固定された板金棟役物32が配設され、この
板金棟役物32により棟役物30と棟役物31とが接続
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、役物部
材321と役物部材322とが固定された板金棟役物3
2の場合には、役物部材321、322をそれぞれ個別
に調整することができないため、建物の屋根勾配等の変
化に対応して板金棟役物32を調整することができず、
又、棟下地がズレて施工された場合においても、逃げが
きかないため、施工ができなくなるという問題があっ
た。
材321と役物部材322とが固定された板金棟役物3
2の場合には、役物部材321、322をそれぞれ個別
に調整することができないため、建物の屋根勾配等の変
化に対応して板金棟役物32を調整することができず、
又、棟下地がズレて施工された場合においても、逃げが
きかないため、施工ができなくなるという問題があっ
た。
【0004】このため、従来は、施工現場において、現
場の状態に合わせて棟役物を加工し、屋根勾配等の変
化、棟下地のズレ等に対応した板金棟役物を製作して、
屋根勾配等の変化、棟下地のズレ等に対処していた。こ
のため、施工に手間がかかるという問題があった。
場の状態に合わせて棟役物を加工し、屋根勾配等の変
化、棟下地のズレ等に対応した板金棟役物を製作して、
屋根勾配等の変化、棟下地のズレ等に対処していた。こ
のため、施工に手間がかかるという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、現場加工を必要とせず、屋根勾配の変化、棟下地の
施工ズレ等に対応することができる板金棟役物を提供す
ることを目的とする。
で、現場加工を必要とせず、屋根勾配の変化、棟下地の
施工ズレ等に対応することができる板金棟役物を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明板金棟役物は、屋
根の棟部の屈曲部を包む板金棟役物であって、両側部に
垂下片を有する2つの役物部材の端縁部同士で点接合さ
れ、この接合部を中心に回動可能となされていることを
特徴とするものである。
根の棟部の屈曲部を包む板金棟役物であって、両側部に
垂下片を有する2つの役物部材の端縁部同士で点接合さ
れ、この接合部を中心に回動可能となされていることを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明板金棟役物は、上記のように構成されて
いるので、役物部材の回動により、役物部材同士の相対
位置が変化する。これにより、施工時の屋根勾配の変
化、棟下地の施工ズレ等に対応して板金棟役物の取付位
置が調整され、屋根勾配の変化、棟下地の施工ズレ等に
より施工ができないという問題が解消される。
いるので、役物部材の回動により、役物部材同士の相対
位置が変化する。これにより、施工時の屋根勾配の変
化、棟下地の施工ズレ等に対応して板金棟役物の取付位
置が調整され、屋根勾配の変化、棟下地の施工ズレ等に
より施工ができないという問題が解消される。
【0008】
【実施例】本発明板金棟役物の実施例を図を参照して説
明する。図1は本発明板金棟役物の一例を示した斜視図
である。図1において、1は板金製の板金棟役物、2は
両側部に垂下片3、3を有する板金棟役物1の一方の役
物部材、4は両側部に垂下片5、5を有する他方の役物
部材、6は役物部材2の端縁部、7は役物部材4の端縁
部であり、端縁部7は端縁部6の下方に挿入されて端縁
部7と端縁部6とは重ね合わされている。8は役物部材
2と役物部材4との接合部であり、接合部8は端縁部7
と端縁部6との重ね合わせ部にただ一箇所設けられ、点
接合されている。
明する。図1は本発明板金棟役物の一例を示した斜視図
である。図1において、1は板金製の板金棟役物、2は
両側部に垂下片3、3を有する板金棟役物1の一方の役
物部材、4は両側部に垂下片5、5を有する他方の役物
部材、6は役物部材2の端縁部、7は役物部材4の端縁
部であり、端縁部7は端縁部6の下方に挿入されて端縁
部7と端縁部6とは重ね合わされている。8は役物部材
2と役物部材4との接合部であり、接合部8は端縁部7
と端縁部6との重ね合わせ部にただ一箇所設けられ、点
接合されている。
【0009】図2は図1に示した板金棟役物のA−A線
断面図である。図2において、10は役物部材2の端縁
部6と役物部材4の端縁部7とを接合するリベット、1
1、12はそれぞれ端縁部6、7に設けられたリベット
用孔であり、リベット10はリベット用孔11、12に
遊嵌されている。
断面図である。図2において、10は役物部材2の端縁
部6と役物部材4の端縁部7とを接合するリベット、1
1、12はそれぞれ端縁部6、7に設けられたリベット
用孔であり、リベット10はリベット用孔11、12に
遊嵌されている。
【0010】これにより、役物部材2、4は、リベット
10を中心として相互に回動することができ、又、リベ
ット用孔11、12とリベット10との間の隙間により
左右に移動することができる。
10を中心として相互に回動することができ、又、リベ
ット用孔11、12とリベット10との間の隙間により
左右に移動することができる。
【0011】上記リベット用孔11、12は一方のみを
遊嵌状態としてもよい。又、リベット用孔11、12の
孔径を大きくして隙間を大にすれば、左右の移動巾を大
きくすることができ、リベット用孔11、12を長孔と
すれば、さらに左右の移動巾を大きくすることができ
る。
遊嵌状態としてもよい。又、リベット用孔11、12の
孔径を大きくして隙間を大にすれば、左右の移動巾を大
きくすることができ、リベット用孔11、12を長孔と
すれば、さらに左右の移動巾を大きくすることができ
る。
【0012】又、屋根勾配の変化に対しては、通常は、
役物部材2、4の弾性を利用して役物部材2、4を撓ま
せることにより対応できるが、変化が大きい場合等にお
いては、端縁部6と端縁部7との間隔を広げる等によ
り、対応させることができる。
役物部材2、4の弾性を利用して役物部材2、4を撓ま
せることにより対応できるが、変化が大きい場合等にお
いては、端縁部6と端縁部7との間隔を広げる等によ
り、対応させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明板金棟役物は、上記のように構成
されているので、施工時の屋根勾配の変化、棟下地の施
工ズレ等に対応して、板金棟役物の取付位置を調整する
ことができ、屋根勾配の変化、棟下地の施工ズレ等によ
り板金棟役物が施工できないという問題を解消すること
ができる。
されているので、施工時の屋根勾配の変化、棟下地の施
工ズレ等に対応して、板金棟役物の取付位置を調整する
ことができ、屋根勾配の変化、棟下地の施工ズレ等によ
り板金棟役物が施工できないという問題を解消すること
ができる。
【0014】又、現場加工等をせずに施工することがで
きるので、施工の手間を短縮することができる。
きるので、施工の手間を短縮することができる。
【0015】又、表面に露出する接合部が少くなるの
で、外観を向上させることができる。
で、外観を向上させることができる。
【図1】本発明板金棟役物の一例を示した斜視図。
【図2】図1に示した板金棟役物のA−A線断面図。
【図3】従来の板金棟役物の使用態様を示した斜視図。
1 板金棟役物 2、4 役物部材 3、5 垂下片 6、7 端縁部 8 接合部 10 リベット 11、12 リベット用孔
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根の棟部の屈曲部を包む板金棟役物で
あって、両側部に垂下片を有する2つの役物部材の端縁
部同士で点接合され、この接合部を中心に回動可能とな
されていることを特徴とする板金棟役物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23341993A JPH0790988A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 板金棟役物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23341993A JPH0790988A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 板金棟役物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0790988A true JPH0790988A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16954769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23341993A Pending JPH0790988A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 板金棟役物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790988A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007130375A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Newgin Corp | 遊技機島 |
KR100727513B1 (ko) * | 2002-12-16 | 2007-06-14 | 산요덴키가부시키가이샤 | 입체 영상 생성 장치 및 입체 영상 배신 방법 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23341993A patent/JPH0790988A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100727513B1 (ko) * | 2002-12-16 | 2007-06-14 | 산요덴키가부시키가이샤 | 입체 영상 생성 장치 및 입체 영상 배신 방법 |
JP2007130375A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Newgin Corp | 遊技機島 |
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