JP2530301Y2 - 化粧キャビネットの前扉取付装置 - Google Patents

化粧キャビネットの前扉取付装置

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JP2530301Y2
JP2530301Y2 JP12275990U JP12275990U JP2530301Y2 JP 2530301 Y2 JP2530301 Y2 JP 2530301Y2 JP 12275990 U JP12275990 U JP 12275990U JP 12275990 U JP12275990 U JP 12275990U JP 2530301 Y2 JP2530301 Y2 JP 2530301Y2
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hinge fitting
front door
fitting
uneven
cabinet
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均 宮島
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、鏡板を取付けた化粧キャビネットの前扉取
付装置に関するものである。
<従来の技術> 従来の前扉の取付装置は、第9図乃至第11図に示すよ
うに前面に鏡板9を添設した前扉5の上下対向辺一端寄
り(図例では上端部のみを示す)に、ヒンジ金具1Dを螺
子10,10によって螺着し、該ヒンジ金具1Dの一端寄り外
側にはピン4を立設していて、該ピン4を化粧キャビネ
ットの取付面12に螺着したL字状の支持金具11に貫通枢
支してなる。
<考案が解決しようとする課題> しかし、上記従来例は、ヒンジ金具と前扉縁枠とが位
置の調整が全く不可能な状態で取付けられている為に、
ヒンジ金具と縁枠との取付孔の遊びや取付孔の位置ずれ
等によって、前扉を取付けた場合、前扉とキャビネット
前縁との間に平均的ではあるが見苦しい間隙ができたり
或は、偏った間隙ができたりする。
又、前扉には鏡板を貼着している為に貼着位置がずれ
たりして頗る見苦しいことがあった。
しかし、上記従来例ではこうしたずれに対して全く調
整によって修正することはできなかった。
そして、これらの調整ができるようにするにはヒンジ
金具の取付孔を長孔とすることでも解決できるが、その
反面長孔によって修正する手段は、使用しているうちに
衝撃その他によってヒンジ金具と前扉縁枠との位置ずれ
を生じ、しかもその都度修正を繰り返しているうちに一
層滑り易くなり不安定となるなどの欠点があった。
そこで本考案は上記従来例の欠点に対処し、取付時に
一度調整して組立ておけばその後ずれのない取付装置を
提供しようとするものである。
<課題を解決する為の手段> 前扉の縁枠対向辺一端寄り外面に、位置決め用の凹凸
条又は凹凸面を設けて、これに凹凸条又は凹凸面を有す
るヒンジ金具を対応させて定置保持するか或は、凹凸条
又は凹凸面を設けたヒンジ金具を、凹凸条又は凹凸面を
有する抑止金具によって抑止し位置決めするようにして
なる。
<作用> 前扉縁枠とヒンジ金具とを凹凸条又は凹凸面の嵌合に
よって位置合わせすることにより、該ヒンジ金具を縁枠
上の所定位置に定置保持し、或は前扉縁枠に対して定位
置に位置保持される抑止金具を介してヒンジ金具を該縁
枠上の所定位置に定置する。
<実施例> 以下本考案について図面に示す実施例により詳細に説
明すると、先ず第1実施例として第1図乃至第3図に示
すように、前扉5の縁枠6の対向辺一端寄り位置に、該
縁枠6の長手方向と直角に数条の凹凸条8Aを一体的に形
成し、該凹凸条8Aを跨がってその両方に螺孔7,7を設け
る。そして該縁枠6の外側には前記凹凸条8Aと対応して
噛み合う凹凸条3Aと、螺孔7,7に夫々対応するようにし
た長孔2,2とを有するヒンジ金具1Aを密着せしめるよう
にすると共に、該ヒンジ金具1Aの端部偏り位置にピン4
を立設し、該ヒンジ金具1Aの凹凸条3Bと縁枠6の凹凸条
8Aとを対応させて長孔7,7から取付螺子10,10を螺孔7,7
に向かって挿入することによりヒンジ金具1A縁枠6上に
螺着するものである。
そして、洗面化粧キャビネット12の所定位置に取付け
た支持金具11の支持孔へ該ヒンジ金具1Aのピンを挿通す
ることにより前扉5をキャビネット12の前面に開閉自由
に枢支するものである。尚、図中符号9は鏡板であり、
前扉5の内側に設けることもある。
このようにして、ヒンジ金具1Aを取付けた場合、該ヒ
ンジ金具1Aは両凹凸条3A,8Aの嵌合によって位置が定ま
り、螺子10,10を螺孔7,7へ螺着した場合ヒンジ金具1A上
の通孔が長孔2,2となっている為に螺子10,10は通孔によ
って全く拘束されることなく締着でき、取付状態の安定
が図られる。
以上は、ヒンジ金具1Aを縁枠5上に直接取付けた場合
を例示した。
次に第2実施例について述べると、第4図乃至第6図
に示すように、前記同様に前扉縁枠の端部寄りの所定位
置に予め2個の螺孔を設けておき、その上側に縁枠6の
長手方向と直交する方向に形成した複数の凹凸条8Bと、
前記両螺孔のピッチと十分に対応できる2個の長孔2,2
とを有するヒンジ金具1Bを添わせ、該ヒンジ金具1Bの端
部偏り位置にはピン4を立設する。
そして、該ヒンジ金具1Bの上側には前記凹凸条8Bと対
向して噛み合う凹凸条3Bを形成すると共に、該凹凸条3B
を跨がって、その両側に通孔14,14を穿設した抑止金具1
3を重ねる。
即ち該凹凸条3Bを前記ヒンジ金具1Bの凹凸条8Bと互い
に噛み合わせて、該抑止金具13の通孔14,14から取付螺
子10,10を通孔し、長孔2,2を経て縁枠上に予め穿設した
螺孔へ螺着することによりヒンジ金具1Bを縁枠上に定置
し、ピン4をキャビネット12上に定置した支持金具11の
通孔へ挿通することで前扉を枢支するようにしている。
従って該第2実施例においては、抑止金具13が通孔1
4,14によって縁枠上の所定位置に取付けられることによ
り、ヒンジ金具1Bは、両凹凸条3B,8Bの噛み合いによ
り、抑止金具13と一体化し、縁枠6上の所定位置に定設
される。
尚、上述においても第1実施例同様に、ヒンジ金具上
の通孔を長孔2,2とすることによって螺子10,10が何ら拘
束されることなく、その先端は縁枠6上の取付螺孔へ確
実に対応することができる。
又、第3実施例として、第7図、第8図に示すよう
に、縁枠6上に形成した多数のピラミッド状をなす凹凸
面8Cと、該凹凸8Cと同じくヒンジ金具1C上に形成した凹
凸面3Cとを相互に対接せしめ、ヒンジ金具1Cの通孔2A,2
A(遊びの大きい孔とする)から取付螺孔を縁枠6上の
螺孔7,7に向かって挿入し螺着することにより、ヒンジ
金具1Cを縁枠6上の所定位置に不動に取付けるようにし
ても良い。
このように構成することにより、前記第1、及び第2
実施例と異なり、ヒンジ金具1Cを縁枠6の面に対し、前
後或は左右に移動させることが可能であると共に、該ピ
ラミッド状の凹凸面をより細かくすることにより、該ヒ
ンジ金具の位置決めを小幅に調整することができる。
又、上記縁枠とヒンジ金具とについて延べたが、これに
限らず、第2実施例にようにヒンジ金具と抑止金具とに
ついても同様に実施可能である。
<考案の効果> 上記第1、及び第2実施例に示すように、位置合わせ
の為の凹凸条と、取付螺子挿通用の長孔とによって、ヒ
ンジ金具が所定の位置に定まると同時に、取付螺孔の位
置ずれによる取付不能状態となることがない。又、第3
実施例に示すように多数列設したピラミッド状微小凹凸
面の相互出合によって位置決めするものにあっては、ヒ
ンジ金具を前扉に対し前後或は左右へ自由に位置の調整
が可能となり、一層対応が容易となるなどの効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案実施例を示す。 第1図は、第1実施例の要部分解斜視図、 第2図は、同上取付状態の要部正面図、 第3図は、同上要部平面図、 第4図は、第2実施例の要部分解斜視図、 第5図は、同上取付状態の要部正面図、 第6図は、同上要部平面図、 第7図は、第3実施例の分解斜視図、 第8図は、同上組付状態の要部正面図、 第9図乃至第11図は従来例を示す。 第9図は、部分正面図、 第10図は、同上右側面図、 第11図は、第7図の平面図である。 2…長孔、4…ピン、5…前扉、6…縁枠、7…螺孔、
10…螺子、11…支持金具、13…抑止金具、1A,1B,1C…ヒ
ンジ金具、3A,3B,8A,8B…凹凸条、3C,8C…凹凸面

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒンジ金具を介して開閉するようにした化
    粧キャビネットの前扉において、縁枠の対向辺一端寄り
    位置に、数条の凹凸条を設けると共に、該凹凸条を跨が
    って夫々螺孔を設ける、一方前記縁枠上の凹凸条に対応
    する凹凸条と夫々の螺孔に対応する長孔と傍に立設した
    ピンとからなるヒンジ金具を、該ヒンジ金具の凹凸条と
    前記縁枠上の凹凸条とを互いに噛み合い状態で各長孔か
    ら螺孔へ向かって螺子を挿通し螺着したことを特徴とす
    る化粧キャビネットの前扉取付装置。
  2. 【請求項2】ヒンジ金具を介して開閉するようにした化
    粧キャビネットの前扉において、縁枠の対向辺一端寄り
    位置に、複数の凹凸条と該凹凸条を跨って夫々設けた長
    孔と傍に立設したピンとからなるヒンジ金具を、該長孔
    に夫々対応する取付孔と該凹凸条に対応する凹凸条とを
    有する抑止金具によって、取付孔及び長孔を介して螺着
    したことを特徴とする化粧キャビネットの前扉取付装
    置。
  3. 【請求項3】ヒンジ金具を介して開閉するようにした化
    粧キャビネットの前扉において、ヒンジ金具と相対する
    面を多数のピラミッド状凹凸面にて接合位置決めするよ
    うにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の化粧キ
    ャビネットの前扉取付装置。
JP12275990U 1990-11-21 1990-11-21 化粧キャビネットの前扉取付装置 Expired - Lifetime JP2530301Y2 (ja)

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KR200459373Y1 (ko) * 2011-09-20 2012-03-23 주식회사 현대정밀 높이보정용 절곡브라켓이 착탈가능하게 일체로 결합된 방화문 힌지고정체

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