JPH078965U - ターミナルカバー - Google Patents
ターミナルカバーInfo
- Publication number
- JPH078965U JPH078965U JP3623193U JP3623193U JPH078965U JP H078965 U JPH078965 U JP H078965U JP 3623193 U JP3623193 U JP 3623193U JP 3623193 U JP3623193 U JP 3623193U JP H078965 U JPH078965 U JP H078965U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- terminal
- sealed
- terminals
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】密閉容器の内側から外側へ貫通して設けられる
密封ターミナルにおいて、この密封ターミナルに密閉容
器の内側と外側とを電気的につなぐ複数のターミナル
2、3と、このターミナルの密閉容器の内側に嵌められ
るカバー10とを備えると共に、このカバー10はター
ミナル2、3の根本付近を包みこのカバー10とターミ
ナル2、3間に生じるガスをカバーの縁から逃がす構
造。 【効果】カバー10とターミナル2、3間に生じるガス
をカバーの縁から逃がすことができターミナル2、3の
ぐらつきや、このぐらつきによる機密性の低下を防止で
きる。
密封ターミナルにおいて、この密封ターミナルに密閉容
器の内側と外側とを電気的につなぐ複数のターミナル
2、3と、このターミナルの密閉容器の内側に嵌められ
るカバー10とを備えると共に、このカバー10はター
ミナル2、3の根本付近を包みこのカバー10とターミ
ナル2、3間に生じるガスをカバーの縁から逃がす構
造。 【効果】カバー10とターミナル2、3間に生じるガス
をカバーの縁から逃がすことができターミナル2、3の
ぐらつきや、このぐらつきによる機密性の低下を防止で
きる。
Description
【0001】
本考案は密封ターミナル、特に密閉型圧縮機に用いられる密封ターミナルのカ バーの構造に関するものである。
【0002】
一般に従来の密封ターミナルとしては実公昭56−46542号公報に記載さ れたようなものがあった。この公報に記載されたものは、ターミナル(端子)、 密着ガラス、金属外環から構成された密封ターミナルであった。
【0003】
一般に従来の密封ターミナルとしては実公昭56−46542号公報に記載さ れたようなものがあった。この公報に記載されたものは、ターミナル(端子)、 密着ガラス、金属外環から構成された密封ターミナルであった。
【0004】
このように構成された密封ターミナルでは、誘電率が8程度のガラス(密封ガ ラス9でターミナルと金属外環とを絶縁しているが、このターミナルには圧縮機 の摺動部の磨耗粉が寄りつきやすい問題があった。また、圧縮機のモータ焼けな どの異常が生じると、このガラスにカーボンが付着して絶縁性が低下しガラスの 溶融等に至るなどの問題点があった。
【0005】 このような問題点に対して図3(密封ターミナルの断面図)に示すようなもの を考えた。図3において、1は金属外環であり、密閉容器(密閉型圧縮機)の貫 通孔に内側から外側に向かって圧縮機の内部を密閉できるように嵌められている 。
【0006】 2、3はターミナルであり、密閉容器の外側から内側へ電力を供給する。4は 密封ガラスであり、ターミナル2、3と金属外環1とを絶縁している。6はカバ ー(PET:ポリエチレンテレフタレート)であり、ターミナル2、3の密閉容 器の内側から嵌め、外周のツバ6でカバー5が斜めにはいるのを防止している。 また、このカバー5の形状はターミナル2、3にぴったり、しっくり納まるよう な形に構成されている。
【0007】 この図3に示すカバー5を用いた場合、冷媒や油がターミナル2、3とカバー 5との間に入り込み、低温で油が固まりターミナル部をシールすると、後に温度 が上昇し液状態で油にとけ込んでいた冷媒がガス化すると、カバーが膨れ、最悪 時にはその膨張でターミナル2、3が動くことがあった。
【0008】 尚、7はクラスタ、8はリセプタクル、9は引出線であり、ターミナル2に与 えられた電力はリセプタクル8、引出線9を介して電動機へ供給される。
【0009】 本考案はこのような問題点に対し、膨張冷媒の逃がし構造を備えたカバーを提 供するものである。
【0010】
本考案のターミナルカバーは、密閉容器の内側から外側へ貫通して設けられる 密封ターミナルにおいて、この密封ターミナルに密閉容器の内側と外側とを電気 的につなぐ複数のターミナルと、このターミナルの密閉容器の内側に嵌められる カバーとを備えると共に、このカバーはターミナルの根本付近を包みこのカバー とターミナル間に生じるガスをカバーの縁から逃がす構成を備えたものである。
【0011】
このように構成されたターミナルカバーを用いることによって、冷媒がガス化 した際に、その圧力でカバーの外周が膨れガス化した冷媒を逃がすことができる ものである。
【0012】
以下本考案の実施例を図1、図2に基図いて説明する。尚、図3に示した構成 と同一のもは同一符号を付して説明を省略する。カバー10は図3に示すカバー 5のツバ6を取り除いた構成である。図2はカバー10の上面図であり、外周部 11にツバ6がない。他の構造は図3に示したカバー5と同じである。
【0013】 このように構成することによって、カバー10とターミナルとの間で冷媒がガ ス化しても、カバー10の外周部11がめくれてガスを逃がすことができる。
【0014】
本考案のターミナルカバーは、密閉容器の内側から外側へ貫通して設けられる 密封ターミナルにおいて、この密封ターミナルに密閉容器の内側と外側とを電気 的につなぐ複数のターミナルと、このターミナルの密閉容器の内側に嵌められる カバーとを備えると共に、このカバーはターミナルの根本付近を包みこのカバー とターミナル間に生じるガスをカバーの縁から逃がす構成を備えたので、カバー とターミナルとの間にガスが発生しても、カバーの外周部からガスを逃がすこと ができ、ターミナルの押し上げなどの問題発生がなくなるものである。
【図1】本考案の実施例を示す密封ターミナルの要部断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示したカバーの上面図である。
【図3】本考案の従来技術を示す密封ターミナルの要部
断面図である。
断面図である。
1 金属外環 2、3 ターミナル 4 密封ガラス 7 クラスタ 8 リセプタクル 10 カバー 11 外周部
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉容器の内側から外側へ貫通して設け
られる密封ターミナルにおいて、この密封ターミナルに
密閉容器の内側と外側とを電気的につなぐ複数のターミ
ナルと、このターミナルの密閉容器の内側に嵌められる
カバーとを備えると共に、このカバーはターミナルの根
本付近を包みこのカバーとターミナル間に生じるガスを
カバーの縁から逃がす構成を備えたことを特徴とするタ
ーミナルカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993036231U JP2605002Y2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | ターミナルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993036231U JP2605002Y2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | ターミナルカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078965U true JPH078965U (ja) | 1995-02-07 |
JP2605002Y2 JP2605002Y2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=12464006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993036231U Expired - Lifetime JP2605002Y2 (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | ターミナルカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605002Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP1993036231U patent/JP2605002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605002Y2 (ja) | 2000-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 Year of fee payment: 9 |