JPH0787344A - 画像処理方法とその装置 - Google Patents
画像処理方法とその装置Info
- Publication number
- JPH0787344A JPH0787344A JP5227160A JP22716093A JPH0787344A JP H0787344 A JPH0787344 A JP H0787344A JP 5227160 A JP5227160 A JP 5227160A JP 22716093 A JP22716093 A JP 22716093A JP H0787344 A JPH0787344 A JP H0787344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- component
- color
- gray
- ucr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクをより効率的に使用し、かつ高画質の
画像を形成する画像処理方法とその装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 イメージスキャナ１１０で読取られる画像デ
ータは,輝度濃度変換部１０１で、対数変換処理されて
濃度データに変換される。そのＣＭＹの３成分は、ＵＣ
Ｒ処理部１０２に送られ、中間調の自然色のグレー成分
をＢｋに置き換えられる。入力部１０５は押しボタンス
イッチであり、１０５を押下するたびに記憶部１０４の
内容はエコノミーモードのオン，オフの反転を行う。オ
ン時には、Ｕ、ＵＣＲ量は常に１００％となるように処
理する。また表示部１０５では、エコノミーモードの状
態が分かるようにＬＥＤまたは液晶表示等でオンまたは
オフ状態を表示する。
画像を形成する画像処理方法とその装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 イメージスキャナ１１０で読取られる画像デ
ータは,輝度濃度変換部１０１で、対数変換処理されて
濃度データに変換される。そのＣＭＹの３成分は、ＵＣ
Ｒ処理部１０２に送られ、中間調の自然色のグレー成分
をＢｋに置き換えられる。入力部１０５は押しボタンス
イッチであり、１０５を押下するたびに記憶部１０４の
内容はエコノミーモードのオン，オフの反転を行う。オ
ン時には、Ｕ、ＵＣＲ量は常に１００％となるように処
理する。また表示部１０５では、エコノミーモードの状
態が分かるようにＬＥＤまたは液晶表示等でオンまたは
オフ状態を表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカラーによるプリントを
行なう画像処理方法とその装置に関する。
行なう画像処理方法とその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カラーの中間調を持った自然色の
画像をカラープリンタや、カラーファクシミリで再生記
録する場合、色の再現性を向上させるため、いわゆるＵ
ＣＲ（Under Color Removal ：下色除去）処理が行なわ
れる。
画像をカラープリンタや、カラーファクシミリで再生記
録する場合、色の再現性を向上させるため、いわゆるＵ
ＣＲ（Under Color Removal ：下色除去）処理が行なわ
れる。
【０００３】ＵＣＲとは、Ｃ（シアン），Ｍ（マゼン
タ），Ｙ（イエロー）３色のインクの組合せで中間調の
自然色を表現するときに、ＹＭＣの３色成分からグレー
の成分を取り出し、それをＢｋ（ブラック）の成分に置
き換えるものである。この処理により、１つの色はＣＭ
ＹＢｋの４色で表現されることになり、濃度が補われて
黒成分の表示をよくすることができる。
タ），Ｙ（イエロー）３色のインクの組合せで中間調の
自然色を表現するときに、ＹＭＣの３色成分からグレー
の成分を取り出し、それをＢｋ（ブラック）の成分に置
き換えるものである。この処理により、１つの色はＣＭ
ＹＢｋの４色で表現されることになり、濃度が補われて
黒成分の表示をよくすることができる。
【０００４】ＵＣＲ処理の様子を図３に示す。図３で、
グレー成分のすべて、即ち、Ｙ成分を全部取り去り、Ｂ
ｋ成分に置き換える場合、１００％のＵＣＲと呼ぶ。
グレー成分のすべて、即ち、Ｙ成分を全部取り去り、Ｂ
ｋ成分に置き換える場合、１００％のＵＣＲと呼ぶ。
【０００５】図３では、５０％を取り去る場合を示して
いる。ＵＣＲの量は色をより自然に再現させるため、グ
レー成分の多いところではより大きくする処理をする場
合がある。ただし、常にＵＣＲを１００％とすることは
色の再現性を損なうため、通常行なわない。また、画像
中に白黒部分が多く含まれている場合は、ＵＣＲの量を
大きくして、自然色部の色の再現性を多少落としても、
視覚的に、十分である場合がある。さらに、記録時間を
短縮して、かつインクの消費量を抑制するほうが重要で
ある場合があった。
いる。ＵＣＲの量は色をより自然に再現させるため、グ
レー成分の多いところではより大きくする処理をする場
合がある。ただし、常にＵＣＲを１００％とすることは
色の再現性を損なうため、通常行なわない。また、画像
中に白黒部分が多く含まれている場合は、ＵＣＲの量を
大きくして、自然色部の色の再現性を多少落としても、
視覚的に、十分である場合がある。さらに、記録時間を
短縮して、かつインクの消費量を抑制するほうが重要で
ある場合があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、カラー画像を記録する際、白黒部分が多く画像中に
含まれていても、Ｂkのインクだけではなく、ＣＭＹの
３色を重ねて黒成分を表現しており、記録時間を短縮し
て、かつインクの消費量を抑制することはできなかっ
た。また、Ｂkの成分を増やして、黒の色調を強調し
て、画質を高めることもできなかった。
は、カラー画像を記録する際、白黒部分が多く画像中に
含まれていても、Ｂkのインクだけではなく、ＣＭＹの
３色を重ねて黒成分を表現しており、記録時間を短縮し
て、かつインクの消費量を抑制することはできなかっ
た。また、Ｂkの成分を増やして、黒の色調を強調し
て、画質を高めることもできなかった。
【０００７】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録剤をより効率的に使用し、かつ高画質の画像を
記録する画像処理方法とその装置を提供することを目的
とする。
で、記録剤をより効率的に使用し、かつ高画質の画像を
記録する画像処理方法とその装置を提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像処理方法とその装置は以下の構成を備
える。即ち、画像のグレー成分を所定の割合で黒成分に
変換するためのグレー成分の割合を設定する設定工程
と、前記画像のグレー成分を前記割合で抽出して、黒成
分に変換する下色除去処理工程と、前記変換された黒成
分と前記抽出された残りの画像成分から、画像形成する
形成工程とを備える。また、別の発明は、画像のグレー
成分を所定の割合で黒成分に変換するためのグレー成分
の割合を設定する設定手段と、前記画像のグレー成分を
前記割合で抽出して、黒成分に変換する下色除去処理手
段と、前記変換された黒成分と前記抽出された残りの画
像成分から、画像形成する形成手段と、を備える。
め、本発明の画像処理方法とその装置は以下の構成を備
える。即ち、画像のグレー成分を所定の割合で黒成分に
変換するためのグレー成分の割合を設定する設定工程
と、前記画像のグレー成分を前記割合で抽出して、黒成
分に変換する下色除去処理工程と、前記変換された黒成
分と前記抽出された残りの画像成分から、画像形成する
形成工程とを備える。また、別の発明は、画像のグレー
成分を所定の割合で黒成分に変換するためのグレー成分
の割合を設定する設定手段と、前記画像のグレー成分を
前記割合で抽出して、黒成分に変換する下色除去処理手
段と、前記変換された黒成分と前記抽出された残りの画
像成分から、画像形成する形成手段と、を備える。
【作用】以上の構成において、画像のグレー成分を所定
の割合で黒成分に変換するためのグレー成分の割合を設
定し、前記画像のグレー成分を前記割合で抽出して、黒
成分に変換する下色除去をおこない、前記変換された黒
成分と前記抽出された残りの画像成分から、画像形成す
る。また、別の発明は、設定手段が、画像のグレー成分
を所定の割合で黒成分に変換するためのグレー成分の割
合を設定し、下色除去処理手段が、前記画像のグレー成
分を前記割合で抽出して黒成分に変換し、形成手段が、
前記変換された黒成分と前記抽出された残りの画像成分
から画像を形成する。
の割合で黒成分に変換するためのグレー成分の割合を設
定し、前記画像のグレー成分を前記割合で抽出して、黒
成分に変換する下色除去をおこない、前記変換された黒
成分と前記抽出された残りの画像成分から、画像形成す
る。また、別の発明は、設定手段が、画像のグレー成分
を所定の割合で黒成分に変換するためのグレー成分の割
合を設定し、下色除去処理手段が、前記画像のグレー成
分を前記割合で抽出して黒成分に変換し、形成手段が、
前記変換された黒成分と前記抽出された残りの画像成分
から画像を形成する。
【０００９】
【実施例】図１は、本実施例の画像処理装置の信号処理
部分を示す。図１において、１０１はＲ(Red) ，Ｇ(Gre
en) ，Ｂ(Blue)の各色成分の輝度をＹＭＣ（Ｙ：yello
w,Ｍ：magenta,Ｃ：cyan）の各色成分の濃度に変換する
輝度−濃度変換部、１０２はＢk成分を抽出するＵＣＲ
(Under Color Removal) 処理部、１０３はマスキング処
理部であり、マスキング処理部１０３の出力がプリント
用の４色のインクの量を制御する。１０５は外部からエ
コノミーモードを設定または解除するための入力スイッ
チであり、その情報は記憶部１０４に記憶される。ＵＣ
Ｒ１０２では、記憶部１０４の記憶内容の違いによっ
て、内部処理パラメータを変える。図２は、ＵＣＲ１０
２での処理を説明するフローチャートである。
部分を示す。図１において、１０１はＲ(Red) ，Ｇ(Gre
en) ，Ｂ(Blue)の各色成分の輝度をＹＭＣ（Ｙ：yello
w,Ｍ：magenta,Ｃ：cyan）の各色成分の濃度に変換する
輝度−濃度変換部、１０２はＢk成分を抽出するＵＣＲ
(Under Color Removal) 処理部、１０３はマスキング処
理部であり、マスキング処理部１０３の出力がプリント
用の４色のインクの量を制御する。１０５は外部からエ
コノミーモードを設定または解除するための入力スイッ
チであり、その情報は記憶部１０４に記憶される。ＵＣ
Ｒ１０２では、記憶部１０４の記憶内容の違いによっ
て、内部処理パラメータを変える。図２は、ＵＣＲ１０
２での処理を説明するフローチャートである。
【００１０】まず、ステップＳ１では、記憶部１０４の
設定が、エコノミーモードか否かをチェックし、エコノ
ミーモードに設定されていれば、ＵＣＲを１００％に設
定する。また、エコノミーモードでなければ、ＵＣＲを
５０％に設定する。この設定は、プリントが開始する始
めに行う。
設定が、エコノミーモードか否かをチェックし、エコノ
ミーモードに設定されていれば、ＵＣＲを１００％に設
定する。また、エコノミーモードでなければ、ＵＣＲを
５０％に設定する。この設定は、プリントが開始する始
めに行う。
【００１１】次に、図１を参照して画像を入力してから
プリントまでの処理を説明する。
プリントまでの処理を説明する。
【００１２】イメージスキャナ１１０、あるいは不図示
のカラーファクシミリの読取り部で読取られるカラー画
像データは通常ＲＧＢ３色の輝度データとして処理され
る。そのＲＧＢデータは,輝度濃度変換部１０１で、次
のように対数変換処理されて濃度データに変換される。
即ち、 Ｃ＝−ｌｏｇＲ，Ｍ＝−ｌｏｇＧ，Ｙ＝−ｌｏｇＢ これでＲＧＢの各データは、それぞれの補色の濃度に変
換される。
のカラーファクシミリの読取り部で読取られるカラー画
像データは通常ＲＧＢ３色の輝度データとして処理され
る。そのＲＧＢデータは,輝度濃度変換部１０１で、次
のように対数変換処理されて濃度データに変換される。
即ち、 Ｃ＝−ｌｏｇＲ，Ｍ＝−ｌｏｇＧ，Ｙ＝−ｌｏｇＢ これでＲＧＢの各データは、それぞれの補色の濃度に変
換される。
【００１３】そのＣＭＹの３成分は、ＵＣＲ処理部１０
２に送られ、中間調の自然色のグレー成分をＢｋに置き
換える処理が行われる。通常、ＵＣＲ処理はグレーの濃
度が一定以上のところで行なわれる。すなわち、画像デ
ータがある程度以上明るい部分はＣＭＹ成分をＢｋに置
き換えない。また、ＵＣＲ処理を行なう部分では、グレ
ーの濃度が濃いほど、ＵＣＲ量を多くするのが一般的で
ある。そして、ＵＣＲ処理を開始するグレー濃度及び、
それ以上の濃度でＵＣＲ量をどのように変化させるか
は、各システムに特有なものとなるため、最も自然な再
生記録ができるようにカットアンドトライで決定され
る。
２に送られ、中間調の自然色のグレー成分をＢｋに置き
換える処理が行われる。通常、ＵＣＲ処理はグレーの濃
度が一定以上のところで行なわれる。すなわち、画像デ
ータがある程度以上明るい部分はＣＭＹ成分をＢｋに置
き換えない。また、ＵＣＲ処理を行なう部分では、グレ
ーの濃度が濃いほど、ＵＣＲ量を多くするのが一般的で
ある。そして、ＵＣＲ処理を開始するグレー濃度及び、
それ以上の濃度でＵＣＲ量をどのように変化させるか
は、各システムに特有なものとなるため、最も自然な再
生記録ができるようにカットアンドトライで決定され
る。
【００１４】入力部１０５は,例えば、押しボタンスイ
ッチであり、スイッチを押下するたびに記憶部１０４の
内容はエコノミーモードのオン，オフの反転を行う。即
ち、エコノミーモードの設定及び解除を行なう。エコノ
ミーモードがオンの時には、ＵＣＲ処理部１０２におい
て、ＵＣＲ量は常に１００％となるように処理する。ま
た表示部１０５では、エコノミーモードの状態が分かる
ようにＬＥＤまたは液晶表示等でオンまたはオフ状態を
表示する。ＵＣＲが１００％に設定されると、自然色部
分のグレー成分が、すべてＢｋに置き換えられて記録さ
れるため、シャドー部分が暗めに表現され、再現性が多
少損なわれる場合がある。しかし、白黒部分の画像の時
にはＣＭＹの成分が無くなり、Ｂｋのみでの記録とな
る。したがって、白黒部分の多いカラー画像の記録の場
合にはＣＭＹインクが節約される。
ッチであり、スイッチを押下するたびに記憶部１０４の
内容はエコノミーモードのオン，オフの反転を行う。即
ち、エコノミーモードの設定及び解除を行なう。エコノ
ミーモードがオンの時には、ＵＣＲ処理部１０２におい
て、ＵＣＲ量は常に１００％となるように処理する。ま
た表示部１０５では、エコノミーモードの状態が分かる
ようにＬＥＤまたは液晶表示等でオンまたはオフ状態を
表示する。ＵＣＲが１００％に設定されると、自然色部
分のグレー成分が、すべてＢｋに置き換えられて記録さ
れるため、シャドー部分が暗めに表現され、再現性が多
少損なわれる場合がある。しかし、白黒部分の画像の時
にはＣＭＹの成分が無くなり、Ｂｋのみでの記録とな
る。したがって、白黒部分の多いカラー画像の記録の場
合にはＣＭＹインクが節約される。
【００１５】ＵＣＲ処理で出力されたＣＭＹＢｋの４成
分は、マスキング部１０３によってマスキング処理され
て実際に再生記録に用いられるインクやトナーの成分シ
アン（Cyan），マゼンタ（Magenta），イエロー（Yello
w），ブラック（Black） の４成分に変換されて使用さ
れる。マスキング部１０３では、輝度濃度変換及びＵＣ
Ｒ処理後のＣＭＹＢｋデータを実際に再生記録に使用さ
れるインクやトナーの特性に合わせて補正し、より自然
な色を再現するような変換処理が行なわれる。
分は、マスキング部１０３によってマスキング処理され
て実際に再生記録に用いられるインクやトナーの成分シ
アン（Cyan），マゼンタ（Magenta），イエロー（Yello
w），ブラック（Black） の４成分に変換されて使用さ
れる。マスキング部１０３では、輝度濃度変換及びＵＣ
Ｒ処理後のＣＭＹＢｋデータを実際に再生記録に使用さ
れるインクやトナーの特性に合わせて補正し、より自然
な色を再現するような変換処理が行なわれる。
【００１６】マスキング部１０３の出力は、プリンタ１
０７へ送られプリントされる。インクジェット方式のプ
リンタであれば、４つのインクの吐出量の制御に用いら
れ、電子写真方式のものであればトナーの量の制御に使
用される。
０７へ送られプリントされる。インクジェット方式のプ
リンタであれば、４つのインクの吐出量の制御に用いら
れ、電子写真方式のものであればトナーの量の制御に使
用される。
【００１７】インクジェット方式のプリンタの場合、Ｂ
ｋのインク吐出用のノズルの数がＣＭＹ用のノズル数よ
りも多い構成のものがあり、その場合、ＵＣＲ１００％
の時には白黒部分の記録時にＣＭＹを使用せず、Ｂｋの
みとなるため記録時間も短くなる。
ｋのインク吐出用のノズルの数がＣＭＹ用のノズル数よ
りも多い構成のものがあり、その場合、ＵＣＲ１００％
の時には白黒部分の記録時にＣＭＹを使用せず、Ｂｋの
みとなるため記録時間も短くなる。
【００１８】次に、本実施例で適用するインクジェット
プリンタの説明を行う。
プリンタの説明を行う。
【００１９】＜装置本体の概略説明＞図４は、本発明が
適用できるインクジェット記録装置ＩＪＲＡの、図１の
プリンタに対応する概観図である。同図において、駆動
モータ５０１３の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア５
０１１，５００９を介して回転するリードスクリュー５
００５の螺旋溝５００４に対して係合するキャリッジＨ
Ｃはピン（不図示）を有し、矢印ａ，ｂ方向に往復移動
される。このキャリッジＨＣには、インクジェットカー
トリッジＩＪＣが搭載されている。５００２は紙押え板
であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン５
０００に対して押圧する。５００７，５００８はフォト
カプラで、キャリッジのレバー５００６のこの域での存
在を確認して、モータ５０１３の回転方向切り換え等を
行うためのホームポジション検知手段である。５０１６
は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材５０２
２を支持する部材で、５０１５はこのキャップ内を吸引
する吸引手段で、キャップ内開口５０２３を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。５０１７はクリーニングブレ
ードで、５０１９はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板５０１８にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、５０１２は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム５０２０の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
適用できるインクジェット記録装置ＩＪＲＡの、図１の
プリンタに対応する概観図である。同図において、駆動
モータ５０１３の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア５
０１１，５００９を介して回転するリードスクリュー５
００５の螺旋溝５００４に対して係合するキャリッジＨ
Ｃはピン（不図示）を有し、矢印ａ，ｂ方向に往復移動
される。このキャリッジＨＣには、インクジェットカー
トリッジＩＪＣが搭載されている。５００２は紙押え板
であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン５
０００に対して押圧する。５００７，５００８はフォト
カプラで、キャリッジのレバー５００６のこの域での存
在を確認して、モータ５０１３の回転方向切り換え等を
行うためのホームポジション検知手段である。５０１６
は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材５０２
２を支持する部材で、５０１５はこのキャップ内を吸引
する吸引手段で、キャップ内開口５０２３を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。５０１７はクリーニングブレ
ードで、５０１９はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板５０１８にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、５０１２は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム５０２０の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【００２０】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー５００５の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー５００５の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【００２１】＜制御構成の説明＞次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御構成について、図５に示
すブロック図を参照して説明する。制御回路を示す同図
において、１７００は記録信号を入力するインターフェ
ース、１７０１はＭＰＵ、１７０２はＭＰＵ１７０１が
実行する制御プログラムを格納するプログラムＲＯＭ、
１７０３は各種データ（上記記録信号やヘッドに供給さ
れる記録データ等）を保存しておくダイナミック型のＲ
ＯＭである。１７０４は記録ヘッド１７０８に対する記
録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インタ
ーフェース１７００、ＭＰＵ１７０１、ＲＡＭ１７０３
間のデータ転送制御も行う。１７１０は記録ヘッド１７
０８を搬送するためのキャリアモータ、１７０９は記録
紙搬送のための搬送モータである。１７０５はヘッドを
駆動するヘッドドライバ、１７０６、１７０７はそれぞ
れ搬送モータ１７０９、キャリアモータ１７１０を駆動
するためのモータドライバである。
記録制御を実行するための制御構成について、図５に示
すブロック図を参照して説明する。制御回路を示す同図
において、１７００は記録信号を入力するインターフェ
ース、１７０１はＭＰＵ、１７０２はＭＰＵ１７０１が
実行する制御プログラムを格納するプログラムＲＯＭ、
１７０３は各種データ（上記記録信号やヘッドに供給さ
れる記録データ等）を保存しておくダイナミック型のＲ
ＯＭである。１７０４は記録ヘッド１７０８に対する記
録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インタ
ーフェース１７００、ＭＰＵ１７０１、ＲＡＭ１７０３
間のデータ転送制御も行う。１７１０は記録ヘッド１７
０８を搬送するためのキャリアモータ、１７０９は記録
紙搬送のための搬送モータである。１７０５はヘッドを
駆動するヘッドドライバ、１７０６、１７０７はそれぞ
れ搬送モータ１７０９、キャリアモータ１７１０を駆動
するためのモータドライバである。
【００２２】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース１７００に記録信号が入るとゲートアレイ１
７０４とＭＰＵ１７０１との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ１
７０６、１７０７が駆動されると共に、ヘッドドライバ
１７０５に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。尚、ヘッドドライバ１７０５
の記録ヘッドはＹＭＣＢKの各ヘッドが搭載されてお
り、これらヘッドの組み合わせにより、プリント色を表
現する。
ーフェース１７００に記録信号が入るとゲートアレイ１
７０４とＭＰＵ１７０１との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ１
７０６、１７０７が駆動されると共に、ヘッドドライバ
１７０５に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、印字が行われる。尚、ヘッドドライバ１７０５
の記録ヘッドはＹＭＣＢKの各ヘッドが搭載されてお
り、これらヘッドの組み合わせにより、プリント色を表
現する。
【００２３】以上のようなインクジェットプリンタの制
御構成に、本発明の構成要素を組み込むことが可能であ
る。
御構成に、本発明の構成要素を組み込むことが可能であ
る。
【００２４】尚、上記実施例では、カラーファクシミリ
などの装置の内部での信号処理について記したが、パソ
コンでカラー画像処理を行ない、カラープリンタにより
画像を出力するような場合にも、パソコンのソフトに同
様の機能を追加すれば応用が可能であるのは言うまでも
ない。
などの装置の内部での信号処理について記したが、パソ
コンでカラー画像処理を行ない、カラープリンタにより
画像を出力するような場合にも、パソコンのソフトに同
様の機能を追加すれば応用が可能であるのは言うまでも
ない。
【００２５】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、１つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
システムに適用しても、１つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【００２６】以上説明したように、本実施例によれば、
ＣＭＹＢｋの４色を用いて中間調を持った自然色の画像
を再生記録する装置において、ＵＣＲの量を設定し、そ
の設定状態に応じて、ＵＣＲの量を変化させることによ
り、白黒部分を含む画像に対して、自然色部の色の再現
性を落して記録時間を短縮し、カラー用のインクの消費
を抑えることができる。
ＣＭＹＢｋの４色を用いて中間調を持った自然色の画像
を再生記録する装置において、ＵＣＲの量を設定し、そ
の設定状態に応じて、ＵＣＲの量を変化させることによ
り、白黒部分を含む画像に対して、自然色部の色の再現
性を落して記録時間を短縮し、カラー用のインクの消費
を抑えることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクをより効率的に使用し、かつ高画質の画像を形成で
きる。
ンクをより効率的に使用し、かつ高画質の画像を形成で
きる。
【００２８】
【図１】本実施例の画像処理装置の構成図である。
【図２】ＵＣＲ部の処理例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】ＵＣＲ部の処理の説明図である。
【図４】インクジェットプリンタの構造図である。
【図５】インクジェットプリンタの制御部を説明する図
である。
である。
１０１ 輝度濃度変換部 １０２ ＵＣＲ（Under Color Removal ：下色除去）処
理部 １０３ マスキング部 １０４ 記憶部 １０５ 入力部 １０６ 表示部 １１０ イメージスキャナ
理部 １０３ マスキング部 １０４ 記憶部 １０５ 入力部 １０６ 表示部 １１０ イメージスキャナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 4226−5Ｃ Ｈ０４Ｎ 1/46 Ｚ (72)発明者 信田 弘志 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 カラー画像を各記録剤を用いて画像形成
する画像処理方法であって、 画像のグレー成分を所定の割合で黒成分に変換するため
のグレー成分の割合を設定する設定工程と、 前記画像のグレー成分を前記割合で抽出して、黒成分に
変換する下色除去処理工程と、 前記変換された黒成分と前記抽出された残りの画像成分
から、画像形成する形成工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項２】 前記割合を表示する表示工程を、 さらに備えることを特徴とする請求項１に記載の画像処
理方法。 - 【請求項３】 前記記録剤はインクであることを特徴と
する請求項１に記載の画像処理方法。 - 【請求項４】 カラー画像を各記録剤を用いて画像形成
する画像処理装置であって、 画像のグレー成分を所定の割合で黒成分に変換するため
のグレー成分の割合を設定する設定手段と、 前記画像のグレー成分を前記割合で抽出して、黒成分に
変換する下色除去処理手段と、 前記変換された黒成分と前記抽出された残りの画像成分
から、画像形成する形成手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項５】 前記割合を表示する表示手段を、 さらに備えることを特徴とする請求項４に記載の画像処
理装置。 - 【請求項６】 前記記録剤はインクであることを特徴と
する請求項４に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5227160A JPH0787344A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 画像処理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5227160A JPH0787344A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 画像処理方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787344A true JPH0787344A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16856439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5227160A Withdrawn JPH0787344A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 画像処理方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787344A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030018465A (ko) * | 2001-08-29 | 2003-03-06 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 잉크절약모드 인쇄방법 |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5227160A patent/JPH0787344A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030018465A (ko) * | 2001-08-29 | 2003-03-06 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 잉크절약모드 인쇄방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101491075B (zh) | 图像处理设备和图像处理方法 | |
| EP0733958B1 (en) | Image processing apparatus | |
| JP2002321396A (ja) | 色の光源依存性を抑えた印刷 | |
| JPH0515105B2 (ja) | ||
| US7855809B2 (en) | Image processing apparatus and method for executing a process of error diffusion | |
| EP1312043B1 (en) | Method and apparatus for two-color thermal point of sale (pos) printing | |
| JP2003048340A (ja) | 輪郭のボケを抑制する印刷 | |
| CN114055967B (zh) | 印刷***、印刷任务生成装置、图像形成装置 | |
| JPH0787344A (ja) | 画像処理方法とその装置 | |
| US20020126303A1 (en) | Printer having scanning function, color converting device and color converting method | |
| JP3080955B2 (ja) | カラー画像処理装置 | |
| JP4259254B2 (ja) | 画像データ処理装置およびそれを備えた印刷データ作成装置、インクジェット記録装置、画像データ処理プログラム及び画像データ処理方法 | |
| JP3068622B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| US5914792A (en) | Color recording method and a color printer | |
| US7859730B2 (en) | Printer with scanner function, and its control method and control program product | |
| CN114079703B (zh) | 图像处理装置、预览图像显示方法以及记录介质 | |
| JP3311101B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2537208B2 (ja) | 画像信号処理装置 | |
| JP2731132B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JP4009849B2 (ja) | 色変換装置、色変換方法、色変換プログラム、色変換テーブル作成装置、色変換テーブル作成方法、色変換テーブル作成プログラム、印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム | |
| JP2856292B2 (ja) | カラープリンタの下色除去方法 | |
| JP2003251862A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体 | |
| JP3010218B2 (ja) | カラープリンタ制御装置およびカラープリンタ | |
| JP2004262186A (ja) | 輪郭の滲みを抑制する印刷 | |
| JP3429909B2 (ja) | カラーイメージスキャナ搭載プリンタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |