JPH0784485A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH0784485A
JPH0784485A JP6119027A JP11902794A JPH0784485A JP H0784485 A JPH0784485 A JP H0784485A JP 6119027 A JP6119027 A JP 6119027A JP 11902794 A JP11902794 A JP 11902794A JP H0784485 A JPH0784485 A JP H0784485A
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JP
Japan
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image
signal
image forming
unit
signal line
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JP6119027A
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Koichi Ishimoto
高一 石本
Mitsuru Kurita
充 栗田
Toshiyuki Kitamura
敏之 北村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数出力装置を同時に用いて高速の画像出力
を得るに適したシステム及びそのための装置を提供す
る。 【構成】 色分解されたカラー画像信号をCCD101
で読み込み、読み込まれた画像信号に所定の画像処理を
施した後に、プリンタ352より印刷出力するのに先立
ち、画像処理された画像信号にアドオン部119で他と
区別のつく付加情報を重畳し、該付加情報の重畳された
画像信号をプリンタ352より印刷出力する。この付加
情報は、例えばいろ分解されたカラー画像信号の要素色
のうち最も目立ちにくい色のみで形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像形成装置を
互いに接続し、同時に像形成可能な画像形成システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機を構成するリーダ
/プリンタは、それぞれが画像読取装置/画像出力装置
として単独で利用することが可能であるため、例えば外
部I/F装置を用いて一般のコンピユータシステムと接
続し、画像の入出力装置として利用したり、複数組みの
リーダ/プリンタを分割して接続し、これらをコントロ
ールする中央制御手段を設け、複数プリンタを同時に用
いて高コピーボリューム(CV)を確保するようなシス
テムなどが提唱されている。
【0003】また、カラー複写機、カラープリンタの性
能向上に伴い、これらの装置の不正利用の可能性が生じ
ている。しかし、従来は複写された複写物によつてどの
装置で複写したかを特定すること、若しくは複写した人
物を特定することはほとんど不可能であつた。このよう
な不正複写を防止するために、カラー複写機、カラープ
リンタ自体に特定原稿の画像パターンのデータを登録し
ておき画像認識回路によりこれを識別して不正なコピー
を強制的に禁止するといつたことが検討されている。
【0004】しかしながら、こうした特定原稿を判定す
る回路は登録可能な画像パターンの数に限りがあるの
で、全ての種類の特定原稿の登録は不可能であるという
欠点がある。また、外部インターフエースを持つカラー
複写機やカラープリンタでは、こうした特定原稿判定回
路が機能しない場合がある。例えば、外部インターフエ
ース上の画像データがレツド、グリーン、ブルーの三原
色データが同時に送られてくる仕様であれば上述の特定
原稿判定回路は動作可能であるが、シアン、マゼンタ、
イエロー、ブラツクのようにプリンタの個別の特性に合
わせたデータ仕様であると、色再現可能な組み合わせが
複数種類存在するため、判定用の画像パターンが複数必
要になり特定原稿検出のための判定は非常に難しくなる
と共に、判定可能画像数が少なくなるという欠点があ
る。
【0005】さらに、各色成分の画像データが一色毎に
面順次に送られてくる場合には、画像判定のためにメモ
リに画像データを貯えておかねばならず、装置のコスト
高になり特定原稿判定に多大な費用が必要になるという
欠点も生じてくる。さらに、外部インターフエースから
の画像信号の問題が解決したと仮定して、対象とする特
定原稿の数を認識可能な数に限定して認識を行つたとし
ても、登録された特定原稿によく似ている絵を特定原稿
であると誤判定してしまつたり、汚れた特定原稿を特定
原稿ではないと誤判定してしまうことは避けられない。
【0006】従って、特定原稿検出のための手段を装置
自体に加えることは重要ではあるが、検出に限界がある
ので、本来複写されるべきではない原稿の複写が行われ
た場合、複写を行つた複写機もしくは、複写した人物を
特定することが重要となる。こうした背景を基に、複写
装置あるいは複写した人物を特定できる情報などを原稿
画像に付加する技術が検討されている。その技術とは、
複写機の出力色成分(例えばマゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラツク)のうち、人間の目には最も目立たない出
力色成分(例えばイエロー)を使つて、その出力色成分
の画像信号を変調(例えば一定値を加える)し、複写装
置の製造番号などを表わすパターンを付加するものであ
る。
【0007】一方、反射原稿のみならず多種多様の画像
(例えば、コンピユータグラフイツク(CG)画像)を
出力したいという要求は依然として高く、この機能は現
在のデジタル複写機では必須である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなデジタル複写機におけるシステム展開を考えた場
合、付加情報が適切に設定されてないために、実際にコ
ピー時に用いられたリーダ、プリンタと付加情報との対
応がとられず、再生画像からそれをコピーした複写機や
人物などを特定するには、はなはだ不都合であつた。
【0009】また、前述したように、デジタル複写機に
おけるシステム展開を考えた場合、その中のテーマのひ
とつに、「複数出力装置を同時に用いた高CVを達成で
きるシステム構成をとる」場合に、複数組のリーダ/プ
リンタを接続し、これらをコントロールする中央制御装
置を用いるような手法においては、中央制御装置の構成
を考える際に接続できるリーダ/プリンタのセツト数を
決定しなければならず、必要に応じた柔軟なシステム拡
張をするという点においては限界が生じる。
【0010】本発明は、前述した複数出力を同時に用い
て、高速の画像出力を得るに適したシステム及びそのた
めの装置を提供することを第1の目的とする。また、本
発明の他の目的は、再生画像から当該再生画像を出力し
たシステムを構成する画像形成装置を正しく特定するこ
とを可能とする画像形成システム及びそのための装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明による画像形成システムは以下の構成を備
える。即ち、画像を入力する画像入力手段と、前記画像
入力手段により入力された画像信号を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された画像信号に基づいて出力
媒体に像を形成する画像形成手段と、前記画像記憶手段
を制御する制御信号及び前記画像信号とを外部に出力可
能とすると共に外部装置より入力可能とする画像信号及
び画像制御信号切り替え手段を有する画像形成装置を、
複数互いに接続し、互いに画像信号を転送可能な画像形
成システムであつて、システムを形成する前記複数の画
像形成装置の少なくとも1つに画像メモリユニツトを接
続するメモリ接続手段を備え、メモリ接続手段により接
続された前記画像メモリユニツトからシステムに接続さ
れた複数の画像形成装置の前記記憶手段へ同時にデータ
転送可能とする。
【0012】また、画像信号を入力する画像入力手段
と、該画像入力手段により入力された画像信号を処理す
る画像処理手段と、該画像処理手段により画像処理され
た画像信号に付加情報を重畳する付加情報重畳手段とを
備え、該付加情報重畳手段の出力を複数の画像形成部に
出力して出力画像を得る画像形成装置を、複数互いに接
続し、同時に像形成可能な画像形成システムであつて、
システムを形成する前記複数の画像形成装置より得られ
る出力画像に個々の画像形成装置で異なる付加情報を付
加可能と、又は、システムを形成する前記複数の画像形
成装置より得られる出力画像に同一形式の付加情報を付
加可能とする。
【0013】更にまた、画像を入力する画像入力手段
と、前記画像入力手段により入力された画像信号を記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像信号に
基づいて出力媒体に像を形成する画像形成手段と、前記
画像記憶手段を制御する制御信号及び前記画像信号とを
外部に出力可能とすると共に外部装置より入力可能とす
る画像信号及び画像制御信号切り替え手段を有する画像
形成装置を、複数互いに接続し、互いに画像信号を転送
可能な画像形成システムであつて、システムを形成する
前記複数の画像形成装置の少なくとも1つに画像メモリ
ユニツトを接続するメモリ接続手段を備え、前記メモリ
接続手段により接続された前記画像メモリユニツトから
の画像データを前記複数の画像形成装置の記憶手段へ書
き込みは画像の主走査同期信号と副走査同期信号に従つ
て行われ、前記複数の画像形成装置の主走査同期信号
は、それぞれの装置内で発生する信号であることを特徴
とする画像形成システムとする。
【0014】あるいは、画像を入力する画像入力手段
と、前記画像入力手段により入力された画像信号を記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像信号に
基づいて出力媒体に像を形成する画像形成手段と、前記
画像記憶手段を制御する制御信号及び前記画像信号とを
外部に出力可能とすると共に外部装置より入力可能とす
る画像信号及び画像制御信号切り替え手段を有する画像
形成装置を、複数互いに接続し、互いに画像信号を転送
可能な画像形成システムであつて、システムに接続され
た前記複数の画像形成装置のうちの選択された画像形成
装置の読み取り手段で読み取られ前記画像変換手段で変
換されたデジタル画像信号を、前記複数の画像形成装置
内の記憶手段にデータ転送して書き込み可能に構成す
る。
【0015】
【作用】以上の構成において、付加情報を適切に設定す
ることにより、再生画像から当該再生画像を出力したシ
ステムを構成する画像形成装置を正しく特定することが
可能となる。また、画像メモリユニツトからの出力時は
各装置で同時に読み込むことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。近年、デジタル複写機の高速化に伴
い、複写機内部に読み取つた画像データを記憶するため
のフルページメモリを搭載したデジタル複写機が出現し
始めている。このようなデジタル複写機では、読み取つ
た画像データを一旦ページメモリ内に記憶させ、出力の
際にこれを読み出すように構成されているために、画像
読取動作と画像書き出し動作のタイミングが一般的な構
成の複写機に比べてより柔軟性があると言える。
【0017】このようなデジタル複写機において、ペー
ジメモリに画像データを書き込むための制御信号を複写
機外からもとり込むことができるような構成にし、画像
信号ともども複写機からの出し入れを切り替えることが
できる手段を持ち、自分自身が発生する画像信号以外に
も他の複写機などが発生する画像信号をもページメモリ
内に記憶させることができるようにすることにより、必
要なCVに応じてシステム構成台数を変更することが可
能な、柔軟な拡張性を備えたシステム(以下、『重連シ
ステム』と称す)を構築することができる。
【0018】ところが、この重連システムにおいては、
1つの画像形成装置の画像読取部、あるいは外部記憶装
置等からの画像信号を、複数の像形成部に転送してプリ
ントアウトする際に付加する付加情報をどのようなもの
にするかということが問題になつてくる。以上の点に鑑
み、以下に示す実施例では、重連システムにおいて、付
加情報を適切に設定することにより、再生画像からそれ
をコピーした重連システムのリーダもしくはプリンタを
正しく特定できるようにしている。
【0019】<第1の実施例>図1に本発明に係る一実
施例のシステム構成を示す。本実施例では画像形成装置
をデジタル複写機で構成している。図1において、10
01〜1004はすべて1セツトのデジタル複写機(以
後、この1セツトを『1ステーシヨン』と呼ぶ)であ
り、それぞれにシステムアドレスを有している。この各
ステーシヨンのシステムアドレスは、重連システムとし
て接続されている中では同じものはなく、また、必ず
「0」のものが存在することが必要である。更に、ビデ
オ信号の切り替えを行うために、このシステムアドレス
の接続順序が決められている。
【0020】本実施例においては、アドレス0のステー
シヨンを一番端に置き、そこから順にシステムアドレス
を上げていくように接続するものとする。1005〜1
007は重連システム接続のためのケーブルであり、そ
の詳細内容は、1010に示されるように、RGBの各
色毎に8本の計24本のビデオ信号線、ビデオ制御線3
本、シリアル通信線4本を含んでいる。1008はこれ
らのデジタル複写機と一般のコンピユータ1009を接
続するためのインターフエース機器である。
【0021】以上の構成におけるシステム中でのビデオ
信号の接続形態を図2に示す。図2において、1101
〜1104は図1に示す各ステーシヨン1001〜10
04中のインターフエース部(I/F部)のみを抜き出
したものである。前述したように、本実施例において
は、他のステーシヨンとの接点(それぞれのI/F部の
1と2)とシステムアドレスとの関係は、自分自身より
も低いアドレスのステーシヨンは1の接点に、自分自身
よりも高いアドレスのステーシヨンは2の接点に接続す
るようになつている。ちなみに以上の関係を保てば、シ
ステムアドレスは必ずしも連続になつていなくとも不都
合は生じない。
【0022】システム中での図2に示す各I/F部にお
けるケーブル1005〜1007(シリアル通信線)の
詳細接続形態を図3に示す。図3において、1201〜
1203は図2に示すそれぞれのステーシヨン1001
〜1003中のインターフエース部1101〜1103
のみを抜きだしたものである。シリアル通信のための信
号線は、ATN*(1207),SiD*(120
6),DACK*(1205),OFFER*(120
4)の4本である。
【0023】ATN*は、重連システムでのマスタース
テーシヨン(システムアドレス0のものと定義する)か
らのデータ転送中をあらわす同期信号であり、ATN*
=1(ローレベル)の時にデータ転送が行われる。マス
ターステーシヨン以外のステーシヨン(以後、『スレー
ブステーシヨン』と呼ぶ)では、ATN*のラインは常
に入力になつている。
【0024】OFFER*は、スレーブステーシヨンが
マスタステーシヨンに対してデータの送信をする際にO
FFER*=1(ローレベル)となり、マスターステー
シヨンでは常に入力になつている。複数のスレーブステ
ーシヨン間ではワイアード・オアで接続されている。D
ACK*は、データの受信側がデータ受信を完了したこ
とを示す信号であり、各ステーシヨン間はワイアード・
オアで接続されている。従つて、受信側が複数ステーシ
ヨンある場合は最も遅いデータ受信完了のステーシヨン
がDACK*をインアクティブにした時にライン上のD
ACK*はインアクティブになる。これによつて、ステ
ーシヨン間でのデータ授受の同期をとつている。
【0025】SiD*は、双方向のシリアルデータであ
り、ATN*(マスタ→スレーブ)、OFFER*(ス
レーブ→マスタ)に同期してデータがやり取りされる。
データ転送方法は半二重調歩同期方式であり、転送速度
やデータ形式はシステム起動時に予め設定される。イン
ターフエース部(1201〜1203)からは、それぞ
れのステーシヨンのコントローラ宛に8本の信号線が出
力されている。TxD及びRxDはシリアル通信の送信
/受信それぞれに、ATNo,DACKo,OFFER
oは入力のI/Oポートに、ATNi,DACKi,O
FFERiは出力のI/Oポートにそれぞれ接続されて
いる。以上に説明した本実施例におけるデータ送信時の
各信号のタイミングチヤートを図4に示す。
【0026】以上の構成を備える本実施例のインターフ
エースを用いて図1に示す重連システムを構築した際に
は、シリアル信号線である前述のケーブル1005〜1
007等を介して通信を行うわけであるが、その際に用
いられる主なコマンドを図5に示す。図5において、コ
ード10であるインターフエイスクリアコマンドは、重
連システムにかかわるパラメータをリセツトするコマン
ドで、システムアドレスが0に定義されているマスタス
テーシヨンが自分自身の初期化終了後に発行し、OFF
ER*を入力に固定する。各スレーブステーシヨンはこ
のコマンドを受けてATN*を入力に固定し、内部パラ
メータを初期化する。
【0027】コード03であるステータス要求コマンド
は、重連システムに接続されているスレーブの状態など
の情報収集のためのポーリングコマンドであり、マスタ
ステーシヨンがインターフエイスクリアコマンド発行
後、一定時間をおいて各スレーブに向けて発行する。こ
のコマンドはパラメータとしてスレーブを指定するため
の要求先アドレスを含んでいる。
【0028】コード05であるステータス転送コマンド
は、先のステータス要求コマンドにより指定されたスレ
ーブが、自分自身の状態を重連システム中の各ステーシ
ヨンに報告するためのコマンドである。マスタステーシ
ヨンからの指名があつた場合においては、一定時間内に
このコマンドを発行しなければならない。このコマンド
には、自身のシステムアドレスや、エラーの有り無し、
ウエイト中やコピー中をあらわす各種フラグ、用紙の種
類や紙の有り無しなどのパラメータが含まれる。マスタ
ステーシヨンからのステータス要求コマンドで指名され
たスレーブが一定時間を経過してもステータス転送コマ
ンドを発行しない場合は、マスタステーシヨンは指名し
たスレーブステーシヨンが重連システム中に接続されて
いないものと判断する。
【0029】コード01であるプリントスタートコマン
ドは、画像を転送するステーシヨンが他のどのステーシ
ヨンを使用するのか、また、使用される各ステーシヨン
にどのように枚数を分配するのかなどを指定し、使用さ
れるステーシヨンに画像受取の準備をさせるためのコマ
ンドである。このコマンドは、画像転送元アドレス,要
求先アドレス、用紙サイズ、枚数などがパラメータとし
て含まれる。
【0030】コード06である画像転送終了コマンド
は、画像転送元ステーシヨンが他のステーシヨンに対し
て画像転送の終了を報告するためのものである。以上の
構成を備える本実施例の重連システムを用いて、特定の
ステーシヨンのリーダの原稿台上に置かれた原稿画像
を、他のステーシヨンの複数のプリンタから出力する際
の手順を説明する。
【0031】以下の説明は、図1に示すA,B,C,D
の4台のステーシヨンが重連システムに接続されてお
り、ステーシヨンA1001のリーダ部原稿台上に原稿
となるものが置かれているものとして行う。ステーシヨ
ンA1001のリーダ部操作パネルを操作して、B,
C,Dのステーシヨン(1002〜1004)に異常が
なく使用できることを確認した後、A,B,C,D全て
のステーシヨン(1001〜1004)を用いて出力す
るように設定し、コピー枚数を設定する。ステーシヨン
A1001のコピースタートキーを押すと、ステーシヨ
ンA1001は設定されたコピー枚数を各ステーシヨン
に分配し全てのステーシヨンに向けてプリントスタート
コマンドを発行する。
【0032】B,C,Dのステーシヨン(1002〜1
004)は、このプリントスタートコマンドを受け取る
と、このコマンドに付属して送られてくるコピー枚数,
用紙サイズ等のパラメータをセツトし、このコマンドの
発行元のシステムアドレスと自分自身のシステムアドレ
スを元にビデオ信号の切り替えを行い、自分自身の画像
メモリへの書き込みのための制御をI/F上のVIDE
O制御線(VCLK,HSYNC,VE)に切り替え、
画像信号待ちの状態に入る。
【0033】一方、ステーシヨンA1001は、画像読
み取りのための設定を行い、自分自身の画像メモリへの
書き込みのための制御信号がI/F上のVIDEO制御
線へも出るように切り替えを行い、画像読み取り動作を
開始する。B,C,Dのステーシヨン(1002〜10
04)は、ステーシヨンA1001の出す制御信号を用
いて各々の画像メモリへの書き込みを行う。ステーシヨ
ンA1001の画像読み取り動作が完了すると、ステー
シヨンA1001から画像転送終了コマンドが発行さ
れ、ステーシヨンA1001およびB,C,Dのステー
シヨン(1002〜1004)はそれぞれプリントアウ
ト動作に入る。
【0034】同様の手順をとることによつて、A,B,
C,Dどのステーシヨンのリーダ部原稿台上に原稿があ
る場合においても、そのステーシヨン上の操作パネルで
の操作により、複数ステーシヨンを利用した出力を得る
ことが可能である。次に、重連システムに接続されたひ
とつのステーシヨンに、IPUなどの外部I/F装置を
介して接続されたホストコンピユータからの出力を複数
のステーシヨンを用いて出力する際の手順を説明する。
【0035】重連システムに接続された全てのステーシ
ヨンの状態は、外部I/F装置1008(以下、『IP
U』と呼ぶ)を介してホストコンピユータ1009に集
計されている。ホストコンピユータ1009上の操作で
重連システムの状態に応じて使用するステーシヨン、コ
ピー枚数、用紙等を設定し、出力イメージをIPUに転
送する。IPUは、これらの設定を接続されているステ
ーシヨン(今回の場合はステーシヨンA1001)に通
達する。
【0036】この通達を受け取つたステーシヨンA10
01は、使用される他のステーシヨンに対してプリント
スタートコマンドを発行する。プリントスタートコマン
ドを受け取つたステーシヨンは、前述した原稿台上の原
稿の出力の場合と同様の手順をふんで、画像信号待ち状
態にはいる。IPUが接続されているステーシヨン10
01は、ビデオ信号を「IPUからの入力」かつ「他の
ステーシヨンへの出力」のモードに切り替えた後、IP
Uに対して画像を送るようにコマンドを発行する。
【0037】IPUからの画像読み出しおよび、残りの
ステーシヨンの画像書き込みに用いられるVIDEO制
御信号は、全てIPUが接続されているステーシヨンA
1001が生成するものを用いてシステム全体の制御が
行われる。従つて、IPUから読みだされた画像データ
は、ステーシヨンA1001の画像メモリに書き込まれ
ると同時に他のステーシヨンの画像メモリにも同時に書
き込まれることになる。画像書き込みの後は、ステーシ
ヨンA1001から画像転送終了コマンドが発行され、
各ステーシヨンでプリントアウト動作が開始される。
【0038】前記いずれの場合においても、使用するス
テーシヨンを選ぶ操作の際に選ばれなかつたステーシヨ
ンに対してもプリントスタートコマンドは発行される。
この場合、例えば「コピー枚数0を含んだプリントスタ
ートコマンドを受け取つたら選ばれなかつたと判断す
る」などの手段が有効と考えられる。こうすることによ
り、選ばれなかつたステーシヨンにおいてもI/F部を
切り替えて、画像信号が目的のステーシヨンに届くよう
にすることが可能になる。プリントスタートコマンド中
にはスタート要求元アドレスが含まれているために、自
分自身のアドレスと比較することによつてI/F部をど
のように切り替えればいいかを判断することができるの
である。
【0039】また、重連システム中に接続されているひ
とつのあるステーシヨンでローカルに(他のステーシヨ
ンを併用しないでという意味)コピーを行つている際に
は、重連システムでのシリアル通信による割り込みをマ
スクし、それがマスタステーシヨンである場合には自分
自身のステータス転送コマンドと各スレーブステーシヨ
ンに対するステータス要求コマンドを一定時間おきに発
行し、それがスレーブステーシヨンである場合には自分
自身のステータス転送コマンドのみを一定時間おきに発
行するように設定する。こうすることにより、コピー中
に不必要な割り込み処理が発生することを防ぐととも
に、他のステーシヨンに対して自分自身のステータスを
知らせることが可能となる。そして、ローカルコピーが
終了すれば、再び重連システムでのシリアル通信による
割り込み処理を許可し、マスタステーシヨンが発行する
ステータス要求コマンドに対してステータス転送コマン
ドを発行するような処理に戻す。
【0040】以上説明した実施例においては、出力画像
の付加情報から、その出力画像を出力する際に用いられ
たプリンタ部を特定することができることになる。以上
の各ステーシヨン1001〜1004の概観図を図6に
示す。図6に示す様に各ステーシヨンは、カラー原稿を
読み取つてデジタル編集処理等を行うリーダ部351、
及び、異なつた像担持体を持ちリーダ部351から送ら
れる各色のデジタル画像信号に応じてカラー画像を再現
するプリンタ部352とで構成される。 (リーダ部351の構成)図7はリーダ351における
デジタル画像処理部のブロツク図である。図示しない原
稿台上のカラー画像は図示しないハロゲンランプで露光
される。その結果、反射像がCCD101にて撮像さ
れ、さらにA/D&S/H回路102にてサンプルホー
ルドされた後A/D変換され、RGB3色のデジタル信
号が生成される。
【0041】各色分解データは、シエーデイング回路1
03にてシエーデイング及び黒補正され、続く入力マス
キング回路104にてNTSC信号への補正がなされ、
セレクタ124に送られる。セレクタ124では、不図
示のCPUにより制御される選択入力126の指示に従
い入力マスキング回路104よりの反射原稿の画像信
号、あるいは外部からビデオインタフエース回路205
を介して送られてきた画像信号かのいずれかの画像信号
を選択して変倍回路105に出力する。
【0042】変倍回路105は、主走査の拡大もしくは
縮小を行う回路であり、変倍結果はLOG回路123及
びセレクタ125に入力される。さらにLOG回路12
3の出力であるビデオデータは、メモリ部106に入力
され、ここで記憶される。メモリ部106には、YMC
のデータとして格納されており、後述するプリンタ部3
52の4ドラムそれぞれのタイミングに合わせて読み出
される。セレクタ125では、不図示のCPUによつて
制御される選択入力127の指示に従い、メモリ部10
6よりの画像信号、あるいは変倍回路105よりの画像
信号のいずれかの画像信号を選択してマスキング・UC
R回路107に出力する。
【0043】マスキング・UCR回路107では、セレ
クタ125(図示しないCPUにより制御される)の出
力信号に対して4色分のマスキング・UCR処理が行わ
れる。そしてγ補正回路109でγ補正され、続くエツ
ジ強調回路110でエツジ強調処理がなされた後、アド
オン部119でアドオン処理がなされる。そしてプリン
タ部352に出力される。
【0044】また、領域生成部116では、原稿先端よ
り一定距離前に取り付けられた原稿先端位置を検出する
ためのセンサの出力DTOP127、内部で生成される
水平同期信号または外部から入力される水平同期信号H
SNC129、紙先センサの出力ITOP1(12
8)、外部から供給される副走査書き込みイネーブル信
号536に基づいて、メモリ部106の主走査書き込み
イネーブル及び読み出しイネーブル信号各1本122、
さらに副走査書き込みイネーブル信号とそれぞれの色に
対する4つの副走査読み出しイネーブル信号121、画
像合成エリア信号126、主走査同期信号HSNC53
2、IPU1008に送る主走査イネーブル信号HEH
2(543)、IPUに送る副走査同期信号ITOP2
(531)、他のリーダ部に送る主走査イネーブル信号
HVE*534、他のリーダに送る副走査イネーブル信
号VVE1(533)が生成される。
【0045】また、130はリーダ部よりの信号を外部
にビデオ出力したり、外部のビデオ信号を入力したりす
るビデオバスセレクタ部である。 (バスセレクタの説明)図8はビデオバスセレクタ13
0及びその周辺部の詳細ブロツク図である。図8に示す
様に、ビデオバスセレクタ130及びその周辺部は、双
方向バツフア504及び505,514及び515,5
19及び520,524及び525,526及び52
7、該双方向バツフアを図示しないCPUで制御するた
めの信号線506,513,521,528,529、
出力バツフア530、周波数変換器(FIFOバツフア
で実現)523、ビデオインタフエース205よりの信
号であるA端子入力またはエツジ強調回路110よりの
信号502であるC端子入力のいずれかを選択出力する
セレクタ508、及びセレクタ508の出力を入力とす
るD−F/F507、ビデオインタフエース205より
の信号であるA端子入力または双方向バツフア504及
び505よりの信号501であるB端子入力のいずれか
を選択出力するセレクタ510、及びセレクタ510の
出力を入力とするD−F/F512、双方向バツフア5
04及び505よりの信号501であるB端子入力又は
エツジ強調回路110よりの信号502であるC端子入
力のいずれかを選択出力するセレクタ516、及びセレ
クタ516の出力を入力とするD−F/F518、メモ
リユニツト(IPU)の副走査同期信号ITOP2(5
31)、及び主走査同期信号532の(3ステート)出
力バツフア、ORゲート542より構成されている。
【0046】又、VVE信号533は、DTOPに基づ
いて領域生成部116で生成される信号であって、他の
装置(リーダプリンタ)への副走査ライトイネーブル信
号、信号536は他の装置(マスター装置)からの副走
査ライトイネーブル信号で、重連モードのスレーブ時、
メモリ部106の副走査ライトイネーブルとして用いら
れる信号であり、信号534は他の装置への主走査イネ
ーブル信号、信号541は他の装置からの主走査イネー
ブル信号(ローアクテイブ)であり、周波数変換器52
3のライトイネーブル信号及びライトリセツト信号(5
39の反転信号)として使われる信号である。
【0047】信号535は装置内及び他の装置へのビデ
オクロツク、信号540は他の装置からのビデオクロツ
クで周波数変換器523のライトクロツクとして使われ
る信号である。信号532は主走査同期信号の反転信号
であり、ここでは周波数変換器523のリードリセツト
信号として使われている。また、552、529,52
8,537,506,509,511,513,52
1,517の各信号は、図示しないCPUでセツトされ
るI/Oポートよりの信号線で、特に552はIPU又
は他の装置から入力される画像信号を自装置のメモリに
書き込むために、IPU又は他の装置へ画像信号の出力
を許容するためのイネーブル信号、529はIPUと画
像をやり取りする時イネーブル(ロー)にする信号、5
28は外部機器に出力時イネーブル(ロー)にする信
号、537は外部機器からの入力時イネーブル(ロー)
にする信号、信号線538は周波数変換器523のイネ
ーブル信号(ローイネーブル)として使われる信号であ
る。
【0048】尚、図8のA端子503、B端子501、
C端子502はそれぞれ図1のビデオセレクタ内のA0
〜A2、B0〜B2、C0〜C2に対応する。かかる各
信号の動作については、後述する(各モードでの信号の
流れ及び同期信号の説明)の中で詳述する。 (アドオン部の説明)アドオン部119はプリンタ毎に
特定の付加情報(例えばプリンタ毎の機体番号)を付加
する部分である。以下、アドオン部119において本実
施例に特有の付加パターンを付加する制御を説明する。
【0049】本実施例における付加パターンの付加方法
を図9に示す例を参照して説明する。図9に黒で示すよ
うに、4×4画素の計16画素の画像信号をそれぞれ+
αし、その左右2×4画素の計16画素の画像信号をそ
れぞれ−αすることにより出来るドツトを1つの単位と
する。これは、カラー複写機のプリンタ部において画像
領域における公知の200ライン処理を行つているた
め、1画素単位のパターンを付加するのでは読み取りに
くくなる場合があるためである。
【0050】このドツトを主走査方向に8mm(128
画素)ごとに等間隔に並べたものをアドオンラインと呼
ぶ。このアドオンラインの例を図10に示す。そして、
図10に示すアドオンラインを、副走査方向に1mm
(16画素)ごとに等間隔に並べる。このアドオンライ
ンを、副走査方向に1mm(16画素)ごとに等間隔に
並べた例を図11に示す。後述するように、1本のアド
オンラインで4ビツトの情報を表わし、8本のアドオン
ラインで全付加情報(32ビツト)を表わし、副走査方
向に繰り返す事とする。そして、図12に示すように、
各アドオンラインには、その1本前のアドオンラインと
比較した時のドツト位置の位相差により情報をのせる。
ただし、ドツトが近づいて目立つのを防ぐため、1本前
のアドオンラインのドツトの近くには打たないようにす
る。
【0051】また、図13に示すように、全付加情報を
表わす8本のアドオンライン(Line0 〜Line7 )のうち
1番目のアドオンライン(Line0 )と4番目のアドオン
ライン(Line3 )には、各ドツトの右に更にドツトを加
える。Line0 では本来のドツト位置から1mm右に、Li
ne3 では本来の位置から2mm右にそれぞれドツトを加
える。これは、各アドオンラインが全付加情報のうちど
の部分の情報を表わしているかを明らかにするためのマ
ークである。
【0052】なお、マークを付加するアドオンラインが
1本では、複写物から副走査方向の上下を確定できない
ため、本実施例では2本のアドオンラインにマークのド
ツトを付加する。本実施例において付加するパターン
は、人間の目で識別し難いように、イエローのトナーの
みで付加される。これは、人間の目がイエローのトナー
で描かれたパターンに対して識別能力が弱いことを利用
したものである。
【0053】また、ドツトの主走査方向の配置間隔(本
実施例では8mm)、及び、副走査方向に全付加情報を
繰り返す間隔(本実施例では8mm)は、対象とする特
定原稿においてドツトが確実に識別できるような薄くて
均一な領域へ確実に全情報が付加されるように定める必
要がある。目安としては、対象とする特定原稿において
ドツトが確実に識別できるような薄くて均一な領域の幅
の2分の1のピツチで情報を付加すればよい。
【0054】次に、本実施例のアドオン部119の詳細
構成について説明する。図14及び図15は図7に示す
本実施例のアドオン部119の詳細構成を示すブロツク
図である。図において、2319は副走査カウンタ、2
314は主走査カウンタである。ここで、副走査カウン
タ2319では主走査同期信号HSYNCを、主走査カ
ウンタ2314では画素同期信号CLKを、それぞれ7
ビツト幅、即ち、128周期で繰り返しカウントする。
ANDゲート2320の出力は副走査カウンタ2319
のビツト2およびビツト3がともに「H(ハイレベ
ル)」のとき出力が「H」になる。即ち、副走査方向1
6ライン毎に4ライン分が「H」となる。本実施例にお
いては、これをアドオンラインのイネーブル信号とす
る。
【0055】また、このANDゲート2320の出力お
よび副走査カウンタ2319の上位3ビツトを入力とす
るゲート2322,2321によりLINE0,LIN
E3が生成される。これはアドオンラインのうちLin
e0,Line3の時に「H」となる信号である。一
方、主走査カウンタ2314は、HSYNCによつて初
期値がロードされる。ANDゲート2315はこの主走
査カウンタ2314の上位4ビツトを入力とするため、
その出力は128画素毎に8画素分が「H」となる。こ
れがドツトのイネーブル信号である。また、ゲート23
16,2317は、主走査カウンタ2314の上位4ビ
ツトと、ゲート2322,2321の出力LINE0,
LINE3とを入力とし、それぞれアドオンラインのL
ine0,Oine3のマークのドツトのイネーブル信
号を生成する。
【0056】これら、ドツト及びマークのイネーブル信
号は、ORゲート2318によりまとめられる。このO
Rゲート2318の出力は、アドオンラインでなくとも
「H」となるため、ANDゲート2324によりアドオ
ンライン以外では「L」となるように(アドオンライン
のみ「H」となるように)する。このANDゲート23
24の出力は、フリツプフロツプ2325にてCLK信
号で同期をとられ、ANDゲート2329に送られる。
【0057】このANDゲート2329の出力は加算回
路2330へ入力され、画像信号M,C,Y,Kのうち
Yのみに加算されて出力Y’を得る。この加算回路23
30は8ビツト長の加算器であるが、結果が「0」未満
になるときは「0」を出力し、結果が「255」を越え
るときは「255」を出力するまた、主走査カウンタ2
314のロード値は以下のように生成される。まず、V
SYNCによりフリツプフロツプ2313及びカウンタ
2309がリセツトされる。そのため、最初のアドオン
ラインでは主走査カウンタ2314の初期値としてゼロ
が設定される。ここで、フリツプフロツプ2313のク
ロツク入力ADLINは、アドオンラインのイネーブル
信号であるANDゲート2320の出力をフリツプフロ
ツプ2323でHSYNCに同期させた信号である。
【0058】フリツプフロツプ2313の出力は主走査
カウンタ2314のロード値に入力されるとともに、加
算器2312にも入力される。加算器2312では一定
値「8」が加算される。これは、一つ前のアドオンライ
ンのドツト位置のすぐ近くには打たないようにするため
のオフセツト値である。そして、加算器2312の出力
は加算器2311に入力される。
【0059】この加算器2311のもう一方の入力に
は、セレクタ2310の出力が接続されている。このセ
レクタ2310は、8本のアドオンラインそれぞれの値
が設定されているレジスタ2301〜2308のうちの
一つを選択するものである。レジスタ2301〜230
8に設定されている値は、本実施例においては装置固有
のものであり、重連システムを構成する各々のステーシ
ヨンによつて異なつている。
【0060】セレクタ2310のセレクト信号は、カウ
ンタ2309によつて生成される。カウンタ2309
は、最初VSYNCによりリセツトされているため、ま
ずレジスタ2301が選択される。そして、信号ADL
INの立ち上がりによりカウンタ2309の値は一つ進
み、セレクタ2310はレジスタ2302の値を出力す
る。その値と加算器2312の出力が加算器2311に
より加算される。そして、信号ALINの立ち下がりで
フリツプフロツプ2313にラツチされ、主走査カウン
タ2314の初期値として用いられる。以降、アドオン
ライン毎に、定数「8」と次のアドオンラインのレジス
タ値が加算されながら、主走査カウンタの初期値は設定
されていく。
【0061】(複写結果)図16に本実施例における特
定の付加情報が付加された複写結果の例を示す。図16
に示す複写例では、ドツトの配置のみを示す。しかし、
本実施例で付加するのはこのドツト配列のみではなく、
パターンとして機械固有の製造番号、もしくは、製造番
号を符号化したパターンとすることにより、複写物を鑑
定すれば複写した装置を特定することができる。
【0062】(各モードでの信号の流れ及び同期信号の
説明)図7及び図8を用いて本実施例における各モード
におけるビデオ信号の流れ及びI/Oポートの設定につ
いて述べる。 [通常コピーモード] 画像信号の流れ CCD101→A/D&S/H回路102→シユーデイ
ング回路103→入力マスキング回路104→セレクタ
124(126は領域生成部で、DTOP及びHSNC
に基づいて生成される信号で、この時、選択入力には
「0」が入力され、A入力が選択出力される。)→変倍
回路105→LOG回路123→メモリ部106→セレ
クタ125(図示しないCPUより「0」がセツトさ
れ、A入力、即ち、メモリからの出力が選択される。)
→マスキング・UCR回路107→γ補正回路109→
エツジ強調回路110→アドオン部119→プリンタ3
52の順で順次処理がなされ、CCD101での読取画
像情報がプリンタ352より複写出力される。
【0063】図8に示すビデオセレクタ130及びそ
の周辺回路のI/O設定 506→“1”(ハイレベル) 509→X 511→X 513→“1”(ハイレベル) 517→X 521→X 528→“1”(ハイレベル) 529→“1”(ハイレベル) 537→“1”(ハイレベル) 552→“1”(ハイレベル) 「外部インタフエースへの出力] 画像信号の流れ CCD101→A/D&S/H回路102→シェーデイ
ング回路103→入力マスキング回路104→セレクタ
124(選択入力126には図示しないCPUから
「0」が入力され、A入力が選択出力される。)→変倍
回路105→セレクタ125(選択入力127には図示
しないCPUより「1」がセツトされB入力、即ち、変
倍回路の出力(RGB信号)が選択される。)→マスキ
ング・UCR回路107→γ補正回路109→エツジ強
調回路110→ビデオバスセレクタ130→ビデオイン
タフエース205の順で順次処理がなされ、CCD10
1での読取画像情報が外部インタフエース(ビデオイン
タフエース205)よりRGB信号で出力される。この
時、マスキング・UCR回路107では、スルー設定が
なされる。さらに重連モード時は、γ補正及びエッジ強
調はスルー設定される。一方、IPUへの取り込モード
時は、RGB信号に対してγ補正回路109及びエッジ
強調回路110によりγ補正及びエッジ強調をかけてか
らIPUへ出力することができる。
【0064】図8に示すビデオセレクタ及びその周辺
回路のI/Oの設定 506→“1”(ハイレベル) 509→X 511→X 513→“1”(ハイレベル) 517→“0”(ローレベル) 521→“0”(ローレベル) 528→“0”(ローレベル) 529→“0”(ローレベル) 537→“1”(ハイレベル) 552→“0”(重連モードでアドレス0時) “1”(上記以外のモード時) [外部インタフエースからの入力] 画像情報(ビデオ)の流れ ビデオインタフエース205→ビデオバスセレクタ13
0→セレクタ124(126には図示しないCPUによ
って1が入力される)→変倍回路105→LOG回路1
23→メモリ部106→セレクタ125(127には図
示しないCPUで0がセツトされる)→マスキング・U
CR回路107→γ補正回路109→エツジ強調回路1
10→アドオン部119→プリンタ352の順で順次処
理がなされ、外部よりビデオインタフエース205を介
して送られてくる画像情報がプリンタ352より複写出
力される。
【0065】更にここでメモリ106の副走査ライトイ
ネーブルは、ビデオインタフェース205を介して領域
生成部に入力する図8に示した536に示す信号が用い
られる。 ビデオセレクタ及びその周辺回路のI/O設定 506→“0”(ローレベル) 509→“0”(ローレベル) 511→X 513→“1”(ハイレベル) 517→“0”(ローレベル) 521→“1”(ハイレベル) 528→“1”(ハイレベル) 529→“0”(ローレベル) 537→“0”(ローレベル) 552→“0”(重連モードでアドレス0時) “1”(上記以外のモード時) (プリンタ部352の構成)図6も参照して本実施例の
プリンタ部352の詳細構成を以下に説明する。図6に
おいて、301はレーザ光を感光ドラム上に走査させる
ポリゴンスキヤナ、302は初段のマゼンタ(M)の画
像形成部であり、同様の構成でシアン(C),イエロー
(Y),ブラツク(K)の各色についての画像形成部を
303,304,305で示す。
【0066】図17に示すように、ポリゴンスキヤナ3
01は、図示しないレーザ制御部によりMCYK独立に
駆動されるレーザ素子401〜404からのレーザビー
ムを、各色の感光ドラム上に走査する。405〜408
は、走査されたレーザビームを検知し主走査同期信号を
生成するBD検知手段である。本実施例のように、2枚
のポリゴンミラーを同一軸上に配置し、1つのモータで
回転させる場合においては、例えば、M,CとY,Kの
レーザビームでは主走査の走査方向が互いに逆方向にな
る。そのため、通常、一方のM,C画像に対して、他方
のY,K画像データは主走査方向に対して鏡像になるよ
うに制御している。
【0067】画像形成部302において、307は転写
ベルト306から分離され、定着前帯電器326,32
7で再帯電された転写部材上のトナー画像を転写部材上
に熱定着させる定着器である。309,310は転写部
材を収納するカセツト、308はカセツト309,31
0から転写部材を供給する給紙部、311は給紙部によ
り給紙された転写部材を転写部材に吸着させる吸着帯電
器、312は転写ベルト306の回転に用いられると同
時に吸着帯電器と対になつて転写ベルト306に転写部
材を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0068】313はドラム318上にトナー現像を行
う現像器であり、現像器313内の314は現像バイア
スを印加してトナー現像を行うスリーブ、315は感光
ドラム318を所望の電位に帯電させる1次帯電器、3
16はクリーナ317で清掃されたドラム318の表面
を除電し、1次帯電器315において良好な帯電を得ら
れるようにする補助帯電器である。317は転写後のド
ラム318の表面を清掃するクリーナ、318はレーザ
光の露光により潜像形成する感光ドラム、319は転写
ベルト306の背面から放電を行いドラム318上のト
ナー画像を転写部材に転写する転写帯電器である。
【0069】322,323は転写ベルト306を除電
し、転写ベルト306を静電的に初期化するための転写
ベルト除電帯電器、324は転写部材を転写ベルト30
6から分離し易くするための除電帯電器、325は転写
部材が転写ベルトから分離する際の剥離放電による画像
乱れを防止する剥離帯電器、326,327は分離後の
転写部材上のトナーの吸着力を補い、画像乱れを防止す
る定着前帯電器、328は転写ベルト306の乱れを除
去するベルトクリーナである。
【0070】329は給紙部308により転写ベルト上
に給紙された転写部材の先端を検知する紙先端センサで
あり、紙先端センサからの検出信号はプリンタ部からリ
ーダ部に送られ、リーダ部からプリンタ部にビデオ信号
を送る際の副走査同期信号を生成するために用いられ
る。また、330はドラム318上の残留電荷を消去す
る前露光ランプ、340は定着器を通過する搬送路上の
転写部材を検知する排紙センサである。
【0071】(ステーシヨンにおけるインタフエース
部)上述した図2に示す各ステーシヨンにおけるI/F
部1101〜1104の詳細構成を図18に示す。な
お、図18には各モードにおけるビデオと同期信号の流
れについても示されている。図18に示すI/F部11
01〜1104には、以下に説明する各インタフエース
の他に、更にメモリユニツト(IPU)とのインタフエ
ース201(IPUインタフエース)が具備されてい
る。
【0072】即ち、メモリユニツト(IPU)とのイン
タフエース201以外に、他の装置(複写機)とのイン
タフエース202(Rインタフエース1),203(R
インタフエース2)、他のホスト装置等との通信を司る
CPUインタフエース204、及び本体とのインタフエ
ース205(ビデオインタフエース)の5つより構成さ
れる。
【0073】更に本実施例は、トライステートバツフア
206,211,212,214,216、双方向バツ
フア207,209,210、8ビットを4ビットに変
倍する機能を有する特別な双方向バツフア208、トラ
イステート機能を有するDフリツプフロツプ213,2
15より構成される。又、BTCN0〜BTCN10は
図示しないCPUによつて設定されるI/Oポート、2
18はIPUと本体との通信線(4ビツト)、219は
主走査同期信号HSNC及び副走査同期信号ITOP、
220は8ビツトのビデオ信号3系統+画像クロツク+
主走査イネーブル信号HVEよりなる計26ビツトの信
号、221は信号219と同様の信号、222は信号2
20と同様の信号、224は他の装置(複写機)との通
信線である8ビツト信号、223は他の装置(複写機)
との通信線である4ビツト(いずれの通信線とも後で詳
述)信号である。
【0074】信号225は信号226(2ビット)及び
信号228(25ビット)を組み合わせた信号である。
226は画像クロツク及び副走査ビデオイネーブル信号
VVEの計2ビツト(236及び220の内の1ビツ
ト)信号、228はビデオ信号3系統+HVEの計25
ビツト信号、232は画像クロツク(226の内の1ビ
ツト)、233はビデオ信号3系統+HVEの計25ビ
ツト信号、234は画像クロツクVCLK及び副走査イ
ネーブル信号VVEの計2ビツト信号、235は画像ク
ロツク(235の内の1ビツト)信号、237は信号2
33及び信号234とを組み合わせた信号である。23
6はVVE、238は信号220(26ビット)及びH
SNC,VVE,ITOPの各信号の計29ビツト信号
である。
【0075】尚、300,303は2ビットの信号のう
ち、VCLKの1ビットのみを分離したラインを示す。
次に、各モードにおけるI/Oポートの制御及び信号の
流れについて述べる。ここで、トライステートのバッフ
ァ206、211、212、214、216はそれぞれ
に印加される制御信号(BTCN2、BTCN10、B
TCN9、BTCN7、BTCN8)の状態がロー
“0”でイネーブル、ハイ“1”でハイインピーダンス
状態になる。双方向バッファ207、209、210
は、例えば、“LS245”のような素子で実現され、
それぞれのG及びD端子に印加される制御信号(BTC
N0とBTCN1、BTCN3とBTCN4、BTCN
5とBTCN6)に従って、G端子の状態がロー“0”
かつD端子の状態がロー“0”でデータの流れがB→A
となり、G端子の状態がロー“0”かつD端子の状態が
ハイ“1”でデータの流れがA→Bに、G端子の状態が
ハイ“1”でデータは何れの方向にも流れない(アイソ
レーション)状態になる。D型フリップフロップ21
3、215はイネーブル信号(BTCN7、BTCN
8)の状態がロー“0”時にイネーブル、ハイ“1”時
にハイインピーダンスとする。これらのD型フリップフ
ロップは他のステーションへの出力時のビデオクロック
とHYNC、HVE、ビデオ信号とのタイミングを常に
一定にする働きをしている。
【0076】本実施例のタンデムシステムでは、図1に
示すようにIPU1008やステーション1001〜1
004が互いに接続されているが、ステーション100
1〜1004各々は同じ構成を持つので、それぞれのス
テーションはそれがマスタステーションとして割り当て
られてもスレーブステーションとして割り当てられても
互いに対する画像ビデオデータを転送或いは送受信でき
るように、以下に示すようなデータ送受信転送モードを
持つ。
【0077】以下のモードに関する説明では、1つのス
テーションを中心に考え、そのステーションついて言及
するときは“自装置”にデータを取り入れず、ただデー
タを中継して別のステーション或いは/及びIPUに転
送する時には“自装置中継”と言う。また、自装置のア
ドレス値より小さいアドレス値を持つステーションは
“下位アドレス装置”と、大きいアドレス値を持つステ
ーションは“上位アドレス装置”と言う。
【0078】モード1:IPU→自装置中継→下位アド
レス装置 モード2:IPU→自装置中継→上位アドレス装置 モード3:IPU→自装置 モード4:下位アドレス装置→自装置中継→上位アドレ
ス装置 モード5:下位アドレス装置→自装置 モード6:上位アドレス装置→自装置中継→下位アドレ
ス装置 モード7:上位アドレス装置→自装置 モード8:自装置→IPU モード9:自装置→下位アドレス装置 モード10:自装置→上位アドレス装置 モード11:IPU→自装置中継→上位アドレス装置及び
下位アドレス装置 モード12:IPU→自装置及び自装置中継→下位アドレ
ス装置 モード13:IPU→自装置及び自装置中継→上位アドレ
ス装置 モード14:IPU→自装置及び自装置中継→上位アドレ
ス装置及び下位アドレス装置 モード15:下位アドレス装置→自装置及び自装置中継→
上位アドレス装置 モード16:上位アドレス装置→自装置及び自装置中継→
下位アドレス装置 モード17:自装置→IPU及び下位アドレス装置 モード18:自装置→IPU及び上位アドレス装置 モード19:自装置→上位アドレス装置及び下位アドレス
装置 モード20:自装置→IPU及び上位アドレス装置及び下
位アドレス装置 尚、IPU1008とのデータ送受信及び中継にはイン
タフェース201が、下位アドレス装置とのデータ送受
信及び中継にはインタフェース202が、そして、上位
アドレス装置とのデータ送受信及び中継にはインタフェ
ース203が用いられる。
【0079】このように、各ステーションが上位アドレ
ス及び/或いは下位アドレスのステーションへのデータ
中継機能を有するので、これにより、あるステーション
がアドレス値が遠く離れているステーションへのデータ
転送する場合でも、その間に位置するステーションが次
々にデータを中継することによりデータが送られること
になる。従って、各ステーションからみれば、何台ステ
ーションが接続されても、実際のデータ転送はアドレス
値ですぐ隣のアドレス値を持つ2つのステーションとの
データ送受信と、IPUとのデータ送受信のみとなるの
で、最大で3つの転送先(或いは転送元)とのデータ送
受信能力を備えれば良いことになる。
【0080】このように本実施例のデジタル複写機は、
以上のようなデータ送受信及び中継モードを有している
ので、タンデムシステムに何台のステーションが接続さ
れようとも、各ステーション(デジタル複写機)のデー
タ転送先(或いは転送元)は最大3つに限定されるの
で、このデジタル複写機を1つのステーションとして用
い、図1〜図2に示すように接続する限り、何台でもス
テーションを接続してデータの転送を行うことができ
る。
【0081】次に、各モードにおけるCPUからの制御
信号BTCN0〜BTCN10の状態を説明する。 (各モードにおけるビデオと同期信号の流れ)次に図1
8の構成における各モードにおけるI/Oポートの制御
及び信号の流れについて説明する。
【0082】[IPUインタフエース→Rインタフエー
ス1への転送(モード1)] BTCN0←“1”(ハイレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←X BTCN6←X BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←X BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) ただし、Xはドントケアだが、信号はぶつからないよう
に制御されているものとする。
【0083】信号の流れは、信号線238→信号線21
9→信号線221(ビデオインターフェース205から
IPUインターフェース201へのHSNC、ITOP
への経路)、信号線222→信号線220→信号線22
8→信号線225(IPUインターフェース201から
Rインターフェース1への画像信号(24ビット)、H
VEの経路)、及び信号線238(VVE)→信号線2
36(VVE)+信号線300(VCLK)→信号線2
26→信号線225(ビデオインターフェース205か
らRインターフェース1へのVCLK、VVEの経路)
となる。
【0084】即ち、本実施例では、IPUインターフェ
ース201からの画像データ(R、G、B合計24ビッ
ト)を、例えば上位アドレスが付されている装置にデー
タを送出する場合には、クロックVCLKはIPUイン
ターフェースを介して入力し、一方、VVEは自装置か
ら上位アドレスが付されている装置へ出力している。こ
れは、自装置がいわゆるマスタ装置となって他の装置を
制御するようにシステム全体を構成しているからであ
る。
【0085】[IPUインタフエース→Rインタフエー
ス2への転送(モード2)] BTCN0←“1”(ハイレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←X BTCN4←“1”(ハイレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21及び信号線222→信号線220→信号線228→
信号線233→信号線237、及び信号線238→信号
線236+信号線300→信号線226→信号線234
→信号線237となる。
【0086】[IPUインタフエース→ビデオインタフ
エースへの転送(モード3)] BTCN0←“1”(ハイレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←X BTCN4←X BTCN5←X BTCN6←X BTCN7←X BTCN8←X BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、及び信号線222→信号線220→信号線238
となる。
【0087】[Rインタフエース1→Rインタフエース
2への転送(モード4)] BTCN0←X BTCN1←X BTCN2←X BTCN3←“1”(ハイレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←X BTCN10←“1”(ハイレベル) 信号の流れは、信号線225→信号線238→信号線2
33→信号線237、信号線225→信号線226→信
号線234→信号線237となる。
【0088】[Rインタフエース1→ビデオインタフエ
ースへの転送(モード5)] BTCN0←X BTCN1←“1”(ハイレベル) BTCN2←X BTCN3←“1”(ハイレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←X BTCN6←“1”(ハイレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←X BTCN10←“1”(ハイレベル) 信号の流れは、信号線225→信号線228+信号線2
26→信号線233+信号線234→信号線220→信
号線238、及び信号線225→信号線226→信号線
234→信号線236→信号線238となる。
【0089】[Rインタフエース2→ビデオインタフエ
ースへの転送(モード6)] BTCN0←X BTCN1←X BTCN2←X BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“1”(ハイレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“0”(ローレベル) BTCN8←“1”(ハイレベル) BTCN9←X BTCN10←“1”(ハイレベル) 信号の流れは、信号線237→信号線233→信号線2
28→信号線225、及び信号線237→信号線234
→信号線226→信号線225となる。
【0090】[Rインタフエース2→ビデオインタフエ
ースへの転送(モード7)] BTCN0←X BTCN1←“1”(ハイレベル) BTCN2←X BTCN3←X BTCN4←X BTCN5←“1”(ハイレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←X BTCN8←“1”(ハイレベル) BTCN9←“0”(ローレベル) BTCN10←X 信号の流れは、信号線237→信号線233+信号線2
34→信号線220→信号線238、及び信号線237
→信号線234→信号線236→信号線238となる。
【0091】[ビデオインタフエース→IPUインタフ
エースへの転送(モード8)] BTCN0←“0”(ローレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←X BTCN4←X BTCN5←X BTCN6←X BTCN7←X BTCN8←X BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←X 信号の流れは、信号線238→信号線220→信号線2
22、及び信号線238→信号線219→信号線221
となる。
【0092】[ビデオインタフエース→Rインタフエー
ス1への転送(モード9)] BTCN0←X BTCN1←“1”(ハイレベル) BTCN2←X BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←X BTCN6←X BTCN7←“0”(ローレベル) BTCN8←X BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線220→信号線2
28→信号線225、及び信号線238→信号線236
+信号線300→信号線226→信号線225となる。
【0093】[ビデオインタフエース→Rインタフエー
ス2への転送(モード10)] BTCN0←X BTCN1←“1”(ハイレベル) BTCN2←X BTCN3←X BTCN4←“1”(ハイレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線220→信号線2
28→信号線233→信号線237、及び信号線238
→信号線236+信号線300→信号線226→信号線
234→信号線237となる。
【0094】[モード1+モード2(モード11)] BTCN0←“1”(ハイレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、信号線222→信号線220→信号線228→信
号線225、信号線222→信号線220→信号線22
8→信号線233→信号線237、信号線238→信号
線236+信号線300→信号線226→信号線22
5、及び信号線238→信号線236+信号線300→
信号線226→信号線234→信号線237となる。
【0095】[モード1+モード3(モード12)] BTCN0←“1”(ハイレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←X BTCN6←“1”(ハイレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←X BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、信号線222→信号線220→信号線238、信
号線222→信号線220→信号線228→信号線22
5、及び信号線238→信号線236+信号線300→
信号線226→信号線225となる。
【0096】[モード2+モード3(モード13)] BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←X BTCN4←“1”(ハイレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、信号線222→信号線220→信号線238、信
号線222→信号線220→信号線228→信号線23
3→信号線237、及び信号線238→信号線236+
信号線300→信号線226→信号線234→信号線2
37となる。
【0097】[モード1+モード2+モード3(モード
14)] BTCN0←“1”(ハイレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21(ビデオインターフェース205からIPUインタ
ーフェース201へITOP、HSNCを出力する経
路)、信号線222→信号線220→信号線238(I
PUインターフェース201から24ビットビデオHV
E、VCLKを205へ入力する経路)、信号線222
→信号線228→信号線225(IPUインターフェー
ス201から24ビットビデオHVE、VCLKを20
2へ出力する経路)、信号線222→信号線220→信
号線228→信号線233→信号線237(IPUイン
ターフェース201から24ビットビデオHVE、VC
LKを203へ出力する経路)、信号線238(VV
E)→信号線236(VVE)+信号線300(VCL
K)→信号線226(VVE、VCLK)→信号線22
5(IPUインターフェース201からのVCLKとビ
デオインターフェース205からのVVEとをRインタ
ーフェース202へ出力する経路)、信号線238→信
号線236+信号線220→信号線226→信号線23
4→信号線237(同じくIPUインターフェース20
1からのVCLKとビデオインターフェース205から
のVVEとを上位Rインターフェース203へ出力する
経路)となる。
【0098】本実施例では、かかるモード14で動作す
る図18に示す回路を有しているので、IPUインター
フェース201から入力した画像データを他の画像形成
装置及び自装置へ同時に転送することができる。 [モード4+モード5(モード15)] BTCN0←X BTCN1←X BTCN2←“1”(ハイレベル) BTCN3←“1”(ハイレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“0”(ローレベル) BTCN10←“1”(ハイレベル) 信号の流れは、信号線225→信号線228→信号線2
33→信号線237、信号線225→信号線226→信
号線234→信号線237、信号線225→信号線22
6+228→信号線234+233→信号線220→信
号線238、及び信号線225→信号線226→信号線
234→信号線236→信号線238となる。
【0099】[モード6+モード7(モード16)] BTCN0←X BTCN1←“1”(ハイレベル) BTCN2←X BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“1”(ハイレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“0”(ローレベル) BTCN8←“1”(ハイレベル) BTCN9←X BTCN10←“1”(ハイレベル) 信号の流れは、信号線237→信号線233→信号線2
28→信号線225、信号線237→信号線234→信
号線226→信号線225、信号線237→信号線23
3+234→信号線220→信号線238、及び信号線
237→信号線234→信号線236→信号線238と
なる。
【0100】[モード8+モード9(モード17)] BTCN0←“0”(ローレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←X BTCN6←X BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←X BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、信号線238→信号線228→信号線225、及
び信号線238→信号線220+300→信号線226
→信号線225となる。
【0101】[モード8+モード10(モード18)] BTCN0←“0”(ローレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←X BTCN4←“1”(ハイレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、信号線238→信号線220→222、信号線2
38→信号線228→信号線233→信号線237、及
び信号線238→信号線220+300→信号線226
→信号線234→210となる。
【0102】[モード9+モード10(モード19)] BTCN0←X BTCN1←“1”(ハイレベル) BTCN2←X BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線228→信号線2
25、信号線238→信号線228→信号線233→信
号線237、信号線238→信号線220+236→信
号線226→信号線225、及び信号線238→信号線
220+300→信号線226→信号線234→信号線
237となる。
【0103】[モード8+モード9+モード10(モー
ド20)] BTCN0←“0”(ローレベル) BTCN1←“0”(ローレベル) BTCN2←“0”(ローレベル) BTCN3←“0”(ローレベル) BTCN4←“0”(ローレベル) BTCN5←“0”(ローレベル) BTCN6←“0”(ローレベル) BTCN7←“1”(ハイレベル) BTCN8←“0”(ローレベル) BTCN9←“1”(ハイレベル) BTCN10←“0”(ローレベル) 信号の流れは、信号線238→信号線219→信号線2
21、信号線238→信号線220→222、信号線2
38→信号線228→信号線225、信号線238→信
号線228→信号線233→信号線237、信号線23
8→信号線220+236→信号線226→信号線22
5、及び信号線238→信号線220+300→信号線
226→信号線234→信号線237となる。
【0104】以上説明した様に本実施例によれば、出力
画像の付加情報から、その出力画像を出力する際に用い
られたプリンタ部を特定することができることになる。 <第2の実施例>以上の説明した第1の実施例において
は、重連システムを構成する各々のステーシヨン毎(プ
リンタ毎)に異なる情報を付加する例について説明し
た。しかし本発明は以上の例に限定されるものではな
く、すべてのステーシヨンで同一の情報を付加する様に
制御しても良い。このように制御する本発明に係る第2
の実施例を以下に説明する。第2の実施例においても、
基本構成は上述した第1の実施例と略同様である。
【0105】第2の実施例においては、付加情報は、上
述した図14に示すアドオン処理のレジスタ2301〜
2308に格納されている。この値を通信により画像転
送元のステーシヨンから送り、各ステーシヨンのCPU
が設定することで、すべてのステーシヨンで同一の情報
を付加することができる。上述した図1の構成を例にと
り、第2の実施例を説明する。
【0106】まず、重連システムを用いてあるひとつの
ステーシヨンのリーダの原稿台上に置かれた原稿画像を
複数のプリンタから出力する際の手順を説明する。図1
に示すようにA・B・C・Dの4台のステーシヨンが重
連システムに接続されており、ステーシヨンAのリーダ
部原稿台上に原稿となるものが置かれているとする。
【0107】まずステーシヨンAのリーダ部の操作パネ
ルを操作して、B・C・Dのステーシヨンに異常がなく
使用できることを確認する。そして確認した後、A・B
・C・D全てのステーシヨンを用いてステーシヨンAの
リーダ部原稿台上にある原稿データを出力するように設
定し、コピー枚数を設定する。そして、ステーシヨンA
のコピースタートキーを押すと、ステーシヨンAは設定
されたコピー枚数を各ステーシヨンに分配し、全てのス
テーシヨンに向けてプリントスタートコマンドを発行す
る。
【0108】プリントスタートコマンドは、画像を転送
するステーシヨンが、どのステーシヨンを使用するの
か、また、使用される各ステーシヨンにどのように枚数
を分配するのかなどを指定し、使用されるステーシヨン
に画像受取の準備をさせるためのコマンドである。この
コマンドは、画像転送元アドレス・要求先アドレス・用
紙サイズ・枚数などのほかに、各々のステーシヨンのア
ドオン処理部のレジスタ2301〜2308に設定する
べき付加情報もパラメータとして含まれる。
【0109】B・C・Dのステーシヨンは、このプリン
トスタートコマンドを受け取ると、このコマンドに付属
して送られてくるコピー枚数・用紙サイズ等のパラメー
タ、および付加情報をセツトし、このコマンドの発行元
のシステムアドレスと自分自のシステムアドレスを元に
ビデオ信号の切替を行なう。そして、自分自身の画像メ
モリへの書き込みのための制御を、I/F上のVIDE
O制御線(VCLK,HSYNC,VE)に切り替え、
画像信号待ちの状態に入る。
【0110】一方、ステーシヨンAは、画像読み取りの
ための設定を行い、自分自身の画像メモリへの書き込み
のための制御信号がI/F上のVIDEO制御線へも出
るように切り替えを行い、画像読み取り動作を開始す
る。B・C・Dの各ステーシヨンは、ステーシヨンAの
出す制御信号を用いて各々の画像メモリへの書き込みを
行う。ステーシヨンAの画像読み取り動作が完了する
と、ステーシヨンAから画像転送終了コマンドが発行さ
れ、ステーシヨンAおよびB・C・Dのステーシヨンは
それぞれプリントアウト動作に入る。この結果、すべて
の出力画像について付加情報は同じになつている。
【0111】同様の手順をとることによつて、A・B・
C・Dどのステーシヨンのリーダ部原稿台上に原稿があ
る場合においても、そのステーシヨン上の操作パネルで
の操作により、複数ステーシヨンを利用した出力を得る
ことが可能である。ただし、ステーシヨンBから画像を
転送したときには、すべての出力画像の付加情報はステ
ーシヨンB固有のものと同一になり、C,Dの時も同様
である。
【0112】重連システムに接続されたひとつのステー
シヨンに、IPUなどの外部I/F装置を介して接続さ
れたホストコンピュータからの出力を複数のステーシヨ
ンを用いて出力する際も同様に、IPUが接続されてい
るステーシヨン(今回の場合はステーシヨンA)から発
行されるプリントスタートコマンドにより付加情報がセ
ツトされ、すべての出力画像について付加情報は同じに
なる。
【0113】以上説明した様に第2の実施例によれば、
出力画像の付加情報から、その出力画像を出力する際に
用いたリーダを特定することができることになる。 <第3の実施例>図19に本発明に係る第3の実施例に
おけるリーダのデジタル画像処理部のブロツク図を示
す。図19において、上述した図1と異なるのは特殊原
稿判定部129が加わつた点である。他の構成は上述し
た図1と同様であるため、同一番号を付し詳細説明を省
略する。
【0114】(特殊原稿判定部)図20に特殊原稿判定
部129のブロツク図を示す。図20において、310
1は、後述する図22,図23に示す間引き回路であ
り、特殊原稿判定部の処理回路の負荷を軽減するため
に、データを間引いている。3102は、色味マツチン
グ・ルツクアツプテーブルROM(読み出し専用メモ
リ)であり、複数種類の特定原稿との色味のマツチング
を行う。第3実施例においては、予め8種類の特定原稿
について、その色味分布を調べ、当該画素の色味が、そ
れら特定原稿の色味と一致するか否かの判定結果が保持
されている。
【0115】3103−1,3103−2,…,310
3−8はそれぞれ同じハードウエアで構成される色味判
定回路であり、積分器3104,レジスタ3105,3
106,3107、比較器モジュール3108より構成
され、それぞれ特定原稿が原稿中に存在する可能性を2
ビツトで判定をする。3109は、最大値回路であり、
色味判定回路3103−1〜3103〜8の判定結果出
力の最大値を出力する。即ち、8種類の特定原稿のうち
で存在する可能性の最大のものについての判定結果を出
力する。
【0116】ここで、特殊原稿判定部129は、複数の
特殊原稿のうち少なくともひとつを読み込み中である可
能性の判定を行い、判定信号Hが多値2ビツトで出力さ
れる。即ち、複数の特殊原稿のうちすくなくともひとつ
を読み込み中である可能性が最も強い場合には、H=
“3”を出力し、その可能性が最も少ない場合には、H
=“0”を出力する。このHは不図示のCPUに取り込
まれ、現在読み込まれている原稿が特殊原稿であるか否
かが判別可能に構成されている。この特殊原稿は、例え
ば複写されては不具合が発生する虞のあるもの等であ
る。
【0117】以上の構成を備える第3の実施例の制御を
図21のタイミングチヤートも参照して以下に説明す
る。図21は第3の実施例における主走査タイミングチ
ヤートを示す図である。図21において、VSYNC信
号は副走査区間信号であり、副走査の画像出力区間を示
す信号である。HSYNCは、主走査同期信号であり、
主走査開始の同期をとる信号である。SEL信号は、間
引き回路3101で用いられるタイミング信号である。
CLKは、画像の転送クロツクであり、本実施例におけ
る画像処理の基本クロツクである。CLK’はCLK信
号を2分周したクロツクであり、特殊原稿判定部129
における基本クロツクとなる。
【0118】CLK’及びSEL信号は、図22に示さ
れる様な回路で生成される。即ち、インバータ322
1、2ビツトカウンタ3222、インバータ3223、
ANDゲート3224より構成される。2ビツトカウン
ト3222は、主走査同期信号であるHSYNC信号に
より、クリア(初期化)された後、CLK信号をカウン
トし、2ビツトでそのカウント値(D0,D1)を出力
する。その上位ビツトD1がCLK’信号として出力さ
れ、下位ビツトD0の反転信号と上位ビツトD1との論
理積がSEL信号として出力される。
【0119】その結果、図23に示す回路において、C
LK信号でデータを保持するフリツプフロツプ330
1,3302,3303および3307,3308,3
309、セレクタ3304,3305,3306、CL
K’信号でデータを保持するフリツプフロツプ331
0,3311,3312より構成される間引き回路によ
つて、図21に示されるように、CLK信号で転送され
るR(またはG,B)信号の中から、1/4の割合で間
引かれ、CLK’に同期をとられたR’(またはG’,
B’)信号を得ることができる。
【0120】(積分器)図24に図20に示す積分器3
104の詳細ブロツク図を示す。図24において、35
01および3505はCLK’信号の立ち上がりタイミ
ングでデータを保持するフリツプフロツプである。35
02は乗算器であり、8ビツトの2入力信号(A,B)
を入力し、乗算結果として8ビツトの信号(A×B/2
55)を出力する。3503も乗算器であり、1ビツト
の入力信号(A)及び8ビツトの入力信号(B)を入力
し、乗算結果として8ビツトの出力信号(A×B)を出
力する。3504は加算器であり、8ビツトの2入力信
号(A,B)を入力し、加算結果として8ビツトの信号
(A+B)を出力する。
【0121】以上の構成を備える本積分器においては、
2値入力信号xiに対し、出力される8ビツトの出力信
号yiは、次式で表わされる。 yi=(α/255)yi−1+βxi−1 (式1) ここでαおよびβは予め設定されている定数であり、こ
れらの値の大きさによつて積分器の諸特性が決定され
る。
【0122】例えば、α=247,β=8の場合におい
て、本積分器の入出力の例を図25に示す。即ち、図2
5の(a)に示される様な入力xi−1に対して、
(b)に示される様な出力yiが出力される。ここで、
3601,3602の様に周囲が殆ど“0”であるにも
かかわらず“1”である様な入力や、3063の様に周
囲が殆ど“1”であるにもかかわらず“0”である様な
入力は、ノイズ(雑音)であると考えられる。これを積
分器で処理し、図20のレジスタ3105,3106,
3107に(R1),(R2),(R3)の様な適当な
しきい値をセツトし、これで積分器の出力yiを2値化
することによつて、ノイズ(雑音)を除去することがで
きるわけである。
【0123】(比較器モジュール)図26に図20に示
す比較器モジュール3108の詳細ブロツク図を示す。
図26において、3701,3702,3703は比較
器であり、3704はインバータ、3705はANDゲ
ート、3706,3707はORゲートである。予め、
レジスタ3105にはR1、レジスタ3106にはR
2、レジスタ3107にはR3なる値がセツトされてお
り、R1>R2>R3なる関係がある。
【0124】この構成により、結果として、出力には、
判定結果が2ビツトに量子化されて出力される。すなわ
ち、R1<(入力) の場合、「11」が出力さ
れ、R2<(入力)≦R1の場合、「10」が出力さ
れ、R3<(入力)≦R2の場合、「01」が出力さ
れ、(入力)≦R3の場合、「00」が出力される。
【0125】判定結果に応じて、図示されないCPUに
よつてシステムが制御される。本実施例では、出力が
「11」の場合、マスタステーシヨンのリーダはその時
点で読み取り動作をやめ、システムにリセツトをかけ
る。出力がそれ以下の場合は、通常の動作を行う。以上
の様に制御することにより、不用意に複写されては不具
合が生じる特殊原稿が読み込まれた場合には、その後の
処理を中断してこの原稿の複写を有効に防止出来る。
【0126】<第4の実施例>本発明は、前述の第1,
第2,第3の実施例に限られるものではない。例えば、
第1の実施例においては、付加する特定パターンとし
て、装置固有の製造番号もしくはこれを符号化したもの
を付加していたが、装置を限定するための情報であれば
これに限るものではない。
【0127】例えば、装置の製造日付、装置のロツト番
号、装置のバージヨン等、装置を限定するための情報で
あつてもよい。 <第5の実施例>第1及び第2,第3,第4の実施例に
おいては、複写した装置を限定するものであつたが、本
発明は、これに限らず、複写した人物を限定するもので
あつてもよい。
【0128】たとえば、装置使用にあたり、使用者を限
定するためのIDカードを差し込むことを必要とする装
置や、ID番号を入力することを必要とする装置が既に
公知となつているが、これらの装置においては、認識さ
れたID番号あるいは、それを符号化したものを特定パ
ターンとして、付加してもよい。また、コピーした日付
もしくは、それを符号化したものを特定パターンとして
付加してもよい。
【0129】<第6の実施例>以上の説明は、主にアド
オン部119を備え、特定画像の出力装置を特定等でき
る場合を例に説明した。しかし、本発明は以上の例に限
定されるものでは無く、このような要求の無い場合には
このアドオン部119を省略することもできる。この場
合においても、同様に複数の画像形成装置より所望の出
力結果が得られる。このようにアドオン部119を省略
した本発明に係る第6の実施例の構成例を図27に示
す。
【0130】図27において、アドオン部119を省略
した点を除いては、上述した図7に示す第1実施例と同
様構成である。第6実施例においては、上述した第1実
施例の構成及び動作中、アドオン部119を除いた構
成、動作であり、詳細説明を省略する。 <第7の実施例>以上の各実施例においては、各画像形
成装置内にそれぞれメモリ部106を備え、このメモリ
部106内に読み取った画像や出力画像を格納してい
た。しかしながら、近年の画像形成装置、例えばデジタ
ル複写機等の高速化に伴い、大きな容量を備えたメモリ
の必要性も高まつており、また、複数の画像形成装置で
構成された画像形成システムにおいて、このメモリを各
画像形成装置で共同利用可能であればより柔軟性も増
し、必要なCVに応じてシステム構築台数を変更するこ
とが可能な拡張性を備えた画像形成システムとできる。
【0131】一方、反射原稿のみならず多種多様の画像
(例えばコンピユータグラフイツク(CG)画像)を出
力したいという要求は依然として高く、この機能は現在
のデジタル複写機では必須である。このような場合にお
いても、CG画像を各画像形成装置より出力可能とすれ
ば、簡単な構成で達成できる。以上の点に鑑み、システ
ムを構成する画像形成装置の1つに上述の構成に加えて
システムに接続された他の画像形成装置よりアクセス可
能な画像メモリユニツトを備える本発明に係る第7の実
施例を以下に説明する。
【0132】なお、以下の説明では、画像メモリユニツ
トを、内蔵するメモリ部106とは全く別の構成として
説明するが、本発明は以上の例に限定されるものでは無
く、特定の画像形成装置のメモリ部106を外部装置よ
りアクセス可能に構成してもよいことは勿論である。本
実施例の画像メモリユニツトは、例えば上述した第1の
実施例における図2に示す各ステーシヨンのI/F部1
101〜1104の詳細構成(図18参照)に示されて
いるIPU1108とのインタフエースであるIPUイ
ンタフエース201に接続される。なお、IPUインタ
フエース201と各インタフエースとの信号のやり取り
は、上述した第1の実施例における転送モードで説明し
た制御に従つて行われる。
【0133】図28に、図18に示すIPUインタフエ
ース201に接続される本発明に係る第7の実施例の画
像メモリユニツトの詳細ブロツク構成を示す。図28に
示す画像メモリユニツトは、CPU603の制御下で、
外部(他の装置やコンピユータ1009等)からの、あ
るいは自装置内の他の構成(リーダ部351等)からの
画像信号や制御信号を、図18のIPUインタフエース
201に接続される外部インタフエース609を介して
受け取る。周波数変換回路613で外部の画像クロツク
とメモリユニツト内の画像クロツクとの同期をとり、ア
ドレスコントローラ606、データコントローラ607
を介して、画像メモリ604に記憶する。なお、外部装
置がコンピユータ装置である場合には、後述する様にC
PU603で直接取り込み、アドレスバス、データバス
を介して直接画像メモリ604をアクセスする。
【0134】画像メモリ604に記憶された画像データ
を読み出す場合においても、外部装置(例えばリーダ部
351等)と同期を取り、画像メモリに記憶されたデー
タを出力する。図28において、画像メモリ604は、
1画素についてRGB計24ビツト分の容量を有してい
る。そして、この画像メモリ604のメモリアクセス時
の制御信号の制御は、前述したITOPに相当する外部
副走査同期信号(619の内の1ビツト)や内部主走査
同期信号HSYNCIPU等に基づいてアドレスコント
ローラ605より生成される信号に従つて、あるいはC
PU603よりのアドレスバスよりの信号に従つて(セ
レクタ608でいずれか一方を選択する)行われる。
【0135】周波数変換回路613は、外部インタフエ
ース609を介して接続される外部機器と画像メモリ6
04とのタイミングを合わせるためのものであり、ここ
ではFIFOバツフアが使用されている。この周波数変
換回路613へは、書き込みクロツク信号として前述し
たVCLKに相当する外部のクロツク(信号線618の
内の1ビツト)、書き込みリセツト信号として外部主走
査同期信号(信号線619内の1ビツト)、書き込みイ
ネーブル信号として外部主走査同期信号に同期したイネ
ーブル信号(信号線618の内の1ビツト)を、また読
み出しクロツク信号として内部クロツク(VCKIP
U)、読み出しリセツト信号として外部主走査同期信号
及びVCKIPUに基づいて内部SYNC発生器614
で生成される内部主走査同期信号(HSYNCIP
U)、内部主走査同期信号及び内部クロツクにより不図
示のエリアイネーブル生成器により発生される読み出し
イネーブル信号(ENIPU2)を制御信号として用い
る。
【0136】以上の制御信号に従つてFIFOバツフア
への書き込み/読み出しを行うことにより、外部の画像
クロツクとメモリユニツト内の画像クロツクとの同期を
とつている。また、内部SYNC発生器614は、トラ
イステートバツフア612よりの外部主走査同期信号及
び内部クロツク信号VCKIPUによつて、内部主走査
同期信号(HSYNCIPU)を生成する。
【0137】次に図28に示す第7の実施例の画像メモ
リユニツトの構成及び動作を機能別に詳細に説明する。 (画像メモリへの書き込み機能)まず、例えば外部装置
がリーダ部351や他の画像形成装置等の、コンピユー
タでない場合の画像メモリ604での画像データの書き
込み制御を説明する。
【0138】この場合においては、入力モードに設定さ
れた外部インタフエース609から入力されるRGB画
像信号616〜618(各8ビツト)は、トライステー
トバツフア610、更に620〜622を介して周波数
変換回路613に送られる。この時、トライステートバ
ツフア610及び612はイネーブル状態、又トライス
テートバツフア611はデイスイネーブルに成る様に、
セレクタ608はアドレスコントローラ606よりの信
号を画像メモリ604に出力する様にCPU603で制
御される。
【0139】周波数変換回路613は、例えばリーダ部
351等の外部装置よりの主走査同期信号に従つてメモ
リユニツト内の画像クロツクとの同期をとり、ここから
の出力信号623〜625はデータコントローラ607
を介して画像メモリ604に書き込まれる。一方、画像
メモリ604には、外部副走査同期信号(619の内の
1ビツト)や内部主走査同期信号HSYNCIPU等に
基づいてアドレスコントローラ605より生成されるア
ドレス信号や制御信号が入力されており、これらの信号
に従つて順次外部インタフエース609を介して送られ
てくる画像データが画像メモリ604内に格納される。
【0140】以上説明した様に、画像メモリ604は、
外部副走査イネーブル信号(619の内の1ビツト)や
内部主走査同期信号HSYNCIPU等に基づいて入力
データを書き込むことができるため、この信号を出力可
能なシステムに接続された装置、構成であれば、上述し
た図18の説明における制御に従つて、任意の装置、構
成から書き込むことができる。
【0141】次に、例えば外部装置がコンピユータであ
る場合の画像メモリ604への書き込みについて説明す
る。コンピユータからは、例えばGPIB等で画像デー
タが送られてくる。このためCPU603では、この例
えばGPIB等で送られてくる画像データを、一旦外部
インタフエース609及び信号線601を介してCPU
603内の不図示のメモリに蓄積する。そして、その後
にCPU603がデータコントローラ607及びセレク
タ608を制御して、アドレスバス605及びデータバ
ス602のデータが画像メモリ604に供給される様に
制御する。そして、アドレスバス605及びデータバス
602を介してコンピユータからの画像データを直接に
画像メモリ604に書き込む。なお、この際に、画像転
送はDMAを用いても良い。
【0142】以上の説明のごとく、コンピユータ100
8は、任意のCGデータ等を画像メモリ604に書き込
むことができる。 (外部機器への画像データ出力)次に、上述の制御で画
像メモリ604に格納された画像データの、外部機器へ
の転送制御を説明する。この場合には、CPU603
は、ENIPU2をデイスイネーブル状態に、トライス
テートバツフア611,612をイネーブル状態に、ト
ライステートバツフア610をデイスイネーブル状態に
制御する。
【0143】そして、画像メモリ604に記憶されたデ
ータの読み出し時におけるアドレス制御は、以下の制御
で行われる。システムに接続された他装置より、あるい
は自装置内の他の構成より画像データを読み出す場合に
は、IPUインタフエース201、外部インタフエース
609を介して送られてくる外部装置よりの主走査同期
信号及び副走査同期信号を受け取り、トライステートバ
ツフア612を介してアドレスコントローラ606に送
る。例えばリーダ部351が画像データを読み出す場合
には、リーダ部351の外部インタフエースを介して送
られてくる主走査同期信号及び副走査同期信号を、外部
インタフエース609で受け取り、トライステートバツ
フア612を介してアドレスコントローラ606に送
る。
【0144】アドレスコントローラ606は、内部SY
NC発生器614で生成された走査同期信号HSYNC
IPU及び外部より送られてくる副走査同期信号に同期
させて読み出しアドレス信号を順次歩進させて画像メモ
リ604に供給する。このアドレス信号に従つて画像メ
モリ604より読み出された画像データは、データコン
トローラ607、トライステートバツフア611を介し
て外部インタフエース609に送られる。そして、外部
インタフエース609より図18に示すIPUインタフ
エース201、他の各インタフエースを介して外部装置
に転送される。例えばビデオインタフエース205を介
してリーダ部351に取り込まれる。
【0145】この場合において、例えば他のステーシヨ
ンが画像メモリ604を読み出した場合には、読み出し
のための制御信号及び読み出した画像データは、システ
ムに接続されている他の装置にも順次送ることができ
る。このため、この読み出し画像データは、制御信号を
出力した装置のみならず、システムに接続されているあ
らゆる装置で同時に取り込むことが可能となる。特に、
主走査及び副走査の速度が同じである場合には極めて容
易に互いに同期を取つて画像データを取り込むことがで
きる。
【0146】このように、画像メモリ604よりの画像
データを、それぞれの装置のリーダ部351がそれぞれ
のビデオインタフエースを介して取り込み、メモリ部1
06等に格納することが可能であり、プリンタ部352
への印刷出力等所定の処理が実行できる。以上説明した
様に第7の実施例によれば、システムに接続された各装
置が上述した様な主走査同期信号を用いる事により、プ
ロセススピード、解像度及び画素クロツクが同じ画像形
成装置において外部画像メモリユニツトを接続したシス
テムを構築する時、図28に示す画像メモリユニツト
を、一台の画像形成装置に接続することにより、システ
ムに接続された複数の画像形成装置内のメモリへの転送
をより容易なハード構成及び制御で実現する事ができ
る。更に、画像形成装置内のメモリが読み書き同時可能
な構成になつていれば、各装置のリード部351の(具
体的には画像データを実際に処理するプリンタ352
の)主走査同期信号を用いて書き込み・読み出しを同時
に行えるので、より速いコピースピード時間が得られ
る。
【0147】<第8の実施例>図29は本発明に係る第
8の実施例におけるデジタル画像処理部の構成を示すブ
ロツク図であり、内蔵メモリに、YMCKシリアルデー
タを書き込める様に構成している。図29においても、
上述した図7及び図27に示す構成と同様構成には同一
番号を付し詳細説明を省略している。
【0148】図27等と相違するのは、図27等のLO
G回路123とメモリ部106とが直結され、入出力が
24ビツトであつたセレクタ125とγ補正回路109
の間にマスキング・UCR回路107が配設されていた
構成に変え、LOG回路123の出力にマスキング・U
CR回路703を接続し、この出力にセレクタ705を
接続し、その後にメモリ706を接続した構成、及び、
セレクタ125に変え、入出力が8ビツトのセレクタ7
01として、メモリ部706よりの出力をセレクタ70
1に接続され、その後直接にγ補正回路109に接続し
た構成としている点である。
【0149】具体的に第8の実施例の構成を説明する。 メモリ部706での記憶をYMCKで行うために、
マスキング・UCR回路703をメモリ部706の前に
配設している。 図27等の例では、外部装置への出力時とノーマル
時で、それぞれの入力データを切り替えるセレクタ12
5が24ビツト入出力であつたが、図29のセレクタ7
01では8ビツト入出力になつている。ただし、セレク
タ125の制御信号127とセレクタ701の制御信号
702の制御法には相違はなく、同じである。
【0150】 セレクタ705を追加している。この
セレクタ705は、外部からの信号か反射原稿からの信
号かの切り替えを行うものである。セレクタ705の制
御法は、ビデオインタフエース205よりの外部信号を
YMCKシリアルのデータとしてメモリ部706に記憶
したい時は、B入力を選択して出力する様に制御信号を
「1(ハイレベル)」に、その他の時はA入力を選択し
て出力する様に制御信号を「0(ローレベル)」に制御
する。この制御信号は、不図示のCPUでセツトされ
る。
【0151】 メモリ部706の書き込みを各色ごと
に制御できる。即ち、YMCKシリアルの書き込みを行
える。 の4点が第8の実施例に特有の構成であり、他の部分に
ついては同様である。以上の様に構成することにより、
メモリ部706への記憶をYMCKで行うことが可能と
なると共に、セレクタの入出力も8ビツトで足り、構成
が簡単とできる。しかも、YMCKシリアルで画像メモ
リ604に記憶させることが可能となる。
【0152】第8の実施例の、デジタル画像処理部を図
29の構成とした場合における画像メモリユニツト(I
PU)の構成を図30に示す。ブロツク図である。図3
0において、上述した第7実施例における図28と同様
構成には同一番号を付し詳細説明を省略する。図30と
図28の差異としては、第8の実施例においては、画像
データとしてCMYKシリアル出力が可能に構成した点
が挙げられる。具体的には、画像メモリ604の出力に
(データコントローラ801との間に)LOG回路80
2、マスキング・UCR回路803(本実施例では、面
順次にY、M、C、Bkを出力するように構成されてい
る)、γ補正回路804を設けた点である。
【0153】更に、γ補正回路804の出力はデータコ
ントローラ801に入力されており、信号線623,6
15を通り、外部インタフエース609から外部装置に
転送可能に構成している。以上の様に構成したことによ
り、例えばMCYKシリアル出力を得ようとする時に
は、図30に示す画像メモリユニツトが接続されている
装置は、副走査読みだしイネーブル信号を合計4回送
る。そして、アドレスコントローラ606は、副走査読
みだしイネーブル信号が来る毎にそれぞれ画像メモリ6
04の記憶データを読み出し、LOG回路802、マス
キング・UCR回路803、γ補正回路804は副走査
読みだしイネーブル信号が来る毎にMデータ,Cデー
タ,Yデータ,Kデータを順次シリアル出力してデータ
コントローラ801に送る。そしてこのデータは、信号
線623,615を通り、外部インタフエース609か
ら外部装置に転送される。
【0154】以上の構成により、MCYKシリアルデー
タを順次外部インタフエース609を介して他の接続装
置に転送することができ、この転送データを受けた各シ
ステム接続装置(ステーシヨン)は同時に書き込みが可
能になる。以上の構成を備える第8の実施例において
も、各システム接続装置が同じ主走査同期信号を用いて
画像メモリユニツトにデータを書き込み、また読み出す
ことにより、プロセススピード、解像度及び画素クロツ
クが同じ画像形成装置において外部画像メモリユニツト
を接続したシステムを構築する時、外部画像メモリユニ
ツトから複数の画像形成装置内のメモリへの転送をより
容易なハード構成及び制御で実現する事ができる。
【0155】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或いは装置にプ
ログラムを供給することによつて達成される場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0156】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、付加
情報を適切に設定することにより、出力画像からそれを
出力、あるいは複写した画像形成装置を正しく特定でき
る。また、所定の装置に画像メモリユニツトを接続する
ことができ、他の装置よりの同期信号を用いることによ
り、画像像メモリ読出データを接続装置で同時に読み込
むことができ、プロセススピード、解像度及び画素クロ
ツクが同じ画像形成装置において画像メモリユニツトか
ら複数の画像形成装置内のメモリへの転送をより容易な
ハード構成及び制御で実現する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の重連システムの接続形
態を示す概念図である。
【図2】図1に示す重連システムでのビデオ信号関連部
分の接続形態を示す概念図である。
【図3】図1に示す重連システムでのシリアル通信線部
分の接続形態を示す概念図である。
【図4】本実施例における重連システムでのシリアル通
信でのデータ送信時のタイミングを示す図である。
【図5】本実施例における重連システムでのシリアル通
信で用いられる主なコマンドを示す図である。
【図6】本実施例の各ステーシヨンの画像形成装置の構
成を示す図である。
【図7】図6に示す画像形成装置におけるリーダのデジ
タル画像処理部のブロツク構成図である。
【図8】図7に示すビデオバスセレクタおよびその周辺
部のブロツク構成図である。
【図9】本実施例のアドオン部における付加パターンの
ドツトを説明する図である。
【図10】本実施例のアドオン部におけるアドオンライ
ンを説明する図である。
【図11】本実施例のアドオン部におけるアドオンライ
ンの並べ方を説明する図である。
【図12】本実施例のアドオン部におけるアドオンライ
ンでの情報の表わし方を説明する図である。
【図13】本実施例のアドオン部におけるアドオンライ
ンのマークを説明する図である。
【図14】図7に示すアドオン部の詳細構成を示すブロ
ツク図である。
【図15】図7に示すアドオン部の詳細構成を示すブロ
ツク図である。
【図16】本実施例のアドオン部におけるアドオン処理
によるドツトの配置例を示す概念図である。
【図17】本実施例のリーダにおけるポリゴンスキヤナ
の構成を示す概念図である。
【図18】図2に示す他の装置とのインターフエイス部
の詳細構成を示す図である。
【図19】本発明に係る第3の実施例におけるリーダの
デジタル画像処理部のブロツク構成図である。
【図20】図19に示す特殊原稿判定部の詳細構成を示
すブロツク図である。
【図21】第3の実施例における特殊原稿判定部に関す
る主走査タイミングを示す図である。
【図22】図20に示す分周回路の詳細構成を示すブロ
ツク図である。
【図23】図20に示す間引き回路の詳細構成を示すブ
ロツク図である。
【図24】図20に示す積分器の詳細構成を示すブロツ
ク図である。
【図25】図24に示す積分器に対する入力の例及び出
力の例を示す概念図である。
【図26】図20に示す比較器モジュールの詳細構成を
示すブロツク図である。
【図27】本発明に係る第6実施例の画像形成装置にお
けるデジタル画像処理部のブロツク構成図である。
【図28】本発明に係る第7実施例の画像メモリユニツ
ト(IPU)の詳細ブロツク構成を示す図である。
【図29】本発明に係る第8実施例におけるデジタル画
像処理部の構成を示すブロツク図である。
【図30】第8実施例における画像メモリユニツト(I
PU)の詳細ブロツク構成を示す図である。
【符号の説明】
101 CCD 102 A/D&S/H回路 103 シェーディング回路 104 入力マスキング回路 105 変倍回路 106 メモリ部 107 マスキング・UCR回路 109 γ補正回路 110 エッジ強調回路 116 領域生成部 119 アドオン部 123 LOG回路 124 セレクタ 125 セレクタ 129 特殊原稿判定部 130 ビデオバスセレクタ部 205 ビデオインターフェース 352 プリンタ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続され、それぞれに画像信号を
    格納する格納手段を有する複数の画像形成装置により構
    成される画像形成システムであって、 画像信号を入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された画像信号を処理する
    画像処理手段と、 前記画像処理手段により画像処理された画像信号を複数
    の画像形成装置へ同時に転送する転送手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置に、更に、転送された
    画像信号に対して付加情報を重畳する付加情報重畳手段
    を備え、 複数の画像形成装置より得られる出力画像に個々の画像
    形成装置で異なる付加情報を付加可能とすることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 更に、前記画像処理手段により画像処理
    された画像信号に付加情報を重畳する付加情報重畳手段
    を備え、 複数の画像形成装置より得られる出力画像に同一形式の
    付加情報を付加可能とすることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 付加情報には装置の識別情報を含むこと
    を特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の
    画像形成システム。
  5. 【請求項5】 付加情報を付加するのは画像信号を構成
    する色のうち最も目立ちにくい色にのみ行うことを特徴
    とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の画像形
    成システム。
  6. 【請求項6】 画像入力手段には、画像形成装置に色分
    解されたカラー画像信号を光学的に読み込んで電気信号
    に変換する画像読取手段を含むことを特徴とする請求項
    2又は請求項3のいずれかに記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 更に画像形成装置に画像信号を符号化し
    て符号データを得る画像符号化手段と、前記符号データ
    を復号化して画像信号を得る画像復号化手段とを備える
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記
    載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 画像形成装置は復号化された符号データ
    を複数の画像形成部で色毎に順次媒体に重ねあわせて転
    写することによりフルカラー画像出力を得る画像形成手
    段を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像形成シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 更に画像形成装置に画像処理手段で処理
    した画像信号を記憶する記憶手段を備え、所定の画像形
    成装置の前記記憶手段に格納された画像信号を他の画像
    形成装置に出力することを特徴とする請求項2又は請求
    項3のいずれかに記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 画像を入力する画像入力手段と、前記
    画像入力手段により入力された画像信号を記憶する記憶
    手段と、前記記憶手段に記憶された画像信号に基づいて
    出力媒体に像を形成する画像形成手段と、前記画像記憶
    手段を制御する制御信号及び前記画像信号とを外部に出
    力可能とすると共に外部装置より入力可能とする画像信
    号及び画像制御信号切り替え手段を有する画像形成装置
    を、複数互いに接続し、互いに画像信号を転送可能な画
    像形成システムであつて、 複数の画像形成装置の少なくとも1つに画像メモリユニ
    ツトを接続するメモリ接続手段を備え、 前記メモリ接続手段により接続された前記画像メモリユ
    ニツトからシステムに接続された複数の画像形成装置の
    前記記憶手段へ同時にデータ転送可能とすることを特徴
    とする画像形成システム。
  11. 【請求項11】 前記複数の画像形成装置には前記画像
    メモリユニツトの接続されている画像形成装置を含むこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】 前記メモリ接続手段により接続された
    前記画像メモリユニツトから複数の画像形成装置の記憶
    手段へのデータ転送は同一のタイミング信号を用いて行
    うことを特徴とする請求項10記載の画像形成システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記複数の画像形成装置の記憶手段へ
    の転送データの書き込みは画像の主走査同期信号と副走
    査同期信号に従つて行われることを特徴とする請求項1
    2記載の画像形成システム。
  14. 【請求項14】 画像を入力する画像入力手段と、前記
    画像入力手段により入力された画像信号を記憶する記憶
    手段と、前記記憶手段に記憶された画像信号に基づいて
    出力媒体に像を形成する画像形成手段と、前記画像記憶
    手段を制御する制御信号及び前記画像信号とを外部に出
    力可能とすると共に外部装置より入力可能とする画像信
    号及び画像制御信号切り替え手段を有する画像形成装置
    を、複数互いに接続し、互いに画像信号を転送可能な画
    像形成システムであつて、 システムを形成する複数の画像形成装置の少なくとも1
    つに画像メモリユニツトを接続するメモリ接続手段を備
    え、 前記メモリ接続手段により接続された前記画像メモリユ
    ニツトからの画像データを前記複数の画像形成装置の記
    憶手段への書き込みは画像の主走査同期信号と副走査同
    期信号に従つて行われ、前記複数の画像形成装置の主走
    査同期信号は、それぞれの装置内で発生する信号である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  15. 【請求項15】 前記画像メモリユニツトから前記複数
    画像形成装置の記憶手段への書き込み時の前記複数画像
    形成装置の画像クロツクは、それぞれ装置内で発生する
    信号であることを特徴とする請求項14記載の画像形成
    システム。
  16. 【請求項16】 前記複数の画像形成装置は、それぞれ
    他の画像形成装置からの入力部に周波数変換手段を含
    み、該周波数変換手段で周波数変換したデータを入力す
    ることを特徴とする請求項14記載の画像形成システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記複数の画像形成装置内の記憶手段
    への書き込みクロツク周期及び主走査同期信号周期は同
    一であることを特徴とする請求項14記載の画像形成シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 前記画像メモリユニツト及び前記複数
    の画像形成装置内の記憶手段の副走査イネーブル信号は
    同一であることを特徴とする請求項14記載の画像形成
    システム。
  19. 【請求項19】 画像を入力する画像入力手段と、前記
    画像入力手段により入力された画像信号を記憶する記憶
    手段と、前記記憶手段に記憶された画像信号に基づいて
    出力媒体に像を形成する画像形成手段と、前記画像記憶
    手段を制御する制御信号及び前記画像信号とを外部に出
    力可能とすると共に外部装置より入力可能とする画像信
    号及び画像制御信号切り替え手段を有する画像形成装置
    を、複数互いに接続し、互いに画像信号を転送可能な画
    像形成システムであつて、 システムに接続された前記複数の画像形成装置のうちの
    選択された画像形成装置の読み取り手段で読み取られ前
    記画像変換手段で変換されたデジタル画像信号を、前記
    複数の画像形成装置内の記憶手段にデータ転送して書き
    込み可能に構成することを特徴とする画像形成システ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記選択された画像形成装置よりのデ
    ジタル画像信号を前記複数の画像形成装置内の記憶手段
    に書き込みは画像の主走査同期信号と副走査同期信号に
    従つて行われ、前記複数の画像形成装置の主走査同期信
    号は、それぞれの装置内で発生する信号であることを特
    徴とする請求項19記載の画像形成システム。
  21. 【請求項21】 前記画像メモリユニツトから前記複数
    画像形成装置の記憶手段への書き込み時の前記複数画像
    形成装置の画像クロツクは、それぞれ装置内で発生する
    信号であることを特徴とする請求項19記載の画像形成
    システム。
  22. 【請求項22】 前記複数の画像形成装置は、それぞれ
    他の画像形成装置からの入力部に周波数変換手段を含
    み、該周波数変換手段で周波数変換したデータを入力す
    ることを特徴とする請求項19記載の画像形成システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記複数の画像形成装置内の記憶手段
    への書き込みクロツク周期及び主走査同期信号周期は同
    じであることを特徴とする請求項19記載の画像形成シ
    ステム。
  24. 【請求項24】 前記画像形成装置内の記憶手段への書
    き込み時の主走査信号と読み出し時の主走査信号とはそ
    れぞれで別の信号を用いることを特徴とする請求項19
    記載の画像形成システム。
  25. 【請求項25】 前記画像形成装置内の記憶手段への書
    き込み時の主走査信号と読み出し時の主走査信号とはそ
    れぞれ同一の信号を用いることを特徴とする請求項19
    記載の画像形成システム。
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JP5-129697 1993-05-31
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078387A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Fuji Photo Film Co Ltd 印刷方法および装置、パターン読取方法および装置並びに記録媒体
US6983056B1 (en) 1999-08-06 2006-01-03 International Business Machines Corporation Method and device for embedding and detecting watermarking information into a black and white binary document image

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