JPH0784139A - 光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール - Google Patents

光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール

Info

Publication number
JPH0784139A
JPH0784139A JP5230283A JP23028393A JPH0784139A JP H0784139 A JPH0784139 A JP H0784139A JP 5230283 A JP5230283 A JP 5230283A JP 23028393 A JP23028393 A JP 23028393A JP H0784139 A JPH0784139 A JP H0784139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
reinforcing member
optical
optical fibers
fiber connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5230283A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakazato
浩二 中里
Masayuki Nishimura
正幸 西村
Masashi Onishi
正志 大西
Masataka Nakazawa
正隆 中沢
Yoshiaki Miyajima
義昭 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP5230283A priority Critical patent/JPH0784139A/ja
Publication of JPH0784139A publication Critical patent/JPH0784139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作時、ファイバが折損する心配がないと共
に、光軸ずれが生じず、強固で安定な光ファイバ接続器
の提供。 【構成】 石英の補強板で構成され、3箇の孔6、7、
8を有する補強部材2の上面に沿って、石英ガラス光フ
ァイバ心線3aとフッ化物光ファイバ心線4aが配設さ
れる。上記各光ファイバ心線3a、4aの被覆が除去さ
れた両光ファイバ3、4は補強部材2の両端から中央方
向に伸び、上記中央孔6の位置で接続されて接続部5が
形成される。また、両光ファイバ3、4は、補強部材2
の内部枠2bと外部枠2aにそれぞれ点状接着して形成
される第1、第2の点状接着部10、9により補強部材
2に接着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば石英ガラス光フ
ァイバとフッ化物光ファイバなど材質の異なる2本の光
ファイバを、それぞれの端面において突き合わせ接続す
るための光ファイバ接続器とその製造方法及び、光モジ
ュールに関する。
【0002】
【従来の技術】石英ガラス光ファイバとフッ化物光ファ
イバとは、融点が異なるため融着接続は不可能であり、
従来より光ファイバ接続器を用いて突き合わせ接続が行
なわれている。
【0003】従来の光ファイバ接続器では、石英ガラス
光ファイバの端部が保持されるフェルールにコリメータ
レンズを接着し、一方、フッ化物光ファイバの端部が保
持されるフェルールにもコリメータレンズを接着し、こ
の両コリメータレンズを突き合わせるようにして両光フ
ァイバを空間接続するようにしている。このコリメータ
レンズの先端には反射防止膜が塗布され、コリメータレ
ンズによりビームを広げて光信号を伝送できるようにし
ている。
【0004】しかし、上記の光ファイバ接続器では、接
続損失を極力小さくするために構造が複雑化し、また光
軸合わせが面倒なものとなっていた。このため、光軸が
ずれ易く接続特性が不安定であり、しかも光ファイバ接
続器自体が大型化するという問題があった。
【0005】このような問題を解決するため、特願平4
−23906号(未公開)に係る光ファイバ接続器が提
案されている。この特願平4−23906号の光ファイ
バ接続器は、石英ガラス光ファイバとフッ化物光ファイ
バの両ファイバ端部をフェルール状に加工して、突き合
わせ調心した後、溶接、樹脂固定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
光ファイバ接続器では接続特性が不安定であったり、接
続器が大型化するという問題点がある。また、特願平4
−23906号では、ファイバ端部をフェルール形状に
加工せねばならず、特にフッ化物光ファイバのような脆
弱なファイバでは、端面研磨等の加工の過程でファイバ
を折損してしまうことが多く、さらに、調心後の固定に
おいて、溶接、樹脂硬化時の膨脹、収縮応力によって、
光軸ずれが生じることがしばしばあった。
【0007】一方、実験的に、光ファイバ同志を接続す
る場合には、裸ファイバ同志を調心台上で直接突き合わ
せて調心している。これは簡易な方法ではあるが、その
ままでは両光ファイバの接続部を保持しながら調心台か
ら取外すことが困難であり、このため上述のようにファ
イバ端部のフェルール形状部に加工を施して、ファイバ
接続部の構造をより強固なものとする必要が生じてい
た。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、脆弱な光ファイバであっても、接続器の製作時に光
ファイバを折損する心配がなく、また、樹脂の硬化、収
縮等による光軸ずれを生じさせず、強固で、安定な光フ
ァイバ接続器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は材質の異なる2本の光ファイバを、それぞ
れの端面において突き合わせ接続するための光ファイバ
接続器であって、両光ファイバの端部を共通に保持する
1つの補強部材を具備し、補強部材により保持された両
光ファイバの端部同志が屈折率整合固定樹脂を介して接
続されていることを特徴とする。
【0010】上記の両光ファイバは、補強部材にそれぞ
れ少なくとも2点以上の点状接着部で固定し、かつ両光
ファイバの接続部が前記補強部材と非接触に設けるとよ
い。
【0011】また補強部材の材質は、両光ファイバの熱
膨張係数よりも小さいか、それに近い熱膨張係数を有す
るものがよく、具体的には石英,ジルコニア、インバー
のいずれか、あるいはこれらの組合わせとするのがよ
い。
【0012】また、両光ファイバは、石英ガラス,フッ
化物ガラス、カルコゲナイドガラス,リン酸塩ガラスの
いずれかとし、屈折率整合固定樹脂の屈折率は、接続さ
れる両光ファイバの屈折率の間の値とするのがよい。
【0013】本発明はまた、材質の異なる2本の光ファ
イバをそれぞれの端面において互いに突き合わせて接続
するようにした光ファイバ接続器の製造方法において、
両光ファイバの端部を1つの補強部材に当てがったう
え、各光ファイバの端面同志を互いに突き合わせ、かつ
軸方向に押し付け力を付与しながら突き合わせ部を屈折
率整合固定樹脂を用いて接続し、その後光ファイバを補
強部材に固定することを特徴とする。
【0014】上記の両光ファイバの端面に屈折率整合固
定樹脂を塗布後、両光ファイバを調心して、かつ軸方向
に押し付けながら固定樹脂を硬化させるとよい。
【0015】本発明はまた、材質の異なる2本の光ファ
イバを、それぞれの端面において互いに突き合わせたう
え、この突き合わせ部を接続するようにした光ファイバ
接続器の製造方法において、両光ファイバの端部を1つ
の補強部材に当てがったうえ、各光ファイバの端面同志
を突き合わせ、この突き合わせ部を屈折率整合固定樹脂
を用いて接続した後、両光ファイバを補強部材に複数箇
所で固着し、かつ少なくとも一方の光ファイバについて
は接続部に近いところから遠いところに順に両光ファイ
バと補強部材とを固着することを特徴とする。
【0016】上記の各調心台に設けたクランプ台に補強
部材に設けた孔を嵌め合わせ、補強部材の上面に沿わせ
た両光ファイバをクランプ台上においてクランプ押さえ
で押さえたうえ、両光ファイバの突き合わせ部を接続す
るように設けるとよい。
【0017】また、各調心台の各クランプ台に両光ファ
イバを固定したとき、少なくとも一方の調心台に対して
は補強部材は可動自在にセットするとよい。
【0018】また本発明は、光ファイバ接続器と、この
光ファイバ接続器を収納するシール部材とからなる光モ
ジュールであって、シール部材の内部において、両光フ
ァイバ及び両光ファイバの端面の接続部が収納される空
間と、補強部材が収納されている空間とが分離されてい
ることを特徴とする。
【0019】さらに、両光ファイバの端面の接続部と裸
ファイバ部とは密閉された空間により、外気からシール
された構造とし、この空間に不活性ガスを充てんすると
よく、不活性ガスとしては、N2 ,Ar,CO2 のいず
れか、或いはこれらの混合ガスがよい。また、シール部
材としては、シリコーン樹脂を使用するとよい。
【0020】さらに、シール部材には熱収縮チューブを
使用し、この熱収縮チューブ内に、補強部材本体に外形
が円板状をなすスペーサを取付けてなる補強部材を具備
した光ファイバ接続器を密に収納した光モジュールを構
成してもよい。
【0021】
【作用】請求項1〜6の構成によると次の作用がある。
【0022】すなわち、互いに突き合わされた両光ファ
イバの端面は、裸ファイバをファイバカッタ等で切断さ
れただけであり、フェルール形状に加工して研磨するも
のではないので、この研磨の際に生じるファイバ折損な
どの心配がなく、一連の作業手順が簡易なものとなる。
【0023】しかし、上記の裸ファイバを単に突き合わ
せて接続しただけでは機械的強度が保持できず、接続状
態の保持が困難になるが、本発明では、接続部を含めて
裸ファイバ部が補強部材により保持されるので、上記接
続部は十分に補強される。
【0024】そして、接続部の周りの屈折率整合固定樹
脂により、接続部は更に強固となると共に、樹脂硬化時
の硬化収縮力は、光ファイバのまわりに表面張力で対称
に樹脂が塗布されることと、樹脂量が非常に少ないこと
から、光軸ずれを生じさせる方向の力は大きくならず、
逆にファイバ端面を押し付ける力を更に補う作用が期待
できる。また、ファイバ端面の不整部にも充てんされた
上記の固定樹脂により、この不整部でのフレネル反射光
が最小に抑えられる。
【0025】また、上記の補強部材は、両光ファイバの
いずれの熱膨張係数よりも小さいがそれに近い材質であ
ること、補強部材と両光ファイバとはそれぞれ2点以上
の点状接着部によって結合されていること、両光ファイ
バの接続部が補強部材と触れないようになっていること
により、両光ファイバと補強部材との温度変化による応
力変化の影響を最小とすることができる。
【0026】すなわち、高温時には補強部材よりも光フ
ァイバの伸びが大きくなるため、両光ファイバには圧縮
される応力が加わる。しかし、点状接着部以外では光フ
ァイバは束縛されていないので、光ファイバ自身の“た
わみ”によって応力は緩和される。一方、低温時には逆
に光ファイバには引張り応力が加わるが、あらかじめ光
ファイバの接続部には押し付け力が付与されているの
で、これを越えない範囲であれば問題は生じない。特
に、低温側のみでの特性を重視する場合には、光ファイ
バと補強部材との熱膨張係数との関係を逆に選ぶことで
解決される。
【0027】請求項7〜12によると次に作用がある。
【0028】すなわち、補強部材に両光ファイバを沿わ
せ、光ファイバの突き合わせ部を屈折率整合固定樹脂で
硬化、固定する場合、一担調心が終了してから固定樹脂
を塗布したのでは、調心状態が狂ってしまったり、ファ
イバ端面の不整部への樹脂の充てんも困難である。そこ
で、調心前に固定樹脂を塗布することで上記の不具合を
回避している。
【0029】またこの場合、接続部は両光ファイバを互
いに軸方向に押し付けた状態で接続されているから、両
光ファイバ端面同志は密に接触して摩擦力が増加され、
接続状態が確実に保持される。
【0030】さらに、補強部材と両光ファイバとの結合
に関しては、予め両光ファイバを調心する前に補強部材
を調心台にセットしておくことにより、補強部材と両光
ファイバとが所定位置に位置決めされた状態、つまり両
光ファイバの端面の正しい接続状態で補強台に両光ファ
イバを固定できる。この場合、少なくとも対向する調心
台の片方に対し補強部材は可動自在であるから、調心台
上にクランプした両光ファイバと補強部材とを接着剤で
固定するときに、光ファイバと補強部材に余計な内部応
力がかからず、クランプを外したときに上記の接着部に
悪影響を与えるようなことがない。
【0031】さらに、両光ファイバと補強部材との複数
箇所での結合、接着を光ファイバ端面の接続部に近いと
ころから遠いところに向けて順に行なうので、接着剤の
収縮力の影響が最小限に抑えられる。
【0032】請求項13〜18によると次の作用があ
る。
【0033】すなわち、請求項1〜6の光ファイバ接続
器により、両光ファイバの接続部が補強されて、接続状
態を安定に保持でき、機械強度も充分な構造となる。し
かし、このままでは、接続部はむき出しの状態にあり、
物理的接触によって破損してしまったり、フッ化物ファ
イバ等の化学的にも脆弱な光ファイバでは、外気中の水
分等により潮解等のおそれが生じる。また、補強部材が
石英等の衝撃に弱い材料である場合には、これを保護す
る必要もある。
【0034】そこで、請求項13〜18の発明による
と、補強部材をシリコーン樹脂等の弾力のある樹脂でシ
ール部材中に固定して、衝撃を守っている。さらに、接
続部と光ファイバを収納する空間と補強部材を収納、支
持する空間を隔離する構造とすることで、補強部材の動
きを規制し、両光ファイバの接続部と光ファイバがシー
ル部材の内面に接触し破損する危険性を回避している。
【0035】また、補強部材の支持固定にシール樹脂を
用いることで、接続部と光ファイバを収納する空間を外
気からしゃ断し、水分等の侵入を防止できる。この場
合、上記の空間に不活性ガスを封入することで、化学的
に脆弱な光ファイバを安定に保つことが可能となる。
【0036】
【実施例】以下本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0037】図1は第1実施例に係る光ファイバ接続器
1の斜視図を示し、この光ファイバ接続器1では、補強
部材2に石英ガラス光ファイバ心線3とフッ化物光ファ
イバ心線4とが固着され、両光ファイバ心線3a、4a
の被覆が除去された裸ファイバ部(以下光ファイバとい
う)3、4の端面同志が接続部5で接続されている。
【0038】上記補強部材2は、所定の厚さを有する石
英の補強板で構成されており、この板面を切り欠いて形
成された3箇の孔6、7、8を有している。この3つの
孔6、7、8のうち、中央の孔6は光ファイバの接続部
5が補強部材2と触れないようにするためであり、両側
の2つの孔7、8は、図7〜図9に示すように光ファイ
バの製作時に調心台に埋め込んで光ファイバをクランプ
するとき、クランプ台に嵌めるためのものである。
【0039】さらに説明すると、図1において、石英ガ
ラス光ファイバ心線3aとフッ化物光ファイバ心線4a
の両光ファイバ3、4の端部は、補強部材2の上面に沿
って配設され、かつ長手方向の両端部から中央部に向っ
て伸びており、その中央部で接続されている。そして、
石英光ファイバ心線3aとフッ化物光ファイバ心線4a
のそれぞれの被覆部先端と、被覆が除去された裸ファイ
バ部の基端とが補強部材2の外部枠2aの上面において
接着剤により点状に接着されていて、この接着部が第2
点状接着部9とされている。
【0040】上記両光ファイバ心線3a、4aの裸ファ
イバ部である光ファイバ3、4は補強部材2の中間枠2
bの上面において接着剤により点状に接着されていて、
この接着部が第1点状接着部10とされている。また、
両光ファイバ3、4の端面を光軸を合わせて突き合わせ
たうえ、図2に示すよう屈折率整合接着樹脂により固着
して上述の接続部5が形成されている。
【0041】この場合、石英ガラス光ファイバである光
ファイバ3と、フッ化物光ファイバである光ファイバ4
は、それぞれの先端面が突き合わされたとき、図3に矢
印で示す方向に押し付け力が作用するよう、あらかじめ
両光ファイバ3、4に押し付け力を付勢したうえ第1点
状接着部10により固着されている。したがって、図3
に拡大して示すように、各光ファイバ3、4の端面の不
整合12がしっかりと突き合わされて、その隙間に屈折
率整合固定樹脂13が充填されている。
【0042】上記の屈折率整合固定樹脂13は、その屈
折率が両光ファイバ3、4の屈折率の略中間値であるこ
とが好ましい。
【0043】すなわち、接続時における反射率Rは、R
1 :石英ガラス光ファイバの反射率、R2 :フッ化物ガ
ラス光ファイバの反射率、P1 :石英ガラス光ファイバ
の反射係数、P2 :フッ化物ガラス光ファイバの反射係
数、n0 :ファイバ間隙の屈折率、n1 :石英ガラス光
ファイバのコア屈折率、n2 :フッ化物ガラス光ファイ
バのコア屈折率、λ:波長、a:コア半径とした場合
に、 R1 =(P1 2 ={(n0 −n1 )/(n0
1 )}2 、R2 =(p2 2={(n0 −n2 )/
(n0 +n2 )}2 、γ=4πd/λとすると、 R=1−[{(1−R1 )(1−R2 )}/(1+R1
2 +2P1 2 cosγ)] で表される。したがって反射率Rは、n0 がn1 とn2
の中間の値の時に最も低い値となる。
【0044】本実施例の場合、N1 =1,46、n2
1,50、λ=1,31μm、n0=1.50とするこ
とで、端面反射を最大限に抑制して接続損失の低減が図
られている。
【0045】また、本実施例では上記の屈折率整合固定
樹脂13と第1、第2の点状接着部10、9の接着樹脂
として、同じ紫外線硬化型の樹脂を用いたが、これ以外
に硬化時に加熱を必要としない接着樹脂であれば、例え
ば2液混合タイプのものであっても構わない。
【0046】上記の石英ガラス光ファイバ心線3aとフ
ッ化物光ファイバ心線4aの補強部材2への固定は、図
7〜図8に示すように対向して配設された2台の調心台
14を用いて行なわれる。各図に示されるように、対向
する調心台14の上面にはX方向とY方向にそれぞれ第
1のガイド溝15と第2のガイド溝16が形成されてい
る。第1のガイド溝15には補強部材2の両側孔7、8
にぞれぞ嵌合できる第1クランプ台17が設けられ、さ
らに、第1クランプ台17と所定の間隔を離して石英光
ファイバ心線3aとフッ化物光ファイバ心線4aの被覆
部を支持する第2クランプ台18が設けられている。
【0047】したがって、各図に示されているように上
記調心台14の第1のガイド溝15に補強部材2をセッ
トすることができ、このとき、第1クランプ台17は補
強部材2の両側孔7、8に嵌合し、第2クランプ台18
は補強部材2の長手方向の両端側に位置している。ま
た、このとき、第1、第2のクランプ台17、18と補
強部材2の上面とは略同じ高さになるよう設けられてい
る。
【0048】上記のように各調心台14の第1ガイド溝
15に補強部材2を嵌挿したうえ、第2クランプ台18
の上面に石英ガラス光ファイバ心線3aとフッ化物光フ
ァイバ心線4aをセットし、その上から第2クランプ押
さえ19で押さえる(図8に示す)。さらに、両光ファ
イバ心線3a、4aの裸ファイバ部である両光ファイバ
3、4を第1クランプ台17の上面にセットし、その上
から第1クランプ押さえ20で押さえる。
【0049】このようにして、調心台14に補強部材2
をしっかりと固定したうえ、補強部材2の上面の所定位
置に配置した石英ガラス光ファイバ心線3aと、フッ化
物光ファイバ心線4aの両光ファイバ3、4を第1クラ
ンプ押さえ2aで押さえて固定したうえ、各ファイバ端
面に固定樹脂を塗布し、各光ファイバの突き合わせ部に
押し付け力を付勢した状態で、固定樹脂を硬化させて接
続部5を形成する。
【0050】つづいて、両光ファイバ3、4の突き合わ
せ端面の接続部5に近い第1点状接着部10を接着樹脂
の点状接着により形成し、その後に第2点状接着部9を
接着樹脂の点状接着により形成し、これら第1、第2の
点状接着部10、9により両光ファイバ3、4を補強部
材2に固定する。
【0051】このように、両光ファイバ3、4と補強部
材2との結合、接着を接続部5に近いところから遠いと
ころへ向って順に行なうので、各点状接着部に用いられ
る接着剤の収縮力の接続部5への影響を最小限に抑える
ことができる。
【0052】さらに、対向する2台の調心第14と補強
部材2との結合に際し、この補強部材2の2つの孔7、
8と、これに嵌合される2台の調心台14の各クランプ
台17の少なくとも一方のクランプ台17との嵌合部に
は隙間が形成されていて、補強部材2は一方の調心台1
4に対し可動自在にセットされる。それにより、調心台
14にクランプした光ファイバ3、4と補強部材2を接
着剤で点状接着しているときに、補強部材2に余計な内
部応力がかかって、クランプをはずした時に接続部5に
悪影響を与えることが防止される。
【0053】上記のようにして作製された両光ファイバ
3、4が補強部材2で補強されてなる光ファイバ接続器
1は、図2に示すようにこれを裏返したうえ、シール部
材の一例として示す収納ケース21に納められ、その開
口部が基板22で閉じられて光モジュール23が構成さ
れる。
【0054】収納ケース21の内底部には4つのスペー
サ24が設けられており、収納ケース21に収納された
補強部材2は、このスペーサ24によって収納ケース2
1の底面25から浮いて支持されている。
【0055】また、このとき図5に示されるように、補
強部材2とスペーサ24との隙間にシリコーンシール樹
脂26が挿入されている。こうして補強部材2を収納ケ
ース21に収納した後に、補強部材2のまわり全てにシ
リコーンシール樹脂26を充填する。その後、シリコー
ンシール樹脂26で密閉された収納ケース21内の空間
27に乾燥窒素を封入して基板22で収納ケース21の
開口部を密閉する。
【0056】また、上記において、石英光ファイバ心線
3aとフッ化物光ファイバ心線4aのそれぞれの入出力
端部に弾力のある補強チューブ28が嵌合されていて、
この補強チューブ28が収納ケース21の側壁に形成さ
れた凹部29に嵌められて、両光ファイバ心線3a、4
aを不用意な曲げ等から守る構造とされている。
【0057】本発明者は上記の構造で光増幅用のフッ化
物光ファイバと、石英ガラス光ファイバを接続した光フ
ァイバ接続器を作製し、光ファイバ端面から試験光を入
射して試験したところ、両光ファイバは光増幅用のファ
イバで、非常に小さいMFD径(1μmの軸ずれで数d
Bの接続損失が発生する)であるにもかかわらず、平均
接続損失0.1dB、−20〜+60℃の温度サイクル
及び、10〜45Hz、振幅1mm、最大4Gの振動環
境での損失変動±0.02dB以下と非常に良好な結果
を得た。
【0058】次に、図10〜図12を参照して第2実施
例に係る光モジュール33を説明する。この第2実施例
では補強部材32と、これを収納するシール部材の別の
例として示す熱収縮チューブ41が、第1実施例におけ
る補強部材2およびその収納ケース21と相異してい
る。すなわち、第2実施例の光モジュール33では、図
1に示す光ファイバ接続器1と同じ構造のものを補強部
材本体31とする。
【0059】そして、この補強部材本体31の中間部と
両端部に所定の間隔をあけて配設された4個の円板スペ
ーサ34を装着することにより、補強部材32が構成さ
れている。各円板スペーサ34は例えば図10に示され
ているように、1枚の半円板状部34aと2枚の4分の
1円板状部34bを補強部部材本体31の上下面に接着
して構成される。
【0060】上記1枚の半円板状部34aと2枚の4分
の1円板状部34bは例えば、図10に示されるSi材
の丸棒35を切削することにより容易に作製される。そ
の場合、まず長尺の丸棒35に半径方向のスリット36
を長手方向に沿って形成する。このスリット36の切削
にはダイヤモンドカッターを用いるとよい。
【0061】こうして、半径方向のスリット36を形成
したうえ、図1に示すように丸棒35を所定の厚みにダ
イヤモンドカッター37を用いて切断する。その後、図
10の点線38で示す位置で上下に切断することによ
り、1つの半円板状部34aと、2つの4分の1円板状
部34bが切削形成される。
【0062】こうして、補強部材本体31に接着された
各円板スペーサ34の2つの4分の1円板状部34bの
間に溝39が形成されており、各円板スペーサ34の各
溝39の底部に両光ファイバ3、4と補強部材本体31
の第1、第2の点状接着部10、9が位置し、その上部
に位置する溝39がシール樹脂40で埋められる。
【0063】上記の補強部材32に石英ガラス光ファイ
バ心線3aとフッ化物光ファイバ心線4aの両光ファイ
バ3、4を接着するには、図12に示されるように第1
実施例の調心台14とほぼ同じ構造の2台の対向する調
心台44が用いられる。この調心台44の第1ガイド溝
45に補強部材本体31を嵌めてセットされ、このとき
第1クランプ台47は補強部材本体31の両側孔7、8
に嵌合し、また各円板スペーサ34の半円板状部34が
各調心台44の第2ガイド溝46に嵌合する。
【0064】上記のように補強部材本体31を調心台4
4にセットしたうえ、第2クランプ台48の上面に石英
ガラス光ファイバ心線3aとフッ化物光ファイバ心線4
aを沿わせ、その上から第2クランプ押さえ49で押さ
える。さらに、両光ファイバ心線3a、4aの裸ファイ
バ部である両光ファイバ3、4を第1クランプ台47の
上面にセットし、その上から第1クランプ押さえ50で
押さえる。
【0065】このようにして、調心台44に補強部材3
2をしっかりと固定したうえ、補強部材本体31の上面
の所定位置に配置した石英ガラス光ファイバ心線3aお
よびフッ化物光ファイバ心線4aと、光ファイバ3、4
を第1、第2クランプ押さえ49、50で押さえた後ま
ず、各光ファイバ3、4の突き合わせ端部に屈折率整合
固定樹脂を塗布して、樹脂硬化により接続部5を構成す
る。次に、接続部5に近い第1点状接着部10を形成
し、つづいて、第2点状接着部9を形成して光ファイバ
3、4を補強部材本体31に固着する。この場合、円板
状スペーサ34には補強部材本体31の上面につづく溝
39が開設されているので、この溝39を介して接着剤
を上方から塗布し、上記第1と第2の各点状接着部1
0、9を形成することができる。その後、溝39にシー
ル樹脂40を充填して、この溝39を埋める。
【0066】こうして、両光ファイバ3、4を接続する
と共に、補強部材本体31に両光ファイバ3、4を固着
して、光ファイバ接続器51を構成した後、この光ファ
イバ接続器51を調心台44から取り外す。その後、図
10に示すように光ファイバ接続器51を熱収縮チュー
ブ41に挿入したうえ、この熱収縮チューブ41を乾燥
装置(図示せず)に入れて加熱する。それにより熱収縮
チューブ41が熱収縮して補強部材32の円板スペーサ
34の外周と密着し、円板スペーサ34と熱収縮チュー
ブ41により両光ファイバ3、4とその接続部5は外部
から遮断される。
【0067】なお、第2実施例において円板状スペーサ
34は、1枚の半円板状部材34aと2枚の4分の一円
板状部材34bとで構成する例を示したが、これに限定
されない。例えば、図10に示すように中心部に長孔5
2を有する硬貨形状の円板状スペーサ53を設け、上記
の長孔52に両光ファイバ3、4を接着し、かつ接続部
5を形成した補強部材本体31を挿通して光ファイバ接
続器を構成してもよい。
【0068】上記のほかにも図10に示すスリット36
を形成した丸棒35を所定形状に切削加工して、あたか
も同図の補強部材本体31と円板スペーサ34が一体的
に構成されたごとき形状の補強部材を構成してもよい
(但し、図示せず)。その他にも、各部の設計上の変更
は自由に行なって構わないものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
材質の異なる2本の光ファイバが、フェルール装着等の
特別な加工を施すことなく、単に切削加工された状態で
補強部材に固着され、かつファイバの端面同志が接続さ
れて光ファイバ接続器が構成されているので、光ファイ
バ接続器の制作時にファイバの折損の心配がなく、ま
た、屈折率整合固定樹脂の硬化、収縮等による光軸ずれ
を生じさせず、強固で安定な光ファイバ接続器を得るこ
とができる。さらに、この光ファイバ接続器をシール部
材に組込んだことにより、耐久性、耐水性等に富み、多
用途に適用できる光モジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光ファイバ接続器の
斜視図である。
【図2】図1の光ファイバ接続器が組み込まれる第1実
施例の光モジュールの分解斜視図である。
【図3】図1の光ファイバ接続器における光ファイバ接
続部の詳細図である。
【図4】図2の基板を取外した収納ケースの平面図であ
る。
【図5】図2の縦断面説明図である。
【図6】図5の収納ケースの左端部の断面図である。
【図7】補強部材を調心台にセットしたうえ、これに光
ファイバを固着する工程の説明図である。
【図8】図7の長手方向の断面説明図である。
【図9】図7の長手方向と直交する方向の断面説明図で
ある。
【図10】第2実施例に係る光モジュールの分解斜視説
明図である。
【図11】図10の補強部材と熱収縮チューブの断面説
明図である。
【図12】図10の補強部材を調心台にセットしたう
え、これに光ファイバを固着する工程の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1…光ファイバ接続器、2…補強部材、3…光ファイ
バ、3a…石英ガラス光ファイバ、4…光ファイバ、4
a…フッ化物光ファイバ、5…接続部、6…孔、7…
孔、8…孔、9…第2点状接続部、10…第1点状接着
部、12…不整部、13…屈折率整合固定樹脂、14…
調心台、15…第1のガイド溝、16…第2のガイド
溝、17…第1のクランプ台、18…第2のクランプ
台、19…第2クランプ押さえ、20…第1クランプ押
さえ、21…収納ケース、23…光モジュール、24…
スペーサ、31…補強部材本体、32…補強部材、34
…円板スペーサ、41…熱収縮チューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 正志 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 中沢 正隆 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮島 義昭 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材質の異なる2本の光ファイバを、それ
    ぞれの端面において突き合わせ接続するための光ファイ
    バ接続器であって、 前記両光ファイバの端部を共通に保持する1つの補強部
    材を具備し、前記補強部材により保持された前記両光フ
    ァイバの端部同志が屈折率整合固定樹脂を介して接続さ
    れていることを特徴とする光ファイバ接続器。
  2. 【請求項2】 前記両光ファイバは、前記補強部材にそ
    れぞれ少なくとも2点以上の点状接着部で固定され、か
    つ前記両光ファイバの前記接続部が前記補強部材と非接
    触に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    光ファイバ接続器。
  3. 【請求項3】 前記補強部材の材質が、前記両光ファイ
    バの熱膨張係数よりも小さいか、それに近い熱膨張係数
    を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    光ファイバ接続器。
  4. 【請求項4】 前記補強部材の材質が石英,ジルコニ
    ア、インバーのいずれか、あるいはこれらの組合わせか
    らなることを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ接
    続器。
  5. 【請求項5】 前記両光ファイバが、石英ガラス,フッ
    化物ガラス、カルコゲナイドガラス,リン酸塩ガラスの
    いずれかであることを特徴とする請求項1に記載の光フ
    ァイバ接続器。
  6. 【請求項6】 前記屈折率整合固定樹脂の屈折率が、接
    続される両光ファイバの屈折率の間の値であることを特
    徴とする請求項1に記載の光ファイバ接続器。
  7. 【請求項7】 材質の異なる2本の光ファイバを、それ
    ぞれの端面において互いに突き合わせて接続するように
    した光ファイバ接続器の製造方法において、 前記両光ファイバの端部を1つの補強部材に当てがった
    うえ、各光ファイバの端面同志を互いに突き合わせ、か
    つ軸方向に押し付け力を付与しながら前記突き合わせ部
    を屈折率整合固定樹脂を用いて接続し、その後前記光フ
    ァイバを前記補強部材に固定することを特徴とする光フ
    ァイバ接続器の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記両光ファイバの端面に屈折率整合固
    定樹脂を塗布後、両光ファイバを調心して、かつ軸方向
    に押し付けながら前記屈折率整合固定樹脂を硬化させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ファイバ接続器の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 材質の異なる2本の光ファイバを、それ
    ぞれの端面において互いに突き合わせたうえ、この突き
    合わせ部を接続するようにした光ファイバ接続器の製造
    方法において、 前記両光ファイバの端部を1つの補強部材に当てがった
    うえ、各光ファイバの端面同志を突き合わせ、この突き
    合わせ部を屈折率整合固定樹脂を用いて接続した後、前
    記両光ファイバを前記補強部材に複数箇所で固着し、か
    つ少なくとも一方の前記光ファイバについては、前記接
    続部に近いところから遠いところに順に前記両光ファイ
    バと前記補強部材とを固着することを特徴とする光ファ
    イバ接続器の製造方法。
  10. 【請求項10】 材質の異なる2本の光ファイバを、そ
    れぞれの端面において互いに突き合わせたうえ、この突
    き合わせ部を接続するようにした光ファイバ接続器の製
    造方法において、 互いに対向配置した調心台に補強部材をセットすると共
    に、前記補強部材の上面に前記両光ファイバを沿わせた
    うえ、各光ファイバの端面同志を突き合わせ、この突き
    合わせ部を屈折率整合固定樹脂を用いて接続し、かつ前
    記両光ファイバと前記補強部材とを接着することを特徴
    とする光ファイバ接続器の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記各調心台に設けたクランプ台に前
    記補強部材に設けた孔を嵌め合わせ、前記補強部材の上
    面に沿わせた前記両光ファイバを前記クランプ台上にお
    いてクランプ押さえで押さえたうえ、前記両光ファイバ
    の前記突き合わせ部を接続することを特徴とする請求項
    10に記載の光ファイバ接続器の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記各調心台の各クランプ台に両光フ
    ァイバを固定したとき、少なくとも一方の調心台に対し
    ては前記補強部材は可動自在にセットされていることを
    特徴とする請求項11に記載の光ファイバ接続器の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
    光ファイバ接続器と、この光ファイバ接続器を収納する
    シール部材とからなる光モジュールであって、前記シー
    ル部材の内部において、前記両光ファイバ及び両光ファ
    イバの端面の接続部が収納される空間と、前記補強部材
    が収納されている空間とが隔離されていることを特徴と
    する光モジュール。
  14. 【請求項14】 少なくとも、前記両光ファイバの端面
    の接続部と前記裸ファイバ部とが密閉された前記空間に
    配置されて外気からシールされていることを特徴とする
    請求項13に記載の光モジュール。
  15. 【請求項15】 前記シール部である密閉された空間に
    不活性ガスが充てんされていることを特徴とする請求項
    14に記載の光モジュール。
  16. 【請求項16】 前記不活性ガスがN2 ,Ar,CO2
    のいずれか、或いはこれらの混合ガスであることを特徴
    とする請求項15に記載の光モジュール。
  17. 【請求項17】 前記シール部材としてシリコーン樹脂
    を使用することを特徴とする請求項14に記載の光モジ
    ュール。
  18. 【請求項18】 前記シール部材が熱収縮チューブであ
    り、この熱膨張チューブ内に、補強部材本体に外形が円
    板状をなすスペーサを取付けてなる補強部材を具備した
    前記光ファイバ接続器を密に収納したことを特徴とする
    請求項13に記載の光モジュール。
JP5230283A 1993-09-16 1993-09-16 光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール Pending JPH0784139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5230283A JPH0784139A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5230283A JPH0784139A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0784139A true JPH0784139A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16905388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5230283A Pending JPH0784139A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0784139A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014501949A (ja) * 2011-01-11 2014-01-23 コアレイズ オーワイ 光ファイバコンポーネント用パッケージ及びその製造方法
JP2018151398A (ja) * 2012-11-21 2018-09-27 ニコン メトロロジー エヌ.ブイ. キャリブレーション装置、レーザー距離測定装置、および構造物の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014501949A (ja) * 2011-01-11 2014-01-23 コアレイズ オーワイ 光ファイバコンポーネント用パッケージ及びその製造方法
US9383534B2 (en) 2011-01-11 2016-07-05 Rofin-Sinar Laser Gmbh Packaging for a fiber optic component and manufacturing method thereof
JP2018151398A (ja) * 2012-11-21 2018-09-27 ニコン メトロロジー エヌ.ブイ. キャリブレーション装置、レーザー距離測定装置、および構造物の製造方法
US11680794B2 (en) 2012-11-21 2023-06-20 Nikon Metrology Nv Low drift reference for laser radar

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5381494A (en) Packaged optical devices
US5482585A (en) Process for optically joining an optical fiber array to an opponent member
US5340371A (en) Optical fiber splicing chuck
US4969702A (en) Laser pigtail assembly and method of manufacture
US4930859A (en) Fiber optic splice assembly
JPH0713039A (ja) 光導波路モジュール
US20230350135A1 (en) Optical fiber termination structure, optical connection component and hollow-core optical fiber
KR102474767B1 (ko) 섬유-엔드캡-고정구 정렬에서 정확도 향상을 위한 엔드캡, 조립체, 및 방법
US20030021537A1 (en) Multi-port optical power monitoring package and method of manufacturing
JPH11242127A (ja) 光ファイバーアレイ
GB2356066A (en) Optical Module with Grooved Substrate
CA2408730A1 (en) Optical fiber collimator and optical fiber collimator array
JPH0784139A (ja) 光ファイバ接続器とその製造方法及び光モジュール
JPH0735958A (ja) 並列伝送モジュール
US6085001A (en) Fiber optic coupler
JP3326271B2 (ja) 光ファイバ端末部及び端末部と光デバイスとの接続構造
JP3393761B2 (ja) 光導波路モジュール及びその製造方法
JPH07248428A (ja) 凹凸嵌合接続による低反射型光部品
US6775436B1 (en) Optical fiber U-turn apparatus and method
JPH08278429A (ja) 光導波路部品及び光導波路部品の製造方法
JP2001272570A (ja) 光ファイバアレイ
US20020114565A1 (en) 3-port optical filtering assembly and method of manufacturing thereof
JPH0894876A (ja) 光導波路モジュール
JPH07128545A (ja) 光導波路と光ファイバとの接続方法
JPH09211250A (ja) 光ファイバ接続器およびその製造方法