JPH0784138B2 - 鞍乗型車両の動力伝達装置 - Google Patents
鞍乗型車両の動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0784138B2 JPH0784138B2 JP60105489A JP10548985A JPH0784138B2 JP H0784138 B2 JPH0784138 B2 JP H0784138B2 JP 60105489 A JP60105489 A JP 60105489A JP 10548985 A JP10548985 A JP 10548985A JP H0784138 B2 JPH0784138 B2 JP H0784138B2
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- Japan
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- shaft
- type vehicle
- casing
- transmission device
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Description
【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、鞍乗型車両の動力伝達装置に関する。
b.従来の技術とその問題点 従来の鞍乗型車両の動力伝達装置においては、前輪又は
後輪又は前後輪駆動用の差動装置が、クラッチ装置およ
び変速装置を収納するケーシングとは別体のケーシング
に納められていた。
後輪又は前後輪駆動用の差動装置が、クラッチ装置およ
び変速装置を収納するケーシングとは別体のケーシング
に納められていた。
そのため、従来の鞍乗型車両においては、その動力伝達
装置が大きくスペースをとるため、スペースを有効利用
する点および車両の重量の軽減を図る上から不利であっ
た。
装置が大きくスペースをとるため、スペースを有効利用
する点および車両の重量の軽減を図る上から不利であっ
た。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、スペース
を有効に利用でき、しかも重量の軽減を図ることができ
る鞍乗型車両の動力伝達装置を提供することを目的とす
る。
を有効に利用でき、しかも重量の軽減を図ることができ
る鞍乗型車両の動力伝達装置を提供することを目的とす
る。
c.問題点を解決するための手段 本発明では、上記目的を達成するために、クランクシャ
フト5a,5bと、トランスミッションの主軸6a,副軸6aと、
サブトランスミッション軸7aと、差動装置のサイドシャ
フト8a,8bとの各軸を車両進行方向と直角方向に並設
し、 同各端の一端を左ケーシング３で他端を右ケーシング４
でそれぞれ軸支し、 クランクシャフト5a及び主軸6aの右ケーシング４より突
出した軸端にクラッチ９及びクラッチ11をそれぞれ装着
するとともに、 クランクシャフト5bの左ケーシング３より突出した軸端
にジェネレータ10をそれぞれ装着し、 さらに、前記ワンウェイクラッチ９及びクラッチ11の開
放端を右カバー12で覆うとともに、少なくともジェネレ
ータ10の開放端を左カバー13で覆ってパワーユニットを
構成している。
フト5a,5bと、トランスミッションの主軸6a,副軸6aと、
サブトランスミッション軸7aと、差動装置のサイドシャ
フト8a,8bとの各軸を車両進行方向と直角方向に並設
し、 同各端の一端を左ケーシング３で他端を右ケーシング４
でそれぞれ軸支し、 クランクシャフト5a及び主軸6aの右ケーシング４より突
出した軸端にクラッチ９及びクラッチ11をそれぞれ装着
するとともに、 クランクシャフト5bの左ケーシング３より突出した軸端
にジェネレータ10をそれぞれ装着し、 さらに、前記ワンウェイクラッチ９及びクラッチ11の開
放端を右カバー12で覆うとともに、少なくともジェネレ
ータ10の開放端を左カバー13で覆ってパワーユニットを
構成している。
d.実施例 以下、本発明に係る鞍乗型車両の動力伝達装置の実施例
について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第１図および第２図は本発明の一実施例を示すものであ
る。
る。
第１図に示した本実施例の鞍乗型車両１は、リヤエンジ
ン四輪駆動車である。
ン四輪駆動車である。
この鞍乗型車両１は、第２図に示すように、クランクケ
ース部２と一体で左右２つ割り構造に形成したケーシン
グ3,4を有する。
ース部２と一体で左右２つ割り構造に形成したケーシン
グ3,4を有する。
ケーシング3,4は、クランクシャフト5a,5bと、トランス
ミッション６の主軸6aおよび副軸6bと、サブトランスミ
ッション７の軸7aと、後輪駆動用プロペラシャフト7b
と、差動装置８のサイドシャフト8a,8bとをそれぞれ回
転自在に支承する。
ミッション６の主軸6aおよび副軸6bと、サブトランスミ
ッション７の軸7aと、後輪駆動用プロペラシャフト7b
と、差動装置８のサイドシャフト8a,8bとをそれぞれ回
転自在に支承する。
このように、ケーシング3,4によって支承されたクラン
クシャフト5a,5bの外側端部には、ワンウェイクラッチ
９とジェネレータ10とが配設されている。
クシャフト5a,5bの外側端部には、ワンウェイクラッチ
９とジェネレータ10とが配設されている。
また、トランスミッション６の主軸6aの外側一端部には
クラッチ11が配設されている。
クラッチ11が配設されている。
ワンウェイクラッチ９およびクラッチ11は、カバー12に
よって覆われている。
よって覆われている。
また、クランクシャフト5bの外側端部と、トランスミッ
ション６の主軸6aおよび副軸6bの外側他端部と、サブト
ランスミッション７の軸7aと外側他端部とが、カバー13
に回転自在に支承されている。
ション６の主軸6aおよび副軸6bの外側他端部と、サブト
ランスミッション７の軸7aと外側他端部とが、カバー13
に回転自在に支承されている。
さらに、クランクシャフト5bの外側端部と、トランスミ
ッション６の副軸6bの外側端部とが、副カバー14,15に
よって覆われている。
ッション６の副軸6bの外側端部とが、副カバー14,15に
よって覆われている。
さらにまた、このケーシング3,4の適宜箇所には、第１
図に示すように、リバース用レバー16,トランスミッシ
ョンギヤシフトレバー17,サブトランスミッションギヤ
シフトレバー18およびデフロック用レバー19が配設され
ている。
図に示すように、リバース用レバー16,トランスミッシ
ョンギヤシフトレバー17,サブトランスミッションギヤ
シフトレバー18およびデフロック用レバー19が配設され
ている。
なお、第１図において、20は前輪駆動用動力取出し装
置、21は前輪用差動装置、21aは前輪駆動用プロペラシ
ャフトであり、また、第２図において、22はケース合わ
せ面、23,24はカバー割面、25ピストンロッド、26はフ
ァイナルドリブンギヤ、27はデフロック用スライディン
グホイールである。
置、21は前輪用差動装置、21aは前輪駆動用プロペラシ
ャフトであり、また、第２図において、22はケース合わ
せ面、23,24はカバー割面、25ピストンロッド、26はフ
ァイナルドリブンギヤ、27はデフロック用スライディン
グホイールである。
第３図は、本発明に係る鞍乗型車両の動力伝達装置の他
の実施例を示すもので、とくにフロントエンジン四輪駆
動車の場合を示すものである。
の実施例を示すもので、とくにフロントエンジン四輪駆
動車の場合を示すものである。
本実施例の鞍乗型車両28では、前記実施例のものとほぼ
同様に、エンジン29のクランクケース部29aと一体で左
右２つ割り構造のケーシング30を有する。
同様に、エンジン29のクランクケース部29aと一体で左
右２つ割り構造のケーシング30を有する。
このケーシング30内では、クランクシャフト31と、トラ
ンスミッション32の主軸32aおよび副軸32bと、サブトラ
ンスミッション33の軸33aと、前輪用差動装置34のサイ
ドシャフト34aと、後輪駆動用プロペラシャフト35とが
回転自在に支承されている。
ンスミッション32の主軸32aおよび副軸32bと、サブトラ
ンスミッション33の軸33aと、前輪用差動装置34のサイ
ドシャフト34aと、後輪駆動用プロペラシャフト35とが
回転自在に支承されている。
なお、第３図において、34bはファイナルドリブンギ
ヤ、36は後輪用差動装置である。
ヤ、36は後輪用差動装置である。
e.発明の効果 以上説明したように、本発明に係る鞍乗型車両の動力伝
達装置によれば、クランクシャフト5a,5bと、トランス
ミッションの主軸6a,副軸6aと、サブトランスミッショ
ン軸7aと、差動装置のサイドシャフト8a,8bとの各軸を
車両進行方向と直角方向に並設し、 同各軸の一端を左ケーシング３で他端を右ケーシング４
でそれぞれ軸支し、 クランクシャフト5a及び主軸6aの右ケーシング４より突
出した軸端にクラッチ９及びクラッチ11をそれぞれ装着
するとともに、 クランクシャフト5bの左ケーシング３より突出した軸端
にジュネレータ10をそれぞれ装着し、 さらに、前記ワンウェイクラッチ９及びクラッチ11の開
放端を右カバー12で覆うとともに、少なくともジェネレ
ータ10の開放端を左カバー13で覆ってパワーユニットを
構成しているため、次のような効果を得ることができ
る。
達装置によれば、クランクシャフト5a,5bと、トランス
ミッションの主軸6a,副軸6aと、サブトランスミッショ
ン軸7aと、差動装置のサイドシャフト8a,8bとの各軸を
車両進行方向と直角方向に並設し、 同各軸の一端を左ケーシング３で他端を右ケーシング４
でそれぞれ軸支し、 クランクシャフト5a及び主軸6aの右ケーシング４より突
出した軸端にクラッチ９及びクラッチ11をそれぞれ装着
するとともに、 クランクシャフト5bの左ケーシング３より突出した軸端
にジュネレータ10をそれぞれ装着し、 さらに、前記ワンウェイクラッチ９及びクラッチ11の開
放端を右カバー12で覆うとともに、少なくともジェネレ
ータ10の開放端を左カバー13で覆ってパワーユニットを
構成しているため、次のような効果を得ることができ
る。
すなわち、本発明の鞍乗型車両の動力伝達装置によれ
ば、動力伝達装置の小型化を図ることができる。したが
って、車両のスペースを有効に利用することが可能とな
るとともに、その重量の軽減を図ることができる。
ば、動力伝達装置の小型化を図ることができる。したが
って、車両のスペースを有効に利用することが可能とな
るとともに、その重量の軽減を図ることができる。
第１図および第２図は本発明に係る鞍乗型車両の動力伝
達装置の一実施例を示すもので、第１図はそれを概念的
に示す側面図、第２図はその要部を拡大して示す断面
図、第３図は本発明に係る鞍乗型車両の動力伝達装置の
他の実施例を概念的に示す側面図である。 1,28……鞍乗型車両、 2,29a……クランクケース部、 3,4,30……ケーシング、 5a,5b,31……クランクシャフト、 6,32……トランスミッション、 6a,32a……主軸、 6b,32b……副軸、 8,34……差動装置、 8a,8b,34a……サイドシャフト。
達装置の一実施例を示すもので、第１図はそれを概念的
に示す側面図、第２図はその要部を拡大して示す断面
図、第３図は本発明に係る鞍乗型車両の動力伝達装置の
他の実施例を概念的に示す側面図である。 1,28……鞍乗型車両、 2,29a……クランクケース部、 3,4,30……ケーシング、 5a,5b,31……クランクシャフト、 6,32……トランスミッション、 6a,32a……主軸、 6b,32b……副軸、 8,34……差動装置、 8a,8b,34a……サイドシャフト。
Claims (1)
- 【請求項１】クランクケースと一体に形成され、かつ左
右割り構造に形成したケーシング内に、少なくともクラ
ッチ装置および変速装置および差動装置を備えた鞍乗型
車両の動力伝達装置において、 クランクシャフト5a,5bと、トランスミッションの主軸6
a,副軸6aと、サブトランスミッション軸7aと、差動装置
のサイドシャフト8a,8bとの各軸を車両進行方向と直角
方向に並設し、 同各軸の一端を左ケーシング３で他端を右ケーシング４
でそれぞれ軸支し、 クランクシャフト5a及び主軸6aの右ケーシング４より突
出した軸端にワンウェイクラッチ９及びクラッチ11をそ
れぞれ装着するとともに、 クランクシャフト5bの左ケーシング３より突出した軸端
にジェネレータ10をそれぞれ装着し、 さらに、前記ワンウェイクラッチ９及びクラッチ11の開
放端を右カバー12で覆うとともに、少なくともジェネレ
ータ10の開放端を左カバー13で覆ってパワーユニットを
構成したことを特徴とする鞍乗型車両の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60105489A JPH0784138B2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 鞍乗型車両の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60105489A JPH0784138B2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 鞍乗型車両の動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61263828A JPS61263828A (ja) | 1986-11-21 |
| JPH0784138B2 true JPH0784138B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=14409006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60105489A Expired - Fee Related JPH0784138B2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 鞍乗型車両の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784138B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4583541B2 (ja) * | 2000-03-09 | 2010-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
| JP3536911B2 (ja) | 2000-05-17 | 2004-06-14 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの動力伝達装置 |
| JP5129695B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2013-01-30 | 本田技研工業株式会社 | 車両用パワーユニット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5844458U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-25 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関用クランクケ−スの水抜き構造 |
| JPS5876327A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | Honda Motor Co Ltd | 車両用動力伝達装置 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60105489A patent/JPH0784138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61263828A (ja) | 1986-11-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |