JPH0784109A - 蓄光性及び反射性を有するシート - Google Patents
蓄光性及び反射性を有するシートInfo
- Publication number
- JPH0784109A JPH0784109A JP5229250A JP22925093A JPH0784109A JP H0784109 A JPH0784109 A JP H0784109A JP 5229250 A JP5229250 A JP 5229250A JP 22925093 A JP22925093 A JP 22925093A JP H0784109 A JPH0784109 A JP H0784109A
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- JP
- Japan
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- light
- sheet
- property
- layer
- accumulating
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- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 反射性がよくかつ蓄光性がよい材料を積層し
て形成され、かつ構造が簡単な蓄光性及び反射性を有す
る材料シートを提供する。 【構成】 畜光性反射膜層２上に、内部に多数のビーズ
３を分散配置した透明性樹脂層４1 ，４2 を積層して一
体的に形成したことを特徴とする蓄光性及び反射性を有
するシートである。
て形成され、かつ構造が簡単な蓄光性及び反射性を有す
る材料シートを提供する。 【構成】 畜光性反射膜層２上に、内部に多数のビーズ
３を分散配置した透明性樹脂層４1 ，４2 を積層して一
体的に形成したことを特徴とする蓄光性及び反射性を有
するシートである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄光性及び反射性を有
するシート、特に夜間の暗やみ及びライト明り等の明る
い所でもよく視認できるようにしたものに使用される蓄
光性及び反射性を有する材料シートに関する。
するシート、特に夜間の暗やみ及びライト明り等の明る
い所でもよく視認できるようにしたものに使用される蓄
光性及び反射性を有する材料シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から存在する夜間の被視認性を高め
るためのシール等に使用される反射性シートとしては銀
膜からなる反射層の上に、内部に多数のビーズを分散配
置した透明性樹脂層を積層して一体的に形成したものが
存在していた。さらに夜光性塗料を用いたものもごく普
通に存在していた。またヘルメット等における夜間の被
視認性を上げるためのものとしてＥＬ（Ｅｌｅｃｔｒｉ
ｃ Ｌｉｇｈｔ）を使用した電気的なものもあった。
るためのシール等に使用される反射性シートとしては銀
膜からなる反射層の上に、内部に多数のビーズを分散配
置した透明性樹脂層を積層して一体的に形成したものが
存在していた。さらに夜光性塗料を用いたものもごく普
通に存在していた。またヘルメット等における夜間の被
視認性を上げるためのものとしてＥＬ（Ｅｌｅｃｔｒｉ
ｃ Ｌｉｇｈｔ）を使用した電気的なものもあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うなＥＬを使用したものは、ヘルメットシェルに孔を開
け、電線、電池、インバータを付けねばならず、取付け
が複雑で、またそのようなものがヘルメットの内側に内
蔵されているので、構造的には嵩ばり、コスト面からも
問題であった。一方、夜光塗料を用いたものは暗がりで
は見えるがライト等の光が照射されたり照明の明るい道
路などでは見えない。また反射性シートを用いたものは
光が照射されると見えるが、暗がりでは見えない。さら
に、上記構造の反射性シートは夜間の被視認性を上げよ
うとしても光は照射方向にしか反射しないという問題が
あった。本発明は、上記問題点を解消するために創案さ
れたものであり、反射性がよくかつ蓄光性がよい材料を
積層して形成され、かつ構造が簡単な蓄光性及び反射性
を有するシートを提供することを目的とする。
うなＥＬを使用したものは、ヘルメットシェルに孔を開
け、電線、電池、インバータを付けねばならず、取付け
が複雑で、またそのようなものがヘルメットの内側に内
蔵されているので、構造的には嵩ばり、コスト面からも
問題であった。一方、夜光塗料を用いたものは暗がりで
は見えるがライト等の光が照射されたり照明の明るい道
路などでは見えない。また反射性シートを用いたものは
光が照射されると見えるが、暗がりでは見えない。さら
に、上記構造の反射性シートは夜間の被視認性を上げよ
うとしても光は照射方向にしか反射しないという問題が
あった。本発明は、上記問題点を解消するために創案さ
れたものであり、反射性がよくかつ蓄光性がよい材料を
積層して形成され、かつ構造が簡単な蓄光性及び反射性
を有するシートを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の蓄光性及び反射性を有するシートにおいて
は、蓄光性反射膜層上に、内部に多数のビーズを分散配
置した透明性樹脂層を積層して一体的に形成したことを
特徴とするもの、反射膜層上に、内部に多数のビーズを
分散配置した透明性樹脂層を積層した反射シートの上面
に部分的に蓄光層を設けたことを特徴とするもの及び反
射膜層上に、内部に多数のビーズを分散配置した透明性
樹脂層を積層した反射層を蓄光シートの上面に部分的に
設けたことを特徴とするものがそれぞれ提供される。
に、本発明の蓄光性及び反射性を有するシートにおいて
は、蓄光性反射膜層上に、内部に多数のビーズを分散配
置した透明性樹脂層を積層して一体的に形成したことを
特徴とするもの、反射膜層上に、内部に多数のビーズを
分散配置した透明性樹脂層を積層した反射シートの上面
に部分的に蓄光層を設けたことを特徴とするもの及び反
射膜層上に、内部に多数のビーズを分散配置した透明性
樹脂層を積層した反射層を蓄光シートの上面に部分的に
設けたことを特徴とするものがそれぞれ提供される。
【０００５】
【作用】上記のように構成された蓄光性及び反射性を有
するシートを、例えばヘルメット等に貼付して用いる
と、夜間殆ど光のない所では被視認性が確保され、また
若干の光が存在する場合には反射シートによる反射光に
加え、蓄光性材料による発光が加わって一層被視認性が
向上する。さらに光が照射されたような場合には反射シ
ートの反射光により被視認性が確保できる。その結果、
従来のものに比べて被視認性が確保できる範囲が広がる
ことになる。
するシートを、例えばヘルメット等に貼付して用いる
と、夜間殆ど光のない所では被視認性が確保され、また
若干の光が存在する場合には反射シートによる反射光に
加え、蓄光性材料による発光が加わって一層被視認性が
向上する。さらに光が照射されたような場合には反射シ
ートの反射光により被視認性が確保できる。その結果、
従来のものに比べて被視認性が確保できる範囲が広がる
ことになる。
【０００６】
【実施例】以下実施例について図面を参照して説明す
る。図１に示す実施例において、蓄光性及び反射性を有
する材料を有するシート１は最下層として波形の反射膜
２が形成されており、その反射膜２は銀膜を形成する段
階で蓄光顔料４と混合して形成される。また、その反射
膜２は銀膜表面に高純度のアルミナを主原料とするセラ
ミックで構成された蓄光顔料を分散塗布して形成するこ
ともできる。その反射膜２の上面に、内部に多数のビー
ズ３を分散配置した透明性樹脂シート（４1 ，４2 ）で
形成された層４を積層して一体化し、その透明性樹脂シ
ート層４の下面に接着剤５を用いて剥離紙６を貼り付け
て蓄光性及び反射性を有する材料のシート１は製品とし
て完成される。
る。図１に示す実施例において、蓄光性及び反射性を有
する材料を有するシート１は最下層として波形の反射膜
２が形成されており、その反射膜２は銀膜を形成する段
階で蓄光顔料４と混合して形成される。また、その反射
膜２は銀膜表面に高純度のアルミナを主原料とするセラ
ミックで構成された蓄光顔料を分散塗布して形成するこ
ともできる。その反射膜２の上面に、内部に多数のビー
ズ３を分散配置した透明性樹脂シート（４1 ，４2 ）で
形成された層４を積層して一体化し、その透明性樹脂シ
ート層４の下面に接着剤５を用いて剥離紙６を貼り付け
て蓄光性及び反射性を有する材料のシート１は製品とし
て完成される。
【０００７】この蓄光性及び反射性を有する材料を有す
るシート１を使用するに際しては、剥離紙６を剥がして
蓄光性及び反射性を有する材料を有するシート１の底面
７をヘルメット等に貼付して使用すると、夜間等の真っ
暗闇におい反射膜２のうち蓄光顔料の部分が光を発し、
しかもその光の一部はガラスビーズでも屈折され広範囲
に光が発せられる。また暗がりでも若干の光が存在する
場合には、前記蓄光部分が光を発するばかりか、光の照
射を受けた部分も反射膜２の銀膜部分でも光が反射して
光ることになり、被視認性に優れる。さらに光が強く照
射されたような場合には、銀膜部分で光が反射される。
図４は蓄光性及び反射性を有する材料を有するシート１
をヘルメット１０の前面に貼付した状態を示したもので
ある。
るシート１を使用するに際しては、剥離紙６を剥がして
蓄光性及び反射性を有する材料を有するシート１の底面
７をヘルメット等に貼付して使用すると、夜間等の真っ
暗闇におい反射膜２のうち蓄光顔料の部分が光を発し、
しかもその光の一部はガラスビーズでも屈折され広範囲
に光が発せられる。また暗がりでも若干の光が存在する
場合には、前記蓄光部分が光を発するばかりか、光の照
射を受けた部分も反射膜２の銀膜部分でも光が反射して
光ることになり、被視認性に優れる。さらに光が強く照
射されたような場合には、銀膜部分で光が反射される。
図４は蓄光性及び反射性を有する材料を有するシート１
をヘルメット１０の前面に貼付した状態を示したもので
ある。
【０００８】実施例２では、最下層として蓄光シート８
上に部分的に反射膜２の上に実施例１のように内部に多
数のビーズ３を分散配置した透明性樹脂シート（４1 ，
４2）で形成された層４を積層して一体化し、その透明
性樹脂シート層４の下面に接着剤５を用いて剥離紙６を
貼付して同様に製作される。実施例３は、銀膜からなる
反射膜２の上に、実施例１と同様に内部に多数のビーズ
３を分散配置した透明性樹脂シート（４1 ，４2 ）で形
成された層４を積層して一体化し、その透明性樹脂シー
ト層４の下面に接着剤５を用いて剥離紙６を貼り付けて
構成する一方、その透明性樹脂シート層４の表面に部分
的に蓄光インクを印刷するか或いは蓄光シート９を貼付
して蓄光性及び反射性を有するシート１は完成される。
なお、樹脂シート４1 、４2 は透明度の高いアクリル樹
脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂が通常使用される。
上に部分的に反射膜２の上に実施例１のように内部に多
数のビーズ３を分散配置した透明性樹脂シート（４1 ，
４2）で形成された層４を積層して一体化し、その透明
性樹脂シート層４の下面に接着剤５を用いて剥離紙６を
貼付して同様に製作される。実施例３は、銀膜からなる
反射膜２の上に、実施例１と同様に内部に多数のビーズ
３を分散配置した透明性樹脂シート（４1 ，４2 ）で形
成された層４を積層して一体化し、その透明性樹脂シー
ト層４の下面に接着剤５を用いて剥離紙６を貼り付けて
構成する一方、その透明性樹脂シート層４の表面に部分
的に蓄光インクを印刷するか或いは蓄光シート９を貼付
して蓄光性及び反射性を有するシート１は完成される。
なお、樹脂シート４1 、４2 は透明度の高いアクリル樹
脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂が通常使用される。
【０００９】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は構成されて
いるので、蓄光性かつ反射性性質を備えたシートは従来
の反射性のみを備えたシートに比べて、夜間の暗がり等
で、暗やみはいうまでもなく、反射光で明るくなってい
る所でも、蓄光性材料の部分からの発光によってはっき
りと見ることができ、被視認性の向上を図ることができ
る。
いるので、蓄光性かつ反射性性質を備えたシートは従来
の反射性のみを備えたシートに比べて、夜間の暗がり等
で、暗やみはいうまでもなく、反射光で明るくなってい
る所でも、蓄光性材料の部分からの発光によってはっき
りと見ることができ、被視認性の向上を図ることができ
る。
【図１】本発明の実施例１の構造断面図である。
【図２】（ａ）及び（ｂ）は本発明の実施例２の発光状
態を示した図である。（ｃ）は本発明の実施例２の構造
断面図である。
態を示した図である。（ｃ）は本発明の実施例２の構造
断面図である。
【図３】（ａ）及び（ｂ）は本発明の実施例３の発光状
態を示した図である。（ｃ）は本発明の実施例３の構造
断面図である。
態を示した図である。（ｃ）は本発明の実施例３の構造
断面図である。
【図４】本発明の蓄光性及び反射性を有する材料を有す
る材料シート１をヘルメットに貼付した状態を示した図
である。
る材料シート１をヘルメットに貼付した状態を示した図
である。
１ 蓄光性かつ反射性を有する材料シート ２ 反射膜 ３ 透明ガラスビーズ ４ 透明性樹脂層 ４1 透明性樹脂層 ４2 透明性樹脂層 ５ 接着剤 ６ 剥離紙 ７ シートの底面 ８ 蓄光印刷シート（蓄光インクシート） ９ 蓄光印刷シート（蓄光インクシート） １０ ヘルメット
Claims (3)
- 【請求項１】 蓄光性反射膜層上に、内部に多数のビー
ズを分散配置した透明性樹脂層を積層して一体的に形成
したことを特徴とする蓄光性及び反射性を有するシー
ト。 - 【請求項２】 反射膜層上に、内部に多数のビーズを分
散配置した透明性樹脂層を積層した反射シートの上面に
部分的に蓄光層を設けたことを特徴とする蓄光性及び反
射性を有するシート。 - 【請求項３】 反射膜層上に、内部に多数のビーズを分
散配置した透明性樹脂層を積層した反射層を蓄光シート
の上面に部分的に設けたことを特徴とする蓄光性及び反
射性を有するシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229250A JPH0784109A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 蓄光性及び反射性を有するシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5229250A JPH0784109A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 蓄光性及び反射性を有するシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0784109A true JPH0784109A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16889172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5229250A Pending JPH0784109A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 蓄光性及び反射性を有するシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784109A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5988822A (en) * | 1997-11-21 | 1999-11-23 | 3M Innovative Properties Company | Luminous retroreflective sheeting and method for making same |
| KR20010067750A (ko) * | 2001-03-16 | 2001-07-13 | 윤세원 | 발광기능이 부여된 재귀반사시트 |
| US6569522B2 (en) | 2000-08-04 | 2003-05-27 | Shoji Yamaguchi | Light storage and reflecting device |
| KR100487934B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2005-05-06 | 케이와 인코포레이티드 | 반사시트 및 이것을 이용한 백라이트 유닛 |
| KR100591779B1 (ko) * | 2003-03-31 | 2006-06-23 | 황건이 | 반사 시트 |
| JP2011073360A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Housetec Inc | 蓄光成形体とその製造方法 |
| JP2011251133A (ja) * | 2000-09-11 | 2011-12-15 | Procter & Gamble Co | 暗所で光る吸収性物品 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5229250A patent/JPH0784109A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5988822A (en) * | 1997-11-21 | 1999-11-23 | 3M Innovative Properties Company | Luminous retroreflective sheeting and method for making same |
| US6569522B2 (en) | 2000-08-04 | 2003-05-27 | Shoji Yamaguchi | Light storage and reflecting device |
| JP2011251133A (ja) * | 2000-09-11 | 2011-12-15 | Procter & Gamble Co | 暗所で光る吸収性物品 |
| KR20010067750A (ko) * | 2001-03-16 | 2001-07-13 | 윤세원 | 발광기능이 부여된 재귀반사시트 |
| KR100487934B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2005-05-06 | 케이와 인코포레이티드 | 반사시트 및 이것을 이용한 백라이트 유닛 |
| KR100591779B1 (ko) * | 2003-03-31 | 2006-06-23 | 황건이 | 반사 시트 |
| JP2011073360A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Housetec Inc | 蓄光成形体とその製造方法 |
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