JPH0780585B2 - シート供給装置 - Google Patents
シート供給装置Info
- Publication number
- JPH0780585B2 JPH0780585B2 JP18034391A JP18034391A JPH0780585B2 JP H0780585 B2 JPH0780585 B2 JP H0780585B2 JP 18034391 A JP18034391 A JP 18034391A JP 18034391 A JP18034391 A JP 18034391A JP H0780585 B2 JPH0780585 B2 JP H0780585B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- sheet
- slip
- sheet feeding
- feeding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、積み重ねられた段ボー
ル材などのシートを、印刷機等へ連続的に供給するため
のシート供給装置に関するものである。
ル材などのシートを、印刷機等へ連続的に供給するため
のシート供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の段ボール等を供給するシート供給
装置１２は、図１に示すように、ノンスリップコンベア
１０に、積み重ねられたシート１２を、つい立て１４の
下側のローラ１６の下部に設けられた傾斜板１８により
オーバラップ状態にして搬送コンベア２０に繰り出して
いき、ノンスリップコンベア１０上のシート１２が無く
なるとコンベア２２に待機しているシートスタッカ２４
をノンスリップコンベア１０に送り出し、シート供給を
再開する機構のものがある。
装置１２は、図１に示すように、ノンスリップコンベア
１０に、積み重ねられたシート１２を、つい立て１４の
下側のローラ１６の下部に設けられた傾斜板１８により
オーバラップ状態にして搬送コンベア２０に繰り出して
いき、ノンスリップコンベア１０上のシート１２が無く
なるとコンベア２２に待機しているシートスタッカ２４
をノンスリップコンベア１０に送り出し、シート供給を
再開する機構のものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した種類のシート
供給装置では、次工程の印刷機等への搬送コンベアが搬
送方向へ上昇するように傾斜している場合、ノンスリッ
プコンベア１０から搬送コンベア２０へシート１２を送
り出すときに、図２に示すように、シートが折れ曲がる
という欠点がある。２６は、折れ曲がったシートを示
す。
供給装置では、次工程の印刷機等への搬送コンベアが搬
送方向へ上昇するように傾斜している場合、ノンスリッ
プコンベア１０から搬送コンベア２０へシート１２を送
り出すときに、図２に示すように、シートが折れ曲がる
という欠点がある。２６は、折れ曲がったシートを示
す。
【０００４】このようなシートの折れ曲がりを防止する
ために、搬送コンベア２０をできるだけ長くして、搬送
コンベアの傾斜をゆるやかにすることが考えられるが、
このようにすればシート供給ラインが長くなって、かな
りの設置スペースを必要とするという新たな問題を生じ
る。
ために、搬送コンベア２０をできるだけ長くして、搬送
コンベアの傾斜をゆるやかにすることが考えられるが、
このようにすればシート供給ラインが長くなって、かな
りの設置スペースを必要とするという新たな問題を生じ
る。
【０００５】そこで本発明の目的は、シートの長さにか
かわらず、ノンスリップコンベアから搬送コンベアにオ
ーバラップ状態でシートを送り出すときに、シートが折
れ曲がることのないようにしたシート供給装置を提供す
ることにある。
かわらず、ノンスリップコンベアから搬送コンベアにオ
ーバラップ状態でシートを送り出すときに、シートが折
れ曲がることのないようにしたシート供給装置を提供す
ることにある。
【０００６】本発明の他の目的は、シート供給ラインを
長くすることなく、上述の問題点を解決したシート供給
装置を提供することにある。
長くすることなく、上述の問題点を解決したシート供給
装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、積み重ねられ
たシートをオーバラップ状態にして供給するシート供給
装置において、一端が固定され他端は上下動可能であ
り、積み上げられたシートをオーバラップ状態で順次繰
り出していくノンスリップコンベアと、前記ノンスリッ
プコンベアよりオーバラップ状態で繰り出されてきたシ
ートを次工程に搬送するコンベアであって、シート送り
方向に上昇する傾斜を有し、前記ノンスリップコンベア
側のコンベア固定端が、前記ノンスリップコンベアの一
端に対し落差を持つように設けられた搬送コンベアとを
備え、シートの長さに応じて、前記ノンスリップコンベ
アの前記他端を上下動させて、搬送コンベアに対するノ
ンスリップコンベアの角度を変えることを特徴とする。
たシートをオーバラップ状態にして供給するシート供給
装置において、一端が固定され他端は上下動可能であ
り、積み上げられたシートをオーバラップ状態で順次繰
り出していくノンスリップコンベアと、前記ノンスリッ
プコンベアよりオーバラップ状態で繰り出されてきたシ
ートを次工程に搬送するコンベアであって、シート送り
方向に上昇する傾斜を有し、前記ノンスリップコンベア
側のコンベア固定端が、前記ノンスリップコンベアの一
端に対し落差を持つように設けられた搬送コンベアとを
備え、シートの長さに応じて、前記ノンスリップコンベ
アの前記他端を上下動させて、搬送コンベアに対するノ
ンスリップコンベアの角度を変えることを特徴とする。
【０００８】本発明によれば、前記ノンスリップコンベ
アは、前記他端を上下動することにより、コンベアが水
平方向に対し＋５°〜−５°の範囲で角度をなすように
するのが好適である。
アは、前記他端を上下動することにより、コンベアが水
平方向に対し＋５°〜−５°の範囲で角度をなすように
するのが好適である。
【０００９】このような角度は、前記ノンスリップコン
ベアより繰り出されたシートの先端が、前記搬送コンベ
ア上のシートに当接した直後に、シート後端が前記搬送
コンベア上に落下するように選定するのが望ましい。
ベアより繰り出されたシートの先端が、前記搬送コンベ
ア上のシートに当接した直後に、シート後端が前記搬送
コンベア上に落下するように選定するのが望ましい。
【００１０】
【実施例】図３に、本発明のシート供給装置の一実施例
を示す。このシート供給装置は、左端のローラ３０が固
定で、右端のローラ３２が上下動可能なノンスリップコ
ンベア３４と、このノンスリップコンベアが上下動して
も、ノンスリップコンベアに対して、常に一定の位置関
係を保つように、ローラの上下動に応じて動く、つい立
て３６，ローラ３８，および傾斜板４０とを備えてい
る。ノンスリップコンベア３４は、シート１２の長さに
応じて、水平方向に＋５°〜−５°の角度で変化するこ
とができる。
を示す。このシート供給装置は、左端のローラ３０が固
定で、右端のローラ３２が上下動可能なノンスリップコ
ンベア３４と、このノンスリップコンベアが上下動して
も、ノンスリップコンベアに対して、常に一定の位置関
係を保つように、ローラの上下動に応じて動く、つい立
て３６，ローラ３８，および傾斜板４０とを備えてい
る。ノンスリップコンベア３４は、シート１２の長さに
応じて、水平方向に＋５°〜−５°の角度で変化するこ
とができる。
【００１１】次工程へオーバラップシートを搬送する搬
送コンベア４２は、その右端のローラ４４が、ノンスリ
ップコンベア３４の左端のローラ３０の真下に設置さ
れ、落差ΔＬが設けられている。そして、搬送コンベア
は、次工程に向って上昇するように傾斜している。この
搬送コンベア４２は、図１で説明した搬送コンベア２０
と構造的になんら変わることはない。
送コンベア４２は、その右端のローラ４４が、ノンスリ
ップコンベア３４の左端のローラ３０の真下に設置さ
れ、落差ΔＬが設けられている。そして、搬送コンベア
は、次工程に向って上昇するように傾斜している。この
搬送コンベア４２は、図１で説明した搬送コンベア２０
と構造的になんら変わることはない。
【００１２】ノンスリップコンベア３４の前段に、次の
シートスタッカ２４を待機させておくコンベア２２が設
けられており、これも図１のコンベア２２と変わるとこ
ろはない。
シートスタッカ２４を待機させておくコンベア２２が設
けられており、これも図１のコンベア２２と変わるとこ
ろはない。
【００１３】次に、図４，図５を参照して本実施例のシ
ート供給装置の動作を説明する。
ート供給装置の動作を説明する。
【００１４】シート１２が短尺である場合には、ノンス
リップコンベア３４の右端ローラ３２を上昇して、図４
に示すように例えばコンベア３４が水平方向に対し＋５
°傾斜するようにする。シートスタッカ２４の下側のシ
ートから順次引き出され、傾斜板４０との間からオーバ
ラップ状態にされて搬送コンベア４２上へ繰り出されて
いく。このとき、図４に示すように、ノンスリップコン
ベアから送り出される短尺シートの先端部４６が、搬送
コンベア４２上のシート１２に当接した直後に、短尺シ
ートの後端４８が矢印Ａで示すように搬送コンベア４２
上に落下する。このようにすると、短尺シート１２がノ
ンスリップコンベア３４から搬送コンベア４２へ送り出
されるとき、シート１２を折り曲げるような力が作用し
ないので、シートが折り曲がることはない。
リップコンベア３４の右端ローラ３２を上昇して、図４
に示すように例えばコンベア３４が水平方向に対し＋５
°傾斜するようにする。シートスタッカ２４の下側のシ
ートから順次引き出され、傾斜板４０との間からオーバ
ラップ状態にされて搬送コンベア４２上へ繰り出されて
いく。このとき、図４に示すように、ノンスリップコン
ベアから送り出される短尺シートの先端部４６が、搬送
コンベア４２上のシート１２に当接した直後に、短尺シ
ートの後端４８が矢印Ａで示すように搬送コンベア４２
上に落下する。このようにすると、短尺シート１２がノ
ンスリップコンベア３４から搬送コンベア４２へ送り出
されるとき、シート１２を折り曲げるような力が作用し
ないので、シートが折り曲がることはない。
【００１５】次に、長尺シートの場合の動作を説明す
る。シートが長尺である場合には、ノンスリップコンベ
ア３４の右端ローラ３２を下降して、図５に示すように
例えばコンベアが水平方向に対し−５°傾斜させて、ノ
ンスリップコンベア３４と搬送コンベア４２とのなす角
度ができるだけ小さくなるようにする。このとき、図５
に示すように、ノンスリップコンベア３４から送り出さ
れる長尺シート１２の先端部５０が、搬送コンベア４２
上のシート１２に当接した直後に、長尺シートが矢印Ａ
で示すように搬送コンベア４２上に落下するようにす
る。このようにすると、長尺シート１２がノンスリップ
コンベア３４から搬送コンベア４２へ送り出されると
き、シートを折り曲げるような力が作用しないので、シ
ートが降り曲がることはない。
る。シートが長尺である場合には、ノンスリップコンベ
ア３４の右端ローラ３２を下降して、図５に示すように
例えばコンベアが水平方向に対し−５°傾斜させて、ノ
ンスリップコンベア３４と搬送コンベア４２とのなす角
度ができるだけ小さくなるようにする。このとき、図５
に示すように、ノンスリップコンベア３４から送り出さ
れる長尺シート１２の先端部５０が、搬送コンベア４２
上のシート１２に当接した直後に、長尺シートが矢印Ａ
で示すように搬送コンベア４２上に落下するようにす
る。このようにすると、長尺シート１２がノンスリップ
コンベア３４から搬送コンベア４２へ送り出されると
き、シートを折り曲げるような力が作用しないので、シ
ートが降り曲がることはない。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、シートの長さに応じて
ノンスリップコンベアの角度を変えることができるよう
にしたので、シートがノンスリップコンベアから搬送コ
ンベアへ送り出されるときに、シートを折り曲げる力が
作用しないので、従来のシート供給装置の持つ問題を解
決することができた。さらに、搬送コンベアの長さは従
来と同じであり、シート供給ラインが長くなるという問
題も生じることがない。
ノンスリップコンベアの角度を変えることができるよう
にしたので、シートがノンスリップコンベアから搬送コ
ンベアへ送り出されるときに、シートを折り曲げる力が
作用しないので、従来のシート供給装置の持つ問題を解
決することができた。さらに、搬送コンベアの長さは従
来と同じであり、シート供給ラインが長くなるという問
題も生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来のシート供給装置を示す図である。
【図２】従来のシート供給装置において、シートの折り
曲がりを説明するための図である。
曲がりを説明するための図である。
【図３】本発明のシート供給装置の一実施例を示す図で
ある。
ある。
【図４】短尺シートの場合のシート供給装置の動作を説
明するための図である。
明するための図である。
【図５】長尺シートの場合のシート供給装置の動作を説
明するための図である。
明するための図である。
１０，３４ ノンスリップコンベア １２ シート １４，３６ つい立て １６，３８ ローラ １８，４０ 傾斜板 ２０，４２ 搬送コンベア
Claims (3)
- 【請求項１】積み重ねられたシートをオーバラップ状態
にして供給するシート供給装置において、 一端が固定され他端は上下動可能であり、積み上げられ
たシートをオーバラップ状態で順次繰り出していくノン
スリップコンベアと、 前記ノンスリップコンベアよりオーバラップ状態で繰り
出されてきたシートを次工程に搬送するコンベアであっ
て、シート送り方向に上昇する傾斜を有し、前記ノンス
リップコンベア側のコンベア固定端が、前記ノンスリッ
プコンベアの一端に対し落差を持つように設けられた搬
送コンベアとを備え、 シートの長さに応じて、前記ノンスリップコンベアの前
記他端を上下動させて、搬送コンベアに対するノンスリ
ップコンベアの角度を変えることを特徴とするシート供
給装置。 - 【請求項２】前記ノンスリップコンベアは、前記他端を
上下動することにより、コンベアが水平方向に対し＋５
°〜−５°の範囲で角度をなすようにすることを特徴と
するシート供給装置。 - 【請求項３】前記角度は、前記ノンスリップコンベアよ
り繰り出されたシートの先端が、前記搬送コンベア上の
シートに当接した直後に、シート後端が前記搬送コンベ
ア上に落下するように選定することを特徴とするシート
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18034391A JPH0780585B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | シート供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18034391A JPH0780585B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | シート供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05124747A JPH05124747A (ja) | 1993-05-21 |
| JPH0780585B2 true JPH0780585B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=16081568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18034391A Expired - Lifetime JPH0780585B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | シート供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780585B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI593616B (zh) * | 2014-06-27 | 2017-08-01 | 巴柏斯特麥克斯合資公司 | 用於將板片元件供給至機器的方法，供給平台以及裝備該供給平台的加工機 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP18034391A patent/JPH0780585B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05124747A (ja) | 1993-05-21 |
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