JPH078038Y2 - マグネットフィルタの自動洗浄装置 - Google Patents

マグネットフィルタの自動洗浄装置

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JPH078038Y2
JPH078038Y2 JP1988016166U JP1616688U JPH078038Y2 JP H078038 Y2 JPH078038 Y2 JP H078038Y2 JP 1988016166 U JP1988016166 U JP 1988016166U JP 1616688 U JP1616688 U JP 1616688U JP H078038 Y2 JPH078038 Y2 JP H078038Y2
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JP
Japan
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filter
magnet
solenoid valve
circuit
port solenoid
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JP1988016166U
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JPH01120950U (ja
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義人 堀切
繁男 竹島
実 田代
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば切削液中に含まれているスラツジを除
去するマグネツトフイルタの自動洗浄装置に関する。
〔従来技術〕
例えば刃具の寿命を長くするために、切削液中のスラツ
ジを除去する必要がある。そしてこのスラツジの除去に
マグネツトフイルタが使用される。
従来のマグネツトフイルタを使用した切削液中のスラツ
ジ除去装置は、第3図に示すように、ダーテイタンク11
に溜められたスラツジを含む切削液をポンプ14にてマグ
ネツトフイルタ6に導き、マグネツトフイルタ6にてス
ラツジを吸着除去して、きれいな切削液としてクリーン
タンク12に回収する。
そして、マグネツトフイルタ6の目詰りをなくすため
に、マグネツトフイルタ6を取り出して吸着しているス
ラツジを手作業で払い落すようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、マグネツトフイルタに吸着したスラツジを
手作業で払い落すようにしていたので次のような問題が
あつた。
即ち、磁力によつて吸着しているスラツジを払い落すの
にマグネツトフイルタを取り出して清掃するのは非常に
煩わしい作業であるので、マグネツトフイルタを清掃す
る頻度が少なくなり、マグネツトフイルタのスラツジ除
去効率が低下したまま切削作業を継続して行うことにな
る。
又、一応定期的に清掃するようにしても、清掃時期が一
定せず、又前記煩わしさもあつて時には清掃しないこと
もあり、マグネツトフイルタのスラツジ除去効率を把握
しない状態で切削液を使用することになる。
その結果、マグネツトフイルタに付着する切粉は飽和状
態となり切削液に含まれる切粉はそのままクリーンタン
クに流されてしまうので、刃具の寿命が短くなつて、刃
具取替えの頻度が多くなり、生産性が低下するという問
題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため本考案は、フィルタ内にマグ
ネット棒を挿入し、このマグネット棒をシリンダによっ
て上下動して、マグネット棒をフィルタから抜き差しす
ることにより、フィルタに磁場を形成したり磁場を形成
しないようにするマグネットフィルタの自動洗浄装置に
おいて、ダーテイタンクから入口側三ポート電磁弁を通
ってマグネットフィルタ本体に流入し該マグネットフィ
ルタ本体の出口に設けた出口側三ポート電磁弁を通って
クリーンタンクに至る通常回路を設け、前記入口側三ポ
ート電磁弁と出口側三ポート電磁弁とを連結する回路と
前記入口側三ポート電磁弁とマグネットフィルタ本体と
の間の回路から分岐し切換電磁弁を通してチップタンク
に接続した回路とを設けてダーテイタンク内の切削液を
逆流させる逆流回路を形成し、前記マグネットフィルタ
本体のフィルタの磁場形成をON−OFFする手段を設けて
成ることを特徴とする。
〔作用〕
本考案はこのように構成したので、次の通りの作用があ
る。すなわち、通常時においては、通常回路を使用して
切削液中のスラッジをマグネットフィルタで除去してク
リーンタンクにきれいな切削液を貯留し切削加工を行
う。そして、定期的に一定時間入口側三ポート電磁弁、
出口側三ポート電磁弁および切換電磁弁を切り換えて逆
流回路を形成することにより、ダーテイタンク内に貯留
されている同一の切削液を逆流することができ、マグネ
ットフィルタの磁場をOFFにすることにより、マグネッ
トフィルタをいわゆる逆流洗浄し、同一の切削液で洗い
流したスラッジをチップタンクに回収することができ
る。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について詳細に説明する。第1図
において、マグネツトフイルタ本体6は、磁場を形成す
るフイルタ7と磁場を発生するマグネツト棒5を有す
る。そしてマグネツト棒5をフイルタ7内に挿入すると
フイルタ7に磁場が形成され、マグネツト棒5をフイル
タ7から抜くと、フイルタ7の磁場がなくなるようにな
つている。マグネツト棒5は、シリンダ1によつて上下
動させられる。2及び3はリミツトスイツチであり、シ
リンダ1の上昇端(マグネツト棒5が抜かれている状
態)及び下降端(マグネツト棒5が差し込まれている状
態)を確認する。4は外筒である。
11はダーテイタンクであり、このダーテイタンク11に集
められたスラツジを含む切削液は、ポンプ9によつて入
口側三ポート電磁弁8を通りマグネツトフイルタ本体6
に供給される。そして、マグネツト本体6のマグネツト
フイルタ7にてスラツジが吸着除去され、出口側三ポー
ト電磁弁8′を通してきれいな切削液としてクリーンタ
ンク12に貯留されるように通常回路が形成されている。
入口側三ポート電磁弁8と出口側三ポート電磁弁8′を
導管で接続すると共に、入口側三ポート電磁弁8とマグ
ネツトフイルタ本体6との間の導管から分岐し、電磁切
換弁13を介してチツプタンク10に導管を接続することに
より、逆流回路が形成されている。
即ち、入口側三ポート電磁弁8、出口側三ポート電磁弁
8′及び切換電磁弁13を切換えることにより、ダーテイ
タンク11内の切削液は、ポンプ9により、入口側三ポー
ト電磁弁8、出口側三ポート電磁弁8′、マグネツトフ
イルタ6及び切換電磁弁13を経て、マグネツトフイルタ
本体6内を逆流し、チツプタンク10に回収されるように
流れるようになつている。この逆流回路を使用する時
は、マグネツト棒5を引き上げて、フイルタ7には磁場
が形成されていない状態になつている。
上記マグネツト棒5の昇降と、入口側及び出口側の三ポ
ート電磁弁8,8′、切換電磁弁13の切換えは、第2図に
示すように、例えばワークの加工数をカウントして設定
したカウント数になつた時にシリンダ1は上昇すると同
時に、三つの電磁弁8,8′,13も逆流回路側に切り変るよ
うになつている。そして一定時間逆流回路を生した後に
シリンダ1を下降して、リミツトスイツチ3でその位置
(マグネツト棒5が差し込まれた状態)を確認すると同
時に、三つの電磁弁8,8′,13は通常回路側に切り変るよ
うになつている。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。
先ず通常時には、通常回路によつてダーテイタンク11に
集められた切削液に含まれているスラツジは、磁場が形
成されているフイルタ7によつて吸着除去される。そし
てきれいな切削液としてクリーンタンク12に貯留され
る。
次にワークの加工数が設定した数になつた時に、逆流回
路に切換えられる。これにより、フイルタ7は磁場が形
成されていないので、フイルタ7に付着したスラツジ
は、逆流している切削液によつて洗い流されて洗浄され
る。そして洗浄した後の切削液は、チツプタンク10に回
収される。
この逆流回路によつてフイルタ7を洗浄している間は、
クリーンタンク12に貯留された切削液を用いて切削加工
が行なわれて、切削加工を中断することはない。
そしてタイマーによつて一定時間経過すると、逆流回路
から通常回路に切換えられて、クリーンタンク12にきれ
いな切削液が貯留される。
このように、切削加工を連続的に行ないながら、通常回
路と逆流回路とを自動的に交互に切換えすることによ
り、フイルタ7は常にきれいな状態に維持される。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り本考案によれば、通常回路の入口側三
ポート電磁弁と出口側三ポート電磁弁とを回路で接続
し、入口側三ポート電磁弁とマグネットフィルタ本体と
の間の回路から分岐し切換電磁弁を通してチップタンク
に接続し逆流回路を形成したので、ダーテイタンク内に
貯留されている同じ切削液を逆流回路内に循環させてマ
グネトフィルタを逆流洗浄することができ、このように
同じ切削液を使用してマグネットフィルタを逆流洗浄す
ることにより、異種液の混入はなく切削液の性状が維持
されて切削性が保証され、かつ、所定の切削液により刃
具の耐用寿命を延長することができる。
また、このように同じ切削液を使用してマグネットフィ
ルタを逆流洗浄することにより、切削液の性状が維持さ
れて切削性が保証されることから、切削加工を連続的に
行いながら入口側三ポート電磁弁、出口側三ポート電磁
弁および切換電磁弁を切換えて、マグネットフィルタを
逆流洗浄することができ、フィルタの効率をほぼ一定に
保つことができる。これにより、刃具などの寿命を縮め
ることなく、かつ、連続作業ができるので、生産性を大
幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフロー線図である。第
2図は、シリンダの昇降動作との関連において逆流回路
と通常回路の切換え時期の一例を示すタイムチャート図
である。 第3図は、従来のスラツジ除去装置のフロー線図であ
る。 6……マグネツトフイルタ本体 7……フイルタ 8……入口側三ポート電磁弁 8′……出口側三ポート電磁弁 10……チツプタンク 11……ダーテイタンク 12……クリーンタンク 13……切換電磁弁
フロントページの続き (72)考案者 田代 実 東京都品川区大井1丁目49番15号 ブンリ 工業販売株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−137439(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルタ内にマグネット棒を挿入し、この
    マグネット棒をシリンダによって上下動して、マグネッ
    ト棒をフィルタから抜き差しすることにより、フィルタ
    に磁場を形成したり磁場を形成しないようにするマグネ
    ットフィルタの自動洗浄装置において、ダーテイタンク
    から入口側三ポート電磁弁を通ってマグネットフィルタ
    本体に流入し該マグネットフィルタ本体の出口に設けた
    出口側三ポート電磁弁を通ってクリーンタンクに至る通
    常回路を設け、前記入口側三ポート電磁弁と出口側三ポ
    ート電磁弁とを連結する回路と前記入口側三ポート電磁
    弁とマグネットフィルタ本体との間の回路から分岐し切
    換電磁弁を通してチップタンクに接続した回路とを設け
    てダーテイタンク内の切削液を逆流させる逆流回路を形
    成し、前記マグネットフィルタ本体のフィルタの磁場形
    成をON−OFFする手段を設けて成るマグネットフィルタ
    の自動洗浄装置。
JP1988016166U 1988-02-09 1988-02-09 マグネットフィルタの自動洗浄装置 Expired - Lifetime JPH078038Y2 (ja)

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JPH01120950U JPH01120950U (ja) 1989-08-16
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KR100860309B1 (ko) * 2001-11-30 2008-09-26 주식회사 포스코 질소 퍼지로 재생되는 자동 급유장치

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