JPH0779322A - 複写式画像作成方法、複写式製版方法および装置 - Google Patents

複写式画像作成方法、複写式製版方法および装置

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JPH0779322A
JPH0779322A JP22142793A JP22142793A JPH0779322A JP H0779322 A JPH0779322 A JP H0779322A JP 22142793 A JP22142793 A JP 22142793A JP 22142793 A JP22142793 A JP 22142793A JP H0779322 A JPH0779322 A JP H0779322A
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JP22142793A
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Hitoshi Arai
仁 荒井
Tooru Hibara
徹 檜原
Ryuichi Tsukamoto
竜一 塚本
Koichiro Iida
康一郎 飯田
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写式画像作成の回数に関係なく、原稿シー
トを一度だけデジタイザなどにセットするだで、各複写
式画像作成における領域指定が正確に行われ、所望する
色分けなどの画像成形が、簡便、かつ迅速に行われるよ
うにすること。 【構成】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿画像
をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作成方
法において、一枚の原稿シートにおいて指定された領域
を記憶手段に記憶させ、第一回目の複写式画像作成にお
いては、前記記憶手段が記憶している指定領域内あるい
は指定領域外のみを有効領域としてその有効領域につい
てのみ複写式に画像作成を行い、第二回目の複写式画像
作成においては、第一回目の複写式画像作成において有
効画像領域とされた領域以外の領域のみを有効領域とし
てその有効領域についてのみ複写式に画像作成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写式画像作成方法、
複写式製版方法および装置に関し、特に2色分け、多色
分けの複写印写(コピー)、孔版印刷のために、一枚の
原稿シートより複数個の画像、孔版原紙を複写式に作成
する複写式画像作成方法、複写式製版方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写装置、感熱式の孔版原紙
製版装置など、原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
画像をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作
成装置において、2色分け、多色分けの複写印写、孔版
印刷のために、一枚の原稿シートより複数個の画像、孔
版原紙を複写式に作成することは従来より行われてい
る。
【0003】例えば、原稿シートの一部分の原稿画像の
みを他の色によって孔版印刷する場合は、その一部分の
原稿画像のみを抽出した孔版原紙と、その一部分の原稿
画像を含まない孔版原紙の二版を製版し、その二つの孔
版原紙を順次使用して各色による孔版印刷を同一の印刷
用紙に対して行う。
【0004】この場合、複写式の製版では、原始的に
は、その一部分の原稿画像のみの原稿シートと、他の部
分の原稿画像シートとを準備し、その各原稿シートにつ
いて製版を行えばよいが、これでは色数だけ個別の原稿
シートが必要となり、その原稿シートの作成が面倒なも
のになる。
【0005】このことに対して、デジタイザなどの座標
入力手段を使用して原稿シートにおいて抽出すべき原稿
画像の領域、あるいは無効とする原稿画像の領域を指定
し、指定された領域あるいは指定領域外のみを有効領域
としてその有効領域についてのみ複写式に製版を行うこ
とが、既に行われている。
【0006】この場合は、色数に関係なく、原稿シート
は印刷すべき原稿画像を全て含んだ一枚の原稿シートで
よく、色数だけ個別の原稿シートを準備する必要がなく
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、座標入力手段
を使用した場合でも、一回の製版の度に、抽出すべき原
稿画像の領域、あるいは無効とする原稿画像の領域を座
標入力手段によって指定しなればならず、このため面倒
さが残り、また間違って領域を指定する可能性がある。
【0008】また一枚の原稿シートによって領域指定と
原稿画像の読み取りを行う場合には、デジタイザなどに
よる領域指定とスキャナなどによる原稿画像の読み取り
とが交互に行われるため、一回の製版の度に原稿シート
を領域指定のためにデジタイザにセットしなければなら
ない。
【0009】これは面倒であり、また原稿シートが各回
の領域指定の度にデジタイザに再現性よく正しくセット
されないと、各製版毎の領域指定に相対的な狂いが生
じ、各版について相互関係をもって正確に領域指定が行
われなくなり、このことから何度も製版と試し刷りを行
わなければならないことになる。
【0010】これらの問題は、複写式の製版以外に、複
写印写などの複写式画像作成においても同等に生じる。
【0011】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、複写式画像作成の回数に関係なく、
原稿シートを一度だけデジタイザなどにセットするだけ
で、各複写式画像作成における領域指定を正確に行え、
所望する色分けなどの画像成形が、簡便、かつ迅速に行
われるようにする複写式画像作成方法、複写式製版方法
およびこれら方法の実施に使用される複写式画像作成装
置、複写式製版装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿画
像をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作成
方法において、一枚の原稿シートにおいて指定された領
域を記憶手段に記憶させ、第一回目の複写式画像作成に
おいては、前記記憶手段が記憶している指定領域内ある
いは指定領域外のみを有効領域としてその有効領域につ
いてのみ複写式に画像作成を行い、第二回目の複写式画
像作成においては、第一回目の複写式画像作成において
有効画像領域とされた領域以外の領域のみを有効領域と
してその有効領域についてのみ複写式に画像作成を行う
ことを特徴する複写式画像作成方法、あるいは一枚の原
稿シートにおいて指定された領域を画像作成回数毎に識
別可能に記憶手段に記憶させ、前記記憶手段が画像作成
回数毎に記憶している指定領域のうち同一画像形成回数
の指定領域内のみを各々一回の画像作成における有効領
域とし、各回の画像作成毎に、有効領域についてのみ複
写式に画像作成を一枚の原稿シートをもとに行うことを
特徴する複写式画像作成方法によって達成される。
【0013】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による複写式製版方法は、原稿シートの原稿画像を
読み取り、原稿画像をもとにして複写式に孔版原紙の製
版を行う複写式製版方法において、一枚の原稿シートに
おいて指定された領域を版毎に識別可能に記憶手段に記
憶させ、前記記憶手段が各版毎に記憶している指定領域
内のみを一回の製版における有効領域とし、各版毎に、
有効領域についてのみ複写式に各版の製版を一枚の原稿
シートをもとに行うことを特徴としている。
【0014】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による複写式画像作成装置は、原稿シートの原稿画
像を読み取り、原稿画像をもとにして複写式に画像を作
成する複写式画像作成装置において、指定された原稿シ
ートの領域の座標データを入力する座標入力手段と、前
記座標入力手段により入力された原稿シートの領域の座
標データを記憶する指定領域座標データ記憶手段と、複
写式画像作成の度に前記指定領域座標データ記憶手段が
記憶している座標データを読み出し、第一回目の複写式
画像作成においては前記指定領域座標データ記憶手段が
記憶している座標データによる指定領域内あるいは指定
領域外のみを有効領域としてその有効領域についてのみ
複写式に画像作成を行い、第二回目の複写式画像作成に
おいては、第一回目の複写式画像作成において有効画像
領域とされた領域以外の領域のみを有効領域としてその
有効領域についてのみ複写式に画像作成を行う特定領域
画像作成処理手段とを有していること、あるいは指定さ
れた原稿シートの領域の座標データを入力する座標入力
手段と、前記座標入力手段により入力された原稿シート
の領域の座標データを画像作成回数毎に識別可能に記憶
する指定領域座標データ記憶手段と、各回の複写式画像
作成の度に前記指定領域座標データ記憶手段が記憶して
いる座標データを読み出し、座標データ記憶手段が記憶
している座標データのうち画像作成回数が同一の座標デ
ータによる指定領域内のみを一回の画像作成における有
効領域とし、各回の画像作成毎に該当有効領域について
のみ複写式に各回の画像作成を行う特定領域画像作成処
理手段とを有していることを特徴としている。
【0015】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による複写式製版装置は、原稿シートの原稿画像を
読み取り、原稿画像をもとにして複写式に孔版原紙の製
版を行う複写式製版装置において、指定された原稿シー
トの領域の座標データを入力する座標入力手段と、前記
座標入力手段により入力された原稿シートの領域の座標
データを版毎に識別可能に記憶する指定領域座標データ
記憶手段と、各版の製版の度に前記指定領域座標データ
記憶手段が記憶している座標データを読み出し、座標デ
ータ記憶手段が記憶している座標データのうち版が同一
のもの座標データによる指定領域内のみを一回の製版に
おける有効領域とし、各版毎に該当有効領域についての
み複写式に各版の製版を行う特定領域製版処理手段とを
有していることを特徴としている。
【0016】
【作用】上述の如き構成によれば、一枚の原稿シートに
おいて指定された領域が記憶手段に記憶され、第一回目
の複写式画像作成においては、記憶手段が記憶している
指定領域内あるいは指定領域外のみを有効領域としてそ
の有効領域についてのみ複写式に画像作成が行われ、第
二回目の複写式画像作成においては、第一回目の複写式
画像作成において有効画像領域とされた領域以外の領域
のみを有効領域としてその有効領域についてのみ複写式
に画像作成が行われる。
【0017】あるいは一枚の原稿シートにおいて指定さ
れた領域が画像作成回数あるいは版毎に記憶手段に記憶
され、記憶手段が画像作成回数(版)毎に記憶している
領域のうち同一画像形成回数の指定領域内のみを各々一
回の画像作成(製版)における有効領域とし、各回の画
像作成毎に、有効領域についてのみ複写式に画像作成が
一枚の原稿シートをもとに行われる。
【0018】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明による複写式画像作成方法の
実施に使用する装置を複写式製版装置として装備された
孔版印刷装置を示している。この製版装置付き孔版印刷
装置は、孔版印刷装置本体部1と、孔版印刷装置本体部
1の上面部に設けられた原稿読み取り部3と、原稿読み
取り部3の圧板部上面に設けられた座標入力手段として
のデジタイザ5とを有し、基本的には、図2に示されて
いる如く、原稿読み取り部3のステージガラス面7上に
位置決め載置された原稿シートdからの反射光により原
稿画像をイメージセンサ(イメージスキャナ)9により
光電式に走査して読み取り、読み取った画像データを画
像処理装置11により2値化処理し、孔版印刷装置本体
部1内のサーマルヘッド13によって熱可塑性合成樹脂
フィルムとインキ透過性の多孔支持体からなる感熱性の
孔版原紙sに穿孔画像の形成、即ち製版を複写式に行
い、製版された孔版原紙sを版胴15に装着し、版胴1
5に装着された孔版原紙sを使用して給紙される印刷用
紙pに対し、輪転式に孔版印刷を行うものである。
【0020】ここで版胴15は交換可能な構成となって
おり、色違いの印刷インキによる版胴15の交換によ
り、印刷インキの色、換言すれば印刷画像の色を変更す
ることが可能になっている。
【0021】図3はデジタイザ5を示しており、デジタ
イザ5は、原稿シートdを位置決め載置される座標入力
面部17と、操作キー部19と、座標指定用のスタイラ
スペン21と、LCDによる表示器23が設けられてい
る。
【0022】次に図4に示されたブロック線図を参照し
て、画像処理部11とデジタイザ5の詳細構造を説明す
る。ステージガラス7(図2参照)上に載置された原稿
dは、CCDなどによるイメージセンサ9により光電式
に読み取られ、イメージセンサ9が出力する画像読取信
号は画像処理部11のA/Dコンバータ31により反射
光量に比例した8ビットのビデオ信号に変換される。こ
こでは、最明部からの画像読取信号が0、最暗部からの
画像読取信号が255となる256諧調のビデオ信号が
生成される。
【0023】シューティング補正回路33は、既知のよ
うに、イメージセンサ9の出力むら、光源の劣化を補正
する。
【0024】シューティング補正回路33にて補正され
たビデオ信号は、孔版印刷装置の出力特性に合わせるた
め、濃度変換テーブル部35にて濃度変換テーブルに従
って変換される。出力特性に合わせられたビデオ信号
は、中間調処理回路である写真処理回路37、網点回路
39、単純2値化回路42に各々入力される。
【0025】ここで、ビデオ信号は、各画素毎にそれぞ
れ網点や銀塩写真のような写真出力と文字出力などのビ
デオ信号として、タイミング発生回路43で生成される
クロック信号に同期して2値化され、セレクタ・修飾回
路45に入力される。
【0026】セレクタ・修飾回路45は、後述する編集
RAM65に格納される修飾情報信号をデュアルポート
RAM73よりイメージセンサ9による原稿読み取り走
査に同期して取り込むと共に、パネル部47より指定さ
れた画像処理モード情報を本体制御CPU49より与え
られ、写真処理回路37、網点回路39、単純2値化回
路41よりの写真、文字、網点のいずれかの画像形成用
の2値信号を択一選択する。
【0027】ここで、修飾情報信号は、8ビットのデー
タビット長で構成され、各ビットと修飾情報とは1対1
に対応が取られているとし、この8ビットのデータビッ
トの各々がD0 消去、D1 白黒反転、D2 黒、D3 写
真、D4 文字にそれぞれに対応するものとする。
【0028】図5はセレクタ・修飾回路45の具体的構
成例を示している。セレクタ・修飾回路45は、写真処
理回路37、網点回路39、単純2値化回路41の各々
より写真、文字、網点の2値信号A、B、Cを入力する
マルチプレクサ101と、デュアルポートRAM73よ
りの修飾情報信号のうち、D1 白黒反転、D2 黒、D3
写真、D4 文字を設定するデータビット信号を各々入力
するEX−ORゲート103とORゲート105、10
7、109とを含み、選択した画像形成用の2値信号を
出力用のANDゲート111に入力する。
【0029】マルチプレクサ101は、セレクト端子S
1、S2に対する信号入力により入力信号A、B、Cの
いずれかを選択して出力端子Yに出力するものであり、
セレクト端子S1が“1”で、セレクト端子S2が
“0”の時にはBの入力を選択し、セレクト端子S1が
“0”で、セレクト端子S2が“1”の時にはAの入力
を選択し、セレクト端子S1とS2のいずれもが“1”
の時にはCの入力を選択する。
【0030】従ってディジタイザ5を使用しない時に
は、D3、D4は0が入力されるように構成されている
ことにより、ANDゲート116のインバータ114を
介した入力が“1”、同様にANDゲート117のイン
バータ115を介した入力が“1”となるために、本体
制御CPU49からのセレクト信号SEL1、SEL2
の論理の組み合わせによって写真信号A、文字信号B、
網点信号Cが選択される。
【0031】今、仮にパネル部47から文字が選択さ
れ、本体制御CPU49からセレクト信号SEL1が
“1”、セレクト信号SEL2が“0”を入力し、ディ
ジタイザ5からのD3とD4とが“0”であるとする
と、セレクト端子S1が“1”、セレクト端子S2が
“0”となり、先に説明したようにB(文字)が出力端
子Yに出力される。
【0032】ここで指定された領域を写真にて出力させ
たい場合は、ディジタイザ5にて領域を設定したのちに
操作キー部19より修飾モードとして写真を選択入力す
る。すると、編集用CPU63は、編集用RAM65に
“08”Hのデータを書き込み、D3の信号のみが1と
なる。従って所望の領域に達すると、D3写真の信号が
“1”になり、これに応じてANDゲート116のイン
バータ114を介した入力が“0”、ANDゲート11
6の出力信号は“0”となることから、セレクト端子S
1端子は“0”となる。一方、D3の信号が“1”であ
ることから、ORゲート107の出力信号が“1”にな
り、これによってセレクト端子S2端子は“1”とな
る。
【0033】このように、セレクト端子S1が“0”、
セレクト端子S2が“1”となることにより、A(写
真)の信号が出力端子Yに出力される。
【0034】これにより本体制御CPU49からの信号
SEL1、SEL2の如何に拘らず、ディジタイザ5か
らの信号D3、D4の組み合わせにより、本体側に優先
して画像信号A、B、Cが選択される。
【0035】次にD2の黒信号について説明する。網か
けパターンROM75のフォトパターンに基づいてD2
信号を1にセットすると、ORゲート105により黒信
号を付加することが可能となる。即ち、文字や、ある種
の地紋等を読み取り原稿に付加することが可能となる。
【0036】次にD1白黒反転信号について説明する。
D1に“1”をセットすることで、EX−ORゲート1
03は、一方の入力が“0”(白信号)の時には“1”
を出力、即ち黒信号を出力し、これに対し一方の入力が
“1”(黒信号)の時には、“0”を出力、即ち白信号
を出力する。これによりEX−ORゲート103は、ビ
デオ信号が白信号の時は黒に、逆にビデオ信号が黒信号
の時は白に反転することになる。
【0037】次にD0信号(消去)について説明する。
当該信号がディジタイザ5により“1”にセットされる
と、インバータ113を介してANDゲート111の入
力には“0”が入力されることになるため、ビデオ信号
が“0”、“1”の如何に拘らず、ANDゲート111
の出力は常に“0”、即ち白信号となる。これによりD
0信号は、画像上においては、必要領域のみ描出するト
リミング、あるいは不必要な領域を消去するマスキング
の信号に使用される。
【0038】ANDゲート111が出力する2値信号
は、マスク処理回路51に入力され、マスク処理回路5
1は用紙サイズに応じて印刷面を制限するためのマクス
処理を行う。
【0039】マスク処理された2値信号は、TPHアド
レス変換回路53にてサーマルヘッドの駆動条件に合っ
た穿孔画像信号に変換され、サーマルヘッド13に出力
される。
【0040】これによりサーマルヘッド13は、抽出領
域(全領域が抽出領域であることを含む)について所定
の修飾による穿孔画像を孔版原紙sに作成し、画像処理
部11と共に特定領域製版処理手段をなす。
【0041】サーマルヘッド13により感熱式に製版さ
れた孔版原紙sは各種センサ55よりの出力を本体制御
CPU49が監視しながら、版胴駆動モータ57の駆動
を制御することで、孔版原紙sは版胴15に自動的に巻
き付け装着される。
【0042】デジタイザ5は、スタイラスペン21によ
りポイント押圧される座標入力面部17を有しており、
スタイラスペン21の押圧により変化した座標入力面部
17からの電圧信号は、A/D変換器61によりA/D
変換されて編集用CPU63に入力され、座標データと
して指定領域座標データ記憶手段である編集用RAM6
5に記憶される。
【0043】編集用RAM65に記憶された座標データ
は表示用CPU67にシリアル通信により送信され、座
標データを送信された表示用CPU67は、その座標デ
ータに応じて表示用RAM69の所定ビットをセットす
る。
【0044】これにより表示器23には座標入力面部1
7より指定された座標位置により画定される指定領域を
示す輪郭図形がグラフィック表示される。
【0045】表示用CPU67には表示器23に必要に
応じて所定のメッセージを出力するためのキャラクター
ジェネレータ71が接続されている。
【0046】編集用CPU63は、編集用RAM65が
記憶している座標データより、その座標データによる指
定領域内あるいは指定領域外のみを有効領域とするデー
タビットを含む信号をデュアルポートRAM73へ出力
する。
【0047】また編集用CPU63は、操作キー部19
から修飾情報を入力することにより、座標入力面部17
にてスタイラスペン21により指定された各指定領域に
対して、種々の画像修飾編集、例えば抽出、消去、文
字、写真、反転、網掛け等を個別に指定する。なお、網
かけのパターンは網かけパターンROM75より与えら
れる。
【0048】操作キー部19は2色分け印刷モード設定
キーを含んでおり、2色分け印刷モード設定キーにより
2色分け印刷モードが設定されたことを編集用CPU6
3が認識すると、編集用RAM65は、2色分け印刷の
ための第二版の製版が完了するか、あるいはキャンセル
入力されるまで、座標入力面部17にてスタイラスペン
21により指定された領域の座標データを保持する。
【0049】この2色分け印刷モードにては、編集用C
PU63は、編集用RAM65より座標データを読み出
し、第一版の製版においては、編集用RAM65が記憶
している指定領域内あるいは指定領域外のみを有効領域
とし、その有効領域のみを画像作成領域とする信号を指
定された修飾モードに応じてデュアルポートRAM73
へ出力し、第二版の複写式画像作成においては、第一版
の製版において有効画像領域(画像作成領域)とされた
領域以外の領域のみを有効領域とするために、第一版に
て製版されて有効画像領域に書かれた修飾情報の代わり
にマスクする信号(D0 )を書き換えてデュアルポート
RAM73へ出力する。
【0050】次に上述の如き構成よりなる装置の動作に
ついて図6、図7のフローチャートを参照して説明す
る。なお、各指定領域について個別に設定できる文字、
写真、反転、網掛けの修飾については、従来と同様であ
るから、その説明は省略する。製版に際しては、まず、
デジタイザ5の座標入力面部17上に原稿シートdを原
稿画像面を上にしてセットする(ステップ100)。な
お、座標入力面部17は本実施例に於いては、左上コー
ナが基準位置として決められている。
【0051】次に操作キー部19によりデジタイザ5を
オン状態にし(ステップ110)、続いて入力モードを
選択設定する(ステップ120)。この入力モードとし
ては、例えば2点モード、多点モード、自由曲線モード
が準備されている。この実施例では2点モードを例にと
って説明する。
【0052】いま、図8(A)に示されている原稿シー
トdの原稿画像“A”のみ描出したい場合は、スタイラ
スペン21によりa点とb点を順次押圧して座標入力
し、原稿画像“A”の領域を指定する(ステップ13
0)。
【0053】指定された座標位置のデータは、編集用C
PU63によりa点とb点の2点を対角とする矩形座標
データとして、編集用RAM65に記憶される(ステッ
プ140)。
【0054】尚、座標基準点としては、左上コーナを基
準点として右方へ向かうに従ってy座標が増加し、下方
へ向かうに従ってx座標が増加するようになっている。
【0055】編集用CPU63は、入力された順にa点
のx座標、y座標、b点のx座標、y座標のデータを、
表示用CPU67へ送出する。表示用CPU67はa
点、b点の座標データを基に、表示器23に図8(B)
に示されている如く、指定領域の外郭を示す矩形を表示
する(ステップ150)。
【0056】領域の指定、即ち座標入力が終了したら、
デジタイザ5の操作キー部19により修飾モードを選択
設定する(ステップ160)。デジタイザ5の操作キー
部19により描出モードが選択されれば、描出モードが
設定される(ステップ170、180)。これに対し消
去モードが設定されると、消去モードが設定される(ス
テップ190、200)。
【0057】抽出モードは、指定した領域以外は消去
し、原稿シート中の指定領域内だけが複写製版されるモ
ードであり、消去モードは、抽出モードとは反対に、指
定した領域内は消去し、原稿シート中の指定領域以外だ
けが複写製版されるモードである。
【0058】次に原稿シートdを座標入力面部17より
取り除いてこれを原稿読み取り部3のステージガラス7
上に載置し、パネル部47の製版スタートキーをオンさ
せる(ステップ210)。これにより本体制御CPU4
9よりデジタイザ5の編集用CPU63に走査開始信号
が送出される(ステップ220)。
【0059】編集用CPU63は走査開始信号を受信す
ると、編集用RAM65に対し、入力された座標データ
(領域指定データ)と修飾モードに応じてデータ(修飾
情報信号)の書き込みをすべての領域に対して行う(ス
テップ230)。
【0060】即ち、編集用CPU63は、走査開始信号
を受信すると、入力されたa点、b点を基に、その2点
を対角とする矩形エリアを算出し、抽出モードであれ
ば、その内部の領域を示すアドレスエリアのRAMデー
タとして、例えばデータ値00を書き込み、それ以外の
領域を示すアドレスには、消去のために、例えばデータ
値01を書き込む。
【0061】なお、消去モードであれば、編集用CPU
63は抽出モード時とは逆のデータ値の書き込みを行
う。
【0062】このデータ展開が終了すると、今後はデジ
タイザ5の編集用CPU63から、本体制御CPU49
に対して展開終了信号を送出する(ステップ240)。
【0063】本体制御CPU49が展開終了信号を受信
すると、イメージセンサ9を駆動し、ステージガラス7
上に載置された原稿シートの原稿画像の走査読み取りを
開始する(ステップ250)。この原稿画像の読み取り
開始と同時に、タイミング発生回路43より副走査基準
信号と主走査基準信号及び基準クロックが送出され、ス
テージガラス7上の読み取り原稿の座標値と、編集用R
AMアドレスとが1対1に対応するよう同期が取られ
る。
【0064】原稿読み取り走査が開始されると、編集用
CPU63は、まず一走査区間の非画像区間部分を利用
して一ライン分のRAMデータ(修飾情報信号)を編集
用RAM65からデュアルポートRAM73へ転送する
(ステップ260)。画像有効区間に入ると、デュアル
ポートRAM73から先に述べたように、タイミング発
生回路43からの基準クロックに同期して8ビットのR
AMデータが読み出される。このRAMデータ、即ち修
飾情報信号の最下位ビットD0 は、消去に対応するよう
に構成されているので、抽出モードならば、指定された
領域外(消去領域)においては1が出力されることにな
る。
【0065】この場合、RAMデータの最下位ビットD
0 の信号は、指定された領域外においては、インバータ
113を経由してAND回路111に、“0”の信号と
して入力されることになるため、AND回路111の他
の入力である画像形成用の2値信号が何であっても、A
ND回路111の出力信号は常に”0”となる。
【0066】そしてAND回路111の出力信号に応じ
てサーマルヘッド13が動作し、孔版原紙sの製版が行
われる(ステップ270)。
【0067】この製版において、AND回路111の出
力信号が”0”であるときは、サーマルヘッド13は孔
版原紙sに穿孔を行わないから、抽出モード時には指定
された領域外はすべて無穿孔領域として製版されること
になる。
【0068】上述の如く製版された孔版原紙sは版胴1
5に着版され、この孔版原紙sを使用して孔版印刷が行
われる(ステップ280)。
【0069】この孔版原紙sは指定領域以外の部分を無
穿孔領域として製版されているから、この孔版原紙sを
使用した孔版印刷においては、指定領域以外の部分はす
べて白画像(無印刷部)となり、印刷物(印刷用紙p)
としては、図8(C)に示されている如く、原稿シート
dの”A”の部分だけの印刷物となる。
【0070】2色分け印刷モードが設定され、まだ2色
分け印刷が完了していなければ(ステップ290、30
0)、上述の如き第一版の製版後に、第二版の製版のた
めに、編集用RAM65のすべての修飾情報信号の最下
位ビットD0 の信号(消去/抽出制御信号)を”0”
と”1”との間に反転する(ステップ310)。
【0071】これにより今まで、即ち第一版において
は、抽出領域(有効領域)であった領域は消去領域に、
消去領域であった領域は抽出領域に各々反転される。
【0072】この2色分け印刷モード時には、第一版に
よる孔版印刷が完了すると、ステップ220に戻り、ス
テップ220〜280が繰り返し実行され、第二版の製
版、第二版による孔版印刷が行われ、2色分け印刷完了
の判定(ステップ300)ののち2色分け印刷印刷を完
了する。
【0073】第二版の製版時には、編集用RAM65の
すべての修飾情報信号の最下位ビットD0 の信号が”
0”と”1”との間に反転されているから、第二版にお
いては、原稿シートdの”A”の部分だけが無穿孔領域
として製版される。
【0074】従って、第一版により原稿シートdの”
A”の部分だけを印刷された印刷用紙pが再給紙される
ようにし、また第一版とは色が異なった版胴15に交換
されて第二版の孔版印刷が行われることにより、原稿シ
ートdの”A”の部分を既に印刷されている印刷用紙p
に、別の色により原稿シートdの”BC”の部分が印刷
され、2色分け印刷がなされる(図8(D)参照)。
【0075】また上述の孔版印刷装置は2色分け印刷モ
ード以外に多色分け印刷モードを有していてもよい。こ
の場合には、編集用RAM65は座標入力面部17にて
スタイラスペン21により指定された領域の座標データ
を版毎に識別可能に記憶し、各版の製版の度に編集用R
AM65が記憶している座標データを読み出し、編集用
RAM65が記憶している座標データのうち版が同一の
もの座標データによる領域内のみを一回の製版における
有効領域とし、その有効領域のみを画像作成領域とする
信号をデュアルポートRAM73へ出力する。
【0076】即ち、指定領域の座標データは版数データ
と組合わせられて編集用RAM65に格納される。
【0077】次にこの多色分け印刷モード時の動作を図
9、図10のフローチャートを参照して説明する。
【0078】まず入力モードを選択設定し(ステップ4
00)、既にデジタイザ5の座標入力面部17上にセッ
トされている原稿シートdの原稿画像面をスタイラスペ
ン21により押圧して座標入力し、抽出領域を指定す
る。この抽出領域の指定は、版数を選択し、座標入力面
部17上にセットされている一枚の原稿シートdに対
し、各版毎に行う(ステップ410)。
【0079】各版毎に抽出領域を指定する座標位置のデ
ータは版数データ(n)と共に編集用CPU63によ
り、例えばa点とb点の2点を対角とする矩形座標デー
タとして編集用RAM65に記憶される(ステップ42
0)。
【0080】編集用CPU63は、入力された順にa点
のx座標、y座標、b点のx座標、y座標のデータを、
表示用CPU67へ送出する。表示用CPU67はa
点、b点の座標データを基に、表示器23に指定領域の
外郭を示す矩形を版数を示す文字と共に表示する(ステ
ップ430)。
【0081】領域の指定、即ち座標入力が終了すると、
描出モードが自動設定される(ステップ440)。
【0082】次に原稿シートdを座標入力面部17より
取り除いてこれをステージガラス7上に載置し、パネル
部47の製版スタートキーをオンさせる(ステップ45
0)。これにより製版対象の版数nが1にセットされ
(ステップ460)、また本体制御CPU49よりデジ
タイザ5の編集用CPU63に走査開始信号が送出され
る(ステップ470)。
【0083】編集用CPU63は走査開始信号を受信す
ると、編集用RAM65に対し、入力された版数nに関
する座標データ(領域指定データ)と修飾モード(この
場合、抽出モード)とに応じてデータ(修飾情報信号)
の書き込みをすべての領域に対して行う(ステップ48
0)。
【0084】即ち、編集用CPU63は、走査開始信号
を受信すると、入力された2点を対角とする矩形エリア
を算出し、その内部の領域を示すアドレスエリアのRA
Mデータとして、例えばデータ値00を書き込み、それ
以外の領域を示すアドレスには消去するために、例えば
データ値01を書き込む。
【0085】このデータ展開が終了すると、今後はデジ
タイザ5の編集用CPU63から、本体制御CPU49
に対して展開終了信号を送出する(ステップ490)。
【0086】本体制御CPU21が展開終了信号を受信
すると、イメージセンサ9を駆動し、ステージガラス7
上に載置された原稿シートの原稿画像の走査読み取りを
開始する(ステップ500)。
【0087】原稿読み取り走査が開始されると、編集用
CPU63は、まず一走査区間の非画像区間部分を利用
して一ライン分のRAMデータ(修飾情報信号)を編集
用RAM65からデュアルポートRAM73へ転送する
(ステップ510)。画像有効区間に入ると、デュアル
ポートRAM73から、タイミング発生回路43からの
基準クロックにより8ビットのRAMデータが読み出さ
れる。このRAMデータ、即ち修飾情報信号の最下位ビ
ットD0 は、消去に対応するように構成されているの
で、版数nにおいて指定された領域外は1が出力される
ことになる。
【0088】RAMデータの最下位ビットD0 の信号
は、指定された領域外においては、インバータ113を
経由してAND回路111に、“0”の信号として入力
されることになるため、AND回路111の他の入力で
ある画像形成用の2値信号が何であっても、AND回路
111の出力信号は”0”となる。そしてAND回路1
11の出力信号に応じてサーマルベッド13が動作し、
孔版原紙sの製版が行われる(ステップ520)。
【0089】この製版において、AND回路111の出
力信号が”0”であるときは、サーマルベッド13は孔
版原紙sに穿孔を行わないから、版数nにおいて指定さ
れた領域外はすべて無穿孔領域として製版されることに
なる。
【0090】上述の如く製版された孔版原紙sは版胴1
5に着版され、この孔版原紙sを使用して孔版印刷が行
われる(ステップ530)。
【0091】この孔版原紙sは指定領域以外の部分を無
穿孔領域として製版されているから、この孔版原紙sに
よる孔版印刷においては、指定領域以外の部分は白画像
となり、指定領域内のみに印刷画像を形成された印刷物
が得られる。
【0092】多色分け印刷が完了するまでは(ステップ
540)、版数nを一つインクリメントし(ステップ5
50)、ステップ470に戻り、ステップ470〜53
0を繰り返し実行し、第二版、第三版……の製版、孔版
印刷を繰り返す。
【0093】ステップ480においては、入力された版
数nに関する座標データ(領域指定データ)と修飾モー
ドとに応じて修飾情報信号の書き込みを行うから、第二
版、第三版……の各版の製版は、その各版にて指定され
た領域のみを抽出領域、指定領域外を消去領域とし、指
定領域内のみを画像形成の有効領域として行われる。こ
のようにして製版された各版による孔版印刷は各版につ
いて指定された領域内のみを抽出して行われ、指定領域
以外の部分は白画像となる。
【0094】従って、各版により印刷された印刷用紙p
が再給紙されるようにし、また各版毎に色が異なった版
胴15に交換されて各版の孔版印刷が行われることによ
り、印刷用紙pに版数と同数の色数の多色分け印刷がな
される。
【0095】なお、版数がN個の場合、オペレータによ
る有効領域の指定は、第一版より第N−1版に至る各版
についてのみ行われればよく、最終版である第N版につ
いては、第一版〜第N−1版の各版にて指定された有効
領域の全てを消去領域とし、これ以外の領域を有効領域
とすることが、編集用CPU63により、図6に示され
ているフローチャートによる実施例と同様の要領にて自
動的に行われてもよく、この場合、第N版の有効領域を
示す座標データは編集用RAM65に書き込まれてもよ
いが、第N版の製版時に編集用CPU63が上述の処理
を実行することにより、編集用CPU63よりリアルタ
イムにデュアルポートRAM73へ直接にデータ出力が
行われてもよい。
【0096】本発明において、一枚の原稿シートにおい
て指定された領域を画像作成回数毎、あるいは各版毎に
識別可能に記憶手段に記憶させ、この記憶手段が画像作
成回数毎、あるいは各版毎にに記憶している指定領域の
うち同一画像形成回数の指定領域内のみを各々一回の画
像作成における有効領域とすると云うことは、上述の如
く、オペレータによる有効領域の指定は、第一版より第
N−1版に至る各版についてのみ行えばよいことを含む
ものである。
【0097】以上においては、本発明による方法、装置
を孔版印刷用原紙の製版について述べたが、これは感光
体ドラムに静電潜像を作成してこれにより各色のトナー
による可視像を作成する電子写真式複写装置においても
同等に実施されるものである。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による複写式画像作成方法、複写式製版方法およびこれ
らの装置によれば、複写式画像作成(製版)の回数に関
係なく、原稿シートを一度だけデジタイザなどにセット
するだで、各複写式画像作成における領域指定が、各複
写式画像作成毎の領域指定に相対的な矛盾、位置の狂い
を生じることなく、各版について相互関係をもって正確
に正確に行われ、所望する色分けなどの画像成形が、簡
便、かつ迅速に行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複写式画像作成方法の実施に使用
する装置を複写式製版装置として装備された孔版印刷装
置の外観を示す正面図。
【図2】複写式の製版と孔版印刷の概要を示す斜視図
【図3】本発明による複写式画像作成方法の実施に使用
するデジタイザの斜視図。
【図4】本発明による複写式製版装置の一実施例を示す
ブロック線図。
【図5】本発明による複写式製版装置にて使用されるセ
レクタ・修飾回路の具体的構成例を示す回路図。
【図6】本発明による複写式製版装置を備えた孔版印刷
装置の動作の前半部を示すフローチャート。
【図7】本発明による複写式製版装置を備えた孔版印刷
装置の動作の後半部を示すフローチャート。
【図8】(A)は原稿シート例を、(B)は指定領域を
示す矩形枠の画面表示例を、(C)は第一版による印刷
例を、(D)第一版による印刷物に第二版による印刷を
おこなった例を示す説明図。
【図9】本発明による複写式製版装置を備えた孔版印刷
装置の多色分け印刷モード時の前半部の動作をフローチ
ャート。
【図10】本発明による複写式製版装置を備えた孔版印
刷装置の多色分け印刷モード時の後半部の動作をフロー
チャート。
【符号の説明】
1 孔版印刷装置本体部 3 原稿読み取り部 5 デジタイザ 9 イメージセンサ 11 画像処理装置 13 サーマルヘッド 45 セレクタ・修飾回路 49 本体制御CPU 63 編集用CPU 65 編集用RAM 73 デュアルポート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】シェーディング補正回路33は、既知のよ
うに、イメージセンサ9の出力むら、光源の劣化を補正
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】シェーディング補正回路33にて補正され
たビデオ信号は、孔版印刷装置の出力特性に合わせるた
め、濃度変換テーブル部35にて濃度変換テーブルに従
って変換される。出力特性に合わせられたビデオ信号
は、中間調処理回路である写真処理回路37、網点回路
39、単純2値化回路41に各々入力される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】ANDゲート111が出力する2値信号
は、マスク処理回路51に入力され、マスク処理回路5
1は用紙サイズに応じて印刷面を制限するためのマスク
処理を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】これにより表示器23には座標入力面部1
7より指定された座標位置により確定される指定領域を
示す輪郭図形がグラフィック表示される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 康一郎 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
    画像をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作
    成方法において、 一枚の原稿シートにおいて指定された領域を記憶手段に
    記憶させ、第一回目の複写式画像作成においては、前記
    記憶手段が記憶している指定領域内あるいは指定領域外
    のみを有効領域としてその有効領域についてのみ複写式
    に画像作成を行い、第二回目の複写式画像作成において
    は、第一回目の複写式画像作成において有効画像領域と
    された領域以外の領域のみを有効領域としてその有効領
    域についてのみ複写式に画像作成を行うことを特徴する
    複写式画像作成方法。
  2. 【請求項2】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
    画像をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作
    成方法において、 一枚の原稿シートにおいて指定された領域を画像作成回
    数毎に識別可能に記憶手段に記憶させ、前記記憶手段が
    画像作成回数毎に記憶している指定領域のうち同一画像
    形成回数の指定領域内のみを各々一回の画像作成におけ
    る有効領域とし、各回の画像作成毎に、有効領域につい
    てのみ複写式に画像作成を一枚の原稿シートをもとに行
    うことを特徴する複写式画像作成方法。
  3. 【請求項3】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
    画像をもとにして複写式に孔版原紙の製版を行う複写式
    製版方法において、 一枚の原稿シートにおいて指定された領域を版毎に識別
    可能に記憶手段に記憶させ、前記記憶手段が各版毎に記
    憶している指定領域内のみを一回の製版における有効領
    域とし、各版毎に、有効領域についてのみ複写式に各版
    の製版を一枚の原稿シートをもとに行うことを特徴する
    複写式製版方法。
  4. 【請求項4】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
    画像をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作
    成装置において、 指定された原稿シートの領域の座標データを入力する座
    標入力手段と、 前記座標入力手段により入力された原稿シートの領域の
    座標データを記憶する指定領域座標データ記憶手段と、 複写式画像作成の度に前記指定領域座標データ記憶手段
    が記憶している座標データを読み出し、第一回目の複写
    式画像作成においては前記指定領域座標データ記憶手段
    が記憶している座標データによる指定領域内あるいは指
    定領域外のみを有効領域としてその有効領域についての
    み複写式に画像作成を行い、第二回目の複写式画像作成
    においては、第一回目の複写式画像作成において有効画
    像領域とされた領域以外の領域のみを有効領域としてそ
    の有効領域についてのみ複写式に画像作成を行う特定領
    域画像作成処理手段とを有していることを特徴とする複
    写式画像作成装置。
  5. 【請求項5】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
    画像をもとにして複写式に画像を作成する複写式画像作
    成装置において、 指定された原稿シートの領域の座標データを入力する座
    標入力手段と、 前記座標入力手段により入力された原稿シートの領域の
    座標データを画像作成回数毎に識別可能に記憶する指定
    領域座標データ記憶手段と、 各回の複写式画像作成の度に前記指定領域座標データ記
    憶手段が記憶している座標データを読み出し、座標デー
    タ記憶手段が記憶している座標データのうち画像作成回
    数が同一の座標データによる指定領域内のみを一回の画
    像作成における有効領域とし、各回の画像作成毎に該当
    有効領域についてのみ複写式に各回の画像作成を行う特
    定領域画像作成処理手段とを有していることを特徴とす
    る複写式画像作成装置。
  6. 【請求項6】 原稿シートの原稿画像を読み取り、原稿
    画像をもとにして複写式に孔版原紙の製版を行う複写式
    製版装置において、 指定された原稿シートの領域の座標データを入力する座
    標入力手段と、 前記座標入力手段により入力された原稿シートの領域の
    座標データを版毎に識別可能に記憶する指定領域座標デ
    ータ記憶手段と、 各版の製版の度に前記指定領域座標データ記憶手段が記
    憶している座標データを読み出し、座標データ記憶手段
    が記憶している座標データのうち版が同一のもの座標デ
    ータによる指定領域内のみを一回の製版における有効領
    域とし、各版毎に該当有効領域についてのみ複写式に各
    版の製版を行う特定領域製版処理手段とを有しているこ
    とを特徴とする複写式製版装置。
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