JPH0778490A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0778490A
JPH0778490A JP24882593A JP24882593A JPH0778490A JP H0778490 A JPH0778490 A JP H0778490A JP 24882593 A JP24882593 A JP 24882593A JP 24882593 A JP24882593 A JP 24882593A JP H0778490 A JPH0778490 A JP H0778490A
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differential amplifier
pull
output
transistor
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JP24882593A
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Shigeki Kono
隆樹 河野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 差動増幅器の動作の高速化を実現する。 【構成】 プルアップ用トランジスタQ4 のゲートには
差動増幅器1の出力節点SO が接続されているので、前
回の差動増幅器1の出力電圧VSOが高レベルであった場
合、プルアップ用トランジスタQ3 ,Q4 はいずれも導
通状態となり、基準電圧VR は高レベルの電圧VRHで平
衡する。前回の差動増幅器1の出力電圧VSOが低レベル
であった場合、プルアップ用トランジスタQ3 は導通状
態となり、プルアップ用トランジスタQ4 は非導通状態
となるので、基準電圧VR は低レベルの電圧VRLで平衡
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
FET(電界効果型トランジスタ)を主な構成要素とす
る半導体装置における読出し動作の高速化及び安定化に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置においては、
記憶素子がマトリクス状に複数個配置されており、記憶
素子各々のゲートがワード線に、ドレインがデジット線
に、ソースが接地に夫々接続されている。
【0003】上記の半導体装置ではアドレス情報を入力
することで、当該アドレス情報で有効となった1本のワ
ード線及び1本のデジット線によって記憶素子の中の1
個が選択される。
【0004】尚、記憶素子にはデータ書込み時に、高レ
ベルまたは低レベルの閾値電圧が選択的に割当てられて
いる。すなわち、読出し時の選択ワード線の電圧をVG
、低レベルの閾値電圧をVTL、高レベルの閾値電圧を
VTHとすると、これらは、 VTL=2V<VG =5V<VTH=7V に設定される。
【0005】上記の記憶素子の読出し回路としては、図
8に示すように、記憶素子M1 のプルアップ用トランジ
スタQ1 と、基準電圧を生成するためのプルアップ用ト
ランジスタQ6 及びプルダウン用トランジスタQ5 と、
入力端子S1 ,S2 に印加される電圧の差分を増幅して
出力する差動増幅器1とから構成されるものがある。こ
の回路において、記憶素子M1 は選択ワード線W1 及び
選択デジット線D1 によって選択されるようになってい
る。
【0006】ここで、記憶素子M1 の閾値電圧VM がV
G <VM であれば、記憶素子M1 は非導通状態となり、
選択デジット線D1 は導通状態であるプルアップ用トラ
ンジスタQ1 によって高レベル電圧VH で平衡する。こ
の状態にある記憶素子M1 をオフビット(OFF bi
t)という。
【0007】一方、記憶素子M1 の閾値電圧VM がVM
<VG であれば、記憶素子M1 は導通状態となり、選択
デジット線D1 は上記の高レベル電圧VH に比べて低い
電圧の低レベル電圧VL で平衡する。この状態にある記
憶素子M1 をオンビット(ON bit)という。
【0008】つまり、選択された記憶素子M1 がオフビ
ットである場合と、オンビットである場合とで選択デジ
ット線D1 の電圧が異なる。ただし、高レベル電圧VH
と低レベル電圧VL との差は1V程度と小さいので、こ
れを高速にCMOSレベルの振幅、例えば5Vの振幅に
増幅するためには差動増幅器1を用いるのが一般的であ
る。
【0009】差動増幅器1の一方の入力端子S1 には選
択デジット線D1 が接続されており、他方の入力端子S
2 に印加される電圧は基準電圧VR として用いられる。
ここで、基準電圧VR は予め高レベル電圧VH と低レベ
ル電圧VL との中間電圧に設定されており、VL <VR
<VH と表現することができる。
【0010】今、選択デジット線D1 の電圧VS1がVS1
<VR であれば、差動増幅器1の出力電圧VSOは接地レ
ベル(0V)となる。また、選択デジット線D1 の電圧
VS1がVR <VS1であれば、差動増幅器1の出力電圧V
SOはVccレベル(5V)となる。
【0011】上記の高レベル電圧VH と低レベル電圧V
L と基準電圧VR との設定方法を、図9に示すプルアッ
プ用トランジスタQ1 及び記憶素子M1 の電流−電圧特
性と図10に示す出力節点SO の電圧−時間特性とを用
いて具体的に説明する。
【0012】まず、プルアップ用トランジスタQ1 をN
型エンハンスメントトランジスタとし、そのゲートとド
レインとを電源Vccに共通に接続すると、プルアップ用
トランジスタQ1 の電流−電圧特性はI1 で示すものと
なる(図9参照)。
【0013】一方、記憶素子M1 をN型エンハンスメン
トトランジスタとし、そのゲートに選択ワード線W1 の
電圧VG が印加されたとすると、オンビットの場合の記
憶素子M1 の電流−電圧特性はIM1で示すものとなる
(図9参照)。
【0014】記憶素子M1 がオフビットである場合に
は、記憶素子M1 に電流が流れない。よって、これらプ
ルアップ用トランジスタQ1 の電流−電圧特性I1 及び
記憶素子M1 の電流−電圧特性IM1から高レベル電圧V
H 及び低レベル電圧VL の具体的な数値が算出される。
【0015】つまり、プルアップ用トランジスタQ1 の
電流−電圧特性I1 と記憶素子M1の電流−電圧特性IM
1との交点から低レベル電圧VL が算出される。また、
電流が流れないときのプルアップ用トランジスタQ1 の
電流−電圧特性I1 から高レベル電圧VH が算出される
(図9参照)。
【0016】ここで、高レベル電圧VH は、 VH =Vcc−VTN で表される。この場合、VTNはN型トランジスタの閾値
である。
【0017】次に、基準電圧VR は、図10に示すよう
に、差動増幅器1の反転速度が高レベル出力時と低レベ
ル出力時とで略均等になるように設定するのが好ましい
とすれば、 VR =(VH +VL )/2 とすればよい。図9及び図10においては、この式から
算出される基準電圧VRをVRMで示している。上記の技
術については、特開平3−142790号公報に詳述さ
れている。
【0018】尚、基準電圧VR の発生方法(回路的手
段)は任意であるが、ここでは一例としてプルアップ用
トランジスタQ6 及びプルダウン用トランジスタQ5 を
同時に導通させる方法を示している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置では、低レベル出力時の差動増幅器の反転速度が記
憶素子が選択デジット線を放電するのに必要な時間、つ
まり記憶素子の電流能力に大きく支配されている。
【0020】しかしながら、大容量の半導体装置、例え
ば16Mbitの記憶情報を有するROM(リードオン
リメモリ)においては装置の高集積化も重要視するの
で、記憶素子のチャネル幅が極めて微細である。
【0021】その結果、記憶素子の電流能力は他のトラ
ンジスタの電流能力がmAオーダであるのに対し、わず
かに10μA程度でしかない。したがって、選択デジッ
ト線の放電速度、つまり差動増幅器の低レベル出力時の
反転速度が著しく低速となってしまう。
【0022】また、高レベル出力時の差動増幅器の反転
速度はプルアップ用トランジスタが選択デジット線を充
電するのに必要な時間、つまりプルアップ用トランジス
タの電流能力に大きく支配されている。
【0023】しかしながら、プルアップ用トランジスタ
の電流能力を大きく設計すると、オフビット選択時とオ
ンビット選択時とで生じる選択デジット線の電圧差が小
さくなり、差動増幅器の動作の安定性に欠けてしまう。
【0024】また、記憶素子に対してプルアップ用トラ
ンジスタの電流能力が大きすぎると、選択デジット線が
過充電されてしまい、次に低レベル出力ができなくなる
という問題がある。
【0025】したがって、プルアップ用トランジスタの
電流能力も記憶素子と同様に、μAオーダの微小な値に
設定せざるを得ず、選択デジット線の充電速度、つまり
差動増幅器の高レベル出力時の反転速度が著しく低速と
なってしまう。
【0026】上述した如く、従来の半導体装置では選択
デジット線の充電速度及び放電速度、つまり差動増幅器
の反転速度が著しく低速となるので、高速が要求される
半導体装置には適さないという問題がある。
【0027】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、差動増幅器の動作の高速化を実現することができる
半導体装置を提供することにある。
【0028】また、本発明の他の目的は、差動増幅器の
動作の高速化及び安定化を実現することができる半導体
装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、入力電圧と予め設定された所定電圧との差分を増幅
して出力する差動増幅器を含む半導体装置であって、前
記差動増幅器の出力に応じて前記所定電圧を可変する可
変手段を備えている。
【0030】本発明による他の半導体装置は、上記構成
以外に、前記差動増幅器の出力を所定時間遅延して前記
可変手段に出力する遅延手段を備えている。
【0031】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0032】図1は本発明の一実施例の構成を示す回路
図である。図において、本発明の一実施例による読出し
回路はプルアップ用トランジスタQ6 の代りにプルアッ
プ用トランジスタQ3 ,Q4 を設けた以外は図8に示す
従来例と同様の構成となっており、同一構成要素には同
一符号を付してある。また、それら同一構成要素の動作
も従来例の動作と同様である。
【0033】プルアップ用トランジスタQ4 のゲートに
は差動増幅器1の出力節点SO が接続されているので、
前回の差動増幅器1の出力電圧VSOが高レベルであった
場合、プルアップ用トランジスタQ3 ,Q4 はいずれも
導通状態となる。
【0034】また、前回の差動増幅器1の出力電圧VSO
が低レベルであった場合、プルアップ用トランジスタQ
3 は導通状態となり、プルアップ用トランジスタQ4 は
非導通状態となる。
【0035】図2は本発明の一実施例の電流−電圧特性
を示す図である。図において、I3+4 は差動増幅器1か
ら前回出力されたデータが高レベルであった場合の電流
−電圧特性である。
【0036】差動増幅器1から前回出力されたデータが
高レベルであった場合、プルアップ用トランジスタQ3
,Q4 がいずれも導通状態となるので、I3+4 なる電
流−電圧特性が得られる。
【0037】また、I3 は差動増幅器1から前回出力さ
れたデータが低レベルであった場合の電流−電圧特性で
ある。差動増幅器1から前回出力されたデータが低レベ
ルであった場合、プルアップ用トランジスタQ3 が導通
状態となり、プルアップ用トランジスタQ4 が非導通状
態となるので、I3 なる電流−電圧特性が得られる。
【0038】I5 はプルダウン用トランジスタQ5 の電
流−電圧特性である。プルダウン用トランジスタQ5 は
常時導通状態として用いられるので、I5 なる電流−電
圧特性が得られる。
【0039】差動増幅器1から前回出力されたデータが
高レベルであった場合、差動増幅器1の入力端子S2 に
は基準電圧VR として、I3+4 とI5 とが交差するとき
の電圧VRHが印加される。すなわち、基準電圧VR はI
3+4 とI5 とが交差するときの電圧VRHで平衡する。
【0040】一方、差動増幅器1から前回出力されたデ
ータが低レベルであった場合、差動増幅器1の入力端子
S2 には基準電圧VR として、I3 とI5 とが交差する
ときの電圧VRLが印加される。すなわち、基準電圧VR
はI3 とI5 とが交差するときの電圧VRLで平衡する。
【0041】言い換えると、基準電圧VR は差動増幅器
1から前回出力されたデータの論理に応じて電圧VRHま
たは電圧VRLに設定される。この場合、これらの電圧V
RH,VRLは、 VL <VRL<VRM<VRH<VH と表現することができる。ここで、VH は選択デジット
線D1 の高レベル電圧、VL は選択デジット線D1 の低
レベル電圧、VRMは(VH +VL )/2である。
【0042】図3は本発明の一実施例の電圧−時間特性
を示す図である。これら図1〜図3を用いて本発明の一
実施例による差動増幅器1の動作の高速化について以下
説明する。
【0043】本発明の一実施例では前回出力されたデー
タが高レベルのときに差動増幅器1の入力端子S2 の電
圧VS2が電圧VRHとなり、前回出力されたデータが低レ
ベルのときに差動増幅器1の入力端子S2 の電圧VS2が
電圧VRLとなる。
【0044】すなわち、差動増幅器1の前回出力された
論理値に応じて入力端子S2 の電圧VS2が可変されるの
で、選択デジット線D1 が高レベル電圧VH から低レベ
ル電圧VL に変化する時、あるいは低レベル電圧VL か
ら高レベル電圧VH に変化する時に入力端子S1 の電圧
VS1が電圧VRHまたは電圧VRLを越えるまでの時間が短
くなる。
【0045】よって、低レベル出力時の差動増幅器1の
反転速度あるいは高レベル出力時の差動増幅器1の反転
速度が速くなる。例えば、従来の差動増幅器1の反転速
度が40nsであった場合には、その反転速度が本発明
の一実施例によって32ns程度となり、20%以上の
高速化を図ることができる。尚、同一データが続いた場
合には差動増幅器1で反転が起こることはないので、そ
のときの動作の説明は省略する。
【0046】図4は本発明の他の実施例の構成を示す回
路図である。図において、本発明の他の実施例は差動増
幅器1の出力データをアドレス遷移検出回路(ATD)
2による制御タイミングでラッチ回路3に保持した後に
プルアップ用トランジスタQ4 のゲートに出力するよう
にした以外は図1に示す本発明の一実施例の構成と同様
の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付し
てある。また、それら同一構成要素の動作は本発明の一
実施例の動作と同様である。
【0047】アドレス遷移検出回路2は記憶素子M1 へ
のアドレス情報が遷移したか否か、つまりアドレス情報
において高レベルから低レベルへの変化または低レベル
から高レベルへの変化があったか否かを検出する。
【0048】アドレス遷移検出回路2は記憶素子M1 の
アドレス情報が遷移したことを検出すると、所望の期間
パルス状の信号、つまりラッチ回路3の活性化及び非活
性化を制御する制御信号を発生してラッチ回路3に出力
する。
【0049】ラッチ回路3はアドレス遷移検出回路2か
らの制御信号に応答して差動増幅器1からの入力情報、
つまり差動増幅器1の出力電圧VSOのレベルを取込み、
そのレベルを所定時間保持してからプルアップ用トラン
ジスタQ4 のゲートに出力する。
【0050】図5は本発明の他の実施例の電圧−時間特
性を示す図である。これら図4及び図5を用いて本発明
の他の実施例による差動増幅器1の動作の高速化及び安
定化について以下説明する。
【0051】本発明の他の実施例においてはアドレス遷
移検出回路2及びラッチ回路3を併用することで、プル
アップ用トランジスタQ4 の導通または非導通のタイミ
ングを、つまり基準電圧(差動増幅器1の入力端子S2
の電圧VS2)を可変するタイミングを制御することがで
きる。
【0052】本発明の一実施例では差動増幅器1の入力
端子S2 の電圧VS2のレベルが差動増幅器1の出力電圧
VSOの反転期間中に変化していたが、本発明の他の実施
例では差動増幅器1の出力電圧VSOの反転終了後に入力
端子S2 の電圧VS2を変化させることが可能となる。
【0053】すなわち、本発明の一実施例では差動増幅
器1の出力電圧VSOのレベルが確定していない時点で入
力端子S2 の電圧VS2が変化するので、入力端子S2 の
電圧VS2の変化に伴って差動増幅器1が誤動作する可能
性がある。
【0054】これに対して、本発明の他の実施例では差
動増幅器1の出力電圧VSOの反転終了後に入力端子S2
の電圧VS2が変化するので、入力端子S2 の電圧VS2の
変化に伴う差動増幅器1の誤動作を防止することができ
る。
【0055】よって、本発明の他の実施例では差動増幅
器1の反転速度を速くして差動増幅器1の高速化を図る
とともに、入力端子S2 の電圧VS2の変化に伴う差動増
幅器1の誤動作を防止することで差動増幅器1の安定化
を図ることができる。
【0056】尚、本発明の他の実施例ではアドレス遷移
検出回路2を用いずに、ラッチ回路3をディレイに置き
換えて入力端子S2 の電圧VS2の変化タイミングを制御
する方法を用いることも可能である。
【0057】図6は本発明の別の実施例の構成を示す回
路図である。図において、本発明の別の実施例は記憶素
子M1 をプルダウン用トランジスタQ2 と置き換えた以
外は図1に示す本発明の一実施例の構成と同様の構成と
なっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
また、それら同一構成要素の動作は本発明の一実施例の
動作と同様である。
【0058】プルダウン用トランジスタQ2 はゲートに
入力される入力信号のレベルに応じて導通状態または非
導通状態となる。このプルダウン用トランジスタQ2 の
導通状態または非導通状態による差動増幅器1の入力端
子S1 の電圧VS1の変化に応じて、差動増幅器1の入力
端子S2 の電圧VS2も変化する。
【0059】したがって、本発明の別の実施例において
も、差動増幅器1から前回出力された出力データの論理
に応じて入力端子S2 の電圧VS2が可変されるので、差
動増幅器1の反転速度を速くして差動増幅器1の高速化
を図ることができる。
【0060】図7は本発明のさらに別の実施例の構成を
示す回路図である。図において、本発明のさらに別の実
施例はプルダウン用トランジスタQ1 ,Q3 ,Q4 をプ
ルダウン用トランジスタQ11,Q12,Q13,Q14と反転
増幅器4とに置き換えた以外は図6に示す本発明の別の
実施例の構成と同様の構成となっており、同一構成要素
には同一符号を付してある。また、それら同一構成要素
の動作は本発明の別の実施例の動作と同様である。
【0061】本発明の別の実施例ではプルアップ用トラ
ンジスタQ1 ,Q3 ,Q4 としてN型トランジスタを用
いているが、本発明のさらに別の実施例ではプルアップ
用トランジスタQ1 ,Q3 ,Q4 の代りにP型トランジ
スタであるプルアップ用トランジスタQ11,Q12,Q1
3,Q14を用いている。
【0062】上述した如く、本発明の一実施例、本発明
の他の実施例、本発明の別の実施例、本発明のさらに別
の実施例ではプルアップ用トランジスタQ3 ,Q4 ,Q
12,Q13,Q14の導通及び非導通の切替えを制御して差
動増幅器1の高速化を図っている。
【0063】これに対して、プルダウン用トランジスタ
の導通及び非導通の切替えを制御して差動増幅器1の高
速化を図ることも可能であり、またプルアップまたはプ
ルダウンの手段としてトランジスタではなく、抵抗素子
を用いることも可能である。
【0064】さらに、本発明の一実施例、本発明の他の
実施例、本発明の別の実施例、本発明のさらに別の実施
例では差動増幅器1の動作の高速化のために基準電圧V
R を入力端子S1 の電圧VS1に近付けるという手法を説
明した。しかしながら、差動増幅器1の安定化のみを追
及し、基準電圧VR を入力端子S1 の電圧VS1から遠ざ
けるという利用方法もある。
【0065】このように、差動増幅器1の出力電圧VSO
に応じて入力端子S2 の基準電圧VR を可変することに
よって、差動増幅器1の動作を高速化することができ
る。
【0066】また、アドレス遷移検出回路2及びラッチ
回路3を用いて、プルアップ用トランジスタQ4 のゲー
トへの差動増幅器1の出力電圧VSOの印加を所定時間遅
延することによって、差動増幅器1の動作の高速化及び
安定化することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
によれば、入力電圧と予め設定された所定電圧との差分
を増幅して出力する差動増幅器の出力に応じて所定電圧
を可変することによって、差動増幅器の動作の高速化を
実現することができるという効果がある。
【0068】また、本発明の他の半導体装置によれば、
差動増幅器の出力を所定時間遅延し、この遅延した差動
増幅器の出力に応じて所定電圧を可変することによっ
て、差動増幅器の動作の高速化及び安定化を実現するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の電流−電圧特性を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例による電圧−時間特性を示す
図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例による電圧−時間特性を示
す図である。
【図6】本発明の別の実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図7】本発明のさらに別の実施例の構成を示す回路図
である。
【図8】従来例の構成を示す回路図である。
【図9】図8のプルアップ用トランジスタ及び記憶素子
の電流−電圧特性を示す図である。
【図10】図8の差動増幅器の出力節点における電圧−
時間特性を示す図である。
【符号の説明】
1 差動増幅器 2 アドレス遷移検出回路 3 ラッチ回路 4 反転増幅器 M1 記憶素子 Q1 ,Q3 ,Q4 ,Q11,Q12,Q13,Q14 プルアッ
プ用トランジスタ Q5 プルダウン用トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/34 353 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧と予め設定された所定電圧との
    差分を増幅して出力する差動増幅器を含む半導体装置で
    あって、前記差動増幅器の出力に応じて前記所定電圧を
    可変する可変手段を有することを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力電圧は、記憶素子からの出力電
    圧となるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記差動増幅器の出力を所定時間遅延し
    て前記可変手段に出力する遅延手段を含むことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段は、前記記憶素子へのアド
    レス情報の変化に応答して前記差動増幅器の出力を所定
    時間遅延するよう構成したことを特徴とする請求項3記
    載の半導体装置。
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