JPH0778307B2 - チーズ染色法 - Google Patents
チーズ染色法Info
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- JPH0778307B2 JPH0778307B2 JP4176055A JP17605592A JPH0778307B2 JP H0778307 B2 JPH0778307 B2 JP H0778307B2 JP 4176055 A JP4176055 A JP 4176055A JP 17605592 A JP17605592 A JP 17605592A JP H0778307 B2 JPH0778307 B2 JP H0778307B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B5/00—Forcing liquids, gases or vapours through textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing impregnating
- D06B5/12—Forcing liquids, gases or vapours through textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing impregnating through materials of definite length
- D06B5/16—Forcing liquids, gases or vapours through textile materials to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing impregnating through materials of definite length through yarns, threads or filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプレスボビンに糸を巻き
上げ、チーズとしてスピンドルに装着し、圧縮して染色
を行なうチーズ染色法に関するものである。
上げ、チーズとしてスピンドルに装着し、圧縮して染色
を行なうチーズ染色法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、染色を行う場合、被染物に如何に
して染液を平均的に接触させうるかと云うことが、一番
大きな問題であり、この解決に種々腐心している。糸染
の分野で綛染の場合、糸を綛仕立にし、綛染機のバーに
綛糸を掛け、綛糸を回転させながら、内より外に染液を
流し糸に平均に染液が当たる様にして、均一な良い染め
が行われている。しかし、この方法は，、綛取り・綛揚
げ・糸継ぎが多い。又、染色では、自動化が出来ず、人
手を要し作業条件が悪い為に、順次、チーズ染めに移行
している。
して染液を平均的に接触させうるかと云うことが、一番
大きな問題であり、この解決に種々腐心している。糸染
の分野で綛染の場合、糸を綛仕立にし、綛染機のバーに
綛糸を掛け、綛糸を回転させながら、内より外に染液を
流し糸に平均に染液が当たる様にして、均一な良い染め
が行われている。しかし、この方法は，、綛取り・綛揚
げ・糸継ぎが多い。又、染色では、自動化が出来ず、人
手を要し作業条件が悪い為に、順次、チーズ染めに移行
している。
【０００３】チーズ染色は、図３に示すように、染め糸
を染色ボビンにチーズ又はコーン（１１）として巻き上
げ、これをスピンドル（１２）に縦方向に積み上げ、ス
ペーサー（１３）を介在して染色するが、この方法はチ
ーズ状、又はコーン状に染糸を巻き上げる時、染液を均
一に接触させる為にソフトに均一に巻き上げる必要があ
る。しかし、チーズの肩の部分の折り返し点や糸の巻き
上げによるテンションの集積が密度の斑を作り染めむら
を引き起こすため、夫々チーズの肩崩し、ツーアンドフ
ロー又はフイードローラ等によるソフト巻など、出来る
限り欠点除去を考えて巻き密度の均一化をはかってい
る。
を染色ボビンにチーズ又はコーン（１１）として巻き上
げ、これをスピンドル（１２）に縦方向に積み上げ、ス
ペーサー（１３）を介在して染色するが、この方法はチ
ーズ状、又はコーン状に染糸を巻き上げる時、染液を均
一に接触させる為にソフトに均一に巻き上げる必要があ
る。しかし、チーズの肩の部分の折り返し点や糸の巻き
上げによるテンションの集積が密度の斑を作り染めむら
を引き起こすため、夫々チーズの肩崩し、ツーアンドフ
ロー又はフイードローラ等によるソフト巻など、出来る
限り欠点除去を考えて巻き密度の均一化をはかってい
る。
【０００４】ところが、依然として密度のむらをなくす
ことはできず、染液は柔らかい所は良く流れ、密度の高
い所は通りにくいため均染性を求めることは頗る困難で
あった。そのためこの欠点を除去すべく圧縮による染色
方法が考えられ、スピンドルに挿入されたチーズを軸方
向に圧縮することにより、堅い所は、つぶれず柔らかい
個所は圧縮され、更に圧縮することにより全体に密度が
一定になり、チーズ間密度のバラ付きを均一に近づける
ことにより、上記欠点は大幅に改善されたが、これを以
てしても、完全な内外差の解消には至らない状況であ
る。
ことはできず、染液は柔らかい所は良く流れ、密度の高
い所は通りにくいため均染性を求めることは頗る困難で
あった。そのためこの欠点を除去すべく圧縮による染色
方法が考えられ、スピンドルに挿入されたチーズを軸方
向に圧縮することにより、堅い所は、つぶれず柔らかい
個所は圧縮され、更に圧縮することにより全体に密度が
一定になり、チーズ間密度のバラ付きを均一に近づける
ことにより、上記欠点は大幅に改善されたが、これを以
てしても、完全な内外差の解消には至らない状況であ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は更に
上記内外差の原因について詳細な検討を行ったところ、
糸層の中に染液を浸透させるために染液に流圧を与える
が、これがチーズ染色に大きな弊害を与えていることに
気が付いた。すなわち、スピンドルに多段に積み重ねら
れ軸方向に圧縮されたチーズの糸に染液を浸透させるた
め、たとえば綿糸の染色の場合、流量を綿糸１ｋｇ当り
３５〜５０リットル／分与えることができるよう染色機
のポンプが設計されているが、この流量のため、染液が
糸層に入るときフィルター現象により大きな抵抗が生じ
流速が遅くなり、最内層の一部が濃く染色される。糸層
の中央部分では略一定な染色状態となり、さらに最外層
の近くでは糸層による抵抗が小さくなり流速が速くなる
ため、染色は薄くなるという状況であった。
上記内外差の原因について詳細な検討を行ったところ、
糸層の中に染液を浸透させるために染液に流圧を与える
が、これがチーズ染色に大きな弊害を与えていることに
気が付いた。すなわち、スピンドルに多段に積み重ねら
れ軸方向に圧縮されたチーズの糸に染液を浸透させるた
め、たとえば綿糸の染色の場合、流量を綿糸１ｋｇ当り
３５〜５０リットル／分与えることができるよう染色機
のポンプが設計されているが、この流量のため、染液が
糸層に入るときフィルター現象により大きな抵抗が生じ
流速が遅くなり、最内層の一部が濃く染色される。糸層
の中央部分では略一定な染色状態となり、さらに最外層
の近くでは糸層による抵抗が小さくなり流速が速くなる
ため、染色は薄くなるという状況であった。
【０００６】本発明は上述の如き実状に鑑み、特に、多
段に積み重ねて軸方向に圧縮されたチーズの糸層の中へ
染液を滲透させるための染液の流量、流圧に着目し、と
りわけ流量を出来る限り減じ、流圧を下げると共に、末
端の毛細管的血管にまで血液を送っている人間等の心臓
の脈動に着目することにより上記欠点を解消し、糸層内
外の染着差をなくしチーズ染色における糸処理の均染化
を向上せしめることを目的とするものである。
段に積み重ねて軸方向に圧縮されたチーズの糸層の中へ
染液を滲透させるための染液の流量、流圧に着目し、と
りわけ流量を出来る限り減じ、流圧を下げると共に、末
端の毛細管的血管にまで血液を送っている人間等の心臓
の脈動に着目することにより上記欠点を解消し、糸層内
外の染着差をなくしチーズ染色における糸処理の均染化
を向上せしめることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明染色方法の特徴は、一定の圧縮度合に圧縮可能
なプレスボビンに糸を巻き上げたチーズを液洩れのない
スピンドルに装着してチーズを圧縮し、液洩れのない状
態で、染液を流通せしめてチーズ染色を行なう方法にお
いて、上記染液の流量を染液が圧縮チーズの糸層を通過
できる程度の最小限度に減じ、流圧を下げると共に、染
液に流量の周期的増減の形で周期的脈動を与えることに
ある。ここで上記最小限度の染液の流量，流圧は被染チ
ーズの糸質、量によって異なるが、綿糸やポリエステル
糸の場合通常は糸１ｋｇ当り３０〜５０リットル／分で
あるのに対し本発明においては、糸１ｋｇ当り６〜１０
リットル／分程度とすることが好ましい。また羊毛では
１２リットル／分程度が好ましい。なお、染液に脈動を
与える手段としては例えばスイッチング、バタフライ弁
又はインバータなどによる流量の周期的増減手段が挙げ
られる。
る本発明染色方法の特徴は、一定の圧縮度合に圧縮可能
なプレスボビンに糸を巻き上げたチーズを液洩れのない
スピンドルに装着してチーズを圧縮し、液洩れのない状
態で、染液を流通せしめてチーズ染色を行なう方法にお
いて、上記染液の流量を染液が圧縮チーズの糸層を通過
できる程度の最小限度に減じ、流圧を下げると共に、染
液に流量の周期的増減の形で周期的脈動を与えることに
ある。ここで上記最小限度の染液の流量，流圧は被染チ
ーズの糸質、量によって異なるが、綿糸やポリエステル
糸の場合通常は糸１ｋｇ当り３０〜５０リットル／分で
あるのに対し本発明においては、糸１ｋｇ当り６〜１０
リットル／分程度とすることが好ましい。また羊毛では
１２リットル／分程度が好ましい。なお、染液に脈動を
与える手段としては例えばスイッチング、バタフライ弁
又はインバータなどによる流量の周期的増減手段が挙げ
られる。
【０００８】
【作用】上記本発明方法を用いるときは液洩れがない状
態で染液の流量，流圧が従来の染色に比し低いために糸
内外における流速差が少なくなり、従ってこの状態で染
液に流量の周期的増減の形態で周期的脈動が与えられる
と染液は円滑にかつ平均した浸透で糸層内を通過し平均
した染液の浸透による均染作用が達成される。
態で染液の流量，流圧が従来の染色に比し低いために糸
内外における流速差が少なくなり、従ってこの状態で染
液に流量の周期的増減の形態で周期的脈動が与えられる
と染液は円滑にかつ平均した浸透で糸層内を通過し平均
した染液の浸透による均染作用が達成される。
【０００９】
【実施例】以下、更に本発明の具体的実施態様について
説明する。図１は本発明染色方法に用いられるプレスボ
ビンの１例を示し、（１）は同プレスボビンでポリプロ
ピレン，ポリエチレン，ナイロンの如き熱可塑性合成樹
脂の一体成型により作られ、その上端には上部ボビン下
端への嵌入部に相当するボビン（１）の外径より稍小さ
い外径の端環部（２）が、また、下端には前記嵌入端環
部（２）の嵌入する嵌込部に対応するボビンの内径より
稍大なる内径の凹没部を有する端環部（３）が夫々設け
られていて互いに積み重ね可能となっていると共に、そ
の外周には、ボビン軸線方向に直角な平面において、平
行に配列されている複数のリング状横枠（５）と、ボビ
ン横断面において、円周を略複数の等間隔に区分して前
記平行した隣接リング状横枠（５）間を連結する縦方向
の短枠（６），（７）とによって多数の四角形状の処理
液流通孔（４）が設けられている。
説明する。図１は本発明染色方法に用いられるプレスボ
ビンの１例を示し、（１）は同プレスボビンでポリプロ
ピレン，ポリエチレン，ナイロンの如き熱可塑性合成樹
脂の一体成型により作られ、その上端には上部ボビン下
端への嵌入部に相当するボビン（１）の外径より稍小さ
い外径の端環部（２）が、また、下端には前記嵌入端環
部（２）の嵌入する嵌込部に対応するボビンの内径より
稍大なる内径の凹没部を有する端環部（３）が夫々設け
られていて互いに積み重ね可能となっていると共に、そ
の外周には、ボビン軸線方向に直角な平面において、平
行に配列されている複数のリング状横枠（５）と、ボビ
ン横断面において、円周を略複数の等間隔に区分して前
記平行した隣接リング状横枠（５）間を連結する縦方向
の短枠（６），（７）とによって多数の四角形状の処理
液流通孔（４）が設けられている。
【００１０】ここで、前記リング状の横枠（５）は軸線
方向において必ずしも均等間隔ではなく、図では３個の
リング状横枠（５）を１組として各組間に稍広い間隔を
おいてボビン中間部分に５組設けられており、各組間に
おける隣接リング状横枠（５）間の縦方向短枠（６）は
各組内における隣接リング状横枠間の縦方向短枠（７）
に比較し稍長く長Ｓ状をなして各組内における縦方向短
枠（７）が直線状で軸線方向の加圧に対し、殆ど圧縮さ
れない部分（Ａ）となっているのに対し比較的圧縮され
易い部分（Ｂ）として形成され、求めようとする圧縮度
合に応じた所要圧縮度合をもつボビンとなっている。
方向において必ずしも均等間隔ではなく、図では３個の
リング状横枠（５）を１組として各組間に稍広い間隔を
おいてボビン中間部分に５組設けられており、各組間に
おける隣接リング状横枠（５）間の縦方向短枠（６）は
各組内における隣接リング状横枠間の縦方向短枠（７）
に比較し稍長く長Ｓ状をなして各組内における縦方向短
枠（７）が直線状で軸線方向の加圧に対し、殆ど圧縮さ
れない部分（Ａ）となっているのに対し比較的圧縮され
易い部分（Ｂ）として形成され、求めようとする圧縮度
合に応じた所要圧縮度合をもつボビンとなっている。
【００１１】次に上記プレスボビンを用いて本発明によ
る染色処理を施すにあたっては、先ず、該ボビンに染色
処理を施す糸を巻き上げ、チーズ（１１）として図２に
示すようにスピンドル（１２）に差し込んで多段に積み
重ね、軸線方向に圧力を加えると、中間部分の上方側及
び下方側のボビンにおける圧縮され易い部分（Ｂ）が先
ず図１点線に示すような状態で圧縮し、これが一定度合
いまで圧縮されると止まりこれに伴って巻かれている糸
の圧縮もそこで止まり、次いで隣接するチーズに伝達さ
れ、このチーズが同様にボビンの圧縮され易い部分
（Ｂ）の図１点線に示すような収縮によって一定まで圧
縮される。なお、この圧縮された時には通常、各組間の
間隔は各組内におけるリング状横枠間の間隔と略等しく
なり、孔面積も略同じとなっている。
る染色処理を施すにあたっては、先ず、該ボビンに染色
処理を施す糸を巻き上げ、チーズ（１１）として図２に
示すようにスピンドル（１２）に差し込んで多段に積み
重ね、軸線方向に圧力を加えると、中間部分の上方側及
び下方側のボビンにおける圧縮され易い部分（Ｂ）が先
ず図１点線に示すような状態で圧縮し、これが一定度合
いまで圧縮されると止まりこれに伴って巻かれている糸
の圧縮もそこで止まり、次いで隣接するチーズに伝達さ
れ、このチーズが同様にボビンの圧縮され易い部分
（Ｂ）の図１点線に示すような収縮によって一定まで圧
縮される。なお、この圧縮された時には通常、各組間の
間隔は各組内におけるリング状横枠間の間隔と略等しく
なり、孔面積も略同じとなっている。
【００１２】そして、これが繰り返され、順次、上下の
ボビンより積み重ねられた中間部のボビンに加圧が伝達
され、同様に求められる一定の圧縮がなされて積み重ね
られたすべてのチーズを通じて一定した圧縮形態として
液洩れのない状態でスピンドル内部より染液を流入し、
染色を行うが、このとき染液に対し、その流量を可及的
低減し、染液が圧縮チーズの糸層を通過できる程度の最
小限度として流圧を下げると共に流量変化による脈動が
与えられる。脈動を与える方法としては種々のものがあ
るが、例えば電気回路などの流路を断続的に行なうスイ
ッチング法やバタフライ弁を用い流量を調整するバタフ
ライ法あるいはインバータを使用する方法などである。
ボビンより積み重ねられた中間部のボビンに加圧が伝達
され、同様に求められる一定の圧縮がなされて積み重ね
られたすべてのチーズを通じて一定した圧縮形態として
液洩れのない状態でスピンドル内部より染液を流入し、
染色を行うが、このとき染液に対し、その流量を可及的
低減し、染液が圧縮チーズの糸層を通過できる程度の最
小限度として流圧を下げると共に流量変化による脈動が
与えられる。脈動を与える方法としては種々のものがあ
るが、例えば電気回路などの流路を断続的に行なうスイ
ッチング法やバタフライ弁を用い流量を調整するバタフ
ライ法あるいはインバータを使用する方法などである。
【００１３】この脈動は流量の圧縮チーズ糸層を通過で
きる程度の最小限度への低減による流圧下げと相俟って
チーズ染色に対し均染化をもたらすものであり、流量が
多く、流圧が高過ぎると脈動効果は減少し、糸層内外に
流速差が残留する。
きる程度の最小限度への低減による流圧下げと相俟って
チーズ染色に対し均染化をもたらすものであり、流量が
多く、流圧が高過ぎると脈動効果は減少し、糸層内外に
流速差が残留する。
【００１４】好ましい流量としては例えば綿糸やポリエ
ステル糸の場合通常のチーズ染色において糸１ｋｇ当り
３５〜５０リットル／分であるのに対し、糸１ｋｇ当り
６〜１０リットル／分で略１／５前後となっている。
ステル糸の場合通常のチーズ染色において糸１ｋｇ当り
３５〜５０リットル／分であるのに対し、糸１ｋｇ当り
６〜１０リットル／分で略１／５前後となっている。
【００１５】かくしてこのようにして一定の圧縮で止ま
り、他への圧縮の伝達ができるプレスボビンに巻いたチ
ーズに対し内外染着差のない染色を施すことができる。
り、他への圧縮の伝達ができるプレスボビンに巻いたチ
ーズに対し内外染着差のない染色を施すことができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上のように一定の圧縮で止ま
って他への圧縮ができるボビンに糸巻きしたチーズを液
洩れのないスピンドルに装着して圧縮し、液洩れのない
状態で染液に対し染液が圧縮チーズの糸層を通過できる
程度の最小限度に流量、流圧を低くし、かつ流量の周期
的増減による周期的脈動を与えて染色を行なう方法であ
り、積み重ねた多段のチーズを同時に均一圧縮し、液洩
れのない所要の一定圧縮下で流量，流圧を少なくして染
液に流量増減による脈動を与えるため、染液は周期的脈
動作用を受けて糸層内への滲透効果を高め、とりわけ流
量，流圧の可及的低減と共に糸層内へ平均した滲透と、
糸層内外の均一な滲透を促し、全体として適正な均染化
を達成することができる。
って他への圧縮ができるボビンに糸巻きしたチーズを液
洩れのないスピンドルに装着して圧縮し、液洩れのない
状態で染液に対し染液が圧縮チーズの糸層を通過できる
程度の最小限度に流量、流圧を低くし、かつ流量の周期
的増減による周期的脈動を与えて染色を行なう方法であ
り、積み重ねた多段のチーズを同時に均一圧縮し、液洩
れのない所要の一定圧縮下で流量，流圧を少なくして染
液に流量増減による脈動を与えるため、染液は周期的脈
動作用を受けて糸層内への滲透効果を高め、とりわけ流
量，流圧の可及的低減と共に糸層内へ平均した滲透と、
糸層内外の均一な滲透を促し、全体として適正な均染化
を達成することができる。
【図１】本発明染色方法に用いるプレスボビンの１例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図２】チーズの多段積み重ね圧縮状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図３】チーズの多段積み重ね状態の他の型態を示す説
明図である。
明図である。
（１） ボビン （４） 処理液流通孔 （５） リング状横枠 （６） 縦方向短枠 （７） 縦方向短枠 （Ａ） 圧縮されない部分 （Ｂ） 圧縮され易い部分
Claims (1)
- 【請求項１】 一定の圧縮度合に圧縮可能なプレスボビ
ンに糸を巻き上げたチーズを液洩れのないスピンドルに
装着してチーズを圧縮し、液洩れのない状態で染液を流
通せしめてチーズ染色を行なう方法において、上記染液
の流量を染液が圧縮チーズの糸層を通過できる程度の最
小限度に減じ、流圧を下げると共に、該染液に流量の周
期的増減の形で周期的脈動を与えることを特徴とするチ
ーズ染色法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176055A JPH0778307B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | チーズ染色法 |
| US08/065,354 US5351351A (en) | 1992-06-09 | 1993-05-21 | Method of dyeing yarn cheeses |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176055A JPH0778307B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | チーズ染色法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05339868A JPH05339868A (ja) | 1993-12-21 |
| JPH0778307B2 true JPH0778307B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=16006933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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