JPH0777408A - 物体の端部位置計測方法 - Google Patents

物体の端部位置計測方法

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JPH0777408A
JPH0777408A JP7853294A JP7853294A JPH0777408A JP H0777408 A JPH0777408 A JP H0777408A JP 7853294 A JP7853294 A JP 7853294A JP 7853294 A JP7853294 A JP 7853294A JP H0777408 A JPH0777408 A JP H0777408A
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JP7853294A
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Kotaro Nagai
高太郎 永井
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体の端部位置を正確に測定する。 【構成】 被測定物の表面に向けて光ビームを照射して
反射光を受領する。この受領した光から2種類の測定値
を得る。その一は被計測物からの反射光量1aであり、
他の一はセンサーから物体表面までの距離である。反射
光量の物体の平面形状の変化に対する特性は鋭敏であ
り、被計測物の端部がシャープに計測される。よって、
得られた反射光量の変化点を端部X2とする。しかし、
物体表面が荒い場合には反射光量は大きく乱れ変化し、
誤測定を生じる恐れがある。これを防止するために鈍感
で小量の誤差を含み易い距離の変化点から求める端部X
1の計測との併用とする。つまり、計測した2つの端部
の位置X1と位置X2とが、|X1−X2|<0.5m
mの関係を有する場合にはX2を、また、|X1−X2
|≧0.5mmの関係を有する場合にはX1を、最終的
な測定位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体の端部位置測定方
法に係わり、特に、光学センサーを用いて物体の端部の
位置を計測する物体の端部位置計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接のための端部の位置の計測
は、特開平3−207577号公報の様にCCDカメラ
等を用いた複雑な測定方法がある。また、簡単な光学セ
ンサーを用いた物体の端部位置の計測は、例えば、被計
測物に対し所定の距離を設定しレーザを照射して距離を
測定し、測定した距離の変化によって被計測物の端部を
推察していた。
【0003】図4は被計測物10および距離測定器とし
ての光学センサー11の配置関係(配置の関係は新旧同
一)を示した図であり、図9が光学センサー11と被計
測物10との位置関係を示している。被計測物10の端
部のXが求める測定位置である。この位置を光学センサ
ー11を用いて計測する場合、図10に示すセンシング
形状から、端部X1の位置を計算する。図10のグラフ
は縦軸Zに対し物体の平面部6aによる平坦部と無反射
部による平坦部6bとがあり、物体の平面部による平面
部6aの平均計測位置Z1と所定の距離p変化した位置
(Z1+p)の線と計測形状線とが交差した点X1を端
部の位置としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
が示すように、距離測定器の被計測物の端部の計測は鈍
感であり、被計測物端部の形状が丸みをおびていなくて
も、計測されたグラフの形状は端部が少しだれた状態と
なる。この計測の鈍化によって、端部の測定位置に±
0.2mm程度の誤差が生じることが経験的に知られて
いる。
【0005】本発明は、測定精度の高い端部の位置計測
を行える物体の端部位置計測方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の物体の端部の位置を計測する物体の端部位
置計測方法は、物体へ略直角に光ビームを照射し物体に
より反射された光を受光する受光工程と、受光工程によ
り受光された光により光ビームの照射位置と物体間の距
離を測定する距離測定工程と、受光工程により受光され
た光の光量を測定する反射光量測定工程と、光ビームを
照射する位置を物体に対し略並行に移動する移動工程
と、距離測定工程により測定された距離が移動工程の位
置により変化する変化量から物体の端部の位置X1を計
測する第1の端部計測工程と、反射光量測定工程により
測定された光量が移動工程の位置により変化する変化量
から物体の端部の位置X2を計測する第2の端部計測工
程とを有し、計測した2つの端部の位置X1と位置X2
とから最終的な測定位置を求めることを特徴としてい
る。
【0007】また、上記の最終的な計測位置は、計測し
た2つの端部の位置X1と位置X2とが、|X1−X2
|<0.5mmの関係を有する場合にはX2を、また、
|X1−X2|≧0.5mmの関係を有する場合にはX
1を、最終的な測定位置とするとよい。
【0008】更に、第2の端部計測工程は、物体の端部
の位置X2の計測において、3種類の所定の光量値A,
B,C(但し、光量の大きさの関係をA>B>Cとす
る)に対応する位置の値XA,XB,XCを計測し、こ
れらの3つの位置と所定の距離kとの関係が、XC−X
A>kの関係を満たす場合にはXCをX2とし、XC−
XA>kの関係を満たさない場合にはXBをX2とする
とよい。
【0009】尚、反射光量測定工程において測定した光
量が所定の光量値Aまたは光量値Bに達しない場合、光
量値Cに対応する位置XCと所定の距離qとにより、X
2を、X2=XC+q、の関係において求め、所定の光
量値Aは、物体の平面部による反射光量の近似値とする
とよい。
【0010】
【作用】本発明の物体の端部位置計測方法によれば、物
体へ略直角にレーザを照射し反射光を受光して、レーザ
の照射位置と物体間の距離および光量を被計測物に対し
平行に移動してなめるように測定する。この計測データ
の所定の変化量点を求め端部位置としている。従って、
同一のレーザの照射に基づいた2つの異なる手法による
端部の計測位置X1と位置X2が得られ、この2個の測
定結果から最終的な計測位置を定めることができる。
【0011】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による物体の
端部位置計測方法の実施例を詳細に説明する。図1およ
び図2を参照すると本発明の物体の端部位置計測方法が
適用される端部位置計測の実施例が示されている。以
下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。
【0012】本計測方法の実施は、例えば、図4の光学
センサー11を用いて行う。光学センサー11は、一般
に、レーザ光を変調し変調したレーザ111を被計測物
10へ照射し、被計測物10から反射されたレーザと発
射したレーザとの位相差によって被計測物10との距離
を計測する。本方法の計測においては更に被計測物10
から反射される受光量も測定する。
【0013】図4の測定関係における被計測物10から
の反射光量の測定結果(図1)および被計測物10との
距離の測定結果(図2)の各例が示されている。
【0014】図1の光学センサー11の被計測物10か
らの反射光量の測定結果では、被計測物10の端部がシ
ャープに検出されている。図1は被計測物10からの反
射光量であり、この反射光量は、照射したレーザ111
が比計測物10により反射され光学センサー11へ戻っ
て来た光量である。被計測物10の端部の位置をレーザ
111で計測する場合、距離によって測定するより、反
射光量の変化の方が鋭敏に端部の形状を捕らえることが
できる。このため、受光量の変化から位置を計測した方
が正確である。
【0015】ただし、問題点もある。例えば、被計測物
10の表面が荒れている場合、乱反射によって受光量が
不安定となることである。よって、単純に反射光量のみ
により端部を検出すると誤測定を生じる恐れがある。こ
の関係を以下に説明する。
【0016】図4の光学センサー11と被計測物10の
関係において、光学センサー11と被計測物10との間
の距離と被計測物10により反射された光の量の2つの
計測を、被計測物10の表面に対し、略並行方向へ連続
して計測する。この計測によって得られた結果は、横軸
Xに光学センサー11の位置、縦軸Zを反射光量として
図1のグラフとなる。図1の反射光量が大きい方の平坦
部1aは被計測物10の平面部に相当し、反射光量の小
さい方の平坦部1bは被計測物10が無く反射光量が無
い状態を表している。また、図2のグラフは、横軸Xを
光学センサー11の位置,縦軸Zを光学センサー11お
よび被計測物10間の距離としている。図2の距離Zの
「−」側の平坦部2aが被計測物10の平面部に相当
し、距離Zの「+」側の平坦部2bが被計測部の無い部
分に相当する。
【0017】図1の物体による反射光量のグラフは、被
計測物10の表面が光学的に平坦である場合を示してい
る。被計測物10の表面が荒れている等の物理的には平
面であっても光学的には平面でない場合には、照射され
たレーザ111が乱反射され光学センサー11が受光す
る反射光量は大きく乱れる。図3はこのような状態を示
しており、被計測物10の表面が荒れている場合の反射
光量の測定値の一例を表したグラフである。図3のグラ
フは、被計測物10の平面部からの反射光量3aが大き
く乱れ、この反射光量のグラフの平坦部の端部から被計
測物10の端部を計測した場合、検出端X2′の地点は
真の端部X0の地点と大きくかけ離れた位置となる。
【0018】本発明の物体の端部位置計測方法では、上
記の原因による誤測定を防止するために距離測定から求
めた計測位置X1と、反射光量から求めた計測位置X2
とを並行して取得し、両者の比較によって測定位置を決
めることとしている。一方の測定位置X1と他方の測定
位置X2とにより、最終的な測定位置は下記の手順に基
づいて決める。
【0019】|X1−X2|<0.5mmの条件を満た
す場合、X2の位置を採用する。
【0020】|X1−X2|≧0.5mmの条件を満た
す場合、X1の位置を採用する。
【0021】この選択手順は、端部の検出に鈍感でり、
大きな誤測定は生じないが小量の測定誤差を含み易い一
方の測定値X1と、端部の検出に敏感であり通常の測定
は正確ではあるが、表面形状が特殊の場合に大きな誤差
を含む可能性のある他方の測定値X2とを用い、相互の
欠点を補い長所を活かす為のものである。
【0022】上記の測定方法によれば、従来用いられて
いる光学センサー11と単純な測定手順で精度の高い被
計測物10の端部の測定を可能とする。 (変化例1)被計測物10の表面が荒れている場合、被
計測物10の平面部からの反射光量が大きく乱れること
は、図3のグラフに基づいて既述した。この反射光量の
乱れにおいても、安定な測定結果を得る手順例を以下に
説明する。
【0023】図5は、図4の被計測物10からの反射光
量の測定例を示している。このグラフでは、特に、被測
定物10の端部において受光量が不安定に測定された場
合を例示している。
【0024】図5は、横軸Xを被測定物10の表面に対
して平行方向の位置、縦軸を受光量として表している。
被測定物10の表面から反射される光量が大きく光学セ
ンサー11の受光量が正常である場合には、被測定物の
端部における受光量は一点鎖線4bで示す様なシャープ
な鋭角を示す。この形態は図1のグラフに相当する。し
かし、反射光量が不十分で安定しない場合は、図5に示
す実線4aの様な形態となる。
【0025】図5に基づいた反射光量測定において、3
種類の受光量レベルA,B,Cを設ける。受光量レベル
Aは、被測定物10の表面部による平坦部4aの反射光
量である。受光量レベルBは、受光量レベルAからの所
定量低いレベルである。受光量レベルCは、受光量レベ
ルBより更に所定量低いレベルである。上記の3種類の
受光量レベルにおけるX軸における位置を、それぞれX
A,XB,XCとする。この位置XBは、図2の位置X
1に相当している。上記の実施例では、位置X1に相当
する位置XBを被測定物10の端部として測定したが、
平面部による受光量の乱れによって誤測定が生じ易いた
め、本変化例では下記の測定手順により端部の測定を行
う。
【0026】上記3種類の測定位置XA,XB,XCの
関係において、下記の関係の有無をチェックする。
【0027】XC−XA>k、 但し、記号kは所定の距離を表す定数であり、本変化例
では0.5mmを採用する。この条件を満たす場合は被
測定物10の端部の位置をXCとし、また、条件を満た
さない場合は同位置をXBとして測定する。
【0028】上記の手順によれば、平面部の受光量の乱
れによる多くの誤測定を解消し、より精度の高い被測定
物の端部の測定が可能となる。 (変化例2)変化例2は、変化例1と同様に十分な受光
量が得られない場合の測定手順に関するものであり、特
に、被測定物の端部に曲面部を有している場合に適用さ
れる。
【0029】図8は、端部に曲面部を有している被測定
物12の端部の位置を測定する状態であり、被測定部1
2の端部にレーザ111が照射されている状態を概念的
に表している。図8に示した状態において被測定物12
の端部を測定し、得られた受光量のデータ例をグラフ化
し図6および図7に示している。
【0030】図6における横軸が被測定物12の表面に
対し略平行方向の位置Xであり、図6(A)の縦軸がZ
軸方向の光学センサー11からの距離、図6(B)の縦
軸が受光量を表す。図6および図7の相違点は、図6が
被測定物12の表面部が正常であり十分な反射光量が得
られた場合であり、図7が被測定物12の表面部が異常
であり十分な反射光量が得られ無かった場合である。
【0031】本変化例では、上記の十分な反射光量の場
合の測定手順例イと、不十分な反射光量の場合の測定手
順例ロとの2種類において以下に説明する。
【0032】変化例の測定手順イは、図6(B)におけ
る受光量が所定の値DとなるX軸方向の位置をXDと
し、位置XDから予め定めた所定の距離q1離れた位置
をX6とする。よって、2つの位置関係は、X6=XD
+q1、となる。この手順により求めた位置X6を被測
定物12の端部とする。所定の距離q1は被測定物12
の端部の曲面部の形態、光学センサー11の測定特性等
に基づき経験的に定める。
【0033】変化例の測定手順ロを以下に説明する。図
7において、2つの図、(A)および(B)は、図6の
関係と同様である。図7(B)の受光量が上記の所定量
Dより低い所定の値EとなるX軸方向の位置をXEと
し、位置XEから予め定めた所定の距離q2離れた位置
をX7とする。よって、2つの位置関係は、X7=XE
+q2、となる。この手順により求めた位置X7を被測
定物12の端部とする。
【0034】上記の2つの測定手順イおよびロは、受光
量の異なる2点における測定であり、大きな受光量が得
られ所定量Dに達する場合は、2つの測定手順イおよび
ロの実行が可能である。これら2つの測定結果の、位置
X6と位置X7、位置Z1と位置Z2、は理論的にはX
6=X7およびZ1=Z2とすることが可能である。実
際の測定においては、測定手順イおよび測定手順ロを選
択または併用して測定すると良い。
【0035】また、変化例2の測定手順例イ,ロを端部
に曲面部を有する被測定物において説明したが、これは
正確な端部の位置の測定が比較的困難な事例を示したも
のである。よって、図4に示すような鋭角な端部の測定
においても同様な測定手順を用いることに支障は無い。
【0036】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上記の実施例では一つのセンサーで距離お
よび反射光量の測定を行ったが二つのセンサーを用いて
も良い。
【0037】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の物体の端部位置計測方法は、被計測物へ照射したレー
ザの反射光を受光して、被計測物の距離変化と反射光量
の変化量より端部の位置を検出する事としている。この
異なった2つの計測手法は異なった特性を有しており、
得られた結果の計測位置X1と位置X2を分別して選択
的に採用することにより、端部位置の測定精度を向上さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物体の端部位置測定方法の1の計測要
素である光学センサーと物体間の距離Zと横位置Xとの
関係を表した一例図である。
【図2】本発明の物体のへ端部位置測定方法の他の1の
計測要素である物体の表面で反射された光の光量を横位
置Xとの関係で表した一例図である。
【図3】図2と同様の関係の他の一例図である。
【図4】本発明の物体の端部位置測定方法の手順を説明
するための光学センサーと被測定物体との位置関係を表
した概念図である。
【図5】実施例の変化例1を説明するための受光量の測
定グラフ例である。
【図6】実施例の変化例2のイを説明するための図であ
り、(A)が測定位置Xに対する距離Z、(B)が測定
位置Zに対する受光量の測定グラフ例1である。
【図7】実施例の変化例2のロを説明するための図であ
り、(A)が測定位置Xに対する距離Z、(B)が測定
位置Zに対する受光量の測定グラフ例2である。
【図8】変化例2の測定手順を説明するための被測定物
とレーザとの関係を示した概念図である。
【図9】従来技術の物体の端部位置の計測原理を説明す
るための被測定物体と光ビームセンサーとの位置関係を
表した概念図である。
【図10】従来技術の物体の端部位置の計測原理を説明
するための被測定物体と光ビームセンサーとの距離Zと
横位置Xの関係を表した図である。
【符号の説明】
1a 被測定物体の表面により反射された測定光量と横
位置の関係グラフ、 1b 被測定物体の無い部分の測定光量と横位置の関係
グラフ、 10、12 被計測物、 11 光学センサー、 111 レーザ、 X 被測定物体の表面に対する横方向の位置、 Z ビーム方向の距離。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の端部の位置を計測する物体の端部
    位置計測方法において、該計測方法は、 前記物体へ略直角に光ビームを照射し前記物体により反
    射された光を受光する受光工程と、 前記受光工程により受光された光により前記光ビームの
    照射位置と前記物体間の距離を測定する距離測定工程
    と、 前記受光工程により受光された光の光量を測定する反射
    光量測定工程と、 前記光ビームを照射する位置を前記物体に対し略並行に
    移動する移動工程と、 前記距離測定工程により測定された距離が前記移動工程
    の位置により変化する変化量から前記物体の端部の位置
    X1を計測する第1の端部計測工程と、 前記反射光量測定工程により測定された光量が前記移動
    工程の位置により変化する変化量から前記物体の端部の
    位置X2を計測する第2の端部計測工程とを有し、 計測した前記2つの端部の位置X1と位置X2とから最
    終的な測定位置を求めることを特徴とする物体の端部位
    置計測方法。
  2. 【請求項2】 上記の最終的な計測位置は、計測した前
    記2つの端部の位置X1と位置X2とが、|X1−X2
    |<0.5mmの関係を有する場合にはX2を、また、
    |X1−X2|≧0.5mmの関係を有する場合にはX
    1を、最終的な測定位置とすることを特徴とする請求項
    1記載の物体の端部位置計測方法。
  3. 【請求項3】 上記の第2の端部計測工程は、前記物体
    の端部の位置X2の計測において、3種類の所定の光量
    値A,B,C(但し、光量の大きさの関係をA>B>C
    とする)に対応する前記位置の値XA,XB,XCを計
    測し、これらの3つの位置と所定の距離kとの関係が、
    XC−XA>kの関係を満たす場合には前記XCを前記
    X2とし、前記XC−XA>kの関係を満たさない場合
    には前記XBを前記X2とすることを特徴とする請求項
    1または2記載の物体の端部位置計測方法。
  4. 【請求項4】 前記反射光量測定工程において測定した
    光量が前記所定の光量値Aまたは光量値Bに達しない場
    合、前記光量値Cに対応する前記位置XCと所定の距離
    qとにより、前記X2を、X2=XC+q、の関係にお
    いて求めることを特徴とする請求項3記載の物体の端部
    位置計測方法。
  5. 【請求項5】 前記所定の光量値Aは、前記物体の平面
    部による反射光量の近似値とすることを特徴とする請求
    項3または4記載の物体の端部位置計測方法。
JP7853294A 1993-07-12 1994-04-18 物体の端部位置計測方法 Pending JPH0777408A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006317221A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Nec Corp 対象物認識装置及び認識方法
JP2019039714A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 株式会社光コム 傾斜面境界位置同定方法、傾斜面境界位置同定装置、傾斜面境界位置同定プログラム

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