JPH0777106A - エンジン始動制御装置 - Google Patents

エンジン始動制御装置

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JPH0777106A
JPH0777106A JP5223743A JP22374393A JPH0777106A JP H0777106 A JPH0777106 A JP H0777106A JP 5223743 A JP5223743 A JP 5223743A JP 22374393 A JP22374393 A JP 22374393A JP H0777106 A JPH0777106 A JP H0777106A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な構成でエンジンの始動から暖機までを
全自動で安定的に行なうことができるエンジン始動制御
装置を提供すること。 【構成】 外気温度及び通電時間をパラメータとしてチ
ョーク弁の開度を規制するアクチュエータ17と、スタ
ータ作動時にチョーク弁を前記アクチュエータ17によ
って規制される開度(チョーク始動開度)まで閉じるチ
ョークソレノイド11と、スタータがOFFされると同
時に前記チョークソレノイド11をOFFするととも
に、前記アクチュエータ17に通電してチョーク弁を経
時的に開く制御手段を含んでエンジン始動制御装置を構
成する。本発明によれば、エンジンのクランキング時に
は、外気温度に対応するチョーク始動開度までチョーク
弁が閉じられて燃料増量コントロールがなされ、エンジ
ンが始動してスタータがOFFされると、アクチュエー
タ17によってチョーク弁が経時的に開かれながらエン
ジンの暖機運転がなされるため、前記目的が達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃エンジンを全自動
で始動させるためのエンジン始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジン等の内燃エンジンを全
自動で始動させるためには、次の2つの要件が必要であ
る。
【0003】(1)クランキング時の外気温度等のエン
ジンの条件にマッチングした燃料増量を行なってクラン
キング時間の短縮を図ること。
【0004】(2)エンジン始動後は該エンジンの温度
上昇に伴って燃料の増量コントロールを行ない、エンジ
ンの暖機が終了すると燃料増量をカットしてエンジン動
作の安定した持続性を確保すること。
【0005】ところで、特に寒冷時のエンジンの始動性
を高める手段として従来よりチョーク弁が用いられてお
り、エンジン始動時にチョーク弁を閉じて燃料を増量す
ることによって、濃混合気を形成してその着火性を高め
ることが行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チョー
ク弁を用いる従来の方式によれば、前記(1),(2)
の要件の一方を犠牲にせざるを得ず、両要件(1),
(2)を満足させるには、これらの各要件(1),
(2)を各々独立に満足させるために必要な別個のデバ
イスをそれぞれ付加しなければならず、装置の複雑化、
コストアップを招く原因となっていた。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、単純な構成でエンジンの始動
から暖機までを全自動で安定的に行なうことができるエ
ンジン始動制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、外気温度及び通電時間をパラメータとしてチョ
ーク弁の開度を規制する開度規制手段と、スタータ作動
時にチョーク弁を前記開度規制手段によって規制される
開度まで閉じる駆動手段と、スタータがOFFされると
同時に前記駆動手段をOFFするとともに、前記開度規
制手段に通電してチョーク弁を経時的に開く制御手段を
含んでエンジン始動制御装置を構成したことをその特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、エンジン始動前においては開
度規制手段には通電されず、該開度規制手段はそのとき
の外気温度に応じたチョーク弁の始動開度(チョーク始
動開度)を規定する。具体的には、外気温度が高い程、
チョーク始動開度は大きく設定される。
【0010】而して、スタータが作動してエンジンが始
動(クランキング)されると、駆動手段によってチョー
ク弁が前記チョーク始動開度まで閉じられて外気温度に
応じた燃料の増量が行なわれ(具体的には、外気温度が
低い程、燃料増量の度合いが高められて濃混合気が形成
される)、エンジンが短時間で始動され、前記要件
(1)が満足される。
【0011】そして、エンジンが始動されてスタータが
OFFされると、駆動手段がOFFされて該駆動手段に
よるチョーク弁の閉じ動作が解除されると同時に、前記
開度規制手段に通電されて該開度規制手段がチョーク弁
を徐々に開き、エンジンの暖機が終了した時点でチョー
ク弁が全開となって燃料の増量がカットされ、始動後の
エンジンの動作の安定した持続性が確保されて前記要件
(2)が満足される。
【0012】従って、本発明によれば、駆動手段、開度
規制手段等のデバイスを僅かに付加するのみで、エンジ
ンの始動から暖機までを全自動で安定的に行なうことが
できる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図1及び図2は本発明に係るエンジン始動
制御装置の基本構成と作用を説明する図であり、該エン
ジン始動制御装置は縦型4気筒エンジンに設けられてい
る。
【0015】本実施例に係る4気筒エンジンには4つの
キャブレタ1(図には最下段のもののみ図示)が縦方向
に配設されており、各キャブレタ1には不図示のチョー
ク弁とスロットル弁が設けられている。尚、図中、2,
3はをそれぞれチョーク弁軸、スロットル弁軸であり、
これらは不図示のスプリングによってチョーク弁、スロ
ットル弁の開き方向に付勢されている。
【0016】而して、各チョーク弁軸2の端部に結着さ
れたレバー4A,4B,4C,4Dは連結ロッド5,
6,7によって互いに連結されており、各スロットル弁
軸3の端部にはレバー8が結着されている。
【0017】又、前記各チョーク弁軸2にはL字状のリ
ンク9が自由回転自在に枢着されており、該リンク9の
一端はピン10にて前記レバー8の一端に連結されてい
る。
【0018】而して、本実施例では、上から2段目の前
記レバー4Bの一端に、チョーク弁の駆動手段であるチ
ョークソレノイド11が連結されており、レバー4Bと
4Cの間には固定カム12と可動カム13が設けられて
いる。
【0019】上記固定カム12はシリンダボディに固設
されており、これには各L字状のガイド孔12aが形成
されている。
【0020】又、前記可動カム13は軸14にて回動自
在に枢着されており、これにはガイド溝13a及び係合
段部13bが形成されている。そして、この可動カム1
3と最下段の前記リンク9とはロッド15によって互い
に連結されている。
【0021】一方、最下段の前記レバー4Dにはロッド
16の下端が連結されており、該ロッド16の上端は前
記固定カム12のガイド孔12a又は前記可動カム13
のガイド溝13a或いは係合段部13bに係合してい
る。
【0022】更に、本実施例においては、前記固定カム
12と可動カム13の近傍には、チョーク弁の開度を規
制するための開度規制手段であるアクチュエータ17が
固設されており、該アクチュエータ17の作動子18は
図示のように前記可動アーム13に係合している。
【0023】ここで、上記アクチュエータ17の内部構
造を図5に基づいて説明する。
【0024】即ち、図5はアクチュエータ17の断面図
であり、該アクチュエータ17のハウジング19内に
は、内部にワックス20を収容して成る容器21が収容
されており、該容器21の端壁にはPTCヒータ22が
接触している。
【0025】又、前記ハウジング19内には前記作動子
18が出没自在に収容されており、該作動子18の中央
部から突出するピストンロッド23は前記容器21内に
摺動自在に嵌装されている。そして、この作動子18
は、これとカバー24との間に縮装されたスプリング2
5によって没方向に付勢されている。
【0026】而して、容器21内に収容された前記ワッ
クス20は外気温度によって膨張、収縮し、そのときの
外気温度に応じて作動子18をハウジング19に対して
出没せしめる。又、前記PTCヒータ22に通電する
と、該PTCヒータ22が発熱して容器21内のワック
ス20を加熱し、これによってワックス20が膨張して
作動子18をスプリング25の付勢力に抗してハウジン
グ19外へ押し出す。
【0027】以上において、本発明に係るエンジン始動
制御装置は、前記チョークソレノイド11とアクチュエ
ータ17の他、これらの駆動を制御する不図示の制御手
段を含んで構成される。
【0028】次に、本エンジン始動制御装置の作用を図
1乃至図4に基づいて説明する。尚、図3はチョーク開
度及びスロットル開度と外気温度との関係を示す図、図
4はチョーク開度及びスロットル開度と時間(通電時
間)との関係を示す図である。
【0029】エンジン始動前及びスタータ作動時におい
ては、アクチュエータ17の前記PTCヒータ22には
通電されず、該アクチュエータ17の作動子18は前述
のようにそのときの外気温度に応じてその移動量が決定
され、これによって外気温度に応じたチョーク弁のチョ
ーク始動開度が規定される。
【0030】而して、図1、図2に外気温度がそれぞれ
−5℃、50℃でのエンジン始動時(クランキング時)
のエンジン始動制御装置の状態を示すが、エンジンの始
動に際して不図示のスタータがONされると、この動作
に連動してチョークソレノイド11に通電されて該チョ
ークソレノイド11が駆動される。すると、チョークソ
レノイド11のロッド11aが図示矢印方向に移動して
レバー4Bが矢印方向(反時計方向)に回動せしめら
れ、このレバー4Bの回動は連結ロッド5,6,7を介
して他のレバー4A,4C,4Dにも伝達されるため、
全てのチョーク弁軸2が同時に同角度だけ回動せしめら
れ、この結果、全てのチョーク弁が前記アクチュエータ
によって規制されるチョーク始動開度まで閉じられる。
【0031】ところで、チョーク始動開度は外気温度
(つまり、アクチュエータ17の作動子18の突出量Δ
S)によって次のように決定される。
【0032】即ち、チョークソレノイド11によってレ
バー4Dが回動せしめられると、該レバー4Dに連結さ
れたロッド16が下方へ引かれるが、このロッド16の
移動量、つまり、レバー4Dの回動量(全チョーク弁の
チョーク始動開度)は該ロッド16の可動カム13との
係合状態によって決まり、ロッド16の可動カム13と
の係合状態は可動カム13の軸14を中心とする回動
量、つまり、アクチュエータ17の作動子18の突出量
ΔSによって決まる。
【0033】而して、前述のようにアクチュエータ17
の作動子18の突出量ΔSは外気温度に依存するため、
結局、チョーク始動開度は外気温度によって決まること
となる。
【0034】例えば、外気温度が−5℃の場合には、図
1に示すように、アクチュエータ17の作動子18の突
出量はΔS1 と小さく、可動カム13は図示状態を保っ
てチョーク始動開度α1 をα1 =0(全閉)に規定す
る。従って、外気温度が−5℃の場合には、スタータO
Nと同時に全チョーク弁が全閉される。
【0035】又、外気温度が50℃の場合には、図2に
示すように、アクチュエータ17の作動子18の突出量
がΔS2 (>ΔS1 )と大きくなるため、可動カム13
は軸14を中心として図示時計方向に回動し、この状態
ではロッド16の上端部が可動カム13の係合段部13
bに係合してその下動量が制限される。この結果、レバ
ー4A〜4Dの回動量が規制され、チョーク始動開度α
1 はα1 =15°に設定され、スタータONと同時に全
てのチョーク弁はこのチョーク始動開度α1 (=15
°)まで閉じられる。
【0036】ここで、各外気温度に対するチョーク始動
開度α1 を図3に示すが、同図より明らかなように、外
気温度が低い状態ではチョーク始動開度α1 は小さく設
定されてチョーク弁が全閉に近い状態まで閉じられ、燃
料が増量されて濃混合気が形成され、混合気の着火性が
高められる。そして、外気温度の上昇と共にチョーク始
動開度α1 が大きく設定され、外気温度に見合う燃料の
増量コントロールがなされてエンジンの始動性が高めら
れ、前記要件(1)が満足されてクランキング時間の短
縮が図られる。
【0037】一方、外気温度が−5℃においては、エン
ジンクランキング時のスロットル開度(以下、ファース
トアイドル開度と称す)β0 はβ0 =7.4°に設定さ
れている。
【0038】而して、外気温度が50℃の場合には、図
2に示すように、可動カム13が軸14を中心に時計方
向に回動し、これに連結されたロッド15を介して前記
リンク9をチョーク軸2を中心に時計方向に回動せしめ
るため、該リンク9に連結されたレバー8が反時計方向
に回動する。この結果、スロットル軸3に結着された不
図示のスロットル弁が閉じ方向に回動し、このときのフ
ァーストアイドル開度β0 はβ0 =5°(<7.4°)
と小さく保たれる。
【0039】ここで、各外気温度に対するファーストア
イドル開度β0 を図3に破線にて示すが、同図に示すよ
うに、ファーストアイドル開度β0 は外気温度が低い程
大きく設定されてファーストアイドルにおけるエンジン
回転数が高められ、これによって寒冷時のエンジンの暖
機運転時間が短縮されるようになっている。そして、外
気温度の上昇と共にファーストアイドル開度β0 が下げ
られてファーストアイドルにおけるエンジン回転数も下
げられ、外気温度50℃以上ではファーストアイドルβ
0 はβ0 =5°に固定されている。
【0040】次に、クランキングによってエンジンが始
動したためにスタータをOFFすると、チョークソレノ
イド11への通電がOFFされると同時に、アクチュエ
ータ17のPTCヒータ22ヘの通電がなされる。
【0041】上述のようにチョークソレノイド11への
通電がOFFされると、該チョークソレノイド11によ
るチョーク弁の閉じ動作が解除され、チョーク弁は不図
示のスプリングの付勢力によってロッド16の移動可能
量(例えば、外気温度50℃の場合には、図2における
ガタΔLがロッド16の移動可能量となる)に相当する
角度だけ開き、その開度αがチョーク始動開度α1 から
チョーク持続開度α2に高められる。尚、各外気温度に
おけるチョーク持続開度α2 を図3に示す。
【0042】又、前述のようにスタータのOFF動作と
同時にアクチュエータ17のPTCヒータ22への通電
が開始されると、該PTCヒータ22が発熱して容器2
1内のワックス20を加熱するため、該ワックス20が
熱膨張して作動子18を押し出す。従って、PTCヒー
タ22への通電時間の経過と共に作動子18の突出量Δ
Sが増加して可動カム13の軸14を中心とする図示時
計方向の回動量が増加する。
【0043】ところで、可動カム13が軸14を中心と
して時計方向に回動すると、ロッド16によってレバー
4Dが時計方向(チョーク弁の開き方向)に回動せしめ
られ、このレバー4Dの回動は連結ロッド5,6,7を
介して他のレバー4A,4B,4Cに伝達されてこれら
のレバー4A,4B,4Cも同時に同方向へ回動せしめ
られるため、全てのチョーク弁でチョーク維持開度α2
から開かれていく。
【0044】而して、前述のように可動カム13の回動
量は通電時間の経過と共に増大するため、チョーク弁が
チョーク持続開度α2 から徐々に開く。従って、エンジ
ンの暖機運転中は時間と共に燃料の増量割合が下げら
れ、チョーク弁が全開となった時点で暖機運転が終了す
るとともに、燃料の増量がカットされ、始動後のエンジ
ン動作の安定した持続性が確保されて前記要件(2)が
満足される。
【0045】ここで、外気温度が20℃の場合のチョー
ク開度αの経時変化を図4に実線にて示す。
【0046】図4に示すように、外気温度20℃でのク
ランキング時においては、チョーク開度αは外気温度2
0℃に対応するチョーク始動開度α1 (=9°)に保た
れ、エンジンが始動してスタータがOFFされると同時
にチョーク開度αはチョーク持続開度α2 (=22°)
まで高められる。そして、その後は時間の経過と共にチ
ョーク開度αは全開まで徐々に高められる。
【0047】一方、可動カム13が軸14を中心に時計
方向に回動すると、ロッド15を介してリンク9がチョ
ーク弁軸2を中心として反時計方向に回動せしめられる
ため、エンジン始動後の暖機運転中においては、アクチ
ュエータ17への通電時間と共にスロットル弁は徐々に
閉じられる。従って、スロットル開度βはエンジンクラ
ンキング時のファーストアイドル開度β0 から次第に下
げられ、エンジンの暖機運転が終了した時点でスロット
ル弁が全閉されてエンジンのファーストアイドル状態が
終了する。
【0048】ここで、外気温度20℃におけるスロット
ル開度βの経時変化を図4に破線にて示す。
【0049】図4に示すように、外気温度20℃でのク
ランキング時においては、スロットル開度βは外気温度
20℃に対応するファーストアイドル開度β0 (=5
°)に保たれ、エンジンが始動してスタータがOFFさ
れた後は、時間の経過と共にスロットル開度βはファー
ストアイドル開度β0 から全閉まで徐々に下げられる。
【0050】以上のように、本実施例によれば、チョー
クソレノイド11やアクチュエータ17等のデバイスを
僅かに付加するするのみで、エンジンの始動から暖機ま
でを全自動でに安定的に行なうことができる。
【0051】又、本実施例においては、チョークソレノ
イド11とアクチュエータ17をキャブレタ1の前側
(図1及び図2の右側)に配置したため、これらが熱的
悪影響を受けることがない。
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、外気温度及び通電時間をパラメータとしてチョー
ク弁の開度を規制する開度規制手段と、スタータ作動時
にチョーク弁を前記開度規制手段によって規制される開
度まで閉じる駆動手段と、スタータがOFFされると同
時に前記駆動手段をOFFするとともに、前記開度規制
手段に通電してチョーク弁を経時的に開く制御手段を含
んでエンジン始動制御装置を構成したため、単純な構成
でエンジンの始動から暖機までを全自動で安定的に行な
うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外気温度が−5℃でのエンジン始動時(クラン
キング時)のエンジン始動制御装置の状態を示す図であ
る。
【図2】外気温度が50℃でのエンジン始動時(クラン
キング時)のエンジン始動制御装置の状態を示す図であ
る。
【図3】チョーク開度及びスロットル開度と外気温度と
の関係を示す図である。
【図4】チョーク開度及びスロットル開度と時間(通電
時間)との関係を示す図である。
【図5】アクチュエータの断面図である。
【符号の説明】
1 キャブレタ 2 チョーク弁軸 3 スロットル弁軸 11 チョークソレノイド(駆動手段) 12 固定カム 13 可動カム 17 アクチュエータ(開度規制手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気温度及び通電時間をパラメータとし
    てチョーク弁の開度を規制する開度規制手段と、スター
    タ作動時にチョーク弁を前記開度規制手段によって規制
    される開度まで閉じる駆動手段と、スタータがOFFさ
    れると同時に前記駆動手段をOFFするとともに、前記
    開度規制手段に通電してチョーク弁を経時的に開く制御
    手段を含んで構成されることを特徴とするエンジン始動
    制御装置。
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