JPH0775168A - 車載用音響機器 - Google Patents

車載用音響機器

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JPH0775168A
JPH0775168A JP5217758A JP21775893A JPH0775168A JP H0775168 A JPH0775168 A JP H0775168A JP 5217758 A JP5217758 A JP 5217758A JP 21775893 A JP21775893 A JP 21775893A JP H0775168 A JPH0775168 A JP H0775168A
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JP
Japan
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signal
vehicle
call
portable telephone
volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP5217758A
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English (en)
Inventor
Manabu Sekine
学 関根
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯型電話機を車室内で使用したときに自動
的に車載用音響機器の音量調節を行なう。 【構成】 車室内に設けられ、携帯型電話機1で使用さ
れる周波数帯の信号電波を受信する受信手段21と、こ
の受信手段21で受信された信号に基づいて車室内で携
帯型電話機1による通話が行なわれていることを検出す
る通話検出手段22と、この通話検出手段22により車
室内での携帯型電話機1による通話が検出されると、増
幅器11の音声出力を低減する音量調節手段11とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型電話機に対応した
車載用音響機器に関する。
【0002】
【従来の技術】車載型電話機による通話中は音響機器の
音量を自動的に下げ、通話の妨げにならないようにした
車載用音響機器が知られている(例えば、実開昭63−
12954号公報参照)。
【0003】図9は車両に搭載された車載型電話機と音
響機器を示し、図10は従来の車載用音響機器の構成を
示す。また、図11はステアリングホイールのセンター
パッドに組み込まれたステアリングホイールスイッチの
詳細を示す。車両には車載型電話機100と音響機器2
00が搭載されている。車載型電話機100は、アンテ
ナ101、無線機102、ハンドセット103、ステア
リングホイールスイッチ104およびコントローラー1
05から成り、基地局106との間で無線通信を行なっ
ている。一方、音響機器200は、オーディオユニット
201およびスピーカー202〜205から成り、ラジ
オやカセットテープなどの再生を行なう。通話するため
にハンドセット103を所定の格納位置から外したり、
あるいはステアリングホイールスイッチ104の通話ス
イッチ104aを操作すると、コントローラー105か
ら接続ケーブルを介してオーディオユニット201へ通
話開始信号が送られ、スピーカー202〜205の音量
が自動的に下げられる。また、通話終了時にハンドセッ
ト103を所定の格納位置へ戻したり、あるいは通話ス
イッチ104aをふたたび操作すると、コントローラー
105からケーブルを介してオーディオユニット201
へ通話終了信号が送られ、スピーカー202〜205の
音量が通話前のレベルに戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載用音響機器は、音響機器とケーブルを介して電気的
に接続される車載型電話機を対象としているので、携帯
型電話機を車室内に持ち込んで使用する場合には、通話
中でもオーディオユニットに通話信号が送られず、スピ
ーカーの自動音量調節が行なわれないという問題があ
る。
【0005】本発明の目的は、携帯型電話機を車室内で
使用したときに自動的に音量調節を行なう車載用音響機
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の実施例の構成を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、増
幅器11により音声信号を増幅してスピーカー12〜1
5を駆動する車載用音響機器に適用される。そして、車
室内に設けられ、携帯型電話機1で使用される周波数帯
の信号電波を受信する受信手段21と、この受信手段2
1で受信された信号に基づいて、車室内で携帯型電話機
1による通話が行なわれていることを検出する通話検出
手段22と、この通話検出手段22により車室内での携
帯型電話機1による通話が検出されると、増幅器11の
音声出力を低減する音量調節手段11とを備え、これに
より、上記目的を達成する。
【0007】
【作用】車室内での携帯型電話機1による通話が検出さ
れると、増幅器11の音声出力を低減して音量を下げ
る。これにより、車室内で携帯型電話機1を使用したと
きに自動的に車載用音響機器の音量が下がり、車載用音
響機器の音声により通話が妨げられるようなことがな
い。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために実施例の図を用いたが、これにより本
発明が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】−第1の実施例− 図1は第1の実施例の構成を示すブロック図、図2は図
1に示す第1の実施例の装置を搭載した車両を示す図で
ある。携帯型電話機1は基地局2と間で信号電波の送受
信を行ない、車外はもちろん、車室内でも一般の電話と
通話が可能である。車載用音響機器10はオーディオユ
ニット11およびスピーカー12〜15から成り、ラジ
オやカセットテープなどの再生を行なう。車室内の例え
ば天井には、携帯型電話機1から放射される信号電波を
受信するアンテナ21が設けられる。受信機22は、ア
ンテナ21で受信した信号電波の電界強度を測定し、予
め設定されたレベルと比較判定を行なう強度判定回路2
2aと、受信信号の継続時間を測定する時間測定回路2
2bを備え、受信した信号電波の電界強度と信号の継続
時間とに基づいて携帯型電話機1による通話中か否かを
判断し、通話中であれば音響機器10へ通話中信号を出
力する。上記オーディオユニット11は、受信機22か
ら通話中信号が送信されている間、スピーカー12〜1
5の音量を自動的に下げる。なお、アンテナ21は携帯
型電話機1からの電波3を受信するとともに、基地局2
から放射された電波4も受信する。
【0010】図3はアンテナ21の周波数特性を示す図
である。アンテナ21は、携帯電話で使用する周波数帯
に対して受信利得が大きくなる特性を有しており、携帯
電話の信号電波に対しては感度が高くなっている。
【0011】図4は、強度判定回路22aにおける電界
強度の測定原理を説明する図である。アンテナ21で信
号電波を受信すると、強度判定回路22aの電流計Aと
抵抗器Rの直列回路に電界強度に応じた電流Iが流れ
る。車室内の携帯型電話機1から放射された電波3の方
が、車外から到来する電波4より伝搬空間距離や障害物
による減衰がなく、アンテナ21の周辺における電界強
度が高いので強度判定回路22aに流れる電流Iが大き
い。
【0012】図5は携帯電話の信号電波の電界強度を示
す図である。上述したように、車室内に設置されたアン
テナ21は、携帯型電話機1から放射される信号電波3
を受信するとともに、基地局2から放射される信号電波
4や、車外からのあらゆる電波およびノイズを受信す
る。これらの信号電波の電界強度を強度判定回路22a
で測定すると、車室内の携帯型電話機1から放射される
信号電波の電界強度は、他の車外からの信号電波の電界
強度よりも明らかに高いレベルを示す。そこで、両者を
判定するための電界強度のトリガレベルを強度判定回路
22aに設定し、受信電波が車室内の携帯電話の電波3
か、車外からの電波4かを判定する。
【0013】また、携帯電話の信号電波には制御用と通
話用の2種類の信号電波がある。通常、制御用電波の発
信時間は1秒以下であり、通話用電波の発信時間に比べ
て著しく短い。そこで、図5に示すように制御用電波の
受信時間をT1とし、 T2=2×T1(T2>T1) ・・・(1) を満たす基準時間T2を時間測定回路22bに設定し、
トリガレベルを超えた信号電波が基準時間T2以上受信
されたら通話用電波を受信したと判定する。つまり、受
信機2は、トリガレベルを超える信号電波をT2時間以
上受信したら、車室内に持ち込まれている携帯型電話機
1が通話中であると判定し、オーディオユニット11へ
通話中信号を出力する。
【0014】図6は第1の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。まず、ステップS110においてアンテ
ナ21で携帯電話の使用周波数帯の信号電波を受信し、
ステップS120で受信機22の強度判定回路22aで
信号電波の電界強度を測定する。そして、ステップS1
30で強度判定回路22aにより電界強度が予め設定さ
れたトリガレベルを超えているか否かを判別し、超えて
いればステップS140へ進み、そうでなければステッ
プS110へ戻る。受信した信号電波の電界強度がトリ
ガレベルを超えているときはステップS140へ進み、
時間測定回路22bによりトリガレベルを超えた信号電
波の受信時間を測定する。続くステップS150で、受
信時間が予め設定された基準時間T2を超えたか否かを
判別し、基準時間T2を超えたらステップS160へ進
み、そうでなければステップS110へ戻る。
【0015】ステップS160で、車室内で携帯型電話
機1による通話が行なわれていると判断し、オーディオ
ユニット11へ通話中信号を送る。ステップS170に
おいて、通話中信号を受信したオーディオユニット11
は、スピーカー12〜15の現在の音量を記憶するとと
もに、予め設定された減衰率で音量を下げる。なお、こ
の減衰率は携帯電話による通話の妨げにならない値を設
定すればよい。またこのとき、音声出力を遮断するよう
にしてもよい。続くステップS180で、強度判定回路
22aにより信号電波の電界強度がトリガレベル以下か
否かを判別し、トリガレベル以下であればステップS1
90へ進み、そうでなければステップS150へ戻る。
ステップS190では、車室内における携帯型電話機1
による通話が終了したと判断し、オーディオユニット1
1への通話中信号の送信を停止する。ステップS200
で、通話中信号の送信停止にともなって、オーディオユ
ニット11はスピーカー12〜15の音量を記憶してい
る元の音量に戻す。
【0016】このように、車室内に携帯電話の信号電波
を受信するアンテナを設け、携帯電話の信号電波の電界
強度がトリガレベルを超え、その時間が基準時間を超え
たら携帯電話による通話が行なわれていると判断し、音
響機器のスピーカーの音量を下げるとともに、電界強度
がトリガレベル以下になったら音響機器スピーカーの音
量を元に戻すようにしたので、通話するたびにいちいち
音響機器の音量調節を行なう必要がなくなる。
【0017】−第2の実施例− 列車の客室やレストランなどで携帯電話を使用すると他
の客に対して迷惑となるため、携帯電話の使用を禁止す
ることがある。そのような場所で用いる警告装置に本発
明を応用した実施例を説明する。図7は第2の実施例の
構成を示すブロック図である。なお、図1に示す第1の
実施例と同様な機器に対しては同一の符号を付して相違
点を中心に説明する。アンテナ31は、列車の客室やレ
ストランなど、携帯電話の使用を禁止したい場所の例え
ば天井に設置し、携帯型電話機1から放射される信号電
波3を受信する。受信機32は、アンテナ31で受信し
た信号電波の電界強度を測定し、予め設定されたレベル
と比較判定を行なう強度判定回路32aと、受信信号の
継続時間を測定する時間測定回路32bを備え、受信し
た信号電波の電界強度と信号の継続時間とに基づいて携
帯型電話機1による通話中か否かを判断し、通話中であ
れば警告表示装置33および警報器34へ通話中信号を
出力する。受信機32から通話中信号が送信されている
間、警告表示装置33は所定の警告メッセージを表示
し、警報器34は警告音を発する。
【0018】図8は第2の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。なお、第1の実施例の動作を示す図6と
同様な処理を行なうステップに対しては同一のステップ
番号を付して相違点を中心に説明する。トリガレベルを
超える信号電波が基準時間T2を超えて受信されたら、
ステップS160Aで、携帯電話の使用を禁止したい場
所で携帯電話による通話が行なわれていると判断し、警
告表示装置33および警報器34へ通話中信号を送信す
る。ステップS170Aで、警告表示装置33が所定の
警告メッセージを表示し、警報器34が警告音を発す
る。通話中信号を出力しているときに電界強度がトリガ
レベル以下になると、ステップS190Aで、携帯電話
による通話が終了したと判断し、警告表示装置33およ
び警報器34への通話中信号の送信を停止する。ステッ
プS200Aで、通話中信号の送信停止にともなって、
警告表示装置33が警告表示を停止するとともに、警報
器34も作動を停止する。
【0019】このように、列車の客室やレストランなど
の携帯電話の使用を禁止したい場所に携帯電話の信号電
波を受信するアンテナを設け、携帯電話の信号電波の電
界強度がトリガレベルを超え、その時間が基準時間を超
えたら携帯電話による通話が行なわれていると判断し、
警告表示と警報を行なうようにしたので、人手を介さず
に警告表示と警報が自動的に行なわれる。
【0020】以上の実施例の構成において、オーディオ
ユニット11が増幅器および音量調節手段を、スピーカ
ー12〜15がスピーカーを、アンテナ21が受信手段
を、受信機22が通話検出手段をそれぞれ構成する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
室内に設けられた受信手段により受信された信号に基づ
いて車室内での携帯型電話機による通話が検出される
と、増幅器の音声出力を低減して音量を下げるようにし
たので、車室内で携帯型電話機を使用したときに自動的
に車載用音響機器の音量が下がり、車載用音響機器の音
声により通話が妨げられるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す第1の実施例の装置を搭載した車両
を示す図。
【図3】アンテナの周波数特性を示す図。
【図4】強度判定回路における電界強度の測定原理を説
明する図。
【図5】携帯電話の信号電波の電界強度を示す図。
【図6】第1の実施例の動作を示すフローチャート。
【図7】第2の実施例の構成を示すブロック図。
【図8】第2の実施例の動作を示すフローチャート。
【図9】車載型電話機と音響機器を搭載した車両を示す
図。
【図10】従来の車載用音響機器の構成を示すブロック
図。
【図11】ステアリングホイールスイッチの詳細を示す
図。
【符号の説明】
1 携帯型電話機 2 基地局 3,4 信号電波 10 車載用音響機器 11 オーディオユニット 12〜15 スピーカー 21,31 アンテナ 22,32 受信機 22a,32a 強度判定回路 22b,32b 時間測定回路 33 警告表示装置 34 警報器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅器により音声信号を増幅してスピー
    カーを駆動する車載用音響機器において、 車室内に設けられ、携帯型電話機で使用される周波数帯
    の信号電波を受信する受信手段と、 この受信手段で受信された信号に基づいて、車室内で携
    帯型電話機による通話が行なわれていることを検出する
    通話検出手段と、 この通話検出手段により車室内での携帯型電話機による
    通話が検出されると、前記増幅器の音声出力を低減する
    音量調節手段とを備えることを特徴とする車載用音響機
    器。
JP5217758A 1993-09-01 1993-09-01 車載用音響機器 Pending JPH0775168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217758A JPH0775168A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 車載用音響機器

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JP5217758A JPH0775168A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 車載用音響機器

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JPH0775168A true JPH0775168A (ja) 1995-03-17

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ID=16709286

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JP5217758A Pending JPH0775168A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 車載用音響機器

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JP (1) JPH0775168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341245A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Sony Corp 情報処理装置の制御方法、ネットワークシステム、および情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341245A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Sony Corp 情報処理装置の制御方法、ネットワークシステム、および情報処理装置

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