JPH0774805A - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
- Publication number
- JPH0774805A JPH0774805A JP21652693A JP21652693A JPH0774805A JP H0774805 A JPH0774805 A JP H0774805A JP 21652693 A JP21652693 A JP 21652693A JP 21652693 A JP21652693 A JP 21652693A JP H0774805 A JPH0774805 A JP H0774805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- horn
- mobile phone
- speaker
- sound radiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】大きな着信音を放音できる携帯電話機の提供を
目的にする。 【構成】呼出用スピーカー1の放音口4と、電話機の筺
体2に形成された放音孔3との間にホーン5を具備する
携帯電話機である。ホーン5の共鳴空間6は中間部7が
最も断面積が狭くなるように漸次狭くなり漸次広くされ
ており、この中間部がホーン6の喉を形成している。
目的にする。 【構成】呼出用スピーカー1の放音口4と、電話機の筺
体2に形成された放音孔3との間にホーン5を具備する
携帯電話機である。ホーン5の共鳴空間6は中間部7が
最も断面積が狭くなるように漸次狭くなり漸次広くされ
ており、この中間部がホーン6の喉を形成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機に関し、特に
大きな呼出音を放音できる携帯電話機に関するものであ
る。
大きな呼出音を放音できる携帯電話機に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来の携帯電話機は、その一部断面図を示
した図4のように、呼出用スピーカー11を隙間なく電
話機の筺体12に取付けてスピーカー本来の音量を損失
させない構造になっている。
した図4のように、呼出用スピーカー11を隙間なく電
話機の筺体12に取付けてスピーカー本来の音量を損失
させない構造になっている。
【0003】しかしながら、携帯電話機に内蔵する呼出
用スピーカーは小さく、音圧が弱いため、携帯電話機が
鞄に入れられた状態や、環境騒音が大きい場所では着信
音が聞き取れないこともある。図4に示す携帯電話機で
は、筺体12に形成された放音孔13がホーンの形状を
しているが、筺体12は薄く、小さな音圧を大きくする
効果はほとんどなく、スピーカー本来の音量を損失させ
ない効果しかない。
用スピーカーは小さく、音圧が弱いため、携帯電話機が
鞄に入れられた状態や、環境騒音が大きい場所では着信
音が聞き取れないこともある。図4に示す携帯電話機で
は、筺体12に形成された放音孔13がホーンの形状を
しているが、筺体12は薄く、小さな音圧を大きくする
効果はほとんどなく、スピーカー本来の音量を損失させ
ない効果しかない。
【0004】本発明の目的は上述の課題を解決するため
に、大きな呼出音を放音できる携帯電話機を提供するこ
とである。
に、大きな呼出音を放音できる携帯電話機を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、片手で把持可能な筺体内に具備された呼出
用スピーカーで発生された着信音が、前記筺体に設けら
れた放音孔より外部に放出されるように構成された携帯
電話機において、前記呼出用スピーカーと前記筺体の放
音孔の間に、断面積が漸次狭くなり漸次広くなる共鳴空
間を形成したホーンが具備された携帯電話機である。
に本発明は、片手で把持可能な筺体内に具備された呼出
用スピーカーで発生された着信音が、前記筺体に設けら
れた放音孔より外部に放出されるように構成された携帯
電話機において、前記呼出用スピーカーと前記筺体の放
音孔の間に、断面積が漸次狭くなり漸次広くなる共鳴空
間を形成したホーンが具備された携帯電話機である。
【0006】
【実施例】以下、図によって本発明の一実施例の説明を
行う。図1は、本発明の一実施例である携帯電話機の一
部断面図で、1は呼出用スピーカー、2は電話機の筺
体、3は筺体2に形成された放音孔、4は呼出用スピー
カー1の放音口、5はホーン、6はホーン5の共鳴空間
を示している。共鳴空間6は中間部7が最も断面積が狭
く、この中間部7がホーン6の喉を形成する。
行う。図1は、本発明の一実施例である携帯電話機の一
部断面図で、1は呼出用スピーカー、2は電話機の筺
体、3は筺体2に形成された放音孔、4は呼出用スピー
カー1の放音口、5はホーン、6はホーン5の共鳴空間
を示している。共鳴空間6は中間部7が最も断面積が狭
く、この中間部7がホーン6の喉を形成する。
【0007】ホーン5は携帯電話機の性格上可能な限り
小さな体積で実現しなければならない。そのため、呼出
用スピーカー1の2倍以下の体積で実現することとし
て、設計の自由度を増している。また、その材料にはゴ
ムを用いている。
小さな体積で実現しなければならない。そのため、呼出
用スピーカー1の2倍以下の体積で実現することとし
て、設計の自由度を増している。また、その材料にはゴ
ムを用いている。
【0008】図2は本発明の一実施例である図1の携帯
電話機の斜視図で、8はマイクロホン、9は通話用スピ
ーカー、10は表示部、11はアンテナを示しており、
筺体2の最上部に放音孔3が形成されている。
電話機の斜視図で、8はマイクロホン、9は通話用スピ
ーカー、10は表示部、11はアンテナを示しており、
筺体2の最上部に放音孔3が形成されている。
【0009】なお、上記実施例では筺体2の放音孔3に
対して呼出用スピーカ1の放音口4を対向させて配置す
るように設計したものであるが、対向させない場合に
は、共鳴空間6の両端を放音口4と放音孔3のそれぞれ
に対向するように変形したホーン5を用いるようにすれ
ば設計の自由度が増す。
対して呼出用スピーカ1の放音口4を対向させて配置す
るように設計したものであるが、対向させない場合に
は、共鳴空間6の両端を放音口4と放音孔3のそれぞれ
に対向するように変形したホーン5を用いるようにすれ
ば設計の自由度が増す。
【0010】図3は音圧測定値で、同図(a)は従来技
術で説明した携帯電話機の音圧測定値、同図(b)は図
1のホーン5を具備する携帯電話機の音圧測定値であ
る。なお、同図(a)と(b)とでホーンの有無以外の
測定条件は一致させている。また、測定位置は携帯電話
機から50cmはなれた位置で行ったものである。同図
から分かるように、同図(a)の従来の携帯電話機と同
図(b)の本発明の携帯電話機とでは、使用周波数帯域
2KHz〜3Kzの音圧平均で本発明が平均約6dB向
上している。
術で説明した携帯電話機の音圧測定値、同図(b)は図
1のホーン5を具備する携帯電話機の音圧測定値であ
る。なお、同図(a)と(b)とでホーンの有無以外の
測定条件は一致させている。また、測定位置は携帯電話
機から50cmはなれた位置で行ったものである。同図
から分かるように、同図(a)の従来の携帯電話機と同
図(b)の本発明の携帯電話機とでは、使用周波数帯域
2KHz〜3Kzの音圧平均で本発明が平均約6dB向
上している。
【0011】
【発明の効果】上述のように本発明の携帯電話機は、前
記呼出用スピーカーと電話機筺体の放音孔の間に、断面
積が漸次狭くなり漸次広くなる共鳴空間を形成したホー
ンが具備された携帯電話機であるので、このような共鳴
空間の増幅効率は高く、呼出用スピーカーの小さな着信
音を極めて容易に大きな音として放音させることができ
る。
記呼出用スピーカーと電話機筺体の放音孔の間に、断面
積が漸次狭くなり漸次広くなる共鳴空間を形成したホー
ンが具備された携帯電話機であるので、このような共鳴
空間の増幅効率は高く、呼出用スピーカーの小さな着信
音を極めて容易に大きな音として放音させることができ
る。
【図1】本発明の一実施例である携帯電話機の一部断面
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例である図1の携帯電話機の斜
視図である。
視図である。
【図3】音圧測定値で、同図(a)は従来技術で説明し
た携帯電話機の音圧測定値、同図(b)は本発明の携帯
電話機の音圧測定値である。
た携帯電話機の音圧測定値、同図(b)は本発明の携帯
電話機の音圧測定値である。
【図4】従来の携帯電話機の一部断面図である。
1:呼出用スピーカー 2:筺体 3:放音孔 4:放音口 5:ホーン 6:共鳴空間 7:中間部
Claims (1)
- 【請求項1】片手で把持可能な筺体内に具備された呼出
用スピーカーで発生された着信音が、前記筺体に設けら
れた放音孔より外部に放出されるように構成された携帯
電話機において、前記呼出用スピーカーと前記筺体の放
音孔との間に、断面積が漸次狭くなり漸次広くなる共鳴
空間を形成したホーンが具備されたことを特徴とする携
帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21652693A JPH0774805A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21652693A JPH0774805A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774805A true JPH0774805A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16689816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21652693A Pending JPH0774805A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998020659A1 (en) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Ericsson, Inc. | Radiotelephone having an acoustical wave guide coupled to a speaker |
WO1998020660A1 (en) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Ericsson, Inc. | Radiotelephone having a non-resonant wave guide acoustically coupled to a microphone |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21652693A patent/JPH0774805A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998020659A1 (en) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Ericsson, Inc. | Radiotelephone having an acoustical wave guide coupled to a speaker |
WO1998020660A1 (en) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Ericsson, Inc. | Radiotelephone having a non-resonant wave guide acoustically coupled to a microphone |
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