JPH0773513A - 情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

情報記録媒体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0773513A
JPH0773513A JP5217704A JP21770493A JPH0773513A JP H0773513 A JPH0773513 A JP H0773513A JP 5217704 A JP5217704 A JP 5217704A JP 21770493 A JP21770493 A JP 21770493A JP H0773513 A JPH0773513 A JP H0773513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
film
protective film
film material
recording film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5217704A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kobayashi
忠 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5217704A priority Critical patent/JPH0773513A/ja
Publication of JPH0773513A publication Critical patent/JPH0773513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰り返し記録消去での信頼性を向上させた相
変化光ディスク、及びその製造方法を提供する。 【構成】 基板、この基板上に形成された光ビームを照
射し、照射部分に状態変化を生じさせて情報を記録する
相変化型の記録膜、並びに基板と記録膜との間、記録膜
の上の少なくとも一方に形成された誘電体保護膜を有す
る情報記録媒体である。前記保護膜と記録膜との間に
は、保護膜材料と記録膜材料との混合膜からなる境界層
を有する。境界層は、保護膜材料と記録膜材料とが所定
の割合で予め混合された混合材料を用いて、又は各材料
を同時に用いて成膜することができる。保護膜に近い側
で保護膜材料の割合が多くなるように、境界層に濃度勾
配を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報の記録再生に用い
られる情報記録媒体に係り、特に、相変化型の光ディス
ク及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、情報の記録再生に用いられる相変
化型の光ディスク(以下、「相変化光ディスク」と称す
る)として、カルコゲナイド系材料を記録膜として用い
た光ディスクが検討されている。相変化光ディスクの従
来技術については、「書換え可能光ディスク材料」(奥
田昌宏著、株式会社工業調査会発行、1989年5月2
0日初版発行)に詳しく記載されている。
【0003】この相変化光ディスクは、カルコゲナイド
系記録膜の結晶相、非晶質相の相変化による反射率変化
を利用して情報の記録再生を行なうものであり、その動
作は、次のようにして行なわれる。 1)スパッタ、蒸着などで成膜された非晶質の記録膜
に、加熱アニール処理又は光ビーム照射を行なって、記
録膜を結晶相とする。これを初期(結晶)化という。 2)短パルス、高パワーの記録パルスで結晶相の記録膜
を溶融、急冷し非晶質化して記録マークとする。 3)長パルス、低パワーの消去パルスで非晶質相の記録
マークを結晶化し、記録マークを消去する。 また、消去パルスに記録パルスを重畳させて、オーバー
ライトを行なうことも検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられている相
変化光ディスクは、基板上に誘電体保護膜、相変化記録
膜、誘電体保護膜、金属または合金反射膜、及び保護膜
が順次形成された構造である。
【0005】このような相変化光ディスクでは、オーバ
ーライトの記録消去の繰り返しにより繰り返し特性が劣
化するという問題があった。具体的には、従来の相変化
光ディスクでオーバーライトの繰り返しを行なった場
合、繰り返し回数が千回から10万回程度でエラーが発
生して限界となっていた。しかしながら、計算機の補助
記憶装置としての使用を考えると、100万回以上の繰
り返し記録消去特性が必要とされている。
【0006】そこで、本発明の目的は、繰り返し記録消
去での信頼性を向上させた相変化光ディスクの製造方法
を提供することにある。また、本発明の目的は、繰り返
し記録消去での信頼性を向上させた相変化光ディスクを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)は、記録膜材料を用いて基板上
に記録膜を成膜する工程、前記記録膜を成膜する工程の
前、又は後の少なくとも一方において、保護膜材料を用
いて保護膜を成膜する工程、及び、前記記録膜と保護膜
との間に、保護膜材料の微粉末と記録膜材料の微粉末と
を所定の割合で混合した混合材料を用いて境界層を成膜
する工程を具備することを特徴とする情報記録媒体の製
造方法を提供する。
【0008】また、本発明(請求項2)は、記録膜材料
を用いて基板上に記録膜を成膜する工程、前記記録膜を
成膜する工程の前、又は後の少なくとも一方において、
保護膜材料を用いて保護膜を成膜する工程、及び、前記
記録膜と保護膜との間に、保護膜材料と記録膜材料とを
同時に用いて保護膜材料と記録膜材料との混合材料から
なる境界層を成膜する工程を具備することを特徴とする
情報記録媒体の製造方法を提供する。
【0009】さらに本発明(請求項6)は、基板、この
基板上に形成された光ビームを照射することにより照射
部分に状態変化を生じさせて情報を記録する相変化型の
記録膜、及び基板と記録膜との間並びに記録膜の上の少
なくとも一方に形成された誘電体保護膜を具備し、前記
保護膜と記録膜との間に、保護膜材料と記録膜材料との
混合材料からなる境界層を有することを特徴とする情報
記録媒体を提供する。
【0010】またさらに本発明(請求項7)は、基板、
この基板上に形成された光ビームを照射することにより
照射部分に状態変化を生じさせて情報を記録する相変化
型の記録膜、及び基板と記録膜との間並びに記録膜の上
の少なくとも一方に形成された誘電体保護膜を具備し、
前記保護膜と記録膜との間に、保護膜材料と記録膜材料
との混合材料からなる境界層であって、保護膜に近い側
で保護膜材料の比率が多くなるような濃度勾配を有する
境界層を有することを特徴とする情報記録媒体を提供す
る。
【0011】
【作用】本発明の相変化光ディスクは、誘電体保護膜と
記録膜との間に、保護膜材料と記録膜材料との混合材料
からなる境界層を有している。このような境界層におい
ては、記録膜と保護膜とが物理的に混合されているの
で、保護膜と記録膜との密着性を向上させることができ
る。
【0012】前記混合材料からなる境界層が、保護膜に
近い側でこの保護膜材料の比率が多くなるような濃度勾
配を有する場合には、同種類の材料同士の密着力が強い
ことから、誘電体保護膜と記録膜との付着性をより改善
することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を示
し、本発明をより具体的に説明する。図1は、本発明の
一実施例に係る相変化光ディスクを示す断面図である。
図1に示す本発明の光ディスク1は、光ディスク基板2
の上に、誘電体保護膜3、境界層4、記録膜5、境界層
6、誘電体保護膜7、反射膜8、及び保護膜9が順次積
層された構造を有する。
【0014】光ディスク基板2の材料としては、透明で
経時変化が少ない材料、例えば、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)のようなアクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、エポキシ樹脂、スチレン樹脂、又はガラス等
を用いることができる。この基板2には、記録フォーマ
ットに応じて連続溝、サンプルサーボマーク、又はプリ
フォーマットマーク等が形成される。
【0015】記録膜5は、光ビームが照射されることに
より相状態が変化する材料で形成される。このような相
変化型材料としては、例えば、GeTe系、TeSe
系、GeSbSe系、TeOx系、InSe系、又はG
eSbTe系等のカルコゲナイド系アモルファス半導体
材料や、InSb系、GaSb系、InSbTe系等の
化合物半導体材料などが挙げられる。この記録膜5は、
真空蒸着法やスパッタリング法等の薄膜形成技術を用い
て形成することができ、その膜厚は、数nm〜数μmの
範囲であることが実用上好ましい。
【0016】保護膜3及び7は、それぞれ境界層4及び
5を介して記録膜5を挟むように配設されており、記録
ビームの照射により記録膜5が飛散したり、穴があくこ
とを防止する役割を有している。また、記録時の記録膜
の加熱、冷却の熱拡散を制御する役割もある。この保護
膜3及び7は、例えば、SiO2 、SiO、AlN、A
23 、ZrO2 、TiO2 、Ta23 、ZnS、
Si、Ge、又はこれらの混合材料等を用いて、真空蒸
着法やスパッタリング法などで形成することができる。
保護膜3及び7の厚さは、実用上、数nm〜数μmの範
囲であることが好ましい。
【0017】境界層4及び6は、記録膜材料と保護膜材
料との混合材料から構成することができ、その膜厚は、
数nm〜数μmの範囲内であることが実用上好ましい。
境界層を成膜するための2種類の材料は、あらかじめ所
定の割合で混合したものを用いても、成膜の際に同時に
用いて境界層を成膜してもよい。2種類の材料を同時に
用いる場合には、保護膜と記録膜とを構成する材料の2
元同時スパッタ法又は2元同時蒸着法などで形成するこ
とができる。例えば、スパッタリング法により形成する
場合には、記録膜材料と保護膜材料とを所定の割合で混
合し、加圧圧縮した混合ターゲットを用いる方法、又は
記録膜材料ターゲットと保護膜材料ターゲットとを同時
にスパッタリングする方法とが挙げられる。
【0018】さらに、この境界層の保護膜に近い側が保
護膜材料の割合が多くなるように濃度勾配を設けると、
保護膜と記録膜との結合がより強固となって、2つの層
の密着性をいっそう向上させることができる。この濃度
勾配を有する境界層は、境界層を構成するための2種類
の材料の割合を、成膜時間とともに変化させることによ
り成膜することができる。
【0019】なお、記録膜材料と保護膜材料との混合材
料からなる境界層は、熱伝導度、屈折率及び消衰係数
が、前記2つの材料の間の値となる。したがって、熱伝
導度、屈折率及び消衰係数が、そのような値である材料
もまた、境界層の材料として使用することができる。
【0020】具体的には、GeSbTe記録膜及びZn
S−SiO2 保護膜の熱伝導度は、それぞれ、約0.0
014(kcal/cm・s・K)、及び約0.001
6(kcal/cm・s・K)であり、GeSbTe
(50mol%)ZnS−SiO2 (50mol%)の
混合材料からなる本発明の境界層の熱伝導度は、約0.
0015(kcal/cm・s・K)である。
【0021】屈折率に着目すると、GeSbTe記録膜
の屈折率は、波長830nmのとき結晶状態で約5.
7、非晶質状態で約4.5であり、ZnS−SiO2
護膜の屈折率は、波長830nmのとき約2.1であ
る。GeSbTe(50mol%)ZnS−SiO2
(50mol%)の混合材料からなる本発明の境界層の
屈折率は、波長830nmのとき、結晶状態で約3.
9、非晶質状態で約3.3となる。この例の場合には、
屈折率が2.1より大きく4.5より小さい誘電体が該
当する。例えば、Zr、CeO2 、TiO2 、ZnS、
Bi23 、ZnSe、CdS、Sb23 、CdT
e、Si、Geなどが挙げられる。
【0022】また、消衰係数に着目すると、GeSbT
e記録膜の消衰係数は、波長830nmのとき結晶状態
で約3.6、非晶質状態で約1.3であり、ZnS−S
iO2 保護膜の消衰係数は、波長830nmのとき0で
ある。GeSbTe(50mol%)ZnS−SiO2
(50mol%)の混合材料からなる本発明の境界層の
消衰係数は、波長830nmのとき、結晶状態で約1.
8、非晶質状態で約0.6となる。この例の場合には、
消衰係数が0より大きく0.6より小さい誘電体が該当
する。例えば、Zr、CeO2 、TiO2 、ZnS、B
23 、ZnSe、CdS、Sb23 、CdTe、
Si、Geなどの誘電体と、GeSbTe記録膜又はそ
の他の金属、金属合金との混合膜を使用することができ
る。
【0023】反射膜8は、記録層の光学的変化を光学的
にエンハンスして、再生信号を増大させる効果と記録層
の冷却効果とを有する。この反射膜8としては、Au、
Al、Cu、Ni−Cr、又はこれらを主成分とした合
金等を原料として真空蒸着法又はスパッタリング法など
で形成された金属膜を用いることができ、その厚さは、
実用上、数nm〜数μmの範囲内であることが好まし
い。
【0024】保護層9は、相変化光ディスクを取り扱う
際の傷、ほこり等を防止するために、通常紫外線効果樹
脂を用いて形成することができ、具体的には、スピンコ
ート法を用いて反射層8の表面に紫外線硬化樹脂を塗布
した後、紫外線を照射して硬化させて形成する。この保
護層9の厚さとしては、実用上、数μm〜数百μmの範
囲であることが好ましい。
【0025】なお、以上説明した層構成は、単板の場合
の例であり、記録膜5のある面を内側にして、この単板
光ディスク2枚を貼り合わせて、両面使用の光ディスク
とすることも可能である。また、用途に応じて、保護膜
3及び7のいずれか一方を省略することも可能である。
【0026】次に、スパッタリング装置を用いて本発明
の相変化光ディスクの製造する方法を説明する。図2
に、本発明の相変化型光ディスクを製造するためのスパ
ッタリング装置の一例を示す。図2(a)は、装置の概
略構成を表わし、図2(b)は、スパッタリング装置2
0のA−A′断面を表わす。このスパッタリング装置2
0においては、保護膜材料の微粉末と記録膜材料の微粉
末とを所定の割合で混合し、加圧圧縮した混合ターゲッ
トを使用する。
【0027】図2(a)において、21は真空容器を示
し、この真空容器21の底面にガス導入ポート22及び
ガス排気ポート23が取り付けられている。ガス排出ポ
ート23は、排気装置24に接続されており、この排気
装置24により排出ポート23を介して真空容器21内
が排気される。また、ガス導入ポート22は、アルゴン
ガスボンベ25に接続されており、このボンベ25から
真空容器21内にガス導入ポート22を介してスパッタ
リングガスとしてのアルゴンガスが導入される。
【0028】真空容器21内の上部には、基板支持用の
円盤状の回転基台26がその面を水平にして配設されて
おり、その下面に基板2が支持され、図示しないモータ
ーによって回転される。また、真空容器21内の底部近
傍には、基台26に対向するように、各層を成膜するた
めのターゲットが配設されている。すなわち、記録層5
用の記録膜材料からなるターゲット27、保護膜3及び
7用の誘電体材料からなるターゲット28、反射層8用
の反射膜材料からなるターゲット29、及び本発明に係
わる境界層4及び6用の保護膜材料の微粉末と記録膜材
料の微粉末とを所定の混合比で均一となるように混合
し、加圧圧縮することにより形成された混合材料ターゲ
ット30が配設されている。各ターゲット27、28、
29及び30には、それぞれ高周波電源31、32、3
3及び34が接続されている。これらのターゲット2
7、28、29及び30の上部には、それぞれモニタ装
置35、36、37及び38が設けられており、これら
モニタ装置により各ターゲットからのスパッタリング量
をモニタし、記録層が所定の組成になるように各ターゲ
ットに投入する電力量を調節する。
【0029】このようなスパッタリング装置を用いて成
膜する場合、まず排気装置24により真空容器21内を
百万分の1Torr台まで排気するが、本発明において
は、百万分の5Torr以下まで排気する。
【0030】次いで、ガス導入ポート22を介して容器
21内にアルゴンガスを導入しつつ、排気装置24の排
気量を調節して真空容器21内を所定のアルゴン雰囲気
に保持する。この状態で、基板2を回転させつつ、各タ
ーゲットに層構成の順番に所定時間所定の電力を印加す
ることにより、基板2に所定の層構成を形成することが
できる。
【0031】即ち、保護膜材料ターゲット28、混合材
料ターゲット30、記録膜材料ターゲット27、混合材
料ターゲット30、保護膜材料ターゲット28を基板2
の上に順次スパッタすることで、保護膜と記録膜との間
に境界層を形成することができる。得られた層の上に、
さらに反射膜材料ターゲット29をスパッタし、紫外線
硬化樹脂をスピンコートすることによって、本発明の相
変化光ディスクが得られる。
【0032】このように、混合材料からなる境界層を、
記録膜と保護膜との間に形成することによって、記録膜
と保護膜との密着性が向上する。特に、この方法におい
ては境界層用の混合ターゲットを用いて成膜するので、
均一な組成の境界層を正確な膜厚で形成することがで
き、安定した品質のディスクが得られる。
【0033】次に、上述の装置を用いて、濃度勾配を設
けた境界層を形成する場合について説明する。この場合
には、保護膜材料ターゲットと混合材料ターゲットとの
2つのターゲット、又は、記録膜材料ターゲットと混合
材料ターゲットとの2つのターゲットを用いて、各ター
ゲットの高周波電源の出力電力を変化させることによっ
て、境界層を形成することができる。
【0034】図3に、保護膜材料ターゲットと混合材料
ターゲットとを用いて境界層を形成する際の出力電力の
変化を示す。図3(a)は、保護膜3の上に記録膜5を
成膜する場合、すなわち境界層4を形成する際の保護膜
材料ターゲットと混合材料ターゲットへの投入電力の変
化を示す。図3(a)において、直線a1 及びb1 は、
それぞれ、保護膜材料ターゲットへの投入電力の変化、
及び混合材料ターゲットへの投入電力の変化を示す。具
体的には、保護膜材料ターゲット29の高周波電源32
の出力電力を、電源制御装置36により連続的又は不連
続的に低下させつつ(直線a1 )、混合材料ターゲット
30の高周波電源34の出力電力を、電力制御装置38
によって連続的又は不連続的に上昇させる(直線b1
ことによって、保護膜に近い側で保護膜材料の割合が多
い境界層を形成することができる。
【0035】図3(b)には、記録膜5の上に保護膜7
を成膜する場合、すなわち境界層6を形成する際の保護
膜材料ターゲットと混合材料ターゲットへの投入電力の
変化を示す。図3(b)において、直線a2 及びb2
は、それぞれ、保護膜材料ターゲットへの投入電力の変
化、及び混合材料ターゲットへの投入電力の変化を示
す。具体的には、保護膜材料ターゲット29の高周波電
源32の出力電力を、電源制御装置36により連続的又
は不連続的に上昇させつつ(直線a2 )、混合材料ター
ゲット30の高周波電源34の出力電力を、電力制御装
置38によって連続的又は不連続的に低下させる(直線
2 )ことによって、保護膜に近い側で保護膜材料の割
合が多い境界層6を形成することができる。
【0036】得られた保護膜7の上に、反射膜材料ター
ゲット29をスパッタした後、紫外線硬化樹脂をスピン
コートすることにより、反射膜8及び保護膜9を形成し
て、境界層に濃度勾配を有する本発明の光ディスクが得
られる。
【0037】上述のようにして境界層に濃度勾配を設け
た場合には、保護膜材料ターゲットと混合材料ターゲッ
トとを用いるので、特に保護膜と境界層との密着性を向
上させることができる。
【0038】なお、記録膜材料ターゲット27と混合材
料ターゲット30との2つのターゲットを用いた場合
も、同様にして濃度勾配を有する境界層を形成すること
ができる。この場合は、図3における直線a及びbは、
それぞれ、混合材料ターゲットへの投入電力の変化、及
び記録膜材料ターゲットへの投入電力の変化に相当す
る。この場合には、記録膜材料ターゲットと混合材料タ
ーゲットとを用いるので、特に記録膜と境界層との密着
性を向上させることができる。
【0039】保護膜と境界層、又は記録膜と境界層との
間のいずれかの密着性を向上させることによって、結果
として保護膜と記録膜との密着性を向上させることがで
きる。
【0040】次に、本発明の他の方法を説明する。図4
に、本発明の相変化型光ディスクを製造するためのスパ
ッタリング装置の一例を示す。図4(a)は、装置の概
略構成を表わし、図4(b)は、スパッタリング装置5
0のB−B′断面を示す。このスパッタリング装置50
においては、混合材料ターゲットを使用しないこと以外
は、図2(a)に示す装置と同様である。
【0041】すなわち、真空容器51の底面には、ガス
導入ポート52及びガス排気ポート53が取り付けられ
ており、真空容器内は、排気装置54に接続された排気
ポートを介して排気される。また、スパッタリングガス
としてのアルゴンガスは、ガス導入ポート52を経て、
アルゴンガスボンベ55から真空容器内に導入される。
【0042】真空容器51内の上部には、基板支持用の
円盤状の回転基台56がその面を水平にして配設されて
おり、その下面に支持された基板2は、図示しないモー
ターによって回転する。また、真空容器51内の底部近
傍には、基台56に対向するように、各層を成膜するた
めのターゲットが配設されている。すなわち、記録層5
用の記録膜材料からなるターゲット57、保護膜3及び
7用の誘電体材料からなるターゲット58、反射層8用
の反射膜材料からなるターゲット59が配設されてい
る。各ターゲット57、58及び59には、それぞれ高
周波電源60、61及び61が接続されている。これら
のターゲット57、58及び59の上部には、それぞれ
モニタ装置66、67及び68が設けられており、これ
らモニタ装置により各ターゲットからのスパッタリング
量をモニタし、記録層が所定の組成になるように各ター
ゲットに投入する電力量を調節する。
【0043】このようなスパッタリング装置を用いて成
膜する場合、まず、真空容器51内を例えば百万分の1
Torr台まで、特に本発明においては、百万分の5T
orr以下まで排気する。
【0044】次いで、容器51内にアルゴンガスを導入
して、所定のアルゴン雰囲気に保持する。この状態で基
板2を回転させつつ、各ターゲットに層構成の順番に所
定時間所定の電力を印加することにより、基板2に所定
の層構成を形成することができる。
【0045】この方法においては、基板2の上に、保護
膜材料ターゲット58、保護膜材料ターゲット58と記
録膜材料ターゲット57との同時スパッタ、記録膜材料
ターゲット57、保護膜材料ターゲット58と記録膜材
料ターゲット57との同時スパッタ、保護膜材料ターゲ
ット58、反射膜材料ターゲット59を順次スパッタす
ることで、保護膜と記録膜との間に境界層を形成するこ
とができる。さらに、反射膜8上に紫外線硬化樹脂をス
ピンコートすることにより保護膜を形成して、本発明の
記録媒体1が得られる。
【0046】境界層4又は6は、所定の組成となるよう
に保護膜材料ターゲット58と記録膜材料ターゲット5
7とに印加する電力を所定の値に設定して、基板2を回
転させながら保護膜材料ターゲット58と記録膜材料タ
ーゲット57とを同時にスパッタすることにより形成す
ることができる。
【0047】この方法においては、境界層を形成するた
めに同時スパッタを行なうので、境界層用のターゲット
を用意する必要がなく、スパッタ装置も小型化できる。
また、各ターゲットへの印加電圧を時間とともに変化さ
せることで、境界層の膜厚方向の組成を変化させること
が容易である。
【0048】次に、上述の装置を用いて、濃度勾配を設
けた境界層を形成する場合について説明する。境界層
は、保護膜材料ターゲットと記録膜材料ターゲットとの
2つのターゲットを用いて、各ターゲットの高周波電源
の出力電力を変化させることによって形成することがで
きる。
【0049】図5に、保護膜材料ターゲットと記録膜材
料ターゲットとを用いて境界層を形成する際の出力電力
の変化を示す。図5(a)は、保護膜3の上に記録膜5
を成膜する場合、すなわち境界層4を形成する際の保護
膜材料ターゲットと記録膜材料ターゲットへの投入電力
の変化を示す。図5(a)において、直線c1 及びd1
は、それぞれ、保護膜材料ターゲットへの投入電力の変
化、及び記録膜材料ターゲットへの投入電力の変化を示
す。具体的には、保護膜材料ターゲット58の高周波電
源61の出力電力を、電源制御装置64により連続的又
は不連続的に低下させつつ(直線c1 )、記録膜材料タ
ーゲット57の高周波電源60の出力電力を、電力制御
装置63によって連続的又は不連続的に上昇させる(直
線c1 )ことによって、保護膜に近い側で保護膜材料の
割合が多い境界層を形成することができる。
【0050】図5(b)には、記録膜5の上に保護膜7
を成膜する場合、すなわち境界層6を形成する際の保護
膜材料ターゲットと記録膜材料ターゲットへの投入電力
の変化を示す。図5(b)において、直線c2 及びd2
は、それぞれ、保護膜材料ターゲットへの投入電力の変
化、及び記録膜材料ターゲットへの投入電力の変化を示
す。具体的には、保護膜材料ターゲット58の高周波電
源61の出力電力を、電源制御装置64により連続的又
は不連続的に上昇させつつ(直線c2 )、記録膜材料タ
ーゲット57の高周波電源60の出力電力を、電力制御
装置63によって連続的又は不連続的に低下させる(直
線d2 )ことによって、保護膜に近い側で保護膜材料の
割合が多い境界層6を形成することができる。
【0051】このようにして得られた保護膜7の上に、
反射膜材料ターゲット59をスパッタリングした後、紫
外線硬化樹脂をスピンコートすることにより、反射膜8
及び保護膜9を形成して図1に示す本発明の光ディスク
が得られる。
【0052】記録膜材料ターゲット57と保護膜材料タ
ーゲット58との2元同時スパッタで組成勾配を有する
境界層を形成するので、境界層で記録膜と保護膜との境
界を連続的に変化させることができ、境界での熱応力を
緩和し、密着性をさらに向上させることができる。さら
に、この方法では、各ターゲットへの印加電圧を時間と
ともに変化させるので、境界層の膜厚方向の組成を変化
させることが容易であり、また、境界層用のターゲット
を設ける必要がなく、スパッタ装置も小型化できる。
【0053】次に、本発明の方法を用いて実際にディス
クを作製し、その特性を評価した。 (実施例1)図2に示すスパッタリング装置を用いて、
ポリカーボネート樹脂基板上に、保護膜、境界層、記録
膜、境界層、保護膜、及び反射膜を順次形成した後、紫
外線硬化樹脂をスピンコート法により反射膜の上に塗布
して、ディスクを作製した。なお、記録膜材料ターゲッ
ト、保護膜材料ターゲット、混合材料ターゲット及び反
射膜材料ターゲットとしては、それぞれ、GeSbTe
合金ターゲット、ZnS−SiO2 ターゲット、(Ge
SbTe)50(ZnS−SiO2 )50(mol%)
混合ターゲット、及びAl合金ターゲットを使用した用
いた。得られたディスクをディスクAとした。 (実施例2)図4に示すスパッタリング装置を用いて、
境界層に濃度勾配を設ける以外は、実施例1と同様にデ
ィスクを作製した。記録膜材料ターゲット、保護膜材料
ターゲット、及び反射膜材料ターゲットとしては、それ
ぞれ、GeSbTe合金ターゲット、ZnS−SiO2
ターゲット、及びAl合金ターゲットを使用した。得ら
れたディスクをディスクBとした。
【0054】得られたディスクBには、記録膜側でGe
SbTeが多く、保護膜側でZnS−SiOが多い、
(GeSbTe)−(ZnS−SiO)組成傾斜膜から
なる境界層が形成されていた。 (比較例)図4に示すスパッタリング装置及びターゲッ
トを用いて、境界層を形成しない以外は、実施例2と同
様にディスクを作製した。得られたディスクをディスク
Cとした。
【0055】ディスクCの層構成を図7に示す。相変化
型光ディスク10は、基板11上に、誘電体保護膜1
2、記録膜13、誘電体保護膜14、反射膜15、及び
保護膜16が順次積層された構造であった。各膜は、本
発明の光ディスクと同様の機能を有するものである。
【0056】ディスクA,B及びCを、それぞれ直径9
0mmのディスクとし、ディスク回転数360rpm、
CAV、2〜7ppm記録で、記録パルス45ns、オ
ーバーライトの記録パワー12mW、消去パワー6mW
で、オーバーライトを行ない、その繰り返し特性を評価
した。
【0057】図6に、オーバーライト回数とエラー率と
の関係を示す。図6において、直線e、f及びgは、そ
れぞれディスクA,B及びCのエラー率を表わす。この
結果から、従来構成のディスクCは、20万回の繰り返
しでエラー率が2桁程度増加するが、本発明の境界層を
有するディスクA及びBでは、100万回の繰り返しで
もエラー率が増加しないことがわかる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記録膜と保護膜との間に境界層を有するので、オーバー
ライトの繰り返しに耐え得る信頼性に優れた相変化光デ
ィスクを提供することができる。また、境界層に濃度勾
配を設けることにより、反射層への熱伝導特性も向上す
るので、記録パワーマージンを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の相変化光ディスク記録媒体の断面図。
【図2】本発明の相変化光ディスク記録媒体の製造方法
に使用されるスパッタ装置を示す図。
【図3】本発明の相変化光ディスク記録媒体の製造方法
における、スパッタ時間と投入電力との関係を示す図。
【図4】本発明の相変化光ディスク記録媒体の製造方法
に使用されるスパッタ装置を示す図。
【図5】本発明の相変化光ディスク記録媒体の製造方法
における、スパッタ時間と投入電力との関係を示す図。
【図6】オーバーライト回数とエラー率との関係を示す
図。
【図7】従来の相変化光ディスク記録媒体の断面図。
【符号の説明】
1…相変化光ディスク、2…光ディスク基板、3…保護
膜、4…境界層 5…記録膜、6…境界層、7…保護膜、8…反射層、9
…保護膜 10…相変化光ディスク、11…光ディスク基板、12
…保護膜 13…記録膜、14…保護膜、15…反射層、16…保
護膜 20…スパッタリング装置、21…真空容器、22…ガ
ス導入ポート 23…ガス排気ポート、24…排気装置、25…ガスボ
ンベ 26…回転基台、27…記録膜用ターゲット、28…保
護膜用ターゲット 29…反射膜用ターゲット、30…混合ターゲット、3
1…高周波電源 32…高周波電源、33…高周波電源、34…高周波電
源 35…電源制御装置、36…電源制御装置、37…電源
制御装置 38…電源制御装置、39…モニタ装置、40…モニタ
装置 41…モニタ装置、42…モニタ装置、43…外部電源 50…スパッタリング装置、51…真空容器、52…ガ
ス導入ポート 53…ガス排気ポート、54…排気装置、55…ガスボ
ンベ、56…回転基台 57…記録膜用ターゲット、8…保護膜用ターゲット 59…反射膜用ターゲット、60…高周波電源、61…
高周波電源 62…高周波電源、63…電源制御装置、64…電源制
御装置 65…電源制御装置、66…モニタ装置、67…モニタ
装置 68…モニタ装置、69…外部電源。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録膜材料を用いて基板上に記録膜を成
    膜する工程、 前記記録膜を成膜する工程の前、又は後の少なくとも一
    方において、保護膜材料を用いて保護膜を成膜する工
    程、及び、 前記記録膜と保護膜との間に、保護膜材料の微粉末と記
    録膜材料の微粉末とを所定の割合で混合した混合材料を
    用いて境界層を成膜する工程を具備することを特徴とす
    る情報記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 記録膜材料を用いて基板上に記録膜を成
    膜する工程、 前記記録膜を成膜する工程の前、又は後の少なくとも一
    方において、保護膜材料を用いて保護膜を成膜する工
    程、及び、 前記記録膜と保護膜との間に、保護膜材料と記録膜材料
    とを同時に用いて保護膜材料と記録膜材料との混合材料
    からなる境界層を成膜する工程を具備することを特徴と
    する情報記録媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】 記録膜材料を用いて基板上に記録膜を成
    膜する工程、 前記記録膜を成膜する工程の前、又は後の少なくとも一
    方において、保護膜材料を用いて保護膜を成膜する工
    程、及び、 前記記録膜と保護膜との間に、保護膜材料と記録膜材料
    とが所定の割合で混合された混合材料及び保護膜材料を
    用いて、保護膜に近い側で保護膜材料の割合が多くなる
    ように、前記保護膜材料及び/又は混合材料の割合を連
    続的又は不連続的に変化させて濃度勾配を有する境界層
    を成膜する工程を具備することを特徴とする情報記録媒
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】 記録膜材料を用いて基板上に記録膜を成
    膜する工程、 前記記録膜を成膜する工程の前、又は後の少なくとも一
    方において、保護膜材料を用いて保護膜を成膜する工
    程、及び前記記録膜と保護膜との間に、保護膜材料と記
    録膜材料とが所定の割合で混合された混合材料及び記録
    膜材料を用いて、保護膜に近い側で保護膜材料の割合が
    多くなるように、前記記録膜材料及び/又は混合材料の
    割合を連続的又は不連続的に変化させて濃度勾配を有す
    る境界層を成膜する工程を具備することを特徴とする情
    報記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 記録膜材料を用いて基板上に記録膜を成
    膜する工程、 前記記録膜を成膜する工程の前、又は後の少なくとも一
    方において、保護膜材料を用いて保護膜を成膜する工
    程、及び前記記録膜と保護膜との間に、保護膜材料と記
    録膜材料とを用いて、保護膜に近い側で保護膜材料の割
    合が多くなるように、前記記録膜材料及び/又は保護膜
    材料の割合を連続的又は不連続的に変化させて濃度勾配
    を有する境界層を成膜する工程を具備することを特徴と
    する情報記録媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 基板、この基板上に形成された光ビーム
    を照射することにより照射部分に状態変化を生じさせて
    情報を記録する相変化型の記録膜、及び基板と記録膜と
    の間並びに記録膜の上の少なくとも一方に形成された誘
    電体保護膜を具備し、前記保護膜と記録膜との間に、保
    護膜材料と記録膜材料との混合材料からなる境界層を有
    することを特徴とする情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 基板、この基板上に形成された光ビーム
    を照射することにより照射部分に状態変化を生じさせて
    情報を記録する相変化型の記録膜、及び基板と記録膜と
    の間並びに記録膜の上の少なくとも一方に形成された誘
    電体保護膜を具備し、前記保護膜と記録膜との間に、保
    護膜材料と記録膜材料との混合材料からなる境界層であ
    って、保護膜に近い側で保護膜材料の比率が多くなるよ
    うな濃度勾配を有する境界層を有することを特徴とする
    情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 基板、この基板上に形成された光ビーム
    を照射することにより照射部分に状態変化を生じさせて
    情報を記録する相変化型の記録膜、及び基板と記録膜と
    の間並びに記録膜の上の少なくとも一方に形成された誘
    電体保護膜を具備し、前記保護膜と記録膜との間に、記
    録膜材料の熱伝導度と保護膜材料の熱伝導度との間の熱
    伝導度を有する境界層を含むことを特徴とする情報記録
    媒体。
  9. 【請求項9】 基板、この基板上に形成された光ビーム
    を照射することにより照射部分に状態変化を生じさせて
    情報を記録する相変化型の記録膜、及び基板と記録膜と
    の間並びに記録膜の上の少なくとも一方に形成された誘
    電体保護膜を具備し、前記保護膜と記録膜との間に、記
    録膜材料の屈折率と保護膜材料の屈折率との間の屈折率
    を有する境界層を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 基板、この基板上に形成された光ビー
    ムを照射することにより照射部分に状態変化を生じさせ
    て情報を記録する相変化型の記録膜、及び基板と記録膜
    との間並びに記録膜の上の少なくとも一方に形成された
    誘電体保護膜を具備し、前記保護膜と記録膜との間に、
    記録膜材料の消衰係数と保護膜材料の消衰係数との間の
    消衰係数を有する境界層を含むことを特徴とする情報記
    録媒体。
JP5217704A 1993-09-01 1993-09-01 情報記録媒体及びその製造方法 Pending JPH0773513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217704A JPH0773513A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 情報記録媒体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217704A JPH0773513A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 情報記録媒体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0773513A true JPH0773513A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16708432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5217704A Pending JPH0773513A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 情報記録媒体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0773513A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3516996B2 (ja) 情報記録媒体およびその製造方法
JPWO2004085167A1 (ja) 情報記録媒体およびその製造方法
EP0307750B1 (en) Use of a storage meedium in a method of recording information
JPH0773513A (ja) 情報記録媒体及びその製造方法
JP2755593B2 (ja) 情報記録媒体
JPH10289478A (ja) 光学式情報記録媒体及びその製造方法
JPH05217212A (ja) 情報記録媒体
JPH01251331A (ja) 情報記録媒体
JPH07262614A (ja) 情報記録媒体
JPH0896413A (ja) 相変化型情報記録媒体およびその製造方法
JPS6358634A (ja) 情報記録媒体及びその製造方法
JPH03169681A (ja) 情報記録媒体
JPH0388146A (ja) 情報記録媒体
JPH0361080A (ja) 情報記録媒体
JPH0883443A (ja) 光学的情報記録用媒体の製造方法
JPH02167789A (ja) 情報記録媒体
JPH0294039A (ja) 情報記録媒体
JPH02167784A (ja) 情報記録媒体
JP2000011446A (ja) 相変化型光記録媒体
JPH07182694A (ja) 光学的情報記録媒体及びその製造方法
JPH02167782A (ja) 情報記録媒体
JPH1021587A (ja) 光記録媒体の製造方法
JPH03197082A (ja) 情報記録媒体
JP2003157580A (ja) 光学的情報記録媒体
JP2002279692A (ja) 光情報記録媒体