JPH0772975B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0772975B2 JPH0772975B2 JP60031325A JP3132585A JPH0772975B2 JP H0772975 B2 JPH0772975 B2 JP H0772975B2 JP 60031325 A JP60031325 A JP 60031325A JP 3132585 A JP3132585 A JP 3132585A JP H0772975 B2 JPH0772975 B2 JP H0772975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agc
- monitor
- recording
- input
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ信号の記録再生装置に関する。
本発明のVTRのAGC回路は、記録系AGCループと、記録モ
ニター系のAGCループとを独立して備えると共に、モニ
ター系AGCループの入出力特性を記録系AGCループより小
レベルで飽和レベルに達するように設定し、再生信号も
モニター系AGCループを経て導出されるように成ってい
て、モニター系AGCループにおけるモニター出力のレベ
ル調整やAGC特性の記録信号に影響を及ぼさないように
され、これによって記録系のプリエンファシス等の波形
操作部の入力レベルを無調整化し、また同時に再生画質
の向上も図っている。
ニター系のAGCループとを独立して備えると共に、モニ
ター系AGCループの入出力特性を記録系AGCループより小
レベルで飽和レベルに達するように設定し、再生信号も
モニター系AGCループを経て導出されるように成ってい
て、モニター系AGCループにおけるモニター出力のレベ
ル調整やAGC特性の記録信号に影響を及ぼさないように
され、これによって記録系のプリエンファシス等の波形
操作部の入力レベルを無調整化し、また同時に再生画質
の向上も図っている。
第３図は従来のVTRの記録系ブロック図で、チューナ出
力の入力ビデオ信号は、クランプ回路１、AGCアンプ２
を通り、くし形フィルタ３に与えられ、ここで輝度信号
とクロマ信号（REC−Ｃ）とに分離され、輝度信号は、f
scトラップフィルタ４、クランプ回路６を経てFM変調に
導出される。またクランプ回路５の出力はAGC検出回路
７で検波され、DCのゲイン制御信号としてAGCアンプ２
に帰還される。
力の入力ビデオ信号は、クランプ回路１、AGCアンプ２
を通り、くし形フィルタ３に与えられ、ここで輝度信号
とクロマ信号（REC−Ｃ）とに分離され、輝度信号は、f
scトラップフィルタ４、クランプ回路６を経てFM変調に
導出される。またクランプ回路５の出力はAGC検出回路
７で検波され、DCのゲイン制御信号としてAGCアンプ２
に帰還される。
一方、切換スイッチ８をREC側にすると、AGCアンプ２の
VD（垂直同期パルス）挿入及び画像ミユート回路９（変
速再生のとき動作する）及びアンプ10を通ってモニター
TVに導出され、これによってＥ−Ｅモニター、即ち、電
気−磁気変換形を通らない電気系のみのモニターを行っ
ている。
VD（垂直同期パルス）挿入及び画像ミユート回路９（変
速再生のとき動作する）及びアンプ10を通ってモニター
TVに導出され、これによってＥ−Ｅモニター、即ち、電
気−磁気変換形を通らない電気系のみのモニターを行っ
ている。
VD挿入及び画像ミユート回路９は変速再生時に、垂直同
期パルスを挿入する機能と、変速再生時に信号レベルが
低くなつた時に信号をミユートする機能とを有する。
期パルスを挿入する機能と、変速再生時に信号レベルが
低くなつた時に信号をミユートする機能とを有する。
なお切換スイッチ８をPB側にすると、VTRの再生信号がV
D挿入及び画像ミユート回路９及びアンプ10を通ってモ
ニターTVに導出され、再生モニターが出来る。
D挿入及び画像ミユート回路９及びアンプ10を通ってモ
ニターTVに導出され、再生モニターが出来る。
第３図の従来技術では記録形とモニター系とが共通のAG
C回路を持つため、モニターで必要な信号レベルをAGCア
ンプ２で設定すると、AGCループを構成する回路定数の
ばらつきにより、プリエンファシス回路６の入力におい
てボリュームVRを用いてゲイン調整をしなければならな
い。つまりプリエンファシス回路６は波形操作を行う回
路であり、しかも一般に非線形特性を持つので、入力レ
ベルがばらつくと正常に動作しなくなる。
C回路を持つため、モニターで必要な信号レベルをAGCア
ンプ２で設定すると、AGCループを構成する回路定数の
ばらつきにより、プリエンファシス回路６の入力におい
てボリュームVRを用いてゲイン調整をしなければならな
い。つまりプリエンファシス回路６は波形操作を行う回
路であり、しかも一般に非線形特性を持つので、入力レ
ベルがばらつくと正常に動作しなくなる。
逆にプリエンファシス回路６の入力が一定となるように
AGCアンプ２のゲインを設定すると、モニター系におい
てゲイン調整手段が必要となる。
AGCアンプ２のゲインを設定すると、モニター系におい
てゲイン調整手段が必要となる。
従って上記の何れの場合でも、IC化に不適応なボリュー
ムを必要とし、また調整工程も必要である。
ムを必要とし、また調整工程も必要である。
更に、モニター系のためにAGCの特性カーブ（入力対出
力のゲイン特性）を変えてモニター画像の明るさ補正を
行うと、記録系の信号にも同様な補正が働くため、ある
程度以上の強い補正をかけることができず、従ってAGC
の特性カーブの設計自由度が低く、画像モニターの品質
が犠牲になる。
力のゲイン特性）を変えてモニター画像の明るさ補正を
行うと、記録系の信号にも同様な補正が働くため、ある
程度以上の強い補正をかけることができず、従ってAGC
の特性カーブの設計自由度が低く、画像モニターの品質
が犠牲になる。
更に、再生モニター系では、AGCがかからないので、再
生画像が劣化することもある。
生画像が劣化することもある。
本発明は上述の問題にかんがみ、集積回路化したときに
ICの外付けボリュームを設ける必要がなく、従って本質
的に無調整であり、また再生モニターについてもAGCが
かかって良好な画像が得られるようにすることを目的と
する。
ICの外付けボリュームを設ける必要がなく、従って本質
的に無調整であり、また再生モニターについてもAGCが
かかって良好な画像が得られるようにすることを目的と
する。
本発明の記録再生装置は、第１図に示すように、入力ビ
デオ信号のレベルを安定化してから記録信号としてプリ
エンファシスなどの波形操作部に導出する記録系AGCル
ープ（１）と、入力ビデオ信号のレベルを安定化してか
らモニター出力として導出するモニター系AGCループ
（２）と、モニター系AGCループ（２）の入力を入力ビ
デオ信号から再生ビデオ信号に切換えるスイッチ８とを
備える。第２図に示すように、モニター系AGCループ
（２）の入出力特性は、記録系AGCループ（１）と比較
して、より小レベルで飽和レベルに達するように設定さ
れている。
デオ信号のレベルを安定化してから記録信号としてプリ
エンファシスなどの波形操作部に導出する記録系AGCル
ープ（１）と、入力ビデオ信号のレベルを安定化してか
らモニター出力として導出するモニター系AGCループ
（２）と、モニター系AGCループ（２）の入力を入力ビ
デオ信号から再生ビデオ信号に切換えるスイッチ８とを
備える。第２図に示すように、モニター系AGCループ
（２）の入出力特性は、記録系AGCループ（１）と比較
して、より小レベルで飽和レベルに達するように設定さ
れている。
AGCループ（１）（２）が独立しているから、モニター
側のAGCが記録系AGCより低い入力レベルでかかるように
AGCのゲイン特性を設定しても、記録系に影響すること
がなく、従ってモニター側AGCをより広い入力範囲で作
動させて明るさ補正をしても、記録系においては、入力
のダイナミックレンジが不必要に縮小されることがな
く、またプリエンファシス回路のような波形操作部への
入力レベルがモニター系のゲインコントロールによって
影響を受けないので、入力レベルの無調整化が図れる。
側のAGCが記録系AGCより低い入力レベルでかかるように
AGCのゲイン特性を設定しても、記録系に影響すること
がなく、従ってモニター側AGCをより広い入力範囲で作
動させて明るさ補正をしても、記録系においては、入力
のダイナミックレンジが不必要に縮小されることがな
く、またプリエンファシス回路のような波形操作部への
入力レベルがモニター系のゲインコントロールによって
影響を受けないので、入力レベルの無調整化が図れる。
第１図は本発明の実施例であって、記録系のAGCループ
（１）とは別にモニター系のAGCループ（２）が追加さ
れている。即ち、記録時にはクランプ回路１の出力が切
換スイッチ８のREC接点を通り、AGCアンプ11に与えら
れ、その出力がVD挿入及び画像ミユート回路９及びアン
プ10を経て所要レベルのモニター出力として導出され
る。またアンプ10の出力は約−12dBのアッテネータ12で
入力レベルまで減衰されてから、fscトラップフィルタ1
3（又は3.58MHz以下のローパスフィルタ）、クランプ回
路14を通り、AGC検波回路15で検波され、AGCアンプ11に
帰還される。これによりモニター出力のレベル安定化が
行われる。なおモニター系の12dBの出力アンプ10がAGC
ループ（２）内に入っているため、このアンプ10のゲイ
ンにばらつきがあってもAGCにより吸収される。
（１）とは別にモニター系のAGCループ（２）が追加さ
れている。即ち、記録時にはクランプ回路１の出力が切
換スイッチ８のREC接点を通り、AGCアンプ11に与えら
れ、その出力がVD挿入及び画像ミユート回路９及びアン
プ10を経て所要レベルのモニター出力として導出され
る。またアンプ10の出力は約−12dBのアッテネータ12で
入力レベルまで減衰されてから、fscトラップフィルタ1
3（又は3.58MHz以下のローパスフィルタ）、クランプ回
路14を通り、AGC検波回路15で検波され、AGCアンプ11に
帰還される。これによりモニター出力のレベル安定化が
行われる。なおモニター系の12dBの出力アンプ10がAGC
ループ（２）内に入っているため、このアンプ10のゲイ
ンにばらつきがあってもAGCにより吸収される。
一定のモニターレベルを得るためにAGCアンプ11のゲイ
ンを調整した場合、記録系AGCループ（１）が独立して
いるから、プリエンファシス６の入力レベルを再調整す
ることは不要である。従って第３図の調整ボリュームVR
が不要となり、IC化が容易となる。
ンを調整した場合、記録系AGCループ（１）が独立して
いるから、プリエンファシス６の入力レベルを再調整す
ることは不要である。従って第３図の調整ボリュームVR
が不要となり、IC化が容易となる。
また再生時には、切換スイッチ８のPB接点を通って再生
信号がモニター系AGCに与えられ、レベルが安定化され
てからモニター出力として導出される。従って再生画質
が向上する。
信号がモニター系AGCに与えられ、レベルが安定化され
てからモニター出力として導出される。従って再生画質
が向上する。
更に、第２図のAGC特性図に示すように記録系とモニタ
ー系とで異なるAGC特性を与えて、記録信号に影響を及
ぼすことなくモニター画像の画質補正を行うことが可能
となる。第２図の点線は記録系AGCループ（１）に与え
られる入出力特性で、例えば入力1V以上で出力はピーク
（飽和）レベルに達する。1V以下では入出力は比例す
る。
ー系とで異なるAGC特性を与えて、記録信号に影響を及
ぼすことなくモニター画像の画質補正を行うことが可能
となる。第２図の点線は記録系AGCループ（１）に与え
られる入出力特性で、例えば入力1V以上で出力はピーク
（飽和）レベルに達する。1V以下では入出力は比例す
る。
一方、第２図の実線はモニター系AGCループ（２）の入
出力特性で、ピークレベルに達するときの入力レベルは
1Vより低く設定されている。これにより、より小レベル
の入力でAGCが働くから、記録系に影響を与えずにモニ
ター画像の明るさを補正することができる。
出力特性で、ピークレベルに達するときの入力レベルは
1Vより低く設定されている。これにより、より小レベル
の入力でAGCが働くから、記録系に影響を与えずにモニ
ター画像の明るさを補正することができる。
本発明は上述のように、記録系AGCループ（１）とモニ
ター系AGCループ（２）が独立しているから、モニター
側のAGCが記録系AGCより低い入力レベルでかかるように
AGCのゲイン特性を設定しても、記録系に影響すること
がない。従ってモニター側AGCをより広い入力範囲で作
動させてモニター画像の明るさ補正をしても、記録系に
おいては、入力のダイナミックレンジが不必要に縮小さ
れることがなく、またプリエンファシス回路のような波
形操作部への入力レベルがモニター系のゲインコントロ
ールによって影響を受けないので、入力レベルの無調整
化が図れ、しかもスイッチ切換えで再生信号にもAGCを
かけることができるので、簡単に安定した再生画像が得
られる。従って、本発明によると入力ビデオ信号に忠実
な記録を行いながら、明瞭なモニター画像を得ることが
できる。
ター系AGCループ（２）が独立しているから、モニター
側のAGCが記録系AGCより低い入力レベルでかかるように
AGCのゲイン特性を設定しても、記録系に影響すること
がない。従ってモニター側AGCをより広い入力範囲で作
動させてモニター画像の明るさ補正をしても、記録系に
おいては、入力のダイナミックレンジが不必要に縮小さ
れることがなく、またプリエンファシス回路のような波
形操作部への入力レベルがモニター系のゲインコントロ
ールによって影響を受けないので、入力レベルの無調整
化が図れ、しかもスイッチ切換えで再生信号にもAGCを
かけることができるので、簡単に安定した再生画像が得
られる。従って、本発明によると入力ビデオ信号に忠実
な記録を行いながら、明瞭なモニター画像を得ることが
できる。
第１図は本発明の実施例を示すVTRの記録系及びモニタ
ー系のブロック図、第２図は記録系及びモニター系の夫
々のAGC特性図、第３図は従来回路である。 なお図面に用いた符号において、 ２……AGCアンプ ６……プリエンファシス回路 ７……AGC検波回路 ８……切換スイッチ 11……AGCアンプ 15……AGC検波回路 である。
ー系のブロック図、第２図は記録系及びモニター系の夫
々のAGC特性図、第３図は従来回路である。 なお図面に用いた符号において、 ２……AGCアンプ ６……プリエンファシス回路 ７……AGC検波回路 ８……切換スイッチ 11……AGCアンプ 15……AGC検波回路 である。
Claims (1)
- 【請求項１】入力ビデオ信号のレベルを安定化してから
記録信号としてプリエンファシスなどの波形操作部に導
出する記録系AGCループと、 上記入力ビデオ信号のレベルを安定化してからモニター
出力として導出するモニター系AGCループと、 上記モニター系AGCループの入力を上記入力ビデオ信号
から再生ビデオ信号に切換えるスイッチとを備え、 上記モニター系AGCループの入出力特性が、上記記録系A
GCループと比較して、より小レベルで飽和レベルに達す
るように設定されていることを特徴とする記録再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031325A JPH0772975B2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031325A JPH0772975B2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190760A JPS61190760A (ja) | 1986-08-25 |
| JPH0772975B2 true JPH0772975B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12328109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60031325A Expired - Lifetime JPH0772975B2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0772975B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538655Y2 (ja) * | 1988-08-26 | 1997-06-18 | ソニー株式会社 | 記録装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5482215A (en) * | 1977-12-13 | 1979-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | Amplifier circuit of electromagnetic converter |
| JPS5851608A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-26 | Toshiba Corp | Ａｇｃ回路 |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP60031325A patent/JPH0772975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190760A (ja) | 1986-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |