JPH0772832A - γ補正回路,液晶駆動装置,画像表示方法及び液晶表示装置 - Google Patents

γ補正回路,液晶駆動装置,画像表示方法及び液晶表示装置

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JPH0772832A
JPH0772832A JP6049526A JP4952694A JPH0772832A JP H0772832 A JPH0772832 A JP H0772832A JP 6049526 A JP6049526 A JP 6049526A JP 4952694 A JP4952694 A JP 4952694A JP H0772832 A JPH0772832 A JP H0772832A
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Katsunori Tanaka
克憲 田中
Mikio Oshiro
幹夫 大城
Daiki Miyahara
大樹 宮原
Toshiya Onodera
俊也 小野寺
Katsuhiko Kishida
克彦 岸田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 γ補正回路及び液晶駆動装置に関し、表示手
段の光応答特性のほぼ直線と見なされる部分と傾斜部分
とを別々にγ補正をして、データ処理の高速化、かつ、
低コスト化を図り、併せて、消費電力を低減化を図る。 【構成】 γ補正回路は、Nビットのデジタル表示デー
タDI又は表示手段の輝度のγ補正をする補正データC
nのいずれかを選択するデータ選択手段101 と、該デー
タCnを出力するデータ出力手段102 とを備える。液晶
駆動装置は、表示手段203 の輝度のγ補正をするγ補正
手段201 と、γ補正されたNビットのデジタル表示デー
タDIをデジタル・アナログ変換をする信号処理手段20
2 とを備える。他の液晶駆動装置は、γ補正手段301
と、γ補正されたNビットのデジタル表示データDIに
基づいて基準電圧VRをサンプル・ホールドする信号処
理手段302 とを備える。γ補正手段201 ,301 が本発明
のγ補正回路から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、γ補正回路及び液晶駆
動装置に関するものであり、更に詳しく言えば、液晶表
示パネルの輝度をγ補正する回路及びその装置の改善に
関するものである。近年,ポータブルコンピュータの高
性能化に伴い、カラー液晶表示装置にも高い表示品質が
要求されている。また、各種表示装置やビデオカメラ等
は、映像信号の輝度をγ補正する回路が必要であり、表
示品質の改善に適したγ補正回路及びその応用装置が開
発されている。
【0002】これによれば、読出し専用メモリに格納さ
れた基準データが、入力データをアドレスにして読出す
方法が採られる。また、一般に、液晶表示パネルの印加
電圧と透過率との関係特性は非線型を有する。しかし、
画面の大型化又は液晶表示パネルのフルカラー化によ
り、画素数が多くなる。そこで、液晶の光透過特性のほ
ぼ直線と見なされる部分と傾斜部分とを別々にγ補正を
して、データ処理の高速化、かつ、低コスト化を図り、
併せて、消費電力を低減化を図ることができる回路及び
装置が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図17は、従来例に係る液晶駆動装置のγ
補正回路の構成図である。例えば、日本国の特許庁が発
行した公開特許公報(特開平5−232449)に見ら
れるような液晶表示装置のγ補正回路は、図17に示すよ
うに、補正用基準データテーブル1,補正属性データテ
ーブル2,演算部3,選択信号発生部4及びセレクタ5
を備える。各テーブル1及び2には、低消費電力化のた
めに、CMOS型ROMが使用される。
【0004】当該回路の機能は、例えば、データテーブ
ル1及び2に入力データDIが入力されると、データD
Iをアドレスにして基準データDRがデータテーブル1
からセレクタ5及び演算部3にそれぞれ出力される。ま
た、データDIをアドレスにして補正属性データDXが
データテーブル2から選択信号発生部4に出力される。
基準データDRは、例えば、演算制御信号SAに基づい
て演算部3により演算され、その補正データDAがセレ
クタ5に出力される。この演算は、液晶表示表示パネル
の駆動電圧−透過率特性(以下液晶の光透過特性とい
う)をγ補正するためである。
【0005】一方、選択信号発生部4では補正属性デー
タDXと階調パターンSPとに基づいてセレクタ制御信
号SSが発生され、その信号SSがセレクタ5に出力さ
れる。これにより、該制御信号SSに基づいて基準デー
タDR又は補正データDAが、次段の液晶駆動部に出力
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
れば、データテーブル1に格納された基準データDR
が、入力データDIをアドレスにして読出される。ま
た、一般に、液晶の光透過特性は非線形を有し、白階調
及び黒階調の近傍では、特性曲線の傾斜が緩やかになっ
ている。このため、次のような問題がある。
【0007】(i) 表示画面の大型化又は液晶表示パネル
のフルカラー化により、画素数が多くなると、データの
転送周波数を高くせざるを得ない。しかし、信号処理回
路の駆動能力を向上させるべく、映像表示データの転送
周波数を、例えば、25MHz以上とした場合には、低
消費型のCMOS型のROMに代えて、高速対応のバイ
ポーラトランジスタ型のROMを使用しなければならな
い。
【0008】これにより、ROMの消費電力が増加する
ことから、携帯型のパソコンやワープロ等の情報機器の
低消費電力化の妨げとなる。 (ii) また、液晶表示パネル(以下単に表示手段ともい
う)の表示品質の向上を図るためには、表示データの印
加前に、R(赤信号),G(緑信号),B(青信号)毎
にγ補正を行う必要がある。例えば、γ補正は、液晶の
光透過特性のほぼ直線と見なされる部分及び傾斜が緩や
かな部分について、ROMの内容が非表示期間等に読出
され、それをラッチして使用する方法が採られる。
【0009】しかし、表示階調数を増加するとラッチ数
が多くなる。例えば、256階調では8階調の場合に比
べて、約64倍〔=(8+2ビット)×256階調÷
{(3+2ビット)×8階調}〕のラッチ数が必要とな
る。従って、このγ補正方法を表示階調数が多いユニッ
ト,例えば、64階調以上の液晶駆動装置に適用する
と、通常,集積化して使用するデータラッチ部の回路規
模が大きくなり、そのコストダウンの妨げとなるという
問題がある。
【0010】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、表示手段の光透過特性のほぼ直線
と見なされる部分と傾斜部分とを別々にγ補正をして、
データ処理の高速化、かつ、低コスト化を図り、併せ
て、消費電力を低減化を図ることが可能となるγ補正回
路及び液晶駆動装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係るγ
補正回路及び液晶駆動装置の原理図であり、図2,3は
本発明に係るγ補正回路の原理図(その1,2)をそれ
ぞれ示している。本発明のγ補正回路は、図1(A)に
示すように、Nビットのデジタル表示データDI又は表
示手段の輝度のγ補正をする補正データCn,〔n=1
〜i,…j,…n〕を選択出力するデータ選択手段101
と、前記補正データCnを出力するデータ出力手段102
とを備えることを特徴とする。
【0012】本発明の第1のγ補正回路は、図2に示す
ように、表示手段の輝度のγ補正をする補正データC
n,〔n=1〜i,…j,…n〕を記憶する記憶手段1
1と、前記表示手段の光透過特性の略直線部分を補正す
る補正データCiを出力する第1の出力手段12と、前
記表示手段の光透過特性の略直線部分以外を補正する補
正データCjを選択出力する第2の出力手段13と、N
ビットのデジタル表示データDI又は前記表示手段の光
透過特性の略直線部分以外を補正する補正データCjの
いずれかを選択するデータ選択手段14と、選択された
前記デジタル表示データDI又は前記表示手段の補正デ
ータCjに、該表示手段の光透過特性の略直線部分を補
正する補正データCiを演算する演算手段15と、前記
Nビットのデジタル表示データDI及び補正データCn
に基づいて選択制御信号Sを発生する制御手段16とを
備えることを特徴とする。
【0013】本発明の第1のγ補正回路において、前記
第2の出力手段13は、図2に示すように、表示手段の
光透過特性の略直線部分以外を補正する補正データCj
をラッチするラッチ部23Aと、前記補正データCjを選
択するセレクタ部23Bとを有することを特徴とする。ま
た、本発明の第1のγ補正回路において、前記前記制御
手段16は、図2に示すように、表示手段の輝度のγ補
正をする補正データCnをラッチするラッチ部26Aと、
前記補正データCnとNビットのデジタル表示データD
Iとを比較する比較部26Bとを有することを特徴とす
る。
【0014】本発明の第2のγ補正回路は、図2に示す
ように、基準信号φ1に基づいてラッチ制御信号CK及
びアドレスADDを出力する制御手段17と、前記アド
レスADDに基づいて表示手段の輝度のγ補正をする補
正データDn,〔n=0,1,2…n〕を出力する記憶
手段18と、前記補正データDnをラッチ制御信号CK
に基づいてラッチするラッチ手段19と、Nビットのデ
ジタル表示データDIに基づいて前記補正データDnを
選択出力するデータ選択手段20とを備えることを特徴
とする。
【0015】本発明の第2のγ補正回路において、前記
データ選択手段20は、非同期式のセレクタを有するこ
とを特徴とする。本発明の第2のγ補正回路において、
前記データ選択手段20は、CMOS論理ゲートから成
ることを特徴とする。本発明の第2のγ補正回路におい
て、前記記憶手段18は、アドレスの一部にγ補正前の
データを割当て、かつ、残りのアドレスにパラメータを
割当てて格納されることを特徴とする。
【0016】本発明の第1の液晶駆動装置は、図1
(B)に示すように、Nビットのデジタル表示データD
Iに基づいて液晶表示をする表示手段203 の輝度のγ補
正をするγ補正手段201 と、γ補正された前記Nビット
のデジタル表示データDIをデジタル・アナログ変換を
する信号処理手段202 とを備え、前記γ補正手段201 が
本発明の第1,第2のγ補正回路から成ることを特徴と
する。
【0017】本発明の第2の液晶駆動装置は、図1
(C)に示すように、Nビットのデジタル表示データD
Iに基づいて液晶表示をする表示手段303 の輝度のγ補
正をするγ補正手段301 と、γ補正されたNビットのデ
ジタル表示データDIに基づいて基準電圧VRをサンプ
ル・ホールドする信号処理手段302 とを備え、前記γ補
正手段301 が本発明の第1,第2のγ補正回路から成る
ことを特徴とする。
【0018】本発明の第1の画像表示方法は、外部から
入力され、補正を受けていないNビットのデジタル表示
データDI又は表示手段の輝度をγ補正する補正データ
Cn,〔n=1〜i,…j,…n〕を選択し、前記選択
されたデジタル出力データを表示手段の駆動データとし
て出力することを特徴とする。本発明の第2の画像表示
方法は、表示手段の輝度をγ補正する補正データCn,
〔n=1〜i,…j,…n〕から、前記表示手段の光透
過特性の略直線部分を補正する固定データCi又は前記
表示手段の光透過特性の略直線部分以外を補正する補正
データCjを選択し、Nビットのデジタル表示データD
I、前記選択された固定データCi又は補正データCj
のいずれかを選択し、選択された前記デジタル表示デー
タDI又は前記表示手段の補正データCjに、該表示手
段の光透過特性の略直線部分を補正する固定データCi
を演算し、前記演算されたデジタル出力データを表示手
段の駆動データとして出力することを特徴とする。
【0019】本発明の第3の液晶表示方法は、基準信号
φ0に基づいてラッチ制御信号CK及びアドレスADD
を発生し、発生された前記アドレスADDに基づいて表
示手段の輝度のγ補正をする補正データDn,〔n=
0,1,2…n〕を読出し、この読み出された前記補正
データDnをラッチ制御信号CKに基づいて保持し、こ
の保持された前記補正データCnをNビットのデジタル
表示データDIに基づいて選択出力することを特徴とす
る。
【0020】本発明の液晶表示装置は、Nビットのデジ
タル表示データDIに基づいて液晶表示をする液晶表示
パネルと、前記液晶表示パネルの輝度の補正をするγ補
正部又は液晶駆動部とを備え、前記γ補正部又は液晶駆
動部が本発明の第1,第2のγ補正回路又は本発明の第
1,第2の液晶駆動装置から成ることを特徴とし、上記
目的を達成する。
【0021】
【作用】本発明のγ補正回路の動作を説明する。例え
ば、Nビットのデジタル表示データDIがデータ選択手
段101 に入力され、データ出力手段102 から補正データ
Cnがデータ選択手段101 されると、該データ選択手段
101 によりデジタル表示データDI又は補正データCn
のいずれかが選択される。更に詳しく言えば、記憶手段
11から第1及び第2の出力手段12,13に、表示手
段の輝度のγ補正をする補正データCnが読み出される
と、表示手段の光透過特性の略直線部分を補正する補正
データCiが第1の出力手段12から演算手段15に出
力される。
【0022】一方,補正データCnの中で、表示手段の
光透過特性の略直線部分以外を補正する補正データCj
が第2の出力手段13により選択され、それがラッチさ
れる。この際に、図2に示すように、第2の出力手段1
3のデータラッチ部23Aにより補正データCjがラッチ
され、補正データCjがセレクタ部23Bにより選択され
る。ラッチされた補正データCjはデータ選択手段14
に出力される。
【0023】これにより、データ選択手段14では選択
制御信号Sに基づいてNビットのデジタル表示データD
I又は補正データCjのいずれかが選択される。選択さ
れた出力データDI又はCjは演算手段15に出力され
る。選択制御信号Sは、Nビットのデジタル表示データ
DI及び補正データCnに基づいて制御手段16により
発生される。例えば、図2に示すように、制御手段16
のデータラッチ部26Aにより補正データCnがラッチさ
れ、この補正データCnとデジタル表示データDIとが
データ比較部26Bにより比較される。この比較結果が選
択制御信号Sとなる。
【0024】これにより、演算手段15では出力データ
DI又はCjに補正データCiが演算され、補正された
デジタル出力データDOが演算手段15から次段の駆動
回路に出力される。このため、表示手段の光透過特性の
ほぼ直線と見なされる中間階調については、演算手段1
5により簡易的な加算等によりγ補正を実行し、その光
透過特性の傾斜が緩やかな白階調又は黒階調付近につい
ては、記憶手段11の内容を非表示期間等に読出し、そ
れをラッチ23Aにラッチする方法を採ることが可能とな
る。
【0025】また、本発明によれば、変換テーブルを複
数ブロックに分割し、それぞれについて対応する入力階
調範囲を指定することができる。この設定を変えること
により、演算手段15が受け持つ半固定範囲を任意に変
えることができる。このことで、R(赤信号),G(緑
信号),B(青信号)毎にγ補正を行う場合にも、従来
例のように全階調に渡る補正データを記憶する必要が無
くなり、表示階調数を増加しても、ラッチ数を増加する
必要がない。
【0026】これにより、このγ補正方法を表示階調数
が多いユニット,例えば、64階調以上の液晶駆動装置
に適用した場合にも、データラッチ部の集積回路の規模
を縮小化することができ、その低コスト化を図ることが
可能となる。本発明の第2のγ補正回路の動作を説明す
る。例えば、図2に示すように、制御手段17では、基
準信号φ1に基づいてラッチ制御信号CK及びアドレス
ADDが発生されると、信号CKがラッチ手段19に出
力され、アドレスADDが記憶手段18に出力される。
これにより、記憶手段18では、アドレスADDに基づ
いて表示手段の輝度のγ補正をする補正データDnが読
み出される。この際に、γ補正前のデータがアドレスの
一部に割当てられ、かつ、パラメータが残りのアドレス
に割当てられることから、γ補正後のデータが記憶手段
18から読み出される。このデータは記憶手段18から
ラッチ手段19に出力される。
【0027】ラッチ手段19では補正データDnがラッ
チ制御信号CKに基づいてラッチされ、それがデータ選
択手段20に出力される。また、データ選択手段20で
は、例えば、CMOS論理ゲートから成る非同期式のセ
レクタにより、Nビットのデジタル表示データDIに基
づいて補正データDnが選択出力される。このため、N
ビットのデジタル表示データDIを高速にγ補正するこ
とができる。また、ROMやRAM等と異なり非同期で
動作するデータ選択手段20を論理ゲートを用いて簡単
に構成することができる。これにより、γ補正回路の消
費電力を低減することができる。
【0028】これにより、当該γ補正回路を組み込んだ
液晶表示装置の消費電力の低減化を図ることが可能とな
る。本発明の第1の液晶駆動装置の動作を説明する。例
えば、Nビットのデジタル表示データDIが本発明の第
1,第2のγ補正回路等から成るγ補正手段201 により
γ補正される。このγ補正されたNビットのデジタル表
示データDIが信号処理手段202 によりデジタル・アナ
ログ変換される。これにより、表示手段203の輝度がγ
補正される。
【0029】このため、画素数を多くし、かつ、データ
の転送周波数を高くした場合でも、本発明の第1,第2
のγ補正回路を用いることにより、消費電力の低減化が
図られる。これにより、表示画面の大型化又は液晶表示
パネルのフルカラー化を図ることが可能となる。また、
携帯型のパソコンやワープロ等の情報機器の消費電力の
低減化を図ることが可能となる。
【0030】本発明の第2の液晶駆動装置の動作を説明
する。例えば、Nビットのデジタル表示データDIが本
発明の第1,第2のγ補正回路等から成るγ補正手段30
1 によりγ補正される。このγ補正されたNビットのデ
ジタル表示データDIに基づいて基準電圧VRがサンプ
ル・ホールドされる。これにより、表示手段303 の輝度
がγ補正される。
【0031】このため、第1の液晶駆動装置と同様に画
素数を多くし、かつ、データの転送周波数を高くした場
合でも、本発明の第1,第2のγ補正回路を用いること
により、消費電力の低減化が図られる。これにより、第
1の液晶駆動装置の同様に表示画面の大型化又は液晶表
示パネルのフルカラー化を図ることが可能となる。ま
た、携帯型のパソコンやワープロ等の情報機器の消費電
力の低減化を図ることが可能となる。
【0032】本発明の第1の画像表示方法によれば、N
ビットのデジタル表示データDI又は表示手段の輝度を
γ補正する補正データCnが選択され、この選択された
デジタル出力データを表示手段の駆動データとして出力
する。このため、補正の要否の要求に応じてデータを選
択しながらγ補正をすることができる。本発明の第2の
画像表示方法によれば、Nビットのデジタル表示データ
DI、固定データCi又は補正データCjのいずれかが
選択され、この選択されたデジタル表示データDI又は
補正データCjに、該表示手段の光透過特性の略直線部
分を補正する固定データCiを演算される。
【0033】このため、表示手段の光透過特性のほぼ直
線と見なされる中間階調については、固定データCiに
基づいて簡易的な演算によりγ補正を実行することがで
きる。また、その光透過特性の傾斜が緩やかな白階調又
は黒階調付近については、補正データCjに基づいて選
択的に補正することが可能となる。本発明の第3の液晶
表示方法によれば、アドレスADDに基づいて補正デー
タDnが読出され、この補正データDnがラッチ制御信
号CKに基づいて保持され、この保持された補正データ
CnがNビットのデジタル表示データDIに基づいて選
択出力される。
【0034】このため、Nビットのデジタル表示データ
DIを高速にγ補正することができる。また、ROMや
RAMのようなマトリックス回路を用いずに論理ゲート
を用いて簡単に構成することができる。これにより、γ
補正回路の消費電力を低減することができる。本発明の
液晶表示装置によれば、本発明の第1,第2のγ補正回
路又は本発明の第1,第2の液晶駆動装置から成るγ補
正部又は液晶駆動部により液晶表示パネルが駆動され
る。
【0035】このため、液晶表示パネルの画素数を多く
し、かつ、高速に画像処理をすることにより、低消費型
で高表示品質の液晶ディスプレイ等を製造することが可
能となる。
【0036】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の各実施例に
ついて説明をする。図4〜16は、本発明の各実施例に係
るγ補正回路及び液晶駆動装置を説明する図である。 (1)第1の実施例の説明 図4は、本発明の第1の実施例に係るγ補正回路の全体
構成図であり、図5はそのR信号のγ補正回路の構成図
である。また、図6は液晶の光透過特性の説明図であ
り、図7はデータ変換時のγ補正特性図をそれぞれ示し
ている。
【0037】例えば、8ビットのデジタル表示データを
γ補正して10ビットのデジタル出力データを出力する
γ補正回路は、図4に示すように、ROM(読出し専用
メモリ)21,固定データ&オフセットラッチ部22,
データ出力部23,セレクタ24,加算器25,データ
切り換え部26及び転送制御部27を備える。すなわ
ち、ROM21,固定データ&オフセットラッチ部2
2,データ出力部23,データ切り換え部26及び転送
制御部27は、原理図1(A)のデータ出力手段102 の
一例を構成し、固定データCi,補正データCj,Cn
や選択制御信号Sを出力する。セレクタ24はデータ選
択手段101 の一実施例であり、選択制御信号Sに基づい
て表示手段の輝度のγ補正をする補正データCn,〔n
=1〜i,…j,…n〕又はデジタル表示データDIを
選択出力する。本発明の実施例ではセレクタ24の後段
に加算器25が設けられる。
【0038】ROM21は記憶手段11の一例であり、
液晶表示パネルの輝度のγ補正をする8ビットの補正デ
ータCnを記憶するものである。ROM21は不揮発性
の読出し専用メモリや消去可能な読出し専用メモリを使
用する。なお、液晶表示パネルの光透過特性について
は、図6において詳述する。固定データ&オフセットラ
ッチ部22は第1の出力手段12の一例であり、液晶表
示パネルの光透過特性の略直線部分を補正する補正デー
タCiを出力するものである。例えば、図5の赤色
(R)信号をγ補正する回路に示すように、ラッチ部2
2はラッチ回路22A及びセレクタ22Bを有する。ラッチ
回路22Aは固定データCi及びオフセットをラッチす
る。ラッチ回路22Aは10ビットの4つのパレット#1
〜#4の固定データをラッチする。セレクタ22Bは選択
制御信号Sに基づいて固定データCiを加算器24に出
力する。
【0039】データ出力部23は第2の出力手段13の
一例であり、液晶表示パネルの光透過特性の略直線部分
以外を補正する補正データCjを選択出力するものであ
る。データ出力部23は、データラッチ部23A及びセレ
クタ部23Bを有する。データラッチ部23Aは、補正デー
タCjをラッチする。例えば、データラッチ部23Aは、
図5に示すように、10×32ビットの4つのパレット
#1-1 〜1-32,#2-1 〜2-32,#3-1 〜3-32及び#4-1
〜4-32の補正データをラッチする。セレクタ23Bは0〜
4ビットのデジタル表示データDIに基づいて補正デー
タCjをセレクタ24に出力する。セレクタ24はデー
タ選択手段14の一例であり、デジタル表示データDI
又は選択制御信号Sに基づいて補正データCjのいずれ
かを選択するものである。
【0040】加算器25は演算手段15の一例であり、
選択されたデジタル表示データDI又は補正データCj
に固定データCiを加算し、デジタル出力データを出力
するものである。例えば、演算手段15には10ビット
の加算器25を用いる。データ切り換え部26は制御手
段16の一例であり、デジタル表示データDI及び補正
データCnに基づいて選択制御信号Sを発生するもので
ある。データ切り換え部26は、データラッチ部26A及
びデータ比較部26Bを有し、「補正」又は「演算」ステ
ートを識別する。データラッチ部26Aは、補正データC
nをラッチする。データラッチ部26Aは図5に示すよう
に、4つのパレット#1〜#4のアドレスを保持するラ
ッチ回路を有する。また、データ切り換え部26のデー
タ比較部26Bは図5に示すように、データラッチ部260
,4つの3ビット比較器261 〜264 及び4入力論理和
回路(以下単にOR回路という)265 を有する。
【0041】データラッチ部260 はデジタル表示データ
DIを保持する。比較器261 は、パレット#1のアドレ
スと5〜7ビットのデジタル表示データDIを比較し、
結果信号SO1をOR回路265 に出力する。同様に、比較
器262 は、パレット#2のアドレスと5〜7ビットのデ
ジタル表示データDIを比較し、結果信号SO2をOR回
路265 に出力する。比較器263 は、パレット#3のアド
レスと5〜7ビットのデジタル表示データDIを比較
し、結果信号SO3をOR回路265 に出力する。比較器26
4 は、パレット#4のアドレスと5〜7ビットのデジタ
ル表示データDIを比較し、結果信号SO4をOR回路26
5 に出力する。
【0042】OR回路265 は、各信号SO1〜SO4の信号
論理に基づいて選択制御信号Sを発生し、それを各セレ
クタ22A及び24にそれぞれ供給する。転送制御部10
はROM21の読出しを制御するものである。ここで、
液晶表示パネルの光応答(駆動電圧vs透過率)特性につ
いて説明する。例えば、ツィスティド・ネマティック方
式の液晶の光透過特性は、図6に示すように、縦軸が光
透過率%であり、横軸が駆動電圧である。これを見ると
白階調(透過率≒100%)及び黒階調(透過率≒0
%)付近では緩やかな曲線部を有し、それらの中間階調
では、ほぼ直線状を有する。従って中間での駆動電圧と
透過率の関係は、ほぼ直線と見なされるため、本発明の
実施例では、直線近似によるγ補正の方法を採る。
【0043】ここで、表1はNビットのデジタル表示デ
ータDIをMビットのデジタル出力データDOに変換す
る条件を示している。
【0044】
【表1】
【0045】例えば、3ビットのデジタル表示データD
I=0〜7の内、下位2ビットの「0,1」と上位2ビ
ットの「6,7」とについては、補正データCjを使用
してデータ変換するものとし、中間ビット「2〜5」に
ついては、データDIに固定データCiを加算するもの
とする。この際のオフセットは「4」であり、デジタル
表示データDI又は補正データCjに「4」を加算する
ことを意味する。
【0046】図7は、表1の条件によりデータ変換した
時のγ補正特性図である。縦軸は変換後のデジタル出力
データDOであり、横軸は変換前のデジタル表示データ
DIをそれぞれ示している。これによれば、γ補正特性
曲線は液晶の光透過特性と同様に非線形を有している。
次に、図8〜10を参照しながら、本発明のγ補正回路の
動作を説明する。図8は、本発明の第1の実施例に係る
γ補正回路の動作説明図であり、図9は、γ補正(64
〜192階調=固定時)特性図である。図10は、γ補正
(32〜160階調=固定時)特性図をそれぞれ示して
いる。
【0047】なお、簡略化のため、3ビットのデジタル
表示データDIを4ビットのデジタル出力データDOに
変換する場合について説明をする。例えば、表1の変換
条件により、データ変換する場合であって、図8に示す
ように、当該γ補正回路が「変換」ステートの場合、R
OM21から読み出された補正データCnは固定データ
&オフセットラッチ部22及びデータラッチ部23Aに出
力される。データ出力部23では、液晶表示パネルの光
透過特性の略直線部分以外を補正する補正データCjが
選択され、それがラッチされる。
【0048】この際に、4つの比較器261 〜264 はデジ
タル表示データDIの上位3ビットと、そのブロックが
受け持つ入力階調の範囲を指定するアドレスとを比較す
る。いずれかが一致した場合は、図5に示すような、1
0×32ビットの4つのパレット#1-1 〜1-32,#2-1
〜2-32,#3-1 〜3-32及び#4-1 〜4-32の補正データC
jがデータDIに対応してデータラッチ部23Aによりラ
ッチされる。
【0049】ラッチされた補正データCjはセレクタ部
23Bにより選択され、指定された階調の範囲に対応する
補正データCjがセレクタ24に出力される。ここで、
LD(i)はデジタル表示データDIに対する補正デー
タCjである。また、セレクタ24は、選択制御信号S
に基づいて補正データCjを選択し、それを加算器25
に出力する。ここで、選択制御信号Sは、3ビットのデ
ジタル表示データDI及び補正データCnに基づいてデ
ータ切り換え部26により発生される。例えば、データ
ラッチ部26Aにより補正データCnがラッチされ、この
補正データCnとデジタル表示データDIとがデータ比
較部26Bにより比較される。この比較結果が選択制御信
号Sとなる。
【0050】これにより、加算器25では、当該γ補正
回路が「変換」ステートであることから「0」を加算
し、その演算結果をデジタル出力データDOとして次段
の駆動回路に出力する。「0」に代えて固定データCi
を加算する場合もある。また、図8に示すように、当該
γ補正回路が「演算」ステートの場合には、ROM21
から読み出された補正データCnは、固定データ&オフ
セットラッチ部22及びデータラッチ部23Aに出力され
るが、データ出力部23からは補正データCjが選択さ
れず、ラッチ部22により、液晶表示パネルの光透過特
性の略直線部分を補正する固定データCiがラッチさ
れ、該データCiが加算器25に出力される。
【0051】これにより、加算器25ではデジタル表示
データDIに固定データCiが加算され、補正された4
ビットのデジタル出力データDOが加算器25から次段
の駆動回路に出力される。順次、当該回路の「演算」又
は「変換」ステートがデータ切り換え部26により識別
されると、加算器25により、データDIに固定データ
Ci(オフセット=4)が加算されたり、データ出力部
23でデータ変換条件に基づいてデータDIがγ補正さ
れる。
【0052】このようにして、本発明の第1の実施例に
係るγ補正回路によれば、図4,5に示すように、RO
M21,固定データ&オフセットラッチ部22,データ
出力部23,セレクタ24,加算器25,データ切り換
え部26及び転送制御部10を備える。このため、液晶
表示パネルの光透過特性のほぼ直線と見なされる中間階
調については、加算器25により簡易的な演算によりγ
補正を実行し、その光透過特性の傾斜が緩やかな白階調
又は黒階調付近については、ROM21の内容を非表示
期間等に読出し、それをラッチ部23Aにラッチし、デー
タ変換をすることが可能となる。
【0053】また、本実施例では図9に示したように、
例えば、256階調のデジタル表示データDIを各々3
2階調の8ブロックに分割し、その中の4ブロックにつ
いて変換テーブルを割り当てている。このため、32階
調分の変換テーブル(各10ビット)と、データ変換後
に加える固定データCi及びそのブロックが受け持つ入
力階調範囲を指定するアドレスADDの組とを4ブロッ
クに各々独立させることが可能となる。
【0054】このことで、8ビットのデジタル表示デー
タDIを10ビットのデジタル出力データDOに変換す
る場合、図9に示すように、256階調の入力に対し
て、64〜192階調を加算器25により固定データC
iに基づいてγ補正を実行する。また、0〜64階調及
び192〜256階調を、加算器25によるγ補正と、
データ出力部23からの補正データCjとを併用して補
正することが可能となる。
【0055】また、図10に示すように、256階調の入
力に対して、半固定範囲の32〜160階調を加算器2
5により固定データCiに基づいてγ補正を実行する。
また、0〜32階調及び160〜256階調は、加算器
25によるγ補正と、データ出力部23からの補正デー
タCjとを併用して補正することが可能となる。さら
に、本実施例では複数の変換テーブルブロック毎に、固
定データCiをラッチすることにより、データ変換後
に、この固定データCiを補正データCjに加えること
により、デジタル出力データDOを得ることができ、更
に、ラッチ数を削減できる。なお、図9,10に示した網
掛け部分は、補正データCjを保持するラッチ部に対応
している。
【0056】これにより、このγ補正回路を表示階調数
が多い液晶駆動装置に適用した場合、加算器25が液晶
表示パネルの光透過特性のほぼ直線と見なされる中間階
調を補正することから、ラッチ回路の数を大幅に削減で
きる。このことで、データラッチ部の集積回路の規模を
縮小化することができ、その低コスト化を図ることが可
能となる。
【0057】なお、第1の実施例では、赤色信号に関す
るγ補正回路の場合について説明をしたが、緑色及び青
色信号についても、同様にデータ変換をすることが可能
となる。また、従来例のように全階調に渡る補正データ
Cnを記憶する必要が無くなり、ROM21の容量を低
減することが可能となる。 (2)第2の実施例の説明 図11 は、本発明の第2の実施例に係るγ補正回路の構
成図であり、図12はそのセレクタの内部構成図及びデ
ータ変換時のγ補正特性図である。図13は、γ補正回
路の動作説明図をそれぞれ示している。
【0058】例えば、2ビットの入力データDI=〔D
I0,DI1〕をγ補正して、3ビットの出力データD
O=〔DO0〜DO2〕に変換するγ補正回路は、図1
1に示すように、読出し・ラッチ制御回路27,ROM
28,ラッチ回路29及びセレクタ30を備える。すな
わち、読出し・ラッチ制御回路27は制御手段17の一
例であり、クロックφ1に同期してラッチ制御信号CK
及びアドレスADDを出力するものである。制御回路2
7は、NAND回路27A,Dフリップ・フロップ27B,
カウンタ27C,デコーダ27Dを有する。
【0059】NAND回路27AはDフリップ・フロップ
27Bの反転出力Q(バー)とクロックφ1とを入力し
て、その論理出力信号Gをデコーダ27Dに出力する。D
フリップ・フロップ27Bは垂直同期信号VS及びカウン
タ27Cのカウント出力QCをリセットにして、反転出力
Q(バー)をNAND回路27Aに出力する。垂直同期信
号VSは、カウンタ27Cのクリア入力端子CLR及びD
フリップフロップ27Bのクリア入力端子CLRに共通に
供給される。
【0060】カウンタ27Cは垂直同期信号VS及びクロ
ックφ1に基づいてカウント出力QA〜QCをそれぞれ
出力する。カウンタ27Cの出力端子QA,QBは、デコ
ーダ27Dの入力端子A,BとROM28の入力端子A
0,A1にそれぞれに接続される。カウンタ27Cの下位
から3番目の出力端子QCは、Dフリップフロップ27B
のクロック入力端子CLKに接続される。
【0061】カウント出力QA,QBはアドレスADD
であり、それがデコーダ27D及びROM28に出力され
る。デコーダ27Dは論理出力信号G及びカウント出力Q
A,QBに基づいてラッチ制御信号CKを発生するラッ
チ制御信号CKは4ビット=Y0〜Y3である。ROM
28は記憶手段18の一例であり、アドレスADDに基
づいて液晶表示パネルの輝度のγ補正をする補正データ
Dn,〔n=0〜2〕を出力するメモリである。本実施
例において、ROM28は、アドレスの一部にγ補正前
のデータを割当て、かつ、残りのアドレスにパラメータ
を割当て、γ補正後のデータとしている。
【0062】補正データDnは、γ補正のデータ変換テ
ーブルとしてROM28に格納される。例えば、ROM
28のアドレス入力端子A0、A1にアドレスADD=
0、1、2、3が入力されると、ROM28の出力端子
D0〜D3から、図12(B)の●印で示すような補正
データDn=0、1、3、7がそれぞれ出力される。R
OM28のデータ出力端子D0〜D2は、ラッチ回路29
A〜29Dのデータ入力端子D0〜D2にそれぞれ接続さ
れる。
【0063】ラッチ回路29はラッチ手段19の一例で
あり、補正データDnをラッチ制御信号CKに基づいて
ラッチする。ラッチ回路29は4個のラッチ回路29A〜
29Dを有する。ラッチ回路29A〜29Dはそれぞれ、ラッ
チ制御信号CKに応答して、補正データD1〜D2を保
持する。これにより、ラッチ回路29Aはラッチ信号Y0
に基づいて被選択補正データC1を各セレクタ30A〜30
Cに出力する。同様に、ラッチ回路29Bはラッチ信号Y
1に基づいて被選択補正データC2を各セレクタ30A〜
30Cに出力する。ラッチ回路29Cはラッチ信号Y2に基
づいて被選択補正データC3を各セレクタ30A〜30Cに
出力する。ラッチ回路29Dはラッチ信号Y3に基づいて
被選択補正データC4を各セレクタ30A〜30Cに出力す
る。
【0064】セレクタ30はデータ選択手段20の一例
であり、2ビットのデジタル表示データDIに基づいて
4ビットの被選択補正データC1〜C4を選択出力す
る。セレクタ30は、非同期式の3つのセレクタ30A〜
30Cを有する。セレクタ30Aのデータ入力端子C1〜C
4は、それぞれラッチ回路29A〜29Dの各データ出力端
子Q0に接続される。セレクタ30Bのデータ入力端子C
1〜C4は、それぞれラッチ回路29A〜29Dの各データ
出力端子Q1に接続される。セレクタ30Cのデータ入力
端子C1〜C4はそれぞれラッチ回路29A〜29Dの各デ
ータ出力端子Q2に接続される。
【0065】各セレクタ30A〜30Cは、CMOS論理ゲ
ートから成る。例えば、図12(A)に示すように、セ
レクタ30Aは、アンドゲート4a〜4h及びオアゲート
4iを有する。1/32分周器31は基準信号φ0を分
周してクロックφ1をNAND回路27A及びカウンタ27
Cに出力する。クロックφ1は、例えば25MHZの基
準信号φ0を1/32分周したものであり、周波数は約
780KHz、周期は1.3μsである。
【0066】次に、本発明の第2の実施例に係るγ補正
回路の動作について説明をする。例えば、図13に示す
ように、垂直同期信号VS及びクロックφ1が立ち上が
ると、制御回路27では、クロックφ1に基づいてラッ
チ制御信号CK及びアドレスADDが発生される。この
際に、カウンタ27Cの出力端子QA、QB及びQCが共
に「0」となり、かつ、Dフリップフロップ27Bの反転
出力Qバーが「1」となる。これにより、NAND回路
27Bから論理出力信号Gがデコーダ27Dに出力される。
【0067】さらに、NAND回路27Bの他方の入力端
子にはクロックφ1が供給され、NAND回路27Bか
ら、クロックφ1を反転したパルスが出力される。この
パルスは、デコーダ27Dの出力ゲート制御入力端子Gに
供給される。クロックφ1は、カウンタ27Cのクロック
入力端子CLKに供給される。これにより、データ入力
端子A及びBに供給されたアドレスADDがデコーダ27
Dによりデコードされ、出力ゲート制御入力端子Gが
「0」のときに、負パルスをデータ出力端子Y0〜Y3
から出力する。Y0〜Y3はラッチ制御信号CKとな
る。
【0068】また、信号CKがラッチ回路29に出力さ
れ、アドレスADDがROM28に出力されると、RO
M28では、アドレスADDに基づいて液晶表示パネル
の輝度のγ補正をする補正データD0〜D2が読み出さ
れる。この際に、γ補正前のデータが下位アドレス線に
割当てられ、かつ、パラメータが上位アドレス線に割当
てて入力されることから、γ補正後のデータがROM2
8のデータ線から読み出される。このデータD0〜D2
はROM28からラッチ回路29に出力される。
【0069】ラッチ回路29では補正データD0〜D2
がラッチ制御信号CKに基づいてラッチされる。例え
ば、ラッチ制御信号CKの立ち上がりにより、ラッチ回
路29A〜29Dに補正データD0〜D2が保持される。こ
れにより、4ビットの被選択補正データC1〜C4が各
ラッチ回路29A〜29Dからセレクタ30に出力される。
また、セレクタ30では、2ビットのデジタル表示デー
タDIに基づいて4ビットの被選択補正データC1〜C
4が選択される。これにより、デジタル出力データDO
=DO0〜DO2が出力される。
【0070】なお、入力データDIは図13に示すよう
にクロックφ1に同期して2、1、3、1、0、2、3
と変化するとき、出力データDOは3、1、7、1、
0、3、7と変化する。また、基準信号φ0の周期はク
ロックφ1の周期の1/32であるが、図を見易くする
ため、クロックφ0の周期を大きく記載している。さら
に、カウンタ27Cの計数値が「4」になると、Dフリッ
プフロップ27Bはそのデータ入力端子Dに供給される
「1」を保持し、反転出力Qバーが「0」となり、NA
ND回路27Bが閉じられる。これにより、デコーダ27D
の出力ゲート制御入力端子Gに「1」が保持され、デコ
ーダ27Dのデータ出力端子Y0〜Y3に共に「1」が保
持される。その後、クロックφ1の立ち上がりに同期し
て垂直同期信号VSが立ち上がり、カウンタ27Cの出力
端子QCは「0」となる。
【0071】このようにして、本発明の第2の実施例に
係るγ補正回路によれば、図11に示すように、制御回
路27,ROM28,ラッチ回路29及びセレクタ30
を備える。このため、垂直同期信号VSが高レベルの非
表示期間中に、ROM28のアドレス入力A0,A1が
0、1、2、3と順に変化すると、ROM28の出力端
子D0〜D2から補正データDn=0、1、3、7が順
に読み出される。また、補正データDnがそれぞれラッ
チ回路29A、29B、29C及び29Dに保持され、ラッチ回
路29に保持された内容は、セレクタ30に供給され
る。このことから、各セレクタ30A〜30Cの選択制御入
力端子A及びBに、入力データDI0及びDI1を供給
すると、各セレクタ30A〜30Cのデータ出力端子Yから
デジタル出力データDOを取り出すことが可能となる。
このときの選択制御入力端子A及びBに供給されるデー
タが0、1、2、3のとき、各セレクタ30A〜30Cはそ
れぞれデータ入力端子C1、C2、C3、C4を選択す
る。
【0072】したがって、例えば、入力データDIが
「2」のとき、セレクタ30A〜30Cの各データ入力端子
C3が選択され、ラッチ回路29Cのデータ出力端子Q
0、Q1及びQ2からのデータがそれぞれセレクタ30
A、30B及び30Cを介し出力データDO0、DO1及び
DO2として出力される。以上のことから、ROMやR
AM等のようなマトリックス回路を用いずにセレクタ3
0を論理ゲートを用いて簡単に構成することができ、N
ビットのデジタル表示データDIを高速にγ補正するこ
とができる。また、当該γ補正回路をCMOSで構成す
れば、さらに消費電力を低減することが可能となる。
【0073】さらに、デジタル表示データDIの転送周
波数を、例えば、25MHz以上とした場合でも、バイ
ポーラトランジスタ型のROMを使用せずとも、低消費
型のCMOS型のROMを使用することができ、γ補正
回路の消費電力を低減することができる。これにより、
携帯型のパソコンやワープロ等の情報機器の消費電力の
低減化を図ることが可能となる。
【0074】(3)第3の実施例の説明 図14(A)は、本発明の第3の実施例に係るγ補正回路
のROMの制御回路の構成図を示している。第3の実施
例では第1,第2の実施例と異なりROM28Aに操作ス
イッチSWが設けられる。すなわち、第3の実施例では
ROM28Aのアドレス入力を3ビットとし、その最上
位ビットA2をパラメータ入力としている点である。こ
の最上位ビットA2は、プルアップ抵抗Rを介して電源
線VDDに接続され、かつ、操作スイッチSWを介して接
地線GNDに接続されている。
【0075】ROM28Aは、例えば、操作スイッチS
Wがオフのとき、アドレスの一部A0、A1の入力に対
し図12(B)の中の●印に示すデータを出力し、操作
スイッチSWがオンのとき、アドレスの一部A0、A1
の入力に対し図12(B)の中の○印に示すデータを出
力する。他の点は、第2の実施例と同一であるため、そ
の説明を省略する。
【0076】このようにして本発明の第3の実施例によ
れば、操作スイッチSWの操作に応じて、γ補正を調整
することができる。 (4)第4の実施例の説明 図14(B)は、本発明の第4の実施例に係るγ補正回路
のROMの制御回路の構成図を示している。第4の実施
例では第1〜第3の実施例と異なりROM28Aに、温度
検出器32及びコンパレータ33が設けられる。
【0077】例えば、第3の実施例との相違点は、温度
検出器32で検出した液晶表示パネルの周囲温度をコン
パレータ33で2植化し、ROM28Aのアドレスの最
上位ビットA2に供給している点である。他の点は、第
3の実施例と同一である。なお、コンパレータ33の代
わりにA/D変換器を用いても良い。このようにして本
発明の第4の実施例によれば、周囲温度に応じて、γ補
正を自動調整することができる。
【0078】(5)第5の実施例の説明 図15(A)は、本発明の第5の実施例に係るγ補正回路
のROMの制御回路の構成図を示している。第5の実施
例では第1〜第4の実施例と異なりROM28Aに、Tフ
リップ・フロップ34が設けられる。例えば、第3の実
施例との相違点は、垂直同期信号VSをTフリップフロ
ップ34に供給して1フィールドの画像毎に反転した信
号を出力端子Qから出力し、ROM28Aのアドレスの
最上位ビットA2に供給している点である。他の点は、
第3の実施例と同一である。なお、Tフリップフロップ
34の代わりにカウンタを用いても良い。
【0079】このようにして本発明の第5の実施例によ
れば、1フィールド表示する毎に図12(B)の中に示
す●印の入出力特性と○印の入出力特性とが交互に切り
換えられるので、同図中の2点鎖線のように両者の中間
の入出力特性を得ることができる。 (6)第6の実施例の説明 図15(B)は、本発明の第6の実施例に係るγ補正回路
のROMの制御回路の構成図を示している。第6の実施
例では第1〜第5の実施例と異なりROM28Bに、カウ
ンタ35,36及びRAM37が設けられる。
【0080】例えば、第3の実施例との相違点は、RO
M28Bのアドレス入力を4ビットとし、その上位2ビ
ットA2及びA3をパラメータ入力とし、1フィールド
の画像を3分割したときの各領域毎にγ補正テーブルを
切り換えている点である。1フィールドの走査ライン数
をLとし、L/3の整数部分を〔L/3〕で表すと、カ
ウンタ35は、〔L/3〕進カウンタである。カウンタ
35から出力されるオーバフロービットはカウンタ36
で計数され、カウンタ36の計数値でRAM37がアド
レス指定されてデータが読み出され、ROM28Bのア
ドレスの上位2ビットに供給される。
【0081】RAM37中の変換テーブルは、フログラ
ムで変更自在となっている。カウンタ35及び36の計
数値は、垂直同期信号VSによりクリアされる。また、
図11において、カウンタ27C及びDフリップフロップ
27Bのクリア入力端子CLRには、垂直同期信号VSの
代わりに、図15(B)のカウンタ35からのオーバフロ
ービットを供給する。
【0082】このようにして本発明の第6の実施例によ
れば、例えば、1画面を3分割した各領域毎に適当なγ
補正を行うことができ、表示品質のムラを防ぐことがで
きる。なお、本発明には他にも種々の変形例が含まれ
る。例えば、第2〜第6の実施例では、垂直同期信号V
S毎に非表示期間において、ラッチ回路29にγ補正デ
ータを書き込む場合を説明したが、表示期間中にこの書
き込みを行ってもよい。また、上記第2及び第3の実施
例では、該書き込みを電源投入直後のみに行ってもよ
い。さらに、カラー表示装置の場合には、色信号毎に上
記構成のγ補正回路を備えてもよい。
【0083】(7)第7の実施例の説明 図16(A)は、本発明の第7の実施例に係る液晶駆動装
置の構成図を示している。第7の実施例では第1〜第6
の実施例と異なりデータ変換部にγ補正回路が応用され
るものである。例えば、液晶表示パネル43を駆動する
第1の液晶駆動装置は、図16(A)に示すように、デー
タ変換部41及び液晶駆動回路42を備える。
【0084】すなわち、データ変換部41は図1(B)
のγ補正手段201 の一例であり、Nビットのデジタル表
示データDIに基づいて液晶表示をする液晶表示パネル
43の輝度のγ補正をする。データ変換部41が本発明
の第1〜第6のγ補正回路から成る。液晶駆動回路42
は信号処理手段202 の一例であり、γ補正されたNビッ
トのデジタル表示データDIをデジタル・アナログ変換
をする。例えば、液晶駆動回路42は、D/A変換器42
A,増幅&交流化回路42B及びアナログドライバ42Cを
有する。D/A変換器42Aはデジタル表示データDIを
D/A変換してアナログ表示信号を増幅&交流化回路42
Bに出力する。回路42Bはアナログ表示信号を増幅して
交流化する。アナログドライバ42Cは交流化された表示
信号を増幅し、液晶表示パネル43の各電極に出力す
る。
【0085】次に、本発明の第1の液晶駆動装置の動作
を説明する。例えば、Nビットのデジタル表示データD
Iが本発明の第1〜第7の実施例のγ補正回路等から成
るデータ変換部41によりγ補正されると、このγ補正
されたNビットのデジタル表示データDIが液晶駆動回
路42によりデジタル・アナログ変換される。例えば、
データ変換回路41によりNビットのデジタル表示デー
タDIがデータ変換部41により、N+αビットに変換
され、それがD/A変換器42Aにてアナログ信号に変換
される。また、それが増幅及び交流化された後にアナロ
グドライバ42Cに入力される。これにより、液晶表示パ
ネル43の輝度をγ補正することができる。
【0086】このようにして、本発明の第7の実施例に
係る液晶駆動装置によれば、図16(A)に示すように、
データ変換部41及び液晶駆動回路42を備え、データ
変換部41が本発明の第1,第2のγ補正回路から成
る。このため、画素数を多くし、かつ、データの転送周
波数を高くした場合でも、第1〜第6のγ補正回路を用
いることにより、回路規模の縮小と消費電力の低減化と
が図られる。
【0087】これにより、表示画面の大型化又は液晶表
示パネルのフルカラー化を図ることが可能となる。ま
た、携帯型のパソコンやワープロ等の情報機器の消費電
力の低減化を図ることが可能となる。 (8)第8の実施例の説明 図16(B)は、本発明の第8の実施例に係る液晶駆動装
置の構成図を示している。第8の実施例では第7の実施
例と異なりデジタルドライバ装置のデータ変換部にγ補
正回路が応用されるものである。
【0088】例えば、液晶表示パネル53を駆動する第
2の液晶駆動装置は、図16(B)に示すように、データ
変換部51及び液晶駆動回路52を備える。すなわち、
データ変換部51は図1(C)のγ補正手段301 の一例
であり、Nビットのデジタル表示データDIに基づいて
液晶表示をする液晶表示パネル53の輝度のγ補正をす
る。データ変換部51が本発明の第1〜第6のγ補正回
路から成る。
【0089】液晶駆動回路52は信号処理手段302 の一
例であり、γ補正されたNビットのデジタル表示データ
DIに基づいて基準電圧VRをサンプル・ホールドす
る。例えば、液晶駆動回路52は、基準電圧源52A及び
デジタルドライバ52Bを有する。基準電圧源52Aは複数
の基準電圧VRを発生し、それをデジタルドライバ52B
に供給する。デジタルドライバ52Bはデジタル表示デー
タDIに基づいて基準電圧VRをサンプル・ホールド
し、それを増幅して液晶表示パネル53の各電極に出力
する。
【0090】次に、本発明の第2の液晶駆動装置の動作
を説明する。例えば、Nビットのデジタル表示データD
Iが本発明の第1〜第7の実施例のγ補正回路等から成
るデータ変換部51によりγ補正されると、このγ補正
されたNビットのデジタル表示データDIに基づいて液
晶駆動回路52により基準電圧VRがサンプル・ホール
ドされる。例えば、第7の実施例と同様にデータ変換部
51によりN+αビットに変換された後、このN+αビ
ットのデジタル入力を持つデジタルドライバ52Bに入力
される。この場合、N+αビットのデジタルドライバ52
BはNビットのデジタルドライバとして動作する。これ
により、第7の実施例と同様に液晶表示パネル53の輝
度をγ補正することができる。
【0091】このようにして、本発明の第8の実施例に
係る液晶駆動装置によれば、図16(B)に示すように、
データ変換部51及び液晶駆動回路52を備え、データ
変換部51が第1〜第6の実施例のγ補正回路から成
る。このため、第7の実施例と同様に画素数を多くし、
かつ、データの転送周波数を高くした場合でも、第1〜
第6のγ補正回路を用いることにより、消費電力の低減
化が図られる。
【0092】これにより、第7の実施例と同様に表示画
面の大型化又は液晶表示パネルのフルカラー化を図るこ
とが可能となる。また、携帯型のパソコンやワープロ等
の情報機器の消費電力の低減化を図ることが可能とな
る。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のγ補正回
路によれば、データ選択手段及びデータ出力手段とを備
える。更に詳しくは、記憶手段,第1,第2の出力手
段,データ選択手段,演算手段及び制御手段を備える。
このため、表示手段の光透過特性のほぼ直線と見なされ
る中間階調については、演算手段により簡易的な加算等
によりγ補正を実行し、その光透過特性の傾斜が緩やか
な白階調又は黒階調付近については、記憶手段の内容を
非表示期間等に読出し、それをラッチする方法を採るこ
とが可能となる。
【0094】また、本発明によれば、変換テーブルを複
数ブロックに分割し、それぞれについて対応する入力階
調範囲を指定することができる。この設定を変えること
により、演算手段が受け持つ半固定範囲を任意に変える
ことができる。このことで、従来例のように全階調に渡
る補正データを記憶する必要が無くなり、少ないラッチ
数で多階調の表示データのγ補正を行うことができる。
【0095】本発明の他のγ補正回路によれば、制御手
段,記憶手段,ラッチ手段及びデータ選択手段を備え
る。このため、ラッチされたデータを選択することによ
り、Nビットのデジタル表示データを高速にγ補正する
ことができる。また、非同期に動作するデータ選択手段
を論理ゲートを用いて簡単に構成することができる。こ
のことで、γ補正回路の消費電力を低減することができ
る。また、本発明によれば、記憶手段の上位アドレスに
割当てられたパラメータにより、γ補正を調整すること
ができる。
【0096】これにより、データラッチ部の集積回路の
規模を縮小化することができ、その低コスト化を図るこ
とが可能となる。本発明の液晶駆動装置によれば、γ補
正手段及び信号処理手段を備え、γ補正手段が本発明の
γ補正回路から成る。このため、本発明のγ補正回路を
用いることにより、画素数を多くし、かつ、データの転
送周波数を高くした場合でも、消費電力の低減化が図ら
れる。
【0097】これにより、表示画面の大型化又は液晶表
示パネルのフルカラー化を図ることが可能となる。ま
た、携帯型のパソコンやワープロ等の情報機器の性能向
上及び消費電力の低減化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るγ補正回路及び液晶駆動装置の原
理図である。
【図2】本発明に係るγ補正回路の原理図(その1)で
ある。
【図3】本発明に係るγ補正回路の原理図(その2)で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例に係るγ補正回路の全体
構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るR信号のγ補正回
路の構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る液晶の光透過特性
の説明図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るデータ変換時のγ
補正特性図である。
【図8】本発明の第1の実施例に係るγ補正回路の動作
説明図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係るγ補正(64〜1
92階調=固定時)の特性図である。
【図10】本発明の第1の実施例に係るγ補正(32〜1
60階調=固定時)の特性図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係るγ補正回路の構成
図である。
【図12】本発明の第2の実施例に係るセレクタの内部構
成図及びデータ変換時のγ補正特性図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係るγ補正回路の動作
説明図である。
【図14】本発明の第3及び第4の実施例に係るγ補正回
路のROMの制御回路の構成図である。
【図15】本発明の第5及び第6の実施例に係るγ補正回
路のROMの制御回路の構成図である。
【図16】本発明の第7及び第8の実施例に係る液晶駆動
装置の構成図である。
【図17】従来例に係る液晶駆動装置のγ補正回路の構成
図である。
【符号の説明】
101 …データ選択手段、 102 …データ出力手段、 201 ,301 …γ補正手段、 202 ,302 …信号処理手段、 11,18…記憶手段、 12,13…第1,第2の出力手段、 14…データ選択手段、 15…演算手段、 16,17…制御手段、 19…ラッチ手段、 20…データ選択手段、 23A,26A…データラッチ部、 23B…セレクタ部、 26B…データ比較部、 Cn,Ci,Cj,Dn…補正データ、 S…選択制御信号、 φ0…基準信号、 φ1…クロック、 CK…ラッチ制御信号、 ADD…アドレス、 VR…基準電圧、 DI…デジタル表示データ、 DO…デジタル出力データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 俊也 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岸田 克彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力され、補正を受けていない
    Nビットのデジタル表示データ(DI)又は前記補正デ
    ータ(Cn)を選択し表示手段の駆動データとして出力
    するデータ選択手段(101 )と、前記表示手段の輝度を
    γ補正する補正データ(Cn,〔n=1〜i,…j,…
    n〕)を出力するデータ出力手段(102)とを具備する
    ことを特徴とするγ補正回路。
  2. 【請求項2】 表示手段の輝度をγ補正する補正データ
    (Cn,〔n=1〜i,…j,…n〕)を記憶する記憶
    手段(11)と、 前記表示手段の光透過特性の略直線部分を補正する固定
    データ(Ci)を出力する第1の出力手段(12)と、 前記表示手段の光透過特性の略直線部分以外を補正する
    補正データ(Cj)を選択出力する第2の出力手段(1
    3)と、 Nビットのデジタル表示データ(DI)又は前記表示手
    段の光透過特性の略直線部分以外を補正する補正データ
    (Cj)のいずれかを選択するデータ選択手段(14)
    と、 選択された前記デジタル表示データ(DI)又は前記表
    示手段の補正データ(Cj)に、該表示手段の光透過特
    性の略直線部分を補正する固定データ(Ci)を演算す
    る演算手段(15)と、 前記Nビットのデジタル表示データ(DI)及び補正デ
    ータ(Cn)に基づいて選択制御信号(S)を発生する
    制御手段(16)とを備えることを特徴とするγ補正回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第2の出力手段(13)は、表示手
    段の光透過特性の略直線部分以外を補正する補正データ
    (Cj)をラッチするデータラッチ部(23A)と、 前記補正データ(Cj)を選択するセレクタ部(23B)
    とを有することを特徴とする請求項2記載のγ補正回
    路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段(16)は、表示手段の輝
    度のγ補正をする補正データ(Cn)をラッチするデー
    タラッチ部(26A)と、 前記補正データ(Cn)とNビットのデジタル表示デー
    タ(DI)とを比較するデータ比較部(26B)とを有す
    ることを特徴とする請求項2記載のγ補正回路。
  5. 【請求項5】 基準信号(φ0)に基づいてラッチ制御
    信号(CK)及びアドレス(ADD)を出力する制御手
    段(17)と、 前記アドレス(ADD)に基づいて表示手段の輝度のγ
    補正をする補正データ(Dn,〔n=0,1,2…
    n〕)を出力する記憶手段(18)と、 前記補正データ(Dn)をラッチ制御信号(CK)に基
    づいてラッチするラッチ手段(19)と、 Nビットのデジタル表示データ(DI)に基づいて前記
    補正データ(Cn)を選択出力するデータ選択手段(2
    0)とを備えることを特徴とするγ補正回路。
  6. 【請求項6】 前記データ選択手段(20)は、非同期
    式のセレクタを有することを特徴とする請求項5記載の
    γ補正回路。
  7. 【請求項7】 前記データ選択手段(20)は、CMO
    S論理ゲートから成ることを特徴とする請求項5記載の
    γ補正回路。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段(18)は、アドレスの一
    部にγ補正前のデータを割当て、かつ、残りのアドレス
    にパラメータを割当てて格納されることを特徴とする請
    求項5記載のγ補正回路。
  9. 【請求項9】 Nビットのデジタル表示データ(DI)
    に基づいて液晶表示をする表示手段(203 )の輝度のγ
    補正をするγ補正手段(201 )と、 γ補正されたNビットのデジタル表示データ(DI)を
    デジタル・アナログ変換をする信号処理手段(202 )と
    を備え、 前記γ補正手段(201 )が請求項1〜8記載のγ補正回
    路から成ることを特徴とする液晶駆動装置。
  10. 【請求項10】 Nビットのデジタル表示データ(DI)
    に基づいて液晶表示をする表示手段(303 )の輝度のγ
    補正をするγ補正手段(301 )と、 γ補正された前記Nビットのデジタル表示データ(D
    I)に基づいて基準電圧(VR)をサンプル・ホールド
    する信号処理手段(302 )とを備え、 前記γ補正手段(301 )が請求項1〜8記載のγ補正回
    路から成ることを特徴とする液晶駆動装置。
  11. 【請求項11】 外部から入力され、補正を受けていない
    Nビットのデジタル表示データ(DI)又は表示手段の
    輝度をγ補正する補正データ(Cn,〔n=1〜i,…
    j,…n〕)を選択し、前記選択されたデジタル出力デ
    ータを表示手段の駆動データとして出力することを特徴
    とする画像表示方法。
  12. 【請求項12】 表示手段の輝度をγ補正する補正データ
    (Cn,〔n=1〜i,…j,…n〕)から、前記表示
    手段の光透過特性の略直線部分を補正する固定データ
    (Ci)又は前記表示手段の光透過特性の略直線部分以
    外を補正する補正データ(Cj)を選択し、 Nビットのデジタル表示データ(DI)、前記選択され
    た固定データ(Ci)又は補正データ(Cj)のいずれ
    かを選択し、 選択された前記デジタル表示データ(DI)又は前記表
    示手段の補正データ(Cj)に、該表示手段の光透過特
    性の略直線部分を補正する固定データ(Ci)を演算
    し、前記演算されたデジタル出力データを表示手段の駆
    動データとして出力することを特徴とする画像表示方
    法。
  13. 【請求項13】 基準信号(φ0)に基づいてラッチ制御
    信号(CK)及びアドレス(ADD)を発生し、 発生された前記アドレス(ADD)に基づいて表示手段
    の輝度のγ補正をする補正データ(Dn,〔n=0,
    1,2…n〕)を読出し、 読み出された前記補正データ(Dn)をラッチ制御信号
    (CK)に基づいて保持し、 保持された前記補正データ(Cn)をNビットのデジタ
    ル表示データ(DI)に基づいて選択出力することを特
    徴とする画像表示方法。
  14. 【請求項14】 Nビットのデジタル表示データ(DI)
    に基づいて液晶表示をする液晶表示パネルと、前記液晶
    表示パネルの輝度の補正をするγ補正部又は液晶駆動部
    とを備え、前記γ補正部又は液晶駆動部が請求項1〜10
    記載のγ補正回路及び液晶駆動装置から成ることを特徴
    とする液晶表示装置。
JP6049526A 1993-06-30 1994-03-18 γ補正回路,液晶駆動装置,画像表示方法及び液晶表示装置 Pending JPH0772832A (ja)

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