JPH0772379A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH0772379A
JPH0772379A JP16361493A JP16361493A JPH0772379A JP H0772379 A JPH0772379 A JP H0772379A JP 16361493 A JP16361493 A JP 16361493A JP 16361493 A JP16361493 A JP 16361493A JP H0772379 A JPH0772379 A JP H0772379A
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JP
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light
distance
reflected
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Application number
JP16361493A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakada
康一 中田
Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】誤った距離情報による撮影を防止する測距装置
を提供すること。 【構成】投光部1は対象物に対して光を投射し、受光部
2は上記対象物にて反射した反射光を受光し該受光位置
を2次元的な情報として検出する。そして、距離情報演
算部3は上記対象物までの距離情報を演算し、変位情報
演算部4は上記反射像の上記基線長と略垂直な方向に沿
った変位を演算する。さらに、受光光量演算部5は上記
反射光の光量を演算し、誤測距判定部6は、上記変位情
報演算部4と受光光量演算部5の出力に基づき上記反射
光が正常であるか否かを判定し、被写体距離決定部7は
誤測距判定部6と距離情報演算部3との出力に基づき上
記対象物までの距離を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受光素子として半導***
置検出素子を用いたアクティブAF方式の測距装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体に対して光を投射し、
当該被写体からの反射光を検出して被写体距離を検出す
るアクティブAF方式の測距装置に関する技術が提案さ
れている。しかしながら、このアクティブAF方式で
は、被写体とカメラの間に例えばガラス等が配置されて
いる場合、このガラス面で信号光反射が生じ、カメラの
ガラスを介して対向する位置に被写体がある場合、上記
ガラス面での反射光により被写体に正確にピントを合わ
せることが困難であった。
【0003】かかる問題点に鑑みて、例えば特開平5−
34580号公報では、アクティブAF方式の測距装置
によりガラス越しに撮影を行う場合に、多点測距装置を
用いて、本来の投受光素子の組合わせでの測距と、それ
とは異なる投受光素子の組合わせでの測距を行い、本来
とは異なる組合わせで測距を行ったときに受光出力があ
った場合にはガラス越しの撮影であると判定する技術が
開示されている。
【0004】さらに、特開平5−34581号公報で
は、通常測距用の受光素子の近距離側にガラス越し判定
用受光素子を配置し、この受光素子からの出力がある場
合にガラス越しを判定し被写体距離を無限大に合わせる
技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−34580号公報により開示された技術では、
撮影レンズをガラスに押し付けて撮影するような場合、
即ちガラスが超至近にあるような場合以外には、ガラス
越しの判定を行うことができず、ガラスが少し離れた位
置にありガラスからの赤外発光ダイオード(IRED)
の正反射光が受光部に入射するような場合には正しい判
定ができなかった。
【0006】さらに、上記特開平5−34581号公報
により開示された技術では、ガラスからのIREDの正
反射光がガラス検出用の受光素子に入らず、通常測距用
の受光素子のみに入射するときにはガラスが検出できな
いといった欠点があった。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、正しい測距情報が得られ
ないときには撮影者に警告したりレリーズロックするな
どの手法を取ることにより、誤った距離情報による撮影
を未然に防止する測距装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による測距装置は、対象物に対
して光を投射する投光手段と、上記投光手段に対して基
線長を有して配置され上記対象物にて反射した反射光を
受光し、該受光位置を上記基線長方向の位置とこれに直
交する方向の位置との2次元的な情報として検出する受
光手段と、上記受光手段の基線長方向に沿った受光位置
情報により上記対象物までの距離情報を演算する距離情
報演算手段と、上記受光手段の上記基線長方向と略垂直
な方向に沿った受光位置情報により上記反射像の上記基
線長と略垂直な方向に沿った変位を演算する変位情報演
算手段と、上記受光手段の上記基線長方向に沿った方向
の出力と該基線長方向と略垂直な方向の出力とにより上
記反射光の光量を演算する受光光量演算手段と、上記変
位情報演算手段と受光光量演算手段の少なくとも一方の
出力に基づき上記反射光が正常であるか否かを判定する
判定手段と、上記判定手段と距離情報演算手段との出力
に基づき上記対象物までの距離を決定する距離決定手段
とを具備することを特徴とする。
【0009】また、第2の態様による測距装置は、所定
の領域内の複数のポイントに光を投射する投光手段と、
上記投光手段に対して基線長を有して配置され対象物に
て反射した反射光を受光し、該受光位置を上記基線長方
向の位置とこれに対して直交する方向の位置との2次元
的な情報として検出する受光手段と、上記投光手段の上
記基線長に直交する方向に沿った投光方向を検出する投
光方向検出手段と、上記受光手段と投光方向検出手段の
出力により上記対象物までの距離を決定する距離決定手
段とを具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】即ち本発明の第1の態様による測距装置では、
投光手段は対象物に対して光を投射し、受光手段は上記
投光手段に対して基線長を有して配置され上記対象物に
て反射した反射光を受光し、該受光位置を上記基線長方
向の位置とこれに直交する方向の位置との2次元的な情
報として検出する。そして、距離情報演算手段は上記受
光手段の基線長方向に沿った受光位置情報により上記対
象物までの距離情報を演算し、変位情報演算手段は上記
受光手段の上記基線長方向と略垂直な方向に沿った受光
位置情報により上記反射像の上記基線長と略垂直な方向
に沿った変位を演算する。さらに、受光光量演算手段は
上記受光手段の上記基線長方向に沿った方向の出力と該
基線長方向と略垂直な方向の出力とにより上記反射光の
光量を演算し、判定手段は、上記変位情報演算手段と受
光光量演算手段の少なくとも一方の出力に基づき上記反
射光が正常であるか否かを判定し、距離決定手段は判定
手段と距離情報演算手段との出力に基づき上記対象物ま
での距離を決定する。
【0011】また、第2の態様による測距装置は、投光
手段は所定の領域内の複数のポイントに光を投射し、受
光手段は上記投光手段に対して基線長を有して配置され
対象物にて反射した反射光を受光し、該受光位置を上記
基線長方向の位置とこれに対して直交する方向の位置と
の2次元的な情報として検出する。そして、距離決定手
段が上記投光手段の上記基線長に直交する方向に沿った
投光方向を検出する投光方向検出手段と、上記受光手段
と投光方向検出手段の出力により上記対象物までの距離
を決定する。
【0012】
【実施例】先ず図1は本発明の測距装置の構成を示す概
念図であり、図2は図1における受光部2を更に具現化
した構成を示す図である。この図1に示すように、投光
部1が被写体に向けて信号光を照射すると、受光部2が
上記被写体からの反射信号光の入射位置を2次元的に検
出する。そして、距離情報演算部3は受光部2の基線長
方向の出力より被写体距離を算出し、受光光量演算部5
は上記基線長方向の出力と当該基線長方向に対して垂直
な方向の出力のうち少くともいずれか一方により受光光
量を算出し、変位量演算部4は受光部2の基線長方向に
対して垂直な方向の出力により反射スポット像の重心位
置の基線長方向に対して垂直な方向の変位量を算出す
る。そして、誤測距判定部6が上記変位量演算部4の出
力と受光光量演算部5の出力とから、そのときの測距デ
ータがガラスからの反射光の影響を受けているかどうか
を判定する。そして、この誤測距判定部6の判定結果に
基づいて、被写体距離決定部7が上記測距データがガラ
スからの反射光の影響を受けているときには撮影者に対
する警告やレリーズロックや距離情報として遠距離撮影
距離を出力する等の処理を行い、当該影響を受けていな
いときには距離情報演算部3の出力を被写体距離とす
る。
【0013】本発明の測距装置では、反射スポット像の
重心位置の基線長方向に対して垂直な方向の変位量と受
光光量とからガラス越しの撮影であるか否かを判定す
る。即ち図2において、CPU8は反射スポット像9の
重心位置が基線長方向に対して垂直な方向に変位してい
る場合にはガラス越しによる変位であると判断し、基線
長方向に変位している場合には被写体距離による変位で
あると判断する。
【0014】次に、このような構成の測距装置によりガ
ラス越しの測距の判定が可能である理由について更に詳
細に説明する。一般にガラス越しに測距を行う場合、照
射される信号光の周辺には通常の測距には影響しない程
度の光量の有害光が存在する。この有害光は投光レンズ
や投光部の内部での散乱光等であると考えられる。そし
て、この有害光が存在し且つガラス面での反射が正反射
であることから、図3(a),(b)に示すように、カ
メラに対するガラス10の角度によってガラス10まで
の距離が同じ場合でも受光部2に入射する主被写体から
の散乱光の方向即ち角度が変化する。
【0015】つまり、通常測距の場合、散乱反射スポッ
ト像の重心は基線長方向と平行方向だけに被写体距離に
より移動し、基線長と垂直方向への移動はないが、図4
(a)に示すようにガラス越しに測距を行う場合、図4
(d)に示すように正反射スポット像9は通常の散乱反
射スポット像よりも上側にシフトしてしまう。
【0016】そして、図4(b)に示すような場合、正
反射スポット像9は通常の散乱反射スポット像よりも下
側にシフトしてしまう。よって、この重心のシフト量を
検出すればガラス越しの撮影であるか否かを判定するこ
とができる。
【0017】但し、この方法だけでは、図4(c)に示
すように信号光がガラスに対して直角に照射された場
合、図4(f)に示すように正反射スポット像9は上下
にシフトしないので通常測距であると判定されてしま
う。
【0018】そこで、かかる場合には、ガラス10から
の反射光が正反射光であるため受光したときの光量が通
常の散乱反射光の受光光量に比べて大きいことに着目
し、基線長方向に対して垂直な方向に正反射スポット像
9がシフトしていない場合でも受光光量が所定レベルよ
りも大きいときはガラス越しの撮影であるとすることと
した。これにより図4(c)に示すような場合でもガラ
ス越しの判定をすることができる。
【0019】以下、本発明の第1の実施例に係る測距装
置について説明する。図5は第1の実施例に係る測距装
置の構成を示す図である。この第1の実施例では、被写
体に対して測距用光を投光し、その反射信号光の入射位
置に基づいて被写体距離を求める公知のアクティブ三角
測距装置を採用している。
【0020】この図5に示すように、投光レンズ20を
介して光を投光する赤外発光ダイオード(IRED)2
2はドライバ24を介してCPU29に接続されてい
る。そして、受光レンズ21を介して入射した被写体光
を受光する2次元の位置検出素子(PSD)23の基線
長方向の出力はプリアンプ25a,25b、ダイオード
27a,27b、バッファ26a,26bを介し、差動
演算回路28aとカレントミラー回路28cのそれぞれ
に接続され、それらの出力はCPU29に接続されてい
る。また、上記PSD23の基線長方向に対して垂直な
方向の出力はプリアンプ25c,25d、ダイオード2
7c,27d、バッファ26c,26d、差動演算回路
28bを介してCPU29に接続されている。そして、
このCPU29はズームレンズ33を駆動制御してピン
トを合わせるピント合わせ部30とズームレンズ32の
ズーム位置を制御するズームエンコーダ31とに接続さ
れている。尚、上記差動演算回路28aが図1の距離情
報演算部3に、カレントミラー回路28cが図1の受光
光量演算部5に、差動演算回路28bが変位量演算部4
に相当する。
【0021】このような構成において、測距用の赤外光
が3つのIRED22によって発せられると、該赤外光
は投光用レンズ20を介して投光される。そして、この
測距用光は被写体上で反射され、該反射光は受光レンズ
21によって集光されPSD23上に入射する。さら
に、PSD23では、その入射位置より基線長方向と垂
直方向の変位量が算出され、入射位置と三角測距の原理
に基づいて被写体距離が算出される。
【0022】上記PSD23の詳細な構成は図6に示す
通りである。この2次元PSD23は、基線長方向、該
基線長方向に対して垂直な方向の各々に電流信号ia ,
ib,ic ,id を出力するが、いま基線長方向と平行
方向だけを考えると、電流信号ia ,ib は、
【0023】
【数1】 で示す関係となり、 m+n=t(t:PSDの長さ) …(2) の関係より、
【0024】
【数2】 が成立する。このmが光の入射位置で、tは定数である
ので、 ia /(ia +ib ) …(4) を演算することにより、反射信号光の入射位置mが演算
でき、被写体距離を求めることができる。さらに、上記
PSD23の電流信号ia ,ib は、プリアンプ25a
乃至25bにて増幅され、圧縮ダイオード27a乃至2
7bに流れる。そして、バッファ回路26a乃至26b
は、この圧縮ダイオード27a乃至27bのVref 基準
の電位を差動演算回路28aに出力する。
【0025】この差動演算回路28a,28bの詳細な
構成は図7に示す通りである。同図において、符号51
は電流値Iφの電流源で、符号50a、50bはエミッ
タを共通としたペアのNPNトランジスタである。い
ま、これらのコレクタ電流をI1 、I2 とし、プリアン
プの増幅率をβとすると、圧縮ダイオードの出力電位V
A 、VB は次式で示される。
【0026】
【数3】 上記(5a),(5b)式より、I1 ,I2 とVA ,VB には次
の関係が成立する。
【0027】
【数4】 従って、I2 を抵抗52で電圧に変換したγI2 は次式
(11)で示される。
【0028】
【数5】
【0029】つまり、γ,Iφ,tは所定値であるの
で、上記(11)式で示されるγI2 より各PSD23への
信号光の入射位置mを求めることができる。さらに、基
線長方向と垂直方向の入射位置m′についても上記と同
様にして求めることができる。
【0030】尚、図5では基線長方向と平行方向の電流
信号と垂直方向の電流信号をそれぞれ別々の回路で処理
しているが、これらの回路は全く同じものであるので1
つの回路で時系列的に切換えて処理してもよい。
【0031】次に受光光量であるが、これを算出するカ
レントミラー回路28cの詳細な構成は図8に示す通り
である。この図8において、NPNトランジスタ60
a、60bは、それぞれ図5に示した圧縮ダイオード2
7a、27bとカレントミラー回路を構成している。よ
って、NPNトランジスタ60a、60bのコレクタ電
流は、それぞれβia 、βib になり、抵抗61にはβ
ia +βib の電流が流れ、この電流を抵抗61で電圧
に変換したγ(βia +βib )を受光光量としてCP
U29に出力する。
【0032】そして、このCPU29は距離情報演算部
3、受光光量演算部5、変位量演算部4からの出力信号
電圧を内蔵のA/D変換器でA/D変換して入力する。
さらに、その信号を所定のアルゴリズムによりピント合
わせ制御に用いるが、ピント合わせ部30を介してピン
ト合わせ用レンズ33が制御される。
【0033】以下、図9のフローチャートを参照して、
第1の実施例の動作を詳細に説明する。先ずIRED2
2を発光させ(ステップS1)、被写体距離lを演算す
る(ステップS2)。続いて図10に示す基線長方向に
対して垂直な方向の変位量dを演算し(ステップS
3)、この変位量dと所定値d0 とを比較し(ステップ
S4)、変位量dが所定値d0 よりも大きい場合には通
常測距時とは異なる角度からガラスからの正反射光が入
射していると判定し、ステップS108に進んで警告、
レリーズロック或いは遠距離撮影用の距離でピント合わ
せを行う。
【0034】ここで、ガラス越しであると判定した場合
に遠距離撮影用の距離でピント合わせを行うのは、通常
ガラス越しに撮影を行うような場合、風景等の遠距離の
被写体を撮影することが多いためである。
【0035】そして、上記ステップS4にて変位量dが
所定値d0 より小さい場合には、通常測距であると考え
られるが、信号光が図4(c)に示すようにカメラとガ
ラスを横から見たときにガラスに対して直角に照射され
た場合にはd<d0 となるので、受光光量Vを演算し
(ステップS5)、この受光光量Vが所定光量V0 より
大きい場合にはガラス越しと判定し(ステップS6)、
ステップS108に進んで前述したのと同様の処理を行
う。
【0036】ここで、受光光量Vが所定値V0 より大き
いときにガラス越しであると判定するのは、通常、ガラ
スで反射される信号光は全体の約4パーセント程度であ
るが、ガラスでの反射は正反射であり、且つガラス越し
の撮影では被写体よりも近距離にガラスは存在するた
め、受光部に入射する光量としては通常被写体からの散
乱反射光よりも大きくなるためである。かかる理由によ
り、ステップS6で受光光量Vが所定値V0 より小さい
場合には通常の測距であると判定し、ステップS2で求
めた被写体距離lに応じてピント合わせを行うのであ
る。
【0037】次に本発明の第2実施例に係る測距装置つ
いて説明する。一般に光投射式の三角測距の場合、測距
用光が正しく被写体に投射されていないと正しい測距が
できなくなる。第2の実施例ではガラス越しの判定の他
にスポット欠けも判定できるようにしたことに特徴を有
している。ここで、スポット欠けとは、測距用光が正し
く被写体に当たらない状態をいい、具体的には図12に
示すような状態のことである。
【0038】例えば、図11(a)に示すようなスポッ
ト欠けのない状態ではスポットの重心は基線長方向の1
つの直線上を移動するが、図11(a)乃至(e)に示
すようにスポット欠けが起こると、当該スポットの重心
は基線長方向と垂直方向にも移動するので、スポットの
重心の基線長方向と垂直方向の変位量をみるだけではガ
ラス越しなのかスポット欠けなのか判定することができ
ない。
【0039】このスポット欠けが起こるのは一般に通常
被写体を測距したときであり、更にスポット欠けにより
スポット欠けのない場合より受光部への入射光量が落ち
るので、受光光量の大きさを検出するれば、ガラス越し
とスポット欠けを区別することができる。
【0040】以下、図13のフローチャートを参照して
第2の実施例の動作を説明する。先ずIRED22を発
光させ(ステップS10)、被写体距離l,変位量d,
受光光量Vを演算する(ステップS11〜S13)。そ
して、この変位量dが所定値d0 より大きいときにはガ
ラス越し或いはスポット欠けであると判定し、ステップ
S15に進む(ステップS14)。
【0041】このステップS15では受光光量Vと所定
値V1 とを比較し、受光光量Vが所定値V1 より小さい
ときにはスポット欠けであると判定し、ステップS17
に移行し、警告やレリーズロック等で撮影者に正しい測
距ができていないことを知らせる。一方、上記ステップ
S15で受光光量Vが所定値V1 より大きいときにはガ
ラス越しの撮影であると判定し、ストロボをオフした
後、遠距離撮影用の距離でピント合わせを行う(ステッ
プS16)。ここで、ストロボをオフするのは、ガラス
越しの撮影でストロボを発光させるとストロボ光がガラ
スで反射し、特に夜景などの撮影の場合、ストロボ光に
被写体が埋もれてしまう為である。
【0042】一方、上記ステップS14で変位量dが所
定値d0 より小さい場合には、ステップS18に移行
し、当該ステップS18で受光光量Vが所定値V0 より
大きいか否かを判定する。そして、このステップS18
にて受光光量Vが所定値V0 より大きい場合にはガラス
越しであると判定しステップS16へ進み前述した処理
を行う。これに対して、このステップS18で受光光量
Vが所定値V0 より小さいときには通常測距であると判
定し、次のステップS19で被写体距離lに基づいてピ
ント合わせを行う。
【0043】次に本発明の第3実施例に係る測距装置に
ついて説明する。前述の第2実施例では基線長方向と垂
直方向のスポットの重心の変位量と受光光量によりスポ
ット欠けを判定したが、例えば図11(f)に示すよう
な場合にはスポット欠けの判定ができない。
【0044】そこで、第3の実施例ではスポットの形状
を図14(a)に示すように基線長方向に細長くしてス
ポット欠けが起きにくい構成とした。さらに、図14
(b)に示すように垂直方向のスポット欠けが起きたと
きにスポットの重心の垂直方向の変位が大きくなるよう
にしたものを用いる。そして、基線長方向に対して垂直
な方向のスポット欠けが起こったときに、後述する手法
で本来の重心位置を求めてスポット欠けが起こった場合
にも正しい測距データが得られるようにした。
【0045】以下、第3の実施例による基線長方向と垂
直方向にスポット欠けが起きた場合の重心位置補正につ
いて説明する。図14(c)に示すように、赤外発光ダ
イオードのチップ100の電極部101の形状により、
図14(a)に示すような投光スポット形状を得ること
ができる。尚、同図において、符号102は電流供給用
のワイヤであり、符号103は光電変換量である。こう
して得られた図14(a)に示すスポットの場合、スポ
ット欠けが0乃至50パーセントのときのスポット重心
の軌跡は図に示したようになる。
【0046】この第3の実施例では、この軌跡を図15
に示すように直線近似して基線長方向と垂直方向の変位
量dと直線の式d=axにより補正量xを求めて補正す
る。例えば、変位量がd1 のとき補正量はx1 となり、
変位量がd2 のときは補正量はx2 となるわけである。
これらの補正量は正負の符号付の値でこれを測距により
求まったスポット重心の基線長方向と平行方向成分に加
えることにより被写体距離演算に用いるスポット重心の
平行方向成分を補正することができる。
【0047】以上、直線近似によるスポット重心位置補
正について述べたが、テーブル参照と補間演算による方
法やファジィ推論による方法、その他の数学的手段によ
り補正できることは勿論である。
【0048】以下、図16のフローチャートを参照して
第3の実施例の動作について詳細に説明する。先ずIR
ED22を発光させ(ステップS20)、被写体距離
l,変位量d,受光光量Vを演算する(ステップS21
乃至S23)。そして、この変位量dが所定値d0 より
大きいときにはガラス越し或いはスポット欠けであると
判定し、ステップS25に進む(ステップS24)。
【0049】このステップS25で受光光量Vが所定値
V1 より大きいときはガラス越しであると判定し、ステ
ップS26へ進んで警告、レリーズロック、またはスト
ロボオフで遠距離撮影用の距離にピント合わせる等の処
理を行う。
【0050】一方、ステップS25で受光光量Vが所定
値V1 より小さいときは、スポット欠けが起きていると
判定しステップS27へ進む。そして、基線長方向に対
して垂直な方向の変位量dが所定値d1 より大きいか否
かを判定し(ステップS27)、受光光量Vが所定値V
1 より大きいときにはガラス越しと判定しステップS2
6へ進み上述した処理を行う。
【0051】これは、どのようなスポット欠けが起こっ
てもスポット重心は図17に示した所定値d1 より大き
く変位することがないので、所定値d1 より変位が大き
いときはガラス越しである可能性が高いからである。よ
って、ステップS27では変位量dが所定値d1 より小
さいときのみスポット欠けであると判定し、前述した近
似直線の式x=d/aによりスポットの重心位置を補正
し、補正距離l′を求める(ステップS28)。そし
て、補正距離l′によりピント合わせを行う(ステップ
S29)。
【0052】一方、上記ステップS24で変位量dが所
定値d0 より小さい場合には、ステップS30に移行
し、光量Vが所定値V0 より大きいか否かを判定する。
そして、このステップS18にて受光光量Vが所定値V
0 より大きい場合にはガラス越しであると判定し、ステ
ップS26へ進み前述した処理を行い、受光光量Vが所
定値V0 より小さいときには通常測距であると判定し、
被写体距離lに基づいてピント合わせを行う(ステップ
S31)。
【0053】次に本発明の第4実施例に係る測距装置に
ついて説明する。この第4の実施例は画面中央部に被写
体がなくても正しいピント合わせができる多点測距によ
る実施例である。ここでは、図18に示すようなミラー
等で投光を順次スキャンして撮影画面内の複数の点を測
距し、その複数の点の距離データ等により主被写体を検
出して、その主被写体にピントを合わせるスキャンAF
にガラス越し、スポット欠け判定を用いるようにした実
施例について説明する。
【0054】この図18において、CPU29の制御に
よりドライバ201とモータ205を介し、ミラー20
0の角度をθの方向に変えることができる。従って、先
に図17に示したように、IRED22の測距用光は画
面内をスキャン、各ポイントを測距することができる。
符号202乃至204は、図5で説明したものと同様の
働きをし、反射信号のx方向、y方向の入射位置、光量
等をCPU29に入射する。この時、投光スポットはx
方向に変位し、被写体距離による入射位置の変化はy方
向とするため投受光部は縦配置となる。
【0055】ここで、図19に示すように、通常、各測
距ポイントのスポット像は横方向、即ち基線長方向に対
して垂直な方向(x方向)に並び、各スポット像は各測
距ポイントの被写体距離により縦方向即ち基線長方向
(y方向)に移動するが、横方向に移動することはな
い。そこで、スポット像の重心がその測距ポイントの通
常の横方向の位置から基線長方向と垂直方向に変位した
場合、その測距ポイントの測距データはガラス越しやス
ポット欠けの影響を受けた誤ったデータであると判定し
後述するような処理を行う。
【0056】以下、図20のフローチャートを参照し
て、第4の実施例の動作を詳細に説明する。先ずステッ
プS40乃至S45では、第1実施例と同様にして通常
測距とガラス越しあるいはスポット欠けの判定を行う。
即ち、IRED22を発光し(ステップS40)、被写
体距離lを演算し(ステップS41)、基線長方向に対
して垂直な方向の変位量dを演算する(ステップS4
2)。そして、この変位量dと所定値d0 とを比較し
(ステップS43)、変位量dが所定値より小さい場合
には受光光量Vを演算する(ステップS44)。そし
て、この受光光量Vと所定値V0 とを比較し(ステップ
S45)、受光光量Vが所定値V0 よりも小さい場合に
は測距ポイントのNoとそのデータlを記憶した後、ス
テップS47に進む。上記ステップS43で変位量dが
所定値d0 よりも大きい場合、及び上記ステップS45
で受光光量Vが所定値V0 よりも大きい場合にもステッ
プS47に進む。そして、このステップS47では所定
角度ミラースキャンし、上記動作が全ての測距ポイント
について終了していなければ上記ステップS40へ戻
り、次の測距ポイントの処理を行う。
【0057】こうして、全ての測距ポイントについて上
述の処理が終了したら全ての測距ポイントについて測距
データが得られているか否かを確認し(ステップS4
9)、得られていれば各測距データの距離分布等から主
被写体を検出しピント合わせを行う(ステップS5
0)。
【0058】そして、上記ステップS49にて全ての測
距ポイントについて測距データが得られていない場合に
は、ステップS51へ進み、中央の測距ポイントの測距
データが得られているか否かを確認する。そして、得ら
れていれば中央の測距データでピント合わせを行い(ス
テップS52)、得られていなければ警告、レリーズロ
ック或いはストロボオフで遠距離撮影用の距離にてピン
ト合わせをする等の処理を行う(ステップS53)。
【0059】次に本発明の第5の実施例に係る測距装置
について説明する。いま、図22に示すようにカメラ3
00とガラス越し被写体302の間に、例えば列車の窓
ガラス301がある場合において、先に図18に示した
画面内の複数のポイントを測距できる測距装置で測距を
行う場合を想定する。この場合、図21に示すように、
画面中央部測距用の測距用光303はカメラ300の方
向つまりAF用受光素子のある方向に反射光303aと
して反射され易い。そして所定角度θだけずらした光線
304はガラス面で反射され、反射光304aとしてカ
メラから離れた方向に進んでしまう。
【0060】このような関係から、画面中央部を測距す
る光線はガラス面での正反射によって誤測距の原因とな
り易いことがわかる。そして、この画面中央部からの正
反射光線は少しでもガラスとカメラの撮影レンズの直交
方向とに傾きがあると、前述したように基線長と直交す
る方向にズレて2次元PSD23に入射する。
【0061】この第5の実施例では、このような性質に
着目し、以下の原理に基づいてガラス越しの撮影である
か否かを判定している。即ち、図23に示すように、θ
の角度の方向に測距用光が投光された時、正しくスポッ
トが当っていれば、幾何学的な関係でPSD23上に光
点を結ぶ。この時、基線長Sと直交する方向の光点位置
Xは次式の関係が成立する。
【0062】 X=fJ tanθ …(12) 従って、ガラスがカメラと被写体の間にあったり、被写
体上でスポット欠けが生じた時、この(12)式が成立しな
くなり、そのままでは正しい測距データが得られないこ
とが判定できるのである。
【0063】以下、図24のフローチャートを参照し
て、第5の実施例の動作について詳細に説明する。先ず
ミラーの位置を初期化し(ステップS501)、測距即
ちドライバ24を介してIRED22にて測距用光を投
射、PSD23上の光入射位置m(基線長方向)とX
(基線長と直交方向)を検出する(ステップS50
2)。
【0064】続いて、上記(12)式にて得られた光入射位
置が測距に適当かどうかを判定する(ステップS50
3)。そして、上記(12)式が成立する時には距離演算し
(ステップS504)、上記 (12) 式が成立していない
時には、この時のmは無視し、ミラーの投光角度を変
え、次のポイントの測距を行う(ステップS505)。
【0065】そして、所定角度のスキャン及び測距の終
了を検出し、スキャン終了していない時はステップS5
02に戻り、測距及びスキャンを繰り返す(ステップS
506)。こうして得られた信頼できる複数の距離情報
より最も近い距離のものlpを決定し(ステップS50
7)、この距離にピント合わせをする(ステップS50
8)。そして、ガラス越し判定時、スポット欠け判定時
には上記ステップS504を通らないので、上記動作に
よりガラス越し撮影時、スポット欠け時にも正しいピン
トの写真撮影が可能となる。
【0066】このように、第5の実施例では、図12
(g)のような構図でも画面内の多くのポイントを測距
しているので正しいピント合わせが可能である。そし
て、ガラス越しやスポッと欠けによる誤測距を防ぎつ
つ、且つ画面中央部に被写体が存在しなくても、きれい
なピントの写真がとれる。
【0067】以上、本発明の実施例について述べたが、
本発明はこれに限定されることなく種々の改良・変更が
可能であることは勿論である。例えば多点測距の中央の
受光素子に2次元PSDを用いて上記処理を行うなど
の、本発明の要旨を逸脱しない範囲での応用や変形が可
能であることは勿論である。
【0068】以上詳述したように、本発明の測距装置で
は、2次元の半導***置検出を用いて基線長方向に対し
て垂直な方向の反射光スポット像の重心の変位量と受光
光量によりガラス越しでの撮影やスポット欠けを検出す
るようにしたので、ガラス越しでの撮影時やスポット欠
け発生時の誤った測距情報を用いて撮影を行うのを防
ぎ、かかる場合でもピントの合うカメラの測距装置を提
供することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、正しい測距情報が得ら
れないときには撮影者に警告したりレリーズロックする
などの手法を取ることにより、誤った距離情報による撮
影を未然に防止する測距装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測距装置の構成を示す概念図である。
【図2】図1の測距装置における受光部2を更に具現化
した構成を示す図である。
【図3】カメラに対するガラス10の角度により受光部
2に入射する主被写体からの散乱光の方向が変化する様
子を示す図である。
【図4】正反射スポット像9がシフトする理由を説明す
るための図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る測距装置の構成を
示す図である。
【図6】2次元PSD23の詳細な構成を示す図であ
る。
【図7】差動演算回路28a,28bの詳細な構成を示
す図である。
【図8】カレントミラー回路28cの詳細な構成を示す
図である。
【図9】第1の実施例の動作を詳細に説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】反射スポット像9の変位量dを示す図であ
る。
【図11】測距用光が正しく被写体に当たらない場合に
スポット欠けが生じた様子を示す図である。
【図12】測距用光が正しく被写体に当たらない場合に
スポット欠けが生じた様子を示す図である。
【図13】第2の実施例の動作を詳細に説明するための
フローチャートである。
【図14】(a)は第3の実施例に係るスポットの形状
を示し、(b)は垂直方向のスポット欠けが起きたとき
にスポットの重心の垂直方向の変位が大きくなる様子を
示し、(c)は赤外発光ダイオードのチップ100の電
極部101の形状を示す図である。
【図15】スポット重心の軌跡を直線近似して基線長方
向と垂直方向の変位量dと直線の式d=axにより補正
量xを求めて補正する様子を示す図である。
【図16】第3の実施例の動作を詳細に説明するための
フローチャートである。
【図17】スポット欠けが起こった場合にもスポット重
心が所定値d1 より大きく変位しない様子を示す図であ
る。
【図18】第4の実施例に係る測距装置の構成を示す図
である。
【図19】各測距ポイントのスポット像は横方向即ち基
線長方向と垂直方向に並んだ様子を示す図である。
【図20】第4の実施例の動作を詳細に説明するための
フローチャートである。
【図21】画面中央部測距用の測距用光303はカメラ
300の方向つまりAF用受光素子のある方向に反射光
303aとして反射され易い様子を示す図である。
【図22】カメラ300とガラス越し被写体302の間
に例えば列車の窓ガラス301がある場合を示す図であ
る。
【図23】θの角度の方向に測距用光が投光された時、
正しくスポットが当っていれば幾何学的な関係でPSD
23上に光点を結ぶ様子を示す図である。
【図24】第5の実施例の動作を詳細に説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1…投光部、2…受光部、3…距離情報演算部、4…変
位量演算部、5…受光光量演算部、6…誤測距判定部、
7…被写体距離決定部、8…CPU。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】そこで、第3の実施例ではスポットの形状
を図14(a)に示すように基線長方向に細長くして
線長方向と平行方向のスポット欠けが起きにくい構成と
した。さらに、図14(b)に示すように垂直方向のス
ポット欠けが起きたときにスポットの重心の垂直方向の
変位が大きくなるようにしたものを用いる。そして、基
線長方向に対して垂直な方向のスポット欠けが起こった
ときに、後述する手法で本来の重心位置を求めてスポッ
ト欠けが起こった場合にも正しい測距データが得られる
ようにした。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に対して光を投射する投光手段
    と、 上記投光手段に対して基線長を有して配置され、上記対
    象物にて反射した反射光を受光し、該受光位置を上記基
    線長方向の位置とこれに直交する方向の位置との2次元
    的な情報として検出する受光手段と、 上記受光手段の基線長方向に沿った受光位置情報により
    上記対象物までの距離情報を演算する距離情報演算手段
    と、 上記受光手段の上記基線長方向と略垂直な方向に沿った
    受光位置情報により上記反射像の上記基線長と略垂直な
    方向に沿った変位を演算する変位情報演算手段と、 上記受光手段の上記基線長方向に沿った方向の出力と該
    基線長方向と略垂直な方向の出力とにより上記反射光の
    光量を演算する受光光量演算手段と、 上記変位情報演算手段と受光光量演算手段の少なくとも
    一方の出力に基づき上記反射光が正常であるか否かを判
    定する判定手段と、 上記判定手段と距離情報演算手段との出力に基づき上記
    対象物までの距離を決定する距離決定手段と、を具備す
    ることを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 所定の領域内の複数のポイントに光を投
    射する投光手段と、 上記投光手段に対して基線長を有して配置され対象物に
    て反射した反射光を受光し、該受光位置を上記基線長方
    向の位置とこれに対して直交する方向の位置との2次元
    的な情報として検出する受光手段と、 上記投光手段の上記基線長に直交する方向に沿った投光
    方向を検出する投光方向検出手段と、 上記受光手段と上記投光方向検出手段との出力により上
    記対象物までの距離を決定する距離決定手段と、を具備
    することを特徴とする測距装置。
JP16361493A 1993-07-01 1993-07-01 測距装置 Withdrawn JPH0772379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112702514A (zh) * 2020-12-23 2021-04-23 北京小米移动软件有限公司 图像获取方法、装置、设备及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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