JPH0771554B2 - X線透視撮影台の制御方式 - Google Patents

X線透視撮影台の制御方式

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JPH0771554B2
JPH0771554B2 JP61298747A JP29874786A JPH0771554B2 JP H0771554 B2 JPH0771554 B2 JP H0771554B2 JP 61298747 A JP61298747 A JP 61298747A JP 29874786 A JP29874786 A JP 29874786A JP H0771554 B2 JPH0771554 B2 JP H0771554B2
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JP
Japan
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top plate
image system
system device
tabletop
floor surface
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JP61298747A
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JPS63153051A (ja
Inventor
茂一 原
Original Assignee
株式会社日立メデイコ
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はX線透視撮影台の制御方式に係り、特に映像系
装置部と天板部とが双方とも被検体の体軸方向へ移動可
能な透視撮影台の操作性向上に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の上記の如き装置は、映像系装置部及び天板部の被
検体の体軸方向への移動(以下、縦移動と称す)は各々
異なる移動速度で移動するか、又は同一速度であつても
個々に床面接触防止のための退避動作を行うものであつ
た。この方式では、操作者が透視像を観察しながら天板
起倒動を行うと、それらの一部分が床面に接触しそうな
位置へくると別々に移動する(床面に当接する可能性の
ある部分のみが移動する。)ため、患部が透視野から外
れてしまい、操作者はそれらのどちらかを他方へ合わせ
るために改めて移動する操作をしなければならなかつ
た。これを図面で説明する。第2図は患部8aの観察をし
ながら天板5を水平位にしたものである。映像系装置部
と床面とのスキマAは水平位においては適当であるが、
さらに逆傾斜方向に傾いた場合には床面と当接してしま
う距離である。そこで従来から逆傾斜方向に操作者が操
作した時は映像系装置部9を被検体8の足側方向(矢印
F方向)へ自動的に移動させ第5図に示すように逆傾斜
位での映像系部6と床面とのスキマBが適当に保たれる
位置にしてから逆傾斜動作をしていた。映像系装置部9
が距離Sだけ移動したため患部8aを観察するときは被検
体8すなわち天板5を距離Sだけ移動しなければならな
い。患部8aがX線照射野中心で観察できるような位置に
した図が第3図である。上記したように従来は例えば映
像系装置部9が床面と接触する場合にはそれだけを退避
していたため操作者は天板を移動する操作をその都度行
わなければならなかつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点を解決し、操作者の意思によらずに
映像系装置と天板との間の位置関係が変わることがない
X線透視撮影台の制御方式を提供することを目的とす
る。
〔発明の概要〕
上記問題点は映像系装置部と天板部との移動速度を同一
にするとともに、一方が床面等の障害物に接触すること
を避けるために移動(退避動)をする場合には障害物に
接触する方に合わせて他方も同時に移動することで達成
される。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を第1図により説明する。
支持台1に軸支されたセクトルギヤ2に天板支持部3が
固定されている。ピニオン4はセクトルギヤ2と噛合つ
ており、それを回転させることにより天板支持部3に縦
横方向に移動可能に支持された天板5、および天板支持
部3に縦方向に移動可能に支持された映像系部6は天板
5を挾んで対向するX線管装置部7と一体となつて立位
(90°)から逆傾斜位(−30°)まで起倒可能となつて
いる。被検体8の患部8aへ向けてX線管装置部7から曝
射されたX線の透過像を映像系装置6で可視光に変換し
透視撮影診断をする場合、図示を省略された操作卓上の
操作スイツチを操作者が操作し、最適位置に設定し観察
する。筒状あるいは球状の内壁面に硫酸バリウムを付着
させてX線陰影像を観察しなければならない消化管系の
X線透視撮影診断では、立位から逆傾斜位まで被検体8
を移動させる必要がある。患部8aの体軸方向の位置決め
操作は、この種の装置では通常天板5(被検体8)を移
動させずに、映像系部6とX線管装置部7とを一体とし
た映像系装置部9を移動させて行う。本発明では第3図
の逆傾斜位置から第4図の水平位を経て第1図の立位に
至るまで、天板支持部3に対して天板5と映像系装置部
9を同一方向に同一速度で移動させることにより常に患
部8aが観察できるようにしたものである。説明の都合上
従来装置の動作を第5図として第2図に並べて示したが
本発明の動作を第1図の立位状態から開始して逆傾斜位
第3図を経て再び立位状態に動作させるときは、第5図
のように患部8aが観察中心から距離Sだけずれることが
ない。すなわち、第2図に示したように、矢印F方向に
天板5と映像系装置部9とが同一の方向及び速度で適当
な位置まで移動してから逆傾斜位の第3図のようにな
り、水平位の第4図から立位の第1図にするときは、第
4図に示す矢印G方向に天板5と映像系装置9とが同一
の方向及び速度で移動し、立位で天板下端5aが床面と当
接することがない位置まで移動した後に立位の第1図の
ようになる。この方式では、通常の消化管の撮影では発
生しないが、天板5と映像系装置部9との縦移動ストロ
ークに差があるために所定の位置まで両者が移動しない
ことがあり得るが、その場合は床面と当接するもののみ
が退避することになり映像系中心に対する患部のズレが
発生してしまうがやむを得ない。本発明を実施するにあ
たり、両者の速度が問題となるが、従来から被検体の乗
る天板の速度は40〜50mm/Sであり、映像系装置部の速度
は40〜90mm/Sであるため、50mm/S位に一致させるのがよ
い。また患者を移動させる速度を大きくするのは被検者
の不安感が増大するためあまり良くない。なお、映像系
装置部の移動速度を本発明の目的だけのために遅くする
と、通常の位置合わせ時の能率まで低下してしまうの
で、映像系装置の移動速度を可変速とし、通常の位置合
わせ時には高速移動可能としても良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、映像系装置部と天板部の縦方向移動
速度を等しくして同時に作動させることにより従来装置
では操作者が意図しない映像のズレが生じたが、本発明
ではそのようなことがなく操作者は透視像の診断に専念
できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は天板の起倒動作と映像系装置・天板の移動と
の関係を示す図面で、第1図は天板が立位、第2図は天
板が水平位、第3図は第2図の状態から天板が逆傾斜位
へ移動した状態、第4図は第3図の状態から天板が水平
位となつた状態を示し、第5図は従来の制御方式の一例
を示す図である。 1……支持台、3……天板支持部、5……天板、6……
映像系部、7……X線管装置部、8……被検体、8a……
患部、9……映像系装置部、A,B……映像系装置部と床
面とのスキマ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像系装置部と天板部の双方が共に独立し
    た駆動部を有し被検者の体軸方向に移動可能で、かつ天
    板が立位から逆傾斜位まで起倒可能なX線透視撮影台に
    おいて、映像系装置部を天板部の前記移動速度と同一速
    度を含む移動速度で駆動可能とし、現状の天板角度から
    所望の方向及び角度まで天板を起倒動させる場合に、映
    像系装置部と天板部の少なくとも一方が床面と接触する
    ことを予め検出し、前記映像系装置と天板部とが床面に
    当接しなくなる位置まで両者を等速度で同時に退避動さ
    せることを特徴とするX線透視撮影台の制御方式。
JP61298747A 1986-12-17 1986-12-17 X線透視撮影台の制御方式 Expired - Lifetime JPH0771554B2 (ja)

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JP61298747A JPH0771554B2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17 X線透視撮影台の制御方式

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JPS63153051A JPS63153051A (ja) 1988-06-25
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JPWO2010109531A1 (ja) * 2009-03-26 2012-09-20 株式会社島津製作所 放射線撮影装置
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