JPH077117Y2 - 食肉スライサー - Google Patents

食肉スライサー

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JPH077117Y2
JPH077117Y2 JP10417288U JP10417288U JPH077117Y2 JP H077117 Y2 JPH077117 Y2 JP H077117Y2 JP 10417288 U JP10417288 U JP 10417288U JP 10417288 U JP10417288 U JP 10417288U JP H077117 Y2 JPH077117 Y2 JP H077117Y2
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JP
Japan
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meat
weight
box
slicer
slice
Prior art date
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JP10417288U
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JPH0227893U (ja
Inventor
信次 柳田
初応 小畑
晧生 平井
Original Assignee
南常鉄工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、駆動モーターの駆動で肉箱を刃物に向けて往
復動することにより食肉をスライスするための食肉スラ
イサーに関する。
〈従来の技術〉 従来の食肉スライサーにおける食肉の定貫的盛付け加工
工程は、一例としてスライス作業者が食肉をスライスし
ながら、スライス片の枚数及び重量を考慮しつつ仮に受
け皿に並べ、ほぼ所望の重量に達すると、次の工程で微
量の重量調節をして、包装容器に盛り付けていた。
しかし、上記の様な加工工程は、非常に面倒であり、ま
た、ほぼ所望の重量に達したか否かを判断するには熟練
を要する。
そこで、この加工工程を減少させるために、例えば第4
図に示す実公昭51-22155号がある。これは、電源スイツ
チS1を入れ、常用起動スイツチLS1と自動計量スイツチS
2を閉じると、電磁開閉器MSの接点MS1,MS2が閉じてモー
ター回路および自動計量スイッチS2、接点MS2および常
閉リミットスイツチLS2を直列にじ接続して起動スイツ
チLS1と並列に電磁開閉器MSに接続した操作回路の電磁
開閉器MSの自己保持回路が閉じ、起動スイツチLS1が開
いた後も電磁開閉器MSが閉鎖状態を保持し、モーターM
が起動して刃物が回転し、肉箱が往復動して食肉がスラ
イスされる。
そして、秤に載るスライス片の重量が所定量に達する
と、この秤の移動に連動してリミツトスイツチLS2が開
き、電磁開閉器MSを開いてその接点MS1,MS2が開き、モ
ーターMが停止してスライサーの駆動を停止する。そし
てスライス片5に載つた秤を取り替え、再び起動スイツ
チLS1および自動計量スイツチS2を入れると、上述のス
ライス動作をする。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来の食肉スライサーでは、食肉のスライス片5の
重量が設定値に達すると、即時にモーターMが停止して
肉箱の駆動を停止する。ゆえに肉箱は、スライス動作を
すぐに始められる定位置で停止するとは限らない。この
ため、肉片の切断途中であつたり、停止位置が一定せ
ず、また肉箱に新規の食肉2を載せにくかつたりすると
いつた課題がある。
本考案は上記課題に鑑み、スライス片の加工工程を減少
し得るとともに非熟練者であつてもスライス片の加工を
行ない得、肉箱が停止するとき、常に定位置で停止させ
ることにより、非常に使い易い食肉スライサーの提供を
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案における課題解決手段は、食肉スライサー本体1
に支持された食肉2スライス用の刃物3と、前記食肉2
を載置して刃物3に向けて往復動する肉箱4と、該肉箱
4を駆動するための駆動モーターMと、前記肉箱4の位
置を検出するための位置検出器S1と、前記刃物3でスラ
イスされたスライス片5を載置するための肉受け台6と
を具えている。
前記食肉スライサー本体1に、スライス片5の重量を検
出するための計量装置7と、前記駆動モーターMの駆動
を制御するための制御装置8が設けられ、前記計量装置
7は、前記肉受け台6の肉受け位置に配設されスライス
片5の重量を検出する重量検出手段を有する肉受け皿9
と、該肉受け皿9に受けたスライス片5の重量を表示す
るとともにスライス片5の所望の重量を設定するための
重量設定器10とから構成されている。
前記制御装置8は、計量装置7からの設定重量信号およ
び前記位置検出器S1からの定位置信号により肉箱4を定
位置Aで停止する機能を有せしめられている。
〈作用〉 上記課題解決手段において、駆動モーターMが駆動する
と、肉箱4が水平方向に往復動する。
位置検出器S1は、肉箱4の水平方向の一回の往復動ごと
に肉箱4の定位置Aを検出する。すなわち、位置検出器
S1は食肉2のスライス片5が一枚できるごとに肉箱4の
定位置Aを検出する。
肉箱4の動作に伴つて、作業者は例えばスライス片5を
一枚づつ肉受け皿9の載置部19に載せる。そして、肉箱
4に載つたスライス片5の合計重量が予め設定した設定
重量に達すると、設定重量到達信号が制御装置8に出力
され、かつ肉箱4が定位置Aに達して、位置検出器S1が
肉箱4の定位置Aを検出すると、この信号が制御装置8
に出力され、制御装置8は駆動モーターMの駆動を停止
するよう制御し、肉箱4は定位置Aで停止する。
〈実施例〉 以下、本考案食肉スライサーの実施例を第1図の正面
図、第2図の側面図、第3図の電気回路図に基づいて説
明する。
そして、図示の如く本考案の実施例における食肉スライ
サーは、食肉スライサー本体1に支持された食肉2をス
ライス用の刃物3と、前記食肉2を載置して刃物3に向
けて往復動する肉箱4と、該肉箱4を駆動するための駆
動モーターMと、前記肉箱4の定位置Aを検出するため
の位置検出器S1と、前記刃物3でスライスされたスライ
ス片5を載置するための肉受け台6とを具えている。
前記食肉スライサー本体1に、スライス片5の重量を検
出するための計量装置7と、前記駆動モーターMの駆動
を制御するための制御装置8が設けられ、前記計量装置
7は、前記肉受け台6の肉受け位置に配設されスライス
片5の重量検出手段を有する肉受け皿9と、該肉受け皿
9に受けたスライス片5の重量を表示するとともにスラ
イス片5の所望の重量を設定するための重量設定器10と
から構成されている。
前記制御装置8は、計量装置7からの設定重量到達信号
および前記位置検出器S1からの定位置信号により駆動モ
ーターMの駆動を停止する機能を有せしめられたもので
ある。
前記肉箱4は、食肉スライサー本体1の上面に配され、
底面に食肉2を刃物3側に送るためのコンベアー15を有
し、上部に配された支軸に支持され食肉2をコンベアー
15に側に押圧するための上押え体16を有している。
前記肉受け台6は、前記刃物3を介して肉箱4の反対側
でねじ17によつて食肉スライサー本体1に固定されてい
る。
前記肉受け皿9は、台部18と、該台部18の上側でスライ
ス片5を載せるための位置部19とから構成され、前記肉
受け皿9の重量検出手段は、公知技術の歪検出によりス
ライス片5の重量を検出するものである。
また、前記肉受け皿9は、肉受け台6の作業者側に寄せ
て形成された凹部20に配され、載置部19の載せ面は、肉
受け台6の載せ面とほぼ同一レベルの平面に配されてい
る。
前記凹部20の周壁と、前記肉受け皿9の外周との隙間
は、作業者の指が入る程度に設定され、前記凹部20の肉
受け台6の上面には、肉受け台6の肉載せ面よりわずか
に高い段付き水切り20aが形成されている。
前記重量表示器10は、支柱21を介して食肉スライサー本
体1に固定され、前記肉受け皿9の重量検出部と重量表
示部10の表示部とは電気的に接続されている。
前記駆動モーターMは、前記食肉スライサー本体1と肉
箱4との間に配設された水平往復動手段に連結されると
ともに、刃物3が回転可能な機構によつて連結されてい
る。
なお、図中の22は、スライス片5の厚みを設定する設定
器である。
本考案における食肉スライサーの駆動回路図を第3図の
電気回路図に基づいて説明する。MCは前記駆動モーター
Mの駆動リレー、MC1はリレー主接点、MC2は補助接点、
S2はスライサーの運転スイツチで、食肉スライサー本体
1に配設されたレバー30の移動に連動して開閉する。
前記位置検出器S1は、前記肉箱4の定位置Aを検出する
ためのマイクロスイツチ等であり、肉箱4のスライス動
作が一回終了するごとに肉箱4の定位置Aを検出する。
前記制御装置8は、前記位置検出器S1と、該検出器S1に
並列に接続された重量設定器用開閉器S3と、前記位置検
出器S1に直列に接続されたモーター駆動用リレーMCと、
前記位置検出器S1と開閉器S3との並列体31に直列に接続
されるとともに、運転スイツチS2および駆動リレーMCの
中間点に接続された前記補助接点MC2と、前記リレー主
接点MC1とから構成されている。
また、前記制御装置8は、定重量スライスと、通常スラ
イスのうちの一方を選択する選択スイツチS4を有し、該
選択スイツチS4は前記重量設定器10に設置されている。
上記構成において、レバー30を適宜位置に移動して運転
スイツチS2をONする。続けて運転スイツチS2をOFFする
と、駆動リレーMCは位置検出器S1と補助接点MC2との接
続又は、開閉器S3と補助接点MC2との接続によつて自己
保持する。
そして位置検出器S1は、肉箱4の水平方向の一回の往復
動ごとに肉箱4の定位置を検出してOFFとなる。すなわ
ち、位置検出器S1は食肉2のスライス片5が一枚できる
ごとにOFFとなる。しかし、開閉器S3と補助接点MC2との
接続により回路は導通しているので、肉箱4の往復動が
繰り返され、食肉2のスライスが行なわれる。そして、
肉箱4の往復動に伴い、作業者は例えばスライス片5を
一枚づつ肉受け皿9の載置部19に載せる。このスライス
片5の合計の重量が設定重量に達すると、開閉器S3がOF
Fになる。このとき、肉箱4が定位置Aに達すると位置
検出器S1がOFFとなり、駆動モーターMの駆動が停止し
て肉箱4の動作および刃物3の回転が停止する。そして
作業者は、食肉2のスライス片5を肉受け皿9から取り
上げ、次の加工工程に移る。
このように、食肉スライサー本体1に計量装置7を設け
ることにより、定貫的スライス作業の加工工程を減らす
ことができる。
ところで、食肉2のスライス片5を肉受け皿9から取り
上げると、開閉器S3が復帰するが、作業者が運転スイツ
チS2を再度ONするまで駆動モーターMは駆動しないの
で、作業が安全にできる。
また、次のスライス動作をするためには、作業者が運転
スイツチS2をONするだけでよいので便利である。さら
に、肉箱4は定位置Aで停止するので、新規の食肉2
(肉塊)を肉箱4に載せるときも載せ易い。加えて、ス
ライス片5の重量を自動的に計量するので、非熟練者で
あつてもスライス片5の加工が容易となる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、制御装置8にマイクロコンピユーター等を用いても
よい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によれば、食肉ス
ライサー本体に、スライス片の重量を検出するための計
量装置と、肉箱の位置を検出するための位置検出器が設
けられ、肉箱駆動モーターの駆動を制御するための制御
装置が設けられ、制御装置は、計量装置からの設定重量
信号および位置検出器からの肉箱定位置信号により、駆
動モーターの駆動を停止する機能を有せしめられている
ので、定貫的盛付け作業スライス片の加工工程を減少し
得るとともに非熟練者であつてもスライス片の加工を行
ない得、肉箱が停止するとき、常に定位置で停止させる
ことにより、非常に使い易いといつた優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す食肉スライサーの正面
図、第2図は同じく側面図、第3図は同じく電気回路
図、第4図は従来の食肉スライサーの電気回路図であ
る。 1:食肉スライサー本体、2:食肉、3:刃物、4:肉箱、5:ス
ライス片、6:肉受け台、7:計量装置、8:制御装置、9:肉
受け皿、10:重量表示器、A:定位置、S1:位置検出器、M:
駆動モーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】食肉スライサー本体に支持された食肉スラ
    イス用の刃物と、前記食肉を載置支持し刃物に向けて往
    復動する肉箱と、該肉箱を駆動するための駆動モーター
    と、前記肉箱の位置を検出するための位置検出器と、前
    記刃物でスライスされたスライス片を載置するための肉
    受け台とを具え、前記食肉スライサー本体に、スライス
    片の重量を検出するための計量装置と、前記駆動モータ
    ーの駆動を制御するための制御装置が設けられ、前記計
    量装置は、前記肉受け台の肉受け位置に配設されスライ
    ス片の重量検出手段を有する肉受け皿と、該肉受け皿に
    受けたスライス片の重量を表示するとともに所望のスラ
    イス片の重量を設定するための重量設定器とから構成さ
    れ、前記制御装置は、計量装置からの設定重量到達信号
    および位置検出器からの肉箱定位置信号により、前記駆
    動モーターに駆動停止信号を出力する機能を有せしめら
    れたことを特徴とする食肉スライサー。
JP10417288U 1988-08-05 1988-08-05 食肉スライサー Expired - Lifetime JPH077117Y2 (ja)

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JP10417288U JPH077117Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 食肉スライサー

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JPH0227893U JPH0227893U (ja) 1990-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5288562B2 (ja) * 2009-11-06 2013-09-11 株式会社日本キャリア工業 食肉スライサー
JP2011251389A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Nantsune:Kk 食肉スライサ

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