JPH077105Y2 - 平行開閉防塵チャック - Google Patents

平行開閉防塵チャック

Info

Publication number
JPH077105Y2
JPH077105Y2 JP1989092824U JP9282489U JPH077105Y2 JP H077105 Y2 JPH077105 Y2 JP H077105Y2 JP 1989092824 U JP1989092824 U JP 1989092824U JP 9282489 U JP9282489 U JP 9282489U JP H077105 Y2 JPH077105 Y2 JP H077105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window hole
slide claw
flat surface
slide
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989092824U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0333086U (ja
Inventor
武士 伊藤
Original Assignee
株式会社マシンエンジニアリング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マシンエンジニアリング filed Critical 株式会社マシンエンジニアリング
Priority to JP1989092824U priority Critical patent/JPH077105Y2/ja
Publication of JPH0333086U publication Critical patent/JPH0333086U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH077105Y2 publication Critical patent/JPH077105Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は部品の供給、排出を行う装置、ロボット等に用
いるチャックの改良に係り、発塵を嫌うクリーンルーム
用、塵等が入りやすい悪環境用として使用できるように
したことを特徴とする。
[従来の技術] ロボット用等として防塵対策を施したチャックが提案さ
れているが、構造が複雑でおおがかりな特殊構造と成っ
ており、小型かつ簡単な構造のものは提案されていな
い。
[考案の目的] 本考案は、小型かつ簡単な構造で防塵対策を施した平行
開閉チャックを得ることを目的とする。
[考案の構成] 本考案は、上記目的を達成するために、スライド爪を窓
孔から突出させ、この突出部をジャバラ等の伸縮防塵体
で囲んだもので、具体的には、 内部に開閉駆動源を有し、下開口の本体と、 開口部を塞ぐキャップと、 本体とキャップとで形成した窓孔より突出し、本体に直
線移動自在に支持されたスライド爪と、 スライド爪と窓孔との間にはまり、窓孔及びスライド爪
の突出部を囲んだ伸縮防塵体とから成る平行開閉防塵チ
ャックにより目的を達成した。
[実施例] 以下図面により本考案の一実施例を説明する。
構成 流体通路10を設けたシリンダ1には下方開口の中心孔が
設けてあり、この中心孔の上端がシリンダ室11を形成し
ている。
シリンダ室11には閉用の大ピストン2が摺動自在にはま
っている。
そして、シリンダ室11は流体通路10と連通し、外側は平
面部10′[第5図参照]となりここで図示しない配管と
シールして結合する。
又、大ピストンのシリンダ室となる中心孔21には小ピス
トン3が摺動自在にはまり、バネ33で下方に付勢されて
いる。大ピストン2の環状溝22にはシールリング25がは
まり、環状溝23が通孔24を介してシリンダ室11と繋がっ
ている。そして下方には両側に延出して下方に折曲した
押圧片20,20が案内面14,14間にはまって回り止めされ、
かつ第1図で上下方向の案内をされている。
又、小ピストン3には上下を貫通する通孔31が設けてあ
る。
シリンダ1の下側は下方が幅広の切欠き12となってい
て、ここに後述アクションレバー4,4、スライド爪6,6が
入り、側面13,13がスライド爪6,6を案内している。そし
てシリンダ1の下面16にはキャップ7が止めネジ72で固
定して開口部を塞いでいる。17はネジ孔、71は肉ぬき部
である。
シリンダ1の切欠き12をはさむ両側には孔15,15が設け
てあり、ここに軸5,5が貫通し、両端が止め輪51,51によ
り抜け止めされている。この軸5,5にアクションレバー
4,4が回動自在にはまり、その両側にベアリング52,52を
介してスライド爪6,6の摺動片60a,60bに設けた案内長孔
61,61が摺動自在にはまっている。
アクションレバー4は略三角形状をし、外側の突片43が
押圧片20と当接し、内側の突片42が小ピストン3の下面
32と当り、下端切欠き部41にスライド爪6のピン62がは
まっている。
スライド爪6は上方中心にアクションレバー4と同幅の
切欠き部64が形成してあり、ここにピン62が支持してあ
って、上方は段部65,65およびこの段部と同幅の摺動片6
0a,60bが平行で対向方向に突出して設けてあり、夫々の
摺動片60a,60bに摺動方向の案内長孔61,61が形成してあ
る。
このスライド爪6は左右共通であり、対向させると(18
0度回して)互いの摺動片60aと60bとが重なり、かつ突
出した段部65,65の上にきて、互いが摺動自在となって
いる。
そして、夫々の切欠き部64,64にアクションレバー4,4が
回動自在に入り、アクションレバー4,4の切欠き部41,41
にピン62,62がはまって、アクションレバー4,4の回動に
スライド爪6,6が連動するようになっている。
シリンダ1とキャップ7とにより切欠き12の端面が窓孔
となっていて、ここから押圧片20、スライド爪6が突出
している。そして、この窓孔の周囲はシリンダ1とキャ
ップ7が同一平面になっている。
スライド爪6の突出端には合成樹脂製カバー9の囲い部
91がはまり、両端がネジ孔になっていてスライド爪6に
支持した止め軸66に止めネジ95で固定してあり、カバー
9に設けたつば部93とスライド爪6の対向面67とが同一
平面となっている。
即ち、シリンダ1側の窓孔周囲の平面とスライド爪6側
の同一平面が対向している。そして、シリンダ側窓孔の
外周と、つば部93・対向面67とにゴム等の弾性体から成
るジャバラ体8が圧縮してはめてある。ジャバラ体8の
両端面82、82は平面になっていてそれぞれが対向する平
面と密着する。ジャバラ体8の位置は突堤94で規制して
いる。81は貫通孔、92はネジ95の貫通する孔である。
作用 流体通路10に加圧空気が送られると、大ピストン2が第
1図で下方に進出し、アクションレバー4を介して小ピ
ストン3がバネ33を圧縮して上方に後退し、スライド爪
6、6は水平方向に閉じ、ジャバラ体8が追従して縮
む。
スライド爪6,6の動作は、案内長孔61,61が軸5,5にはま
ったベアリング52,52に、摺動面63a,63aが側面13,13
に、摺動面63b,63bが摺動面63b,63bに、摺動面63c,63c
が段部65,65に夫々案内されて水平方向に移動する。
部品等を掴む時には流体通路10に加圧空気を送ると大ピ
ストン2が下方に進出し、小ピストン3が逆方向に後退
する。大ピストン2の進出により両押圧片20,20が両ア
クションレバー4,4の突片43,43を押して回動させ夫々の
ピン62,62を押すのでスライド爪6,6が水平方向に閉じ、
部品等を掴むことができる。
一方部品等の解放時には、流体通路10より排気すると
(大気圧にすると)上述と逆の動作になって爪6、6が
開く。(第1図の状態) そして、この動作で窓孔より突出した可動部分をジャバ
ラ体8が覆っているので、内部からの発塵が防げてクリ
ーンルーム等での使用ができる。
又、塵の多い悪環境では、ジャバラ体8が塵の侵入を防
いでくれるので、悪環境での使用もできる。
尚、図示してないが、スライド爪6,6には部品等を掴む
指部が固定されて使用される。
[変更例] 上記実施例は単動型とし、小ピストンも流体制御する復
動形としてもよい。
又、シリンダの中にモータ、ソレノイド等の駆動源を設
けて爪を開閉させてもよい。
又、案内長孔61の一方は片方を開口としてもよく、爪6
につば部93を一体成形すれば止め軸66、カバー9が省略
できる。
[考案の効果] 本考案は開口のシリンダを本体とするチャックにキャッ
プと伸縮防塵体を設け、伸縮防塵体の両端と当たる部分
を平面とした構成したことにより、小型かつ簡単な構成
で組立て性がよく、摺動片を両持としたので横方向のガ
タが無くなって把持精度が向上し、防塵対策を施したの
でクリーンルームや悪環境での使用が支障無くできると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はチャックが開いた状態の本考案の一実施例断面
図、第2図はその底面図、第3図は軸部分の断面図、第
4図は大ピストンの部品図(正面、側面)、第5図はシ
リンダの部品図(正面、底面、側面)、第6図はスライ
ド爪の部品図(正面、側面、平面)、第7図はカバーの
部品図(側面、正面、平面)、第8図はスライド爪の部
品図(正面、側面)を示し、 1……シリンダ、2……大ピストン、3……小ピスト
ン、4……アクションレバー、5……軸、6……スライ
ド爪、7……キャップ、8……ジャバラ体、9……カバ
ー、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に開閉駆動源を有し下方に開口した本
    体と、開口部を塞ぐキャップと、 本体とキャップとで形成した窓孔より突出し、本体に直
    線移動自在に支持されスライド爪と、上記窓孔周囲を平
    面にすると共にこの平面と対向するスライド爪側にも平
    面を設け、 スライド爪の上記平面と窓孔との間に、窓孔及びスライ
    ド爪の突出部を囲み両端を上記平面と密着させて伸縮防
    塵体をはめた平行開閉防塵チャック。
JP1989092824U 1989-08-07 1989-08-07 平行開閉防塵チャック Expired - Lifetime JPH077105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989092824U JPH077105Y2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 平行開閉防塵チャック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989092824U JPH077105Y2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 平行開閉防塵チャック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0333086U JPH0333086U (ja) 1991-04-02
JPH077105Y2 true JPH077105Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31642234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989092824U Expired - Lifetime JPH077105Y2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 平行開閉防塵チャック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077105Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1402475B1 (it) * 2010-11-05 2013-09-13 Gimatic Spa Pinza di presa pneumatica parallela
JP5835276B2 (ja) * 2013-06-24 2015-12-24 株式会社安川電機 ロボット、ロボットの製造方法および袋体
JP2015085489A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 株式会社Taiyo 電動グリッパおよび電動グリッパ用ブーツ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074784B2 (ja) * 1985-12-12 1995-01-25 豊田工機株式会社 ロボツトハンド
JPS62287995A (ja) * 1986-06-04 1987-12-14 新明和工業株式会社 産業用ロボツト
JPH0518063Y2 (ja) * 1987-10-05 1993-05-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0333086U (ja) 1991-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106312669B (zh) 夹盘设备
JP2001001274A (ja) クランプ装置
JPH077105Y2 (ja) 平行開閉防塵チャック
US20210060722A1 (en) Electric grinding machine
EP0565786A1 (en) Vacuum gate valve
AU4448997A (en) Pneumatic valve actuator
DE59809379D1 (de) Ausgiessbares Thermosgefäss
JP2545386Y2 (ja) 防塵コンタクトブロック
JPH0537380Y2 (ja)
JPH0616692Y2 (ja) 平行開閉チャック
CN208060916U (zh) 机械加工设备及其摄影装置的防水结构
JPH084964B2 (ja) コレツトチヤツク
JP2002331487A (ja) 把持装置
JPH077106Y2 (ja) 平行開閉チャック
JPH0115961Y2 (ja)
JP3777015B2 (ja) 空気圧シリンダ装置
JPH0272527A (ja) リミットスイッチ
JP2551959Y2 (ja) スタッドボルト締め付け用工具
JP2552537Y2 (ja) 減圧タンクの扉開閉機構
JPS621705Y2 (ja)
SU1650431A1 (ru) Захватное устройство манипул тора
JPS6224131Y2 (ja)
JP2897197B2 (ja) 真空ゲート弁
JPH0539480Y2 (ja)
JPS63177371U (ja)