JPH0770340B2 - コネクタの結合検知装置 - Google Patents

コネクタの結合検知装置

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JPH0770340B2
JPH0770340B2 JP2075699A JP7569990A JPH0770340B2 JP H0770340 B2 JPH0770340 B2 JP H0770340B2 JP 2075699 A JP2075699 A JP 2075699A JP 7569990 A JP7569990 A JP 7569990A JP H0770340 B2 JPH0770340 B2 JP H0770340B2
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    • H01R13/627—Snap or like fastening
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    • H01R13/6272—Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
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    • H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用ワイヤハーネスの接続等に用いられ
る一対のコネクタにおいて、正常に結合されたか否かを
検知する手段を有するコネクタの結合検知装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第11図において、Ａ′は雄コネクタであって、雄コネク
タハウジングＡの端子収容室内において可撓係止片２に
より雌端子Ｃを保持しており、Ｂ′は雌コネクタであっ
て、雌コネクタハウジングＢの端子収容室３内において
可撓係止片４により雄端子Ｄを保持している。
雄コネクタハウジングＡには可撓支持部5aによりロック
腕５が設けられ、前側の長孔5bの先端に形成された係止
部5cが雌コネクタハウジングＢの表面に設けた係止突起
６に係合する。ロック腕５の後端にはロック解除用操作
部5dが設けられる。
雄コネクタハウジングＡにはロック確認用スライダＥが
前後方向において移動自在に設けられ、その基部７から
前方において片持ちの可撓性のロック検知アーム８が突
出し、該ロック検知アーム８は先端部において係合部8a
と支持部8bを有していて前記ロック腕５の長孔5b内に延
長し、衝合部8aが係止部5cの後面に当接すると共に支持
部8bが係止部5cの上面に当接している。従って、第11図
（ａ）の如くに、雌，雄のコネクタハウジングA,Bの嵌
合前においては、ロック確認用スライダＥはロック腕５
の係止部5cにより前方への移動が阻止されている。
雌，雄のコネクタハウジングA,Bを嵌合すると、ロック
腕５の係止部5cが係止突起６のテーパー状案内面6aに沿
って上方へ移動し、これにつれてロック検知アーム８も
上方へ移動し（第11図b,c）、係止部5cが係止突起６を
乗り越えたところでロック腕５が下降し、衝合部8aが係
止突起６上に位置することによりロック検知アーム８は
ロック腕５との係合関係を外れて単独で上昇位置を取る
（第11図ｄ）。そして、この状態でロック確認用スライ
ダＥを前方へ移動させることが可能となり、これによっ
て雌，雄コネクタＡ′,B′の完全嵌合を確認している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術にあっては、雄コネクタハウジングに設け
たロック確認用スライダの位置を見て嵌合状態を判断し
ているので、不完全嵌合の検知において不充分である。
本発明は上記した点に着目して為されたものであり、か
かるロック確認用スライダを有するコネクタにおいて電
気的にコネクタの完全嵌合を検知するようにしたもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、可撓ロ
ック腕を有する一方のコネクタハウジングと該可撓ロッ
ク腕に対する係合部を有する他方のコネクタハウジング
と該一方のコネクタハウジングに設けて上記両コネクタ
ハウジングの完全嵌合時において前進するロック確認用
スライダから成り、該一方のコネクタハウジングと該ロ
ック確認用スライダに相対向して検知回路用端子と短絡
用端子を設け、ロック確認用スライダの前進時において
該検知回路用端子と短絡用端子が接触する構成を採用し
た。
〔実施例〕
第１図ないし第３図に示される雄コネクタハウジングA1
は、相手方雌コネクタハウジング（図示せず）と完全嵌
合した際において前方へ移動させることができるロック
確認用スライダE1を有する。ロック確認用スライダE1と
ロック腕５との係合はガイドレール構造となっている。
雄コネクタハウジングA1には前半部において相手方雌コ
ネクタハウジングを囲む套体部９が設けられ、該套体部
９の後部より一対のレール10が後方へ延長し、ロック確
認用スライダE1の基部７の両側に形成された溝11が該レ
ール10に係合しており、溝11の上部において前後方向に
貫通した一対の端子収容室12が形成されている。
端子収容室12には予め電線13と接続された小型の検知回
路用雌端子F1が挿入されて係止片14を段部12aに係合さ
せることにより抜け止めされ、套体部９には平面コ字状
の短絡用端子G1が埋設されてその接触端G1′が突出して
検知回路用端子F1と対向している。
上記構成において、相手方コネクタとの完全嵌合時にお
いてはロック確認用スライダE1を前進させることがで
き、短絡用端子G1の接触端G1′が一対の検知回路用雌端
子F1と接触して検知回路を閉じる。
第４図ないし第６図の実施例においては、雄コネクタハ
ウジングA2の套体部９′の下部に一対の端子収容室15が
形成されていて検知回路用端子F2が挿入、係止され、そ
の弾性接触片16が套体部９′の開口より下方へ突出す
る。
そして、ロック確認用スライダE2には環状枠部17aを介
して支持板17が連設され、該支持板17上にはＬ字状の短
絡用端子G2が設けられる。
上記構成において、相手方コネクタとの非嵌合時におい
てはＬ字状の短絡用端子G2の一部は一方の検知回路用端
子F2と接触しており（第６図ａ）完全嵌合時においてロ
ック確認用スライダF2を押し込むことにより短絡用端子
G2は両方の検知回路用端子F2と当接して検知回路を閉じ
る。
第７図及び第８図の実施例においては、ロック確認用ス
ライダE3に形成した一対の端子収容室18に検知回路用端
子F3が挿入、係止されてその弾性接触片19がスライダE3
の開口部より突出している。
そして、雄コネクタハウジングA3の套体部９″には短絡
用端子G3が埋設されてその接触端G3′が突出して弾性接
触片19と対向している。
上記構成において、相手方コネクタとの完全嵌合時にお
いてロック確認用スライダE3を前進させると、短絡用端
子G3の接触端G3′が検知回路用端子F3の弾性接触片19と
当接して検知回路を閉じる。
第９図および第10図の実施例においては、雄コネクタハ
ウジングA4の套体部９の後部において一対の端子収容
室20が形成されて検知回路用端子F4が挿入、係止されて
いる。
そして、ロック確認用スライダE4には、短絡用端子G4が
設けられ、コネクタの完全嵌合時において該スライダE4
を押し込んだ際に、短絡用端子G4の弾性接触端G4′が開
口部20aから進入して、検知回路用端子F4と接触し、検
知回路を閉じる。
〔発明の効果〕
本発明は上記した如くに、可撓ロック腕を有する一方の
コネクタハウジングと該可撓ロック腕に対する係合部を
有する他方のコネクタハウジングと該一方のコネクタハ
ウジングに設けて上記両コネクタハウジングの完全嵌合
時において前進するロック確認用スライダから成り、該
一方のコネクタハウジングと該ロック確認用スライダに
相対向して検知回路用端子と短絡用端子を設け、ロック
確認用スライダの前進時において該検知回路用端子と短
絡用端子が接触するようにして成るものであるから、ロ
ック確認用スライダ部分とこれに対応するコネクタハウ
ジング部分を用いて特にコネクタハウジングを大型化す
ることなく、コネクタの嵌合検知回路を構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例について一方のコネクタハウ
ジングを一部切欠して示す斜視図、 第２図は同上の背面図、 第３図は同上の平面図、 第４図は他の実施例について一方のコネクタハウジング
からロック確認用スライダを分離した状態の斜視図、 第５図は同上の断面図で、（ａ）はロック確認用スライ
ダの後退位置、（ｂ）はロック確認用スライダの前進位
置を示す。 第６図は同上の底面図で、（ａ）はロック確認用スライ
ダの後退位置、（ｂ）はロック確認用スライダの前進位
置を示す。 第７図はまた他の実施例を示す背面図、 第８図は同上の断面図で、（ａ）はロック確認用スライ
ダの後退位置、（ｂ）はロック確認用スライダの前進位
置を示す。 第９図は更に他の実施例を示す背面図、 第10図は同上の断面図で、（ａ）はロック確認用スライ
ダの後退位置、（ｂ）はロック確認用スライダの前進位
置を示す。 第11図は従来例の断面図で、（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）
（ｅ）（ｆ）は一対のコネクタハウジングの嵌合位置を
示す。 A1，A2，A3，A4……一方のコネクタハウジング、E1，
E2，E3，E4……ロック確認用スライダ、F1，F2，F3，F4
……検知回路用端子、G1，G2，G3，G4……短絡用端子、
５……可撓ロック腕、６……係合突起（係合部）。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】可撓ロック腕を有する一方のコネクタハウ
    ジングと該可撓ロック腕に対する係合部を有する他方の
    コネクタハウジングと該一方のコネクタハウジングに設
    けて上記両コネクタハウジングの完全嵌合時において前
    進するロック確認用スライダから成り、該一方のコネク
    タハウジングと該ロック確認用スライダに相対向して検
    知回路用端子と短絡用端子を設け、ロック確認用スライ
    ダの前進時において該検知回路用端子と短絡用端子が接
    触することを特徴とするコネクタの結合検知装置。
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