JPH0769361A - 液体ディスペンサ容器 - Google Patents

液体ディスペンサ容器

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JPH0769361A
JPH0769361A JP6164716A JP16471694A JPH0769361A JP H0769361 A JPH0769361 A JP H0769361A JP 6164716 A JP6164716 A JP 6164716A JP 16471694 A JP16471694 A JP 16471694A JP H0769361 A JPH0769361 A JP H0769361A
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JP
Japan
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valve
pump
clip
air
container
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Application number
JP6164716A
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English (en)
Inventor
Clemens Schumacher
クレメンス・シュマッケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Finke GmbH and Co KG
Original Assignee
Robert Finke GmbH and Co KG
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Filing date
Publication date
Application filed by Robert Finke GmbH and Co KG filed Critical Robert Finke GmbH and Co KG
Publication of JPH0769361A publication Critical patent/JPH0769361A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B9/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
    • B05B9/03Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
    • B05B9/04Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump
    • B05B9/08Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type
    • B05B9/0805Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type comprising a pressurised or compressible container for liquid or other fluent material
    • B05B9/0811Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type comprising a pressurised or compressible container for liquid or other fluent material comprising air supplying means actuated by the operator to pressurise or compress the container
    • B05B9/0816Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type comprising a pressurised or compressible container for liquid or other fluent material comprising air supplying means actuated by the operator to pressurise or compress the container the air supplying means being a manually actuated air pump
    • B05B9/0822Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type comprising a pressurised or compressible container for liquid or other fluent material comprising air supplying means actuated by the operator to pressurise or compress the container the air supplying means being a manually actuated air pump a discharge device being fixed to the container

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ室が入口弁および出口弁を有するとこ
ろのポンプから液体が漏れないような液体ディスペンサ
容器を提供する。 【構成】 容器(1)のヘッド側に配置されたディスペ
ンサノズル(D)とおよび容器(1)に付属のポンプ
(P)用ポンプハンドル(15)とを備えたとくに噴霧
状または泡状に供給するための液体(2)のディスペン
サ容器(1)であって、ポンプ(P)が液体表面(1
4)上に圧力クッションを形成するためのポンプシリン
ダ(11)、ピストンロッド(16)およびポンプピス
トン(22)を有し、ポンプ室(21)が空気入口弁
(V1)および空気出口弁(V2)を有するところの前
記液体ディスペンサ容器(1)において:機能が確実で
ありかつ使用上好ましい構造を得るために、前記空気出
口弁(V2)が相互に前後して設けられた2つの弁(3
4、35)からなり、前記2つの弁(34、35)の間
に空気容積が閉じ込めることができるように構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器のヘッド側に配置
されたディスペンサノズルとおよび容器に付属のポンプ
用ポンプハンドルとを備えたとくに噴霧状または泡状に
供給するための液体のディスペンサ容器であって、ポン
プが液体表面上に圧力クッションを形成するためのポン
プシリンダ、ピストンロッドおよびポンプピストンを有
し、ポンプ室が空気入口弁および空気出口弁を有すると
ころの前記液体ディスペンサ容器に関するものである。
【0002】このタイプのディスペンサは環境保全を害
するような噴射剤で作動される器具に実質的に代わるも
のである。このタイプの一実施態様がドイツ特許公開第
4217865号から既知である。この器具の1つの基
本的な問題点は、液体表面上に圧縮空気を形成するポン
プから液体が漏れることである。このような漏れはたと
え僅かでも、種々の性質の液体を取り扱うので好ましく
なくかつ許容できないものである。1つの原因は常に濡
れている弁本体が膨潤してもはやタイトに閉まらなくな
ることである。不良公差との組合せがしばしば上記欠陥
の原因ともなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、使用上好
ましいように上記欠点を排除したこのタイプのディスペ
ンサを形成することが本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1に記
載の本発明により達成される。従属項は本発明の目的の
有利な他の実施態様を含む。
【0005】この実施態様の結果として、利用価値の高
いこのタイプの液体ディスペンサ容器が得られる。これ
は、空気出口弁が相互に前後して設けられた2つの弁か
らなり、前記2つの弁の間に空気容積を閉じ込めること
ができることにより達成される。この結果、一種のロッ
クゲート機能が得られる。液体がたとえ第1の弁を通過
したとしても、液体は次のバリヤすなわち第2の弁で必
ず遮断される。さらに、その間に入り込んだ液体の部分
はポンプの作動中に必ず吐出することができる。ポンピ
ング中、作動圧力に対応する圧力が前記ロックゲート領
域内に形成される。静止位置において、閉じ込められた
空気容積内の圧力と容器内の液体表面上の圧力との間の
僅かの差が第1の弁を確実に閉じる機能として有利に使
用可能である。
【0006】このほかに、ポンプヘッド全体ならびにそ
の部分の弁が液体から遮断されている。第1の弁がチュ
ーブ弁であるこのタイプの一実施態様において、使用上
の信頼性を高める1つの手段は第2の弁としてディスク
弁を使用することである。貯蔵圧力は、一般にかなり大
きな面であるディスクの領域上に弁を閉じる方向にきわ
めて強力に働く。弁の配置に関する構造上の観点から、
空気容積を閉じ込めるために、ポンプピストンの軸と共
軸に配置されたピンを使用して環状室が形成されている
ことが有利である。実際的に弁装置の心臓部を形成しさ
らに中心に配置されたこの手段は好ましい形でポンプの
運転をバランスさせている。この点に関してチューブ弁
を形成するためにピンが弁チューブと協働することが有
利である。中央のピンはその周囲に好ましい環状室を形
成し、さらに同時にピンがディスク弁を固定するのに使
用されるという他の機能も果たしている。最適形態を有
する固定部分および機能部分を形成するために、ディス
ク弁がベル形状断面を有するように形成され、ピンのポ
ンプピストンとは反対側の端部を覆ってそれと係合して
いるようにすることがさらに提案されている。構造的に
簡単な取付方法は、ディスク弁がクリップによりピン上
に保持されていることである。
【0007】さらに、好ましい高いシール作用は、ディ
スク弁用の当接シール面内に溝が形成されまたディスク
弁のシールビードがシール状態をなして少なくとも部分
的に前記溝内に当接していることにより達成される。こ
のために2つの間隔配置されたシールゾーンまたはシー
ル面が設けられ、さらにシールビードが溝の上部端縁に
当接して溝内に自由空間を形成している場合に小規模な
ロックゲート機能を形成することができる。シールビー
ドの流れ方向後方に位置する外側リップがディスク弁上
に設けられ、前記リップがシール状態をなして当接シー
ル面に当接していることにより、さらに第3のシール面
が得られる。リップは好ましい第3のシール面に対して
きわめて敏感なディスク端縁を形成している。液体表面
上にかかっている圧力はリップをそれらの対応するシー
ル面に押し付けている。ピストンロッドの外面上に摩擦
ロック***部が形成され、前記摩擦ロック***部はポン
ピング工程の終端において作用することもまた有利であ
る。このようにして、ピストンロッドはたとえばその自
重によりその基本位置からすなわちポンプシリンダから
滑り落ちることはない。
【0008】他の方法として入口弁とピストンロッドと
の間にある種の自由通路を作ることによりこのことが可
能ではあるが、この場合とくに安全措置を講じなければ
ならず、これがポンプ室内の圧力を低下することにな
り、したがって残圧がピストンロッドを押し出すことが
できなくなる。このような手段が、本発明の先行技術を
形成するドイツ特許公開第4217865号に詳細に記
載されている。さらに、弁ディスクを好ましい形で固定
するために、クリップビードが個別のクリップノーズの
形に形成されることが提案されている。固定部分の一部
がクリップノーズの間の隙間にわたりコード状にブリッ
ジすることができるので、これは小さな拡張を必要とす
る。クリップノーズが空気出口開口の領域内に存在する
場合、クリップノーズは成形により形成することが好ま
しい。これにより空気出口開口には、空気を吐出させる
機能とおよび成形品からクリップノーズを加工しやすく
するためのアクセスパスを形成するという2つの機能が
与えられる。さらに、ディスク弁がクリップノーズの下
側で係合するためのラッチ面を形成していることが好ま
しい。できるだけ遊びをなくししかも成形技術上の要求
も十分に満たしたディスク弁の固定方法を得るために、
クリップノーズの下面が弁ディスクのラッチ面に対し2
0°以下の角を形成することがさらに提案されている。
約10°の角が好ましい。最後に、クリップノーズの下
面が水平面内でおよびピストンロッドの縦方向中心軸に
垂直に伸長していることもまた好ましい。したがって下
面はシャープな端縁を有して形成されている。
【0009】本発明の目的を以下に図面に示した実施態
様により詳細に説明する。
【実施例】ディスペンサSpとして使用される容器1は
液体2を噴霧状または泡状に供給するためのものであ
る。このために、これはディスペンサノズルDと呼ばれ
る機能ユニットとポンプPと呼ばれる機能ユニットとを
有している。ディスペンサノズルDは作動しやすいよう
に容器1のヘッド面3の上方に配置され、ヘッド面3の
上方にノズルDのヘッド部分4が配置されている。
【0010】他方で下側を向くヘッド部分5が容器1上
に存在する肩部6に接続されている。
【0011】実質的に中空シリンダとして形成されてい
る容器1はブロー成形法により製造される。たとえばH
DPEのような粘弾性プラスチックが使用される。
【0012】標準自立ユニットとして設計された容器1
の上端部および下端部は各々継手7および8をそれぞれ
形成するように細くされかつそれぞれ外ねじ9および1
0を有し、これらの外ねじ9および10は上部ヘッド部
分4および下部ヘッド部分5上の対応する内ねじと協働
している。このタイプのブラスト容器は先願のドイツ実
用新案登録出願第G9208050.2号に詳細に記載
されており、その内容はすべて本明細書に含まれるもの
である。
【0013】下部継手8から出発して、ポンプシリンダ
11は容器1の内部に伸長し、ほぼヘッド面3の位置ま
で伸長している。
【0014】これとは反対方向に、ディップチューブす
なわちライザチューブ12が上部ヘッド部分4または継
手7から伸長し中心に配置されたポンプPの横を通過し
ている。このディップチューブまたはライザチューブ1
2は肩部6のレベルまで下に伸長し、チューブの底部は
開放している。
【0015】ポンプシリンダ11およびライザチューブ
12はそれらの全長の大部分を液体2内に伸長させてい
るが;ポンプヘッド13は液2から飛び出し、すなわち
液体を最高レベルまで充填してもポンプヘッド13はな
お明らかに最高液体レベル14から上に突出している。
したがって、ユニットが立っているとき、液体は必ずポ
ンプヘッド13からすぐ流れ落ちることになる。
【0016】機能ユニットであるポンプPの見える部分
はそのポンプハンドル15である。ポンプハンドル15
はキャップで構成され、キャップはポンプPが基本位置
にあるときに下部ヘッド部分5とグリップ係合してそれ
を被覆している。
【0017】管状ピストンロッド16はポンプハンドル
15と一体の部品であるかまたはクリップ継手などによ
りピストンロッド16に接続されている(図3参照)。
ピストンロッド16は断面が円形のチューブである。下
部ヘッド部分5上を伸長するキャップ形状ポンプハンド
ル15は実質的に大きな空洞17を形成しかつ肩部6ま
で伸長してストッパにより制限され、肩部6の下側にポ
ンプハンドル15の端縁18が当接しストッパにより制
限されている。
【0018】ピストンロッド16の前後ストローク作用
により、ポンプPによって容器1内に圧力が形成され
る。圧入された空気は中空管状断面部19内に送り込ま
れる。このために、キャップ形状ポンプハンドル15の
底部は空気の通過開口20を有し、この底部は同時にデ
ィスペンサSpの自立面を形成している。ピストンロッ
ド16の管状断面部はロッドのほぼ全長にわたり保持さ
れ、したがって送り込まれた空気の搬送はポンプシリン
ダ11の上端部の領域内において行われる。このため
に、ポンプピストン22はピストンロッド16の自由な
内側端部上にシート当接している。ポンプピストンはス
リーブとして形成されている。そのピストン端縁はシー
ルリップ23において終端してカップを形成し、カップ
の開放側は上を向いている。シールリップ23はポンプ
シリンダ11の内壁面上をスライドする。
【0019】ポンプピストン22は同時に空気入口弁V
1として機能する。このために、たわみ性弾性材料で成
形されたポンプピストン22はピストンロッド16に対
して軸方向に相対的に移動可能である。相対移動は制限
され、その移動量が図5において「y」で示されてい
る。ピストンロッド16の運動方向に応じて、摩擦ロッ
クで案内されるポンプピストン22の底部はその背側ま
たは胸側をピストンロッドに当接させる。このようにし
て、空気の通路はそれに応じてブロックされたり解放さ
れたりする。
【0020】ピストンロッド16がポンプ室21の方向
に前進ストロークを行うと、これによりポンプ室21の
容積が減少されると共にピストンのカップ底部の後側が
ピストンロッド16の縦方向中心軸x−xと同軸に配置
された環状リブ24によりシールを形成してピストンロ
ッド16に当接する。環状リブ24はポンプピストン2
2の後側に直接成形されかつ前記方向においてそこに存
在する横壁25上で終端している。すなわち、環状リブ
24はその内面をシール円錐部26に当接させて閉じて
いる。シール円錐部26は横壁25の頂部からの成形隆
起部として形成されている。シール円錐部26の弁シー
ト面をこのように包囲している環状リブ24のナイフ形
状端部は横壁25の頂部までは伸長していないので、ほ
ぼ自動的に好ましいシール作用が常に保証される。
【0021】管状断面部とポンプ室21との間の空気流
れ連絡はピストンロッド16の横壁25と円筒壁との間
のコーナー領域内に設けられた通過開口27を介して行
われる。これらの開口27は外側を向く射撃穴のように
広がった窓状開口である(図7参照)。全体でこのよう
な通過開口27が4つ設けられている。これらは等角度
間隔に配置されている。
【0022】他方で、ピストンロッド16が外側に引き
出されることによりポンプピストン22のピストンカッ
プ底部が前記シール円錐部26から離れた場合、次の空
気量を吸い込むための通路が形成され、これにより横壁
25内の通過開口27はポンプピストン22のカップ底
部内の中央通路28と流体連絡を形成する。通路28は
ポンプピストン22とおよびポンプピストン22を軸方
向に案内する中心に配置されたマンドレル29との間の
対応する隙間により形成される。マンドレル29はシー
ル円錐部26の頂部に接続しかつきのこ形突出部30に
おいて終端している。
【0023】カップ形状ポンプピストン22は前記マン
ドレル29上に抜けないようにクリップされ、突出部側
に可動ポンプピストン22のための軸方向隙間「y」を
残している。突出部30の下面およびそれと反対側の前
記シール円錐部26は制限ストッパを形成している。
【0024】吸込行程における流れ通路を形成するため
に、きのこ形状突出部30は十字スリットを有し、この
十字スリットはシール円錐部26の上端部のすぐ手前ま
で伸長している。したがって4つの独立したラッチフィ
ンガが形成され、これらが相互に組み合わされてマンド
レル29全体を構成している。したがって、ポンプピス
トン22が突出部30の下面に当接していても、ポンプ
室21との通路は開かれている。他方で、環状リブ24
がシール円錐部26に当接したとき、ナイフ形状環状リ
ブ24の直径が中央通路28の内径より大きいので、ポ
ンプピストン22を通過する流れ通路は上記のようにブ
ロックされる。
【0025】ピストンロッド16は抜けないようにポン
プシリンダ11と接続されている。このために、ピスト
ンロッドの外壁上で横壁25内またはその付近に周方向
伸長ストッパ31が設けられ、ストッパ31は下部ヘッ
ド部分5上の相手スリット32と協働し、この下部ヘッ
ド部分5を通過してポンプシリンダ11が外側方向へ伸
長し、ポンプシリンダ11は同時に下部ヘッド部分5上
に形成されてカラーを構成している(図3参照)。横壁
25から軸方向に間隔をなしてほぼそれと芯を合わせて
他の環状リブ33が伸長しているが、環状リブ33はと
くにガイドとして使用されるばかりでなく第2のラッチ
***部としても機能している。したがって、ピストンロ
ッド16を取り付けたりまたは完全に取り外したりする
ためには、意識的に力を加えることが必要である。
【0026】ポンプ室21から容器1の圧力室 の方向
への出口は空気入口弁V1の後方に配置された空気出口
弁V2により制御される。空気出口弁V2は2つの弁3
4および35で構成され、これらの弁34および35は
それぞれ独立に作動する。これらの閉止作用はそれらの
材料の復元力および形成される空気圧力の荷重成分に基
づいている。シール状態が図4からわかりまた作動状態
が図5からわかる。
【0027】相互に前後して設けられた2つの弁34、
35の間に空気容積を閉じ込めることができる。弁3
4、35を支持しているポンプヘッド13はこのために
室、とくに詳細には環状室36を形成している。環状室
36は一種のロックゲートを形成し、ポンピング作用に
よりこのロックゲート内に加圧空気容積が途中で保持さ
れる。弁34、35の2つのバリヤ面は液体がポンプP
から流出するのを防止している。
【0028】第1の弁34はいわゆるチューブ弁であり
かつ内部弁として設けられている。
【0029】第2の弁35はいわゆるディスク弁であ
り;外部弁として機能している。外部弁は軟質PPで構
成され、一方内部弁にはエラストマーが使用されてい
る。エラストマーは容器内に長時間形成されている圧力
に耐えることができるものである。外部弁が設けられた
ために、この結果内部弁は製品とできるだけ接触しなく
てもすむようになる。フラットシールを形成する外部弁
には初期張力を与えることが好ましく、これにより圧力
がない状態でも液体の内部弁への侵入の問題は実際的に
発生しない。
【0030】両方の弁34、35の支持体はカップ形状
に形成された弁ハウジング37であり、弁ハウジング3
7はポンプシリンダ11の自由端部上に設けられてい
る。これは締まりばめで固定してもよくまたは図示のよ
うに2つの部分の挿入隙間38の領域内における形状ロ
ック係合でもよい。対応するビード/溝形状ロックが符
号39で示されまたこのロック機能は図から明らかであ
る。
【0031】キャップ形状弁ハウジング37の中心にピ
ン40が設けられている。ピン40はポンプピストン2
2の軸と共軸に伸長し、したがって同時に容器1の縦方
向中心軸x−x内に伸長している。
【0032】ピン40の外面は環状室36の内部境界で
ある。ピン40と共軸に伸長する環状壁41は環状室3
6の外側境界を形成している。環状壁41はキャップ形
状弁ハウジング37のカバー42から始まっている。
【0033】中央ピン40の周りに複数の穴状空気出口
開口43が分配されている。空気出口開口43はカバー
42の平らな部分内に設けられ、カバー42は周囲にお
いてディスク弁用弁シート面としてのなで肩当接シール
面44に移行し、したがって第2の弁35にも移行して
いる。44は基本的に円錐状外面である。
【0034】キャップ形状弁ハウジング37の内部へ自
由に伸長するピン40の内部部分は弁スリーブ45と当
接してチューブ弁を形成している。僅かに初期張力を与
えて取り付けられている弁スリーブ45はあらかじめ取
り付けられた弁ハウジング37の対応する組立体上にそ
れ自身を密着保持している。チューブ状弁スリーブ45
を取り付けやすくするために、ピン40の自由下端部の
端縁領域にベベルが設けられている。このように、一種
の挿入円錐部46が形成されている。ピン40の断面は
上方方向に僅かに増大している。
【0035】カバー42の上方に接続されているピン4
0の外部部分はディスク弁すなわち第2の弁35を取り
付けるために使用される。ディスク弁はピン40のクリ
ップにより保持される。ピン側クリップビードは符号4
7を有している。弁ディスクが挿入装着されたとき、ク
リップビード47はその下側で弁ディスクの相手クリッ
プビード48により係合される。前記ビード48はその
断面がベル形状をなしているディスク弁のディスク延長
部49の上方に設けられている。ディスク延長部49ま
たはベル端縁は図示のように中央ドーム形状伸長部50
に移行し、伸長部50はフード形状をなしてポンプピス
トン22とは反対側の端部においてピン40の上に係合
している。
【0036】ピン40は中空ピンとして設計されてい
る。ピン40は上方に開いている。開口の端縁は内部挿
入制限ブロック51によりドーム形状伸長部50を支持
している。
【0037】クリップ装着は、圧力室 内の空気クッシ
ョンの形成のために環状室36に流入する空気により押
されて取り外されることはない。平らな円錐状ベル端縁
またはディスク延長部49はこのような形状により弁本
体に当接してある程度安定している。
【0038】ディスク弁のための当接シール面44内に
溝52が設けられている。溝52は上方に開いた環状溝
であり、横方向に凸面をなす円形底部を有している。溝
52の上方において、ディスク弁の端縁に近い領域にシ
ールビード53が形成されている。
【0039】シールビード53は、断面からわかるよう
に回転対称のほぼ半円形の材料***部を形成している。
シールビード53のこの円形底面の直径は、下がりシー
ル面44の平面内で測定した、溝52の相互に平行に伸
長する端縁54および55の間の半径方向距離より大き
い。これにより、シールビード53と当接シール面44
すなわち端縁54、55との間の第1のシールゾーンa
および第2の外側シールゾーンbが形成される(図4参
照)。単に初期応力のみを利用した適切なシール状態に
おいては、溝52の端縁のみが接触してシールビード5
3はその一部のみが前記溝52内へ入り込んでいる。し
たがって溝52内に自由空間F1が得られる。
【0040】これにより、加圧空気容積を含む環状室3
6に続いて同様に加圧されている第2の別個の空気容積
が形成される。ここで場合により減圧が発生するとこれ
によりそれぞれの液体部分を常にポンプヘッド13から
追い出し、一方液体表面14にかかっている圧力は常に
弁34、35を閉じるように働いている。
【0041】図4および5からさらにわかるように、流
れ方向から見てシールビード53の後方で当接している
外側リップ56がディスク弁35上に設けられている。
シール状態(図4)において、リップ56もまた当接シ
ール面44に当接している。このリップ56の端縁はナ
イフ形状に終端しかつ高いシール閉止作用を与えてい
る。このリップ56はその内面のみを前記面44に置い
ている。このために、円周リップは斜めに形成されてい
る。
【0042】下がり鋭角リップ56の内面がシール面4
4から離れているのでそこに第2の自由空間F2が形成
され、この第2の自由空間F2は別個の空気容積を含ん
でいる。前記自由空間F2の半径方向幅はシールゾーン
aとシールゾーンbとの間の内側幅に対応している。し
たがって、リップ56のナイフ形状端縁はbから前記距
離だけ離れた位置に他のシールゾーンcを形成する。F
1およびF2は圧力を含むが、この圧力は液体表面14
上に作用する圧力クッションによって支配される。
【0043】内部弁したがって第1の弁34は、弁ハウ
ジング37の外壁58と弁ハウジング37の環状壁41
との間に形成された周囲シャフト57内にあらかじめ装
着可能に挿入することができる。
【0044】図からわかるように、環状壁41は軸方向
に伸長し外壁58の端部面に対してその手前で止まって
いる。このように、その下側に存在する弁ハウジング3
7の内部は弁スリーブ45の基本領域を配置するのに使
用可能である。この基本領域はV形状に折り返され、し
たがって底部側ベンド部59に隣接して上方方向に伸長
する段付アーム60がアンカー部分60としてシャフト
57内に入り込んでいる。段部は符号61を有してい
る。段部61により環状壁41の下向き端縁上にアーム
60の支持部が形成される。
【0045】段付アーム60の自由端部は反対側に向か
って下方方向外側に折り返されている。この自由端部は
一種のフック部分を形成し、このフック部分はポンプシ
リンダ11の上向き端縁63上にアンカーするように係
合している。さらに、シャフト57の底部は凹部64に
移行している。周囲ウェブ65は凹部64内に伸長して
いる。このように、高いシール作用を有する隙間ラビリ
ンスが形成される。
【0046】フック部分は顕著な材料***部で構成さ
れ、実際のフック部分もまた環状壁63のベベルを設け
た外側ゾーンの上に伸長している。したがって、部分3
4および37はあらかじめ組み立てることができる。
【0047】段部61はポンプシリンダ11の内壁とア
ーム60の後方伸長外壁との間にカップ形状ポンプピス
トン22をポンプ室21内に軸方向に挿入するための十
分な自由空間を形成する。
【0048】ポンプ室21はまた、ポンプシリンダ11
の円筒内壁がポンプヘッド13内に、ポンプシリンダ1
1がそこに段部66を有するという簡単な構造の均圧装
置を含んでいる。この段部66はポンプ室21の拡大内
部断面部に移行している。ポンプピストン22がこの端
部領域に入り込んでいるので、ポンプピストン22のシ
ールリップ23は実際に自立姿勢をなして伸長し、すな
わちポンプピストンフェンス22の前面に形成された圧
力クッションはポンプ室21内で急に低下する。カップ
形状ポンプピストン22の外側で、シールリップ23と
ポンプ室21の大きい断面を有する対応の壁部分との間
の環状スロット67を流れて圧力は逃げていく。ポンプ
ピストンの後側を通って流れは通過開口27を通過して
管状断面部19に到達しかつ通過開口20から外へ逃げ
る。
【0049】自立器具として形成されたディスペンサS
pをその自立面68から拾い上げたときにポンプ室21
内に断面の大きい部分が存在することおよび前記の自由
隙間yが存在することによりピストンロッド16が底部
が突び出す位置まで下がることが原則として可能である
が、これを避けるために一種の滑りブレーキが設けられ
ている。滑りブレーキはピストンロッド16の表面上に
形成された摩擦ロック***部69により構成されてい
る。摩擦ロック***部69は、均圧位置に到達したとき
のみ、ピストンロッド16を案内するポンプシリンダ1
1上への対応する摩擦ロック当接が作用するように位置
決めされている(図4)。相手摩擦面はポンプシリンダ
11の内壁すなわちコネクタ形状延長部70であり、延
長部70は下部ヘッド部分の下側から明らかに伸長して
いる。相手摩擦面はこの延長部70の代わりにまたはこ
の延長部72に追加して摩擦ロック***部を有してもよ
い。図8および9からわかるように、ピストンロッド1
6のこの端部上において相互に直径方向反対側に2つの
摩擦ロック***部69が設けられている。
【0050】さらに図8および9から、キャップ形状ポ
ンプハンドル15の底部から伸長するラッチフック72
と協働するラッチ突起部71が設けられていることがわ
かる。周囲ラッチ突起部71の場合底部上に等角度間隔
に配置された3つのラッチフック72を形成することが
有利である。
【0051】ディスペンサノズルDは通常の構造である
ので、とくにその機能を理解するためにのみ簡単に説明
する。ディスペンサノズルDは他の吐出弁V3を作動す
る押しボタン73で構成されている。押しボタン73は
中央ラム74に続き、中央ラム74は基本位置の方向に
ばねで付勢されている。前記ラム74に作用する圧縮ば
ねは符号75を有しかつインサート部分76にシート当
接し、インサート部分76はその上部部分に圧縮ばね7
5のためのばね室を形成しまた下部部分にライザチュー
ブ12を受け入れるための支持部を形成している。
【0052】インサート部分75は中央開口を有するね
じキャップ77のカバー内にクリップ係合され、ねじキ
ャップ77は上部ヘッド部分4を形成している。ここで
ディスク形状部分はその上面においてシールリング78
に当接しかつシールリング78をねじキャップ77のカ
バーの底部にクランプしている。シールリング78の穴
端縁はラム74の横通路79の前面にタイトシールをな
して当接し、この横通路79はラム74の中心の中央吐
出通路80と連絡している。中央吐出通路80は噴霧ジ
ェットまたは泡ジェットを形成するために吐出すべき流
体をノズル81まで導く。
【0053】シールリング78の下側の中央領域は削り
取られまたこの領域は1つ以上の空気通路82を介して
容器1の圧縮空気容積と流体連絡を形成している。
【0054】押しボタン73が下に押されると、シール
リング78の穴端縁が横通路79の周縁口から離れる。
これによりライザチューブ12内に入り込んだ液体は液
体表面14上の圧力により、最適噴霧または泡形成用空
気を前記空気通路82を介して同伴しながら吐出通路内
に入り込むことができる。
【0055】図10ないし12に示す変更態様は弁ディ
スクと弁ハウジングおよびピン40のそれぞれとの間の
クリップ装着の他の実施態様に関するものである。同じ
説明の繰り返しを避けるために、同じ符号が使用されて
いる。今までの実施態様は連続周囲クリップビード47
を有していたが、他の実施態様は個別クリップノーズ8
3の形のクリップビード47を示している。これらのク
リップノーズ83はピン40の周囲面すなわち外面上に
軸方向に芯出しされて等間隔に配置されている。クリッ
プノーズ83はピン40上に一体成形されている。
【0056】図12からわかるように、このような3つ
のクリップノーズ83が存在している。円周方向に測定
されたクリップノーズ83の長さは本質的に、クリップ
ノーズ83の間に残された隙間84の、同様に円周方向
に測定された長さに対応している。
【0057】このような弁ディスクのための保持装置
は、強制型抜き用の周囲アンダーカットを必要としな
い。クリップノーズ83の下面85はむしろシャープな
端縁として形成されている。下面85は図示の自立位置
を考慮して共通水平面内、したがってピストンロッドの
縦方向中心軸x−xに垂直に伸長し、たとえば図4に示
したような約45°のベベルを有していない。
【0058】対応する成形品から下面85を削り出すの
を容易にするために、前記実施態様において設けられた
穴状空気吐出開口43が使用可能である。複数の穴状開
口の代わりに、図12からわかるように同様に空気出口
開口43で示した窓形状の開口が設けられている。工具
(図示されていない)の対応するステムが底部から弁ハ
ウジング37のカバー42を通過してカバー42の上方
に設けられたクリップノーズ83の成形領域まで到達す
る。図12からわかるように、中心方向を向いている空
気出口開口43の内端縁は管状ピン40の円筒外面と同
じ形状を有している。したがって、カバー42の上方に
設けられた成形領域は正確に加工される。
【0059】この場合も同様に、弁ディスクは前記の相
手クリップビード48を有し、前記相手クリップビード
48はその上側にしたがってクリップノーズ83に対面
する側にラッチ面86を有している。ラッチ面86は断
続のない環状肩部として伸長している。
【0060】クリップノーズ83の下面85は弁ディス
クの対応するラッチ面86に対し20°以下の角αを形
成している。図示の実施態様においては、約10°の角
度を基本としている。86はこの角度で外側に向かって
上昇している。
【0061】バルブディスク上には保持方向に前記値の
型抜きアンダーカットで十分であることがわかった。こ
れ以上大きい型抜き角は必要ではない。これは弁ディス
クの取付の点できわめて有利である。対応する角度寸法
により、実際に一部ディスペンサ内に入れられる種々の
製品により弁ディスクの膨潤が発生しても、高さ方向遊
びはそれほど大きくなることはなくまたシールリップ5
3/56の弁ハウジング37に対する初期張力はこれに
より良好に保持されることが可能である。これにより機
能的信頼性および気密性が増大される。弁ディスクは軟
質ポリプロピレンから製造されかつこれはエラストマー
サントプレーン(Santoprene)で製造するの
が好ましい内部弁34よりも多くの製品に対してより抵
抗性があるので、弁ディスクの機能の信頼性はきわめて
重要である。
【0062】ラッチ面86は横方向の丸い凸面面取部を
経てクリップビード48の内側を向く環状面に移行し、
相手クリップビード48の環状面はファンネル形状にカ
バー42の方向に開き、したがって回転対称の広がり面
87を形成している。同じ方向にベベルが形成されたク
リップノーズ83のノーズ背部と協働して、この広がり
面87は弁ディスクの組立を容易にする。
【0063】この変更態様においては同様にブロック5
1により挿入限界が形成され、ブロック51はこの図に
おいてはわかりやすくするために、ブロック51の当接
端面と管状ピン40の対応する環状端面との間に僅かな
隙間を残している。
【0064】カバー42と環状壁41とを相互に連結す
るラジアルストラット88は弁ハウジング37を補強し
ている。前記ラジアルストラットは空気出口開口43の
間の2等分線上に設けられている。
【0065】その機能を簡単にまとめると次のようにな
る:図3に示す二重矢印zの方向にポンプハンドル15
を作動することにより、ピストンロッド16が引き出さ
れたとき入口弁通過開口27から空気がポンプ室21内
に吸い込まれる。これはポンプピストンが摩擦ロックを
なしてシール円錐部26から離れることにより可能であ
る。空気は中央通路28内を通過する。端部位置に到達
したときピストンロッド16が上方に押される。ポンプ
ピストン22の後部がこのときその環状リブ24をシー
ルコーン26に当接させてシールを形成する。ポンプ室
21内に閉じ込められた空気は第1の弁34を通過して
環状室36内に入り込む。このために、弁スリーブ45
はピン40から離れる。これは前記弁スリーブ45の回
復力に抗して行われる。加圧空気は環状室36から第2
の弁35に流れる。このディスク弁はその当接シール面
44から離れ、これにより空気は空気出口開口43を通
過して容器1の圧力室 内に入り込む。各ポンプストロ
ークののちに、空気出口弁Vの弁34および35はその
基本位置に戻る。空気が十分に貯蔵されたのちにディス
ペンサは作動可能であり、すなわち液体を供給するため
には前記のように押しボタン73を作動するだけでよ
い。圧力クッションは時々回復させることができる。
【0066】端部位置に到達したとき、ピストンロッド
16またはそのポンプピストン22は前記圧力逃がし位
置に到達し、このときピストンロッド16は摩擦ロック
により保持される。
【0067】
【発明の効果】本発明にかかわる液体ディスペンサ容器
によれば、出口弁が相互に前後して設けられた2つの弁
からなり、前記2つの弁の間に空気容積が閉じ込められ
ることにより、ポンプから液体が漏れてくるのが防止さ
れる。
【0068】上記の図面の説明および特許請求の範囲に
開示された本発明の特徴は、個々におよび任意の組合せ
において本発明の効果に対し重要である。開示されたす
べての特徴は本発明に対し基本的なものである。したが
って、付属の/添付の優先書類(事前出願のコピー)の
開示のすべてもまた本出願の開示内に含まれるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護キャップが一部切り取られかつポンプ機構
が基本位置にあるところを示した、ディスペンサとして
形成された容器の側面図である。
【図2】容器自身の側面図である。
【図3】図1の線III-IIIによるディスペンサの拡大断
面図である。
【図4】シール状態にあるポンプのヘッド部分の拡大断
面図である。
【図5】圧力貯蔵ポンピング過程中の図4に類似の断面
図である。
【図6】ポンプピストンが挿入されていないピストンロ
ッドの上端部の縦断面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】請求項11に記載の手段を示した、ピストンロ
ッドの下端部の側面図である。
【図9】ピストンロッドの底面図である。
【図10】ポンプピストンが取り除かれかつクリップビ
ードの形状が修正された、図4に対応する拡大断面図で
ある。
【図11】図10のクリップビード部分の拡大図であ
る。
【図12】弁を取り外した、弁ハウジングの内部図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 2 液体 11 ポンプシリンダ 14 液体表面 15 ポンプハンドル 16 ピストンロッド 22 ポンプピストン 34 第1の弁 35 第2の弁 36 環状室 40 ピン 43 空気出口開口 44 当接シール面 45 弁スリーブ 47 クリップビード 48 相手クリップビード 52 溝 53 シールビード 54、55 溝の上部端縁 56 外側リップ 83 クリップノーズ 85 クリップノーズの下面 86 ラッチ面 D ディスペンサノズル F1 自由空間 P ポンプ Sp ディスペンサ V1 空気入口弁 V2 空気出口弁 x−x ピストンロッドの縦中心軸 α クリップノーズのラッチ面に対し形成する角

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(1)のヘッド側に配置されたディ
    スペンサノズル(D)とおよび容器(1)に付属のポン
    プ(P)用ポンプハンドル(15)とを備えたとくに噴
    霧状または泡状に供給するための液体(2)のディスペ
    ンサ容器(1)であって、ポンプ(P)が液体表面(1
    4)上に圧力クッションを形成するためのポンプシリン
    ダ(11)、ピストンロッド(16)およびポンプピス
    トン(22)を有し、ポンプ室(21)が空気入口弁
    (V1)および空気出口弁(V2)を有するところの前
    記液体ディスペンサ容器(1)において:前記空気出口
    弁(V2)が相互に前後して設けられた2つの弁(3
    4、35)からなり、前記2つの弁(34、35)の間
    に空気容積を閉じ込めることができることを特徴とする
    液体ディスペンサ容器。
  2. 【請求項2】 第2の弁(35)がディスク弁であるこ
    とを特徴とする、第1の弁(34)がチューブ弁である
    請求項1の容器。
  3. 【請求項3】 空気容積を閉じ込めるために、ポンプピ
    ストン(22)の軸と共軸に配置されたピン(40)を
    使用して環状室(36)が形成されていることを特徴と
    するとくに前出請求項の1つ以上の容器。
  4. 【請求項4】 チューブ弁を形成するためにピン(4
    0)が弁スリーブ(45)と協働することを特徴とする
    とくに前出請求項の1つ以上の容器。
  5. 【請求項5】 さらにピン(40)がディスク弁を固定
    するのに使用されることを特徴とするとくに前出請求項
    の1つ以上の容器。
  6. 【請求項6】 ディスク弁がベル形状断面を有するよう
    に形成され、ピン(40)のポンプピストン(22)と
    は反対側の端部を覆ってそれと係合していることを特徴
    とするとくに前出請求項の1つ以上の容器。
  7. 【請求項7】 ディスク弁がクリップ(クリップビード
    47/相手クリップビード48)によりピン(40)上
    に保持されていることを特徴とするとくに前出請求項の
    1つ以上の容器。
  8. 【請求項8】 ディスク弁用の当接シール面(44)に
    溝(52)が形成されまたディスク弁のシールビード
    (53)がシール状態をなして少なくとも部分的に前記
    溝内に当接していることを特徴とするとくに前出請求項
    の1つ以上の容器。
  9. 【請求項9】 シールビード(53)が溝(52)の上
    部端縁(54、55)に当接して溝(52)内に自由空
    間(F1)を形成していることを特徴とするとくに前出
    請求項の1つ以上の容器。
  10. 【請求項10】 シールビード(53)の流れ方向後方
    に位置する外側リップ(56)がディスク弁上に設けら
    れ、前記リップ(56)がシール状態をなして当接シー
    ル面(44)に当接していることを特徴とするとくに前
    出請求項の1つ以上の容器。
  11. 【請求項11】 ピストンロッド(16)の外面上に摩
    擦ロック***部(69)が形成され、前記摩擦ロック隆
    起部(69)はポンピング工程の終端において作用する
    ことを特徴とするとくに前出請求項1つ以上の容器。
  12. 【請求項12】 クリップビード(47)が個別のクリ
    ップノーズ(83)の形に形成されていることを特徴と
    するとくに前出請求項の1つ以上の容器。
  13. 【請求項13】 クリップノーズ(83)が空気出口開
    口(43)の領域内に存在することを特徴とするとくに
    前出請求項の1つ以上の容器。
  14. 【請求項14】 ディスク弁がクリップノーズ(83)
    の下側で係合するためのラッチ面(86)を形成してい
    ることを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の容
    器。
  15. 【請求項15】 クリップノーズ(83)の下面(8
    5)が弁ディスクのラッチ面(86)に対し20°以下
    の角αを形成していることを特徴とするとくに前出請求
    項の1つ以上の容器。
  16. 【請求項16】 この角が約10°であることを特徴と
    するとくに前出請求項の1つ以上の容器。
  17. 【請求項17】 クリップノーズ(83)の下面(8
    5)が水平面内でおよび/またはピストンロッド(1
    6)の縦方向中心軸(x−x)に垂直に伸長しているこ
    とを特徴とするとくに前出請求項の1つ以上の容器。
JP6164716A 1993-06-25 1994-06-23 液体ディスペンサ容器 Pending JPH0769361A (ja)

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