JPH0767977A - マスクの耳掛け紐取付け方法及びその装置 - Google Patents

マスクの耳掛け紐取付け方法及びその装置

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JPH0767977A
JPH0767977A JP5220249A JP22024993A JPH0767977A JP H0767977 A JPH0767977 A JP H0767977A JP 5220249 A JP5220249 A JP 5220249A JP 22024993 A JP22024993 A JP 22024993A JP H0767977 A JPH0767977 A JP H0767977A
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JP
Japan
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ear
mask
main body
ear hook
strap
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Pending
Application number
JP5220249A
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English (en)
Inventor
Keiji Yuya
勁二 油谷
Masanobu Ohori
昌信 大堀
Eishin Ohori
英信 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA MEASURING INSTR Manufacturing
Daikei KK
Original Assignee
OSAKA MEASURING INSTR Manufacturing
Daikei KK
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Publication date
Application filed by OSAKA MEASURING INSTR Manufacturing, Daikei KK filed Critical OSAKA MEASURING INSTR Manufacturing
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】搬送コンベアー等を介して順次搬送されてくる
略矩形状のマスク本体の各コーナー部の四隅近傍の4箇
所に耳掛け紐を取付ける場合に瞬時に、且つ確実に搬送
コンベアー等を介して順次搬送されてくるマスク本体
に、所定の寸法に切断された耳掛け紐を移送して自動的
に取付け、マスク本体への耳掛け紐の取付け工程を完全
自動化したマスクの耳掛け紐取付け方法及びその装置を
提供する。 【構成】搬送コンベアー8によって一方向へと連続搬送
される複数のマスク本体9の夫々を、搬送コンベアーの
長手方向に沿って帯状又は梯子状に連接すべく所定の帯
状体を各マスク本体の略中央又は両端に一定の間隔を有
して順次接着又は溶着するマスク本体連接装置と、該連
接装置を介して帯状又は梯子状に連接されたマスクの両
端に、予め所定の長さに切断された耳掛け紐2a取付手段
と、マスク本体の夫々を個々に分断するマスク本体分断
装置14が設けられた点にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクの耳掛け紐取付
け方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、マスク本体製造機等によ
って連続生産されて搬送されるマスク本体の両側に耳掛
け紐を取付ける場合には、随時手作業により予め所定の
長さに切断した耳掛け紐を把持した作業者が、搬送コン
ベアー等を介して搬送されてくる前記マスク本体の各々
を、一旦該搬送コンベアー等から取り上げ、所定の超音
波溶接機等を介して前記耳掛け紐を該マスク本体に一体
的に取付けた後、再び前記搬送コンベアー等に載置して
次工程へと搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の様に、搬送コンベアー等によって連続搬送されるマス
ク本体の両側に耳掛け紐を取付ける場合には下記の様な
問題点があった。
【0004】即ち、上記従来の様に、搬送コンベアー等
を介して搬送されてくるマスク本体の夫々に、手作業に
より予め所定の長さに切断した耳掛け紐を超音波溶接機
等を介して取付ける場合に於いては、該マスク本体の四
隅、即ち、略矩形状に形成されたマスク本体の各コーナ
ー部の近傍の4箇所に耳掛け紐を順次取付けなければな
らない。
【0005】従って、上記の如くマスク本体の各コーナ
ー部の近傍の4箇所に耳掛け紐を超音波溶接機等を介し
て取り付ける為の作業工程が大変煩雑であるばかりか、
予め該マスク本体に取付けられる耳掛け紐をも所定の長
さに切断し予め用意して置かなければならず、又上記一
連の作業が生産性をも低減させるという極めて重大な問
題ともなっていた。
【0006】然して、本発明は上記種々の問題を全て解
決するものであり、搬送コンベアー等を介して順次搬送
されてくる略矩形状のマスク本体の各コーナー部の四隅
近傍の4箇所に耳掛け紐を取付ける場合に於いても、予
め該マスク本体に取付けられる耳掛け紐を所定の長さに
切断し用意して置く必要もなく、瞬時に、且つ確実に前
記搬送コンベアー等を介して順次搬送されてくるマスク
本体に、所定の寸法に切断された耳掛け紐を移送して自
動的に取付けることが可能となり、マスク本体への耳掛
け紐の取付け工程を完全自動化して生産性の大幅な向上
を図ることが出来る極めて優れたマスクの耳掛け紐取付
け方法及びその装置を提供することを課題とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために全く新しいマスクの耳掛け紐取付け方法
及びその装置を発明し、以下の手段を講じたものであ
る。
【0008】即ち、本発明は、マスク本体連接装置15を
介して梯子状に連接された複数のマスク本体9の夫々を
マスク本体分断装置14を介して順次個々に分断し、その
後個々に分断されたマスク本体9の夫々を搬送コンベア
ー8によって一方向へと搬送した後、該搬送コンベアー
8と対向して配設された耳掛け紐取付手段を介して所定
の長さに切断された耳掛け紐2aを各マスク本体9の夫々
の両端に順次取付ける方法にある。
【0009】又、上記マスクの耳掛け紐取付け方法を実
施するための装置として本発明は、搬送コンベアー8に
よって一方向へと連続搬送される複数のマスク本体9の
夫々を、前記搬送コンベアー8の長手方向に沿って帯状
又は梯子状に連接すべく所定の帯状体を前記各マスク本
体9の略中央又は両端に一定の間隔を有して順次接着又
は溶着するマスク本体連接装置15と、該マスク本体連接
装置15を介して帯状又は梯子状に連接された各マスク本
体9の両端に、予め所定の長さに切断された耳掛け紐2a
を取付けるべく前記搬送コンベアー8と対向して配設さ
れた耳掛け紐取付手段とからなり、しかも前記搬送コン
ベアー8の近傍には、前記耳掛け紐取付手段によるマス
ク本体9への耳掛け紐2aの取付け前又は取付け後の何れ
かに前記帯状又は梯子状に連接されたマスク本体9の夫
々を個々に分断するマスク本体分断装置14が設けられた
点にある。
【0010】更に、前記耳掛け紐取付手段が、前記搬送
コンベアー8の長手方向と交差する方向に回転支軸を有
する少なくとも一対の対向する耳掛け紐移送ドラム3
と、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの外周に所定の間隔を
有して周設され、且つ連続供給される耳掛け紐2aを該耳
掛け紐移送ドラム本体3aの回転を介して順次挾持する少
なくとも一対の挾持体4aで構成された耳掛け紐挾持装置
4と、前記耳掛け紐移送ドラム本体3a又は該耳掛け紐移
送ドラム本体3aの近傍に設けられ、且つ該耳掛け紐移送
ドラム本体3aに周設された耳掛け紐挾持装置4を介して
順次回転移送される耳掛け紐2aを、該耳掛け紐挾持装置
4の挾持体4aの間で切断する耳掛け紐切断装置7と、該
耳掛け紐切断装置7を介して所定の長さに切断された耳
掛け紐2aを前記マスク本体9の両端に接着又は溶着する
ための耳掛け紐接着装置10とから構成された点にある。
【0011】
【作用】上記構成からなるマスクの耳掛け紐取付け方法
及びその装置に於いては、搬送コンベアー8によって一
方向へと連続搬送される複数のマスク本体9の夫々を、
前記搬送コンベアー8の長手方向に沿って帯状又は梯子
状に連接すべく所定の帯状体を前記各マスク本体9の略
中央又は両端に一定の間隔を有して順次接着又は溶着す
るマスク本体連接装置15と、該マスク本体連接装置15を
介して帯状又は梯子状に連接された各マスク本体9の両
端に、予め所定の長さに切断された耳掛け紐2aを取付け
るべく前記搬送コンベアー8と対向して配設された耳掛
け紐取付手段とからなり、しかも前記搬送コンベアー8
の近傍には、前記耳掛け紐取付手段によるマスク本体9
への耳掛け紐2aの取付け前又は取付け後の何れかに前記
帯状又は梯子状に連接されたマスク本体9の夫々を個々
に分断するマスク本体分断装置14が設けられてなること
から、搬送コンベアー8を介して順次搬送されるマスク
本体9の夫々の間隔を常に一定の間隔に保つことで、該
各マスク本体9の両端の四隅近傍の4箇所に取付けられ
る耳掛け紐2aの取付け位置及び前記搬送コンベアー8上
での耳掛け紐2aの取付け工程場所を予め定めた任意の箇
所に設定することが可能となる。
【0012】更に、前記耳掛け紐取付手段が、前記搬送
コンベアー8の長手方向と交差する方向に回転支軸を有
する少なくとも一対の対向する耳掛け紐移送ドラム3
と、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの外周に所定の間隔を
有して周設され、且つ連続供給される耳掛け紐2aを該耳
掛け紐移送ドラム本体3aの回転を介して順次挾持する少
なくとも一対の挾持体4aで構成された耳掛け紐挾持装置
4と、前記耳掛け紐移送ドラム本体3a又は該耳掛け紐移
送ドラム本体3aの近傍に設けられ、且つ該耳掛け紐移送
ドラム本体3aに周設された耳掛け紐挾持装置4を介して
順次回転移送される耳掛け紐2aを、該耳掛け紐挾持装置
4の挾持体4aの間で切断する耳掛け紐切断装置7と、該
耳掛け紐切断装置7を介して所定の長さに切断された耳
掛け紐2aを前記マスク本体9の両端に接着又は溶着する
ための耳掛け紐接着装置10とから構成されてなることか
ら、例えば、コイル状に巻装された長寸の耳掛け紐2aを
前記耳掛け紐移送ドラム本体3aに周設された耳掛け紐挾
持装置4の挾持体4aが、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの
回転を介して前記耳掛け紐2aを順次挾持しつつ挾持した
耳掛け紐2aを該耳掛け紐移送ドラム本体3aの回転方向に
沿って連続的に移送すると共に、前記耳掛け紐挾持装置
4の挾持体4aの間で耳掛け紐切断装置7を介して所定の
長さに切断された耳掛け紐2aの夫々は順次搬送されてく
るマスク本体9の夫々に前記耳掛け紐接着装置10を介し
て確実に接着されることとなり、マスク本体9への耳掛
け紐2aの取付け工程の完全自動化を図ることが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0014】図1及び図3に於いて、1は搬送コンベア
ー8によって一方向へと連接されて搬送される複数のマ
スク本体9の夫々を、個々に分断する分断カッター14a
を昇降自在に具備したマスク本体分断装置14を介して個
々に分断し、その後個々に分断されて一定の間隔で搬送
されるマスク本体9の夫々の両端に、所定の長さに切断
された耳掛け紐2aを順次取付けるためのマスクの耳掛け
紐取付け装置(マスクの耳掛け紐取付け手段)を示す。
【0015】尚、上記マスクの耳掛け紐取付け装置1の
マスク本体分断装置14まで搬送されてくるマスク本体9
の夫々は、図2に示す様に、所定のマスク本体製造装置
(図示せず)から順次排出された後、該マスク本体9夫
々の両端に超音波シールテープ(帯状体)16をシールす
るための一対の超音波ローラー15a を具備したマスク本
体連接装置15を介して予め梯子状に連接されて所定の箇
所から搬送されてくるものである。
【0016】2は上記マスクの耳掛け紐取付け装置1に
一体的に設けられ、且つ前記耳掛け紐2aを連続供給可能
に巻装した耳掛け紐供給ドラムを示し、前記耳掛け紐取
付け装置1の一端側に回転自在に軸着されてなる。
【0017】3は前記搬送コンベアー8の長手方向と交
差する方向に回転支軸を有し、且つ上記耳掛け紐供給ド
ラム2に巻装されて連続供給される耳掛け紐2aを順次挾
持して移送すべく前記搬送コンベアー8の両側に対向し
て設けられた一対の耳掛け紐移送ドラムを示し、前記耳
掛け紐供給ドラム2の近傍で、且つ前記マスクの耳掛け
紐取付け装置1の略中央部に回転自在に軸着されてな
る。
【0018】尚、上記耳掛け紐移送ドラム3の耳掛け紐
移送ドラム本体3aの外周部には、図4(イ)に示す様
に、一対の挾持体4aによって構成された耳掛け紐挾持装
置4が、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの外周面に沿って
等間隔に突出すべく4基周設されてなり、しかも該耳掛
け紐移送ドラム本体3aは、所定の駆動装置(図示せず)
を介して常時一方向に回転(矢印A)すると共に、該耳
掛け紐移送ドラム本体3aの内部には、該耳掛け紐移送ド
ラム本体3aの回転支軸(図示せず)に沿って回転支軸
(図示せず)を有すると共に、所定形状に刻設されたエ
ンドレスの溝カム5aが設けられた溝カム回転体5が所定
の範囲で正逆回転自在(矢印B)に内嵌着されてなる。
【0019】更に、上記各一対の挾持体4aの上端部に
は、同図(ロ)に示す様に、該挾持体4aの上端部に一端
が回動自在に軸支されると共に、コイルバネ4bの弾発力
を介して常に耳掛け紐2aを挾持すべく付勢(矢印C)す
る挾持片4cが設けられ、しかも該挾持片4cは、前記溝カ
ム回転体5に設けられた溝カム5aに挿入され、且つ該溝
カム5aの形状に沿って該溝カム回転体5の軸長方向と交
差する方向で前後動する凸カム体6に取付けられた挾持
片押上棒6aの突き上げ(矢印D)を介して開く(矢印
E)構成によって前記耳掛け紐2aを挾持可能な構成にし
てなるものである。
【0020】7は上記一対の挾持体4aを介して移送され
る耳掛け紐2aを、所定の箇所で順次切断するための耳掛
け紐切断装置を示し、切断用熱ヒーター7bを具備する往
復作動体7aを、シリンダー7cを介して往復動させる構成
からなり、しかも該切断用熱ヒーター7bは前記一対の挾
持体4aの間で出没自在となる箇所に予め位置決めされて
なる。
【0021】10は上記耳掛け紐切断装置7を介して順次
所定の寸法で切断され、且つ前記挾持装置4を構成する
一対の挾持体4aを介して前記耳掛け紐移送ドラム本体3a
の外周部に保持されて順次移送される耳掛け紐2aを、前
記搬送コンベアー8に載置されて搬送されてくるマスク
本体9に取り付けるための超音波溶着ロッド10a を具備
した耳掛け紐接着装置を示し、具備した該超音波溶着ロ
ッド10a を、搬送されてくるマスク本体9の各コーナー
部の4箇所の上方で昇降自在となるべく前記耳掛け紐移
送ドラム本体3aの回転支軸の近傍の4箇所に夫々配設さ
れてなる。
【0022】尚、上記耳掛け紐移送ドラム本体3aの外周
部に周設された耳掛け紐挾持装置4は、図5に示す様
に、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの回転を介して前記耳
掛け紐挾持装置4が、前記耳掛け紐接着装置10に近づい
た際に、該耳掛け紐移送ドラム本体3aに組み込まれた往
復動機構13を介して所定の距離前後移動するスライド体
12を、前記耳掛け紐挾持装置4を構成する一対の挾持体
4aの間に設けると共に、該スライド体12の両側には、前
記夫々の挾持体4aに一体的に軸着され、且つ該挾持体4a
と共に回転可能な回転アーム11が回転自在に軸着されて
なることから、該スライド体12が前進(矢印K)するこ
とにより挾持した耳掛け紐2aの切断面を前記夫々対面す
る耳掛け紐移送ドラム本体3aに夫々対面させるべく挾持
体4aの夫々を略直角に回転(矢印L)させて前記搬送コ
ンベアー8の両側から該搬送コンベアー8上に載置され
て搬送されるマスク本体9の両側上方へと切断された耳
掛け紐2aの端部を夫々突出させることが出来るべく構成
されてなる。
【0023】本実施例に係るマスクの耳掛け紐取付け装
置1は以上の構成からなるが、次に係るマスクの耳掛け
紐取付け装置1を使用して連続供給可能な耳掛け紐2aを
移送しつつ順次所定の寸法で切断すると共に、搬送コン
ベアー8を介して搬送される各マスク本体9の両端に取
り付ける場合について説明する。
【0024】先ず、図6(イ)に示す様に、耳掛け紐移
送ドラム本体3aが回転(矢印A)すると、該耳掛け紐移
送ドラム本体3aの外周に周設された挾持装置4を構成す
る一対の挾持体4aは、前記溝カム回転体5に設けられた
溝カム5aに沿って該溝カム回転体5の軸長方向と交差す
る方向で前後動する凸カム体6に取付けられた挾持片押
上棒6aの前進(矢印F)及びコイルバネ4bの弾発力によ
って耳掛け紐2aを挾持すべく付勢された挾持片4cを介し
て該耳掛け紐2aを順次挾持(矢印G)すると共に、該耳
掛け紐移送ドラム本体3aの回転方向に沿って該耳掛け紐
2aを移送することになる。
【0025】次に、上記耳掛け紐移送ドラム本体3aの外
周に周設された挾持装置4を構成する一対の挾持体4aを
介して所定の位置まで移送された耳掛け紐2aは、同図
(ロ)に示す様に、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの近傍
に設けられ、且つ該一対の挾持体4aの間で出没自在に設
けられた切断用熱ヒーター7bの突出(矢印J)によって
切断されることとなる。
【0026】尚、上記の如く切断用熱ヒーター7bを介し
て切断された耳掛け紐2aを挾持する挾持装置4は、一対
の挾持体4aから構成され、しかも該挾持装置4は、前記
耳掛け紐移送ドラム本体3aの外周に複数周設されてなる
ことから、切断された耳掛け紐2aは夫々隣接する挾持装
置4の一方の挾持体4aに架け渡された状態で移送される
こととなる。
【0027】次に、上記の如く耳掛け紐移送ドラム本体
3aの外周に複数周設された挾持装置4が、図7(イ)の
様に、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの回転を介して前記
耳掛け紐接着装置10に近づくと、前記挾持装置4を構成
する一対の挾持体4aの夫々は、前記図5の様に、該耳掛
け紐移送ドラム本体3aに組み込まれた往復動機構13を介
して所定の距離前後移動するスライド体12を介して挾持
した耳掛け紐2aの切断面を前記夫々対面する耳掛け紐移
送ドラム本体3aに夫々対面すべく夫々が略直角に回転
(矢印L)すると共に、図7(ロ)に示す様に、前記搬
送コンベアー8の両側から該搬送コンベアー8上に載置
されて搬送されるマスク本体9の両側上方へと切断され
た耳掛け紐2aの端部を突出すべく転向(矢印M)するこ
ととなる。
【0028】次に、上記の様に搬送コンベアー8の両側
から該搬送コンベアー8上に載置されて搬送されるマス
ク本体9の両側上方へと切断された耳掛け紐2aの端部が
突出した後、前記耳掛け紐移送ドラム本体3aの回転支軸
の近傍の4箇所に夫々配設された耳掛け紐接着装置10に
設けられた超音波溶着ロッド10a の夫々が降下(矢印
N)することによって、図8(イ)に示す様に、順次搬
送される夫々のマスク本体9の両端の前後位置(9a)に、
所定寸法に切断された耳掛け紐2aの端部を超音波溶着に
よって一体的に取り付けることが出来る。
【0029】次に、上記超音波溶着ロッド10a の夫々の
降下によって、夫々のマスク本体9の前後位置に、前記
耳掛け紐2aが一体的に取り付けられた後、同図(ロ)に
示す様に、前記耳掛け紐移送ドラム本体3aに内嵌着され
た溝カム回転体5が、該耳掛け紐移送ドラム本体3aの回
転方向と逆方向に所定の距離回転(矢印O)することに
よって、該耳掛け紐移送ドラム本体3aに周設された耳掛
け紐挾持装置4の挾持体4aの上部に前記耳掛け紐を挾持
すべく常時付勢されて設けられた挾持片4cは、前記溝カ
ム回転体5に設けられた溝カム5aに挿入され、且つ該溝
カム5aの形状に沿って該溝カム回転体5の軸長方向と交
差する方向で前後動する凸カム体6に取付けられた挾持
片押上棒6aの突き上げ(矢印P)を介して挾持した耳掛
け紐2aを自由状態とすべく開く(矢印Q)ことになる。
【0030】次に、上記の様に、挾持した耳掛け紐2aを
自由状態とすべく開いたままの挾持片4cを有する夫々の
挾持体4aは、同図(ハ)に示す様に、前記耳掛け紐移送
ドラム本体3aに組み込まれた往復動機構13を介して所定
の距離前後移動するスライド体12の後進(図示せず)を
介して再び略直角に回転(矢印R)して初期位置へと戻
されることになる。
【0031】次に、図9(イ)の様に、上記挾持体4a
が、初期位置へと戻された後、前記耳掛け紐移送ドラム
本体3aが再び一方向に回転(矢印V)する直前に、前記
溝カム回転体5を初期位置まで戻るべく回転(矢印S)
させることによって、該溝カム5aの形状に沿って該溝カ
ム回転体5の軸長方向と交差する方向で前後動する凸カ
ム体6に取付けられた挾持片押上棒6aの引き込み(矢印
T)を介して前記開いた挾持片4cを閉じる(矢印U)こ
とが出来る。
【0032】従って、上記の様に、挾持片押上棒6aの引
き込み(矢印T)を介して挾持片4cが閉じられた状態
で、同図(ロ)の様に、耳掛け紐移送ドラム本体3aが再
び一方向に回転(矢印W)することにより、該耳掛け紐
移送ドラム本体3aに周設された耳掛け紐挾持装置4の挾
持体4aの上部に前記耳掛け紐を挾持すべく常時付勢され
て設けられた挾持片4cは、再び前記溝カム回転体5に設
けられた溝カム5aに挿入され、且つ該溝カム5aの形状に
沿って該溝カム回転体5の軸長方向と交差する方向で前
後動する凸カム体6に取付けられた挾持片押上棒6aの突
き上げ(矢印X)を介して連続供給される耳掛け紐2aを
挾持すべく開き(矢印Y)ながら、前記耳掛け紐移送ド
ラム本体3aと共に回転し、且つ上記一連の動作を繰り返
すことによって、図10に示す様に耳掛け紐2aの端部が両
側に取付けられたマスク本体9を順次形成することが出
来るのである。
【0033】尚、上記実施例に於いて、マスクの耳掛け
紐取付け装置のマスク本体分断装置まで搬送されてくる
マスク本体の夫々は、所定のマスク本体製造装置(図示
せず)から順次排出された後、該マスク本体夫々の両端
に超音波シールテープ(帯状体)をシールするための一
対の超音波ローラーを具備したマスク本体連接装置を介
して予め梯子状に連接されて所定の箇所から搬送されて
くるが、必ずしも超音波シールテープである必要はな
く、例えば、接着剤等を介してマスク本体に接着される
紙テープや合成樹脂等から形成された帯状体であっても
よく、又該帯状体の接着位置も決してマスク本体夫々の
両端に限定されるものではなく、該マスク本体夫々の略
中央部に所定の幅を有して一条で接着されたもの、又複
数の帯状体がマスク本体の夫々を連接すべく複数列に接
着されたものであってもよく、要は所定のマスク本体製
造装置(図示せず)から順次排出されるマスク本体の夫
々を一定の間隔に連接することが出来るものであれば前
記帯状体の具体的な材質、形状、長さや接着手段の種類
や方法及びマスク本体連接装置の機能、機構、形状等も
決して限定されないのは言うまでもなく、又必ずしもマ
スク本体連接装置を介して帯状体が各マスク本体に取付
けられて帯状又は梯子状に連接される構成でなくともよ
く、例えば、帯状に形成された一枚物のマスク本体を所
定の間隔で打ち抜いたり又部分的に除去したり等して帯
状や梯子状に形成してもよいのは言うまでもなく、マス
ク本体の具体的な連接手段等も決して限定されない。
【0034】更に、上記実施例に於いて、 更に、上記
実施例に於いて、前記マスク本体連接装置を介して連接
されて一方向へと搬送される複数のマスク本体は、連接
された複数のマスク本体の夫々を、個々に分断する分断
カッターを昇降自在に具備したマスク本体分断装置を介
して個々に分断されるが、必ずしも昇降自在な分断カッ
ターを介して分断される必要もなく、例えば、マスク本
体分断装置に具備されたプレス装置又は熱切断装置等を
介して分断されてもよく、マスク本体分断装置及び該マ
スク本体分断装置に具備されたマスク本体分断手段の具
体的な機構、形状等も決して限定されず、更に該マスク
本体分断装置が、耳掛け紐接着装置の後に設けられ、し
かも耳掛け紐がマスク本体に取付けられた後に連接され
た複数のマスク本体の夫々を個々に分断する構成であっ
てもよい。
【0035】尚、上記実施例に於いて、マスクの耳掛け
紐取付け装置のマスク耳掛け紐移送ドラム本体の外周に
4基周設された挾持装置を構成する一対の挾持体は、該
挾持体の上端部に一端が回動自在に軸支されると共に、
コイルバネの弾発力を介して常にゴム紐を挾持すべく付
勢された挾持片が設けられ、しかも該挾持片は、前記耳
掛け紐移送ドラム本体の内部に所定の範囲で正逆回転自
在に内嵌着された溝カム回転体に設けられた溝カムに挿
入され、且つ該溝カムの形状に沿って該溝カム回転体の
軸長方向と交差する方向で前後動する凸カム体に取付け
られた挾持片押上棒の突き上げを介して前記耳掛け紐を
挾持可能に開閉する構成からなるが、本発明に於ける挾
持装置は、決して上記構成に限定されるものではなく、
要は耳掛け紐移送ドラム本体に連続供給される耳掛け紐
を該耳掛け紐移送ドラム本体の回転方向に沿って順次挾
持する少なくとも一対の挾持体を有した挾持装置が所定
の間隔を有して複数周設されてなれば、挾持装置の具体
的な作動機構、形状、数量等も決して限定されず、例え
ば、一対の挾持体が前記耳掛け紐を該耳掛け紐移送ドラ
ム本体の軸長方向に沿った方向で挾持してもよく、又該
挾持体が前記耳掛け紐移送ドラム本体の外周面に出没自
在に設けられていてもよい。
【0036】更に、上記実施例に於いて、耳掛け紐移送
ドラム本体を介して移送される耳掛け紐の具体的な種
類、形状等も、該耳掛け紐移送ドラム本体に周設された
挾持装置の挾持体によって挾持可能な形状であれば限定
されるものではない。
【0037】更に、上記実施例に於いて、耳掛け紐移送
ドラム本体の近傍には、該耳掛け紐移送ドラム本体に周
設された挾持装置を介して順次移送される耳掛け紐を所
定の長さに切断可能な耳掛け紐切断装置が、前記各挾持
装置の挾持体の間に出没自在に設けられてなるが、要は
挾持体によって挾持されて移送される耳掛け紐を所定の
寸法で切断すべく、耳掛け紐移送ドラム本体又は該耳掛
け紐移送ドラム本体の近傍に、該耳掛け紐移送ドラム本
体に周設された挾持装置を介して順次移送される耳掛け
紐を所定の長さに切断可能な耳掛け紐切断装置が、前記
各挾持装置の間、又は該挾持装置の挾持体の間に設けら
れていれば、必ずしも耳掛け紐切断装置が切断用熱ヒー
ターを往復動させる構成でなくともよいのは言うまでも
なく、カッター、鋏等であってもよく、又該耳掛け紐切
断装置が前記耳掛け紐移送ドラム本体内に内蔵されてい
てもよく、その具体的な取付け箇所、駆動機構等も決し
て限定されるものではない。
【0038】更に、上記実施例に於いて、耳掛け紐移送
ドラム本体の外周に複数周設された挾持装置が、該耳掛
け紐移送ドラム本体の軸長方向に沿って該耳掛け紐移送
ドラム本体の外周に複数並設されていてもよい。
【0039】更に、上記実施例に於いて、耳掛け紐接着
装置は、上記耳掛け紐切断装置を介して順次所定の寸法
で切断され、且つ前記挾持装置を構成する一対の挾持体
を介して前記耳掛け紐移送ドラム本体の外周部に保持さ
れて順次移送される耳掛け紐を、前記搬送コンベアーに
載置されて搬送されてくるマスク本体に取り付けるため
の超音波溶着ロッドを具備すると共に、具備した該超音
波溶着ロッドを、搬送されてくるマスク本体の各コーナ
ー部の4箇所の上方で昇降自在となるべく前記耳掛け紐
移送ドラム本体の回転支軸の近傍の4箇所に夫々配設さ
れてなるが、必ずしも超音波溶着ロッドを介して順次移
送される耳掛け紐をマスク本体の夫々に取り付けなくと
もよく、ヒーター体(図示せず)を介しての熱溶着や接
着剤等を用いての接着であってもよく、マスク本体への
耳掛け紐の具体的な取付け手段や機構及び数量等も決し
て限定されないのは言うまでもない。
【0040】更に、上記実施例に於いて、マスク本体に
取付けられる耳掛け紐は、マスクの耳掛け紐取付け装置
を介して予め所定の長さに切断された後マスク本体の両
端に取付けられるが、例えば、マスク本体の両端に取付
けられる耳掛け紐が、マスク本体連接装置に供給される
帯状体又は耳掛け紐取付手段に供給される切断前の耳掛
け紐の少なくとも何れか一方を、一定の間隔で搬送され
るマスク本体の夫々の両端に順次取付けて梯子状に連接
し、その後梯子状に連接された各マスク本体間をマスク
本体分断装置を介して順次分断することによって環状を
有しない4本の所定長からなる自由状態の耳掛け紐に形
成されてもよく、又この場合に於いてマスク本体連接装
置に供給される帯状体が耳掛け紐取付手段に供給される
切断前の耳掛け紐を用いることなく分断されて耳掛け紐
の代わりとなってもよい。
【0041】然して、本発明に於けるマスク本体連接装
置、マスク本体分断装置、耳掛け紐移送ドラム本体、挾
持装置並びに該挾持装置の回転機構、耳掛け紐切断装
置、耳掛け紐接着装置等の具体的な機構、形状や大き
さ、数量等の構成も本発明の意図する範囲内で設計変更
自在である。
【0042】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は、搬送コンベアー
によって一方向へと連続搬送される複数のマスク本体の
夫々を、前記搬送コンベアーの長手方向に沿って帯状又
は梯子状に連接すべく所定の帯状体を前記各マスク本体
の略中央又は両端に一定の間隔を有して順次接着又は溶
着するマスク本体連接装置と、該マスク本体連接装置を
介して帯状又は梯子状に連接された各マスク本体の両端
に、予め所定の長さに切断された耳掛け紐を取付けるべ
く前記搬送コンベアーと対向して配設された耳掛け紐取
付手段とからなり、しかも前記搬送コンベアーの近傍に
は、前記耳掛け紐取付手段によるマスク本体への耳掛け
紐の取付け前又は取付け後の何れかに前記帯状又は梯子
状に連接されたマスク本体の夫々を個々に分断するマス
ク本体分断装置が設けられてなることから、搬送コンベ
アーを介して順次搬送されるマスク本体の夫々の間隔を
常に一定の間隔に保つことで、該各マスク本体の両端の
四隅近傍の4箇所に取付けられる耳掛け紐の取付け位置
及び前記搬送コンベアー上での耳掛け紐の取付け工程場
所を予め定めた任意の箇所に設定することが可能とな
る。
【0043】更に、前記耳掛け紐取付手段が、搬送コン
ベアーの長手方向と交差する方向に回転支軸を有する少
なくとも一対の対向する耳掛け紐移送ドラムと、該耳掛
け紐移送ドラム本体の外周に所定の間隔を有して周設さ
れ、且つ連続供給される耳掛け紐を該耳掛け紐移送ドラ
ム本体の回転を介して順次挾持する少なくとも一対の挾
持体で構成された耳掛け紐挾持装置と、前記耳掛け紐移
送ドラム本体又は該耳掛け紐移送ドラム本体の近傍に設
けられ、且つ該耳掛け紐移送ドラム本体に周設された耳
掛け紐挾持装置を介して順次回転移送される耳掛け紐
を、該耳掛け紐挾持装置の挾持体の間で切断する耳掛け
紐切断装置と、該耳掛け紐切断装置を介して所定の長さ
に切断された耳掛け紐を前記マスク本体の両端に接着又
は溶着するための耳掛け紐接着装置とから構成されてな
ることから、例えば、コイル状に巻装された長寸の耳掛
け紐を前記耳掛け紐移送ドラム本体に周設された耳掛け
紐挾持装置の挾持体が、該耳掛け紐移送ドラム本体の回
転を介して前記耳掛け紐を順次挾持しつつ挾持した耳掛
け紐を該耳掛け紐移送ドラム本体の回転方向に沿って連
続的に移送すると共に、前記耳掛け紐挾持装置の挾持体
の間で耳掛け紐切断装置を介して所定の長さに切断され
た耳掛け紐の夫々は順次搬送されてくるマスク本体の夫
々に前記耳掛け紐接着装置を介して確実に接着されるこ
ととなり、マスク本体への耳掛け紐の取付け工程の完全
自動化を図ることが出来る。
【0044】従って、搬送コンベアー等を介して順次搬
送されてくる略矩形状のマスク本体の各コーナー部の四
隅近傍の4箇所に耳掛け紐を取付ける場合に於いても、
予め該マスク本体に取付けられる耳掛け紐を所定の長さ
に切断し用意して置く必要もなく、瞬時に、且つ確実に
前記搬送コンベアー等を介して順次搬送されてくるマス
ク本体に、所定の寸法に切断された耳掛け紐を移送して
取付けることが出来る極めて優れたマスクの耳掛け紐取
付け装置を提供することが出来るという格別な効果を有
するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於けるマスクの耳掛け紐取付け装置の
正面図。
【図2】本発明に於けるマスク本体連接装置によって連
接されるマスク本体の平面図。
【図3】本発明のマスクの耳掛け紐取付け装置の耳掛け
紐移送ドラム近傍を示し、同図(イ)は平面図、同図
(ロ)は同図(イ)の側面図。
【図4】マスクの耳掛け紐取付け装置の耳掛け紐移送ド
ラムを示し、同図(イ)は正面図、同図(ロ)は同図
(イ)の要部拡大側面図。
【図5】耳掛け紐移送ドラムに周設された挾持装置を示
し、同図(イ)は要部拡大側面図、同図(ロ)は同図
(イ)の要部拡大平面図。
【図6】耳掛け紐移送ドラム並びに該耳掛け紐移送ドラ
ムに周設された挾持装置の作動状態を示し、同図
(イ)、(ロ)は正面図。
【図7】耳掛け紐移送ドラム、挾持装置並びに耳掛け紐
取付装置の作動状態を示し、同図(イ)、(ロ)は側面
図。
【図8】耳掛け紐移送ドラム、挾持装置並びに耳掛け紐
取付装置の作動状態を示し、同図(イ)、(ロ)、
(ハ)は正面図。
【図9】耳掛け紐移送ドラム、挾持装置並びに耳掛け紐
取付装置の作動状態を示し、同図(イ)、(ロ)は正面
図。
【図10】耳掛け紐が取付けられたマスク本体の平面
図。
【符号の説明】
1…マスクの耳掛け紐取付け装置 2…耳掛け紐供給ドラム 2a…耳掛け紐 3…耳掛け紐移送ドラム 3a…耳掛け紐移送ドラム本体 4…耳掛け紐挾持装置 4a…挾持体 5…溝カム回転体 5a…溝カム 7…耳掛け紐切断装置 8…搬送コンベアー 9…マスク本体 10…耳掛け紐接着装置 14…マスク本体分断装置 14a …分断カッター 15…マスク本体連接装置 16…帯状体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク本体連接装置(15)を介して帯状又
    は梯子状に連接された複数のマスク本体(9) の夫々をマ
    スク本体分断装置(14)によって順次個々に分断し、その
    後個々に分断されたマスク本体(9) の夫々を搬送コンベ
    アー(8) を介して一方向へと搬送した後、該搬送コンベ
    アー(8) と対向して配設された耳掛け紐取付手段を介し
    て所定の長さに切断された耳掛け紐(2a)を各マスク本体
    (9) の夫々の両端に順次取付けることを特徴とするマス
    クの耳掛け紐取付け方法。
  2. 【請求項2】 マスク本体連接装置(15)を介して帯状又
    は梯子状に連接されて搬送される複数のマスク本体(9)
    の夫々の両端に、耳掛け紐取付手段を介して所定の長さ
    に切断された耳掛け紐(2a)を順次取付け、その後耳掛け
    紐(2a)が取付けられて一方向へと帯状又は梯子状に連接
    されて搬送されるマスク本体(9) の夫々をマスク本体分
    断装置(14)を介して順次個々に分断することを特徴とす
    るマスクの耳掛け紐取付け方法。
  3. 【請求項3】 マスク本体連接装置(15)に供給される帯
    状体(16)又は耳掛け紐取付手段に供給される切断前の耳
    掛け紐(2a)の少なくとも何れか一方を、一定の間隔で搬
    送されるマスク本体(9) の夫々の両端に順次取付けて梯
    子状に連接し、その後梯子状に連接された各マスク本体
    (9) 間の夫々をマスク本体分断装置(14)を介して順次分
    断することを特徴とするマスクの耳掛け紐取付け方法。
  4. 【請求項4】 搬送コンベアー(8) によって一方向へと
    連続搬送される複数のマスク本体(9) の夫々を、前記搬
    送コンベアー(8) の長手方向に沿って帯状又は梯子状に
    連接すべく所定の帯状体(16)を前記各マスク本体(9) の
    略中央又は両端に一定の間隔を有して順次接着又は溶着
    するマスク本体連接装置(15)と、該マスク本体連接装置
    (15)を介して帯状又は梯子状に連接された各マスク本体
    (9) の両端に、予め所定の長さに切断された耳掛け紐(2
    a)を取付けるべく前記搬送コンベアー(8) と対向して配
    設された耳掛け紐取付手段とからなり、しかも前記搬送
    コンベアー(8) の近傍には、前記耳掛け紐取付手段によ
    るマスク本体(9) への耳掛け紐(2a)の取付け前又は取付
    け後の何れかに前記帯状又は梯子状に連接されたマスク
    本体(9) の夫々を個々に分断するマスク本体分断装置(1
    4)が設けられてなることを特徴とするマスクの耳掛け紐
    取付け装置。
  5. 【請求項5】 前記耳掛け紐取付手段が、前記搬送コン
    ベアー(8) の長手方向と交差する方向に回転支軸を有す
    る少なくとも一対の対向する耳掛け紐移送ドラム(3)
    と、該耳掛け紐移送ドラム本体(3a)の外周に所定の間隔
    を有して周設され、且つ連続供給される耳掛け紐(2a)を
    該耳掛け紐移送ドラム本体(3a)の回転を介して順次挾持
    する少なくとも一対の挾持体(4a)で構成された耳掛け紐
    挾持装置(4) と、前記耳掛け紐移送ドラム本体(3a)又は
    該耳掛け紐移送ドラム本体(3a)の近傍に設けられ、且つ
    該耳掛け紐移送ドラム本体(3a)に周設された耳掛け紐挾
    持装置(4) を介して順次回転移送される耳掛け紐(2a)
    を、該耳掛け紐挾持装置(4) の挾持体(4a)の間で切断す
    る耳掛け紐切断装置(7) と、該耳掛け紐切断装置(7) を
    介して所定の長さに切断された耳掛け紐(2a)を前記マス
    ク本体(9) の両端に接着又は溶着するための耳掛け紐接
    着装置(10)とから構成された請求項4記載のマスクの耳
    掛け紐取付け装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の耳掛け紐移送ドラム本体(3a)
    に周設された各耳掛け紐挾持装置(4) の挾持体(4a)の夫
    々が、挾持した耳掛け紐(2a)の切断面を、互いに対向す
    べく設けられた耳掛け紐移送ドラム本体(3a)側へと夫々
    転向させて対面させるべく回転自在に設けられた請求項
    4又は5記載のマスクの耳掛け紐取付け装置。
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