JPH0767757A - 枕 - Google Patents

Info

Publication number
JPH0767757A
JPH0767757A JP5239091A JP23909193A JPH0767757A JP H0767757 A JPH0767757 A JP H0767757A JP 5239091 A JP5239091 A JP 5239091A JP 23909193 A JP23909193 A JP 23909193A JP H0767757 A JPH0767757 A JP H0767757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
impact resilience
foam
head
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5239091A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiharu Muto
史治 武藤
Zensaku Yamaguchi
善作 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP5239091A priority Critical patent/JPH0767757A/ja
Publication of JPH0767757A publication Critical patent/JPH0767757A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は快適な睡眠用枕を得る。 【構成】 少なくとも反撥弾性が5%以下、且圧縮時の
ヒステリシスロス率が50%乃至90%である合成樹脂
発泡体からなる芯材と、その芯材の少なくとも頭部が接
する部分に、通気性、放熱性を有する表被部材を備えた
枕。 【効果】 衛生的、軽量、且就寝時に頭部を一定の高さ
で安定した状態に保ち、且頭部から発生する熱や湿気を
放散させることにより、快適な睡眠を得る為の枕を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は快適な睡眠用枕に関す
る。
【0002】
【従来の技術】枕は人類にとって睡眠をとるためには無
くてはならないものであり、その基本的機能として次の
ような条件を満足させる必要が求められている。 頭部を一定の高さに支える。頭部を安定した状態に
支える。頭部から発生する熱や湿気を放散する。 これらの必要条件を満足させる枕を求めて昔から幾多の
材料やそれらの組み合わせによる枕が使用されている
が、なお多くの人を満足するような枕を得ることは難し
い。
【0003】従来、就寝時に使用される枕は、一般に布
製の袋体の内部に、1)籾殻、蕎麦殻、パンヤ、綿、羽
毛等の天然材料を使用したもの、2)あるいは各種のプ
ラスチック切片あるいは細粒物等が封入されているも
の。3)或は又各種の合成樹脂発泡体を内包材料とした
もの等が知られている。しかし、例えば、もっとも一般
的に使用されている材料として籾殻、蕎麦殻、或は小
豆、大豆等といった天然材料のものが使用されている枕
は、虫の発生、カビの発生等衛生面に問題があり、又重
さや取り扱いにも問題がある他、パンヤ、綿、羽毛等の
場合はいわゆる片寄りが発生して安定性を欠く等の問題
がある。又、各種切片や細粒物の場合は、製造設備が必
要の他その工程も複雑となり、その製造工数も増える。
更に各種の合成樹脂発泡体を内包材としたものは軽量で
はあるが、そのクッション性(反撥弾性が大きい)のた
めに頭部を安定させることが難しく又蓄熱してしまい、
かえって睡眠を妨げる等の難点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は頭部を一定
の高さに支える。頭部を安定した状態に支える。頭
部から発生する熱や湿気を放散する。といった枕にとっ
て基本的な機能を合わせて満足させ、前述のような従来
の枕の持つ、虫やカビの発生や重さ或は反撥弾性が大き
いために生ずる就寝時の頭部不安定さ、更には蓄熱とい
った欠点を無くした快適な枕を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、先ず、枕の内
包材の少なくとも一部が、反撥弾性が5%以下、且圧縮
時のヒステリシスロス率が50%乃至90%である合成
樹脂発泡体(以下低反撥弾性発泡体と呼ぶ)からなる芯
材と、その芯材の少なくとも頭部が接する部分に、通気
性、放熱性を有する表被部材を備えたことを特徴とする
枕である。ここで言う反撥弾性とは、JIS−K−64
01の試験方法によるものであり、反撥弾性を5%以下
としたのは、クッション性を抑えて頭部の安定性を保つ
ためであり、又ヒステリシスロス率とはASTM−D−
3574の試験方法によるもので、ロス率が50%以下
では、やはりクッション性が強いため頭部が不安定とな
り、又その値が90%以上では当然のことながら枕の形
状が保てなくなる。
【0006】合成樹脂発泡体からなる芯材は、反撥弾性
が5%以下、且圧縮時のヒステリシスロス率が50乃至
90%であれば特に限定されるものではないが、ポリウ
レタンフォ−ム等が好適である。又合成樹脂発泡体から
なる芯材の使用量は枕全体のボリュ−ムの30乃至80
%程度が望ましい。又この芯材の少なくとも一部を包被
する通気性、放熱性を有する表被部材としては特に限定
するものではないが、三次元網状骨格構造を有するウレ
タンフォ−ム(SFフォ−ム(ブリヂストン社製))等
が好適に使用できる。更にプロファイル加工等凹凸形状
を付与したものを使用すれば、通気性、放熱性の点で、
より好ましい。
【0007】
【作用】上記のような低反撥弾性の発泡体を芯材として
採用することにより、頭部を乗せると各人の頭の重さに
応じて適当に沈み込み、かつ安定した状態に保つことが
出来、更にその芯材の少なくとも頭部が接する部分に通
気性、放熱性を有する表被部材を採用したことにより、
蓄熱することなく快適に睡眠するための枕が得られる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の枕の一実施例を示す断面図で
あって、1はポリウレタンフォ−ム等からなり、反撥弾
性が5%以下であり、且ヒステリシスロス率が50%乃
至90%の圧縮特性を有する低反撥弾性のフォ−ムの芯
材である。この種のフォ−ムは従来のポリウレタンフォ
−ムに比し、極めて高い圧力分散性が付加されているも
のである。2は芯材1の外表面を包被する通気性、放熱
性を有する材料、例えば三次元網状骨格構造を有するウ
レタンフォ−ムからなる表被材である。3は枕本体の底
部の補強、或は高さを調節する等の為に配した補強材
で、弾性を有する一般のウレタンフォ−ムからなってい
るが、低反撥弾性のフォ−ムを用いてもまた他の材料を
用いてもよい。
【0009】図2は、本発明の枕の使用状態の概略を示
す断面図で、低反撥弾性のフォ−ムからなる芯材は、極
めて高い圧力分散性を有することから、芯材1と表被材
2の外表面は点線4で示す状態から実線の示す位置に変
形し、頭部5を安定した状態に支える状況を示してい
る。なお、図示のものは枕本体を構成する芯材1と表被
材2及び補強材3のみを示し、枕カバ−その他は省略し
てある。
【0010】本発明の芯材に使用するいわゆる低反撥弾
性のフォ−ムは極めて高い圧力分散性を有し、従来の一
般フォ−ムの特性とは就寝時の頭部の安定性の点で著し
い差を有する。
【0011】
【表1】
【0012】
【発明の効果】以上のような構造とした枕では、芯材
が、いわゆる低反撥弾性の発泡体であるため、使用する
人の頭部の重さに応じて適度にたわみ、更に頭部を安定
保持させることができるのである。且又芯材を包む通気
性材料を使用することにより蓄熱をも防ぎ、結果として
多くの人に対し衛生的で軽量で使いやすい枕を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枕の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の枕の使用状態の概略を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 芯材 2 表被材 3 補強材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、反撥弾性が5%以下、且圧
    縮時のヒステリシスロス率が50%乃至90%である合
    成樹脂発泡体からなる芯材と、その芯材の少なくとも頭
    部が接する部分に、通気性、放熱性を有する表被部材を
    備えたことを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 上記の合成樹脂発泡体からなる芯材が、
    ポリウレタンフォ−ムであることを特徴とする請求項第
    1項に記載の枕。
JP5239091A 1993-08-31 1993-08-31 Pending JPH0767757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239091A JPH0767757A (ja) 1993-08-31 1993-08-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239091A JPH0767757A (ja) 1993-08-31 1993-08-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0767757A true JPH0767757A (ja) 1995-03-14

Family

ID=17039686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5239091A Pending JPH0767757A (ja) 1993-08-31 1993-08-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0767757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6136879A (en) * 1997-10-28 2000-10-24 Tokai Rubber Industries, Ltd. Soft polyurethane foam, method of producing the same and vehicle interior member using the same

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585869U (ja) * 1981-07-03 1983-01-14 株式会社ブリヂストン
JPS6061036U (ja) * 1983-10-03 1985-04-27 株式会社ゴールドグレイス 三層構造を有する健康増進用安眠まくら
JPS6268667U (ja) * 1985-10-22 1987-04-30
JPH0252607A (ja) * 1988-08-16 1990-02-22 Toyo Tire & Rubber Co Ltd シートクッションおよびその製造方法
JPH0483060U (ja) * 1990-11-30 1992-07-20
JPH0513274U (ja) * 1991-08-07 1993-02-23 横浜フオームラバー株式会社

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585869U (ja) * 1981-07-03 1983-01-14 株式会社ブリヂストン
JPS6061036U (ja) * 1983-10-03 1985-04-27 株式会社ゴールドグレイス 三層構造を有する健康増進用安眠まくら
JPS6268667U (ja) * 1985-10-22 1987-04-30
JPH0252607A (ja) * 1988-08-16 1990-02-22 Toyo Tire & Rubber Co Ltd シートクッションおよびその製造方法
JPH0483060U (ja) * 1990-11-30 1992-07-20
JPH0513274U (ja) * 1991-08-07 1993-02-23 横浜フオームラバー株式会社

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6136879A (en) * 1997-10-28 2000-10-24 Tokai Rubber Industries, Ltd. Soft polyurethane foam, method of producing the same and vehicle interior member using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8359686B2 (en) Pillow
EP1439771B1 (en) Pressure adjustable foam support apparatus
US5669094A (en) Mattress with visco-elastic, temperature sensitive top layer
EP0044199B1 (en) A cushioning structure
EP3256029B1 (en) Neck support pillow
US5499413A (en) Composite foam chair cushion and method
US20060277685A1 (en) Cushioning system with parallel sheets having opposing indentions for linear deflection under load
US20060163935A1 (en) Inflatable or partially inflatable item of furniture
JP2013500106A (ja) モジュラー支持要素
US9021640B2 (en) Vacuum mattress
US6196157B1 (en) Nestable pet bed
US11357345B2 (en) Height adjustable pillow
CN111802857A (zh) 可折叠床
US6954953B2 (en) Novelty cushion
US4357724A (en) Pneumatic core for adjustable firmness of mattresses, cushions and the like
JPH0767757A (ja)
JP5687140B2 (ja) クッション体
US20060010603A1 (en) Comfort pillow
KR102345828B1 (ko) 천연라텍스 쿠션모듈이 적용된 소파
US20190254447A1 (en) Pillow apparatus and system
KR102021740B1 (ko) 가방형 목베개
JP2000070094A (ja)
CN210493423U (zh) 一种支撑床垫
JP2004089594A (ja)
JP2000083767A (ja) マットレス

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106