JPH0767524B2 - 排ガス処理方法および装置 - Google Patents

排ガス処理方法および装置

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JPH0767524B2
JPH0767524B2 JP3054713A JP5471391A JPH0767524B2 JP H0767524 B2 JPH0767524 B2 JP H0767524B2 JP 3054713 A JP3054713 A JP 3054713A JP 5471391 A JP5471391 A JP 5471391A JP H0767524 B2 JPH0767524 B2 JP H0767524B2
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体や液晶の製造な
どにCVD法を用いそれに伴い発生する排ガスを浄化し
て無害化する方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CVD排ガスは未反応のプロセスガスお
よびそれの分解により生成する有害成分が多量に含ま
れ、浄化する必要がある。また、クリーニング排ガスも
未反応クリーニングガスとクリーニングで生成するSi
4 などの有害ガスが含有され、浄化の必要がある。
【0003】従来、CVD排ガスは湿式吸収法や乾式吸
着法などで処理されてきた。また、クリーニング排ガス
についてはCVD排ガスと同様な方法や接触分解法で処
理されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】湿式吸収法は一般に有
害ガスの除去率が低い点が問題である。また、吸着法は
有害ガスの除去率は高いが、大量のガスのガスを処理す
ると破過が早く、ランニングコストが高くなることが問
題である。また、吸着材の処分にも問題がる。
【0005】例えば、図3に示したような枚葉式CVD
装置を使用した場合の排ガス処理方法を例に以下説明す
る。CVD装置5にCVD時にはCVDプロセスガス6
が導入され、処理後CVD排ガスを7を排出する。一
方、クリーニング時にはクリーニングガス8が導入さ
れ、クリーニング排ガス9を排出する。これらCVD排
ガス7とクリーニング排ガス9は流入管23によりCV
D排ガス処理装置24またはクリーニング排ガス処理装
置25とバルブ26、27、真空ポンプ4を介して連絡
されており、適宜希釈N2 11を添加されるものの両排
ガスは互いにCVD時とクリーニング時に混入しないよ
うにバルブ26、27の切替えを自動制御しなければな
らない構成を取っている。
【0006】従って、この場合、有害ガスの除去率が高
い吸着法でCVD排ガス7をCVD排ガス処理装置24
で処理する場合は、バルブ27を閉め、バルブ26を開
とし、クリーニング排ガス9の処理はバルブ26、27
を前記逆に切り換えて別な処理装置25で処理(吸着
法、接触分解法)しなければならないため装置構成が複
雑でかつランニングコストが高いので経済的に不利であ
り、その上このような枚葉式CVD装置ではCVD排ガ
スとクリーニング排ガスとが完全に分離されないために
除害効率が低下する問題がある。
【0007】本発明はランニングコストが低廉で、かつ
高い有害ガス除去率を有する処理方法および装置を供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記および
に記載のものであり、これにより上記課題を解決でき
る。 CVD装置からのCVD時の排ガスおよび/または
該CVD装置からのクリーニング時の排ガスを同一の経
路から反応部に導入する構成であって、かつ該排ガス、
不活性ガスおよび酸素含有ガスを内側から外側に同心状
に該反応部に導入し、ヒータにより加熱酸化分解処理す
ることを特徴とする排ガス処理方法。 CVD装置からのCVD時の排ガスおよび/または
該CVD装置からのクリーニング時の排ガスを同一の経
路から反応部に導入する構成であって、かつ該排ガス流
入管、不活性ガス流入管および酸素含有ガス流入管の順
で内側から外側に同心状に構成したガス導入部および該
導入される排ガスをヒータにより加熱酸化分解処理する
装置からなることを特徴とする排ガス処理装置。
【0009】本発明は、排ガスがCVD装置からのCV
D時の排ガス、即ちCVD原料の排ガス(以下、CVD
排ガスという)、CVD装置からのクリーニング時の排
ガス、即ち、CVD装置のクリーニングガス由来の排ガ
ス(以下、クリーニング排ガスという)はその混合比が
任意のものを同一の経路から反応部に導入する構成であ
って、かつ該排ガス、不活性ガスおよび酸素含有ガスを
内側から外側に同心状に該反応部に導入し、ヒータによ
加熱酸化分解処理する。但し、該加熱酸化分解処理さ
れる排ガスは、CVD排ガスのみでもクリーニング排ガ
スのみでもよい。即ち、本発明では、CVD排ガスとク
リーニング排ガスの混合が積極的に許容できるため、言
い換えれば、CVD排ガスにクリーニング排ガスが混在
することおよびその逆の混在を回避する手段を採用しな
くてすむものである。
【0010】従って、従来のようにCVD排ガスとクリ
ーニング排ガスを分別する厳密な制御機構を用いる必要
はなく、導入手段の構成を大幅に簡素化できる。すなわ
ち、本発明はCVD排ガスとクリーニング排ガスとを同
一の経路を使用してバルブ制御なしに加熱酸化分解装置
に導入することができる。以下、CVD排ガスおよびク
リーニング排ガスを総称する場合は単に排ガスと言う。
【0011】本発明におけるCVD排ガスを与えるCV
D原料、即ちプロセスガスとしては、公知のものが挙げ
られ、例示すれば、無機原料、例えば、モノシラン、ジ
シラン、ジクロルシラン等、有機原料、例えば、TEO
S(テトラエトキシシラン)等があり、これらは1種以
上単独または組み合わせて用いられる。これらの排ガス
には、これらの未反応物あるいはその誘導体、反応分解
物、例えば、H2 、CO、C2 5 OH等のアルコー
ル、CH3 CHO等のアルデヒド、C2 4 等の炭化水
素等の加熱酸化分解性物質が含まれ、加熱酸化分解され
ることにより、主として、SiO2 等の金属酸化物、H
2 OとCO2 になる。ここで言う加熱酸化分解とは、分
解不能のものの単なる酸化、例えば、水素、金属等の単
体の酸化等をも包含することは明らかである。
【0012】本発明におけるクリーニング排ガスを与え
るクリーニングガスとしては、NF3 、CF4 、C2
6 、SF6 、ClF3 などが挙げられ、クリーニング排
ガスは、クリーニングガスとCVD装置内物質(未排気
のCVD処理済物質等)との反応物、例えば、Si
4 、クリーニングガス誘導体等、およびクリーニング
ガスとクリーニングガスにより物理的にクリーニングし
たCVD内物質等からなる。
【0013】本発明における加熱酸化分解処理の反応条
件、排ガスの反応部への導入条件は少なくとも前記本発
明の条件を満足する必要があり、それら条件は排ガスに
含有される酸化分解性化合物が効果的に加熱酸化分解さ
れるように調整される。酸素含有ガスは、例えば、空気
等として導入することが好ましい。また、不活性ガスと
しては窒素ガス等が挙げられる。本発明においては、
素ガスが排ガスを包みかつ酸素がこれらを包むような3
層状態で加熱酸化分解装置の反応部に導入される。従っ
て、本発明の排ガス処理装置は、加熱酸化分解装置にこ
れらのガス導入部として同心状に管を3層構造にしたも
のを配備する
【0014】また、本発明は排ガスを反応部に導入し、
ヒータにより加熱酸化分解処理するが、このヒータは温
度制御可能な加熱方式が望ましく、通常反応部の壁内
に設けることができる。また、反応温度は、800〜1
000℃の範囲が好ましい。
【0015】本発明において、加熱酸化分解処理された
排ガス(以下、処理ガスという)はその組成に応じて環
境に放出するか、更に他の任意の処理を加えることがで
きる。
【0016】特に、本発明においては処理ガスを水と接
触させること、即ち、水洗処理に供することが好まし
く、これにより、該分解処理により生成したSiO2
の金属酸化物微粒子の巻き込みによる除去、SiF4
の水溶性化合物等の可溶化による除去、処理ガスの冷却
等を行うことができる。この水洗処理の方法は任意であ
るが、噴霧状に処理ガスと接触させることが好ましい。
【0017】この水洗処理された処理ガスは、環境に放
出もしくは更に所望により他の任意の処理、例えば、公
知の吸着処理等を施すことができ、任意の排気手段、例
えば、排気管等を用いることができる。また、水洗排水
は排水管等の排水手段により系外に排出される。これら
排出手段は加熱酸化分解装置に設けることができる。
【0018】本発明における加熱酸化分解方式は高温下
で排ガスを酸化分解するために短時間で処理ができるた
めにCVD排ガスが大量であっても除害効率が高く、ま
た、加熱のための電気、空気、窒素、冷却用水(洗浄水
を兼ねる)があれば効率よく処理できるので乾式吸着法
よりランニングコストが低廉である。
【0019】また、クリーニングガスがNF3 の場合は
加熱酸化分解部で大部分分解され、さらに水洗により分
解で生成するF2 およびCVD排ガス中のSiF4 等が
除去される。従って、完全に処理するには残留するNF
3 を分解剤、固定化剤等の公知の手段で処理する必要が
あるが、その負荷が大幅に低減されてクリーニング排ガ
スを別途処理する場合と比較してランニングコストが低
下する。また、その他のクリーニングガスの場合、例え
ば、ClF3 は水洗までで完全な処理ができる。
【0020】本発明は、上記処理工程が一連のものとし
て連続的かつ自動的に行われるようにかつ所望処理条件
を適宜選定できるように制御装置を具備することができ
る。この制御装置は、通常種々の検出装置、例えば、温
度、圧力、水位等のセンサーと連絡され、常に安全でし
かも最適処理が行えるように構成される。
【0021】
【作用】本発明において、モノシランやジシランなどの
シラン系ガスを用いるCVD排ガスにはこれらの他に分
解生成物の水素が含有されている。また、NH3 や少量
のドープ剤(PH3 、B2 6 、etc)が含有される
場合もある。TEOSを用いるCVD排ガスにはTEO
Sの他にC2 5 OH、CH3 CHO、C2 4 等の有
機物やH2 、COなどが含有されている。
【0022】本発明は、これらCVD排ガスをNF3
のクリーニング排ガスを共存させて加熱酸化分解反応に
供することができる。NH3 を除いてこれらのガスは8
00℃以上にして酸素と接触させることにより、酸化分
解し、CO2 、水、SiO2 等に無害化される。分解生
成物のSiO2 や分解されないNH3 は水洗で除去され
る。反応温度を1000℃以上にしても処理効率はそれ
ほど上昇しないこと、および1000℃以上の高温では
NH3 の一部が酸化されてNOXが生成するので反応温
度は800℃〜1000℃の範囲にするのがよい。
【0023】NF3 を用いるクリーニング排ガスは、N
3 とSiF4 が含有されているが、加熱酸化分解でN
3 の80%以上が分解し、その分解生成物のF2 およ
びSiF4 は水洗部で100%除去される。
【0024】ClF3 を用いるクリーニング排ガスは水
洗まででSiF4 とClF3 が完全に除去される。この
様に、本発明は、CVD排ガスとクリーニング排ガスが
混合した状態であっても上記作用は変化せず、枚葉式C
VD装置の排ガス処理には効果的である。
【0025】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を説明するが、
本発明はこれに限定されない。本発明の具体的な排ガス
処理装置は、図1に示したように、排ガス導入手段1と
導入された排ガスを処理する加熱酸化分解装置2からな
り、図2にその具体的構成を示した。排ガス導入手段1
は、排ガス流入管3と真空ポンプ4からなり、排ガス流
入管はCVD装置5と加熱酸化分解装置2に連絡され、
ポンプ4にてCVD装置内でCVDプロセスガス6から
生じたCVD排ガス7(実線で示す)および/またはク
リーニングガス8の処理により生じたクリーニング排ガ
ス9(点線で示す)からなる排ガス10を加熱酸化分解
装置2へ同一の排ガス流入管3にて導入する。従って、
CVD処理時ではクリーニング時のクリーニング排ガス
が若干混在しても全く支障を生じない。その逆も同様で
ある。また、排ガス10を所望により、希釈N2 11等
で希釈してもよい。
【0026】該排ガス10は、加熱酸化分解装置2に導
入されるが、加熱酸化分解装置2は、排ガス流入管3、
窒素流入管12および空気流入管13を同心状に構成し
た3層構造のガス導入部14と、ガス導入部から放出さ
れるこれら混合ガス中の排ガスを加熱酸化分解するため
の熱源であるセラミックヒータ15を外壁に有すると共
に熱電対16、17を配備した反応部18と、反応部1
8にて加熱酸化分解生成物を含む処理ガスを冷却水19
にて水洗処理するための水洗部20、水洗排水を排出す
る排水管21、処理ガスを排気する排気管22とから構
成される。
【0027】実施例−1 CVDのプロセスガスがTEOS、クリーニングガスが
NF3 の枚葉式CVD装置の排ガス処理を図1および2
に示した排ガス処理装置にて処理し、排気管からの排ガ
ス組成を測定した。その結果を表1に示す。尚、処理条
件は、排ガス流量20L(リットル)/分、窒素流量5
L/分、空気流量5L/分、反応部温度900℃で行っ
た。
【0028】
【表1】
【0029】NF3 は80%以上除去され、処理後のガ
ス中のSiF4 、F2 は1ppm以下であった。 実施例−2 CVDのプロセスガスがSiH4 およびNH3 、クリー
ニングガスがNF3 の枚葉式CVD装置の排ガス処理を
実施例1と同様に行った。その結果を表2に示す。尚、
処理条件は、排ガス流量40L/分、窒素流量5L/
分、空気流量5L/分、反応部温度910℃で行った。
【0030】
【表2】
【0031】実施例−3 CVDのプロセスガスがSiH4 、クリーニングガスが
CF4 の排ガス処理結果を表3に示す。尚、処理条件
は、CVD排ガス流量50L/分、クリーニング排ガス
流量20L/分、窒素流量5L/分、空気流量5L/
分、反応部温度860℃で行った。
【0032】
【表3】
【0033】クリーニング排ガスのCF4 はほとんど除
去されないが、生成したSiF4 は水洗によりほぼ完全
に除去できたことがわかる。クリーニングガスを流さな
いときは加熱酸化分解装置のノズル付近にSiO2 の付
着が認められたが、クリーニングガスも処理するように
してからはSiO2 の付着がほとんどなくなった。
【0034】
【発明の効果】1つの装置でCVD排ガスもクリーニン
グ排ガスも処理できるためにバルブによる切替えが不要
となる。短時間のサイクルでCVDとクリーニングが繰
り返される枚葉式ではバルブ切替えをする場合は自動化
する必要があるが、それが不要となるので配管工事費が
低減できる。
【0035】枚葉式ではCVD排ガスとクリーニング排
ガスとが完全に分離できないために、バルブで切替えて
乾式処理を行うと除害効果が低下する場合があるが、常
に良好な処理状態を保てる。
【0036】NF3 がクリーニングガスの場合はNF3
が一部残留するために、後段でさらに処理する必要があ
るが、別個に処理する場合よりNF3 負荷が低くなると
共にSiF4 などが除去されるためにランニングコスト
が低廉になる。他のクリーニングガスの場合は加熱酸化
分解装置だけで処理が完了し、従来法(乾式)よりラン
ニングコストが大幅に低減できる。
【0037】また、CVD排ガスの処理により酸化分解
部の壁に少量のSiO2 粒子が付着する場合があるが、
クリーニング排ガスも処理することによりこれを除ける
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排ガス処理装置の構成の一例を説明す
るための図である。
【図2】本発明に使用される加熱酸化分解装置の一例を
説明するための図である。
【図3】従来の排ガス処理装置の構成の一例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 排ガス導入手段 2 加熱酸化分解装置 3 排ガス流入管 4 真空ポンプ 5 CVD装置 6 CVDプロセスガス 7 CVD排ガス 8 クリーニングガス 9 クリーニング排ガス 10 排ガス 11 希釈N2 12 N2 流入管 13 空気流入管 14 ガス導入部 15 セラミックヒータ 16 熱電対 17 熱電対 18 反応部 19 冷却水 20 水洗部 21 排水管 22 排気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/68 53/72 C23C 16/44 H01L 21/205 B01D 53/34 134 C 134 A 128 ZAB (56)参考文献 特開 昭49−54268(JP,A) 特開 昭63−279014(JP,A) 特開 昭61−174928(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CVD装置からのCVD時の排ガスおよ
    び/または該CVD装置からのクリーニング時の排ガス
    同一の経路から反応部に導入する構成であって、かつ
    該排ガス、不活性ガスおよび酸素含有ガスを内側から外
    側に同心状に該反応部に導入し、ヒータにより加熱酸化
    分解処理することを特徴とする排ガス処理方法。
  2. 【請求項2】 CVD装置からのCVD時の排ガスおよ
    び/または該CVD装置からのクリーニング時の排ガス
    同一の経路から反応部に導入する構成であって、かつ
    該排ガス流入管、不活性ガス流入管および酸素含有ガス
    流入管の順で内側から外側に同心状に構成したガス導入
    および該導入される排ガスをヒータにより加熱酸化分
    解処理する装置からなることを特徴とする排ガス処理装
    置。
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