JPH0766824A - ハブユニット試験システム - Google Patents

ハブユニット試験システム

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JPH0766824A
JPH0766824A JP5212418A JP21241893A JPH0766824A JP H0766824 A JPH0766824 A JP H0766824A JP 5212418 A JP5212418 A JP 5212418A JP 21241893 A JP21241893 A JP 21241893A JP H0766824 A JPH0766824 A JP H0766824A
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port
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正美 若林
Tetsuya Kanemoto
哲也 兼本
Hiroshi Takahagi
浩 高萩
Kazunori Takahashi
一憲 高橋
Hiroshige Iijima
浩栄 飯島
Nobutaka Kunii
宣孝 国井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ハブユニット試験システムに関
し、ハブユニットの2つのポートにテスタを接続および
パソコンなどから指示してハブユニットのポートに異常
状態を発生させると共にハブユニットからの状態情報を
もとに判定し、ハブユニットの各種時間規定の動作テス
トを簡易かつ迅速に実現することを目的とする。 【構成】 テスト対象のハブユニット11と、テスタ1
2と、テスタ12を介して所定信号(例えばTE=O
N、50μSに対応する信号)を2つのポートに同時に
送信したことに対応して、当該ハブユニット11からの
状態情報信号(例えばPART信号ON)を受信し、所
定信号を送信開始してから状態情報信号を受信するまで
の送信回数を計数してこれと規定値とを比較してポート
上の衝突回数上限の正常/異常を判定するハブユニット
テスト機能17とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハブユニットのテスト
を行なうハブユニット試験システムに関するものであっ
て、特にイーサーネットLANの10BASE−T規格
(IEEE802.3)のハブユニットについて、規格
化されている時間規定を測定するハブユニット試験シス
テムに関するものである。ハブユニットについて簡単な
構成のもとでテストすることが望まれている。
【0002】
【従来の技術】従来、LANに接続して集配線を行なう
ハブユニットの時間規定のテストは、パターンジェネレ
ータなどでLAN伝送路の異常状態を発生させ、オシロ
スコープで波形観測してその異常状態に対する処理を観
測し、当該ハブユニットの動作が正常か異常かを判定し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常のLAN上でジャ
バ(JAB、あるポートが連続出力時間オーバー、例え
ば3ms〜7.5msをオーバーして他のポートの通信
を阻害すること)やパーテーション(複数のポートから
の送信が衝突すること)などの異常状態を発生させるこ
とは困難であり、上述したパルスジェネレータなどを使
用してLAN伝送路上で異常を発生させ、オシロスコー
プで観察していたため、高価なパルスジェネレータが必
要になってしまうと共に多大の観察時間が必要となって
しまうという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
ハブユニットの2つのポートにテスタを接続およびパソ
コンなどから指示して当該ハブユニットのポートに異常
状態を発生させると共にハブユニットからの状態情報を
もとに判定し、ハブユニットの各種時間規定の動作テス
トを簡易かつ迅速に実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、ハブユニ
ット11は、幹線と複数の端末との間に設け、相互の間
の集配線などを行うものであって、試験対象のハブユニ
ットである。
【0006】テスタ12は、ハブユニット11の2つの
端末へのポートに接続してこれらポートに信号を送信し
たり、ポートから受信した信号を取り出す制御回路など
から構成されるものである。
【0007】ハブユニットテスト機能17は、テスタ1
2を介して信号をハブユニット11に送信および受信し
た状態情報信号をもとに、当該ハブユニット11のポー
ト上の衝突回数上限、衝突超過時間タイマ、連続出力長
タイマ、および出力禁止タイマの正常/異常をテストす
るものである。
【0008】
【作用】本発明は、図1に示すように、ハブユニットテ
スト機能17がテスタ12を介して所定信号(例えばT
E=ON、50μSに対応する信号)をハブユニット1
1の2つのポートに同時に送信したことに対応して、当
該ハブユニット11からの状態情報信号(例えばPAR
T信号ON)を受信し、所定信号を送信開始してから状
態情報信号を受信するまでの送信回数を計数してこれと
規定値とを比較してポート上の衝突回数上限の正常/異
常を判定するようにしている。
【0009】また、ハブユニットテスト機能17がテス
タ12を介して所定信号(例えばTE=ON、初期値
0.1msに対応する信号)をハブユニット11の2つ
のポートに同時に送信したことに対応して、当該ハブユ
ニット11からの状態情報信号(例えばPART信号O
N)を受信しなかったときに所定信号のパルス幅を少し
増加(あるいは減少)して繰り返し、状態情報信号(例
えばPART信号ON)を受信したときに所定信号のパ
ルス幅が規定値の範囲内にあるかを比較してハブユニッ
ト11の衝突超過時間タイマの正常/異常を判定するよ
うにしている。
【0010】また、ハブユニットテスト機能17がテス
タ12を介して所定信号(例えばTE=ON、初期値4
msに対応する信号)をハブユニット11の1つのポー
トに送信して他のポートから受信する状態のもとで、当
該ハブユニット11からの状態情報信号(例えばJAB
信号ON)を受信しなかったときに所定信号のパルス幅
を少し増加(あるいは減少)して繰り返し、状態情報信
号(例えばJAB信号ON)を受信したときに所定信号
のパルス幅を記憶した後、当該ハブユニット11から状
態情報信号(例えばCRS信号OFF)を受信するまで
のタイマ値を計数し、記憶した所定信号のパルス幅およ
びタイマ値が規定値の範囲内にあるかをそれぞれ比較し
てハブユニット11の連続出力長タイマおよび出力禁止
タイマの正常/異常を判定するようにしている。
【0011】従って、ハブユニット11の2つのポート
にテスタ12を接続すると共にハブユニットテスト機能
17が指示して当該ハブユニット11のポートに異常状
態を発生させると共にハブユニット11からの状態情報
をもとに、当該ハブユニット11のポート上の衝突回数
上限、衝突超過時間タイマ、連続出力長タイマ、および
出力禁止タイマの正常/異常をテストすることにより、
簡単な構成のもとで迅速にハブユニット11のテストを
行なうことが可能となる。
【0012】
【実施例】次に、図1から図8を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1の(a)は、全体構成図を示す。図1の(a)にお
いて、ハブユニット11は、幹線と複数の端末、および
端末と端末の間の集配線を行ったり、ポートの状態を監
視して他の通信に悪影響を与える状態となったときに当
該ポートを切り離したり、所定時間経過後に再接続した
りなどするものである。幹線は、複数のハブユニット1
1を接続するものであって、例えば10BASE5ある
いは10BASE2などの規格の幹線である。端末(D
TE、データ端末)はハブユニット11のポートに接続
し、データの送受信を行う端末である。この端末とハブ
ユニット11との間は、例えば10BASE−Tの規格
によってデータの送受信を行っている。
【0014】テスタ12は、ハブユニット11の2つの
ポートと接続したものであって、ハブユニット11のポ
ートに信号を送信したり、ポートからの信号を受信した
りするものである。
【0015】パソコン13は、テスタ12と接続し、ハ
ブユニット11のテストを行なうものである(図2から
図7を用いて後述する)。図1の(b)は、要部構成図
を示す。これは、図1の(a)のテスタ12およびパソ
コン13の要部構成図である。
【0016】図1の(b)において、テスタ12は、L
AN(10BASE−T)制御回路14、リンクパルス
検出回路15、およびインタフェース制御回路16など
から構成されるものである。
【0017】LAN(10BASE−T)制御回路14
は、ハブユニット11のポートに接続し、信号を送信し
たり(TD+、TD−)、信号を受信したり(RD+、
RD−)するものである。
【0018】リンクパル検出回路15は、ポートから受
信した信号中からリンクパルを検出するものである。イ
ンタフェース制御回路16は、パソコン13との間でデ
ータの授受を行なうものである。
【0019】ポート1、2は、ハブユニット11に設け
て端末を接続するものであって、ここでは、テスタ12
を接続するものである。状態情報信号は、ハブユニット
11の状態を表す状態情報信号(例えばPART信号O
N、JAB信号ONなど)である。
【0020】パソコン13は、パーソナルコンピュータ
であって、ここではハブユニットテスト機能17などの
機能を行なうプログラムをロードしたものである。ハブ
ユニットテスト機能17は、インタフェース制御回路1
6を介してLAN制御回路14に指示し、信号をポート
に送信したり、ポートから信号を受信したりなどし、ハ
ブユニット11のポート上の衝突回数上限、衝突超過時
間タイマ、連続出力長タイマ、および出力禁止タイマの
正常/異常をテストするものである。
【0021】図1の(c)は、LAN制御回路例を示
す。これは、図1の(b)のLAN制御回路14の例で
ある。図1の(c)において、LCローパスフィルタ1
8は、高調波ノイズなどを除去するものである。
【0022】トランシーバ19は、10BASE−T規
格のトランシーバであって、図示のように、ハブユニッ
ト11のポートに信号を送信したり、ポートから受信し
た信号を図示の信号に変換したりするものである。ここ
で、各記号は、 ・CRS:Carreir Sense ・TE:Transmit Enable ・LTE:Link Test Enable ・SD:Send Data ・CLK:Clock(20MHz) を表す。
【0023】次に、図2および図3を用いて、ポート上
の衝突回数上限のテストについて詳細に説明する。図2
は、本発明のポート上の衝突回数上限テスト説明図を示
す。
【0024】図2の(a)は、信号例を示す。これは、
ハブユニット11のポート上の衝突回数上限のテストを
行なうために、2つのLAN制御回路14のTEとSD
を図示の下記条件で入力する。
【0025】 ・TEアクテブ時間=50μS(周期=100μS) ・SD周波数 =5MHz 図2の(b)は、タイムチャートを示す。
【0026】図2の(b−1)は、TE、SDのタイム
チャートを示す。これは、図1の(c)に示すパソコン
13のハブユニットテスト機能17が、図示のTE(5
0μS、周期100μS)およびSD(5MHz)の信
号をトランシーバ19に入力する。
【0027】図2の(b−2)は、(b−1)を変換し
たTD+、TD−の信号を示す。これは、(b−1)の
信号を入力としてトランシーバ19が図示のTD+、T
D−の信号を生成する。
【0028】図3は、本発明のポート上の衝突回数上限
テストフローチャートを示す。図3において、S1は、
パソコン13のハブユニットテスト機能17が2つのポ
ートに送信指示する(TE=ON、50μS、図2の
(b−1)参照)。
【0029】S2は、S1で送信指示を受けたテスタ1
2が送信する。S3、S4は、ポート1、ポート2より
TD+、TD−の信号を受信する(図2の(b−2)参
照)。
【0030】S5は、ハブユニット11がS3、S4で
ポート、ポート2で同時にTD+、TD−の信号を受信
したので、衝突検出する。S6は、衝突回数をハブユッ
ト11が持つカウンタによってカウントする。
【0031】S7は、S6で衝突回数をカウントしたハ
ブユニット11が規定回数の30回以上となったか判別
する。YESの場合には、S8でPART信号ONを状
態情報信号としてテスタ12を介してパソコン13のハ
ブユニットテスト機能17が受信する。
【0032】S9は、パソコン13のハブユニットテス
ト機能17がPART信号ONか判別する。YESの場
合には、S11でTE回数を表示する。一方、NOの場
合には、S10でTE回数に+1カウントし、S1に戻
る。
【0033】S12は、S11でTE回数表示した値
が、30回以上か判別する。YESの場合には、S13
でポート上の衝突回数上限が正常と判定する。NOの場
合には、S14でポート上の衝突回数上限が異常と判定
する。
【0034】以上によって、パソコン13のハブユニッ
トテスト機能17が2つのポートに信号を送信し、ハブ
ユニット11がこの2つのポートに同時に信号を受信し
た衝突回数をカウントし、規定回数(例えば30回)を
越えたときにPART信号ONをハブユニットテスト機
能17が受信する。ハブユニットテスト機能17側でカ
ウントしたTE回数が規定値(例えば30回)以上のと
きにポート上の衝突回数上限が正常と判定する。TE回
数が規定値以下のときはポート上の衝突回数上限が異常
と判定する。これにより、ハブユニットテスト機能17
は、簡易な手順によって、ハブユニット11のポート上
の衝突回数上限のテストを行なうことが可能となる。
【0035】次に、図4および図5を用いて、衝突超過
時間タイマのテストについて詳細に説明する。図4は、
本発明の衝突超過時間タイマテスト説明図を示す。
【0036】図4の(a)は、信号例を示す。これは、
ハブユニット11の衝突超過時間タイマのテストを行な
うために、2つのLAN制御回路14のTEとSDを図
示の下記条件で入力する。
【0037】 ・TEアクテブ時間=0.1ms(デフォルト値、初期
値)+0.1μS ・SD周波数 =5MHz 図4の(b)は、タイムチャートを示す。
【0038】図4の(b−1)は、TE、SDのタイム
チャートを示す。これは、図1の(c)に示すパソコン
13のハブユニットテスト機能17が、図示のTE
(0.1ms(デフォルト値)+0.1μS)およびS
D(5MHz)の信号をトランシーバ19に入力する。
【0039】図4の(b−2)は、(b−1)を変換し
たTD+、TD−の信号を示す。これは、(b−1)の
信号を入力としてトランシーバ19が図示のTD+、T
D−の信号を生成する。
【0040】図5は、本発明の衝突超過時間タイマテス
トフローチャートを示す。図5において、S21は、パ
ソコン13のハブユニットテスト機能17が2つのポー
トに送信指示する(TE=ON、0・1ms、図4の
(b−1)参照)。
【0041】S22は、S21で送信指示を受けたテス
タ12が送信する。S23、S24は、ポート1、ポー
ト2よりTD+、TD−の信号を受信する(図4の(b
−2)参照)。
【0042】S25は、ハブユニット11がS23、S
24で同時にTD+、TD−の信号を受信したので、衝
突検出する。S26は、衝突超過時間(0.1ms〜3
ms)を経過か判別する。YESの場合には、PART
信号ONを状態情報信号としてテスタ12を介してパソ
コン13のハブユニットテスト機能17が受信する。
【0043】S27は、パソコン13のハブユニットテ
スト機能17がPART信号ONか判別する。YESの
場合には、S32に進む。NOの場合には、S28でポ
ート2送信停止指示し、S29でテスタ12がポート2
の送信停止指示し、ポート2が送信停止する。これによ
り、S30でハブユニット11が衝突解除を確認し、S
25に戻る。また、S28でポート2の送信停止指示し
た後、ハブユニットテスト機能17がTE+0.1μS
し(例えば1回目はデフォルト値0.1mS+0.1μ
Sにし)、S21に戻る。
【0044】S32は、S27のYESでPART信号
ONと判明したので、このときのTEのパルス幅をハブ
ユニット11の衝突超過時間タイマ値として表示する。
S33は、S32で表示した衝突超過時間タイマがTE
パルス幅(規定の0.1ms〜3ms)の範囲内か判別
する。YESの場合には、規定のTEパルス幅の範囲内
と判明したので、S34でハブユニット11の衝突超過
時間タイマが正常と判定する。一方、NOの場合には、
規定のTEパルス幅の範囲外と判明したので、ハブユニ
ット11の衝突超過時間タイマが異常と判定する。
【0045】以上によって、パソコン13のハブユニッ
トテスト機能17が2つのポートに信号を送信し、ハブ
ユニット11がこの2つのポートに同時に信号を受信し
たことによる衝突検出後、衝突超過時間(0.1ms〜
3ms)経過してPART信号ONとなったときにその
ときのTEパルス幅を衝突超過時間タイマの値としてこ
れが規定値内のときにハブユニット11の衝突超過時間
タイマ値が正常と判定する。TEパスル幅が規定値以下
のときはポート上の衝突超過時間タイマが異常と判定す
る。これにより、ハブユニットテスト機能17は、簡易
な手順によって、ハブユニット11のポート上の衝突超
過時間タイマのテストを簡易に行なうことが可能とな
る。
【0046】次に、図6および図7を用いて、連続出力
長タイマ等のテストについて詳細に説明する。図6は、
本発明の連続出力長タイマ等テスト説明図を示す。
【0047】図6の(a)は、信号例を示す。これは、
ハブユニット11の連続出力長タイマのテストを行なう
ために、2つのLAN制御回路14のTEとSDを図示
の下記条件で入力する。
【0048】 ・TEアクテブ時間=4ms(デフォルト値、初期値)
+0.1μS ・SD周波数 =5MHz 図6の(b)は、タイムチャートを示す。
【0049】図6の(b−1)は、TE、SDのタイム
チャートを示す。これは、図1の(c)に示すパソコン
13のハブユニットテスト機能17が、図示のTE(4
ms(デフォルト値)+0.1μS)およびSD(5M
Hz)の信号をトランシーバ19に入力する。
【0050】図6の(b−2)は、(b−1)を変換し
たTD+、TD−の信号を示す。これは、(b−1)の
信号を入力としてトランシーバ19が図示のTD+、T
D−の信号を生成する。
【0051】図7は、本発明の連続出力長タイマ等テス
トフローチャートを示す。図7において、S41は、パ
ソコン13のハブユニットテスト機能17が片ポートに
送信指示する(TE=ON、4ms、図6の(b−1)
参照)。
【0052】S42は、S41で送信指示を受けたテス
タ12が送信する。S43は、ポート1よりTD+、T
D−の信号を受信する(図6の(b−2)参照)。
【0053】S44は、ハブユニット11がS43で片
ポート1よりTD+、TD−の信号を受信したので、連
続出力長タイマをスタートさせる。S45は、ポート2
からRD+、RD−の信号を送信する。
【0054】S46は、連続出力長タイマが規定時間
(4ms〜7.5ms)を経過か判別する。YESの場
合には、S47でJAB信号ONを状態情報信号として
テスタ12を介してパソコン13のハブユニットテスト
機能17が受信する。
【0055】S48は、パソコン13のハブユニットテ
スト機能17がPART信号ONを受信したか判別す
る。YESの場合には、S50でTEパルス幅を記録す
る。一方、NOの場合には、S49でTE+0.1μS
とし、S41を繰り返す。
【0056】S51は、出力禁止する。S52は、出力
禁止タイマが9.6〜11.6μS経過したか判別す
る。YESの場合には、S53でポート2およびテスタ
12を経由してCRS信号ONをパソコン13のハブユ
ニットテスト機能17が受信する。
【0057】S54は、パソコン13のハブユニットテ
スト機能17がCRS信号OFFか判別する。YESの
場合には、S55でタイマ監視を続ける。一方、NOの
場合には、S56でタイマを記録する。
【0058】S57は、S50で記録したTEパレス幅
が規定値の4ms〜7.5msの範囲内か判別する。Y
ESの場合には、S58でハブユニット11の連続出力
長タイマが正常と判定する。一方、NOの場合には、S
59でハブユニットの連続出力長タイマが異常と判定す
る。
【0059】S60は、S56で記録したタイマ値(C
RSタイマ値)が規定値の9.6μS〜11.6μSの
範囲内か判別する。YESの場合には、S61でハブユ
ニット11の出力禁止時間が正常と判定する。一方、N
Oの場合には、S62でハブユニット11の出力禁止時
間の異常と判定する。
【0060】以上によって、パソコン13のハブユニッ
トテスト機能17が1つのポートにTE時間を+0.1
μS順次増大した信号を送信し、JAB信号ONが返さ
れたときのTEパルス幅を記録した後、出力禁止時間を
記録し、これら記録したTEパルス幅および出力禁止時
間がそれぞれ規定値の範囲内と判明したときにハブユニ
ット11の連続出力長タイマが正常および出力禁止時間
の正常と判定する。これらにより、ハブユニットテスト
機能17は、簡易な手順によって、ハブユニット11の
連続出力長タイマおよび出力禁止時間タイマのテストを
簡易に行なうことが可能となる。
【0061】図8は、ハブユニットの時間規定例を示
す。項1は、連続出力長タイマであって、ジャバ(ja
bber)を検出する時間であり、ここでは、規格値
(5ms又は4ms〜7.5ms)である。
【0062】項2は、ジョバロックアッププロテクショ
ンの出力(禁止時間)であって、ジャバ発生後、出力禁
止時間であり、ここでは、規格値(9.6μS〜11.
6μS)である。
【0063】項3は、ポート上の衝突回数上限であっ
て、例えば連続30回以上の衝突(ポートパーテショ
ン)の検出であり、ここでは、規格値(連続30回以
上)である。
【0064】項4は、衝突超過時間タイマであって、衝
突時間(ポートパーテション)の検出であり、ここで
は、規格値(0.1ms〜3ms)である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハブユニット11の2つのポートにテスタ12を接続す
ると共にハブユニットテスト機能17が指示して当該ハ
ブユニット11のポートに異常状態を発生させると共に
ハブユニット11からの状態情報をもとに、当該ハブユ
ニット11のポート上の衝突回数上限、衝突超過時間タ
イマ、連続出力長タイマ、および出力禁止タイマの正常
/異常をテストする構成を採用しているため、簡単な構
成のもとで迅速にハブユニット11のテストを行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明のポート上の衝突回数上限テスト説明図
である。
【図3】本発明のポート上の衝突回数上限テストフロー
チャートである。
【図4】本発明の衝突超過時間タイマテスト説明図であ
る。
【図5】本発明の衝突超過時間タイマテストフローチャ
ートである。
【図6】本発明の連続出力長タイマ等テスト説明図であ
る。
【図7】本発明の連続出力長タイマ等テストフローチャ
ートである。
【図8】ハブユニットの時間規定例である。
【符号の説明】
11:ハブユニット 12:テスタ 13:パソコン 14:LAN制御回路 16:インタフェース制御回路 17:ハブユニットテスト機能 18:LCローパスフィルタ 19:トランシーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 一憲 東京都港区新橋5丁目36番11号 いわき電 子株式会社内 (72)発明者 飯島 浩栄 東京都港区新橋5丁目36番11号 いわき電 子株式会社内 (72)発明者 国井 宣孝 東京都港区新橋5丁目36番11号 いわき電 子株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブユニットのテストを行なうハブユニッ
    ト試験システムにおいて、 幹線に接続して複数の端末との集配線を行なう、テスト
    対象のハブユニット(11)と、 このハブユニット(11)の2つの端末へのポートに接
    続してこれらポートに信号を送信したり、ポートから受
    信した信号を取り出す制御回路をそれぞれ持つテスタ
    (12)と、 このテスタ(12)を介して所定信号(例えばTE=O
    N、50μSに対応する信号)を上記2つのポートに同
    時に送信したことに対応して、当該ハブユニット(1
    1)からの状態情報信号(例えばPART信号ON)を
    受信し、所定信号を送信開始してから状態情報信号を受
    信するまでの送信回数を計数してこれと規定値とを比較
    してポート上の衝突回数上限の正常/異常を判定するハ
    ブユニットテスト機能(17)とを備えたことを特徴と
    するハブユニット試験システム。
  2. 【請求項2】ハブユニットのテストを行なうハブユニッ
    ト試験システムにおいて、 幹線に接続して複数の端末との集配線を行なう、テスト
    対象のハブユニット(11)と、 このハブユニット(11)の2つの端末へのポートに接
    続してこれらポートに信号を送信したり、ポートから受
    信した信号を取り出す制御回路をそれぞれ持つテスタ
    (13)と、 このテスタ(13)を介して所定信号(例えばTE=O
    N、初期値0.1msに対応する信号)を上記2つのポ
    ートに同時に送信したことに対応して、当該ハブユニッ
    ト(12)からの状態情報信号(例えばPART信号O
    N)を受信しなかったときに所定信号のパルス幅を少し
    増加(あるいは減少)して繰り返し、状態情報信号(例
    えばPART信号ON)を受信したときに上記所定信号
    のパルス幅が規定値の範囲内にあるかを比較してハブユ
    ニット(12)の衝突超過時間タイマの正常/異常を判
    定するハブユニットテスト機能(17)とを備えたこと
    を特徴とするハブユニット試験システム。
  3. 【請求項3】ハブユニットのテストを行なうハブユニッ
    ト試験システムにおいて、 幹線に接続して複数の端末との集配線を行なう、テスト
    対象のハブユニット(11)と、 このハブユニット(11)の2つの端末へのポートに接
    続してこれらポートに信号を送信したり、ポートから受
    信した信号を取り出す制御回路をそれぞれ持つテスタ
    (12)と、 このテスタ(12)を介して所定信号(例えばTE=O
    N、初期値4msに対応する信号)を上記1つのポート
    に送信して他のポートから受信する状態のもとで、当該
    ハブユニット(11)からの状態情報信号(例えばJA
    B信号ON)を受信しなかったときに所定信号のパルス
    幅を少し増加(あるいは減少)して繰り返し、状態情報
    信号(例えばJAB信号ON)を受信したときに上記所
    定信号のパルス幅を記憶した後、当該ハブユニット(1
    1)から状態情報信号(例えばCRS信号OFF)を受
    信するまでのタイマ値を計数し、記憶した所定信号のパ
    ルス幅およびタイマ値が規定値の範囲内にあるかをそれ
    ぞれ比較してハブユニット(11)の連続出力長タイマ
    および出力禁止タイマの正常/異常を判定するハブユニ
    ットテスト機能(17)とを備えたことを特徴とするハ
    ブユニット試験システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226972B1 (en) * 1997-12-10 2001-05-08 Izumi International, Inc. Twisted union yarn manufacturing method and device
JP2010193231A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nec Access Technica Ltd ネットワークテスタおよびテスト制御方法

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JP2010193231A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nec Access Technica Ltd ネットワークテスタおよびテスト制御方法

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