JPH076618Y2 - バルブ・ソケット組立体 - Google Patents

バルブ・ソケット組立体

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JPH076618Y2
JPH076618Y2 JP1988111671U JP11167188U JPH076618Y2 JP H076618 Y2 JPH076618 Y2 JP H076618Y2 JP 1988111671 U JP1988111671 U JP 1988111671U JP 11167188 U JP11167188 U JP 11167188U JP H076618 Y2 JPH076618 Y2 JP H076618Y2
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valve
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JP1988111671U
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秀夫 安藤
祐一 森野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、バルブ本体の一端に差込部を突設してなるバ
ルブと、このバルブの装着位置でバルブ本体の一端部と
係合する受口及び差込部を嵌入される差込孔を有するソ
ケットとからなるバルブ・ソケット組立体に関する。
(2)従来の技術 従来、かゝる組立体において、バルブのソケットに対す
る装着を確実にするために、バルブ及びソケットの嵌合
部に互いに弾力的に係合する凹凸部を設けることが知ら
れている(例えば、実公昭58-13583号公報参照)。
(3)考案が解決しようとする課題 従来の組立体では、ソケットに対するバルブの装着荷重
は軽く、バルブの離脱荷重は重くなっている。このた
め、装着時には節度感が乏しく、離脱時にはバルブを撮
んだ指先が滑り易いことも起因してバルブをソケットか
ら取外し難いという問題がある。
本考案はかゝる事情に鑑みてなされたもので、ソケット
に特設した弾性挟持片とバルブ差込部に特設した係止突
起との協働によってバルブの装着時には大なる節度感が
得られると共にバルブの離脱時にはこれを容易に取外す
ことができるようにし、しかもそれらの挟持片及び係止
突起を、差込部及び差込孔間の電気的接点部より独立さ
せることにより、該接点部の故障回避とバルブの安定支
持を図ることができるようにした前記バルブ・ソケット
組立体を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、バルブ本体の一
端に差込部を突設してなるバルブと、このバルブの装着
位置でバルブ本体の一端部と係合する受口及び差込部を
嵌入される差込孔を有するソケットとからなり、その差
込孔に差込部が嵌入された状態で、該差込孔の内側面に
露出させたソケット側端子と該差込部の側面に露出させ
たバルブ側端子とが互いに接触するようにしたバルブ・
ソケット組立体において、ソケットに、差込部の側面に
向って突出する弾性挟持片を差込孔及びソケット側端子
から離隔して設ける一方、差込部の側面に、バルブの装
着位置手前から装着位置にかけて挟持片に直接係合して
それに開閉動作を与える係止突起を設けて、バルブの装
着位置では差込部の、係止突起頂点よりもバルブ本体側
の部分を挟持片間に挟持させ、これら係止突起及び挟持
片を、係止突起による挟持片の開き抵抗がバルブのソケ
ットに対する離脱時よりも装着時に大となるように構成
したことを第1の特徴とする。
また本考案は、上記特徴に加えて、バルブ本体の一端部
をソケットの受口に係合させたバルブの装着位置では、
係止突起に対する挟持片の閉じ動作を途中で終わらせる
ように係止突起を配置したことを第2の特徴とする。
(2)作用 第1の特徴によれば、バルブの装着時には、係止突起に
よるソケット側挟持片の開き抵抗が大きく設定されてい
て、バルブのソケットへの押込み抵抗が一旦急増してか
ら急激するため、作業者は大きな節度感を得てバルブを
正規の装着位置まで確実に押込むようになる。またバル
ブの離脱時には、係止突起による挟持片の開き抵抗が小
さく設定されているから、作業者はバルブを比較的軽い
引張り力を以てソケットから容易に取外すことができ
る。
また特に上記挟持片を差込孔及びソケット側端子から離
隔して設けて、バルブの装着位置では差込部の、係止突
起頂点よりもバルブ本体側の部分を挟持片間に挟持させ
るようにした関係で、バルブは単にそのバルブ本体がソ
ケット受口に、また差込部がソケット差込孔にそれぞれ
支持されるばかりか、同差込部の、係止突起頂点よりも
バルブ本体側の部分が挟持片間にしっかりと挟持される
ため、全体としてバルブの支持が強固である。しかも上
記係止突起及び挟持片を、差込部側面に露出するバルブ
側端子や差込孔内側面に露出するソケット側端子から独
立して設けることができるから、それら端子相互の電気
的接触部には、バルブの着脱に伴い係止突起が挟持片を
通過する際に受けるような比較的大きな荷重を作用させ
ずに済む。
また第2の特徴によれば、バルブの装着位置では、挟持
片は閉じ力を発揮して係止突起に引込み力を与えるの
で、バルブ本体の端部に係合するソケットの受口と協働
してバルブの装着姿勢を一層安定させることができる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
先ず本考案の第1実施例に示す第1図において、車両の
ストップランプ及びテイルライト用バルブ・ソケット組
立体1は、バルブ2と、このバルブ2が装着されるソケ
ット3とから構成される。
第1図及び第2図に示すように、バルブ2は、第1及び
第2フィラメント61,62を内部に封入したバルブ本体4
と、このバルブ本体4の一端面から突出した扁平な差込
部5とを備えている。差込部5の幅広の両側面には、前
記フィラメント61,62に連なる各一対の端子71,71
72,72がそれぞれ配設されると共に、少なくとも両端子
71,71;72,72間において横方向に延びる係止突起8,8
が一体に形成される。
各係止突起8は、第1A図に示すように、差込部5の先端
側に前部斜面a、基端側に後部斜面bを有し、前部斜面
aの傾斜角度αは、後部斜面bの傾斜角度βよりも大き
く設定される。
一方、ソケット3は、第1図及び第3図に示すように、
バルブ本体4の一端部を係合し得る受口10と、差込部5
を挿入し得る扁平な差込孔11とを有する。差込孔11の幅
広の内側面には、各一対の端子121,121;122,122がそ
れぞれ配設されており、これらは差込部5が差込孔11に
挿入されたとき前記端子71,71;72,72とそれぞれ接触
するようになっている。
また第1図及び第1A図に示すように、ソケット3には、
受口10と差込孔11との中間部に差込部5の幅広両側面に
向って突出する弾性を有する一対の挟持片13,13が一体
に突設される。これら挟持片13,13は、バルブ2のソケ
ット3に対する装着位置手前から装着位置にかけて係止
突起8,8に弾力的に開閉されるようになっており、その
際、各挟持片8は前記斜面a,bを滑り易くするために、
自由端部に丸味が付されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
バルブ2をソケット3に装着する際には、作業者はバル
ブ本体4を指先で撮んで差込部5を両挟持片13,13間か
ら差込孔11に押込む。すると、先ず端子71,72が対応す
る端子121,122にそれぞれ接触し、次いで係止突起8,8
が両挟持片13,13間に進入し、前部の急斜面a,aにより両
係止片13,13間をそれらの弾性力に抗して押し開いてい
くので、押込抵抗が急増する。
そして係止突起8,8の頂点が挟持片13,13間を通過する
と、上記押込抵抗は急減するのみならず、挟持片13,13
がそれ自体の復元力で後部の斜面b,bに圧接するので、
むしろ係止突起8,8に差込孔11側への引込力を与える。
したがって、バルブ2は作業者の大なる押込力と上記引
込力とを受けて装着位置まで急速に押込まれる。即ちバ
ルブ本体4の端部がソケット3の受口10に係合したとこ
ろで押込みは止る。
このように、バルブ2のソケット3への装着時には、装
着位置手前で押込抵抗が急増した後、それが急減するた
め、作業者は大なる節度感を得てバルブ2を正規の装着
位置まで確実に押込むことになる。
そして、上記のようにバルブ2が装着位置に達しても、
挟持片13,13は、後部斜面b,bの低部に係合し続けて係止
突起8,8に対する引込力を失わないので、バルブ本体4
と係合する受口10と協働してバルブ2の装着姿勢を安定
良く保持することができる。
次にバルブ2をソケット3から離脱時には、作業者はバ
ルブ本体4を指先で撮んで手前に引寄せる。すると今度
は係止突起8,8の後部斜面b,bが両挟持片13,13間をそれ
らの弾性力に抗して押し開いていくので、引き抜き抵抗
が発生するが、後部斜面bは前部斜面aより緩やかであ
るから、その引き抜き抵抗は比較的小さい。したがっ
て、バルブ本体4を撮んだ指先が滑り易くても、比較的
軽い引張り力をもって係止突起8,8を挟持片13,13間から
脱出させ、バルブ2をソケット3から容易に取出すこと
ができる。
第4図は本考案の第2実施例を示すもので、差込部5の
係止突起8,8と挟持片13,13との係合部の形状を前記実施
例と逆にしたものである。即ち、各係止突起8には半円
形の横断面形状が与えられる一方、各挟持片13の先端に
は、受口10側の前部斜面aと、それと反対側の後部斜面
bとを有する山形形状が与えられ、前部斜面aの傾斜角
度αは後部斜面bの傾斜角度βより大きく設定される。
その他の構成は前実施例と同様であり、図中、前実施例
と対応する部分には同一の符号を付す。
この実施例においても、バルブ2のソケット3への装着
時には、係止突起8が急斜面a側から挟持片13を押し開
けることにより、比較的大なる押込抵抗が発生した後、
それが急減するため、作業者に大なる節度感を与えるこ
とができ、またソケット2の離脱時には、係止突起8が
緩斜面b側から挟持片13を押し開けるので、比較的軽い
引張り力でもバルブ2をソケット3から取外すことがで
きる。
C.考案の効果 以上のように本考案の第1の特徴によれば、ソケットに
差込部の側面に向って突出する弾性を有する挟持片を設
ける一方、差込部の側面に、バルブの装着位置手前から
装着位置にかけて挟持片に係合してそれに開閉動作を与
える係合突起を設け、これら係止突起及び挟持片を、係
止突起による挟持片の開き抵抗がバルブのソケットに対
する離脱時よりも装着時に大となるように構成したの
で、バルブの装着時には作業者は大きな節度感を得て、
これをソケットに確実に装着することができ、また離脱
時には比較的軽い引張り力をもってバルブをソケットか
ら容易に取外すことができる。
また特にソケットに上記弾性挟持片を差込孔及びソケッ
ト側端子から離隔して設けて、バルブの装着位置では差
込部の、係止突起頂点よりもバルブ本体側の部分を挟持
片間に挟持させるようにしたので、バルブは、単にその
バルブ本体及び差込部がソケットの受口及び差込孔にそ
れぞれ支持されるだけでなく、同差込部の、係止突起頂
点よりもバルブ本体側の部分が挟持片間にしっかりと挟
持され、従って全体としてバルブの支持が強固であっ
て、振動等に対してもソケットに該バルブを極めて安定
良く保持することができる。しかも上記係止突起及び挟
持片を、差込部側面に露出するバルブ側端子や差込孔内
側面に露出するソケット側端子から独立して設けること
ができるから、それら端子相互の電気的接触部には、バ
ルブの脱着に伴い係止突起が挟持片を通過する際に受け
るような比較的大きな荷重を作用させずに済み、従って
該電気的接触部の早期摩耗や破損の防止に有効である。
また第2の特徴によれば、バルブ本体の一端部をソケッ
トの受口に係合させたバルブの装着位置では、係止突起
に対する挟持片の閉じ動作を途中で終わらせるように係
止突起を配置したので、バルブの装着位置では挟持片が
係止突起に引込力を与えてバルブ本体の端部をソケット
の受口に押し続け、これによりバルブの装着姿勢を一層
安定させることができ、したがって振動による照明方向
の変動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図はバルブ・ソケット組立体の断側面図、第1A
図は第1図のA部拡大図、第2図はバルブの単体平面
図、第3図は第1図のIII−III線に沿ったソケット単体
の断面図、第4図は本考案の第2実施例を示すもので第
1A図に対応する拡大図である。 1……バルブ・ソケット組立体、2……バルブ、3……
ソケット、4……バルブ本体、5……差込部、8……係
止突起、10……受口、11……差込孔、13……挟持片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブ本体(4)の一端に差込部(5)を
    突設してなるバルブ(2)と、このバルブ(2)の装着
    位置でバルブ本体(4)の一端部と係合する受口(10)
    及び差込部(5)を嵌入される差込孔(11)を有するソ
    ケット(3)とからなり、その差込孔(11)に差込部
    (5)が嵌入された状態で、該差込孔(11)の内側面に
    露出させたソケット側端子(121,122)と該差込部
    (5)の側面に露出させたバルブ側端子(71,72)とが
    互いに接触するようにしたバルブ・ソケット組立体にお
    いて、ソケット(3)に、差込部(5)の側面に向って
    突出する弾性挟持片(13)を差込孔(11)及びソケット
    側端子(121,122)から離隔して設ける一方、差込部
    (5)の側面に、バルブ(2)の装着位置手前から装着
    位置にかけて挟持片(13)に直接係合してそれに開閉動
    作を与える係止突起(8)を設けて、バルブ(2)の装
    着位置では差込部(5)の、係止突起(8)頂点よりも
    バルブ本体(4)側の部分を挟持片(13)間に挟持さ
    せ、これら係止突起(8)及び挟持片(13)を、係止突
    起(8)による挟持片(13)の開き抵抗がバルブ(2)
    のソケット(3)に対する離脱時よりも装着時に大とな
    るように構成したことを特徴とする、バルブ・ソケット
    組立体。
  2. 【請求項2】バルブ本体(4)の一端部をソケット
    (3)の受口(10)に係合させたバルブ(2)の装着位
    置では、係止突起(8)に対する挟持片(13)の閉じ動
    作を途中で終わらせるように係止突起(8)を配置した
    ことを特徴とする、第項に記載のバルブ・ソケット組
    立体。
JP1988111671U 1988-08-26 1988-08-26 バルブ・ソケット組立体 Expired - Lifetime JPH076618Y2 (ja)

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JPH0232655U JPH0232655U (ja) 1990-02-28
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