JPH076574B2 - チェンジレバーユニット - Google Patents
チェンジレバーユニットInfo
- Publication number
- JPH076574B2 JPH076574B2 JP60270091A JP27009185A JPH076574B2 JP H076574 B2 JPH076574 B2 JP H076574B2 JP 60270091 A JP60270091 A JP 60270091A JP 27009185 A JP27009185 A JP 27009185A JP H076574 B2 JPH076574 B2 JP H076574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support shaft
- cam
- lever
- pin
- change lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/04—Ratio selector apparatus
- F16H59/044—Ratio selector apparatus consisting of electrical switches or sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、変速操作に用いるチエンジレバーユニツト
に関する。
に関する。
従来の技術 自動車等の変速操作において、チエンジレバーを案内溝
により案内して変速パターンに応じてセレクト方向及び
シフト方向に移動自在に設け、このチエンジレバーの動
きに連動するようにポジシヨンスイツチを配設して必要
な信号を得るようにしたチエンジレバーユニツトが用い
られている。
により案内して変速パターンに応じてセレクト方向及び
シフト方向に移動自在に設け、このチエンジレバーの動
きに連動するようにポジシヨンスイツチを配設して必要
な信号を得るようにしたチエンジレバーユニツトが用い
られている。
このようなチエンジレバーユニツトにおいて、チエンジ
レバーを中立位置に復帰させるように付勢することが必
要であるが、その手段としては、例えば、特開昭57−10
4417号公報に見られるように、チエンジレバーと一体に
回動するカムを設け、このカムのカム面にエアーシリン
ダに連結されたローラを圧接させているものがある。こ
れにより、チエンジレバーを中立位置に復帰させるため
には、エアーシリンダからの駆動力によりローラをカム
面に圧接し、このローラの圧接力によりカムに復帰力を
発生させてチエンジレバーを中立位置に復帰させるよう
にしているものである。
レバーを中立位置に復帰させるように付勢することが必
要であるが、その手段としては、例えば、特開昭57−10
4417号公報に見られるように、チエンジレバーと一体に
回動するカムを設け、このカムのカム面にエアーシリン
ダに連結されたローラを圧接させているものがある。こ
れにより、チエンジレバーを中立位置に復帰させるため
には、エアーシリンダからの駆動力によりローラをカム
面に圧接し、このローラの圧接力によりカムに復帰力を
発生させてチエンジレバーを中立位置に復帰させるよう
にしているものである。
発明が解決しよとする問題点 チエンジレバーを中立位置に復帰させるためにエアーシ
リンダを用いることは、エアーシリンダの駆動により復
帰タイミングを設定することができるため、動作タイミ
ングの設定と云う観点からは有効なものであるが、例え
ば、セレクト方向等においては、自動的に復帰させた方
が望ましい。そのため、このような場合にも、エアーシ
リンダによる中立位置への復帰を行なわせるのは、その
動作制御を行なうことが複雑化する。また、機構的にも
エアーシリンダによる復帰機構を採用することはその構
造が複雑である。
リンダを用いることは、エアーシリンダの駆動により復
帰タイミングを設定することができるため、動作タイミ
ングの設定と云う観点からは有効なものであるが、例え
ば、セレクト方向等においては、自動的に復帰させた方
が望ましい。そのため、このような場合にも、エアーシ
リンダによる中立位置への復帰を行なわせるのは、その
動作制御を行なうことが複雑化する。また、機構的にも
エアーシリンダによる復帰機構を採用することはその構
造が複雑である。
問題点を解決するための手段 セレクト方向及びシフト方向に回動するチエンジレバー
の動作に連動するポジシヨンスイツチが本体的に配設さ
れたチエンジレバーユニツトにおいて、前記本体に回動
自在に設けられた支軸と、この支軸に直交して取付けら
れ前記チエンジレバーを保持するピンと、前記支軸にＶ
字形の凹部をもつて弾発的に接触すると共に前記チエン
ジレバーを挟持するカムと、前記ピンに取付けられて前
記カムを前記支軸に接触するように付勢する発条とによ
り構成した。
の動作に連動するポジシヨンスイツチが本体的に配設さ
れたチエンジレバーユニツトにおいて、前記本体に回動
自在に設けられた支軸と、この支軸に直交して取付けら
れ前記チエンジレバーを保持するピンと、前記支軸にＶ
字形の凹部をもつて弾発的に接触すると共に前記チエン
ジレバーを挟持するカムと、前記ピンに取付けられて前
記カムを前記支軸に接触するように付勢する発条とによ
り構成した。
作用 チエンジレバーを回動させることにより、そのチエンジ
レバーを挟持しているカムも移動して支軸との接触状態
が変化するが、チエンジレバーから手を離して自由状態
にすると、発条からの押圧力でカムがそのＶ字形の凹部
に支軸が収まるように移動するため、そのカムとともに
チエンジレバーを移動させて中立位置に復帰させること
ができ、そのための構造がカムと発条とだけで良いた
め、きわめて簡単に形成することができるものである。
レバーを挟持しているカムも移動して支軸との接触状態
が変化するが、チエンジレバーから手を離して自由状態
にすると、発条からの押圧力でカムがそのＶ字形の凹部
に支軸が収まるように移動するため、そのカムとともに
チエンジレバーを移動させて中立位置に復帰させること
ができ、そのための構造がカムと発条とだけで良いた
め、きわめて簡単に形成することができるものである。
実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、
第１図、第２図にポジシヨンスイツチ１の構成を示す。
スイツチケース２には後述するチエンジレバーに連動連
結される回動体３が回動自在に保持されている。回動体
３には先端に切欠４を有するアーム５と先端に被検出片
６を有するアーム７とが半径方向に突出するように一体
的に形成されているとともに、中心に嵌合孔８が形成さ
れている。この嵌合孔８に対向する開口９を有する蓋板
10はビス11によりスイツチケース２の開口面に固定さ
れ、スイツチケース２には蓋板10により外部と遮断され
た室12が形成されている。室12の側面の一部にはアーム
７を室12内に突出させる長孔13が形成されているが、こ
の長孔13は回動体３の外周面に閉塞されている。
第１図、第２図にポジシヨンスイツチ１の構成を示す。
スイツチケース２には後述するチエンジレバーに連動連
結される回動体３が回動自在に保持されている。回動体
３には先端に切欠４を有するアーム５と先端に被検出片
６を有するアーム７とが半径方向に突出するように一体
的に形成されているとともに、中心に嵌合孔８が形成さ
れている。この嵌合孔８に対向する開口９を有する蓋板
10はビス11によりスイツチケース２の開口面に固定さ
れ、スイツチケース２には蓋板10により外部と遮断され
た室12が形成されている。室12の側面の一部にはアーム
７を室12内に突出させる長孔13が形成されているが、こ
の長孔13は回動体３の外周面に閉塞されている。
しかして、室12には被検出片６の回動軌跡に沿わせて３
個のセンサ14及び他の回路素子（図示せず）を保持する
回路基板15が固定的に収納されている。これらのセンサ
14は被検出片６により光軸を遮られる発光素子と受光素
子とを対向させてなる通常フオトインタラプタと称せら
れるものである。センサ14及び他の回路素子に接続され
たケーブル16はスイツチケース２に形成した引出口17に
気密的に保持されて外部回路に接続すべく導出されてい
る。
個のセンサ14及び他の回路素子（図示せず）を保持する
回路基板15が固定的に収納されている。これらのセンサ
14は被検出片６により光軸を遮られる発光素子と受光素
子とを対向させてなる通常フオトインタラプタと称せら
れるものである。センサ14及び他の回路素子に接続され
たケーブル16はスイツチケース２に形成した引出口17に
気密的に保持されて外部回路に接続すべく導出されてい
る。
ついで、第３図ないし第６図にチエンジレバーユニツト
18の構成を示す。19は箱型の本体で、この本体19の半球
形の上面には第４図に示した変速パターンに対応してチ
エンジレバー20を移動させる王字形の案内溝21が形成さ
れ、半球形の底面には変速位置に対応する複数の円孔22
が形成されている。チエンジレバー20の取付構造は後述
するが、第３図において、そのチエンジレバー20の左右
方向の動きは「セレクト」方向であり、上下方向の動き
は「シフト」方向である。
18の構成を示す。19は箱型の本体で、この本体19の半球
形の上面には第４図に示した変速パターンに対応してチ
エンジレバー20を移動させる王字形の案内溝21が形成さ
れ、半球形の底面には変速位置に対応する複数の円孔22
が形成されている。チエンジレバー20の取付構造は後述
するが、第３図において、そのチエンジレバー20の左右
方向の動きは「セレクト」方向であり、上下方向の動き
は「シフト」方向である。
ついで、チエンジレバー20の取付構造について説明す
る。まず、チエンジレバー20は上部の杆23と下部の揺動
体24との摺動自在に嵌合したもので、この揺動体24の下
端には発条25により下方へ付勢されて円孔22に弾発的に
係合する鋼球26が出没自在に保持されている。そして、
本体19にはチエンジレバー20のシフト方向の回動中心と
なる支軸27が回動自在に設けられ、この支軸27の中心に
はその支軸27と直交する方向にピン29が取り付けられて
いる。前記チエンジレバー20の揺動体24は、前記ピン29
を中心にセレクト方向に回動自在に取り付けられている
とともに、前記支軸27に対しては、その支軸27の外径と
同じ内幅で上下方向に長い開口24aが嵌合することによ
り連結されている。そのため、揺動体24は、開口24aが
支軸27の外径と同じ内幅であるため、ピン29の軸方向に
動くことはないが、その開口24aが上下方向に長いた
め、ピン29を中心として回動させても支軸27とは干渉す
ることがない。
る。まず、チエンジレバー20は上部の杆23と下部の揺動
体24との摺動自在に嵌合したもので、この揺動体24の下
端には発条25により下方へ付勢されて円孔22に弾発的に
係合する鋼球26が出没自在に保持されている。そして、
本体19にはチエンジレバー20のシフト方向の回動中心と
なる支軸27が回動自在に設けられ、この支軸27の中心に
はその支軸27と直交する方向にピン29が取り付けられて
いる。前記チエンジレバー20の揺動体24は、前記ピン29
を中心にセレクト方向に回動自在に取り付けられている
とともに、前記支軸27に対しては、その支軸27の外径と
同じ内幅で上下方向に長い開口24aが嵌合することによ
り連結されている。そのため、揺動体24は、開口24aが
支軸27の外径と同じ内幅であるため、ピン29の軸方向に
動くことはないが、その開口24aが上下方向に長いた
め、ピン29を中心として回動させても支軸27とは干渉す
ることがない。
このような支軸27にＵ字形の連動板28が連結されてい
る。この連動板28の下部には、支軸27を支点とする揺動
体24の回動動作には連動した支軸27に直交して立設した
ピン29を支点とする揺動体24の回動動作には追従しない
ように長孔30が形成されている。また、本体19には支軸
27の軸心に対して直交する同一軸心上に位置する一対の
分離支軸31が支承され、これらの分離支軸31にはＵ字形
の連動板32の両側に支承されている。この連動板32の下
部には、ピン29を支点とする揺動体24の回動動作には連
動し支軸27を支点とする揺動体の回動動作には追従しな
いように長孔33が形成されている。すなわち、互いにＵ
字形に形成された二つの連動板28、連動板32が互いに直
交して設けられている。
る。この連動板28の下部には、支軸27を支点とする揺動
体24の回動動作には連動した支軸27に直交して立設した
ピン29を支点とする揺動体24の回動動作には追従しない
ように長孔30が形成されている。また、本体19には支軸
27の軸心に対して直交する同一軸心上に位置する一対の
分離支軸31が支承され、これらの分離支軸31にはＵ字形
の連動板32の両側に支承されている。この連動板32の下
部には、ピン29を支点とする揺動体24の回動動作には連
動し支軸27を支点とする揺動体の回動動作には追従しな
いように長孔33が形成されている。すなわち、互いにＵ
字形に形成された二つの連動板28、連動板32が互いに直
交して設けられている。
さらに、支軸27の一端には逆Ｖ字形に拡開するカム34が
固定され、このカム34の下部中央の谷部に接触する弾性
体35が固定的に設けられている。すなわち、支軸27が連
動板28及び揺動体24とともにシフト方向に回動したとき
に、カム34はその両側に拡開した部分が弾性体35の抵抗
を受けて揺動体24を中立位置に向けて付勢するものであ
る。
固定され、このカム34の下部中央の谷部に接触する弾性
体35が固定的に設けられている。すなわち、支軸27が連
動板28及び揺動体24とともにシフト方向に回動したとき
に、カム34はその両側に拡開した部分が弾性体35の抵抗
を受けて揺動体24を中立位置に向けて付勢するものであ
る。
さらに、ピン29に保持された発条36に付勢され支軸27に
Ｖ字形の凹部をもつて弾発的に接触するカム37が前記ピ
ン29に揺動自在に取り付けられている。このカム37は揺
動体24の両側を挾持して揺動体24がピン29を支点として
回動したときに、Ｖ字形の谷部から拡開する部分が支軸
27の抵抗を受けて揺動体24を中立位置に付勢するもので
ある。例えば、第５図においてチエンジレバー20を半時
計方向に回動させたとすると、カム37も反時計方向へ回
動する。この時、そのカム37のＶ字形の谷部が支軸27に
嵌り込んでいるが、そのカム37がピン27の軸方向に移動
しながら、そのカム37のＶ字形の凹部の左上部の斜面と
右下部の斜面とが支軸27に接触した状態になる。この状
態でチエンジレバー20に対する操作力をなくせば、カム
37が発条36の力を受けているため、カム37が発条36の力
で支軸27方向に移動しながらチエンジレバー20を時計方
向に復帰回動させる。
Ｖ字形の凹部をもつて弾発的に接触するカム37が前記ピ
ン29に揺動自在に取り付けられている。このカム37は揺
動体24の両側を挾持して揺動体24がピン29を支点として
回動したときに、Ｖ字形の谷部から拡開する部分が支軸
27の抵抗を受けて揺動体24を中立位置に付勢するもので
ある。例えば、第５図においてチエンジレバー20を半時
計方向に回動させたとすると、カム37も反時計方向へ回
動する。この時、そのカム37のＶ字形の谷部が支軸27に
嵌り込んでいるが、そのカム37がピン27の軸方向に移動
しながら、そのカム37のＶ字形の凹部の左上部の斜面と
右下部の斜面とが支軸27に接触した状態になる。この状
態でチエンジレバー20に対する操作力をなくせば、カム
37が発条36の力を受けているため、カム37が発条36の力
で支軸27方向に移動しながらチエンジレバー20を時計方
向に復帰回動させる。
また、チエンジレバー20の杆23は小径部38とその下部に
位置する大径部39と鍔40とを有し、発条41により揺動体
24に対して上方へ付勢され、揺動体24には鍔40の上面に
当接して杆23の上方へ復帰位置を定めるストツパ42が設
けられている。すなわち、案内溝21はリバース位置の部
分のみが小径部38の径に一致する幅に定められ、他の部
分が大径部39の径に一致する幅に定められている。した
がつて、チエンジレバー20をリバース位置にシフトする
ときには杆23を押し大径部39を案内溝21の下側に退避さ
せる。
位置する大径部39と鍔40とを有し、発条41により揺動体
24に対して上方へ付勢され、揺動体24には鍔40の上面に
当接して杆23の上方へ復帰位置を定めるストツパ42が設
けられている。すなわち、案内溝21はリバース位置の部
分のみが小径部38の径に一致する幅に定められ、他の部
分が大径部39の径に一致する幅に定められている。した
がつて、チエンジレバー20をリバース位置にシフトする
ときには杆23を押し大径部39を案内溝21の下側に退避さ
せる。
しかして、２つのポジシヨンスイツチ１が本体19の内面
に固定されている。一方のポジシヨンスイツチ１の回動
体３の嵌合体８は、支軸27の端部に嵌合されアーム５の
切欠４が連動板28の一側に立設したピン43に係合されて
いる。他方のポジシヨンスイツチ１の回動体３の嵌合孔
８は、一側の分離支軸29に嵌合されアーム５の切欠４が
連動板32の一側に立設したピン43に係合されている。
に固定されている。一方のポジシヨンスイツチ１の回動
体３の嵌合体８は、支軸27の端部に嵌合されアーム５の
切欠４が連動板28の一側に立設したピン43に係合されて
いる。他方のポジシヨンスイツチ１の回動体３の嵌合孔
８は、一側の分離支軸29に嵌合されアーム５の切欠４が
連動板32の一側に立設したピン43に係合されている。
このような構成において、チエンジレバー20のセレクト
方向の動作は第３図において左右方向、シフト方向の動
作は上下方向である。第６図において、ピン29を支点と
してチエンジレバー20をセレクト方向（第５図において
は、左右方向）へ回動すると、この動作により連動板32
がピン43とともに分離軸31を支点に回動する。これによ
りポジシヨンスイツチ１の回動体３が回動する。そし
て、チエンジレバー20は、カム37の作用により中立位置
に復帰するように付勢されている。次に、第５図におい
て、支軸27を支点としてチエンジレバー20をシフト方向
（第６図においては、左右方向）へ回動すると、この動
作に連動板28と支軸27とが連動し、ピン43がポジシヨン
スイツチ１の回動体３を回動させる。この時、チエンジ
レバー20は、カム34が弾性体35からの力を受けているた
め、中立位置へ復帰するように付勢されている。
方向の動作は第３図において左右方向、シフト方向の動
作は上下方向である。第６図において、ピン29を支点と
してチエンジレバー20をセレクト方向（第５図において
は、左右方向）へ回動すると、この動作により連動板32
がピン43とともに分離軸31を支点に回動する。これによ
りポジシヨンスイツチ１の回動体３が回動する。そし
て、チエンジレバー20は、カム37の作用により中立位置
に復帰するように付勢されている。次に、第５図におい
て、支軸27を支点としてチエンジレバー20をシフト方向
（第６図においては、左右方向）へ回動すると、この動
作に連動板28と支軸27とが連動し、ピン43がポジシヨン
スイツチ１の回動体３を回動させる。この時、チエンジ
レバー20は、カム34が弾性体35からの力を受けているた
め、中立位置へ復帰するように付勢されている。
第１図に戻りポジシヨンスイツチ１の動作を説明する
と、回動体３が回動することにより、検出片６を何れか
のセンサ14が検出して電気信号を出力する。したがつ
て、二つのポジシヨンスイツチ１の出力によりチエンジ
レバー20のセレクト位置とシフト位置とが設定される。
と、回動体３が回動することにより、検出片６を何れか
のセンサ14が検出して電気信号を出力する。したがつ
て、二つのポジシヨンスイツチ１の出力によりチエンジ
レバー20のセレクト位置とシフト位置とが設定される。
センサ14と被検出片６とは外部から遮断された室12に収
納され、センサ14は被検出片６に接触しないため、固定
接点と可動接点とを接触させたものと異なり接触抵抗が
変化したり摩耗粉塵が生じることもなく、したがつて、
絶縁不良を防止し、信頼性及び耐久性を向上させること
ができる。また、変速装置の機種に応じてセレクト数及
びシフト数を増減しても、ポジシヨンスイツチ１を適合
させることができる。すなわち、センサ14の配列位置及
び個数を変えた回路基板15を交換するだけで即座に対応
することができ、回路基板15以外の部品を共用すること
ができる。
納され、センサ14は被検出片６に接触しないため、固定
接点と可動接点とを接触させたものと異なり接触抵抗が
変化したり摩耗粉塵が生じることもなく、したがつて、
絶縁不良を防止し、信頼性及び耐久性を向上させること
ができる。また、変速装置の機種に応じてセレクト数及
びシフト数を増減しても、ポジシヨンスイツチ１を適合
させることができる。すなわち、センサ14の配列位置及
び個数を変えた回路基板15を交換するだけで即座に対応
することができ、回路基板15以外の部品を共用すること
ができる。
発明の効果 この発明は上述のように、セレクト方向及びシフト方向
に回動するチエンジレバーの動作に連動するポジシヨン
スイツチが本体内に配設されたチエンジレバーユニツト
において、前記本体に回動自在に設けられた支軸と、こ
の支軸に直交して取付けられ前記チエンジレバーを保持
するピンと、前記支軸にＶ字形の凹部をもつて弾発的に
接触すると共に前記チエンジレバーを挟持するカムと、
前記ピンに取付けられて前記カムを前記支軸に接触する
ように付勢する発条とにより構成したので、チエンジレ
バーを回動させることにより、そのチエンジレバーを挟
持しているカムも移動して支軸との接触状態が変化する
が、チエンジレバーから手を離して自由状態にすると、
発条からの押圧力でカムがそのＶ字形の凹部に支軸が収
まるように移動するため、そのカムとともにチエンジレ
バーを移動させて中立位置に復帰させることができ、そ
のための構造がカムと発条とだけで良いため、きわめて
簡単に形成することができる等の効果を有する。
に回動するチエンジレバーの動作に連動するポジシヨン
スイツチが本体内に配設されたチエンジレバーユニツト
において、前記本体に回動自在に設けられた支軸と、こ
の支軸に直交して取付けられ前記チエンジレバーを保持
するピンと、前記支軸にＶ字形の凹部をもつて弾発的に
接触すると共に前記チエンジレバーを挟持するカムと、
前記ピンに取付けられて前記カムを前記支軸に接触する
ように付勢する発条とにより構成したので、チエンジレ
バーを回動させることにより、そのチエンジレバーを挟
持しているカムも移動して支軸との接触状態が変化する
が、チエンジレバーから手を離して自由状態にすると、
発条からの押圧力でカムがそのＶ字形の凹部に支軸が収
まるように移動するため、そのカムとともにチエンジレ
バーを移動させて中立位置に復帰させることができ、そ
のための構造がカムと発条とだけで良いため、きわめて
簡単に形成することができる等の効果を有する。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図はスイ
ツチケースの内部を示す平面図、第２図は縦断側面図、
第３図はチエンジレバーユニツトの平面図、第４図は変
速パターンを示す説明図、第５図は第３図におけるＡ−
Ａ線部の縦断側面図第６図は第３図におけるＢ−Ｂ線部
の縦断側面図である。 ２……スイツチケース、３……回動体、６……被検出
片、12……室、14……センサ、20……チエンジレバー
ツチケースの内部を示す平面図、第２図は縦断側面図、
第３図はチエンジレバーユニツトの平面図、第４図は変
速パターンを示す説明図、第５図は第３図におけるＡ−
Ａ線部の縦断側面図第６図は第３図におけるＢ−Ｂ線部
の縦断側面図である。 ２……スイツチケース、３……回動体、６……被検出
片、12……室、14……センサ、20……チエンジレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安孫子 高見 東京都豊島区北大塚２丁目２番５号 株式 会社ユーシン開発本部内 (72)発明者 市之瀬 満 東京都豊島区北大塚２丁目２番５号 株式 会社ユーシン開発本部内 (56)参考文献 特開 昭57−104417（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−19433（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】セレクト方向及びシフト方向に回動するチ
エンジレバーの動作に連動するポジシヨンスイツチが本
体内に配設されたチエンジレバーユニツトにおいて、前
記本体に回動自在に設けられた支軸と、この支軸に直交
して取付けられ前記チエンジレバーを保持するピンと、
前記支軸にＶ字形の凹部をもつて弾発的に接触すると共
に前記チエンジレバーを挟持するカムと、前記ピンに取
付けられて前記カムを前記支軸に接触するように付勢す
る発条とを備えたことを特徴とするチエンジレバーユニ
ツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60270091A JPH076574B2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | チェンジレバーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60270091A JPH076574B2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | チェンジレバーユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62128308A JPS62128308A (ja) | 1987-06-10 |
| JPH076574B2 true JPH076574B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17481400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60270091A Expired - Lifetime JPH076574B2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | チェンジレバーユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076574B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2597856Y2 (ja) * | 1991-10-07 | 1999-07-19 | 株式会社ユーシン | トランスミツションの選択指令操作装置 |
| JP2004138235A (ja) | 2002-08-20 | 2004-05-13 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー装置 |
| WO2007086143A1 (ja) | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Ibiden Co., Ltd. | ハニカム構造体の検査方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919433U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-06 | いすゞ自動車株式会社 | トランスミツシヨンアクチユエ−タのポジシヨン検出スイツチ |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP60270091A patent/JPH076574B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62128308A (ja) | 1987-06-10 |
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