JPH0765686A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

Info

Publication number
JPH0765686A
JPH0765686A JP21573593A JP21573593A JPH0765686A JP H0765686 A JPH0765686 A JP H0765686A JP 21573593 A JP21573593 A JP 21573593A JP 21573593 A JP21573593 A JP 21573593A JP H0765686 A JPH0765686 A JP H0765686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
armature
movable
fixed
iron core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21573593A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakahata
厚 仲畑
Kimihito Takenaka
王仁 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP21573593A priority Critical patent/JPH0765686A/ja
Publication of JPH0765686A publication Critical patent/JPH0765686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐接点溶着性を強くする。 【構成】 コイルが巻装された鉄芯11と、鉄芯11の磁極
部11a,11b に吸引釈放される接極子41と、基端部を接極
子41に支持され固定接点31に接離する可動接点42a を設
けた可動ばね42と、備えたものであって、可動接点42a
が固定接点31から開離動作するときに、その動作方向へ
可動ばね42の可動接点42a 近傍を押圧する押圧部材44を
接極子41に固着してなる構成にしてある。従って、可動
接点42a が固定接点31に軽く溶着したような場合でも、
その接点開離力は押圧部材44による押圧力が可動ばね42
のばね力に加わるために溶着力よりも大きくなって、強
制的に接点を開離させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁リレーとして、図4に示す構
成のものが存在する。
【0003】このものは、略コ字状の鉄芯A1にコイルが
巻装されたコイルブロックA と、鉄芯A1の両側片間に介
装された永久磁石B と、コイルブロックA 及び永久磁石
B を合成樹脂により一体成形して形成されるボディブロ
ックC と、接極子D1が両端部を鉄芯A1の磁極部となる両
脚片の上端面に吸引釈放されるよう対向させ永久磁石B
上に中央部を支点として揺動する接極子ブロックD と、
を備え、接極子ブロックD は、可動ばねD2が基端部を一
体成形により支持して接極子D1の両側方に併設され、接
極子D1の揺動により可動ばねD2の先端部に設けた各可動
接点D3がボディブロックC に埋設された各固定接点C1
それぞれ接離するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーにあっては、接極子D1の揺動により可動ばねD2の先
端部に設けた可動接点D3が固定接点C1に接離するように
なっているから、図5に示すように、可動接点D3が固定
接点C1に軽く溶着した場合、その溶着力が可動ばねD2
ばね力で発生する可動接点D3の固定接点C1からの開離力
よりも大きいと、そのまま溶着して寿命に至ることにな
る。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、耐接点溶着性に強い電磁
リレーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の電磁リレーは、コイルが巻装された鉄
芯と、鉄芯の磁極部に吸引釈放される接極子と、基端部
を接極子に支持され固定接点に接離する可動接点を設け
た可動ばねと、備えた電磁リレーにおいて、可動接点が
固定接点から開離動作するときに、その動作方向へ可動
ばねの可動接点近傍を押圧する押圧部材を接極子に固着
してなる構成にしてある。
【0007】
【作用】上記した本発明の電磁リレーによれば、可動接
点が固定接点から開離動作するとき、接極子に固着した
押圧部材が、その開離する動作方向へ可動ばねの可動接
点近傍を押圧するから、可動接点が固定接点に軽く溶着
したような場合でも、その接点開離力は押圧部材による
押圧力が可動ばねのばね力に加わるために溶着力よりも
大きくなって、強制的に接点を開離させることができ
る。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
以下に説明する。
【0009】1 はコイルブロックで、両脚片を磁極部11
a,11b として略コ字状に形成された鉄芯11に一体的にコ
イルボビンを形成し、そのコイルボビンにコイルが巻装
されている。
【0010】2 は永久磁石で、平板状に形成され、長手
方向における両端部はそれぞれ同極のN極で、中央部が
異極のS極に着磁されている。そして、両端部がコイル
ブロック1 の鉄芯11の両端磁極部11a,11b の内側面に当
接するよう介装され、鉄芯11は永久磁石2 の両端部によ
り一方の極性であるN極に磁化されている。
【0011】3 はボディブロックで、コイルブロック1
及び永久磁石2 を合成樹脂により一体成形して直方体状
に形成される。このとき、一方平面には鉄芯11の両端磁
極部11a,11b が露出され、またその4隅に固定接点31を
設けるとともに、その固定接点31に接続された固定端子
片32、コイルと接続されたコイル端子片33、一方平面の
長手方向両側中央部に設けた接続片34及びそれと接続さ
れた共通端子片35が、それぞれ一体に形成されている。
【0012】4 は接極子ブロックで、接極子41、可動ば
ね42、絶縁体43、押圧部材44で構成されている。接極子
41は、略矩形の平板状に形成されている。可動ばね42
は、接極子41の幅方向の両側方に、接極子41の中央上面
部を一体成形した絶縁体43により基端部を支持して併設
され、その先端部には固定接点31に接離する可動接点42
a が固着されるとともに、同側方の一対の可動ばね42,4
2 に接続されたヒンジばね片42b が中央部の一側部から
突設してある。
【0013】押圧部材44は、薄板状の非磁性体により、
縦片44a 及び両横片44b,44b で略T字状に形成されてい
る。その縦片44a は鉄芯11の両端磁極部11a,11b に当接
しないよう接極子41の両先端部にそれぞれ固着され、両
横片44b は可動接点42a の近傍である可動ばね42の先端
部、詳しくは可動接点42a の固着側であって可動接点42
a よりも先端側を押圧可能な位置に配設される。ただ
し、接極子41の両側方に設けた両可動ばね42,42 が導通
しないよう、両横片44b には絶縁体を被覆してある。
【0014】そして、接極子ブロック4 は、ヒンジばね
片42b をボディブロック3 の接続片34に固着されること
によって、接極子41の中央下面部が永久磁石2 上に載置
され、ボディブロック3 にカバー5 が被嵌される。
【0015】次に、動作を説明する。まず、コイルを通
電すると、磁化の向きに応じて接極子41の長手方向の一
端部が鉄芯11の一方の磁極部に吸引されて接極子ブロッ
ク4が中央を支点として揺動し、鉄芯11と接極子41と永
久磁石2 とで閉磁路が形成され、可動ばね42の一方の先
端の可動接点42a が固定接点31に当接する。この状態で
コイルの通電を切ると、永久磁石2 の磁力により上記閉
磁路がそのまま維持され、接極子41が鉄芯11の一方の磁
極部に接触したままの状態となる。このとき、押圧部材
44の横片44b は、図2に示すように、可動ばね42の先端
部に接触せず、所定の接点接触圧は確保される。
【0016】次いで、コイルへの通電方向を逆向きにす
れば、接極子41は鉄芯11の他方の磁極部に吸引されるこ
とによって反転し、上記した固定接点31に当接していた
一方の可動接点42a が開離するとともに、可動ばね42の
他方の先端の可動接点42a が固定接点31に接触し、この
状態でコイルの通電を切ると、やはり永久磁石2 の磁力
によりそのまま維持され、接極子41が鉄芯11の他方の磁
極部に接触したままとなり、いわゆる双安定動作をする
ものである。
【0017】そして、上記したように、可動接点42a が
固定接点31から開離するとき、押圧部材44の横片44b
は、図3(a) で矢示するように、可動ばね42の先端部に
勢いよく当たって接点開離方向へ押圧する。
【0018】かかる電磁リレーにあっては、可動接点42
a が固定接点31から開離動作するとき、接極子41に固着
した押圧部材44の横片44b が、その開離する動作方向へ
可動ばね42の可動接点42a 近傍である先端部を押圧する
から、図3(a) の状態で可動接点42a が固定接点31に軽
く溶着したような場合でも、その接点開離力は押圧部材
44による押圧力が可動ばね42のばね力に加わるために溶
着力よりも大きくなって、図3(b) に示すように、強制
的に接点を開離させることができる。
【0019】また、逆に、一方の接点が完全に溶着した
ような場合は、縦片44a を接極子41に固着した押圧部材
44の横片44b が可動ばね42の先端部に当接して接極子41
の動作を規制しているから、接極子41が反転して他方の
接点が当接することがなく、安全なものにすることがで
きる。
【0020】なお、本実施例では、双安定動作をする場
合を示してあるが、押圧部材44の縦片44a を鉄芯11の両
端磁極部11a,11b の内の一方例えば磁極部11a に当接す
るよう接極子41の先端部に固着すると、押圧部材44は薄
板状の非磁性体からなるので、接極子41と鉄芯11の一方
磁極部11a との間に板厚方向を介在させることによっ
て、接極子41が一方磁極部11a に吸着されたときその間
に押圧部材44の板厚分の空隙を作ることを兼ねるように
なり、従って、コイルの通電を切ったときの永久磁石2
の磁力による閉磁路が空隙でもって維持されずに、接極
子41は一方磁極部11a から釈放され、いわゆる単安定動
作をするものにできる。
【0021】また、本実施例では、可動ばね42は、接極
子41の幅方向の両側方に併設されて2回路を構成してい
るために、その両可動ばね42,42 が導通しないよう、両
横片44b には絶縁体を被覆してあるが、1回路のものの
場合ば、絶縁体を被覆する必要はない。
【0022】また、押圧部材44は、接極子ブロック4 の
絶縁体43を延出して形成してもよく、その場合は、2回
路のものであっても、絶縁体を被覆する必要もない。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載のものは、可動接点が固定
接点から開離動作するとき、接極子に固着した押圧部材
が、その開離する動作方向へ可動ばねの可動接点近傍を
押圧するから、可動接点が固定接点に軽く溶着したよう
な場合でも、その接点開離力は押圧部材による押圧力が
可動ばねのばね力に加わるために溶着力よりも大きくな
って、強制的に接点を開離させることによって、引き続
き動作させることができ、寿命が長くなる。
【0024】また、請求項2記載のものは、接極子が鉄
芯の磁極部に吸着されたとき、押圧部材は、その板厚分
の空隙を接極子と磁極部との間に作ることを兼ねること
によって、いわゆる単安定動作をするものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の接点が当接動作するときの状態を示す部
分正面図である。
【図3】同上の接点が開離動作するときの状態を示す部
分正面図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】同上の接点が溶着したときの状態を示す部分正
面図である。
【符号の説明】
11 鉄芯 11a 磁極部 11b 磁極部 31 固定接点 41 接極子 42 可動ばね 42a 可動接点 44 押圧部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻装された鉄芯と、鉄芯の磁極
    部に吸引釈放される接極子と、基端部を接極子に支持さ
    れ固定接点に接離する可動接点を設けた可動ばねと、備
    えた電磁リレーにおいて、 可動接点が固定接点から開離動作するときに、その動作
    方向へ可動ばねの可動接点近傍を押圧する押圧部材を接
    極子に固着してなることを特徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は、薄板状の非磁性体から
    なり、前記接極子と前記鉄芯の磁極部との間に板厚方向
    を介在するよう配設されてなることを特徴とする請求項
    1記載の電磁リレー。
JP21573593A 1993-08-31 1993-08-31 電磁リレー Pending JPH0765686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21573593A JPH0765686A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 電磁リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21573593A JPH0765686A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 電磁リレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0765686A true JPH0765686A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16677332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21573593A Pending JPH0765686A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 電磁リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0765686A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4560966A (en) Polarized electromagnet and polarized electromagnetic relay
US5608366A (en) Electronmagnetic device
JP2552418B2 (ja) 有極リレー
EP0169542B1 (en) Polarized electromagnet relay
JPH0765686A (ja) 電磁リレー
JPH0714489A (ja) 高周波リレー
JP3058668U (ja) 電磁リレー
JPH0114646B2 (ja)
US4673908A (en) Polarized relay
JPH05174691A (ja) シーソーバランス型有極継電器
JP2555722Y2 (ja) 有極リレー
JPH0225206Y2 (ja)
JPH0347296Y2 (ja)
JPH0228583Y2 (ja)
JPH0347298Y2 (ja)
JPH0440251Y2 (ja)
JPH08138509A (ja) 直流電磁接触器
JPS61104524A (ja) 電磁石装置
JPH05174689A (ja) 有極リレー
JPH0982198A (ja) 有極リレー
JPH0119305Y2 (ja)
JPH05298997A (ja) 有極リレー
JPS6346941B2 (ja)
JPH11213836A (ja) 電磁リレー
JPH08124469A (ja) 電磁リレー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041221