JPH0765617A - 照明装置およびそれを用いたエレベータ装置 - Google Patents

照明装置およびそれを用いたエレベータ装置

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JPH0765617A
JPH0765617A JP5213782A JP21378293A JPH0765617A JP H0765617 A JPH0765617 A JP H0765617A JP 5213782 A JP5213782 A JP 5213782A JP 21378293 A JP21378293 A JP 21378293A JP H0765617 A JPH0765617 A JP H0765617A
Authority
JP
Japan
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light
light source
mirror
lighting
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP5213782A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamazaki
明 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Elevator Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5213782A priority Critical patent/JPH0765617A/ja
Publication of JPH0765617A publication Critical patent/JPH0765617A/ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光源の明るさを維持したまま、多重反射照明
ができる構造とする。 【構成】 この発明の照明装置は、上方のミラー11と
下方のハーフミラー12との間に、エッチングまたは彫
刻によって絵柄が施された透明な中間反射板14を配置
し、中間反射板14に対してエッジライティングする光
源を備えたものにすることにより、中間反射板14から
そこに施された絵柄によって複雑に屈折した光が上方の
ミラー11に出ていってミラーで反射され、さらに下方
のハーフミラー12によって再度反射され、これを繰り
返すことによって多重反射形の照明を行なうことがで
き、しかもこのとき、光源からの光はミラーを透過する
のではないためにその部分での光の透過量の損失がな
く、光源からの光を明るく維持したまま多重反射形の照
明を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明装置およびそれ
を用いたエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多重反射形の天井照明装置は、
図5に示すような構成であり、上方のミラー1と下方の
ハーフミラー2との間に光源3を配置することによっ
て、ハーフミラー2の下方からこの照明装置を見る人に
対して、光源3の姿が万華鏡のように多重に写り、あた
かも無限に光源が重なり合うように見える効果を演出す
ることができる。
【0003】そこで、エレベータの照明装置にもこのよ
うな多重反射形の照明装置が用いられるようになってい
るが、従来の照明装置は、図6および図7に示すような
構成である。すなわち、図5に示すような多重反射形の
照明装置に対して、さらに絵柄や模様(以下、「絵柄」
という言葉で総称する)などの造形を演出するために、
ミラー1とハーフミラー2の他に、ミラー1の裏面側
(上側)をエッチングや彫刻などで絵柄4を抜きとり、
その部分に上方から光源3の光を直接当て、あるいは色
フィルム5を通して当てることにより、絵柄4を多重に
写し出す効果を演出するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の照明装置では、絵柄の種類によりミラー部分が多
くなると、光源からの光の透過量が少なくなり、それだ
け暗くなり、照明装置としての十分な明るさが得られな
くなる問題点があった。
【0005】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、照明装置としての明るさを維持しな
がらも多重反射形の照明ができる照明装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】またこの発明は、エレベータかご内の圧迫
感を低減する照明装置を備えたエレベータ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の照明装
置は、上方のミラーと下方のハーフミラーとの間に、エ
ッチングまたは彫刻によって絵柄が施された、透明な中
間反射板を配置し、中間反射板に対してエッジライティ
ングする光源を備えたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の照明装置に
おいて、中間反射板を複数枚配置したものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の照明装置において、中間反射板のエッジと光源との
間に、色フィルムを配置したものである。
【0010】請求項4の発明のエレベータ装置は、請求
項1〜3のいずれかの照明装置をエレベータかご内の天
井部に設置したものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明の照明装置では、光源から中間
反射板にエッジライティングすることにより、中間反射
板からそこに施された絵柄によって複雑に屈折した光が
上方のミラーに出ていってミラーで反射され、さらに下
方のハーフミラーによって再度反射され、これを繰り返
すことによって多重反射形の照明を行なう。そしてこの
とき、光源からの光はミラーを透過するのではないため
に、その部分での光の透過量の損失がなく、光源からの
光を明るく維持したまま多重反射形の照明を行なうこと
ができる。
【0012】請求項2の発明の照明装置では、中間反射
板を複数枚配置することによって、単純な絵柄であって
もそれらの重なり合いによって複雑な絵柄の多重反射形
の照明を行なうことができる。
【0013】請求項3の発明の照明装置では、中間反射
板と光源との間の色フィルムによって、光源から中間反
射板に入るエッジライトに色を付けることができ、さら
に絵柄と共に色のバリエーションのある多重反射形の照
明を行なうことができる。
【0014】請求項4の発明のエレベータ装置では、請
求項1〜3のいずれかの照明装置をエレベータかご内の
天井部に設置することにより、特にエレベータかご内は
密閉空間であるために圧迫感を乗客に与えがちであると
ころが、絵柄の多重反射を演出する天井照明によって奥
行感を出させることができるようになり、圧迫感を減じ
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1および図2は請求項1および請求項3の発明
の共通する実施例を示しており、この実施例の照明装置
は、エレベータの天井照明に用いられるもので、上方の
ミラー11と下方のハーフミラー12との間に、エッチ
ングまたは彫刻によって絵柄13が施された透明な中間
反射板14が配置され、この中間反射板14に対してエ
ッジライティングするように光源15が側方に配置さ
れ、さらにこの光源15と中間反射板14との間に色フ
ィルム16が配置された構成である。
【0016】上記の構成の照明装置では、光源15から
の光が色フィルム16を通って色付きの光となり、この
色付きの光が中間反射板14にエッジから入射し、中間
反射板14において絵柄13の部分で屈折、反射、拡散
などによってその絵柄13の部分を浮き上がらせるよう
な光となってミラー11とハーフミラー12の部分に出
ていき、それらによって多重反射され、ハーフミラー1
2を通して色付きで、しかも立体的に浮きだし、多重に
重なり合った状態で写し出される絵柄13を見せること
ができるようになる。しかもこの場合、光源15からの
光はミラー11を透過することがないのでその部分で損
失することがなく、明るい多重反射照明が実現すること
になる。
【0017】次に、請求項1〜請求項3の発明の共通す
る実施例について、図3に基づいて説明する。この実施
例の照明装置は、上方のミラー11と下方のハーフミラ
ー12との間に複数枚の中間反射板14を配置し、それ
ぞれの中間反射板14に適宜、絵柄をエッチングあるい
は彫刻などの方法で施し、各中間反射板14のエッジに
エッジライティング用の光源15を配置し、さらに光源
15と各中間反射板14のエッジとの間に色フィルム1
6を配置した構成である。
【0018】この実施例の照明装置では、各光源15か
ら出る光がそれぞれ色フィルム16を通して色付けさ
れ、有色光となって各中間反射板14にエッジから入射
する。そして各中間反射板14では、第1実施例と同じ
ように絵柄13の部分で屈折、反射、拡散などによって
その絵柄13の部分を浮き上がらせるような光となって
ミラー11とハーフミラー12の部分に出ていき、それ
らによって多重反射され、ハーフミラー12を通して色
付きで、しかも立体的に浮きだし、多重に重なり合った
状態で写し出される絵柄13を見せることができるよう
になる。しかもこの実施例の場合、中間反射板14を複
数枚配置しているために、演出される絵柄がさらに複雑
になり、多面多重の演出効果が得られることになる。
【0019】なお、この発明は上記の2つの実施例に限
定されることはなく、特に請求項1および請求項2の発
明では、色フィルムを配置することは特に限定されず、
白色光だけですませることもでき、また光源そのものに
有色光源を用いることもできる。
【0020】さらに、請求項4の発明の実施例を、図4
に基づいて説明する。図4は、エレベータのかご17の
天井照明として、図1に示した照明装置を設置したエレ
ベータ装置を示しており、かご17の天井部の照明装置
は、図1と同じように、上方のミラー11と下方のハー
フミラー12との間に、エッチングまたは彫刻によって
絵柄13が施された透明な中間反射板14が配置され、
この中間反射板14に対してエッジライティングするよ
うに光源15が側方に配置され、さらにこの光源15と
中間反射板14との間に色フィルム16が配置された構
成である。なお、図4において、18はエレベータのド
ア、19はかご内操作盤である。
【0021】上記の構成のエレベータ装置では、かご1
7内の天井部の照明装置が、光源15からの光を色フィ
ルム16を通して色付きの光とし、この色付きの光を中
間反射板14にエッジから入射させ、中間反射板14に
おいて絵柄13の部分で屈折、反射、拡散などによって
その絵柄13の部分を浮き上がらせるような光にしてミ
ラー11とハーフミラー12の部分に出し、それらによ
って多重反射させ、ハーフミラー12を通して色付き
で、しかも立体的に浮きだし、多重に重なり合った状態
で写し出される絵柄13を見せるように演出する。この
ため、特にエレベータかご17内は密閉空間であるため
に圧迫感を乗客に与えがちであるところが、絵柄の多重
反射を演出する天井照明によって奥行感を出させること
ができるようになり、圧迫感を減じる照明が行なえるこ
とになる。
【0022】なお、上記のエレベータ装置にあっては、
天井部の照明に用いる照明装置として、図3に示したよ
うな構成のものを用いることもできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
光源から中間反射板にエッジライティングすることによ
り、中間反射板からそこに施された絵柄によって複雑に
屈折した光が上方のミラーに出ていってミラーで反射さ
れ、さらに下方のハーフミラーによって再度反射され、
これらを繰り返すことによって多重反射形の照明が行な
われるようにしているので、従来のように光源からの光
にミラーを透過させることがなく、その部分での光の透
過量の損失をなくすことができ、それだけ光源からの光
を明るく維持したまま多重反射形の照明を行なうことが
できる。
【0024】請求項2の発明によれば、中間反射板を複
数枚配置しているので、単純な絵柄であってもそれらの
重なり合いによって複雑な絵柄の多重反射形の照明を行
なうことができる。
【0025】請求項3の発明によれば、中間反射板と光
源との間に色フィルムを配置しているので、光源から中
間反射板に入るエッジライトに色を付けることができ、
さらに絵柄と共に色のバリエーションのある多重反射形
の照明を行なうことができる。
【0026】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかの照明装置をエレベータかご内の天井部に設置
しているので、特にエレベータかご内は密閉空間である
ために圧迫感を乗客に与えがちであるところが、絵柄の
多重反射を演出する天井照明によって奥行感を出させる
ことができるようになり、圧迫感を減じることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項3の発明の共通する実施
例の斜視図。
【図2】上記実施例の断面図。
【図3】請求項1〜請求項3の発明の共通する実施例の
断面図。
【図4】請求項4の発明の位置実施例の斜視図。
【図5】従来例の断面図。
【図6】他の従来例の斜視図。
【図7】上記他の従来例の断面図。
【符号の説明】
11 ミラー 12 ハーフミラー 13 絵柄 14 中間反射板 15 光源 16 色フィルム 17 エレベータかご
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 27/00 G09F 13/18 A 8621−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方のミラーと下方のハーフミラーとの
    間に、エッチングまたは彫刻によって絵柄が施された、
    透明な中間反射板を配置し、 前記中間反射板に対してエッジライティングする光源を
    備えて成る照明装置。
  2. 【請求項2】 前記中間反射板を複数枚配置して成る請
    求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記中間反射板のエッジと光源との間
    に、色フィルムを配置して成る請求項1または請求項2
    に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の照明装
    置をエレベータかご内の天井部に設置して成ることを特
    徴とするエレベータ装置。
JP5213782A 1993-08-30 1993-08-30 照明装置およびそれを用いたエレベータ装置 Pending JPH0765617A (ja)

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JP5213782A JPH0765617A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 照明装置およびそれを用いたエレベータ装置

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006514908A (ja) * 2003-01-09 2006-05-18 ティッセン エレベーター キャピタル コーポレーション エレベータ用の屈折シート照明アセンブリ
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JP2010002635A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Fujikura Ltd 表示装置
JP2010208714A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp エレベータ表示装置
JP2012107412A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Oriental Library 空間演出装置
JP2016012554A (ja) * 2014-06-03 2016-01-21 株式会社小糸製作所 照明ユニットおよび車両用灯具

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