JPH0765131B2 - 硬ろう付け性が優れた熱交換器用耐熱銅合金 - Google Patents

硬ろう付け性が優れた熱交換器用耐熱銅合金

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JPH0765131B2
JPH0765131B2 JP3054121A JP5412191A JPH0765131B2 JP H0765131 B2 JPH0765131 B2 JP H0765131B2 JP 3054121 A JP3054121 A JP 3054121A JP 5412191 A JP5412191 A JP 5412191A JP H0765131 B2 JPH0765131 B2 JP H0765131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はろう付け性及びろうの濡
れ拡がり性が優れ、また、ろう付け等の熱によって結晶
粒が粗大化することがなく、高い耐熱性を有する硬ろう
付け性が優れた熱交換器用耐熱銅合金に関する。
【0002】
【従来の技術】風呂釜又は湯沸かし器等の熱交換器の缶
体及びパイプには、従来、りん脱酸銅が一般的に使用さ
れている。これらの缶体及びパイプは溶接又はろう付け
により組み立てられるので、それに使用する材料として
は、溶接性及びろう付け性が良好であることが必要とさ
れ、更に、熱交換器の構成部材であるため、熱伝導性が
よいことも必要である。
【0003】脱酸銅の場合、ろう付け部及び溶接部にお
いて熱応力が繰り返し負荷されると、この部分から疲労
破壊を起こすことが知られている。
【0004】例えば、図1(a),(b)に夫々正面図
及び側面図を示す熱交換器の場合は、上下に配置されて
いる1対の缶体1a,1b間にパイプ3を設置し、更に
このパイプ3にフィン2をろう付けした構造を有する。
このような構造の熱交換器においては、ろう付け部又は
その近傍(図中A乃至Cで示す)に割れが入ることがあ
る。これは加熱の不均一により生じた温度差によってパ
イプに熱膨張の差が生じることにより応力が発生し、こ
の熱応力の繰り返しにより、缶体1a,1b及びパイプ
3が疲労破壊を起こすことに起因するものである。
【0005】また、図1(a),(b)に示す熱交換器
において、特にろう付け部(A乃至C)が割れやすい原
因として、この部分が受ける応力が高いことと、更にろ
う付け時の熱により結晶粒が粗大化して疲労に対する抵
抗力が低下することがある。
【0006】従来の熱交換器に使用されている脱酸銅に
は、この結晶粒の粗大化が起こりやすいという欠点があ
る。このため、従来の熱交換器においては、熱応力によ
る疲労破壊を防止するために、パイプ部にベロースを入
れたりして熱交換器の構造上の面から熱応力を発生し難
くする手段が講じられてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱交換
器のパイプ部にベロースを設けると、熱交換器の構造が
複雑になると共に、製造コストが高くなるという欠点が
ある。従って、脱酸銅と同程度の優れた耐食性を有する
と共に、ろう付け及び溶接等の熱応力による疲労破壊に
対して耐性が高い熱交換器用銅合金が望まれている。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ろう付け時及び溶接時等の熱による結晶粒
の粗大化が抑制され、熱応力の繰り返しに起因する疲労
破壊に対する耐性が高く、且つ、耐食性が優れている硬
ろう付け性が優れた熱交換器用耐熱銅合金を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る硬ろう付け
性が優れた熱交換器用耐熱銅合金は、Fe; 1.3乃至2.
1 重量%、P; 0.001乃至0.1 重量%、Co; 0.2乃至
1.0 重量%及びZn;0.01乃至1.0 重量%を含有し、且
つ、前記Feの含有量及び前記Coの含有量の合計が
2.5重量%以下であり、残部がCu及び不可避的不純物
からなることを特徴とする。
【0010】
【作用】以下、本発明に係る熱交換器用耐熱銅合金の成
分添加理由及び組成限定理由について説明する。
【0011】Fe Feは銅合金の強度向上に寄与する元素である。Fe含
有量が 1.3重量%未満の場合は、硬ろう付け後の強度が
不十分である。また、Feの含有量が2.1重量%を超え
ると、FeのCu中への固溶量が少なくなり、巨大化し
たFeの結晶粒が晶出し内部欠陥が発生しやすくなっ
て、健全な製品の製造が困難になる。従って、Fe含有
量は 1.3乃至2.1 重量%、より好ましくは 1.6乃至2.0
重量%とする。
【0012】Co Coは結晶粒の粗大化の抑制に必須の元素である。ま
た、 800乃至900 ℃の温度でのろう付け工程において
も、結晶粒の成長を抑制して組織を微細に保持し、耐熱
疲労性を向上させる作用を有する。Co含有量が 0.2重
量%未満の場合は、このような効果を十分に得ることが
できない。また、Co含有量が1.0 重量%を超える場合
は、含有量の増加に見合うCoの添加効果の向上が得ら
れず、無駄である。従って、Co含有量は 0.2乃至1.0
重量%、より好ましくは 0.3乃至0.7重量%とする。
【0013】なお、上述したFe及びCoの合計の含有
量が 2.5重量%を超えると、Feの巨大晶出物に起因す
る内部欠陥が発生しやすくなる。従って、Fe及びCo
の合計の含有量は 2.5重量%以下であることが必要であ
る。
【0014】 Pは銅合金溶湯中における脱酸効果を有している。P含
有量が0.001 重量%未満の場合は、溶湯中における脱酸
効果を得ることができない。また、P含有量が0.1 重量
%を超えると、熱間加工性の劣化及び導電率の低下を招
来する。従って、P含有量は 0.001乃至0.1 重量%とす
る。
【0015】Zn ZnはSnめっき又ははんだめっき等のめっき層のめっ
き密着性を向上させると共に、はんだ濡れ性を向上させ
る効果がある。Zn含有量が 0.1重量%未満の場合は、
このような効果が不十分である。また、Zn含有量が
1.0重量%を超えると、ろう付け性及び導電性が低下す
る。このため、Zn含有量は 0.1乃至1.0重量%とす
る。
【0016】なお、銅合金中には不可避的不純物とし
て、B、Cr、Ti、Zr、Mg、Ni及びSn等の元
素がスクラップ材等から混入することが考えられる。こ
れらの元素の総含有量が 0.2重量%以下の場合は、本発
明合金の物性に悪影響を及ぼす虞れはないので、この程
度の含有は許容される。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例に係る熱交換器用耐熱
銅合金を製造し、その特性を試験した結果について、本
願特許請求の範囲から外れる比較例と比較して説明す
る。
【0018】先ず、クリプトル炉を使用して、下記表
1,2に示す組成の合金(実施例1乃至9並びに比較例
1乃至4及び比較例6乃至9)を木炭被覆下において大
気中で溶解した。次に、鋳鉄製のブックモールドを使用
してこれらの溶湯を鋳造し、厚さが50mm、幅が80mm、長
さが 200mmの鋳塊を得た。そして、これらの鋳塊の表裏
両面を 5mmづつ面削した。その後、これらの鋳塊を 940
℃の温度で15mmの厚さになるまで熱間圧延した後、これ
らの圧延材を水中に投入して急冷した。
【0019】次いで、これらの圧延材の酸化スケールを
除去した後、冷間圧延加工を施して、厚さが 0.8mmの板
材を得た。これらの板材を試験材とした。
【0020】この場合に、Feの含有量が 2.1重量%を
超えると共にFe及びCoの合計の含有量が 2.5重量%
を超える比較例6は、Feの晶出物が巨大化し、内部欠
陥が多発した。このため、以後の試料作成を中止した。
また、Fe及びCoの合計の含有量が 2.5重量%を超え
る比較例7も、Feの巨大晶出物による内部欠陥が多発
したため、以後の試料作成を中止した。更に、P含有量
が少ない比較例8は、鋳塊中に多数のピンホール欠陥が
発生したため、以後の試料作成を中止した。更にまた、
P含有量が多い比較例9は、熱間圧延時に割れが発生し
たため、以後の試料作成を中止した。
【0021】なお、熱交換器用部材は、曲げ加工及びフ
ランジ成形加工(深絞り加工)等の加工を施す必要上、
従来、一般的にりん脱酸銅(C 1020合金)の軟質材(O
材又は 1/2 H材)が使用されている。そこで、厚さが
0.8mmの工場量産品のりん脱酸銅の冷間圧延材を軟質処
理すべく、温度が 575℃で2時間加熱した後 500℃で4
時間加熱することにより焼鈍を実施し、その後酸洗及び
研磨処理を施した試験材(C 1020合金 1/2 H材)を
比較例5として用意した。この比較例5の組成も表2に
併せて示した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】下記表3,4に実施例1乃至9及び比較例
1乃至5の各試験材の材料特性を示す。但し、これらの
特性は、実施例及び比較例の各試験材からJIS 5 号試験
片を切り出し、これらの試験片を圧延方向に平行引張試
験することにより測定した。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】次に、実際のろう付け条件を想定して、実
施例1乃至9及び比較例1乃至5の各試験材に対し 830
℃の温度で10分間熱処理を行い、熱処理後の特性を調べ
た。但し、各特性は以下に示す試験方法により測定し
た。
【0028】(1)引張試験においては、各試験材から
圧延方向に平行に切り出したJIS 5号試験片を使用し
て、引張強さ、耐力及び伸びを測定した。
【0029】(2)各試験材の硬さは、ビッカース硬度
計を使用して、荷重 2kgの条件で測定した。
【0030】(3)疲労試験においては、薄板疲労試験
機を使用し、各試験材から切り出した幅が10mmの試験片
に対して、周期が60Hz、応力振幅が 2.5mm、平均応力
が15kgf/mm2 の条件で両振り繰り返し応力を負荷した。
そして、この繰り返し応力により試験片が破断するまで
の回数を測定した。
【0031】(4)ろう付け性(濡れ拡がり性)試験は
図2に示す装置を使用した。この試験装置においては、
筒状の炉4が水平に設置されており、その両端部は栓部
材7,8により気密的に閉塞されるようになっている。
一方、栓部材7には炉4内で試験台11を炉4の長手方
向に移動させるための支持棒12が挿通されており、こ
の支持棒12を介して炉外から試験台11を操作できる
ようになっている。また、炉4における栓部材7側の端
部上壁にはN2 ガスの導入部9が設けられており、他方
の栓部材8にはN2 ガスの排出部10が設けられてい
る。
【0032】そして、炉4の中央部には炉4に向けて水
を噴射することにより炉内の試験部材を冷却するための
水冷帯6が設けられている。また、この水冷帯6よりも
栓部材8側の炉4には、ヒータ5が配設されている。
【0033】試験台11には試験部材13が載置され
る。図3(a),(b)は夫々この試験部材13を示す
正面図及び側面図である。実施例1乃至9及び比較例1
乃至5の各銅合金により、側面視でU字形をなす試験片
20が成形され、この試験片20上に、円柱状をなすろ
う材21が載置される。このろう材21は直径が 2.5m
m、長さが 3cmであり、組成はBCuP−2(Cuに 7
乃至7.5 重量%のPを含有したもの)である。また、試
験片20の長さは 300mmである。
【0034】このように構成された試験装置の炉内に試
験部材13を装入した後、窒素ガスを炉内に導入した。
そして、先ず、試験部材13をヒータ5の配線位置に移
動して 830℃に10分間加熱する熱処理を施してろう材2
1を溶融させた。次いで、試験部材13を水冷帯6に移
動させて冷却し、ろう材21を凝固させた。これによ
り、ろうの濡れ拡がり性を調べた。
【0035】(5)結晶粒径は、光学顕微鏡により測定
した。
【0036】(6)はんだの密着性は以下のように調べ
た。先ず、実施例1乃至9及び比較例1乃至5の各試験
材から厚さが 0.8mm、幅が25mm、長さが50mmの試験片を
切り出しこれらの試験片を浴温度が 230℃のはんだ浴に
5秒間浸漬した。なお、このはんだ浴の組成は、Snが
60重量%、Pbが40重量%である。また、フラックス
は、弱活性フラックス(アルファー#611;アルファーメ
タル社製)を使用した。次いで、温度が 175℃の大気中
で 100時間加熱した後、 2mmの曲げ半径で 180°の角度
で往復曲げを実施して、はんだの剥離の有無を調べた。
【0037】(7)導電率は、実施例1乃至9及び比較
例1乃至5から切り出した幅が10mm、長さが 300mmの試
験片を使用して、これらの試験片の電気抵抗をダブルブ
リッジにより測定し、平均断面積法により算出した。
【0038】これらの結果を下記表5乃至8に示す。但
し、ろう材の濡れ拡がり性は、ろう材の濡れ拡がり長さ
が初期長さの 3倍以上の場合を○、1.5 乃至3 (但し、
1.5及び3 を含まず)の場合を△、1.5 倍以下の場合を
×で示した。
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
【表7】
【0042】
【表8】
【0043】この表5乃至8から明らかなように、本発
明に係る実施例合金1乃至9は、いずれもろう付け温度
( 830℃で10分間)に加熱しても、優れた特性を示し
た。即ち、従来の熱交換器用合金である比較例5に比し
て、引張強さが 1.5倍以上、耐力が 8倍以上、硬さが 2
倍以上優れており、結晶粒径が30μmと微細であると共
に、疲労特性も著しく優れている。しかも、ろう材の濡
れ拡がり性、はんだの密着性も比較例5と同等以上であ
り、熱交換器用材料として高い信頼性を得ることができ
る。
【0044】一方、Fe含有量が少ない比較例1は、強
度及び疲労特性が実施例1乃至9に比して劣っている。
Co含有量が少ない比較例2は、結晶粒が粗大化してお
り、疲労特性が劣る。Zn含有量が多い比較例3は、導
電率及びろう材の濡れ拡がり性が劣る。Zn含有量が少
ない比較例4は、はんだの密着性が劣る。りん脱酸銅で
ある比較例5は、上述の如く、耐力、疲労特性及びはん
だの密着性等の特性が実施例1乃至9に比して著しく劣
っている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る熱交換
器用耐熱銅合金は、所定量のFe、P、Co及びZnを
含有しているから、従来の熱交換器用銅合金であるりん
脱酸銅と同等以上のろう材の濡れ拡がり性を有し、しか
もろう付け後の強度、疲労特性及び結晶粒度等の特性が
いずれもりん脱酸銅に比して著しく優れている。従っ
て、本発明は熱交換器の信頼性向上に極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は一般的な熱交換器の構造を示
す夫々正面図及び側面図である。
【図2】ろう材の濡れ拡がり試験に使用したろう付け炉
を示す正面図である。
【図3】(a),(b)は夫々試験部材を示す正面図及
び側面図である。
【符号の説明】
1a,1b;缶体 2;フィン 3;パイプ 4;炉 5;ヒータ 6;水冷帯 13;試験部材 20;試験片 21;ろう材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Fe; 1.3乃至2.1 重量%、P; 0.001
    乃至0.1 重量%、Co; 0.2乃至1.0 重量%及びZn;
    0.01乃至1.0 重量%を含有し、且つ、前記Feの含有量
    及び前記Coの含有量の合計が 2.5重量%以下であり、
    残部がCu及び不可避的不純物からなることを特徴とす
    る硬ろう付け性が優れた熱交換器用耐熱銅合金。
JP3054121A 1991-02-25 1991-02-25 硬ろう付け性が優れた熱交換器用耐熱銅合金 Expired - Fee Related JPH0765131B2 (ja)

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