JPH0764997A - 文書編集装置及び文書編集装置の文書表示方法 - Google Patents

文書編集装置及び文書編集装置の文書表示方法

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JPH0764997A
JPH0764997A JP5209574A JP20957493A JPH0764997A JP H0764997 A JPH0764997 A JP H0764997A JP 5209574 A JP5209574 A JP 5209574A JP 20957493 A JP20957493 A JP 20957493A JP H0764997 A JPH0764997 A JP H0764997A
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Application number
JP5209574A
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English (en)
Inventor
Yasushi Tomita
泰志 冨田
Shiro Nonaka
士郎 野中
Shigehisa Sakimura
茂寿 崎村
Hidekazu Matsumoto
秀和 松本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テキスト表示量の制限を受けることなく、テ
キストに関連する参照図表を同一画面に自動的に表示す
る。 【構成】 表示制御手段(4,5)はテキストと図表を
表示画面の別々に設定された第1と第2の表示領域(2
2,23)にそれぞれ表示する。第2の表示領域(2
3)に表示する図表を第1の表示領域(22)に表示す
るテキスト中で参照する図表に合わせるように表示指令
を変更する連動表示手段(6,7,8,9)を設ける。
これにより、スクロールされて表示されるテキストに関
連する参照図表が自動的に表示されるので、ユーザは動
作を妨げられることなく文書を読むことができる。参照
図表の表示領域をテキストの表示領域と同一の画面上の
別々の領域に設けたことから、表示する参照図表により
テキストの表示量が制限されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書編集装置に係り、
特に文章及び図表を含んでなる文書を編集し、その編集
した文書を画面に表示する機能を備えた文書編集装置及
び文書表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文書編集装置で取り扱う文書は、一般に
文字列からなる文章、数式、図表等の部品を含んで構成
される。ここでは、文章や数式からなる文字列の部分を
テキストと称するものとする。通常、文書編集装置では
データの性質の相違からテキストと図表を別々に取り扱
い、必要に応じてテキストで参照している図表をテキス
ト中の所定の場所に挿入して画面に表示したり、紙に印
刷することが行われている(情報処理学会研究会報告、
1988年9月8日、文書処理とヒューマンインターフ
ェイス20−3)。
【0003】しかし、最終出力として用紙に印刷される
文書の場合、用紙の大きさ、文章の流れ、図表の大きさ
等の種々の条件により、参照図表を挿入する場所が制限
される。そのため、WYSIWYG表示方式の場合であ
っても、参照図表が必ずしもテキストの関係する部分と
同じページに配置されるとは限られないから読みづらい
という問題がある。
【0004】このような問題に対応するため、例えば従
来、文書を構成する章、節、図、表などの構成要素の間
に参照関係の情報を付与し、その参照関係の情報に基づ
いて構成要素を辿って関連の深い構成要素を参照可能に
することが提案されている(日経バイト 1987年1
1月号 pp153〜157−ハイパーカード:HyperC
ard、又は情報処理学会研究会報告 1990年5月2
5日 マルチメディア通信と分散処理45−15)。
【0005】また、特開平1−196659号公報に
は、テキスト中の特定の単語と図表等を関連付ける情報
を付与しておき、画面に表示された前記特定の単語をポ
インティングデバイス等で指示することにより、表示さ
れているテキストの前記特定の単語の近くに図表を表示
することが提案されており、これによれば互いに関連の
深いテキストと図表とを同時に画面で見ることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によれば、表示されているテキストに関連する図表を
同時に画面に表示するために、画面に表示された文書を
読み進みながら参照図表があることを発見したとき、ポ
インティングデバイス等を操作してその参照図表を表示
させる指示をしなければならないから、その指示操作が
面倒であると同時に、文書を読む動作が一旦中断するの
で読みずらいという問題がある。
【0007】また、参照図表を表示されているテキスト
中に挿入して表示するようにしていることから、テキス
トの表示量(情報量)が制限される。特に参照図表が複
数ある場合は、表示されるテキストの表示量が極端に少
なくなって、記述内容を理解できなくなってしまう場合
も生ずる。
【0008】本発明の目的は、テキストの表示量を制限
することなく、表示されるテキストに関連する参照図表
を自動的に表示できる文書編集装置及びその文書表示方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文書表示方法は、テキストと図表を画面の
別々の領域に分離して表示し、テキスト中で図表を参照
している記述部を検出し、その参照図表を前記画面の図
表表示領域に表示することを特徴とする。
【0010】また、本発明の文書編集装置は、文書を形
成するテキストデータと図表データが格納されたメモリ
と、表示指令により指定されるテキストと図表に対応す
るテキストデータと図表データを読み出して表示画面に
表示する表示制御手段とを備え、表示制御手段はテキス
トと図表を表示画面の別々に設定された第1と第2の表
示領域にそれぞれ表示するものとし、第2の表示領域に
表示する図表を第1の表示領域に表示するテキスト中で
参照する図表に合わせるように表示指令を変更する連動
表示手段を設けたことを特徴とする。
【0011】ここで、連動表示手段は、第1の表示領域
に表示されているテキストの記述で参照している図表の
有無を検出する参照図表検出手段と、この参照図表検出
手段により検出された参照図表を第2の表示領域に表示
する指令を表示制御手段に出力する連動制御手段を含ん
で構成することができる。これとは逆に、第2の表示領
域に表示されている図表を参照しているテキストの記述
部分を検出する指令と、少なくとも検出された記述部分
を含むテキストを第1の表示領域に表示する指令を表示
制御手段に出力する連動制御手段を含んで構成すること
もできる。
【0012】また、テキストデータにテキスト中で図表
を参照している記述の位置近傍に参照図表を特定する参
照符号を予め付加しておき、参照図表検出手段は参照符
号の有無により参照図表の有無を検出するようにするこ
とが好ましい。これによれば、テキスト中の参照図表の
有無を容易に、かつ迅速に検出できる。
【0013】表示制御手段は複数の図表をそれぞれウイ
ンドウ表示により重ねて第2の表示領域に表示するもの
とし、第1の表示領域に表示されているカーソルよりも
前の記述に係る参照図表のウインドウを最前面に表示す
るようにすることが好ましい。
【0014】
【作用】上記解決手段によれば、次の作用により本発明
の課題が達成できる。連動表示手段により表示テキスト
中で参照している図表が自動的に連動して画面に表示さ
れる。これにより、例えばユーザがテキストの表示をス
クロールしても、スクロールされたテキストに関連する
参照図表が自動的に表示されるので、ユーザは動作を妨
げられることなく文書を読むことができる。
【0015】また、参照図表の表示領域をテキストの表
示領域と同一の画面上の別々の領域に設けたことから、
表示する参照図表によりテキストの表示量が制限されな
いので文書を読みやすくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に基づいて説明す
る。図1に本発明の文書編集装置の一実施例の機能ブロ
ック図を示す。本実施例は、テキストと図表を含む文書
の編集装置に本発明を適用したものである。図におい
て、テキスト編集部1は統合部2を介して入出力部3か
ら入力される文字コード、制御コード、編集指令等の文
書作成に必要な入力データを取り込み、テキストに関す
る文書編集を行い、編集されたテキストをテキストデー
タとしてメモリ4aに格納する。また、テキスト編集部
1は表示制御手段を含んで構成されており、表示制御手
段は統合部2を介して入出力部3から入力される表示指
令に応動して、編集したテキストの内容を統合部2と入
出力部3を介して図示していない表示画面に表示する制
御を行う。同様に、図表編集部5は統合部2を介して入
出力部3から入力される図表データ、制御データ、編集
指令等の入力データを取り込んで図表に関する文書編集
を行い、編集された図表を図表データとしてメモリ4b
に格納する。また、図表編集部5は表示制御手段を含ん
で構成されており、表示制御手段は統合部2を介して入
出力部3から入力される表示指令に応動して、編集した
図表の内容を統合部2と入出力部3を介して図示してい
ない表示画面に表示する制御を行う。一方、メモリ4
a,6に格納されたテキストデータ及び図表データは、
入出力部3から入力されるユーザの表示指令又はプリン
ト指令に応答してテキスト編集部1と図表編集部5によ
って読み出され、読み出されたテキストデータ及び図表
データは、統合部2で1つの文書に統合され、入出力部
3を介して表示画面又はプリンタに出力される。なお、
テキスト編集部1と図表編集部5は基本的に周知の編集
機能を有するものでよい。また、テキスト編集部1と図
表編集部5の表示制御手段は、後述するように、同一の
画面上に重ならないで分離して表示されるウインドウ
に、それぞれテキストと図表を独立して表示し、かつ表
示制御するように形成されている。
【0017】次に、本発明の特徴部に関係する部分の構
成を説明する前に、本発明のテキストデータについて説
明する。図2に示すように、テキストデータ11の中で
図表を参照している記述部に、その記述と参照図表とを
関連付けるための参照符号(以下、アンカという)12
をテキストデータ11に付加する。例えば、テキストデ
ータ11に「……図2のようになる。」等の記述がある
とき、その文の末尾にアンカ12として「〈図2〉」を
付加する。このアンカ12は表示上は潜在的なデータで
あり、画面に表示されたり、印刷されるものではない。
図2の例に限らず、アンカ12はテキスト中の参照図表
の記述が存在する近傍の1点を示し、かつ参照図表を特
定できる符号であればどのような符号でもよい。アンカ
12の付加方法は、ユーザが文書作成時に入力部3を介
してテキストデータに付加するとともに、そのアンカ1
2と図表の対応関係を登録することによる他、テキスト
編集部1によりテキスト中の図表に関連する記述を識別
し、テキストデータの所定の位置にアンカ12に付加す
るとともに、そのアンカ12と図表の対応関係を自動的
に登録するようにすることができる。
【0018】このようなアンカ12が付加されたテキス
トデータを用いて、テキストと図表を連動させて表示す
る連動表示手段について説明する。図1において、連動
表示手段は参照符号検出手段であるアンカ検出部6と、
アンカ情報管理部7と、連動制御部8と、連動指示部9
を含んで構成されている。まず、テキスト編集部1はユ
ーザからテキストの表示指令が入力されると、その要求
に対応するテキストデータをアンカ検出部6を介してメ
モリ4aから読み出し、そのテキストを画面に表示す
る。このときアンカ検出部6は表示テキスト中のアンカ
12の有無を判断し、アンカ12の検出情報をアンカ情
報管理部7に出力する。アンカ情報管理部7は次のアン
カ情報を管理する。
【0019】・表示テキスト中のアンカ(表示アンカ) ・新たに表示された図表のアンカ(新表示図表のアン
カ) ・表示テキスト中のアンカであって、対応する図表が表
示されていないアンカ(図表非表示アンカ) ・表示テキストの変更により、表示テキスト中から消え
たアンカ(消失アンカ) ・表示テキストの変更によ
り、表示テキスト中に現われたアンカ(新表示アン
カ) ・カーソルより手前にあるアンカであって、カーソルに
最も近いアンカ(カーソル直前のアンカ) アンカ情報管理部7のアンカ情報「新たに表示された図
表のアンカ」は、図表編集部5により更新される。ま
た、アンカ情報「消失アンカ」は、テキスト編集部1に
より検出され、かつ更新される。連動制御部8は、連動
表示の要求に応動して、アンカ情報管理部8からアンカ
情報を取り込むとともに、図表編集部5から図表の表示
状況情報を取り込み、連動指示部9に設定されている連
動表示方式に従って、図表編集部5又はテキスト編集部
1に連動表示の制御指令を出力する。連動指示部9には
連動表示の要否、及び後述する図表とテキストの連動表
示方式が設定されている。
【0020】以下、図3〜12を参照して、上記特徴部
の詳細な構成を作用とともに説明する。
【0021】図3は、テキスト又は図表の表示指令が入
力されたときの文書編集装置の動作手順を示したもので
ある。まず、テキスト表示に自動的に連動させて参照図
表を表示する場合の動作を説明する。入出力部3からユ
ーザによりテキスト表示指令が入力されると(ステップ
S1)、テキスト編集部1の表示制御手段が動作し、そ
の表示指令にかかるテキストのテキストデータをメモリ
4aから読み出し、図9(A)に示す表示画面21のテ
キストウインドウ22にテキストを表示する(ステップ
S2)。その際、アンカ検出部6により表示されるテキ
ストのデータ中からアンカ12(a,b,……)の有
無、位置及び符号が検出されると、アンカ情報管理部7
はその検出データに基づいてアンカ情報を更新する(ス
テップS3)。
【0022】図4に、アンカ情報管理部7の処理手順を
示す。アンカ検出部6から入力されるデータに基づい
て、アンカ12が表示テキストに出現したか否かを判定
する(ステップS11)。アンカ出現と判定した場合は
その検出されたアンカ12を「表示アンカ」、「新表示
アンカ」、「図表非表示のアンカ」としてそれぞれ登録
する(ステップS12,13,14)。この登録後又は
アンカ出現の判定が否のときは、表示されるテキスト中
からアンカが消失したか否かを、テキスト編集部1から
転送される「消失アンカ」のデータに基づいて判定する
(ステップS15)。アンカが消失していた場合は、登
録されている「表示アンカ」から消失したアンカを抹消
する(ステップS16)。ステップS15の判断でアン
カに消失したものがない場合、及びステップS16の処
理の後、表示テキストの変化の前後で共に表示されてい
るアンカが有るか否か判断し、肯定のアンカについて
「新表示アンカ」から抹消する(ステップS17)。ス
テップS15の判断で否定の場合、及び新表示アンカの
抹消処理をした後、カーソル移動が有ったか否かを判定
する(ステップS19)。つまり、図9に示すように、
表示テキスト中に表示されるカーソル13の位置が移動
したか否かを判定する。一般に、カーソル13はユーザ
が注視している部分を指している場合が多いので、後述
するように、カーソルの位置に応じて図表を表示する複
数のウインドウの重なりを変更するためである。カーソ
ル13の位置検出はテキスト編集部1により行われ、そ
の検出情報がアンカ情報管理部7に転送されるようにな
っている。ステップS19の判定でカーソルの移動が有
りの場合、そのカーソル13の手前の記述中にあるアン
カ12のうち、カーソル13に最も近いアンカ12を
「カーソル直前アンカ」として更新する(ステップS2
0)。図9(A)の例によれば、アンカ12bの〈図
3〉がカーソル直前アンカとして登録される。
【0023】アンカ情報更新処理を終了した後、図3の
ステップS4において、連動制御部8は連動指示部9の
設定内容に従ってテキストと図表の連動処理を実行す
る。この場合の連動処理は連動制御部8により図5に示
す手順により実行する。すなわち、ステップS21にて
アンカ情報管理部7のアンカ情報を参照し、新表示アン
カが有る場合は、そのアンカに対応する図表を連動表示
させる表示指令を図表編集部5の表示制御手段に出力す
る(ステップ23)。これにより、例えば、図9(A)
に示すように、表示テキスト中に存在するアンカ12
a,12bに対応する「図2」と「図3」が図表ウイン
ドウ23a,23bに表示される。図表ウインドウ23
はそれぞれ図表ごとに割り当てられている。複数の図表
ウインドウ23を表示する場合には、図9(A)に示す
ように重ねて表示してもよく、同図(B)に示すように
重ならないように表示することができる。また、複数の
図表ウインドウ23を表示する場合、アンカ情報に基づ
き「カーソル直前のアンカ」に対応する図表(図9
(A)の場合は「図3」)を最も手前に位置させて表示
することが好ましい。この場合の連動表示制御の処理手
順を図6のステップS41〜S43に示す。
【0024】次に、表示テキストがスクロールされて図
9の(A)から(B)のようにアンカ12aが消失し、
アンカ12cが新たに出現すると、その変化がアンカ情
報管理部7に登録される。その結果、図5のステップS
24,25において、消失アンカに対応する図表(「図
2」)が非表示になり、更にステップS22,23に戻
って新表示アンカに対応する図表(「図4」)が新たに
表示される。テキストの表示をスクロールすることによ
り、図表の表示がそのスクロールに連動して変化する様
子を図10の(A)〜(E)に示す。同図(A)は表示
中のテキストに参照図表の記述がない場合を示す。同図
(B)〜(D)は、スクロールによりアンカ12cが現
れたため、そのアンカ12cに対応する図表「図4」が
連動して表示される。そして、同図(E)はスクロール
によりアンカ12cが消失したため、これに連動して図
表「図4」が非表示になったことを示す。また、図11
(A),(B)に示すように、カーソル13が移動され
ると、アンカ12c,12dとカーソル13との位置関
係により、図表ウインドウ23c,dの重なり関係も合
わせて変更される。
【0025】以上、テキスト表示に連動させて自動的に
参照図表を表示する動作について説明したが、次に表示
図表に連動させてその表示図表を参照しているテキスト
の記述部分を自動的にスクロール表示する動作を説明す
る。この場合は、図3のフローチャートに示すように、
入出力部3からユーザにより図表表示指令が入力される
と(ステップS7)、図表編集部5の表示制御手段が動
作し、その表示指令にかかる図表の図表データをメモリ
4bから読み出し、図12の表示画面21の図表表示領
域の図表ウインドウ23cに指定の図表、例えば「図
4」を表示する。次いで、図3のステップS9におい
て、アンカ情報管理部7は表示されている図表に対応す
るアンカが表示されているか否かの情報をテキスト編集
部1から取り込み、その結果をアンカ情報として登録す
る。具体的には、図7のフローチャートに示すように、
ステップS51の判定において表示された図表に対応す
るアンカが表示テキスト中に表示されていない場合は、
ステップS52で「新表示図表のアンカ」として登録す
る。そして、図3のステップS4に戻り、連動制御部8
により図8に示す処理を実行する。すなわち、ステップ
S31にてアンカ情報管理部7のアンカ情報を参照し、
「新表示図表のアンカ」が有る場合は、そのアンカに対
応する記述が表示されるようにテキストをスクロールす
る指令をテキスト編集部1に出力する(ステップS3
3)。これにより、例えば、図12(A)に示すよう
に、図表が表示されていない状態から、同図(B)に示
すように、図表の「図4」が新たに表示されると、その
図表を参照しているテキストの記述部、すなわちその図
表に対応するアンカ12cがテキストウインドウ22の
中央に現れるように表示テキストがスクロールされる。
同様に、同図(C)に示すように、図表の「図5」が表
示指令に応動して表示されると、その図表に対応するア
ンカ12dがテキストウインドウ22の中央に現れるよ
うに表示テキストがスクロールされる。この状態で、ユ
ーザの表示指令により「図4」と「図5」の表示が消去
されても、テキストウインドウ22の表示はそのままの
状態に保持される。
【0026】以上のように、図3に示した処理によれ
ば、表示テキストに合わせて図表を連動表示すること、
及び表示図表に合わせてテキストを連動表示することが
できる。更に図3の処理によれば、ステップS5の処理
により、双方の連動表示方法を連結させることができ
る。すなわち、一方の連動表示を実行した後、ステップ
S5において連動表示の実行済か否かを判定し、表示テ
キストに合わせて図表を連動表示した場合はステップS
9を介してステップS4の処理に戻り、連動表示した図
表に合わせてテキストを連動表示する処理を行う。ま
た、ステップS5の判定で、表示図表に合わせてテキス
トを連動表示した場合は、ステップS3を介してステッ
プ4の処理に戻り、連動表示したテキストに合わせて図
表を連動表示する。なお、ステップS5の判定で、連動
無しの場合はステップS6に移行してユーザの入力待ち
へ戻る。
【0027】上述した実施例によれば、アンカ検出部
6、アンカ情報管理部7、連動制御部8、連動指示部9
からなる連動表示手段により、表示テキスト中で参照し
ている図表が自動的に連動して画面に表示される。これ
により、例えばユーザがテキストの表示をスクロールし
ても、スクロールされたテキストに関連する参照図表が
自動的に表示されるので、ユーザは動作を妨げられるこ
となく文書を読むことができる。また、逆に、表示した
図表に関連するテキストの記述部が自動的にスクロール
されて画面に表示されるから、図表を基準にして関連説
明を簡単に探すことができる。。
【0028】また、参照図表の表示領域をテキストの表
示領域と同一の画面上の別々の領域に設けたことから、
表示する参照図表によりテキストの表示量が制限されな
いので文書を読みやすくなる。
【0029】上記実施例では、テキストから関連図表
を連動表示させる場合、図表から関連テキストを連動
表示させる場合、及びカーソルの移動に合わせて表示
図表の重なり表示を連動させる場合を全て備えた連動表
示手段を示したが、本発明はこれに限らず、それら〜
の連動表示を適宜組み合わせて採用することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示されているテキスト中で参照している図表を、テキ
スト表示領域とは別の表示領域に自動的に連動表示する
ようにしたものによれば、常にテキスト中で参照してい
る図表を、その参照記述部と共に同一の画面に表示でき
るから、ユーザに読みやすい文書表示を提供できる。
【0031】また、表示テキストに合わせて複数の図表
を連動表示する際に、カーソルの位置に連動させて表示
図表の重なり順を切り替えていることから、ユーザの視
点に応じた読みやすい文書表示を提供できる。
【0032】また、表示図表を基準に、その表示図表に
関連する記述が有るテキストの部分を連動して表示させ
るようにしていることから、テキスト中の図表の参照記
述を速やかに見つけることができるので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の文書編集装置の全体構成図
である。
【図2】テキストデータに付加するアンカの付加方法の
一実施例を説明する図である。
【図3】本発明の一実施例の文書編集装置の主要部の処
理を示すフローチャートである。
【図4】表示テキストの内容に連動させて図表を表示す
るのに必要なアンカ情報を管理するアンカ情報管理部の
処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】表示テキストの内容に連動させて図表を表示す
る連動制御部の処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図6】テキスト中のカーソルの位置に連動させて表示
図表の重なり順序を制御する連動制御部の処理の一例を
示すフローチャートである。
【図7】表示図表に連動させてテキストをスクロール表
示するのに必要なアンカ情報を管理するアンカ情報管理
部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】表示図表に連動させてテキストをスクロール表
示する連動制御部の処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図9】表示テキストの内容に連動させて図表を表示す
る表示状態の一例を示す図である。
【図10】表示テキストの内容に連動させて図表を表示
する場合であって、テキストをスクロールした場合の連
動表示状態の一例を示す図である。
【図11】テキスト中のカーソルの位置に連動させて表
示図表の重なり順序が変更される表示状態の一例を示す
図である。
【図12】表示図表に連動させてテキストをスクロール
表示する表示状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 テキスト編集部 3 入出力部 4a,b メモリ 5 図表編集部 6 アンカ検出部 7 アンカ情報管理部 8 連動制御部 9 連動指示部 12(a〜d) アンカ 13 カーソル 21 表示画面 22 テキストウインドウ 23(a〜d) 図表ウインドウ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8125−5L G06F 15/62 325 K (72)発明者 松本 秀和 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキストと図表を含んでなる文書を画面
    に表示する文書表示方法において、テキストと図表を画
    面の別々の領域に分離して表示し、テキスト中で図表を
    参照している記述部を検出し、その参照図表を前記画面
    の図表表示領域に表示することを特徴とする文書編集装
    置の文書表示方法。
  2. 【請求項2】 文書を形成するテキストデータと図表デ
    ータが格納されたメモリと、表示指令により指定される
    テキストと図表に対応する前記テキストデータと図表デ
    ータを読み出して表示画面に表示する表示制御手段とを
    備えた文書編集装置において、前記表示制御手段はテキ
    ストと図表を前記表示画面の別々に設定された第1と第
    2の表示領域にそれぞれ表示するものとし、前記第2の
    表示領域に表示する図表を前記第1の表示領域に表示す
    るテキスト中で参照する図表に合わせるように前記表示
    指令を変更する連動表示手段を設けたことを特徴とする
    文書編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記連動表示手段
    は、前記第1の表示領域に表示されているテキストの記
    述で参照している図表の有無を検出する参照図表検出手
    段と、この参照図表検出手段により検出された参照図表
    を第2の表示領域に表示する指令を前記表示制御手段に
    出力する連動制御手段を含んでなることを特徴とする文
    書編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記テキストデータ
    にテキスト中で図表を参照している記述の位置近傍に前
    記参照図表を特定する参照符号を予め付加しておき、前
    記参照図表検出手段は前記参照符号の有無により前記参
    照図表の有無を検出することを特徴とする文書編集装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記連動表示手段
    は、前記第2の表示領域に表示されている図表を参照し
    ているテキストの記述部分を検出する指令と、少なくと
    も検出された記述部分を含むテキストを第1の表示領域
    に表示する指令を前記表示制御手段に出力する連動制御
    手段を含んでなることを特徴とする文書編集装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記テキストデータ
    にテキスト中で図表を参照している記述の位置近傍に参
    照図表を特定する参照符号を予め付加しておき、前記連
    動制御手段は前記参照符号に基づいて表示されている図
    表に対応するテキストの記述部分を検出することを特徴
    とする文書編集装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記表示制御手段は
    複数の図表をそれぞれウインドウ表示により重ねて第2
    の表示領域に表示するものとし、第1の表示領域に表示
    されているカーソルよりも前の記述に係る参照図表のウ
    インドウを最前面に表示することを特徴とする文書編集
    装置。
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