JPH0764972B2 - ポリエステル樹脂分散液の製造方法 - Google Patents

ポリエステル樹脂分散液の製造方法

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JPH0764972B2
JPH0764972B2 JP2036417A JP3641790A JPH0764972B2 JP H0764972 B2 JPH0764972 B2 JP H0764972B2 JP 2036417 A JP2036417 A JP 2036417A JP 3641790 A JP3641790 A JP 3641790A JP H0764972 B2 JPH0764972 B2 JP H0764972B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、布の糊として有用な水稀釈性(water reduci
ble)または水分散性ポリエステル樹脂組成物に関す
る。また、水中に分散された後に、ポリエステル樹脂の
分子量を増加させることによる、かようなポリエステル
樹脂組成物の製造方法に関する。
〔発明の背景〕
水分散性ポリエステル樹脂は、部分的に、トリメリット
酸無水物(TMA)を、ヒドロキシ末端ポリエステルと反
応させて、十分なカルボキシル基を含むポリエステルを
製造して、ポリエステル樹脂を水に可溶にすることによ
り製造されるということが公知である。この反応は、以
下に図式的に示される。
生成ポリエステル組成物は、アミン分散剤、例えば、ト
リエチルアミンを含む水中に注がれる。しかし、水/ア
ミン溶液のすみやかな沸騰および発泡を避けるために、
溶融ポリエステルの温度は、約200-220℃より低くあら
ねばならない。ポリエステルが、溶融のままである温度
は、樹脂のTgおよび分子量の関数であるので、有効上限
は、従ってそれらの上に置かれる。また、もし、ポリエ
ステルのTgおよび分子量が、あまりに高いと、ポリエス
テルは、ポリエステルが分散され得る前に、(たとえ、
水/アミン混合物が、沸騰近くに保たれていても)水/
アミン混合物中で、固化またはあまりに粘稠になる。分
散させる前に、ポリエステルに溶剤を添加することは、
生成物が極限まで乾燥されているとき、引火点が低下さ
れ、大気中への有機汚染物質が、増加されるので、これ
らの問題を回避しようと努力するときに、望ましくな
い。
公知の水分散性ポリエステルは、Eastman Chemical Pro
ducts,Inc.により、WD 3652,WD 9519,WJL 6342,FPY 676
2、およびMPS 7762の名称で販売されるものを含む。こ
れらのポリエステルは、末端基が、たいてい第一ヒドロ
キシル基であり、ランダムな間隔で分子鎖に沿って位置
するナトリウムスルホネート基を有する分子鎖を有する
として記述される。これらのナトリウムスルホネート基
は、水分散性に寄与する。また、Eastmanから手に入る
のが、WA-17-2Tの名称の樹脂から製造される空気乾燥水
稀釈性アルキドエナメルである。この樹脂は、10.56当
量のTMPDグリコール(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタ
ンジオール)、8.12当量のペンタエリトリトール、9.00
当量のイソフタル酸、および4.43当量のリノール脂肪酸
から製造される。生成ポリマーは、次に4.72当量のトリ
メリット酸無水物と反応させられる。水稀釈性ポリエス
テルを含む他のEastman製品は、WS-3-1C,WA-17-6Cおよ
びWS-3-2Cエナメルである。WS-3-1Cエナメルは、17.16
当量の1,4−シクロヘキサンジメタノール、8.59当量の
トリメチロールプロパン、14.85当量の無水フタル酸お
よび10.90当量のアジピン酸からつくられるポリエステ
ルから製造される。WA-17-6Cエナメルは、5.94当量の1,
4−シクロヘキサンジメタノール、15.10当量のペンタエ
リトリトール、8.67当量のイソフタル酸、3.18当量の安
息香酸および3.65当量のリノール脂肪酸からつくられる
ポリエステルを用いて製造される。生成ポリマーは、さ
らに3.93当量のトリメリット酸無水物と反応させられ
る。WS-3-2Cエナメルは、7.12当量の1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、1.40当量のトリメチロールプロパン、
4.17当量の無水フタル酸および2.78当量のアジピン酸か
ら製造されるポリエステルを用いる。
高分子量(すなわち、分子量4500を越える)水稀釈性ポ
リエステル樹脂は、またAmoco Chemicals Corporation
により開発されてきた。1つのかような樹脂は、トリメ
リット酸無水物と結合されるグリコールおよびイソフタ
ル酸のポリエステルジオールである。グリコールに対す
るイソフタル酸のプレポリマーモル比は、少くとも4:5
であらねばならず、ほぼ化学量論量のトリメリット酸無
水物が用いられる。典型的なかような樹脂は、120モル
のイソフタル酸(またはイソフタル酸およびテレフタル
酸の85/15異性体ブレンド)および140モルのジエチレン
グリコールから製造される。20モルの生成プレポリマー
ジオールは、次に21モルのトリメリット酸無水物と反応
させられる。同様なAmocoのポリエステルは、グリコー
ル成分が、91モルのジエチレングリコールおよび49モル
の1,4−シクロヘキサンジメタノールを含むということ
を除いて、上記と同じ成分を反応させることにより製造
される。
Shieldsらへの1970年12月8日発行の米国特許No.3,546,
008は、少なくとも1種のジカルボン酸成分、少くとも
1種のジオール成分(少くとも20モルパーセントのジオ
ール成分は、ポリ(エチレングリコール)である)、お
よび芳香族核に結合された−SO2M基(式中、Mは、水
素または金属イオン)を含む二官能価モノマーから誘導
される直鎖、水散逸性(Water-dissipatable)ポリエス
テルを含む組成物の糊付けを開示する。
Helbergerへの1971年2月16日発行の米国特許No.3,563,
942は、水性媒体中に分散され得る直鎖コポリエステル
組成物を開示する。水分散性は、スルホネート化芳香族
化合物の金属塩のコポリエステルへの添加により得られ
る。
Kiblerらへの1973年5月22日発行の米国特許No.3,734,8
74は、水散逸性、溶融性ポリエステルおよびポリエステ
ルアミドを開示する。典型的である前記ポリエステル
は、80モル部のイソフタル酸、10モル部のアジピン酸、
10モル部の5−ソジオスルホイソフタレート(5−sodi
osulfoisophthalate)、20モル部のエチレングリコール
および80モル部のジエチレングリコールからつくられ
る。
Blockwellらへの1979年4月10日発行の米国特許No.4,14
8,779は、例えば、選択的に脂肪族または脂環式ジカル
ボン酸とブレンドされた5−ソジオスルホイソフタール
酸(5−sodiosulfoiso-phthalic acid)のコポリエス
テル中の分散染料の溶液である水分散性染料/樹脂組成
物を開示する。
Lesleyらへの1983年7月5日発行の米国特許No.4,391,9
34は、微粒子の形のポリエステル、皮膜形成剤および、
選択的に滑剤を含む乾燥布たて糸(warp)糊組成物を開
示する。好ましいポリエステル樹脂は、ジエチレングリ
コールの如きグリコールを、ジカルボン酸、例えば、イ
ソフタル酸、およびトリメリット酸無水物と反応させる
ことにより製造される。
Chenへの1983年8月30日発行の米国特許No.4,401,787
は、アンモニウムイミノジスルホニルまたはアルカリ金
属の塩およびアルカリ金属またはアンモニウムスルホネ
ートから選ばれる成分を有する0.5〜5.0モル%のジカル
ボン酸誘導反復単位を有するポリエステルを含むポリエ
ステルラテックス組成物を開示する。
Funderburkらへの1985年1月15日発行の米国特許No.4,4
93,872は、65〜90モルパーセントのイソフタル酸、0〜
30モルパーセントの少くとも1種の脂肪族ジカルボン
酸、5〜15モルパーセントの、ジカルボン酸芳香族核に
結合されたアルカリ金属スルホネート基を含む少くとも
1種のスルホモノマー、および化学量論量の約100モル
パーセントの、2〜11の炭素原子を有する少くとも1種
の共重合性脂肪族または脂環式アルカリグリコールから
製造される水分散性コポリエステルを開示する。
Poseyらへの1985年6月25日発行の米国特許No.4,525,41
9は、60〜75モルパーセントのテレフタル酸、15〜25モ
ルパーセントの少くとも1種のジカルボン酸、6より大
きく15モルパーセントまでの、ジカルボン酸芳香族核に
結合されたアルカリ金属スルホネート基を含む少くとも
1種のスルホモノマー、および化学量論量の、2〜11の
原子を有する少くとも1種の脂肪族または脂環式アルキ
レングリコールの縮合生成物である水分散性コポリエス
テルを開示する。
〔発明の要約〕
本発明に従って、下記(A)〜(C) (A) 水中にポリエステルを分散させるために有効な
量の中和剤を含む水中に溶融カルボキシル含有ポリエス
テルを分散させること、 (B) 工程Aで製造された混合物に、工程(A)で製
造された混合物が、カルボキシル含有ポリエステルおよ
びエポキシドの反応を行なうが、混合物の沸点より低い
温度に保たれている間に、すべてのカルボキシル基と反
応させるために化学量論的に必要とされるより少い量の
ポリエステルのカルボキシル基と反応させることができ
る分子当り、少くとも2つのエポキシ基を含むエポキシ
ドを添加すること、および (C) 工程(B)の生成物を、分散液が形成されるま
で、混合すること、 を含む、水中のポリエステル樹脂の分散液の製造方法
が、提供される。
また、本発明に従って、下記(A)〜(D) (A) ヒドロキシ末端ポリエステルおよび化学量論的
に過剰のトリメリット酸無水物を反応させることによ
り、水中に分散されるようにする分子量およびTgを有す
るカルボキシル含有ポリエステル樹脂を形成すること、 (B) 工程(A)の生成物を、溶融させ、有効な量の
分散剤を含む水に溶融生成物を添加すること、 (C) 工程(A)の生成物を、水中に分散させるこ
と、および (D) 生成分散液に、ポリエステル樹脂のカルボキシ
ル基と反応させることができる分子当り、少くとも2つ
のエポキシ基を有するエポキシドを添加し、前記エポキ
シドが、すべてのカルボキシル基と反応させるために化
学量論的に必要とされるより少い量で、かつ分散液が、
カルボキシル含有ポリエステルおよびエポキシドの反応
を行なうが、分散液の沸点より低い温度に保たれている
間に、添加されること、 を含む、ポリエステル樹脂の水性分散液の製造方法が、
提供される。
本発明に従って、さらに、下記(A)および(B)のモ
ノマー (A) 約49〜約30モルパーセントのジカルボン酸また
はジカルボン酸の混合物、および (B) 約51〜約70モルパーセントの脂肪族または脂環
式グリコールまたは脂肪族または脂環式グリコールの混
合物、 (上記中、約20〜約96パーセントの、ポリエステル上の
残留ヒドロキシル基が、トリメリット酸無水物と反応さ
せられて、ポリエステル上のカルボキシル基を形成し
て、約25〜約90の酸価を与え、ポリエステルが、約10〜
約90パーセントのカルボキシル基と反応させるのに十分
な量のカルボキシル基と反応させることができる分子当
り、少くとも2つのエポキシ基を有するエポキシドで連
鎖延長された。)または同等物を形成するそれらのポリ
エステルのヒドロキシ末端ポリエステル縮合生成物を含
む連鎖延長化カルボキシル含有ポリエステル樹脂が、提
供される。
また、本発明に従って、下記(A)および(B) (A) ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂および化学
量論的に過剰のトリメリット酸無水物を反応させること
により、カルボキシル含有ポリエステル樹脂を形成する
こと、および (B) 工程(A)の生成物を、前記生成物とおよび、
前記生成物のすべてのカルボキシル基と反応させるため
に化学量論的に必要とされるより少い量の前記生成物の
カルボキシル基と反応させることができる分子当り、少
くとも2つのエポキシ基を有するエポキシドとを、反応
させることにより、連鎖延長すること、 により製造される生成物を含む連鎖延長化、カルボキシ
ル含有ポリエステル樹脂が、提供される。
さらに、本発明に従って、下記(A)および(B) (A) ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂および化学
量論的に過剰のトリメリット酸無水物を反応させること
により、カルボキシル含有ポリエステル樹脂を形成する
こと、および (B) 工程(A)の生成物を、前記生成物とおよび、
前記生成物のすべてのカルボキシル基と反応させるため
に化学量論的に必要とされるより少い量の前記生成物の
カルボキシル基と反応させることができる少くとも2つ
のエポキシ基を有するエポキシドとを反応させることに
より、連鎖延長すること、 により製造される生成物を含む分散された連鎖延長化、
カルボキシル含有ポリエステル樹脂を有する水性連続相
を含む水性分散液が提供される。本発明は、また糸また
は布に、下記(A)および(B) (A) ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂および化学
量論的に過剰のトリメリット酸無水物を反応させること
により、カルボキシル含有ポリエステル樹脂を形成する
こと、および (B) 工程(A)の生成物を、前記生成物とおよび、
前記生成物のすべてのカルボキシル基と反応させるため
に化学量論的に必要とされるより少い量の前記生成物の
カルボキシル基と反応させることができる分子当り、少
くとも2つのエポキシ基を有するエポキシドとを反応さ
せることにより、連鎖延長すること、および コーチングを乾燥または硬化させることにより製造され
る生成物を含む分散された連鎖延長化、カルボキシル含
有ポリエステル樹脂を有する水性連続相を含む水性分散
液の前記コーチングを適用することを含む糸または布を
糊付けする方法を提供する。
本発明は、また上記方法により製造される糸または布の
生成物を含む。
さらに、本発明に従って、コーチングが、基材の表面に
適用された水性分散液を乾燥または硬化させることによ
り製造される生成物を含み、および前記分散液が、下記
(A)および(B) (A) ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂および化学
量論的に過剰のトリメリット酸無水物を反応させること
により、カルボキシル含有ポリエステル樹脂を形成する
こと、および (B) 工程(A)の生成物を、前記生成物とおよび、
前記生成物のすべてのカルボキシル基と反応させるため
に化学量論的に必要とされるより少い量の前記生成物の
カルボキシル基と反応させることができる少くとも2つ
のエポキシ基を有するエポキシドとを反応させることに
より、連鎖延長すること、 により製造される生成物を含む分散された連鎖延長化、
カルボキシル含有ポリエステル樹脂を有する水性連続相
を含むコートされた基材が提供される。
〔好ましい実施例の詳細な説明〕
本発明は、多官能価エポキシ樹脂を、残留未反応カルボ
キシル基と反応させることが、増強された物理特性を有
するより高分子量ポリエステルを与えるという概念に関
する。この反応は、またエポキシ基が、カルボキシル基
と反応するとき、ポリエステル主鎖に沿って、発生され
る増加されたヒドロキシル基により、よりすみやかに架
橋されるポリマーを与える。
ポリエステル樹脂分散液およびその製造方法を、以下の
ように、図式的に概説することができる。
A.ヒドロキシ末端ポリエステルを製造する ヒドロキシ末端ポリエステルプレポリマーをわずかに過
剰の(例えば、14モル)のグリコールを、ジカルボン酸
(例えば、12モル)と反応させることにより製造する。
反応は、次のように、示され得る。
B.カルボキシル含有ポリエステルを製造する 過剰のトリメリット酸無水物(TMA)を、ヒドロキシ末
端ポリエステル上のヒドロキシル基の部分と反応させて
約45-50の酸価のポリエステルを製造する。この反応
は、次のように示され得る。
C.カルボキシル含有ポリエステルを分散させる カルボキシル含有ポリエステルを、熱いトリエチルアミ
ンおよび水の溶液中に、溶融して(180-220℃で)、注
ぐ。トリエチルアミンは、ポリエステル上のカルボキシ
ル基を、下記に示されるように中和(または塩に)し、
水中に分散させるのを助ける。
D.ポリエステルのエポキシドによる延長 分散されたポリエステル上のカルボキシル基の部分を、
多官能価エポキシドと反応させて、樹脂の分子量を増加
させ、ポリエステル主鎖に沿って、ヒドロキシル基の数
を増加させて、後の反応のために、硬化剤、例えばメラ
ミン樹脂で硬化部位を提供する。連鎖延長は次のように
示される。
前記の反応の概要は、技術に熟練した人々に本発明の製
造法および使用法を教示するように、一般的方法におい
てのみ、本発明の反応および生成物を示すために意図さ
れているということを強調する。
上記の理想的な構造とは別の多くの生成物および副生物
が、本発明が、実施されるとき、製造されるだろうとい
うことが、技術に熟練した人々によって、理解されるべ
きである。従って、上記の反応の概要は、説明の目的の
ためだけを意図しているのであり、本発明をいかように
も限定することを意図してはいない。
本発明の樹脂の製造に用いられるヒドロキシル末端ポリ
エステル樹脂は、ジカルボン酸およびグリコールから、
通常の方法で製造される。適当なジカルボン酸は、イソ
フタル酸、テレフタル酸およびアジピンおよび他の脂肪
酸を含むが、限定されない。イソフタル酸およびテレフ
タル酸の混合物が、ポリエステルの結晶化を防ぐために
好ましい。適当なグリコールは、脂肪族グリコール(例
えば、エチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール)、ジエチレングリコールおよびジメチロール
プロピオン酸を含む。わずかな量のトリメチロールプロ
パンは、また有利にグリコールに添加されて、ポリマー
の分枝を増す。ヒドロキシル末端ポリエステルを製造す
るときに、化学量論的に過剰のグリコールが、ポリエス
テルが、ヒドロキシル末端であるということを確かにす
るために用いられる。
ポリエステル上のカルボキシル基を提供するために用い
られる化合物は、好ましくは、その高いカルボキシル含
有率および官能価のために、トリメリット酸無水物(TM
A)であるが、無水フタル酸または無水ヘキサヒドロフ
タル酸の如き他の化合物が、用いられてもよい。これら
の後者の化合物は、TMAから製造される生成物と同じ生
成物を形成しないが、TMAから製造されたものと同じ特
徴および利益を有する分散液を提供するのである。従っ
て、本発明の目的のために、これらの他の無水物(およ
びそれらの生成物)は、TMAと同等であると考えられ
る。普通は、約10〜約96パーセントの、ポリエステル上
の残留ヒドロキシ基は、TMAと反応して、ポリエステル
上のカルボキシル基を形成する。生成カルボキシル含有
ポリエステルは、約25〜約90の酸価を有する。
ポリエステル上のカルボキシル基を中和または塩にし、
樹脂を水可溶にするいかなる塩基も、中和剤として用い
られる。かような中和剤の使用は、水中にカルボキシル
含有ポリエステルを分散させるのを助ける。かような塩
基の例は、アンモニア、アルキルアミン(トリエチルア
ミンおよびトリブチルアミンの如き)、アルカリ金属水
酸化物(NaOHおよびKOHの如き)、およびアルカノール
アミン(トリエタノールアミンの如き)を含むが、限定
されない。十分な量の塩基が、実質的にすべてのカルボ
キシル基を塩にするのに用いられるべきである。
ポリエステルを、連鎖延長するために用いられるエポキ
シ化合物は、多くのすぐ手に入るエポキシ含有化合物の
いずれであってもよい。Epon 828,Ciba GY-9482およびE
pi-Rez 510(すべて、ビスフェノールAのグリシジルエ
ーテルであるエポキシ樹脂)は、典型的な例である。EX
-614(四官能価エポキシソルビタン)、Dow DEN-438
(エポキシノボラック)、Epi-Rez 5048(三官能価脂肪
族エポキシ)およびXU-238(二官能価エポキシヒダント
イン)の如きエポキシが、また用いられてよい。これら
のなかで、ビスフェノールAのグリシジルエーテルが、
好ましい。普通は、用いられるエポキシ化合物の量は、
約10〜約90パーセントの、ポリエステル上のカルボキシ
ル基が、エポキシ化合物で連鎖延長されるほどである。
本発明の分散液は、約30-50重量パーセント(固体基
準)の、本発明の連鎖延長化ポリエステル、中和塩基お
よび残りの水を含む。界面活性剤が、選択的に、分散液
の安定性を増すために用いられてよい。
本発明の分散液は、ナイロン、アセテートまたはフィラ
メントポリエステル糸の如き布糸のための糊として有用
である。糊は、製織プロセスの間、摩擦から糸を保護す
るために、糸上にコートされ、よって糸は、布に織られ
る。典型的なかようなプロセスにおいて、ポリエステル
の糸は、クリールフレームから巻かれず、布の糊を、水
中に約8−10%の固体で含む糊ボックスを通される。過
剰の糊は、ニップロールを通して絞りだされて、糸が、
0.4〜1.0%の水分率まで乾燥されるまで、蒸気加熱され
た乾燥缶で乾燥される(約200-250゜Fで)。乾燥された
糸は、次に一連のスプリットロッドにより、互いに分離
され、コントロールされた張力下で、繊維ビーム上で並
んで巻かれる。機械ビームは、次に製織の準備ができて
いる。
織機上の適用された糊を有する連続する糸は、たて糸と
して知られている。シャットルに結合され、たて糸を通
して、前後に動く糊付けされてない糸は、よこ糸として
知られている。製織の間に、遭遇される摩擦力に対し
て、たて糸のための保護剤として作用することが、樹脂
糊の主な目的である。(1本のたて糸の切断は、リティ
ーイング(retieing)のための織機のシャットダウンと
なってしまう)。糊は、たて糸の各々の個々のフィラメ
ントをコートし、すべてのフィラメントを、互いに結合
する。
布を、織った後、ポリエステル糊を布を軽いアルカリ精
練に付すことにより、除去する(典型的に、180-200゜F
の浴の温度の0.2%の販売灰分および0.2%の界面活性
剤)。精練された布を、次に乾燥缶を通し、近似的に乾
燥糸の0.5%の重量は、糊を保持するだろう。
いくつかの適用のために、樹脂糊を布上で永久にするこ
とが望ましい。例えば、それは、糸に対して顔料または
色素を保つためのバインダーとして用いられる。この方
法は、顔料または色素および架橋または硬化剤(例え
ば、メラミン)および架橋または硬化剤のための触媒
(例えば、メラミンが用いられるときのくえん酸)が、
ポリエステル樹脂糊分散液を有する糊付機浴に添加され
る糊付機染料として公知である。架橋剤は、ポリエステ
ル上の残留ヒドロキシルおよびカルボキシル基を架橋し
て、ポリエステル糊に、糸に対して、永久に顔料または
色素を保たせる。
本発明の分散液は、また基材をコートする(例えば、ポ
リエステルフィルムの如きポリマーフィルム)のに有用
である。コーチングは、基材に適用されて、艶塗料また
は2つの基材間の接着剤層として提供される。
本発明は、従来の技術に対していくつかの利点を提供す
る。1番目に、ポリエステル樹脂を製造する方法は、樹
脂のゲル化を起こさせず、ポリエステル樹脂に対する溶
融樹脂の添加により沸騰するような水/分散剤溶液を生
じる前記の問題を避けて製造される高分子量のポリエス
テルを与える。2番目に、本発明のポリエステル樹脂分
散液は、現在入手できる糊に比較して、優秀な靱性、耐
摩擦性、水レリース、レジリエンスおよび低水分率を有
する糊を提供する。また、エポキシドとの反応は、樹脂
が、例えばメラミンで架橋されるとき、硬化を助ける、
ポリエステル樹脂に対する付加的なヒドロキシル官能価
を提供する。
例1 この例は、本発明のポリエステル樹脂を製造するのに用
いられるヒドロキシ末端ポリエステルの製造を説明す
る。
次の開始物質を、室温で、適当な反応容器に入れた。
開始物質 モル 重量% エチレングリコール 3.5 6.42 ジエチレングリコール 8.5 26.66 1,4−ブタンジオール 3.0 7.99 テレフタル酸 1.8 8.84 イソフタル酸 10.2 50.09 生成反応混合物を、次にチッ素を分散させながら、約13
5℃まで加熱し、約0.1重量%の触媒(Fascat 4100)
を、反応混合物に添加した。反応を、反応混合物の温度
を約230℃までしっかりと上げて、約3.5時間続け、約43
5gの副生物の水が、3383gの装入量から製造された。反
応を止め、生成物ヒドロキシ末端ポリエステル樹脂を、
チッ素下で一夜間、貯蔵した。
例2 この例は、本発明のポリエステル樹脂を製造するのに用
いられるカルボキシル含有ポリエステル樹脂の製造を説
明する。例1のヒドロキシ末端ポリエステルを、適当な
反応容器中で、約160℃まで加熱し、エステル化を、酸
価が約11.8から約2.9に落ちるまで続け、その時間に、
反応混合物の温度を約243℃まで上げ、付加的な副生物
の水を生じた。
反応混合物を、次に約190℃まで冷却し、2.1モルのトリ
メリット酸無水物を添加した。反応混合物を、約45-47
の酸価が達成されるまで、約220℃まで加熱した。
生成カルボキシル含有ポリエステル樹脂を、約190℃
で、溶融状態に維持した。約2550gの溶融ポリエステル
を、次に約5750gの脱イオン水および202gのトリエチル
アミン、および分散した樹脂を含む熱い(約65-70℃)
水溶液中に注いだ。生成分散液は、約30%の固体を含ん
だ。
例3 この例は、多官能価エポキシドを有するカルボキシル含
有ポリエステルの連鎖延長をして、本発明のポリエステ
ル樹脂の水性分散液を製造することを説明する。
例2で製造された約8500gの分散液を、適当な反応容器
に入れ、約55℃まで加熱した。約141gの多官能価エポキ
シ樹脂(Ciba-Geigy Corp.によりAraldite GY-9482の名
称で販売の195のエポキシド当量および約16,000cpsの25
℃での粘度を有する液体エポキシ樹脂)を、約330gの水
といっしょに容器に添加した。
反応を、60-65℃で約1.5時間進め、次に反応混合物を室
温まで冷却した。生成物は、7.04のpH、約38cps(#2
スピンドン、100rpm)を有し、見たところ半透明で30%
の固体を含んだ。
例4 例3の手順を、次の多官能価エポキシを用いて、繰り返
した。
EX-614−Nagase Chemicals Ltd.により販売の四官能価
エポキシソルビタン Epi-Rez 5048−Interez Inc.により販売の三官能価脂肪
族エポキシ樹脂 Dow DEN-438−The Dow Chemical Co.により販売の3.6官
能価エポキシノボラック XU-238−Ciba Geigy Corp.により販売のヒダントイン二
官能価エポキシ樹脂 生成ポリエステル樹脂は、次の特性を有した。
例5 分子量分布を、テトラヒドロフラン(THF)中の各々の
樹脂の2%溶液を製造することにより、例1および3の
生成物に対して測定した。サンプルを、濾過し、次に移
動相としてTHFを有する非水ゲル透過カラムのセットを
利用する液体クロマトグラフ中に注入した。カラム流出
液を、U.V.ダイオード配列検出器および40℃に維持され
た屈折率(R.I.)検出器を用いてモニターした。カラム
を、890ダルトン〜1,260,000ダルトンの分子量範囲の一
連のポリスチレン標準を用いて、検量した。R.I.検出器
シグナルを、以下にリストされる分子量分布パラメータ
ーの計算のために用いた。
例6 この例は、糊付機染色方法における本発明のポリエステ
ル樹脂糊の使用を説明する。
次の配合を有する糊付機染色の糊を、製造した。
成分 重量部 水 303.6 硝酸アンモニウム 2.0 メラミン架橋剤 2.4 表Aからの糊 80.0 顔料または色素 12.0 配合物を、次のポリエステル樹脂糊を用いて試験した。
次々に各々のこれらの糊を、未完成のポリエステル布上
にパッドし、250゜Fのオーブン中で2.5分間乾燥した。物
質を、次に2つの部分に分割した。1番目の部分は、27
5゜Fで1分間硬化し、2番目の部分は、350゜Fで1分間硬
化し、3番目の部分は、硬化させないでおいた。
サンプルを、耐変色性および耐溶剤性について、評価
し、次の結果を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/507 (56)参考文献 特開 昭52−5844(JP,A) 特公 昭55−15506(JP,B2)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水中のポリエステル樹脂の分散液の製造方
    法であって、下記A〜C A.水中にポリエステルを分散させるのに有効な量の中和
    剤を含む水に溶融カルボキシル含有ポリエステルを分散
    させること、 B.工程Aで製造された混合物がカルボキシル含有ポリエ
    ステルとエポキシドの反応を行なうが、混合物の沸点よ
    りも低い温度に保たれている間に、工程Aで製造された
    混合物にすべてのカルボキシル基と反応するために化学
    量論的に必要とされるより少ない量のポリエステルのカ
    ルボキシル基と反応させることができる分子当り少なく
    とも2つのエポキシ基を含むエポキシドを添加するこ
    と、および C.工程Bの生成物を、分散液が形成されるまで混合する
    こと の工程を含む前記方法。
  2. 【請求項2】ポリエステル樹脂の水性分散液の製造方法
    であって、下記A〜D A.ヒドロキシル末端ポリエステルと化学量論的に過剰の
    トリメリット酸無水物を反応させることにより、水中に
    分散されるようにする分子量およびTgを有するカルボキ
    シル含有ポリエステル樹脂を形成すること、 B.工程Aの生成物を溶融させ、有効な量の中和剤を含む
    水に溶融生成物を添加すること、 C.工程Aの生成物を水中に分散させること、 D.生成した分散液に、ポリエステル樹脂のカルボキシル
    基と反応させることができる分子当り少なくとも2つの
    エポキシ基を有するエポキシドを添加し、前記エポキシ
    ドが、すべてのカルボキシル基と反応させるために化学
    量論的に必要とされるよりも少ない量でかつ工程Aで製
    造された分散液がカルボキシル含有ポリエステルおよび
    エポキシドの反応を行なうが分散液の沸点よりも低い温
    度に保たれている間に、添加されること、 の工程を含む前記方法。
  3. 【請求項3】下記AおよびB A.ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂と化学量論的に過
    剰のトリメリット酸無水物を反応させることによりカル
    ボキシル含有ポリエステル樹脂を形成すること、および B.前記生成物と、前記生成物のすべてのカルボキシル基
    と反応させるために化学量論的に必要とされるより少な
    い量の前記生成物のカルボキシル基と反応させることが
    できる分子当り少なくとも2つのエポキシ基を有するエ
    ポキシドとを反応させることにより工程Aの生成物を連
    鎖延長すること、 の工程により製造される生成物を含む分散された連鎖延
    長化カルボキシル含有ポリエステル樹脂を有する水性連
    続相を含む水性分散液。
  4. 【請求項4】糸または布に、下記AおよびB工程、 A.ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂と化学量論的に過
    剰のトリメリット酸無水物を反応させることによりカル
    ボキシル含有ポリエステル樹脂を形成すること、 B.前記生成物と、前記生成物のすべてのカルボキシル基
    と反応させるために化学量論的に必要とされるより少な
    い量の前記生成物のカルボキシル基と反応させることが
    できる分子当り少なくとも2つのエポキシ基を有するエ
    ポキシドとを反応させることにより工程Aの生成物を連
    鎖延長すること、並びにコーチングを乾燥または硬化さ
    せることにより製造される生成物を含む分散された連鎖
    延長化カルボキシル含有ポリエステル樹脂を有する水性
    連続相を含む水性分散液のコーチングを適用すること、
    を含む糸または布を糊付けする方法。
  5. 【請求項5】コーチングが、基材の表面に適用された水
    性分散液を乾燥または硬化させることにより製造された
    生成物を含み、前記分散液が下記AおよびB A.ヒドロキシル末端ポリエステル樹脂と化学量論的に過
    剰のトリメリット酸無水物を反応させることによりカル
    ボキシル含有ポリエステル樹脂を形成すること、および B.前記生成物と、前記生成物のすべてのカルボキシル基
    と反応させるために化学量論的に必要とされるより少な
    い量の前記生成物のカルボキシル基と反応させることが
    できる少なくとも2つのエポキシ基を有するエポキシド
    とを反応させることにより工程Aの生成物を連鎖延長す
    ること、 の工程により製造される生成物を含む、分散された連鎖
    延長化カルボキシル含有ポリエステル樹脂を有する水性
    連続相を含むコートされた基材。
  6. 【請求項6】分散液がポリエステル樹脂用の硬化剤を含
    む、請求項5記載のコートされた基材。
  7. 【請求項7】硬化剤がメラミン架橋剤である、請求項5
    記載のコートされた基材。
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