JPH076472Y2 - ブラインドの昇降装置 - Google Patents
ブラインドの昇降装置Info
- Publication number
- JPH076472Y2 JPH076472Y2 JP732589U JP732589U JPH076472Y2 JP H076472 Y2 JPH076472 Y2 JP H076472Y2 JP 732589 U JP732589 U JP 732589U JP 732589 U JP732589 U JP 732589U JP H076472 Y2 JPH076472 Y2 JP H076472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower frame
- blind
- frame
- head box
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、窓枠の上枠にヘッドボックス、下枠に下部フ
レームを設け、該ヘッドボックスと該下部フレームの間
に複数のスラットより成る横型ブラインド本体を配設し
て成るブラインドのスラットを昇降する昇降装置に関す
るもので、例えば天窓に水平方向に昇降（開閉）する型
式のブラインド或いは傾斜したブラインドに適用するに
適したブラインドの昇降装置に関するものである。
レームを設け、該ヘッドボックスと該下部フレームの間
に複数のスラットより成る横型ブラインド本体を配設し
て成るブラインドのスラットを昇降する昇降装置に関す
るもので、例えば天窓に水平方向に昇降（開閉）する型
式のブラインド或いは傾斜したブラインドに適用するに
適したブラインドの昇降装置に関するものである。
一般に、横型ブラインドは、スラット列の下端に設けた
下板を昇降コードによって昇降させることによって開閉
を行なうように構成されている。しかし、このような横
型ブラインドは水平型のブラインド或いは傾斜型のブラ
インドには適用できない。
下板を昇降コードによって昇降させることによって開閉
を行なうように構成されている。しかし、このような横
型ブラインドは水平型のブラインド或いは傾斜型のブラ
インドには適用できない。
本出願人は、このような水平型或いは傾斜型のブライン
ドにも適用できるものとして、上下の固定枠の間に平行
移動する移動枠を設け、昇降コードをこれらの固定枠と
移動枠との間に緊張状態に配置して、移動枠を昇降する
ことによって開閉できるブラインドを開発した。その一
例を実願昭57−15449号（実開昭58−118194号）に示
す。このブラインドは、移動枠を手で上げ下げすること
によって開閉される。このように、移動枠を手で上げ下
げする構造では、昇降コードを移動枠に固定する際にス
プリングを介して固定して、スプリングの張力で移動枠
を好みの高さに係止するようにしなければならない。し
かし、このような構造では、昇降操作時にスプリングの
張力が抵抗となって、操作が重く、また、移動枠を手で
操作するため、高所にとりつけることができない。
ドにも適用できるものとして、上下の固定枠の間に平行
移動する移動枠を設け、昇降コードをこれらの固定枠と
移動枠との間に緊張状態に配置して、移動枠を昇降する
ことによって開閉できるブラインドを開発した。その一
例を実願昭57−15449号（実開昭58−118194号）に示
す。このブラインドは、移動枠を手で上げ下げすること
によって開閉される。このように、移動枠を手で上げ下
げする構造では、昇降コードを移動枠に固定する際にス
プリングを介して固定して、スプリングの張力で移動枠
を好みの高さに係止するようにしなければならない。し
かし、このような構造では、昇降操作時にスプリングの
張力が抵抗となって、操作が重く、また、移動枠を手で
操作するため、高所にとりつけることができない。
本考案は、上記の如く、移動枠を直接手で操作すること
なく、また、スプリングを介して昇降コードを傾動枠に
とりつけることがなく、従って、操作力が小さく、ま
た、下部フレームから昇降コードを引き出して、これに
よって操作部を構成し、この操作部によって、窓の高さ
に関係なくブラインドの開閉を行なうことのできるブラ
インドの昇降装置を提供しようとするものである。
なく、また、スプリングを介して昇降コードを傾動枠に
とりつけることがなく、従って、操作力が小さく、ま
た、下部フレームから昇降コードを引き出して、これに
よって操作部を構成し、この操作部によって、窓の高さ
に関係なくブラインドの開閉を行なうことのできるブラ
インドの昇降装置を提供しようとするものである。
本考案は上記の課題を解決するための手段として、窓枠
の上枠にヘッドボックス、下枠に下部フレームを設け、
該ヘッドボックスと該下部フレームの間に複数のスラッ
トより成る横型ブラインド本体を配設して成るブライン
ドのスラットを昇降する昇降装置において、該ブライン
ドの下板の長手方向端部に一端を固定し、他端を上方に
導きヘッドボックス端部に設けたプーリを廻らせ、下方
に垂下し、下部フレーム内に導入し、下部フレーム内を
水平方向に他端まで導き、該下部フレームの他端より上
方に導出した後に下板の反対側端部に固定した昇降コー
ドを左右一組設け、該昇降コードのどちらか一方の中間
部分を下部フレームより導出し、操作部としたことを特
徴とするブラインドの昇降装置を提供する。
の上枠にヘッドボックス、下枠に下部フレームを設け、
該ヘッドボックスと該下部フレームの間に複数のスラッ
トより成る横型ブラインド本体を配設して成るブライン
ドのスラットを昇降する昇降装置において、該ブライン
ドの下板の長手方向端部に一端を固定し、他端を上方に
導きヘッドボックス端部に設けたプーリを廻らせ、下方
に垂下し、下部フレーム内に導入し、下部フレーム内を
水平方向に他端まで導き、該下部フレームの他端より上
方に導出した後に下板の反対側端部に固定した昇降コー
ドを左右一組設け、該昇降コードのどちらか一方の中間
部分を下部フレームより導出し、操作部としたことを特
徴とするブラインドの昇降装置を提供する。
以下、図示の実施例を参照して本考案を説明する。
図中、１は窓枠の上枠、２は窓枠の下枠、３は該上枠に
固定されたヘッドボックス、４は窓枠の下枠に固定され
た下部フレーム、５はヘッドボックス３と下部フレーム
との間に配置された複数のスラットより成る横型ブライ
ンド本体を示す.6は横型ブラインドのスラット、７はラ
ダーコード、８は下板を示す．このブラインドは電動型
のもので９はモータ、10はモータの回転シャフト、11は
回転ドラムを示す。
固定されたヘッドボックス、４は窓枠の下枠に固定され
た下部フレーム、５はヘッドボックス３と下部フレーム
との間に配置された複数のスラットより成る横型ブライ
ンド本体を示す.6は横型ブラインドのスラット、７はラ
ダーコード、８は下板を示す．このブラインドは電動型
のもので９はモータ、10はモータの回転シャフト、11は
回転ドラムを示す。
昇降コードは２本設けられ、その一方の昇降コード12
は、下板８の一端に固定されこれから上方に導かれ、ヘ
ッドボックス３の端部に設けたプーリ13aを廻ぐって下
方にのび、下部フレーム４内に導入され、プーリ13bを
廻ぐって下部フレーム４内を水平にのび、他端でプーリ
13cを廻ぐって上方にのび、下板８の他端に固定され
る。また、他方の昇降コード14は、下板８の他端に固定
され、これから上方に導かれ、ヘッドボックス３の端部
に設けられたプーリ15aを廻ぐって下方にのび、下部フ
レーム４内に導入され、プーリ15bを廻ぐって下部フレ
ーム内を水平にのび、他端でプーリ15cを廻ぐって上方
にのび下板８の一端に固定される。
は、下板８の一端に固定されこれから上方に導かれ、ヘ
ッドボックス３の端部に設けたプーリ13aを廻ぐって下
方にのび、下部フレーム４内に導入され、プーリ13bを
廻ぐって下部フレーム４内を水平にのび、他端でプーリ
13cを廻ぐって上方にのび、下板８の他端に固定され
る。また、他方の昇降コード14は、下板８の他端に固定
され、これから上方に導かれ、ヘッドボックス３の端部
に設けられたプーリ15aを廻ぐって下方にのび、下部フ
レーム４内に導入され、プーリ15bを廻ぐって下部フレ
ーム内を水平にのび、他端でプーリ15cを廻ぐって上方
にのび下板８の一端に固定される。
昇降コード14は下部フレーム４の途中で下方に導き出さ
れて操作部16を構成する。この操作部16は輪状となって
いて、これにプーリ17を介してコードウエィト18が下げ
られる。このコードウエィトは昇降コードを緊張状態に
保つもので、この操作部を例えば壁面に固定されたフッ
ク19に固定することによって、ブラインドを所望の昇降
位置に固定できる。
れて操作部16を構成する。この操作部16は輪状となって
いて、これにプーリ17を介してコードウエィト18が下げ
られる。このコードウエィトは昇降コードを緊張状態に
保つもので、この操作部を例えば壁面に固定されたフッ
ク19に固定することによって、ブラインドを所望の昇降
位置に固定できる。
この昇降装置においては、操作部の一方のコード部分或
いは他方のコード部分を引くことによって、スラットの
昇降を行なうことができ、また、昇降コードは常に緊張
状態に保持されるので、ブラインドを傾斜窓或いは水平
窓にとりつけることができる。
いは他方のコード部分を引くことによって、スラットの
昇降を行なうことができ、また、昇降コードは常に緊張
状態に保持されるので、ブラインドを傾斜窓或いは水平
窓にとりつけることができる。
本考案による昇降装置では、ブラインドをあらゆる角度
の傾斜窓、或いは水平窓に適用することができ、その昇
降機構は簡素化されていて低コストで製造できる。然し
て、前記のように従来の下板を手で上げ下げする方法で
は昇降コードを下板に固定する際にスプリングを介して
固定して、該スプリングの張力で下板を好みの高さに係
止できるようにしているため、昇降動作時にはスプリン
グの張力が抵抗となり、操作が重いことや、下板を直接
手で操作するために、高所に取り付けることができない
といった問題があった。しかし、本考案では、下板に直
接昇降コードを取り付けてスプリングは設けていないた
め、操作力が軽く、下部フレームを通る昇降コードを該
下部フレームから引き出して操作部を構成しているので
操作部の長さをブラインドの取り付け高さに合せて調節
すれば窓の高さに関係なく操作を行なうことができる。
の傾斜窓、或いは水平窓に適用することができ、その昇
降機構は簡素化されていて低コストで製造できる。然し
て、前記のように従来の下板を手で上げ下げする方法で
は昇降コードを下板に固定する際にスプリングを介して
固定して、該スプリングの張力で下板を好みの高さに係
止できるようにしているため、昇降動作時にはスプリン
グの張力が抵抗となり、操作が重いことや、下板を直接
手で操作するために、高所に取り付けることができない
といった問題があった。しかし、本考案では、下板に直
接昇降コードを取り付けてスプリングは設けていないた
め、操作力が軽く、下部フレームを通る昇降コードを該
下部フレームから引き出して操作部を構成しているので
操作部の長さをブラインドの取り付け高さに合せて調節
すれば窓の高さに関係なく操作を行なうことができる。
また、昇降操作開始当初に必要な昇降コードの遊びは操
作コードとして下部フレームから引き出されている部分
で吸収することができるので、操作はスムーズである。
さらに、一端をヘッドボックスに固定し、他端を下部フ
レームに固定するとともに、スラット及び下板を貫通す
るガイドワイヤを張設すれば、天窓等の水平な窓面に取
り付けてもスラットが自重で垂れ下がるようなことがな
い。
作コードとして下部フレームから引き出されている部分
で吸収することができるので、操作はスムーズである。
さらに、一端をヘッドボックスに固定し、他端を下部フ
レームに固定するとともに、スラット及び下板を貫通す
るガイドワイヤを張設すれば、天窓等の水平な窓面に取
り付けてもスラットが自重で垂れ下がるようなことがな
い。
図面は本考案に係るブラインドの昇降装置の一実施例を
示す正面図である。 ３…ヘッドボックス、４…下部フレーム、５…横型ブラ
インド本体、８…下板、12,14…昇降コード、16…操作
部。
示す正面図である。 ３…ヘッドボックス、４…下部フレーム、５…横型ブラ
インド本体、８…下板、12,14…昇降コード、16…操作
部。
Claims (1)
- 【請求項１】窓枠の上枠にヘッドボックス、下枠に下部
フレームを設け、該ヘッドボックスと該下部フレームの
間に複数のスラットより成る横型ブラインド本体を配設
して成るブラインドのスラットを昇降する昇降装置にお
いて、該ブラインドの下板の長手方向端部に一端を固定
し、他端を上方に導きヘッドボックス端部に設けたプー
リを廻らせ、下方に垂下し、下部フレーム内に導入し、
下部フレーム内を水平方向に他端まで導き、該下部フレ
ームの他端より上方に導出した後に下板の反対側端部に
固定した昇降コードを左右一組設け、該昇降コードのど
ちらか一方の中間部分を下部フレームより導出し、操作
部としたことを特徴とするブラインドの昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP732589U JPH076472Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ブラインドの昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP732589U JPH076472Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ブラインドの昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299193U JPH0299193U (ja) | 1990-08-07 |
| JPH076472Y2 true JPH076472Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31212242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP732589U Expired - Lifetime JPH076472Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ブラインドの昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076472Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP732589U patent/JPH076472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0299193U (ja) | 1990-08-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |