JPH0764309B2 - 浮ドックシステム - Google Patents

浮ドックシステム

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JPH0764309B2
JPH0764309B2 JP1291406A JP29140689A JPH0764309B2 JP H0764309 B2 JPH0764309 B2 JP H0764309B2 JP 1291406 A JP1291406 A JP 1291406A JP 29140689 A JP29140689 A JP 29140689A JP H0764309 B2 JPH0764309 B2 JP H0764309B2
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スローン スティーヴン
ビー.イーソン リチャード
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インフィニティー ドック システムズ,インコーポレイテッド
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/06Moles; Piers; Quays; Quay walls; Groynes; Breakwaters ; Wave dissipating walls; Quay equipment
    • E02B3/062Constructions floating in operational condition, e.g. breakwaters or wave dissipating walls
    • E02B3/064Floating landing-stages
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/11Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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  • Structural Engineering (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、どのような大きさのマリーナにも対応できる
ように設計され、また様々な気象条件のもとで、かつガ
イドパイルの数が制限されている時でさえも、実際の荒
波の中で、船を保護することができる丈夫なモジュール
で作られた浮ドックシステムに関する。
[従来の技術] 人々は丸太にまたがって大海原に向かって初めて出てい
ったほとんどその同じ頃から係留船の問題に取組んでき
た。古代において漁が終わったような時に単に船を海岸
に引込むことは可能であったが、そのような方法は十分
な人力が得られる状況においてのみ可能となるものであ
り、今日のヨット操縦者にとっては想像にも及ばないこ
とである。更に、このような古代のやり方は、沿岸地域
の込みあっている今日ではもはや得ることはできないよ
うな広大なビーチスペースを必要とする。
[発明が解決しようとする課題] 船をドック入りさせ係留させるために、ル・アーブルの
防波堤のように、過度の潮流から船を守ることができる
防潮門を備えた保護港や、船をつなぎ留めておくことが
できる固定されたドックやパイア、本発明の分野である
浮ドックやパイアなどを含む多くの方法が考案されてい
る。浮ドックシステムは、陸地において船を係留するた
めのスペースが得にくくなるのに従って、かつては広々
としていた外洋であった領域に船を係留するためのスペ
ースを提供できる。浮ドックは係船ロープ、碇、ガイド
パイルなどによって全体が押流されないようにしなけれ
ばならない。本発明は発明者が知っているシステムより
も少数のガイドパイルしか必要としないシステムを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、通常長方形をした少なくとも1つのメインド
ックフロートモジュールを有し、該メインドックフロー
トモジュールは浮揚ユニット、デッキユニット、各端で
前記モジュールを隣接するモジュールに対して留めつけ
るための固定手段、各々のモジュールの側面に取付けら
れ、ガイドパイルを摺動可能にはめるための案内手段、
隣接するフィンガーパイア間に係留停泊水面を形成する
ために各々のドックの少なくとも一方の側面上に取付け
られたフィンガーパイアからなる。実際の使用におい
て、ドックシステム全体は潮流などによる水位の変化に
対応してガイドパイルに沿って上下に浮遊する。メイン
ドックフロートモジュール間の接点や、メインドックフ
ロートモジュールとフィンガーパイア間の接点は、ヒン
ジによって水平につながれている。このため、構造物全
体に対して水面の動きに対応する可撓性が与えられる。
メインドックフロートモジュールは、中央に位置してい
て、かつその全長に渡って見られる需給溝部を備えてい
ることが望ましく、電力ポストはドック構造物全体によ
って作り出された各々の停泊水面において電力アウトレ
ットを提供するために、メインドックフロートモジュー
ルに沿った適当な場所に置かれていることが望ましい。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から、本発明によるドックシステムは先端が相互
に連結するメインドックフロートモジュール11と好まし
くは実質的にその上の船体中央部の位置でメインドック
フロートモジュール11に対して垂直に連結されるフィン
ガーパイア12とを有することが分かる。フローティング
アッセンブリーはガイドパイル13に対して摺動可能な状
態で留められていて、アッセンブリー全体は該アッセン
ブリーが浮遊している潮流の干満やその他の水位の変化
によってガイドパイルに沿って上下に動く。係留停泊水
面は14で示されており、船はクリート15によってフィン
ガーパイア12の両側に留めつけられる。ドッキングパイ
ル16はドッキング操縦を助けるために使用される。電力
ポスト17は各々の停泊水面に備えられている。アッセン
ブリーの様々なユニットは、好ましくはヒンジ連結部に
よって連結されており、それによってアッセンブリーが
局所的な水の動きに対して迅速で自由な対応ができ、ド
ックの表面をぬらす波の動きを少なくするようにアセン
ブリーに対して実質的な可撓性を与える。アッセンブリ
ーは他のドックのデザインと比較すると非常にすっきり
した形状を備え、フィンガーパイア12に横付けして係留
している船は、フィンガーパイア12の全長に沿って入船
可能である。また、必要に応じてガイドパイルもフィン
ガーパイア12の端に設置することができる。デッキ敷板
28は図に示されている通り矢筈模様に敷かれているが、
他のパッターンを使用しても良い。
メインドックフロートモジュールのフロートの構成が第
2図に示されている。第2図において、浮揚ユニットは
平行に並んでいる3本の円筒形スチールタンク18として
示される。該スチールタンクは、好ましくは箱形梁であ
る梁19によって一定の間隔をおいて支えられている。横
断梁19はブラケット20によって、好ましくは溶接によっ
てタンク18に固定されている。これは第2図の断面を示
す第3図において詳細に説明される。第3図および第4
図によって示されるように、タンク18は、好ましくは、
喫水線50が実質上タンク18の水平直径上にくるように浮
遊している。スチールタブ26は必要なフリーボード51を
生みだすために要求される長さに作られる。このように
あらゆる大きさの船に対応するために必要な高さのフリ
ーボード51が提供される。タンク18の端の横断梁19は、
各々雄部と雌部のヒンジ部21と22とを有する。第6図
A、B、および第7図A、Bにおいて更に詳細に示され
るように、ヒンジ部は各々メインドックフロートモジュ
ール11の端の外方に位置している***23を有する。ヒン
ジはヒンジ部21と22の対になっている***にピンを通す
と完全なものとなる。メインドックフロートモジュール
11の端の内方に位置している横断梁19は、タンク18の外
方に伸びており、フィンガーパイアヒンジ部25を支えて
いる縦方向の梁24を保持する。一続きのスチールタブ26
はデッキングが取付けられているタンク18の上部(第4
図および第8図参照)に沿って一定の間隔をあけて溶接
されている。デッキ構造部はスチールタブ26に固定され
ているジョイント27を含み、デッキ敷板28(第8図参
照)はジョイント27に取付けられている。第8図におい
て更に詳細に示されるように、需給溝部29はジョイント
とデッキ敷板に囲まれており、好ましくは、タンクの中
央線上にあり、また、カバー30を備えている。ブラケッ
ト20のデザインは第5図AおよびBにおいて詳細に示さ
れる。
ヒンジのデザインは第6(A、B)図および第7(A、
B)図において詳細に示されており、それによれば、ブ
ラケット20の断面図はもちろん、タンク18の端および横
断梁19も示される。ヒンジ部31は雌ヒンジを形成するた
めに対にして使用されるが、それは実質上、雄ヒンジを
形成している単一のヒンジ部32と一致していることが分
かる。ヒンジ部は、横断梁19にしっかりと溶接されてお
り、様々な形のスタビライザー32は用いられているヒン
ジ部31に加えられる曲げモーメントに耐えるために使用
される。
フィンガーパイア12のフロート構成が第9図において示
される。第9図では、固定されたメインドックフロート
モジュール11において用いられた方法と類似の方法で、
ブラケット35に溶接されている横断梁34によって一定の
間隔をおいて平行に支えられている2本のタンク33が示
される。該タンク33上にはブラケット35が溶接されてい
る。内方のフィンガー横断梁34Aは実質上長めに、たと
えば外方のフィンガー横断梁34のほぼ2倍の長さに、作
られる。好ましくは横断梁34の外側の端に固定されてい
るヒンジ部31がメインドックフロートモジュール11に固
定されている縦方向の外方梁24に固定されているヒンジ
部21に結合された時、フィンガーパイア12の外側の端が
さまようのを防ぐことができるようにつくられたレバー
アームを提供するためである。タンク33に溶接されてい
るスチールタブ26は、第2図に示されているメインドッ
クフロートモジュールに関連して述べられたものと同
様、横断ジョイントおよびデッキ敷板を支えている。
第10A図はフィンガーパイア12とメインドックフロート
モジュール11の連結部の横断面図を示している。メイン
タンク18とフィンガータンク33がメインドックフロート
モジュール11上の縦方向の梁24とフィンガーパイア12に
おける横断梁34Aと一緒に示される。スチールタブ26、
ジョイント27、及びデッキ敷板28もまた示される。フィ
ンガーパイア12にあるヒンジ部31とメインドックフロー
トモジュール11とはヒンジ部の***23にボルト36を挿入
することによって2つのユニット間にヒンジ式の連結部
を形成するために各々に固定されている。これはヒンジ
連結部の詳細図である第10B図および第10C図においてよ
り詳しく示される。
ボルト36および***23は使用しているうちに腐食してく
る。これはヒンジ部***に関してはヒンジ***において
ステンレススチールブッシング37を用いる(第10C図参
照)ことによって緩和される。このように、摩耗は主と
して、相対的に安価で、入手しやすく、かつ比較的交換
が簡単なボルトに生じる。ヒンジを水面上でできるだけ
高い位置に維持することはしばしば起こり得る湿りやそ
の結果として生じる腐食を軽減し、ヒンジの摩耗した部
分の点検も楽にする。第10図Aに見られるように、メイ
ンドックフロートモジュール11およびフィンガーパイア
12のデッキングレベルはできるだけ同一平面上にあるこ
とが望ましい。これは、様々なモジュール上での荷積み
によって要求されるもののようにタンクに水を入れるこ
とでなされる。
河川や湖の底までパイルを打込むことには多少なりとも
困難が伴うものであり、天候や水深によってさらに困難
にもなりかねない。パイルドライバーは通常、波の動
き、風、ドライバー自体の動きなどの要素によって動き
回るフロートすなわちはしけに据え付けられる。これら
の要素はすべて本来ドライブされるべきその正確なポイ
ントと、パイルの実際の位置との相違の原因となる。特
定のパイルは平面によって要求されるポイントから移動
される底まで6インチ(15.24cm)またはそれ以上の長
さである。第11A図に平面図で、第11B図に断面図により
示されたパイルガイドアッセンブリー38は、誤って設置
されたパイルの問題を軽減するようにデザインされてい
る。パイルガイドアッセンブリー38は、通常スチールで
作られたフレーム39を有し、該フレームは内部に使い捨
てで交換可能な(木製の)ライニング40を有し、このラ
イニングは、シャンク42に取付けられているジョー41の
中を調節可能にはめられる。フレーム39は該フレームが
据付けられているフロートに関しては、フレーム39をジ
ョー41に固定するために通すボルト45が通る穴であるフ
レームのボルトホール43およびジョースロットホール44
によって縦方向に調節が可能である。シャンク42はボル
トホール43を備えており,該ボルトホールは第11B図に
示されるように、横方向の調節を可能にするために横断
梁19のスロットホール44に組合わされる。この場合、横
断梁19として正方断面の箱形げたを用い、横断梁19の中
空の部分に体裁よくおさまった正方断面のシャンク42を
備えていると都合がよい。ガイドパイル13は第11A図と
第11Bに示される。
時には、ガイドパイルをフィンガーパイア12の外方の端
に備えていることが望ましい。このような状況では、第
12図において示されるように、端構造物が用いられる。
第12図において、タンク33は横断梁34とともに示され
る。枠組み47はタンクの上および周囲に固定されてお
り、横断梁34にも固定されている。ガイドパイルによる
更に多くのサポートをフィンガーパイアの端に備えるこ
とが出来るようにするために、枠組み47とスタビライザ
ー49とによって支えられており、かつガイドパイルアッ
センブリー38を受止めることができる箱形部48が備えら
れている。
輸送と運搬のためにフロートユニットは運搬可能なモジ
ュールとして作られる。フィンガーパイアは部分ごとに
作られることが望ましく、そのような場合にふさわしい
フィンガーと縦方向の止め具が用いられることがわか
る。
好ましくは、フィンガーパイアとメインドックフロート
モジュールのすべてのエッジは、前述のように、係留し
ている船の側面を保護するためにフェンダーを備えてい
る。このようなフェンダーはフィンガーパイア全長にわ
たって取付けられていて、膨脹する防水布や合成シート
など可撓性のものである。フィンガーパイアに係留して
いる船はフィンガーパイア全長にわたって容易に入船で
き、これは多くのマリーナの設計に欠けている特徴であ
る。本発明によれば、わずかなガイドパイルしか必要と
しないために、パイルが表に林立する他の多くのシステ
ムとは著しく異なるすっきりとしていて混乱していない
浮ドックを提供することができる。
本発明の浮ドックシステムはかなりの大きさで、安定性
があり、荷運搬能力を備えている。例えば、フロートす
なわちタンク18は直径30インチ(76.2cm)の螺旋状に溶
接されたパイプで、油を燃料とする製品やその他の目的
のために使用されているものと同様の材料を用いてい
る。タンク18間の横方のスペース52(第4図参照)はメ
インドックフロートモジュール11にある許容範囲内の幅
53しだいで様々に変化する。例えば、直径30インチ(7
6.2cm)のタンク18が3本では幅53は10フィート(約3
m)か12フィート(約3m60cm)かまたはそれ以上であ
る。安定性や荷運搬能力を備えている時には幅を狭くす
ることが、環境保護上必要なことである。
他のデッキシステムにおいては、パイア全体に沿って大
量の電力負荷が必要とされる時、長いパイアの端まで必
要な電力を供給することは不可能であることが分る。こ
の発明では,変圧器(電力ポスト)17はドックに沿って
備えられており、その各々は需給溝部29に沿って供給さ
れ、それによって各々の停泊水面に対して適当な電力を
供給できる。要求された能力を備える変圧器は2000ポン
ド(約900kg)もしくはそれ以上の重量である。本発明
の構造物では容易にこのような重量のものを乗せること
ができる。スチロフォーム浮揚部を用いたドックシステ
ムにおいては、この重量のものを乗せるためには30フィ
ート(約9m)もしくはそれ以上の幅が必要である。30フ
ィート(約9m)の浮ドックは環境上容認しがたいもので
ある。
本発明によって可能になった安定性と荷運搬能力は公共
の安全という面からみても重要である。ドックやフィン
ガーパイアに沿って歩行者が歩いたとしても構造物は傾
かない。そのため歩行者が落下するなどの危険が少なく
なる。
本発明を他の面から見ると、スチールタンク18および横
断梁19は第13図に示されるようにモジュラーユニットと
して組立てられている。横断梁19の端のフランジ54はボ
ルトまたは類似の物によってフランジされたスペーサー
55に連結されており、該スペーサー55は任意の都合のよ
い長さであればいかなる長さであってもよい。このモジ
ュラーでは非常に多くの船積みのスペースを確保するこ
とができる。
第14図によって示されるような鎖やケーブルによってメ
インドックフロートモジュール11またはフィンガーパイ
ア12の端や縁の水面下に吊下げられた偏心的に積まれた
潜水面すなわちプレート56によって、荒波の中でドック
の動きは効果的に静められることが分かる。示された潜
水面56はスチール板であり、これは、例えば、シャック
ルや同様のものによって、吊下げるための鎖をつなぐこ
とができるような穴58があいている強固なフレーム57を
備えた約4フィート(約1.2m)x8フィート(約2.4m)の
ものである。4本の鎖が使用され、吊下げ鎖はフロート
の横断梁19の他方の端とつながれているためプレート56
が通常水面位置にあるようなものが望ましい。プレート
56はウェイト59によって偏心的に積まれている。潜水面
がつながっているフロートが波の動きによって押し下げ
られると、プレート56の重みを付加された側が沈む。そ
して、フロートが浮き始めると鎖はプレート56を押付
け、フロートの動きは効果的に急に止められることにな
る。プレート56を幾分または完全に横切っているトリッ
パーアングル鉄60は波の動きによってプレートがトリッ
ピングするのを助ける。
タンク18は清潔で保護のために内外を塗装され、必要な
らば防食ペイントでコーティングされる。バラストを必
要に応じて加えたり取り除いたりするためにポンプが備
わっている。工業用亜鉛が腐食を軽減するために用いら
れる。
[発明の効果] 以上の説明したように、本発明によれば、少数のガイド
パイルで構成された浮ドックによって船が繋留するため
のスペースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって提供される典型的な停泊水面ア
ッセンブリの一部を示す斜視図、第2図は本発明によっ
て提供されるメインドックフロートモジュールの構成を
示す平面図、第3図は第2図において示されたメインド
ックフロートモジュールの横断面図、第4図は第2図に
おいて示されたメインドックフロートモジュールの他の
横断面図、第5A図および第5B図はフロートタンクと横断
部材とを連結するブラケットのデザインを示す図、第6A
図及び第6B図はそれぞれメインドックフロートモジュー
ルと連結するためのヒンジのデザインを示す平面及び断
面図、第7A図及び第7B図はそれぞれメインドックフロー
トモジュールと連結するための代わりのヒンジのデザイ
ンを示す平面及び断面図、第8図は需給溝部とメインド
ック構成およびフロートタンクとの関係を示す横断面
図、第9図は本発明によって意図されたフィンガーパイ
アの構成を示す平面図、第10A図はフィンガーパイアと
メインドックフロートモジュールとの間の連結手段を示
す横断面図、第10B図および第10C図はそれらの間のヒン
ジ部を示す横断面図、第11A図および第11B図はそれぞれ
ガイドパイルアッセンブリーの平面および横断面図、第
12図は端にガイドパイルを備えるフィンガーパイアの端
の詳細を示す図、第13図は船積にかかるコストを節約す
るアッセンブリータイプの構成を可能にするフロートの
モジュール構成および横断梁を示す図、第14図および第
14A図は荒波の中でのドック構造物の動きを安定させる
ための潜水面スタビライザーの構成を示す図である。 11……メインドックフロートモジュール、12……フィン
ガーパイア、13……ガイドパイル、14……係留停泊水
面、15……クリート、16……ドッキングパイル、17……
電力ポスト(変圧器)、18……スチールタンク(メイン
タンク)、19……横断梁、20……ブラケット、21、22…
…ヒンジ部、23……***、24……縦方向の梁、25……フ
ィンガーパイアヒンジ部、26……スチールタブ、27……
ジョイント、28……デッキ敷板、30……カバー、31……
ヒンジ部、32……スタビライザー、33……タンク(フィ
ンガータンク)、34……横断梁、35……ブラケット、36
……ボルト、37……ステンレススチールブッシング、38
……バイルガイドアッセンブリー、39……フレーム、40
……ライニング、41……ジョー、42……シャンク、43…
…ボルトホール、44……スロットホール、45……ボル
ト、47……枠組み、48……箱形部、49……スタビライザ
ー、50……喫水線、51……フリーボード、52……スペー
ス、53……幅、54……フランジ、55……スペーサー、56
……フレート、57……フレーム、58……穴、59……ウェ
イト、60……トリッパーアングル鉄。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−65022(JP,U) 米国特許4070980(US,A)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質上長方形をした少なくとも1つのメイ
    ンドックフロートモジュール(11)を有し、該メインド
    ックフロートモジュールは少なくとも一つの浮揚ユニッ
    ト(18,19,20)、デッキ構造部(27、28)、各端で前記
    メインドックフロートモジュールを隣接するメインドッ
    クフロートモジュールに対して留めつけるための固定手
    段(21,22)、前記メインドックフロートモジュールの
    側面に取付けられ、ガイドパイル(13)を摺動可能には
    めるための案内手段(38)、および前記メインドックフ
    ロートモジュールの少なくとも一方の側面上の、実質的
    に船体中央部にあたる位置に取付けられたフィンガーパ
    イア(12)を有し、 前記メインドックフロートモジュールは、実質的に前記
    メインドックフロートモジュールの長さ方向に伸びて、
    かつ互いに平行に堅く固定されている複数の円筒形のス
    チールタンク(18)を有し、前記タンクの各々は、前記
    デッキ構造部を固定するように溶接された一組のスチー
    ルタブ(26)を備えている浮ドックシステム。
  2. 【請求項2】メインドックフロートモジュール(11)に
    取付け可能なフィンガーパイア(12)であって、該フィ
    ンガーパイアは浮揚手段(33,34,35)、デッキ手段(2
    7,28)、および前記フィンガーパイアの少なくとも一端
    で前記フィンガーパイアを前記メインドックフロートモ
    ジュールに取付けるための取付け手段(34A,31)を有
    し、前記取付け端は前記フィンガーパイアの残りの幅に
    比較して広い幅を持ち、 前記浮揚手段は、前記デッキ手段が固定されているとこ
    ろに溶接された上方に伸びるスチールタブ(26)をもつ
    少なくとも1つの縦方向にのびたスチールタンク(33)
    と、該タンクに堅く固定された前記タンクの端の外方に
    位置するヒンジピン穴(23)を備えたヒンジ部(31)と
    を有するフィンガーパイア。
  3. 【請求項3】複数のメインドックフロートモジュール
    (11)を有し、該メインドックフロートモジュールの各
    々は浮揚ユニット(18,19,20)、デッキ構造部(27、2
    8)、前記メインドックフロートモジュールを両端を接
    して固定するための固定手段(21,22)、前記メインド
    ックフロートモジュールの各々の側面上に位置し、ガイ
    ドパイル(13)を摺動可能にはめるための案内手段(3
    8)、および前記メインドックフロートモジュールに対
    して、実質上垂直に結び付けられた複数のフィンガーパ
    イア(12)で、前記フィンガーパイアはそれらの間に係
    留停泊水面(14)を形成し、前記フィンガーパイアの各
    々は浮揚手段(33,34,35)、デッキ手段(27,28)、前
    記フィンガーパイアを前記メインドックフロートモジュ
    ールに固定するための固定手段(34A,31)を有し、 前記メインドックフロートモジュールは、該メインドッ
    クフロートモジュールの実質上全体にわたる長さに沿っ
    ている需給溝部(29)を備え、前記需給溝部は前記需給
    溝部内部の点検のために備えられた取外し可能なカバー
    (30)を持つ浮ドックシステム。
  4. 【請求項4】前記タンク(18)は、該タンクの最上部に
    溶接されたブラケット(20)によって一定の間隔を保っ
    て互いに堅く固定されており、前記ブラケットは前記タ
    ンクの船体に対して横方向に伸びる箱形梁(19)に溶接
    され、前記箱形梁は前記タンクの端の外方に位置するヒ
    ンジピン穴(23)を備えたヒンジ部(21,22)を有する
    請求項1記載の浮ドックシステム。
  5. 【請求項5】前記フィンガーパイア(12)上の横断梁
    (34A)に位置するヒンジ部(31)は、前記メインドッ
    クフロートモジュール(11)上の縦方向の梁(24)に位
    置するヒンジ部(25)に結合されている請求項1記載の
    浮ドックシステム。
  6. 【請求項6】2方向に調節可能なパイル案内手段(38)
    は、前記箱形梁のうち少なくとも1つの箱形梁の端に挿
    入されている請求項4記載の浮ドックシステム。
  7. 【請求項7】フェンダーが前記フィンガーパイアによっ
    て形成される停泊水面に係留している船の側面を保護す
    るために、実質的にはその全体にわたる長さに沿って配
    置されている請求項2記載のフィンガーパイア。
  8. 【請求項8】メインドックフロートモジュール各々につ
    き1つしかガイドパイルを持たずにガイドパイルと結合
    している請求項1記載の浮ドックシステム。
  9. 【請求項9】前記ヒンジピン穴の各々はステンレススチ
    ールブッシング(37)とともに広がっている請求項4記
    載の浮ドックシステム。
  10. 【請求項10】ガイドパイルのそばで摺動可能に適合す
    るようにつくられたフレーム(39)を有し、前記フレー
    ムは調節可能なようにジョー(41)に据付けられてお
    り、前記ジョーは前記メインドックフロートモジュール
    に調節可能なように据付けが可能なシャンク(42)上に
    据付けられている請求項1記載の長方形のメインドック
    フロートモジュールとともに使用されるガイドパイル手
    段。
  11. 【請求項11】前記浮揚ユニットは、ブラケット(20)
    によって取付けられているスチールタンク(18)と梁
    (19)とを有し、前記梁は他の梁に取付けられている請
    求項1記載の浮ドックシステム。
  12. 【請求項12】少なくとも1つの円筒形のスチールタン
    ク(18,33)をフロートとして備えた浮きドックモジュ
    ール(11,12)と、吊り下げ手段によって実質上水面の
    位置に前記フロートから吊された偏心的に積まれたプレ
    ート(56)を含む潜水面動制動ユニットとの組合わせで
    あって、前記偏心の負荷(59)は、前記フロートが沈ん
    だとき、前記プレートを傾けるように働き、前記プレー
    トは、フロートが前記吊り下げ手段を介して伝達される
    力によって持ち上げられたとき、前記フロートの動作を
    止めるように働く上記組合わせ。
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