JPH0764206B2 - 全方向移動車のステアリング機構 - Google Patents

全方向移動車のステアリング機構

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JPH0764206B2
JPH0764206B2 JP60270054A JP27005485A JPH0764206B2 JP H0764206 B2 JPH0764206 B2 JP H0764206B2 JP 60270054 A JP60270054 A JP 60270054A JP 27005485 A JP27005485 A JP 27005485A JP H0764206 B2 JPH0764206 B2 JP H0764206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は複数の車輪を任意の方向に転換させて走行す
る全方向移動車のステアリング機構に関する。
[発明の背景] 一般に、車輪によって床面を走行する移動車には、前輪
を操舵して車体の向きを変えながら移動する車両型の移
動車と、全ての車輪の方向を転換させて車体の向きを変
えずに前後左右および斜めの全ての方向に移動する全方
向移動車とがあるが、上記車両型の移動車は、走行方向
を転換する際の旋回半径が大きいため、例えばオフィス
ロボットのような机の間の狭いスペース等でも方向を変
えながら移動する移動車や、指定された複雑な移動パタ
ーンに従って移動する移動車、あるいは急角度の方向転
換等を要求される移動車としては不向きである。そこ
で、全ての車輪の方向を転換させて車体の向きを変えず
に全方向に移動する全方向移動車が利用されている。
[従来技術] 上記のような全方向移動車のステアリング機構として
は、従来、第5図(A)(B)に示すように構成された
ものがある。即ち、この種のステアリング機構は、車体
1に筒状の4本のステアリング軸2・・・をそれぞれベ
アリング2a・・・を介して垂直に設け、このステアリン
グ軸2・・・の下端の各車軸受3・・・にそれぞれ、ゴ
ムタイヤ等からなる車輪4・・・を回転可能に設けると
共に、各ステアリング軸2・・・の上部にそれぞれステ
アリング用プーリ5・・・を設け、このプーリ5・・・
と車体1上に設けられたステアリング用駆動装置6の駆
動プーリ7とに1本のベルト8を巻回し、ステアリング
用駆動装置6で各ステアリング軸2・・・を所定角度回
動させることにより、すべての車輪4の向きを変え、走
行方向を転換するようになっている。また、全方向移動
車の走行は、車体1上に設けられた走行用駆動装置9で
各車輪4・・・を駆動することにより行なわれている。
即ち、車輪4の車軸4a・・・にはそれぞれ傘歯車10が設
けられており、この傘歯車10にはステアリング軸2内に
ベアリング11a、11aを介して回転可能に設けられた駆動
軸11の傘歯車11が噛み合っていると共に、駆動軸11の上
端はステアリング軸2の上方へ突出し、この突出した部
分にプーリ13がそれぞれ設けられており、このプーリ13
・・・と車体1上の走行用駆動装置9に設けられた駆動
プーリ15とにベルト14が巻回されている。しかして、走
行用駆動装置9によって駆動プーリ15が回転すると、こ
の回転はベルト14により各プーリ13・・・に伝達され、
これにより各駆動軸11・・・が回転し、この回転が互い
に噛み合う傘歯車10、12を介して各車軸4a・・・に伝達
され、車輪4・・・がそれぞれ回転して走行する。
しかしながら、このようなステアリング機構において
は、ステアリング用駆動装置6と走行用駆動装置9とが
独立して必要であり、しかも各駆動装置6、9の出力が
異なり、特に車輪4を駆動する走行用駆動装置9の出力
(パワー)が大きい。そのため、2種類の駆動装置(モ
ータ)が必要で、部品管理が煩雑となり、組み立て作業
が面倒であるばかりか、コストも高くなる等の問題があ
る。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、出力(パワー)の大きな
駆動装置を用いる必要がなく、出力の小さなもので済
み、しかも1つもしくは1種類の駆動装置で、ステアリ
ング用と走行用とに区別することなく、トータル的に制
御することのできる全方向移動車のステアリング機構を
提供することにある。
[発明の要点] この発明は、上記目的を達成するため、車体に複数のス
テアリング軸を回転可能に設けるとともに、各ステアリ
ング軸にそれぞれ少なくとも1つ以上の車輪を備え、こ
れら各車輪を任意の方向に転換させて走行する全方向移
動車のステアリング機構において、 各ステアリング軸の各軸中心から所定距離偏った位置
に、各車軸に一体に設けられた各車輪を設け、 各ステアリング軸に、車軸に設けられた従動傘歯車と、
ステアリング軸の軸中心に回転自在に設けられた筒状の
第1の駆動軸と、この第1の駆動軸に設けられて従動傘
歯車に噛み合う第1の駆動傘歯車と、第1の駆動軸内に
回転自在に設けられた第2の駆動軸と、この第2の駆動
軸に設けられて従動傘歯車に噛み合う第2の駆動傘歯車
とからなる各差動装置を設け、 車体に第1の伝達部材を介して第1の駆動軸をそれぞれ
駆動するとともに第2の伝達部材を介して第2の駆動軸
をそれぞれ駆動する駆動装置を設けたことを特徴とする
ものである。
この発明では、駆動装置により第1、第2の伝達部材を
介して第1、第2の各駆動軸を互いに逆方向に回転さ
せ、この状態で第1の駆動軸の回転数と第2の駆動軸の
回転数とが同じ回転数になるようにすると、差動腕であ
るステアリング軸は回転せず、車輪だけが回転して直進
走行する。また、例えば駆動装置で第1の伝達部材を介
して各第1の駆動軸のみを回転させ、第2の駆動軸の回
転を停止させると、車輪が転動しながらステアリング軸
が回転し、これにより車輪の向きが変わり、走行方向が
変わる。そして、上記2つの条件以外の場合には、ステ
アリング軸がある速度で回転して車輪の向きを変えなが
ら、車輪がある速度で回転して走行する合成動作を行な
う。
したがって、この発明によれば、第1の駆動軸と第2の
駆動軸との回転数の差を利用する差動装置により、車輪
を走行させたり車輪の向きを変えたりするので、従来の
ように出力(パワー)の大きさ駆動装置を用いる必要が
なく、出力の小さなもので済み、しかも1つもしくは1
種類の駆動装置で、ステアリング用と走行用とに区別す
ることなく、トータル的に制御することができ、このた
め部品管理および組立て作業などの簡素化を図ることが
できるとともに、コストの低減化をも図ることができ
る。
[実施例の構成] 以下、第1図から第4図を参照して、この発明の一実施
例を説明する。
第1図(A)〜(C)は全方向移動車を示す。この全方
向移動車の車体20には4つのステアリング軸21a〜21dが
四隅付近にそれぞれベアリング22・・・を介して回転自
在に設けられている。このステアリング軸21a〜21dはそ
れぞれ円筒状をなし、その下部には車輪23a〜23dおよび
差動装置24・・・が設けられている。車輪23a〜23dは第
1図(C)に示すように、各ステアリング軸21a〜21dの
車軸受25にベアリング26a、26aを介して回転可能に取付
けられた車軸26に一体的に回転するように設けられてい
る。この場合、車輪23a〜23dは各ステアリング軸21a〜2
1dの軸中心から所定距離rだけ偏った位置に配置されて
いる。また、差動装置24・・・は後述する第1、第2の
駆動装置27、28の出力を分配するものであり、分配した
出力を車輪23a〜23dに伝達して、車輪23a〜23dを適宜駆
動回転させるようになっており、その構成は総て同じで
あり、ここでは、第1図(C)に示す差動装置24につい
て説明する。この差動装置24は、ステアリング軸21aに
設けられたものであり、車軸26に取り付けられた従動傘
歯車29と、この従動傘歯車29に噛み合う第1、第2の駆
動傘歯車30、31と、第1の駆動傘歯車30が下端に取り付
けられてステアリング軸21a内の軸中心にベアリング32
a、32aを介して回転可能に設けられた筒状の第1の駆動
軸32と、第2の駆動傘歯車31が下端に取り付けられて第
1の駆動軸32内にベアリング33a、33aを介して回転可能
に設けられた第2の駆動軸33とからなっている。この場
合、第1の駆動軸32・・・の上端には第1図(B)に示
すように、それぞれ第1の従動プーリ34a〜34dが設けら
れており、また第2の駆動軸33・・・は上端がそれぞれ
第1の駆動軸32・・・の上方へ突出し、この突出した部
分に第2の従動プーリ35a〜35dが設けられている。
一方、第1、第2の駆動装置27、28は全く同じものであ
り、モータ、減速機、エンコーダ等からなり、第1図
(A)に示すように車体20上に設けられている。この場
合、第1の駆動装置27の出力軸27aには駆動プーリ36が
取付けられており、この駆動プーリ36と第1の従動プー
リ34a〜34dには第1の伝達ベルト37が巻回され、この第
1の伝達ベルト37によって駆動プーリ36の回転を各第1
の従動プーリ34a〜34dに伝達するようになっている。同
様に、第2の駆動装置28の出力軸28aには駆動プーリ38
が取付けられており、この駆動プーリ38と第2の従動プ
ーリ35a〜35dには第2の伝達ベルト39が巻回され、この
伝達ベルト39によって駆動プーリ38の回転を各第2の従
動プーリ35a〜35dに伝達するようになっている。
[実施例の作用] 次に、上記のように構成された全方向移動車のステアリ
ング機構の動作について、第2図および第3図を参照し
て説明する。
この場合、第1の駆動装置27によって回転する第1の従
動プーリ34a〜34dと、第2の駆動装置28によって回転す
る第2の従動プーリ35a〜35dとは第2図(A)に示すよ
うに、互いに逆方向へ回転するものとし、第1の従動プ
ーリ34a〜34dの回転数(これは第1の各駆動軸32の回転
数と同じである)をN1、第2の従動プーリ35a〜35dの回
転数(これは第2の各駆動軸33の回転数と同じである)
をN2、差動装置24の差動腕であるステアリング軸21a〜2
1dの回転数をNS、各車輪23a〜23dの回転数をNTとし、車
軸4aに設けられた従動傘歯車29の歯数をZ29、第1の駆
動傘歯車30の歯数をZ30とする。
そして、まず、全方向移動車を走行させる走行モードに
ついて説明する。この場合には、エンコーダを備えた第
1、第2の駆動装置27、28と同時に駆動すると共に、第
1の従動プーリ34a〜34dの回転数N1と、第2の従動プー
リ35a〜35dの回転数N2とが同じ回転数N(N=N1=N2
になるようにサーボ制御する。すると、第2図(B)に
示すように、差動腕であるステアリング軸21a〜21dの回
転数NSは零(NS=0)となり、ステアリング軸21a〜21d
は回転しないが、車輪23a〜23dの回転数NTはN・Z30/Z
29となり、各車輪23a〜23dが回転するので、全方向移動
車は直進する。
また、全方向移動車の方向を転換させるステアリング切
替モードについて説明する。この場合には、第1の駆動
装置27のみを駆動して、第1の従動プーリ34a〜34dを回
転数N(N=N1)で回転させ、第2の駆動装置28を停止
(N2=0)させる。すると、差動腕であるステアリング
軸21a〜21dの回転数NSと車輪23a〜23dの回転数NTとが後
述するある一定の比率(NT/NS=2・r/d、但し、dは
車輪の直径である。)となり、車輪23a〜23dが転動しな
がらステアリング軸21a〜21dも回転する。そのため、ス
テアリング軸21a〜21dは移動することがなく、車輪23a
〜23dのみがステアリング軸21a〜21dを中心に転動し、
その転動方向(車輪の向き)が変るので、全方向移動車
の走行方向が変更される。
なお、上述した2つの条件以外の場合には、全方向移動
車はステアリング軸21a〜21dがある速度で回転して走行
方向を変えながら、ある速度で走行する合成動作を行な
う。
ところで、上述した差動装置24を以下に示す表1を参照
して、さらに詳しく説明する。
但し、表1のZaは第1の駆動傘歯車30の歯数Z30であ
り、Zbは従動傘歯車29の歯数Z29である。
このような差動装置24において、「のりづけ法」により
第1の従動プーリ34aの回転数N1、第2の従動プーリ35a
の回転数N2、差動装置24の差動腕であるステアリング軸
21aの回転数NS、各車輪23a〜23dの回転数NTの関係を求
めると、 N1=NS+k ・・・(1) N2=−NS+k ・・・(2) NT=k・Z30/Z29 ・・・(3) となり、(1)(2)式からkを消去すると、 NS=(1/2)・(N1−N2) となり、またNS消去すると、 NT=(1/2)・(N1−N2)・(Z30/Z29) となる。
したがって、全方向移動車が方向転換する(ステアリン
グ軸を回動する)ときには、 NS=N/2 NT=(N/2)・(Z30/Z29) となる。そして、第1の駆動傘歯車30の歯数Z30と従動
傘歯車29の歯数Z29との比率と、車輪の半径(d/2)と車
輪の偏心距離rとの比率とを等しく設定した場合には、
上記2式に(Z30/Z29)=(d/2)/r代入する。する
と、 (NT/NS)=2・r/d となる。
ところで、上述したように、直径dの車輪をステアリン
グ軸の軸中心から距離rだけ偏らせて設けると、ステア
リング軸がθだけ回転した場合には、車輪はrθ
け転動しなければならない。これにより、車輪の回転角
度θを求めると、 θ=rθ/(d/2) θ=θ=2・r/d となる。よって、 (NT/NS=2・r/d が必要条件であることが証明され、上述して全方向移動
車の方向を転換させるステアリング切替モードは、この
条件を満足している。
しかして、上記のような全方向移動車のステアリング機
構によれば、1種類の駆動装置27、28で全方向移動車の
走行および方向転換を行なうことができるので、部品管
理および組み立て作業の簡素化を図ることができる。特
に、差動装置24で2つの駆動装置27、28の出力を制御し
ているので、従来のような出力の大きなものを用いる必
要がなく、出力の小さなもので済み、コストの低減化を
図ることもできる。
なお、この発明は上述した実施例に限らず、例えば第4
図に示すように、クラッチ40を備えた1つの駆動装置41
で車輪23a〜23dおよびステアリング軸21a〜21dを駆動す
るようにしても良い。即ち、駆動装置41はモータ、減速
機、エンコーダを備え、車体20の下面に設けられてい
る。この駆動装置41の一方の出力軸41aには傘歯車42が
設けられており、この傘歯車42には第1の駆動プーリ36
の支持軸36aに設けられた傘歯車43が噛み合っている。
また、駆動装置41の他方の出力軸44にはクラッチ40が連
結されている。そして、このクラッチ40の出力軸40aに
は傘歯車45が設けられており、この傘歯車45には第2の
駆動プーリ38の支持軸38aに設けられた傘歯車46が噛み
合っている。しかして、駆動装置41が動作すると共に、
クラッチ40が接続されると、各傘歯車42、43、および4
5、46により第1、第2の各駆動プーリ36、38が回転す
るので、上述した実施例の走行モードの場合と全く同様
に動作し、全方向移動車を直進させる。また、駆動装置
41は動作するが、クラッチ40の接続が断たれている場合
には、上述した実施例のステアリング切替モードの場合
と全く同様に動作し、全方向移動車の走行方向を変え
る。
また、上述した実施例では駆動装置27、28の回転を伝達
ベルト37、39で伝達しているが、この発明はこれに限ら
れることなく、歯車機構、リンク機構、チェーン等で行
なっても良いことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る全方向移動車のス
テアリング機構によれば、第1の駆動軸と第2の駆動軸
との回転数の差を利用する差動装置により、車輪を走行
させたり車輪の向きを変えたりするので、従来のように
出力(パワー)のの大きな駆動装置を用いる必要がな
く、出力の小さなもので済み、しかも1つもしくは1種
類の駆動装置で、ステアリング用と走行用とに区別する
ことなく、トータル的に制御することができ、そのため
部品管理および組み立て作業等の簡素化を図ることがで
きると共に、コストの低減化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの発明の一実施例を示し、第1図
(A)はその全方向移動車の平面図、第1図(B)はそ
のA−A断面図、第1図(C)はステアリング軸21aの
拡大断面図、第2図(A)は差動装置の基本構成を示す
図、第2図(B)はその走行モード状態を示す図、第2
図(C)は方向転換モード状態を示す図、第3図は全方
向移動車の移動例を示す図、第4図は変形例を示す図、
第5図は従来例を示し、第5図(A)はその平面図、第
5図(B)はそのB−B断面図である。 20……車体、21a〜21d……ステアリング軸、23a〜23d…
…車輪、24……差動装置、26……車軸、27……第1の駆
動装置、28……第2の駆動装置、29……従動傘歯車、30
……第1の駆動傘歯車、31……第1の駆動傘歯車、32…
…第1の駆動軸、33……第2の駆動軸、34a〜34d……第
1の従動プーリ、35a〜35d……第2の従動プーリ、37…
…第1の伝達ベルト、39……第2の伝達ベルト、41……
駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に複数のステアリング軸を回転可能に
    設けるとともに、前記各ステアリング軸にそれぞれ少な
    くとも1つ以上の車輪を備え、これら各車輪を任意の方
    向に転換させて走行する全方向移動車のステアリング機
    構において、 前記各ステアリング軸の各軸中心から所定距離偏った位
    置には、各車軸に一体に設けられた前記各車輪が設けら
    れ、 前記各ステアリング軸には、前記車軸に設けられた従動
    傘歯車と、前記ステアリング軸の軸中心に回転自在に設
    けられた筒状の第1の駆動軸と、この第1の駆動軸に設
    けられて前記従動傘歯車に噛み合う第1の駆動傘歯車
    と、前記第1の駆動軸内に回転自在に設けられた第2の
    駆動軸と、この第2の駆動軸に設けられて前記従動傘歯
    車に噛み合う第2の駆動傘歯車とからなる各差動装置が
    設けられ、 前記車体には、第1の伝達部材を介して前記第1の駆動
    軸をそれぞれ駆動するとともに、第2の伝達部材を介し
    て前記第2の駆動軸をそれぞれ駆動する駆動装置が設け
    られている、 ことを特徴とする全方向移動車のステアリング機構。
JP60270054A 1985-11-30 1985-11-30 全方向移動車のステアリング機構 Expired - Lifetime JPH0764206B2 (ja)

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