JPH0763912B2 - 工作機械の切粉処理装置 - Google Patents
工作機械の切粉処理装置Info
- Publication number
- JPH0763912B2 JPH0763912B2 JP62062655A JP6265587A JPH0763912B2 JP H0763912 B2 JPH0763912 B2 JP H0763912B2 JP 62062655 A JP62062655 A JP 62062655A JP 6265587 A JP6265587 A JP 6265587A JP H0763912 B2 JPH0763912 B2 JP H0763912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- oil
- nozzle
- passage
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/0042—Devices for removing chips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は工作機械の切粉処理装置に関するものである。
従来技術 工作機械のテーブル上に落ちた切粉をチップコンベアま
で運ぶ方法として、切削油の流れを利用して切粉を洗い
流すことは知られている。
で運ぶ方法として、切削油の流れを利用して切粉を洗い
流すことは知られている。
発明が解決しようとする問題点 従来の切粉処理装置は小さな切粉を処理する上において
はあまり問題ないが、大きな切粉、特に重い切粉を処理
しようとするとき、テーブル面を急傾斜として流れの落
差を大きくするか、高圧の油を大量に流さないと大きな
切粉は流れないという問題があった。テーブル面を急傾
斜にすると必要以上に機械の高さが高くなり、高圧大容
量の油を流すには大きな出力のポンプを必要とするとい
う問題があった。
はあまり問題ないが、大きな切粉、特に重い切粉を処理
しようとするとき、テーブル面を急傾斜として流れの落
差を大きくするか、高圧の油を大量に流さないと大きな
切粉は流れないという問題があった。テーブル面を急傾
斜にすると必要以上に機械の高さが高くなり、高圧大容
量の油を流すには大きな出力のポンプを必要とするとい
う問題があった。
本発明はテーブルの傾斜面を落差の少ないゆるい傾斜面
とし、低圧少量の油で大きな切粉も流すことを可能にし
た切粉処理装置を提供することを目的としている。
とし、低圧少量の油で大きな切粉も流すことを可能にし
た切粉処理装置を提供することを目的としている。
問題点を解決する手段及び作用 本発明は上記の問題点を、落差の少ないゆるい傾斜面を
有するテーブルを用い、そのテーブルの傾斜の上端位置
に油圧源に接続される複数のノズル穴と、該ノズル穴に
付設し、圧縮空気源に接続される細い空気噴出路とを有
し、圧縮空気をノズル穴に向けて噴出するように形成し
たノズル装置を設けた切粉処理装置により解決した。
有するテーブルを用い、そのテーブルの傾斜の上端位置
に油圧源に接続される複数のノズル穴と、該ノズル穴に
付設し、圧縮空気源に接続される細い空気噴出路とを有
し、圧縮空気をノズル穴に向けて噴出するように形成し
たノズル装置を設けた切粉処理装置により解決した。
切削油は工作機械に用いられる普通の供給圧によりノズ
ル穴により流出し、テーブルの傾斜面に沿って流れる間
に切粉を洗い流す。切削油がノズル穴を出るときには細
くした空気噴出路より圧縮空気がノズル穴を流れる切削
油に流速を早めた状態で吹き付けられる。このため油と
圧縮空気の混合物として圧力の高い高速流体が得られテ
ーブル上の大きな切粉も洗い流される。
ル穴により流出し、テーブルの傾斜面に沿って流れる間
に切粉を洗い流す。切削油がノズル穴を出るときには細
くした空気噴出路より圧縮空気がノズル穴を流れる切削
油に流速を早めた状態で吹き付けられる。このため油と
圧縮空気の混合物として圧力の高い高速流体が得られテ
ーブル上の大きな切粉も洗い流される。
実施例 本発明の詳細を図に示す一実施例に基づいて説明する。
第１図及び第２図において、工作機械、例えば縦軸式マ
シニングセンター１は、工具を支持する主軸ヘッド２
と、テーブル３と、テーブル３上に固着されたワーク取
付台４とを有し、ワーク取付台４にワークを取付けたパ
レット５が脱着される。ワークが長いときはワーク取付
台４とテールストック６との間に保持されて加工され
る。テールストックはテーブル３の端部、図の例では左
端部付近に固着される。
シニングセンター１は、工具を支持する主軸ヘッド２
と、テーブル３と、テーブル３上に固着されたワーク取
付台４とを有し、ワーク取付台４にワークを取付けたパ
レット５が脱着される。ワークが長いときはワーク取付
台４とテールストック６との間に保持されて加工され
る。テールストックはテーブル３の端部、図の例では左
端部付近に固着される。
第３図及び第４図において、テーブル３の上面は落差の
少ないゆるい傾斜面として形成される。テーブル３の上
面は全面を傾斜にする必要はなく、切粉が落ちる範囲、
例えば第１図のテールストック６とワーク取付台４の間
の範囲だけを傾斜面とするだけでもよい。
少ないゆるい傾斜面として形成される。テーブル３の上
面は全面を傾斜にする必要はなく、切粉が落ちる範囲、
例えば第１図のテールストック６とワーク取付台４の間
の範囲だけを傾斜面とするだけでもよい。
テーブル３の傾斜面７の高さの高い方の端部にノズル装
置８が固定される。図の例ではノズル装置８はテールス
トック６の取付ベースを兼ねているが、単独でもよいこ
とは当然である。
置８が固定される。図の例ではノズル装置８はテールス
トック６の取付ベースを兼ねているが、単独でもよいこ
とは当然である。
ノズル装置８はテーブル３に固定されるフレーム９を有
し、該フレームには傾斜面７の高端側から低端側へ向け
て油、例えば切削油を流出する複数のノズル穴10を有す
る。各ノズル穴10は接続路11により共通の油案内ダクト
12に接続されている。
し、該フレームには傾斜面７の高端側から低端側へ向け
て油、例えば切削油を流出する複数のノズル穴10を有す
る。各ノズル穴10は接続路11により共通の油案内ダクト
12に接続されている。
油案内ダクト12は流路13により切削油供給源に接続され
る導管14が取付けられる入口15に接続される。入口15は
フレーム９ではなく図に示すようにテーブル３に設ける
こともできる。
る導管14が取付けられる入口15に接続される。入口15は
フレーム９ではなく図に示すようにテーブル３に設ける
こともできる。
ノズル穴10の後方に位置するそれぞれの接続路11には内
径の細い空気噴出路16が設けられる。図の例では空気噴
出路16はフレーム９に密封状に固定される蓋部17に形成
されているが、同じ機能を果す構造であれば図に示す構
造に限定するものではない。
径の細い空気噴出路16が設けられる。図の例では空気噴
出路16はフレーム９に密封状に固定される蓋部17に形成
されているが、同じ機能を果す構造であれば図に示す構
造に限定するものではない。
空気噴出路16は蓋部17及びフレーム９を通して形成され
た空気案内路18により入口19に接続され、入口19は導管
20により圧縮空気源と接続される。入口19はフレーム９
に形成することもできるが、図ではテーブル３に形成さ
れた凹部21に形成されている。
た空気案内路18により入口19に接続され、入口19は導管
20により圧縮空気源と接続される。入口19はフレーム９
に形成することもできるが、図ではテーブル３に形成さ
れた凹部21に形成されている。
空気案内路18の途中、図の例では蓋部17に形成された部
分に空気流量調整手段22が設けられる。空気流量調整手
段22は図の例ではニードルの形で形成され、該ニードル
のねじ込み量により空気案内路の流路面積を変えて流量
を調整する。空気案内路18に比し空気噴出路16は非常に
内径の細い絞り部として形成することにより空気流速を
早めるようにしてある。
分に空気流量調整手段22が設けられる。空気流量調整手
段22は図の例ではニードルの形で形成され、該ニードル
のねじ込み量により空気案内路の流路面積を変えて流量
を調整する。空気案内路18に比し空気噴出路16は非常に
内径の細い絞り部として形成することにより空気流速を
早めるようにしてある。
フレーム９のノズル穴10の部分からテーブル３の傾斜面
７へ油を円滑に案内する案内面23が傾斜面として形成さ
れている。
７へ油を円滑に案内する案内面23が傾斜面として形成さ
れている。
導管14を通り、入口15から油案内ダクトに流入した油は
各接続路11を通りノズル穴10から案内面23へと流出す
る。この際空気噴出路16より空気がノズル穴10内へ斜め
に噴入され、油は高速の空気により加速され案内面23に
沿ってテーブル３の傾斜面７へと流れる。
各接続路11を通りノズル穴10から案内面23へと流出す
る。この際空気噴出路16より空気がノズル穴10内へ斜め
に噴入され、油は高速の空気により加速され案内面23に
沿ってテーブル３の傾斜面７へと流れる。
油に圧縮空気を高速で噴入したことにより油の流れが、
低圧油として供給されながら高圧で供給されたように傾
斜面７の上を流れ、細かい切粉は当然大きい切粉や重い
切粉も傾斜面７の低端側へと洗い流すことができる。低
端側の切粉収集部分にチップコンベアを設けると、切粉
は確実に収集排出されることができる。
低圧油として供給されながら高圧で供給されたように傾
斜面７の上を流れ、細かい切粉は当然大きい切粉や重い
切粉も傾斜面７の低端側へと洗い流すことができる。低
端側の切粉収集部分にチップコンベアを設けると、切粉
は確実に収集排出されることができる。
多数のノズル穴を適当する間隔で配置することによりノ
ズル穴から噴出する油はカーテン流を形成し、テーブル
３の傾斜面７の全面を確実に洗い流すことができる。
ズル穴から噴出する油はカーテン流を形成し、テーブル
３の傾斜面７の全面を確実に洗い流すことができる。
効果 本発明により油と圧縮空気の混合流としてノズル穴から
噴出する構成にすることにより、油の供給は低圧ポンプ
で十分であり、圧縮空気の流量を調整することにより油
の流れ状態を簡単に変えることが可能になる。従って装
置としては大形のポンプを必要とせず装置の小形化が可
能になる。更に簡単なノズル装置をテーブルに取付ける
だけで切粉の除去を確実に行うことが可能になった。
噴出する構成にすることにより、油の供給は低圧ポンプ
で十分であり、圧縮空気の流量を調整することにより油
の流れ状態を簡単に変えることが可能になる。従って装
置としては大形のポンプを必要とせず装置の小形化が可
能になる。更に簡単なノズル装置をテーブルに取付ける
だけで切粉の除去を確実に行うことが可能になった。
第１図は工作機械の一例の正面図、第２図は第１図の側
面図、第３図は本発明に係る切粉処理装置を示す正面部
分断面図、第４図は第３図のテールストックを除去した
平面図である。 １……工作機械、３……テーブル ７……傾斜面、８……ノズル装置 ９……フレーム、10……ノズル穴 12……油案内ダクト、13……流路 16……空気噴出路、18……空気案内路 22……流量調整手段
面図、第３図は本発明に係る切粉処理装置を示す正面部
分断面図、第４図は第３図のテールストックを除去した
平面図である。 １……工作機械、３……テーブル ７……傾斜面、８……ノズル装置 ９……フレーム、10……ノズル穴 12……油案内ダクト、13……流路 16……空気噴出路、18……空気案内路 22……流量調整手段
Claims (1)
- 【請求項１】上面をゆるい傾斜面として形成されたテー
ブルの傾斜上端位置に形成されたノズル装置を有し、該
ノズル装置がテーブル面に沿って間隔をおいて配置され
た複数のノズル穴と、該ノズル穴を互いに連結する油案
内ダクトと、該油案内ダクトを切削油源に接続する流路
と、前記ノズル穴に向かって空気を噴出するように配置
された細い空気噴出路と、該空気噴出路と圧縮空気源を
接続する空気案内路と、該空気案内路の途中に配置され
た空気流量調整手段とを有し、切削油を圧縮空気による
噴出力の作用下でテーブル上面に沿って強制的に流すこ
とを特徴とする工作機械の切粉処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62062655A JPH0763912B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 工作機械の切粉処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62062655A JPH0763912B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 工作機械の切粉処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63278740A JPS63278740A (ja) | 1988-11-16 |
| JPH0763912B2 true JPH0763912B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13206549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62062655A Expired - Lifetime JPH0763912B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 工作機械の切粉処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006218551A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP62062655A patent/JPH0763912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63278740A (ja) | 1988-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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