JPH076383Y2 - 簡易建築物 - Google Patents

簡易建築物

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JPH076383Y2
JPH076383Y2 JP3646389U JP3646389U JPH076383Y2 JP H076383 Y2 JPH076383 Y2 JP H076383Y2 JP 3646389 U JP3646389 U JP 3646389U JP 3646389 U JP3646389 U JP 3646389U JP H076383 Y2 JPH076383 Y2 JP H076383Y2
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JP
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wall
plate
wall plate
room
plates
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JP3646389U
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JPH02128757U (ja
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仁 荒
勉 望月
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、部屋の平面形状が略矩形になっている仮設ト
イレ等の簡易建築物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の上記仮設トイレ等の簡易建築物の部屋は、第3図
に示すようになっていて、平面板状に形成された前後及
び左右のそれぞれの壁板a,b,c,dにて構成されており、
それぞれの壁板a,b,c,dは直角に接合してこの接合部e,
f,g,hが四隅に位置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の簡易建築物、例えば仮設トイレは部屋を構成
する前後、左右の4枚の壁板a,b,c,dの接合部e,f,g,hが
四隅に位置するため、簡易建築物に捩じれ変形力が作用
した場合、例えば、左壁板cと後壁板dとは直角に接合
しているので、左壁板cに作用した応力が後壁板dを変
形して四隅の接合部e,f,g,hに隙間が発生する。
また上記4枚の壁板a,b,c,dが平面板状に構成されてい
るので、例えば、後壁板dに外側から押圧力が作用した
場合、容易に曲面状に変形して四隅に隙間が発生した
り、接合部e,f,g,hがはずれやすかった。
さらに各壁板a,b,c,dは平面状に構成されているので、
組立て作業時に、これを架台に順次仮セッティングする
際、倒れやすく、複数の作業員にて行なわなければなら
なく組立てが繁雑であった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、壁板に
捩じれ力や押圧力が作用しても、この壁板に変形が生じ
たり、接合部に隙間が生じることがなく、また、組立て
作業時に、複数の壁板のそれぞれを1個、1個順次仮セ
ッティング状態で自立させることができ、最少1人の作
業員でもって各壁板を組立てることができ組立て作業の
簡素化を図ることができるようにした簡易建築物を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る簡易建築物
は、架台上に、複数の壁板にて略矩形状に形成され、か
つ上端部を天井板で閉じた部屋を有する簡易建築物にお
いて、上記部屋を、前壁と左右両壁の前側一部の側壁を
構成する前壁板と、左壁の一部と後壁の左側部の側壁を
構成する左後壁板と、右壁の一部と後壁の右側部の側壁
を構成する右後壁板と、下端を架台に、上端を天井板に
それぞれ固定して上記各壁板の接合する支柱とから構成
し、かつ上記各壁板の側面が変る中間部分を曲面状に折
り曲げ形成した構成となっている。
〔作用〕
部屋を構成する各壁板の中間部分が曲面状に折り曲げら
れていることにより、この各壁板は組立て時の仮セッテ
ィング状態で自立させると共に、その剛性が向上され
る。また、各壁板は曲面状に折り曲げて構成されている
ことにより、仮に壁板に変形が生じていたとしても、若
干内方あるいは外方へ矯正することにより、容易に組み
立てることができる。さらに各壁板は部屋の四隅以外の
平面部で支柱にて接合される。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図、第2図に示した仮設トイレの
場合について説明する。
図中1は便槽、2はこの便槽1上に載置される架台、3
はこの架台2上に立設されて周囲を囲う部屋、4はこの
部屋3の上側を閉じる天井板である。架台2には床板5
及び便器6が固着されている。
上記部屋3の側壁は、これの前壁と左右両壁の前側一部
の側壁を構成する前壁板7と、左壁の一部と後壁の左側
部の側壁を構成する左後壁板8と、右壁の一部と後壁の
右側部の側壁を構成する右後壁板9にて構成されてい
る。そしてこの各壁板7,8,9のそれぞれは側面が変る中
間部分で曲面状に折り曲がっている。
架台2の前部を除く上面周囲に上記壁板7,8,9の断面形
状にあわせた形状の凹溝10が設けてあり、これに各壁板
7,8,9の下端部が嵌合するようになっている。またこの
架台2には、上記壁板7,8,9の接合部に相当する位置に
断面H状の支柱11,11,11がボルト12にて固着して立設さ
れており、各壁板7,8,9の側端部がこの各支柱11の側溝1
1aに嵌合するようになっている。またこの各支柱11の上
端は天井板4にボルト13にて固着されるようになってい
る。なお前壁板7の前側下端は架台2の前側面上に載置
されている。
上記構成において、部屋3の組立ては、まず架台2に3
本の支柱11,11,11を組立ててから、部屋3を構成する3
枚の壁板7,8,9を、それぞれの下端部を架台2の凹溝10
に嵌合すると共に、側端部を支柱11の側溝11aに嵌合し
て組立てる。
このとき、各壁板7,8,9の中間部分が曲面状に折り曲げ
られているので、この各壁板7,8,9は、架台2に仮セッ
ティングにより立てた状態で自立し倒れない。
このため、3枚の壁板7,8,9は1人の作業員でもって順
次組立てていくことができる。
またこのとき、各壁板7,8,9は曲面状に折り曲げて構成
されていることにより、仮に壁板に変形が生じていたと
しても、若干内方あるいは外方へ矯正することにより、
容易に組立てることができる。
上記のようにして各壁板7,8,9を組立てた後、天井板4
を支柱11にボルト13にて固着する。
このようにして組立てられた部屋3は、これを構成する
各壁板7,8,9の中間部分が曲面状に折り曲がっているこ
とにより、各壁板7,8,9の剛性が向上される。また各壁
板7,8,9は支柱11にて部屋3の四隅以外の平面部で接合
されていることにより仮に部屋3に変形が生じても、こ
の接合部に隙間があくことがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、壁板7,8,9に捩じれ力や押圧力が作用
しても、この壁板7,8,9に変形が生じたり、接合部に隙
間が生じることがない。また、組立て作業時に、複数の
壁板7,8,9のそれぞれを1個、1個順次仮セッティング
状態で自立させることができると共に、変形を容易に矯
正でき、最少1人の作業員でもって各壁板を組立てるこ
とができて組立て作業の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は天井板を取りはずした状態を示す分解斜視図、第2図
は架台に支柱を立設した状態の斜視図であり、第3図は
従来例を示す斜視図である。 2は架台、3は部屋、4は天井板、7,8,9は壁板、11は
支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台上に、複数の壁板にて略矩形状に形成
    され、かつ上端部を天井板で閉じた部屋を有する簡易建
    築物において、上記部屋を、前壁と左右両壁の前側一部
    の側壁を構成する前壁板と、左壁の一部と後壁の左側部
    の側壁を構成する左後壁板と、右壁の一部と後壁の右側
    部の側壁を構成する右後壁板と、下端を架台に、上端を
    天井板にそれぞれ固定して上記各壁板の相互を接合する
    支柱とから構成し、かつ上記各壁板の側面が変る中間部
    分を曲面状に折り曲げ形成したことを特徴とする簡易建
    築物。
JP3646389U 1989-03-31 1989-03-31 簡易建築物 Expired - Lifetime JPH076383Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH02128757U JPH02128757U (ja) 1990-10-24
JPH076383Y2 true JPH076383Y2 (ja) 1995-02-15

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