JPH0763603A - 振動センサ - Google Patents

振動センサ

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Publication number
JPH0763603A
JPH0763603A JP23544293A JP23544293A JPH0763603A JP H0763603 A JPH0763603 A JP H0763603A JP 23544293 A JP23544293 A JP 23544293A JP 23544293 A JP23544293 A JP 23544293A JP H0763603 A JPH0763603 A JP H0763603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
weight
piezoelectric element
vibration sensor
male screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23544293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Sano
善彦 佐野
Toshikazu Matsushita
利和 松下
Hidenori Sato
英徳 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP23544293A priority Critical patent/JPH0763603A/ja
Publication of JPH0763603A publication Critical patent/JPH0763603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付けの作業性に優れた振動センサを提供す
る。 【構成】 センサハウジング2は、上端部に形成したか
しめ部3に続けてキャップ嵌着孔4が連成され、該キャ
ップ嵌着孔4の中心に軸部5が一体成形される。該軸部
5の先端部には雄ネジ6が設けられる。軸部5には、先
ずインシュレータ8を装着する。そして、下側の電極板
11、圧電素子15、上側の電極板17、リング状イン
シュレータ21、ウエイト22、ウエーブワッシャ23
の順に前記インシュレータ8の筒体10に挿通し、先端
部の雄ネジ6に締付ナット24を螺合して挟持する。ウ
エイト22に雌ネジを形成することにより、締付ナット
24を省略できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサハウジング内に
挟持した圧電素子により機械的振動を電気信号に変換し
て端子から外部に取出す振動センサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特開平2−218927号公報に記載さ
れるような環状圧電素子を、ウエイトとともに取付ボル
トに挿通し、該取付ボルトをケースにねじ込んで固定し
たノッキングセンサーが実開昭58−180427号公
報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ノッキングセンサ
ーの組付けに際しては、挿通した圧電素子、ウエイト等
が抜け落ちないように支えるとともに、取付ボルトを反
転してケースにねじ込むため、組付けの作業性が悪く効
率的でないという問題点があった。本発明は上記問題点
を解決するためになされたもので、組付けの作業性に優
れた振動センサを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の振動センサは、センサハウジング内に挟持し
た圧電素子により機械的振動を電気信号に変換して端子
から外部に取出す振動センサにおいて、前記センサハウ
ジングに軸部を一体成形するとともに先端部に雄ネジを
設け、少なくとも圧電素子とウエイトを前記軸部に挿通
して、前記雄ネジに螺合する締付ナットにより挟持した
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成の振動センサの少なくとも圧電素子と
ウエイトは、センサハウジングに一体成形した軸部に挿
通され、該軸部の先端部に形成した雄ネジに締付ナット
を螺合して締め付けることにより挟持される。また、前
記ウエイト形成した雌ネジを前記雄ネジに螺合するよう
にして前記締付ナットを省略することができる。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は振動センサ1の断面図である。図1に示すよ
うにセンサハウジング2は、上端部に形成したかしめ部
3に続けてキャップ嵌着孔4が連成され、該キャップ嵌
着孔4の中心に軸部5が一体成形される。該軸部5の先
端部には雄ネジ6が設けられる。そして、センサハウジ
ング2の底面から突出する取付用雄ネジ7が形成されて
いる。
【0007】軸部5には、先ずインシュレータ8を装着
する。インシュレータ8は図2に示すように、キャップ
嵌着孔4内に装着される絶縁性のリング状基盤9と、前
記軸部5の外周を覆う絶縁性の筒体10とから形成され
ている。そして、下側の電極板11、圧電素子15、上
側の電極板17、リング状インシュレータ21、ウエイ
ト22、ウエーブワッシャ23の順に前記筒体10に挿
通し、先端部の雄ネジ6に締付ナット24を螺合して挟
持する。
【0008】図3は下側の電極板11、圧電素子15及
び上側の電極板17の斜視図である。下側の電極板11
はリング状の導電性金属板12に端子接続部13を形成
し、該端子接続部13に当接突部14が設けてある。圧
電素子15は、中心に軸挿通孔16を設けた円盤状のP
ZT素子であり、厚さ方向に一様に分極されている。ま
た、上側の電極板17はリング状の導電性金属板18か
ら下向きに折曲され、さらに逆向きに折曲されて水平姿
勢となる端子接続部19が設けられ、該折曲部19に当
接突部20が設けてある。リング状インシュレータ21
は、上側の電極板17とウエイト22との間を絶縁す
る。上記下側の電極板11の当接突部14と上側の電極
板17の当接突部20とは、径方向で対向するように位
置決めされる。
【0009】前記キャップ嵌着孔4に嵌着されるキャッ
プ25は、樹脂成形によりキャップ部26、フランジ部
27及びコネクタ連結部28が一体成形される。そし
て、キャップ部26の形状に沿って折曲される一対の端
子29a,29bが埋設されている。端子29a,29
bはコネクタ連結部28の連結凹部28a内に一端部を
突出し、他端の先端部に形成した当接部30a,30b
を径方向で対向させキャップ部26の下端に露出させ
る。キャップ25はフランジ部27の下端にOリング3
1を嵌め、該フランジ部27にセンサハウジング2のか
しめ部3をかしめて嵌着されるが、図示しない位置決め
突部等を用いて位置決めすることにより、当接部30
a,30bは前記下側の電極板11及び上側の電極板1
7の当接突部14及20にそれぞれ当接される。
【0010】上記構成の振動センサ1は、軸部5がセン
サハウジング2に一体成形されていることにより、取付
ボルトが必要でなくなる。従って、組み付けに際して取
付ボルトにインシュレータ8や下側の電極板11、圧電
素子15、上側の電極板17、リング状インシュレータ
21、ウエイト22、ウエーブワッシャ23等を挿通す
るとともに、それらの各部品が抜け落ちないように反転
させてセンサハウジング2にねじ込む工程を省略でき、
一方向組み付けにより作業性が向上するとともに、自動
化が可能になる等の利点がある。また、端子29a,2
9bがコネクタ連結部28の連結凹部28a内に突出す
る部分と、キャップ部26の下端に露出する当接部30
a,30bを除いて、キャップ部26内に埋設されてい
るから、振動検出の際端子の振動が抑えられ前記当接部
30a,30bと下側及び上側の電極板11、17の当
接突部14、20との接触が確保でき、振動センサの信
頼性を高めることができる利点がある。
【0011】図4は第1実施例の変形例を示す振動セン
サ41の断面図である。前記第1実施例と同様に、先ず
センサハウジング42に一体成形した軸部45にインシ
ュレータ48を装着する。そして、インシュレータ48
の筒部50に下側の電極板51、圧電素子55、上側の
電極板57、リング状インシュレータ61、ウエイト6
2の順に挿通し、先端部の雄ネジ46に締付ナット64
を螺合して挟持する。圧電素子55の両面に接触配置さ
れる下側の電極板51と上側の電極板57は、図5に示
すようにそれぞれ導電性金属板からリング状の電極部5
1a、57aと直線状の端子部51b、57bを打ち抜
き、該端子部51b、57bを折曲して形成したもので
ある。
【0012】上記のように各部品を組付けたセンサハウ
ジング42は、樹脂成形型(図示せず)にセットされモ
ールド成形により各部品を埋設する樹脂封止を行う。そ
して、樹脂封止部71と一体成形されるコネクタ連結部
72の連結凹部72a内に、端子部51b及び57bの
先端を突出させる。
【0013】上記構成の振動センサ41は、リング状の
電極部51a、57aと帯状の端子部51b、57bを
打ち抜いた導電性金属板により下側の電極板51及び上
側の電極板57を形成するとともに、樹脂封止により成
形したから締付ナット64の緩みを防止するウエーブワ
ッシャも省略でき、部品点数の削減のみならず組付け工
数の削減が可能になる利点がある。
【0014】また、厚さ方向に施す分極方向を左右で逆
方向とした圧電素子75(図6)の上面若しくは下面の
何れかに接触配置する電極板77は、図7に示すように
左右対称形に円弧状の電極部77aと直線状の端子部7
7bを打ち抜き、該端子部77bを折曲して形成する。
尚、上記各実施例の軸部5、45の断面形状は、円形の
みならず多角形形状の断面であってもよい。
【0015】図8は本発明の第2実施例を示す断面図で
ある。構成及び作用上前記第1実施例と略同一となる振
動センサ100の部品及び部位には同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略し、異なる部分について以下
に説明する。キャップ嵌着孔4の中心に一体成形される
軸部105は断面6角形をなし、中間部から先端部に亙
って雄ネジ106が形成されている。インシュレータ1
08は、軸部105に外嵌される6角形の絶縁性の筒体
110と、該筒体110に挿通して嵌着孔4の孔底の全
面を覆う絶縁性の基盤109とから構成される。
【0016】筒体110には下側の電極板11、圧電素
子15、上側の電極板17、リング状インシュレータ2
1、スペーサ122の順に挿通し、先端部の雄ネジ10
6にウエイト123に形成した雌ネジ124を螺合して
該ウエイト123を締付け前記各部品を挟持する。ウエ
イト123の締付は、図示しない締付具をウエイト12
3の締付用穴123aに差し込んで行う。上記下側の電
極板11及び上側の電極板17のリング状の導電性金属
板12及び18の孔形状は6角形とし、前記6角形の筒
体110に挿通することにより、当接突部14と当接突
部20とが径方向で対向するように位置決めされる。リ
ング状インシュレータ21及びスペーサ122の孔形状
も6角形としてある。
【0017】前記キャップ嵌着孔4に嵌着されるキャッ
プ25のキャップ部26に、内向きのフランジ131を
形成した金属製リング130が埋設されている。金属製
リング130の外周132はキャップ部26の外周と面
一となって露出している。さらに、キャップ部26には
0リング装着段部133が形成され0リング134が装
着されている。キャップ嵌着孔4の底部内周に絶縁性樹
脂のリング状のスペーサ135を嵌めた後、該キャップ
嵌着孔4へキャップ25を嵌め込み、キャップ部26の
下端に露出し径方向で対抗させた端子29a,29bの
当接部30a,30bを、前記下側の電極板11及び上
側の電極板17の当接突部14及20にそれぞれ当接さ
せる。そして、キャップ部26に嵌め0リング134に
当接させたワッシャ136をかしめ部3によりかしめて
嵌着する。
【0018】上記構成の振動センサ100は、前記した
第1実施例の振動センサ1と同様の利点を有するととも
に、ウエイト123に雌ネジ124を形成したから締付
ナットを省略でき、さらに部品点数の低減が可能にな
る。また、キャップ部26に埋設した金属製リング13
0の外周132が、キャップ部26の外周と面一となっ
て露出しているから、キャップ25をキャップ嵌着孔4
内にがた動きのないように密嵌することができる。従っ
て、伝達される振動によりキャップ25自体が振動して
振動検出信号に外乱を生じさせることがなく、振動検出
の信頼性を向上することができる。
【0019】上記各実施例の振動センサ1、41及び1
00は、それぞれ取付用雄ネジ7を、図8に示すように
エンジンブロック81にネジ込んで取付け、ノッキング
センサとして用いられる。エンジンの振動は圧電素子に
より振動に応じた電気信号に変換されコネクタ連結部に
連結するワイヤハーネス82により外部に取り出され、
電子制御ユニット83に入力される。電子制御ユニット
83では、該電気信号を所定のプログラムにより演算解
析しノック判定処理を行うとともに、点火時期制御信号
を出力する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明の振動センサ
は、少なくとも圧電素子とウエイトをセンサハウジング
に一体成形した軸部に挿通し、該軸部の先端部に形成し
た雄ネジにナットを螺合して締め付けることにより挟持
するものであるから、取付ボルトに挿通した圧電素子や
ウエイトが抜け落ちないように、該取付ボルトを反転し
てセンサハウジングにねじ込む作業が省略でき、一方向
組付けが可能となって組付け作業の効率化とともに自動
化をも実現できる効果がある。また、ウエイト形成した
雌ネジを雄ネジに螺合するようにして締付ナットを省略
することができ、組み付けの作業効率をより高めること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る振動センサの断面図である。
【図2】インシュレータの斜視図である。
【図3】下側及び上側の電極板と圧電素子の斜視図であ
る。
【図4】第1実施例の変形例を示す振動センサの断面図
である。
【図5】電極板の平面図である。
【図6】圧電素子の分極方向を示した斜視図である。
【図7】電極板の平面図である。
【図8】第2実施例に係る振動センサの断面図である。
【図9】振動センサの使用態様を示した概略図である。
【符号の説明】
1,41,100...振動センサ 2,42...センサハウジング 5,45,105...軸部 6,46,106...雄ネジ 15,55,75...圧電素子 22,62,123...ウエイト 24,64...締付ナット 124...雌ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサハウジング内に挟持した圧電素子
    により機械的振動を電気信号に変換して端子から外部に
    取出す振動センサにおいて、 前記センサハウジングに軸部を一体成形するとともに先
    端部に雄ネジを設け、少なくとも圧電素子とウエイトを
    前記軸部に挿通して、前記雄ネジに螺合する締付ナット
    により挟持したことを特徴とする振動センサ。
  2. 【請求項2】 前記ウエイト形成した雌ネジを前記雄ネ
    ジに螺合するようにして前記締付ナットを省略したこと
    を特徴とする請求項1記載の振動センサ。
JP23544293A 1993-08-30 1993-08-30 振動センサ Pending JPH0763603A (ja)

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JP23544293A JPH0763603A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 振動センサ

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JPH0763603A true JPH0763603A (ja) 1995-03-10

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JP23544293A Pending JPH0763603A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 振動センサ

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