JP2534829Y2 - 振動検出器 - Google Patents

振動検出器

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JP2534829Y2
JP2534829Y2 JP2115791U JP2115791U JP2534829Y2 JP 2534829 Y2 JP2534829 Y2 JP 2534829Y2 JP 2115791 U JP2115791 U JP 2115791U JP 2115791 U JP2115791 U JP 2115791U JP 2534829 Y2 JP2534829 Y2 JP 2534829Y2
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JP
Japan
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vibration
inner peripheral
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vibration detector
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JP2115791U
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JPH04118635U (ja
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悟 小紫
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、ベースケースにベー
スケースの周辺部をカシメたカシメ部により組み付けら
れたカバーを有する振動検出器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の振動検出器の一例を示す半
断面図であり、図において、１は平面形状が正六角形の
ベースケースで、内燃機関（図示せず）に取り付けるた
めにねじ部１ａ、底面１ｂを有している。２は金属製の
振動板、３は振動板２と同心で振動板２に接着され振動
を電気信号に変換する圧電素子、４は圧電素子３に一端
部が接続されたリード線、５は圧電素子３を閉じ込める
ための樹脂製カバー、６はカバー５の成形時にカバー５
と一体成形され、また先端部がリード線４に接続された
端子である。１ｃはベースケース１のカシメ部、１ｄは
カシメ部１ｃの折れ部、５ａはカバー５の外周部に形成
されたつば部、７はつば部５ａと振動板２の外周部２ａ
との間で挟持されたワッシャである
【０００３】従来の振動検出器は上記のように構成さ
れ、ベースケース１のねじ部１ａにより、内燃機関に底
面１ｂが接して固定される。内燃機関の運転状態に応じ
て生じる振動は、底面１ｂから振動板２および圧電素子
３に振動が伝わり、圧電素子３は振動により応力を受け
ると、これに比例した検出信号を発生し、振動板２側の
電極を基準にリード線４を介して端子６に出力する。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上記のように構成され
た振動検出器においては、カシメ部１ｃの折れ部１ｄは
カバー５を押さえるために形成されているが、特にカバ
ー５のつば部５ａの厚みが小さいときには、高温度下に
おいてカバー５の枯れにより加振周波数が図３中のIの
初期特性から、最終的にはIIIの加振周波数に低下して
しまうという課題があった。このことは、振動板２がベ
ースケース１側に振れるときには、ベースケース１の受
け面１ｅの内径で振動板２の固定端を定めることができ
るものの、折れ部１ｄの先端部はベースケース１の内周
面１ｆよりも外側にあるので、つば部５ａを介して振動
板２の外周部２ａを押圧するカシメ部１ｃの力は弱く振
動板２の実際の振動面が拡がるためである。この考案
は、かかる課題を解決するためになされたもので、所定
の加振周波数をバラツキなく得ることができるととも
に、長期にわたって所定の加振周波数を得ることができ
る振動検出器を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案に係る振動検出
器は、カシメ部の折れ部の先端部がベースケースの内周
面と軸線方向に一致させたものである。
【０００６】
【作用】この考案においては、カシメ部の折れ部の先端
部がベースケースの内周面と軸線方向に一致させたこと
により、所定の加振周波数をバラツキなく得ることがで
きるとともに、長期にわたって所定の加振周波数を得る
ことができる。
【０００７】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について説明
する。図１はこの考案の一実施例を示す半断面図であ
り、折れ部１０ｄの先端部をベースケース１の内周面１
ｆと軸線方向において一致させた点が図２に示した従来
のものと異なるところであり、その他の構成は同様であ
る。
【０００８】上記のように構成された振動検出器におい
ては、折れ部１０ｄの先端部がワッシャ７およびベース
ケース１の内周面１ｆと軸線方向と一致しているので、
振動板２がカバー５の方向に振動したときでも、ワッシ
ャ７の内径部を固定端として振動板２は振動し、またカ
バー５に枯れが生じても、振動板２の振動面の拡がりを
小さく抑えることができ、加振周波数が図３中のIの初
期特性から、最終的にはIIの加振周波数に低下するが、
その量は従来のものと比較したときに軽減される。
【０００９】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の振動検
出装置によれば、カシメ部の折れ部の先端部がベースケ
ースの内周面と軸線方向に一致させたことにより、所定
の加振周波数をバラツキなく得ることができるととも
に、長期にわたって所定の加振周波数を得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の一実施例を示す半断面図である。
【図２】従来も振動検出器の一例を示す半断面図であ
る。
【図３】振動検出器の加振周波数と出力電圧との関係を
示す図である。
【符号の説明】
１ ベースケース １ｃ カシメ部 １ｅ 受け面 １ｆ 内周面 ２ 振動板 ３ 圧電素子 ５ カバー １０ｄ 折れ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内周面を有するベースケースと、前記内
    周面に連設された受け面に載置されて前記ベースケース
    内に収納された振動板と、この振動板に接着され振動応
    力を電気信号に変換する圧電素子と、前記ベースケース
    にベースケースの周辺部をカシメたカシメ部により組み
    付けられ前記圧電素子を保護するカバーとを備えた振動
    検出器において、前記カシメ部の折れ部の先端部が前記
    内周面と軸線方向に一致させたことを特徴とする振動検
    出器。
JP2115791U 1991-04-03 1991-04-03 振動検出器 Expired - Lifetime JP2534829Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04118635U JPH04118635U (ja) 1992-10-23
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