JPH0763015A - カップ状の弁突き棒 - Google Patents

カップ状の弁突き棒

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JPH0763015A
JPH0763015A JP6177022A JP17702294A JPH0763015A JP H0763015 A JPH0763015 A JP H0763015A JP 6177022 A JP6177022 A JP 6177022A JP 17702294 A JP17702294 A JP 17702294A JP H0763015 A JPH0763015 A JP H0763015A
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JP
Japan
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shell
cup
groove
shaped valve
outer peripheral
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JP6177022A
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Inventor
Georg Schaeffler
シェッフラー ゲオルク
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INA Waelzlager Schaeffler OHG
Original Assignee
INA Waelzlager Schaeffler OHG
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/46Component parts, details, or accessories, not provided for in preceding subgroups
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/20Adjusting or compensating clearance
    • F01L1/22Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically
    • F01L1/24Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically
    • F01L1/245Hydraulic tappets
    • F01L1/25Hydraulic tappets between cam and valve stem
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/21Elements
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関のガス交換弁を作動させるためのカ
ップ状の弁突き棒において、薄板シリンダをカップ状の
弁突き棒に固定するための簡単な可能性を提供し、該弁
突き棒が少ない製造経費で製作可能なようにする。 【構成】 そのため薄板シリンダ(4,39)が少くとも
外周溝(18,44)の設けられたシェル(2,26)
の区分にまで延びており、かつ塑性変形によってシェル
(2,26)の内側套面(5,37)に形成された***
部(19,46)が、薄板シリンダ(4,39)の外周
溝(20,48)に接触させられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のガス交換弁
を作動させるためのカップ状の弁突き棒であって、その
一方の端部において底部によって閉ぢられた円筒形シェ
ルと、液圧式の遊び補正部材を受容する案内スリーブと
を備え、前記シェルの外側套面には塑性変形によって外
周溝が形成されており、シェルの内側套面にはほぼ遊び
なしで薄板シリンダが案内されている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】請求項1の上位概念に記載のカップ状の
弁突き棒は、ドイツ国特許第3412175号明細書に
よって公知である。この弁突き棒内に配置された薄板シ
リンダは半径方向に突出する縁部を有し、該縁部によっ
て薄板シリンダは、一方でシェルの内側套面の段部に当
接している(図2)。この段部の反対側に位置する薄板
シリンダの端部においてシェル内には、塑性変形によっ
てつまりローリングによって外周溝が取り付けられてお
り、該外周溝は内側外套面におけるシェルの対応した変
形部に案内されている。このような形式で薄板シリンダ
の半径方向のカラーが、ローリングによって形成された
変形部と段部との間で軸方向に固定されている。薄板シ
リンダのこの種の固定は、薄板シリンダの造形部のため
の、かつシェルの内側套面の形状のための、特別な手段
が前提となっている。この目的のためにシェルは、対応
する段部が形成されうるように異なった壁厚によって形
成されている必要があり、更に薄板シリンダが半径方向
の縁部の形成のために縁曲げされていなければならな
い。それは、この種の縁部によってのみ、ローリング加
工によって形成された***部と段部との間の固定が可能
であるからである。更にこの種の弁突き棒のシェルは、
その種々の壁厚領域に基いて相対的に厚肉状に構成され
ており、これにより不都合な形式で弁突き棒の重量が増
加してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術から出
発して本発明の課題は、上述の欠点を除去るすると共
に、薄板シリンダをカップ状の弁突き棒に固定するため
の簡単な可能性を提供し、該弁突き棒が少ない製造経費
で製作可能なようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では請求項1に記
載の特徴、つまり薄板シリンダが少くとも外周溝の設け
られたシェルの区分にまで延びており、かつ塑性変形に
よってシェルの内側套面に形成された***部が、薄板シ
リンダの外周溝に接触させられていることによって、上
記課題を解決することができた。
【0005】
【発明の効果】薄板シリンダはその組立中、該シリンダ
が所定の位置を占めるようになるまで円筒状のシェル内
に押し込まれる。この位置で薄板シリンダは、少くとも
部分的に、シェルが引続いて外周溝を有するようになっ
ている区分に亘って延びている。外周溝と薄板シリンダ
の軸方向の固定部とは、請求項2に基き共通に製作可能
であり、その際対応保持体として役立っている内方の圧
延工具が、薄板シリンダの内側面に対し間隔を置いて位
置しており、かつ外方のローリング工具がシェルを薄板
シリンダと共に対応保持体にまで塑性変形せしめてい
る。両部分のこの共通のローリング加工によって薄板シ
リンダの確実な軸方向の固定が円筒状のシェルの内方で
行われうるようになり、かつ有利な形式で、大量生産で
製造された弁突き棒のための接続技術として適合してい
る。その際ローリング部は、薄板シリンダの外周溝が密
に***部に当接するような形式で構成されている。更に
シェルにはその内側套面に薄板シリンダを固定するため
の段部が必要でないので、シェルを極めて薄壁状に構成
することができる。請求項2の代りに請求項3によれ
ば、薄板シリンダがその組立の前にローリング加工され
た外周溝を有し、その内方でシェルの***部が内方に変
形可能である。更に外周溝を備えた薄板シリンダを半径
方向でばね付勢して形成して、***部に係止せしめると
いう可能性も存在している。 本発明のその他の有利な
構成が請求項4から11までの述べられている。
【0006】つまり請求項4によれば、薄板シリンダが
半径方向で内方に向って延びるフランジと、それに接続
してシェルに対し同心的に延びる案内スリーブとを備え
た共通の構造部分を形成している。その際薄板シリンダ
が少くとも区分的に底部にまで延びており、かつフラン
ジが、殊に円錐台状に延びて、遊び補正部材の内方ピス
トン及び外方ピストンと、底部と協働して、リング状の
貯油室を制限している。このような形式で案内スリーブ
が突き棒の底部に対して支持され、かつ***部から底部
にまで達している区分に亘りシェルの内側套面に沿って
案内されている。このような形式で形成されたリング状
の貯油室は比較的小さな容積を有しているため、弁突き
棒の運動質量が全体で極めて小さくなり、更に内燃機関
の長期の運転停止の際及び場合によっては貯油室内の油
損失の際該容積を迅速に充填することができる。更にま
た、フランジを従来技術と同様に形成するという可能性
も存在しており、その際フランジは、底部に対し間隔を
置いて平行又は傾斜して延びていて、底部の方向に延び
た又は底部とは反対の方向に延びた案内スリーブを支持
している。また薄板スリーブからフランジへの移行部は
比較的大きな半径で形成されており、その場合フランジ
が部分的に円筒状に構成されている。
【0007】請求項5によれば薄板シリンダ内に長手方
向に延びる条溝が圧刻されており、該条溝はシェルの内
側套面と協働して油通路を形成している。この油通路は
シェルの半径方向の油供給孔に接続されており、かつこ
の油供給孔は本発明の場合外周溝内に配置されており、
また条溝が薄板スリーブの外周溝にまで達している。遊
び補正部材の油供給部のこの構成は従来技術に比較して
次のような利点を有している。つまり油供給孔の打抜き
とシェル及び薄板シリンダのそれに続くローリングとを
別にすれば、弁突き棒の更なる加工が全く必要でないと
いう利点である。しかしローリングによって形成された
外周溝内で有利には傾斜した曲線部を有している油供給
孔は、内燃機関の油循環系から油通路への油の確実な移
行が保証されうるように保証されていなければならな
い。
【0008】この関係で本発明の請求項10の特徴が有
利であろう。この場合はシェルと薄板シリンダとを一緒
にローリングしている間、内方のローリング工具が形成
されるべき外周溝の下方領域だけで作用するようにし、
その結果、上方縁部に形成された***部が平らな移行部
又は大きな移行半径を有するようになっている。つまり
内方のローリング工具は薄板シリンダを、外方ローリン
グ工具に対し局部的にだけ支持し、その結果、下方縁部
において***部は小さな移行半径を有し、かつ上方縁部
において***部は大きな移行半径乃至面取部を有するよ
うになる。これによって傾斜して延びる油供給孔が、請
求項5に基いて形成された油通路に突き当るように保証
されている。
【0009】構造部材、薄板シリンダ及びシェルを一緒
にローリングすることによって、シェルを極めて薄壁状
に形成することができる。請求項6によれば、シェルと
底部との壁厚がほぼ1:2,5から1:2,8までの間
に保持されている。請求項7によればシェルの壁厚は1
mmよりも小さく、有利には0.8mmである。シェル
のこの小さな壁厚によって、全カップ状突き棒に対し著
しい重量軽減が可能となる。つまり薄板シリンダをシェ
ルに固定する本発明の形式は、この種の薄板シェルのた
めの重要な前提条件の1つである。
【0010】更に請求項8によれば、外周溝から出発し
て、シェル内で打ち抜かれた軸方向溝を備えている。カ
ップ状弁突き棒の構成が提案されている。外周溝から油
供給孔内へのひいては油通路内への、油のこの種の移行
は、請求項5及び6に記載の特徴に合致していて、確実
な油の移行を保証している。その際ローリング加工の前
に外周溝の領域で圧刻された軸方向溝は、周方向に延び
る拡幅部を有し、かつ条溝によって薄板シリンダ内に形
成された油通路にまで延びている。この拡幅部は、請求
項9に基き軸方向溝が圧延の前にT字状の輪郭を有する
ような形式で構成されており、局部的な変形があっても
ローリング加工によって、外周溝から軸方向溝への油の
移行のため充分な横断面が確保されうるように保証され
ている。
【0011】請求項11によれば安全性の見地から付加
的に、薄板シリンダの下方縁部に少くとも部分的にコー
キング部が設けられており、これによって薄板シリンダ
の確実な固定が保証されている。
【0012】本発明は、請求項に記載の特徴に限定され
るものではなく、説明書及び次に説明する実施例に対す
る開示内容を備えた個々の請求項の組合せの可能性も包
含している。
【0013】
【実施例】本発明の更なる説明のために、2つの実施例
が概略図示されている図面を参照して頂き度い。
【0014】図1には符号1でカップ状の弁突き棒が図
示されており、該弁突き棒1はその円筒形のシェル2に
よって、詳細には図示されていない、内燃機関のシリン
ダヘッドの孔に挿入可能である。この円筒形のシェル2
はその一方の端部において底部3によって閉ぢられてお
り、該底部3の上面においては内燃機関の運転中、同じ
様に図示されていないカム軸のカムとの滑り接続が行わ
れている。
【0015】カップ状弁突き棒1の内方には薄板シリン
ダ4が配置されており、該薄板シリンダ4は、ほぼ遊び
なしでシェル2の内側套面5に当接して底部3にまで達
している。この薄板シリンダ4は先づ円錐台状のフラン
ジ6に移行し、更に案内スリーブ7に移行している。こ
の案内スリーブ7は、シェル2に対し同心的に延びてい
て、その内方に液圧式の遊び補正部材8を受容してい
る。この遊び補正部材8は主として、底部3と協働して
中央貯油室10を形成している内方ピストン9と、中空
ピストン11と、ばね12と、球弁13とから成ってい
る。中空ピストン11は、内方ピストン9及び球弁13
と協働して圧力室14を閉成し、その端面によってガス
交換弁の弁シャフトの図示されていない端部に当接して
いる。構造部材であるフランジ6、中空ピストン11、
内方ピストン9及び底部3は、リング状の貯油室15を
制限しており、該貯油室15は底部3内の切欠き16を
介して中央貯油室10に接続されている。
【0016】シェル2はその外側套面17にローリング
によって形成された外周溝18を有している。その内方
にカップ状の弁突き棒が挿入されている。詳細には図示
されていないシリンダヘッドの孔には、油が潤滑回路か
ら図示されていない孔を貫いて案内されていて、この孔
と外周溝18との間にオーバラップ部が存在している場
合は直ちに、リング状の貯油室15へ案内されうるよう
になっている。更に図1の図面から推定できるように、
シェル2の内側套面5には外周溝18のローリングに基
き***部19が形成されている。この***部19は薄板
シリンダ4の外周溝20に密に当接している。
【0017】その際円筒状のシェル2も薄板シリンダ4
も共に非常に薄壁状に形成されていて、ローリング加工
の後には例へば溶接やろう付けの際には必要である後加
工が全く不必要である。圧刻によって形成された軸方向
溝21は、外周溝18から油通路24に案内されてい
る。この圧刻された軸方向溝21は部分的に薄板シリン
ダ4の外周溝20によって覆われているが、該軸方向溝
21を貫いてその油通路24に隣接する端部には油供給
口22が形成されている。薄板シリンダ4は長手方向に
延びる条溝23を有し、該条溝23は内側套面5と協働
して油通路24を制限している。この条溝23は、構造
部材である薄板シリンダ4、フランジ6及び案内スリー
ブ7を深絞り工程によって製作した後に、側方を圧刻す
ることによって形成されている。軸方向溝21のこの特
殊な構成については、図3に関連して更に説明する予定
である。
【0018】図2には本発明の別の実施例が簡略化され
て図示されている。縦断面で図示されたカップ状の弁突
き棒25は、同じ様に円筒形のシェル26と底部27と
から成っている。弁突き棒25の内方にはスリーブ28
が挿入されており、該スリーブ28は、長手方向通路2
9、リング室30及び底部27の切欠きを介してリング
状の貯油室33から成る中央貯油室32に油を供給する
ように規定されている。他方でスリーブ28は、遊び補
正部材34を、スリーブ内に配置された案内スリーブ3
5を介して長手方向に案内するという重要な機能を有し
ている。遊び補正部材34の構成は、図1に基く遊び補
正部材8の構成にほぼ一致している。スリーブ28はそ
の底部27に隣接する端部においてフランジ36に移行
しており、該フランジ36は、シェル26の内側套面3
7にまで達してその位置に案内されている。スリーブ2
8内に挿入された案内スリーブ35は、リング状のフラ
ンジ38を介し薄板シリンダ39と共に共通の構造部材
を形成している。この薄板シリンダ39は、フランジ3
6と協働してその内側套面37において遊びなしでシェ
ル26内に挿入されており、その外周部の位置には条溝
40によって油通路41が形成されている。フランジ3
6から薄板シリンダ39への移行部には2重部42が設
けられており、該2重部42は、薄板シリンダ39、リ
ング状フランジ38及び案内スリーブ35から成るユニ
ットを挿入する前に製作されている。
【0019】シェル26はその外側套面43に外周溝4
4を有し、該外周溝44は、ローリング加工によって、
例へば部分的に概略図示されたローリング工具45によ
って製作されうる。この外周溝44のローリングによっ
てシェル26の内側套面37に***部46が形成され
る。この***部46領域内の薄板シリンダ39は、2重
部42に当接しかつローリング加工の間対応保持体47
によって固定されているので、薄板スリーブのこの区分
には同じ様に外周溝48が設けられるようになってお
り、該外周溝48は***部46に密に突き合せられてい
る。シェル26の外周溝44から斜めに延びる油供給孔
49が出発しており、該油供給孔49は油通路41に接
続されている。図2から推定できるように、対応保持体
47は上方領域において薄板シリンダを***部の全幅に
亘って覆わないような形式に構成されている。これによ
ってローリン加工の間薄板シリンダ39が上方領域に比
較的平らな造形部を得ることができるので、油供給孔4
9と油通路41との間の油の移行が保証されるようなっ
ている。条溝40の設けられた薄板シリンダ39は一方
の端面側でフランジ36を支持し、かつ既に説明したよ
うに、リング状のフランジ38を介して案内スリーブ3
5を支持している。他方で薄板シリンダ39は条溝40
と共に油通路41を形成し、その際この配置によってリ
ング状貯油室33の空運転を阻止することができる。長
手方向中心線の左側にはこの条突き棒25の構成が図示
されており、この場合薄板シリンダ39の下方縁部には
付加的なコーキング部51が設けられている。このコー
キング部51は図1の構成側においても可能であって、
全縁部に又は部分的に配置可能であり、かつ縁部に対し
***部46に向い合って位置している。更に(図1及び
図2に基く)薄板シリンダは、点溶接によって付加的に
固定することができる。
【0020】最後に図3を参照願いたい。図3には、図
1に基いて形成された弁突き棒1のローリング前の側面
図が図示されている。弁突き棒1の円筒形のシェル2に
は圧刻によって軸方向溝21が形成されており、該溝2
1は拡幅部50によってT字状の輪郭を有している。続
くコーキング加工の際このT字状の軸方向溝21の水平
な区分によって、この領域内のシェルの変形にもかかわ
らず、外周溝18から軸方向溝21への油の移行が保証
されうるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】フランジと案内スリーブとに1体に形成された
薄板シリンダを受容しているカップ状弁突き棒の縦断面
図である。
【図2】内方に配置された薄板シリンダがリング状貯油
室の空運転を阻止し、かつ長手方向中心線の一方の側に
付加的なコーキング部が設けられているカップ状の弁突
き棒の縦断面図である。
【図3】外周溝を形成する前の横方向溝を備えた図1
の、弁突き棒の側面図である。
【符号の説明】
1 カップ状の弁突き棒 2 円筒形シェル 3 底部 4 薄板シリンダ 5 内側套面 6 フランジ 7 案内スリーブ 8 遊び補正部材 9 内方ピストン 10 中央貯油室 11 中空ピストン 12 ばね 13 球弁 14 圧力室 15 リング状貯油室 16 切欠き 17 外側套面 18 円筒形シェル2の外周溝 19 ***部 20 薄板シリンダ4の外周溝 21 軸方向溝 22 油供給孔 23 条溝 24 油通路 25 カップ状の弁突き棒 26 シェル 27 底部 28 スリーブ 29 長手方向通路 30 リング室 31 切欠き 32 中央貯油室 33 リング状貯油室 34 遊び補正部材 35 案内スリーブ 36 フランジ 37 シェル26の内側套面 38 リング状フランジ 39 薄板シリンダ 40 条溝 40 油通路 42 二重部 43 外側套面 44 外周溝 45 ローリング工具 46 ***部 47 対応支承体 48 外周溝 49 油供給孔 50 拡幅線 51 持上げ部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のガス交換弁を作動させるため
    のカップ状の弁突き棒(1,25)であって、その一方
    の端部において底部(3,27)によって閉ぢられた円
    筒形シェル(2,26)と、液圧式の遊び補正部材
    (8,34)を受容する案内スリーブ(7,35)とを
    備え、前記シェルの外側套面(17,43)には塑性変
    形によって外周溝が形成されており、シェルの内側套面
    (5,37)にはほぼ遊びなしで薄板シリンダ(4,3
    9)が案内されている形式のものにおいて、 薄板シリンダ(4,39)が少くとも外周溝(18,4
    4)の設けられたシェル(2,26)の区分にまで延び
    ており、かつ塑性変形によってシェル(2,26)の内
    側套面(5,37)に形成された***部(19,46)
    が、薄板シリンダ(4,39)の外周溝(20,48)
    に接触させられていることを特徴とする、カップ状の弁
    突き棒(1,35)。
  2. 【請求項2】 シェル(2,26)の外周溝(18,4
    4)と薄板シリンダ(4,39)の外周溝(20,4
    8)とが、共通のローリングによって製作可能であるこ
    とを特徴とする、請求項1記載のカップ状の弁突き棒
    (1,25)。
  3. 【請求項3】 薄板シリンダ(4,39)に外周溝(2
    0,48)が設けられており、該外周溝(20,48)
    内へシェル(2,26)が変形可能であることを特徴と
    する、請求項1記載のカップ状の弁突き棒(1,2
    5)。
  4. 【請求項4】 薄板シリンダ(4,39)が半径方向で
    内方に向って延びるフランジ(6,38)と、それに接
    続してシェル(2,26)に対し同心的に延びる案内ス
    リーブ(7,35)とを備えた共通の構造部分を形成し
    ている形式の、カップ状の弁突き棒において、 薄板シリンダ(4)が少くとも区分的に底部(3)にまで延
    びており、かつフランジ(6)が、殊に円錐台状に延び
    て、遊び補正部材(8)の内方ピストン(8)及び外方
    ピストン(11)と、底部(3)と協働して、リング状
    の貯油室(15)を制限していることを特徴とする、請
    求項1記載のカップ状の弁突き棒。
  5. 【請求項5】 薄板シリンダ(39)にはその長手方向
    に延びる少なくとも1つの条溝(40)が設けられてお
    り、該条溝(40)はシェル(26)の内側套面(3
    7)と協働して油通路(41)を形成し、該油通路(4
    1)はシェル(26)の半径方向の油供給孔(49)に
    接続されている形式の、カップ状の弁突き棒において、 油供給孔(49)が外周溝(44)内に配置されてお
    り、かつ弁溝(40)が薄板シリンダ(39)の外周溝
    (48)にまで達してることを特徴とする、請求項1記
    載のカップ状の弁突き棒(25)。
  6. 【請求項6】 シェル(2,26)と底部(3,27)
    との壁厚が、ほぼ1:2.5から1:2.8までの間に
    保持されていることを特徴とする、請求項1記載のカッ
    プ状の弁突き棒。
  7. 【請求項7】 シェル(2,26)の壁厚が1mmより
    も小さく、殊に0.8mmであることを特徴とする、請
    求項1記載のカップ状の弁突き棒。
  8. 【請求項8】 外周溝(18)から出発してシェル
    (2)内に圧刻された軸方向溝(21)を備えているカ
    ップ状の弁突き棒において、 ローリング加工の前に、圧刻された軸方向溝(21)
    が、外周溝(18)の領域に周方向に延びる拡幅部(5
    0)を有し、薄板シリンダ(4)内の条溝(23)によ
    って形成されている油通路(24)にまで延びているこ
    とを特徴とする、請求項1記載のカップ状の弁突き棒。
  9. 【請求項9】 軸方向溝(21)が、ローリング加工前
    にはT字状の輪郭を有していることを特徴とする、請求
    項8記載のカップ状の弁突き棒。
  10. 【請求項10】 上方縁部におけるシェル(26)及び
    薄板シリンダ(39)のローリング加工部が上方縁部に
    平らな移行部又は大きな移行半径を有していて、油供給
    孔(49)と油通路(41)との間に接続部が形成され
    うるようになっていることを特徴とする、請求項5記載
    のカップ状の弁突き棒(1)。
  11. 【請求項11】 薄板シリンダ(39)が少くともその
    下方縁部の一個所で、コーキング部を介して付加的に固
    定されており、かつローリングによって変形された薄板
    シリンダ(39)の区分が、軸方向で殊に一方では***
    部(46)によって支持されかつ他方ではコーキング部
    (51)によって支持されていることを特徴とする、請
    求項1記載のカップ状の弁突き棒。
JP6177022A 1993-07-30 1994-07-28 カップ状の弁突き棒 Pending JPH0763015A (ja)

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