JPH0762499A - 油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 - Google Patents

油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼

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JPH0762499A
JPH0762499A JP21167493A JP21167493A JPH0762499A JP H0762499 A JPH0762499 A JP H0762499A JP 21167493 A JP21167493 A JP 21167493A JP 21167493 A JP21167493 A JP 21167493A JP H0762499 A JPH0762499 A JP H0762499A
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stainless steel
oil well
martensitic stainless
resistance
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JP21167493A
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Yukio Miyata
由紀夫 宮田
Yasuyoshi Yamane
康義 山根
Katsuomi Tamaoki
克臣 玉置
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼におい
て、CO2 、H2 S、Cl- を含む厳しい腐食環境下で
あって温度が100 〜150 ℃となる環境下での耐全面腐食
性および耐SCC性が改善され、機械的強度も十分に確
保されるとともに、高い熱間加工性をも備えたものを提
供する。 【構成】本発明の油井管用マルテンサイト系ステンレス
鋼は、C:0.02〜0.05重量%、Si:0.50重量%以下、
Mn:0.30〜1.20重量%、P:0.025 重量%以下、S:
0.005 重量%以下、Cr:12.0〜14.0重量%、Ni:3.
0 〜5.0 重量%、Mo:0.5 〜1.5 重量%、Al:0.01
〜0.05重量%、N:0.03〜0.08重量%、O:0.005 重量
%以下、B:0.0005〜0.0100重量%を含有し、残部がF
eおよび不可避的不純物よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原油あるいは天然ガス
の油井、ガス井に使用される油井管用の鋼材に関し、特
に炭酸ガス(CO2)、硫化水素(H2 S)、塩素イオン
(Cl- ) などを含む極めて厳しい腐食環境の油井、ガ
ス井で使用するに適した、耐全面腐食性と硫化物存在下
での耐応力腐食割れ(Stress Corrosion Crack,「SC
C」と略称される。)性とに優れ、熱間加工性にも優れ
た油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】近年に至り、原油価格の高騰や近い将来
に予想される石油資源の枯渇化に対応して、従来は開発
がなされなかったような深層油田や、開発が一旦は放棄
されていたサワーガス田等に対する開発が世界的規模で
盛んになっている。このような油田やガス田は一般に深
度が極めて深く、その雰囲気はCO2 、H2 S、Cl-
等を含む厳しい腐食環境となっている。したがって、こ
のような油田やガス田の採掘に使用される油井管として
は、高強度でしかも耐全面腐食性と耐SCC性を兼ね備
えた材質が要求される。
【0003】このような苛酷な腐食環境下においては、
温度が100 ℃以下の比較的低温の環境下では13Crマル
テンサイト系ステンレス鋼を、それ以上の高温の環境下
では22Cr二相ステンレス鋼を使用することが一般的で
あったが、多くの油井は100〜150 ℃の温度環境下にあ
るため、この程度の温度環境下で高価な22Cr二相ステ
ンレス鋼を使用することは過剰防食であり、経済的でな
いという問題点があった。
【0004】そこで、腐食性が高く温度が100 〜150 ℃
である油井環境に適した、22Cr二相ステンレス鋼に代
わり得る安価で機械的強度も高い油井管用のステンレス
鋼として、本発明者等は、Cの含有割合を従来より著し
く低減した13Cr鋼にNi、Mo、Nを添加し、さらに
Si、Al、Oの含有割合を低減した油井管用マルテン
サイト系ステンレス鋼を提案した(特開平4−2246
56号公報参照)。
【0005】このような油井管用マルテンサイト系ステ
ンレス鋼によれば、CO2 、H2 S、Cl- を含む厳し
い腐食環境下であって温度が100 〜150 ℃となる環境下
での耐全面腐食性および耐SCC性が改善され、機械的
強度も十分に確保される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記油
井管用マルテンサイト系ステンレス鋼には、熱間加工性
の面で改善の余地があった。本発明は、このような事情
を背景としてなされたものであり、CO2 、H2 S、C
- を含む厳しい腐食環境下であって温度が100 〜150
℃となる環境下での耐全面腐食性および耐SCC性が改
善され、機械的強度も十分に確保されるとともに、高い
熱間加工性をも備えた油井管用マルテンサイト系ステン
レス鋼を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、C:0.02〜0.05重量%、Si:0.50重量
%以下、Mn:0.30〜1.20重量%、P:0.025 重量%以
下、S:0.005 重量%以下、Cr:12.0〜14.0重量%、
Ni:3.0 〜5.0 重量%、Mo:0.5 〜1.5 重量%、A
l:0.01 〜0.05重量%、N:0.03〜0.08重量%、O:0.
005 重量%以下、B:0.0005〜0.0100重量%を含有し、
残部がFeおよび不可避的不純物よりなることを特徴と
する油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼を提供す
る。
【0008】
【作用】本発明の油井管用マルテンサイト系ステンレス
鋼においては、Cの含有割合を従来より著しく低減した
13Cr鋼にNi、Mo、Nを添加し、さらにSi、A
l、Oの含有割合を低減するとともに、Bを0.0005〜0.
0100重量%の範囲で含有することにより、CO2 、H2
S、Cl- を含む厳しい腐食環境下であって温度が100
〜150 ℃となる環境下での耐全面腐食性および耐SCC
性を損なうことなく、機械的強度も確保しながら、しか
も熱間加工性を十分に高くすることが可能となる。
【0009】各成分の含有割合についての限定理由を以
下に述べる。 <C:0.02〜0.05重量%>Cはマルテンサイト系ステン
レス鋼の機械的強度を決める重要な元素であるが、後述
のNiの添加によってAc1 点が下がりC固溶量が減少
するため、焼戻し時に鋭敏化が起こりやすくなる。鋭敏
化を起こさせないためには、Cの含有割合を0.05重量%
以下にする必要がある。また、Cの含有割合を0.02重量
%未満とするには、特別な脱ガス処理が必要となるため
製造コストが著しく上昇する。
【0010】なお、本発明では、後述するように、Cの
含有割合を低減したことによる機械的強度の低下を、主
にNiの添加によって補うこととした。 <Si:0.50重量%以下>Siは通常の製鋼過程におけ
る脱酸剤として必要な元素であるが、0.50重量%を越え
て含有するとδフェライトの発生を招き、耐食性および
熱間加工性が劣化する。
【0011】<Mn:0.30〜1.20重量%>Mnは、油井
管用マルテンサイト系ステンレス鋼として必要な機械的
強度を確保するために、0.30重量%以上含有することが
必要であるが、1.20重量%を超えて含有すると靱性に悪
影響を及ぼす。 <P:0.025 重量%以下>Pは耐全面腐食性や耐SCC
性を劣化させる元素であり、その含有量はできるだけ少
ないことが望ましい。工業的に比較的安価に製造可能
で、耐全面腐食性や耐SCC性の劣化が前述の油井環境
下で十分に抑制される範囲として、0.025 重量%以下に
した。
【0012】<S:0.005 重量%以下>Sは熱間加工性
を著しく劣化させる元素であり、その含有量はできるだ
け少ないことが望ましい。その限界値としてSの含有割
合が0.005 重量%を超えると、通常の工程でのパイプ製
造が困難となる。 <Cr:12.0〜14.0重量%>Crはステンレス鋼の耐食
性を保持するための主要な元素であり、耐食性の観点か
らは含有割合を12.0重量%以上とする必要があるが、含
有割合が14.0重量%を超えるとδフェライトの発生を招
き熱間加工性が劣化する。
【0013】<Ni:3.0 〜5.0 重量%>Niは耐食性
のうち特にCO2 による全面腐食に対して抵抗性を与え
るとともに、Cの含有割合を低減した13Cr鋼の機械的
強度を上昇させるために添加されるが、3.0 重量%未満
ではその効果は認められず、5.0 重量%を超えるとマル
テンサイト組織の安定性を損なう。
【0014】<Mo:0.5 〜1.5 重量%>Moは耐食性
のうち特にCl- による孔食に対して抵抗性を与える元
素であるが、0.5 重量%未満ではその効果は認められ
ず、1.5 重量%を超えるとδフェライトの発生を招いて
孔食以外の耐食性及び熱間加工性が劣化する。 <Al:0.01 〜0.05重量%>Alは強力な脱酸作用を有
する元素であるが、0.01重量%未満ではその効果が十分
ではなく、0.05重量%を越えると靱性に悪影響を及ぼ
す。
【0015】<N:0.03〜0.08重量%>Nは耐食性、耐
SCC性を著しく向上させる元素であるが、0.03重量%
未満ではその効果が十分ではなく、0.08重量%を超える
と種々の窒化物を形成して靱性を劣化させる。 <O:0.005 重量%以下>Oを0.005 重量%を超えるほ
ど多く含有すると、各種酸化物が形成されて、熱間加工
性、耐全面腐食性、耐SCC性、および靱性が著しく劣
化する。
【0016】<B:0.0005〜0.0100重量%>Bは粒界を
強化する作用を有する元素であり、Bの添加により変形
時に粒界の延性が増すため熱間加工性が高くなる。ま
た、粒界に沿って進展するマルテンサイト系ステンレス
鋼の応力腐食割れを抑制する効果があるため、Bの添加
により耐SCC性が向上する。これらの効果を発揮させ
るためには0.0005重量%以上の添加が必要であり、0.01
00重量%を超えて添加すると逆に脆化を引き起こすこと
になる。
【0017】なお、この鋼によれば、熱間加工性が十分
に高いため、油井管の製造を通常の製造工程に何ら手を
加えることなく行うことができる。すなわち、例えば、
シームレスパイプあるいは電縫管に成形後、950 〜1050
°Cの温度範囲に加熱して水冷または空冷により冷却
し、その後、油井管として必要な強度を得るべく550 〜
700 °Cの温度範囲で焼戻しを行う。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。下
記の表1に示すような、試料記号A〜Oの各化学組成を
有する鋼により、熱間加工性、耐全面腐食性、および耐
SCC性を調べる実験を行った。すなわち、前記各鋼を
厚さ15mmの板状に熱間圧延して得られた熱延鋼板か
ら、平行部直径6mmの丸棒引張試験片Aを採取した。
また、前記厚さ15mmの熱延鋼板に対して焼きならし
および焼戻しを行い、降伏強度が表1に示す値となった
素材から、それぞれ厚さ3mm、幅30mm、長さ40
mmの試験片Bと、厚さ2mm、幅20mm、長さ75
mmの試験片Cを作製した。
【0019】熱間加工性については、試験片Aを用い、
その両端を引張試験機のチャックに取り付けて1250
℃の雰囲気下に100秒以上保持した後、雰囲気温度を
10℃/sの速度で1000℃まで下げて、その温度に
10秒間保持した後、高速(100mm/s)で破断す
るまで引張り、これによる丸棒断面の直径減少率を算出
した。この値が60%以上であれば、傾斜圧延法により
シームレス鋼管に加工するために十分な熱間加工性を有
するものと考えることができる。
【0020】耐全面腐食性については、試験片Bを、N
aCl濃度20重量%、CO2 圧力30気圧、温度15
0℃の雰囲気下に1週間放置し、その重量減少量から腐
食速度を算出した。この値が小さいほど耐全面腐食性が
高く、0.050g/m2h以下であれば前述の油井環境に
耐えられるものと考えることができる。耐SCC性につ
いては、図1に示すように、試験片Cを曲げ治具Gによ
り曲率半径Rが8mmとなるようにU字状に曲げた状態
に保持して、NaCl濃度20重量%、CO2 分圧30
気圧、H2 S分圧:0.007気圧、温度150℃の雰
囲気下に1週間放置し、(a)肉眼観察による割れ発生
の有無と、(b)断面を光学顕微鏡で観察した時の割れ
発生の有無とで評価した。
【0021】各試験の結果を下記の表1に併せて示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1から分かるように、本発明の鋼に相当
する試料記号L〜Oの各鋼は、腐食速度が前述の油井環
境に耐え得るための0.050g/m2h以下となり、応力
腐食割れの発生も認められないとともに、直径減少率が
傾斜圧延法によりシームレス鋼管に加工するために十分
な60%以上になっており、降伏強度も100ksi
(kgf/in2 )以上と高いため、前述の腐食性が高
く100〜150℃の温度となる環境下で用いられる油
井管用鋼として、十分な耐全面腐食性、耐SCC性、お
よび熱間加工性を兼ね備えているものである。
【0024】これに対し、本発明の組成範囲外である試
料記号A〜Kの鋼(比較例鋼)は、以下に述べるよう
に、直径減少率が60%に達していなかったり、腐食速
度が0.050g/m2hより大きかったり、応力腐食割れ
が発生したりしており、耐全面腐食性、耐SCC性、お
よび熱間加工性のすべてを兼ね備えているものはない。
すなわち、A鋼は、Cの含有割合が0.053重量%と
本発明の範囲より大きいために、焼戻し時に鋭敏化が起
こって腐食速度の値が大きくなり、耐全面腐食性に劣る
ものであった。また、Bを含有していないが、SiやS
の含有割合が比較的少ないため直径減少率は60.2%
となった。
【0025】B鋼は、Crの含有割合が11.5重量%
と本発明の範囲より小さいために、腐食速度の値が大き
く耐全面腐食性に劣るものであった。また、Bを含有し
ていないがCrの含有割合が小さいために、直径減少率
は61.2%となった。C鋼は、Moの含有割合が0.
32重量%と本発明の範囲より小さいために、腐食速度
の値が大きく耐全面腐食性に劣るものであった。また、
Bを含有せずNの含有割合も小さいため、顕微鏡観察と
肉眼観察の両方で応力腐食割れが認められ耐SCC性が
十分でないものであった。さらに、Bを含有していない
がSやMnの含有割合が小さいために、直径減少率は6
3.9%となった。
【0026】D鋼は、Siの含有割合が0.80重量%
と本発明の範囲より大きいとともにBを含有していない
ために、腐食速度の値が大きく耐全面腐食性に劣り、直
径減少率も60%に達せず熱間加工性が十分でないもの
となった。E鋼は、Sの含有割合が0.006重量%と
本発明の範囲より大きいとともにBを含有していないた
めに、直径減少率が60%に達せず熱間加工性が十分で
ないとともに、顕微鏡観察により応力腐食割れが認めら
れ耐SCC性が十分でないものであった。
【0027】F鋼は、Alの含有割合が0.057重量
%と本発明の範囲より大きいために降伏強度が94.8
ksiと小さく機械的強度に劣るものとなった。また、
顕微鏡観察により応力腐食割れが認められ耐SCC性が
十分でないとともに、腐食速度の値が大きく耐全面腐食
性に劣るものであった。さらに、Bを含有していないた
めに、直径減少率が60%に達せず熱間加工性も十分で
ないものとなった。
【0028】G鋼は、Oの含有割合が0.006重量%
と本発明の範囲より大きいために、腐食速度の値が大き
く耐全面腐食性に劣るとともに、Bを含有していないた
めに、直径減少率が60%に達せず熱間加工性も十分で
ないものとなった。H〜I鋼は、C〜Oまでの含有割合
は本発明の範囲に入っているが、Bを含有していないた
めに、直径減少率が60%に達せず熱間加工性が十分で
ないものとなった。
【0029】J鋼は、Bの含有量が0.0004重量%
と本発明の範囲より小さいため、直径減少率が60%に
達せず、熱間加工性を向上させるBの効果が発揮されて
いない。K鋼は、Bの含有量が0.0118重量%と本
発明の範囲より大きいため、顕微鏡観察により応力腐食
割れが認められ耐SCC性が十分でないものであった。
また、直径減少率が60%に達せず熱間加工性も十分で
ないものとなった。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の油井管用マ
ルテンサイト系ステンレス鋼は、Cの含有割合を従来よ
り著しく低減した13Cr鋼にNi、Mo、Nを添加し、
S、Si、Al、Oの含有割合を低減するとともに、B
を0.0005〜0.0100重量%の範囲で含有することにより、
CO2 、H2 S、Cl- を含む厳しい腐食環境下であっ
て温度が100 〜150 ℃となる環境下での耐全面腐食性お
よび耐SCC性を損なうことなく、機械的強度も確保し
ながら、熱間加工性を十分に高くすることが可能とな
る。すなわち、本発明の鋼は、油井管用として、前述の
ような苛酷な環境下で使用可能な特性と、製造時の加工
し易さとを兼ね備えているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における耐SCC性を調べるた
めの試験方法(試験片への応力付与状態)を示す正面図
である。
【符号の説明】
C 試験片 G 曲げ治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.02〜0.05重量%、Si:0.50重量
    %以下、Mn:0.30〜1.20重量%、P:0.025 重量%以
    下、S:0.005 重量%以下、Cr:12.0〜14.0重量%、
    Ni:3.0 〜5.0 重量%、Mo:0.5 〜1.5 重量%、A
    l:0.01 〜0.05重量%、N:0.03〜0.08重量%、O:0.
    005 重量%以下、B:0.0005〜0.0100重量%を含有し、
    残部がFeおよび不可避的不純物よりなることを特徴と
    する油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼。
JP21167493A 1993-08-26 1993-08-26 油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 Pending JPH0762499A (ja)

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