JPH0761452A - 角底袋 - Google Patents

角底袋

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JPH0761452A
JPH0761452A JP22664693A JP22664693A JPH0761452A JP H0761452 A JPH0761452 A JP H0761452A JP 22664693 A JP22664693 A JP 22664693A JP 22664693 A JP22664693 A JP 22664693A JP H0761452 A JPH0761452 A JP H0761452A
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JP
Japan
Prior art keywords
flap
synthetic resin
laminated
bag
semi
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22664693A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Tanaka
豊治 田中
Hiroshi Tanaka
博史 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH0761452A publication Critical patent/JPH0761452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙袋の外側に当たる面に合成樹脂層を設けた
用紙を用いて、雨等による吸水防止、内容物の防湿、高
重量内容物の保持、袋の強度補強機能に優れた角底袋を
提供する。 【構成】 紙製基材の一方の面に合成樹脂層を積層した
積層シートを合成樹脂層面を外面とした状態で両側面を
ガセット折りし、底面を矩形状に形成貼着した角底袋に
おいて、該矩形状底面の合成樹脂層面同士が対応する部
分の台形状折り込みフラップの二重部分で略三角形状を
した内面フラップに穿孔部を設け、接着剤を用いて貼着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片面に合成樹脂層を設
けた用紙からなる郵便、宅配の配送用等に使用する角底
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便、宅配の配送用等に使用する
角底袋は、雨等による吸水防止、内容物の防湿、高重量
内容物の保持、袋の強度補強という機能のために、角底
袋の外側に当たる面に合成樹脂層を設けた用紙が用いら
れている。それらの角底袋の場合、底折りにより製造さ
れる袋については角底部分において合成樹脂層面同士を
相対応させ接着させなければならない部分が存在し、合
成樹脂層面同士の接着は困難で有るために底部の接着強
度が不足することがある。
【0003】その為に、底折りされる角底部分全体に合
成樹脂層を施してない用紙を用いた場合、雨等による吸
水防止、内容物の防湿、高重量内容物の保持、袋の強度
補強という機能が一部分で損なわれてしまうという欠点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、角底袋の外側に当たる面に合成樹脂層を設け
た用紙を用いて、雨等による吸水防止、内容物の防湿、
高重量内容物の保持、袋の強度補強に優れた角底袋を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の角底袋は、紙製基材の一方の面に合成樹脂
層を積層した積層シートを合成樹脂層面を外面とした状
態で両側面をガセット折りし、底面が相対する辺に連接
する台形状折り込みフラップにより矩形状に貼着形成し
た角底袋において、前記台形状折り込みフラップの二重
部分で略三角形状をした内面フラップに穿孔部または切
欠部を設けたことを特徴とする。
【0006】また、上記角底袋において、前記内面フラ
ップが、その折り込み時に当接する部分の少なくとも一
方の面の一部分に合成樹脂層を積層していない部分を設
けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、角底部分で合成樹脂層面同士が相
対応して接着する部分の台形状折り込みフラップの二重
部分で略三角形状をした内面フラップ側に穿孔部または
切欠部を設ける、また前記内面フラップが、その折り込
み時に当接する部分の少なくとも一方の面の一部分に合
成樹脂層を積層していない部分を設けた構成とする事に
より、接着剤もしくは粘着剤を合成樹脂層が積層されて
いない面に浸透させることが出来るようになり、底折り
における角底部分の接着力を高めることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の角底袋を示す全体斜
視図であり、図2は本発明の角底袋の組立て方法を順に
示す斜視図である。
【0009】本発明の角底袋1の組立て方法を図2に従
って説明すれば、外面にポリプロピレン等の合成樹脂を
押出ラミネーションやドライラミネーション等の適宜の
積層手段で合成樹脂を積層された面21を有する用紙2
における右側縁部3’の外面(合成樹脂を積層された面
21)に、接着剤4を塗布する(a) 。
【0010】次いで、前記用紙2において供給方向と平
行する中央線より僅かに左方の箇所及び同用紙2におい
て右側縁部3’より僅かに内方の箇所をMの字形状に折
り畳むことによって左右の折り込み襞部5、5’を形成
し、且つ用紙2の左右両縁部3、3’を重合させて、前
記接着剤4で貼着することによって、ガセット筒状の袋
素材6を形成した(b) 。
【0011】次いで、この袋素材6を、該袋素材6に対
して完成後に底部となる箇所を開き、更に開いた底を扁
平状に押潰して袋素材6の底部にほぼ8角形を呈する半
完成底7を形成する。この時、事前に半完成底7におけ
る台形状折り込みフラップの二重部分で略三角形状の内
面フラップ部9、9’、10、10’に穿孔部11、を
穿設すると共に、半完成底7に二条の折れ線12、1
2’により半完成底7に台形状折り込みフラップ8、
8’を形成する(c) 。
【0012】次いで、一方の台形状折り込みフラツプ8
における穿孔部11を含む内面フラップ部9、9’に接
着剤を塗布した後、折れ線12によって折り畳み貼着す
る(d) 。続いて、もう一方の台形状折り込みフラツプ
8’の穿孔部11を含む内面フラップ部10、10’及
び台形状折り込みフラツプ8’において二重部分となっ
ていない部分13の折り畳み時に台形状折り込みフラツ
プ8と重なる箇所13’に接着剤を塗布した後、折れ線
12’によって折り畳み貼着し角形の完成底15を得る
(e) ことにより、図1に示したような角底袋1が得られ
る。
【0013】図2−(c) において、台形状折り込みフラ
ップ部8の内面フラップ部9と半完成底7の中位部1
4、内面フラップ部9’と半完成底7の中位部14’が
相対応し、接着剤が塗布され貼着される。従って、該内
面フラップ部9、9’に穿孔部11を穿設する事によ
り、内面フラップ部9、9’に塗布された接着剤は、該
穿孔部11を通して該穿孔部11内に露出する台形状折
り込みフラップ8の合成樹脂を積層されてない面22に
浸透し、合成樹脂を積層されてない面22と半完成底7
の中位部14、14’が貼着することにより内面フラッ
プ部9と半完成底7の中位部14、内面フラップ部9’
と半完成底7の中位部14’は確実に貼着されることに
なる。
【0014】更に、図2−(d) において、内面フラップ
部10と半完成底7の中位部14、内面フラップ部1
0’と半完成底7の中位部14’及び台形状折り込みフ
ラップ8’の合成樹脂を積層されてない面22と台形状
折り込みフラップ8の外面の合成樹脂を積層された面2
1が相対応し、接着剤が塗布され貼着される。従って、
該内面フラップ部10及び10’に穿孔部11を穿設す
る事により、内面フラップ部10、10’に塗布された
接着剤は、該穿孔部11を通して該穿孔部11内に露出
する台形状折り込みフラップ8’の合成樹脂を積層され
てない面22に浸透し、合成樹脂を積層されてない面2
2と半完成底7の中位部14、14’、及び台形状折り
込みフラップ8’において二重部分となっていない部分
13の折り畳み時に台形状折り込みフラップ8と重なる
箇所13’と台形状折り込みフラップ8の外面の合成樹
脂を積層された面21が接着することにより内面フラッ
プ部10と半完成底7の中位部14、内面フラップ部1
0’と半完成底7の中位部14’、及び台形状折り込み
フラップ8’の合成樹脂を積層されてない面22と台形
状折り込みフラップ8の外面の合成樹脂を積層された面
21は確実に貼着されることになる。
【0015】半完成底7における内面フラップ部9、
9’、10、10’に設ける穿孔部11は、内面フラッ
プ部9、9’、10、10’に塗布された接着剤もしく
は粘着剤を合成樹脂を積層されてない面22へ浸透させ
るために設けられるものであり、その大きさは適宜で、
内面フラップ部9、9’、10、10’の各面積以内で
あれば良く、その形は、実施例では穿孔部11を三角形
に形成したものを示したが、穿孔部11の形状は図示の
ものに限定されるものでなく、四角形でも、その他の多
角形、または円形でもよい。また、内面フラップ部9、
9’、10、10’の内縁部に切欠部を設けてもよく、
内面フラップ部9、9’、10、10’を切除いてもよ
い。
【0016】更に、内面フラップ部9、9’、10、1
0’が、その折り込み時に当接し、接着剤によって折り
畳みにより貼着する部分の少なくとも一方の面を、合成
樹脂層を積層してない部分とすることによって塗布され
た接着剤が用紙面に浸透し確実に貼着されることにな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、紙袋の
外側に当たる面全面に合成樹脂層を積層された用紙を使
用し、角底部分で合成樹脂層面同士が相対応して接着す
る部分の片側の面に穿孔部を設け、該穿孔部を通して接
着剤を合成樹脂が積層されてない面に浸透させ貼着を行
うために、雨等による吸水防止、袋内容物の防湿、高重
量内容物の保持、袋の強度補強機能を充分発揮できる角
底袋を比較的容易に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角底袋の斜視図である。
【図2】本発明の角底袋の組立て方法を順に示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 角底袋 2 用紙 21合成樹脂を積層された面。 22合成樹脂を積層されてない面 3 左側縁部 3’右側縁部 4 接着剤 5、5’折り込み襞部 6 袋素材 7 半完成底 8 8’台形状折り込みフラップ部 9 9’10 10’ 内面フラップ部 11穿孔部 12 12’折れ線 13 折り込みフラップの二重部分となってない部分 13’折り畳み時に折り込みフラップと重なる箇所 14 14’半完成底の中位部 15 角形の完成底

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製基材の一方の面に合成樹脂層を積層
    した積層シートを合成樹脂層面を外面とした状態で両側
    面をガセット折りし、底面が相対する辺に連接する台形
    状折り込みフラップにより矩形状に貼着形成した角底袋
    において、前記台形状折り込みフラップの二重部分で略
    三角形状をした内面フラップに穿孔部または切欠部を設
    けたことを特徴とする角底袋。
  2. 【請求項2】 前記内面フラップが、その折り込み時に
    当接する部分の少なくとも一方の面の一部分に合成樹脂
    層を積層していない部分を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の角底袋。
JP22664693A 1993-08-20 1993-08-20 角底袋 Withdrawn JPH0761452A (ja)

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JP22664693A JPH0761452A (ja) 1993-08-20 1993-08-20 角底袋

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JP22664693A JPH0761452A (ja) 1993-08-20 1993-08-20 角底袋

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07124490A (ja) * 1994-04-07 1995-05-16 Kansai Matetsuku Kk 磨砕方法
WO2001054997A1 (en) * 2000-01-28 2001-08-02 Upm-Kymmene Corporation A multiple-wall sack with glue between layers, and method of manufacturing
CN105923243A (zh) * 2016-06-29 2016-09-07 石家庄康益包装有限公司 一种能快速打开的包装袋
CN113844096A (zh) * 2021-09-27 2021-12-28 广州造纸股份有限公司 一种防渗漏淋膜方底纸袋的成型方法

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