JPH0759141A - ウォッチ型無線受信機 - Google Patents
ウォッチ型無線受信機Info
- Publication number
- JPH0759141A JPH0759141A JP10161394A JP10161394A JPH0759141A JP H0759141 A JPH0759141 A JP H0759141A JP 10161394 A JP10161394 A JP 10161394A JP 10161394 A JP10161394 A JP 10161394A JP H0759141 A JPH0759141 A JP H0759141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loop antenna
- device case
- transparent protective
- protective plate
- watch type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Clocks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 十分な受信感度を得るとともに薄型化する。
【構成】 機器ケース１の上部には、機器ケース１内に
設けられた液晶表示パネル１４を被って保護するための
透明保護板２１が設けられている。透明保護板２１の内
面の周囲には金属薄膜からなる平面ほぼＣ字状のループ
アンテナ２１が設けられている。この場合、ループアン
テナ２１の開口面積を可及的に大きくすることができ、
ひいては十分な受信感度を得ることができる。また、ル
ープアンテナ２１の厚さ方向に占めるスペースを可及的
に小さくすることができ、ひいては薄型化することがで
きる。
設けられた液晶表示パネル１４を被って保護するための
透明保護板２１が設けられている。透明保護板２１の内
面の周囲には金属薄膜からなる平面ほぼＣ字状のループ
アンテナ２１が設けられている。この場合、ループアン
テナ２１の開口面積を可及的に大きくすることができ、
ひいては十分な受信感度を得ることができる。また、ル
ープアンテナ２１の厚さ方向に占めるスペースを可及的
に小さくすることができ、ひいては薄型化することがで
きる。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】この発明はウォッチ型無線受信機に
関する。
関する。
【０００２】
【従来技術】例えばページングシステムで用いられる無
線受信機（ページャ）では、一般に、呼出番号及びそれ
に続くメッセージ情報で変調された無線信号を受信する
ための磁界型のループアンテが内蔵されている。従来の
このようなループアンテナは、銅等からなる帯状の金属
板を折り曲げて形成したほぼコ字状の一対のアンテナ半
体からなり、一方のアンテナ半体の両端部が回路基板の
一方の面に半田付けにより取付けられ、他方のアンテナ
半体の両端部が回路基板の他方の面に半田付けにより取
付けられ、両アンテナ半体によってループを形成するこ
とにより、磁界を検出することができるようになってい
る。
線受信機（ページャ）では、一般に、呼出番号及びそれ
に続くメッセージ情報で変調された無線信号を受信する
ための磁界型のループアンテが内蔵されている。従来の
このようなループアンテナは、銅等からなる帯状の金属
板を折り曲げて形成したほぼコ字状の一対のアンテナ半
体からなり、一方のアンテナ半体の両端部が回路基板の
一方の面に半田付けにより取付けられ、他方のアンテナ
半体の両端部が回路基板の他方の面に半田付けにより取
付けられ、両アンテナ半体によってループを形成するこ
とにより、磁界を検出することができるようになってい
る。
【０００３】
【従来技術の問題点】しかしながら、従来のこのような
ループアンテナを備えた無線受信機では、ループアンテ
ナによる受信感度の向上を図るには、ループアンテナの
開口面積（両アンテナ半体で囲まれた部分）をできるだ
け大きくする必要がある。このため、小型の無線受信機
では、アンテナ半体の回路基板と平行する部分を回路基
板からできるだけ離間させなければならず、その分嵩張
ることになる。ところで、ポケットタイプの無線受信機
の場合にはある程度嵩張ってもそれほど不自由を感じな
いが、ウォッチタイプの無線受信機の場合には、腕に装
着して使用するので、嵩張るとかなりの不自由を感ずる
ことがあった。
ループアンテナを備えた無線受信機では、ループアンテ
ナによる受信感度の向上を図るには、ループアンテナの
開口面積（両アンテナ半体で囲まれた部分）をできるだ
け大きくする必要がある。このため、小型の無線受信機
では、アンテナ半体の回路基板と平行する部分を回路基
板からできるだけ離間させなければならず、その分嵩張
ることになる。ところで、ポケットタイプの無線受信機
の場合にはある程度嵩張ってもそれほど不自由を感じな
いが、ウォッチタイプの無線受信機の場合には、腕に装
着して使用するので、嵩張るとかなりの不自由を感ずる
ことがあった。
【０００４】
【発明の目的】この発明は上述した事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、十分な受信感度を
得ることができる上、小型化を図ることができるウォッ
チ型無線受信機を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、十分な受信感度を
得ることができる上、小型化を図ることができるウォッ
チ型無線受信機を提供することにある。
【０００５】
【発明の要点】］この発明は上述した目的を達成するた
めに、機器ケースの上部に設けられ、前記機器ケース内
に設けられた表示部を被って保護するための透明保護板
の内面にループアンテナを設けたこと、及びこのループ
アンテナを、透明保護板の内面の周囲に設置した金属薄
膜で構成したことを要点としている。
めに、機器ケースの上部に設けられ、前記機器ケース内
に設けられた表示部を被って保護するための透明保護板
の内面にループアンテナを設けたこと、及びこのループ
アンテナを、透明保護板の内面の周囲に設置した金属薄
膜で構成したことを要点としている。
【０００６】
【実施例】以下、実施例につきこの発明を詳細に説明す
る。図１及び図２はこの発明の一実施例におけるウォッ
チ型無線受信機の要部を示したものである。このウォッ
チ型無線受信機では、機器ケース１はプラスチック製で
あり、この機器ケース１の裏面に裏蓋２が着脱可能に取
付けられ、機器ケース１の両端に設けられたバンド連結
部３、４に図示しないバンドが同じく図示しないバネ棒
を介して連結され、バンドを介して腕に装着することが
できるようになっている。
る。図１及び図２はこの発明の一実施例におけるウォッ
チ型無線受信機の要部を示したものである。このウォッ
チ型無線受信機では、機器ケース１はプラスチック製で
あり、この機器ケース１の裏面に裏蓋２が着脱可能に取
付けられ、機器ケース１の両端に設けられたバンド連結
部３、４に図示しないバンドが同じく図示しないバネ棒
を介して連結され、バンドを介して腕に装着することが
できるようになっている。
【０００７】機器ケース１の内部には、このウォッチ型
無線受信機の電子回路部を構成するＬＳＩ１１等の複数
の電子部品が実装された回路基板１２が収納されてい
る。回路基板１２の下面側には電源用の釦電池１３が着
脱可能に収納されている。回路基板１２の上面側には液
晶表示パネル（表示部）１４がパネル押え板１５によっ
て押え付けられて設けられている。液晶表示パネル１４
は受信されたメッセージ情報を表示するためのものであ
る。
無線受信機の電子回路部を構成するＬＳＩ１１等の複数
の電子部品が実装された回路基板１２が収納されてい
る。回路基板１２の下面側には電源用の釦電池１３が着
脱可能に収納されている。回路基板１２の上面側には液
晶表示パネル（表示部）１４がパネル押え板１５によっ
て押え付けられて設けられている。液晶表示パネル１４
は受信されたメッセージ情報を表示するためのものであ
る。
【０００８】機器ケース１の上部にはガラスやプラスチ
ック等からなる透明保護板２１がパッキン２２を介して
設けられている。透明保護板２１は液晶表示パネル１４
を被って保護するためのものである。透明保護板２１の
内面の周囲には金属薄膜からなる平面ほぼＣ字状のルー
プアンテナ２３が設けられている。ループアンテナ２３
は、例えば、ガラスやプラスチック等からなる透明保護
板２１の内面の周囲にクロムを蒸着することによって下
地層を形成し、この下地層の表面に銅をメッキすること
によってアンテナ層を形成した構造となっている。ルー
プアンテナ２３の両端部は、回路基板１２に設けられた
スプリングピンコネクタ２４、２５を介して回路基板１
２と電気的に接続されている。ループアンテナ２３の内
周側における透明保護板２１の内面には印刷によって見
切り枠２６が設けられている。
ック等からなる透明保護板２１がパッキン２２を介して
設けられている。透明保護板２１は液晶表示パネル１４
を被って保護するためのものである。透明保護板２１の
内面の周囲には金属薄膜からなる平面ほぼＣ字状のルー
プアンテナ２３が設けられている。ループアンテナ２３
は、例えば、ガラスやプラスチック等からなる透明保護
板２１の内面の周囲にクロムを蒸着することによって下
地層を形成し、この下地層の表面に銅をメッキすること
によってアンテナ層を形成した構造となっている。ルー
プアンテナ２３の両端部は、回路基板１２に設けられた
スプリングピンコネクタ２４、２５を介して回路基板１
２と電気的に接続されている。ループアンテナ２３の内
周側における透明保護板２１の内面には印刷によって見
切り枠２６が設けられている。
【０００９】機器ケース１の左側面には、電源のオン、
オフを切り換えるためのプッシュタイプの電源スイッチ
３１、呼出しを音で報知するためのスピーカ（図示せ
ず）が設けられている。機器ケース１の右側面には、ス
ピーカによる呼出し音の報音を停止するためのプッシュ
タイプのリセットスイッチ３２、ＬＳＩ１１内のメッセ
ージメモリ部に一時的に記憶されているメッセージ情報
を読出して液晶表示パネル１４に表示させるためのプッ
シュタイプの表示スイッチ３３が設けられている。
オフを切り換えるためのプッシュタイプの電源スイッチ
３１、呼出しを音で報知するためのスピーカ（図示せ
ず）が設けられている。機器ケース１の右側面には、ス
ピーカによる呼出し音の報音を停止するためのプッシュ
タイプのリセットスイッチ３２、ＬＳＩ１１内のメッセ
ージメモリ部に一時的に記憶されているメッセージ情報
を読出して液晶表示パネル１４に表示させるためのプッ
シュタイプの表示スイッチ３３が設けられている。
【００１０】このウォッチ型無線受信機では、透明保護
板２１の内面の周囲に金属薄膜からなるループアンテナ
２３を設けているので、ループアンテナ２３の厚さ方向
に占めるスペースを可及的に小さくすることができ、ひ
いてはかなりの薄型化を図ることができる。しかも、透
明保護板２１の内面にループアンテナ２３を設けている
ので、ループアンテナ２３の開口面積を可及的に大きく
することができ、ひいては十分な受信感度を得ることが
できる。更に、ループアンテナ２３を金属薄膜に よっ
て形成しているので、従来の金属板を折り曲げて形成し
たループアンテナに比較して、寸法精度が高い上、変形
しにくく、したがって安定した受信性能を得ることがで
きる。
板２１の内面の周囲に金属薄膜からなるループアンテナ
２３を設けているので、ループアンテナ２３の厚さ方向
に占めるスペースを可及的に小さくすることができ、ひ
いてはかなりの薄型化を図ることができる。しかも、透
明保護板２１の内面にループアンテナ２３を設けている
ので、ループアンテナ２３の開口面積を可及的に大きく
することができ、ひいては十分な受信感度を得ることが
できる。更に、ループアンテナ２３を金属薄膜に よっ
て形成しているので、従来の金属板を折り曲げて形成し
たループアンテナに比較して、寸法精度が高い上、変形
しにくく、したがって安定した受信性能を得ることがで
きる。
【００１１】なお、上記実施例では、ループアンテナ２
３を透明保護板２１の内面に直接設けたが、透明保護板
２１の内面に見切り枠２６を先に設け、この見切り枠２
６の上にループアンテナ２３を設けるようにしても良
い。
３を透明保護板２１の内面に直接設けたが、透明保護板
２１の内面に見切り枠２６を先に設け、この見切り枠２
６の上にループアンテナ２３を設けるようにしても良
い。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、透明保護板の内面にループアンテナを設けているの
で、ループアンテナの開口面積を可及的に大きくするこ
とができ、ひいては十分な受信感度を得ることができ
る。又、この発明におけるループアンテナは、透明保護
板の内面の周囲に設置した金属薄膜で構成されているの
で、ループアンテナの厚さ方向に占めるスペースを可及
的に小さくすることができ、ひいてはかなりの薄型化を
図ることができるだけでなく、従来のループアンテナと
比較して、寸法精度が高い上に変形しにくいので、安定
した受信性能を得ることができる。
ば、透明保護板の内面にループアンテナを設けているの
で、ループアンテナの開口面積を可及的に大きくするこ
とができ、ひいては十分な受信感度を得ることができ
る。又、この発明におけるループアンテナは、透明保護
板の内面の周囲に設置した金属薄膜で構成されているの
で、ループアンテナの厚さ方向に占めるスペースを可及
的に小さくすることができ、ひいてはかなりの薄型化を
図ることができるだけでなく、従来のループアンテナと
比較して、寸法精度が高い上に変形しにくいので、安定
した受信性能を得ることができる。
【図１】この発明の一実施例におけるウォッチ型無線受
信機の要部を示す平面図である。
信機の要部を示す平面図である。
【図２】図１のII−II線に沿う断面図である。
１ 機器ケース １４ 液晶表示パネル（表示部） ２１ 透明保護板 ２３ ループアンテナ
Claims (2)
- 【請求項１】機器ケースの上部に設けられ、前記機器ケ
ース内に設けられた表示部を被って保護するための透明
保護板の内面にループアンテナを設けたことを特徴とす
るウォッチ型無線受信機。 - 【請求項２】上記ループアンテナは、上記透明保護板の
内面の周囲に設置された金属薄膜で構成されていること
を特徴とする請求項１記載のウォッチ型無線受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10161394A JPH0759141A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | ウォッチ型無線受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10161394A JPH0759141A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | ウォッチ型無線受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0759141A true JPH0759141A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=14305259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10161394A Pending JPH0759141A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | ウォッチ型無線受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759141A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997044707A3 (en) * | 1996-05-24 | 2001-05-25 | Digital D J Inc | Liquid crystal display device with integrated solar power source and antenna |
| EP1431847A1 (fr) * | 2002-12-16 | 2004-06-23 | Eta SA Fabriques d'Ebauches | Dispositif électronique portable, notamment pièce d'horlogerie, comprenant une antenne formée d'une bobine de grand diamètre |
| JP2006084438A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Birukon Kk | ゴルフプレイ用ナビゲーション携帯端末 |
| WO2014124371A1 (en) * | 2013-02-08 | 2014-08-14 | Garmin Switzerland Gmbh | Watch with bezel antenna configuration |
| JP2016180632A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | シチズンホールディングス株式会社 | 時計 |
| JP2018021773A (ja) * | 2016-08-01 | 2018-02-08 | シチズン時計株式会社 | 携帯型電波時計および携帯型電波時計の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56169401A (en) * | 1980-05-31 | 1981-12-26 | Shuichi Sakai | Antenna for wrist watch type receiver |
| JPS5939519B2 (ja) * | 1974-09-19 | 1984-09-25 | エフ ジユマ− ジヨン | 大なる金属表面の電気的処理装置 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP10161394A patent/JPH0759141A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5939519B2 (ja) * | 1974-09-19 | 1984-09-25 | エフ ジユマ− ジヨン | 大なる金属表面の電気的処理装置 |
| JPS56169401A (en) * | 1980-05-31 | 1981-12-26 | Shuichi Sakai | Antenna for wrist watch type receiver |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997044707A3 (en) * | 1996-05-24 | 2001-05-25 | Digital D J Inc | Liquid crystal display device with integrated solar power source and antenna |
| EP1431847A1 (fr) * | 2002-12-16 | 2004-06-23 | Eta SA Fabriques d'Ebauches | Dispositif électronique portable, notamment pièce d'horlogerie, comprenant une antenne formée d'une bobine de grand diamètre |
| US7091916B2 (en) | 2002-12-16 | 2006-08-15 | ETA SA Manufacture Horlogére Suisse | Portable electronic device, in particular a timepiece, comprising an antenna formed by a large-diameter coil |
| JP2006084438A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Birukon Kk | ゴルフプレイ用ナビゲーション携帯端末 |
| WO2014124371A1 (en) * | 2013-02-08 | 2014-08-14 | Garmin Switzerland Gmbh | Watch with bezel antenna configuration |
| US9172148B2 (en) | 2013-02-08 | 2015-10-27 | Garmin Switzerland Gmbh | Watch with bezel antenna configuration |
| US9257740B2 (en) | 2013-02-08 | 2016-02-09 | Garmin Switzerland Gmbh | Watch with bezel antenna configuration |
| JP2016180632A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | シチズンホールディングス株式会社 | 時計 |
| JP2018021773A (ja) * | 2016-08-01 | 2018-02-08 | シチズン時計株式会社 | 携帯型電波時計および携帯型電波時計の製造方法 |
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