JPH075873B2 - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JPH075873B2
JPH075873B2 JP2582286A JP2582286A JPH075873B2 JP H075873 B2 JPH075873 B2 JP H075873B2 JP 2582286 A JP2582286 A JP 2582286A JP 2582286 A JP2582286 A JP 2582286A JP H075873 B2 JPH075873 B2 JP H075873B2
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雅美 竹田
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規組成物および該組成物を成分とするホツト
メルト型粘着剤に関する。
〔従来の技術・発明が解決しようとする問題点〕
ラベル、クラフトテープ、布テープなどに用いられるホ
ツトメルト型粘着剤組成物として近年(a)スチレン・
脂肪族ジエンブロツクコポリマー、(b)脂肪族又は脂
環族タツキフアイヤーおよび(c)液状タツキフアイヤ
ーからなるものが使用されている。しかし、このような
組成物からなる粘着剤においては、通常粘着剤のタツク
が良好な配合では凝集力が低く、そのため保持力が低下
し、バランスのとれた粘着性能を発揮することが困難で
あつた。
〔問題点を解決しようとする手段〕
本発明者らはホツトメルト型粘着剤の上記問題点を解決
するため鋭意検討したところ、特定の炭化水素樹脂を含
む新規組成物を採用することによつてタツクなどの他の
粘着剤性能を大きく損なうことなしに凝集力を改善で
き、バランスのとれた粘着性能を有する粘着剤が得られ
ることを見い出し、本発明を完成させた。
〔発明の概要〕
本発明は ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物とからなるブロ
ック共重合体又は該ブロック共重合体の水素化物
(A):100重重部、 脂肪族若しくは脂環族粘着性樹脂であつて、軟化点が50
ないし120℃の範囲にあるもの(B):50ないし150重量
部、 液状粘着付与剤(C):50ないし200重量部、および、 スチレン系モノマーをフリーデルクラフツ触媒の存在下
で重合させて得られる軟化点が80ないし120℃の範囲に
ある炭化水素樹脂(D1)又はイソプロペニルトルエン10
0重量部と、石油精製、石油分解等の際に副生する炭素
数4および5の不飽和炭化水素を含む留分から選ばれる
任意の留分5ないし100重量部とをフリーデルクラフツ
触媒の存在下で共重合させて得られる炭化水素樹脂
(D2):5ないし50重量部、 からなる組成物および該組成物を成分とするホツトメル
型粘着剤である。
〔(A)成分〕
本発明の組成物に用いられるビニル芳香族化合物と共役
ジエン化合物とからなる共重合体(A)には、ビニル芳
香族化合物と共役ジエン化合物とからなる線状、放射状
あるいは分枝状のブロツク共重合体が挙げられる。ビニ
ル芳香族化合物には、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、p-tert-ブチルスチレン、ビニルキシ
レン、エチルビニルキシレン、ビニルナフタレンおよび
これらの混合物が例示され、これらのうちではスチレン
がとくに好ましい。また共役ジエン化合物には、1,3-ブ
ダジエン、イソプレン、1,3-ペタジエン、2,3-ジメチル
ブタジエン、これらのハロゲン化誘導体、およびこれら
の混合物が例示され、これらのうちではブタジエンまた
はイソプレン、あるいはブタジエン又はイソプレンを主
体とする共役ジエン化合物の組合せが好ましく、とくに
ブタジエン又はイソプレンが好適である。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物からなるブロッ
ク共重合体としては、例えば特開昭52-150457号あるい
は特開昭53-71158号に開示されたブロツク共重合体があ
り、ビニル芳香族化合物からなるブロツク(X)と
(X1)および共役ジエン化合物からなるブロツク(Y)
(ただしXとX1は同じであつても異なつていてもよい)
が、X−Y−X1、X−Yなどの構成をしたもの、あるい
はさらに XY−X−YnX、XY−XnY(nは1〜10の整
数)などの構成をしたものも挙げることができる。これ
らのブロツク共重合体のうち、末端ブロツクは、ビニル
芳香族化合物からなるブロツクが好適である。ブロツク
共重合体の数平均分子量は、好ましくは約10,000ないし
約1,000,000、とくに好ましくは約20.000ないし約300,0
00の範囲である。また、ビニル芳香族化合物からなるブ
ロツクの各々の平均分子量は好ましくは約1,000ないし
約500,000、とくに好ましくは約2,000ないし約300,000
であり、共役ジエン化合物からなるブロツクの各々の平
均分子量は好ましくは、約1,000ないし約500,000とくに
好ましくは、約2,000ないし約300,000の範囲である。
また、これらのブロツク共重合体におけるビニル芳香族
化合物と共役ジエン化合物の重量比は、好ましくは約2/
98〜約60/40、とくに好ましくは約10/90〜約40/60の範
囲である。
本発明ではこれらの共重合体を水素化とした水素化物も
用いられる。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物からなるブロッ
ク共重合体を水素化する場合、90%以上の脂肪族二重結
合が水素化され、10%以下の芳香族二重結合が水素化さ
れたものが好適であり、とくに好ましくは99%以上の脂
肪族二重結合が水素化され、5%以下の芳香族二重結合
が水素化されたものが望ましい。
水素化は、当業者は公知の方法を採用することができ
る。水素化触媒としては、例えばニツケル多孔質ケイソ
ウ土、ラネーニツケル、重量クロム酸銅、硫化モリブデ
ン等や、さらに白金、パラジウム等をカーボン等の担体
に担持したものを挙げることができる。水素化は任意の
圧力、温度、例えば大気圧から300気圧、通常5ないし2
00気圧で24℃ないし320℃の温度において0.1ないし24時
間、好ましくは、0.2ないし10時間で行うことができ
る。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物まらなるブロッ
ク共重合体として具体的にはブタジエン−ポリスチレン
−ブロツク共重合体、ポリスチレン−ポリイソプレン−
ブロツク共重合体、ポリ(α−メチルスチレン)−ポリ
ブタジエン−ポリ(α−メチルスチレン)−ブロツク共
重合体などが例示される。これらの共重合体として市販
品も使用することができ、水素化物も市販されている。
これらとしては、例えば カリフレツクスTR-1101、TR1107、TR4113 シエルケミ
カル社 クレイトンG-6500、G6521、G1650、G1652 シエルケミ
カル社 ソルプレン、水素化ソルプレン フイリツプス社 などが例示される。
なお本発明の(A)として、上記共重合体およびその水
素化物の二種以上の混合物を用いてもよい。
〔(B)成分について〕
本発明の組成物に用いる(B)成分は脂肪族系若しくは
脂環族系粘着性樹脂であり、軟化点が50ないし120℃の
範囲、好ましくは70ないし100℃の範囲にもあるもので
ある。
これらの樹脂として、脂肪族炭化水素、脂環族系炭化水
素、もしくはこれら両者を含む炭化水素留分から得られ
る石油樹脂などを挙げることができる。前者の例として
は、例えば特公昭47-45831、同47-45833号公報などを挙
げることができる。またさらにこれらの樹脂の水添樹
脂、あるいは芳香族系樹脂もしくは芳香族と脂肪族また
は脂環族系共重合樹脂の水添樹脂も(B)成分に含めて
使用できる。
〔(C)成分について〕
本発明の組成物に用いられる液状粘着付与剤としては、
例えば特願昭60-129866、同60-4921、同59-257440、同5
9-240565の各号明細書に記載の芳香族炭化水素とトリシ
クロドデセン類若しくはテトラシクロドデセン類の反応
生成物、あるいは該生成物の水添化物、さらにC1〜C10
の脂肪族系、αピネン、βピネンなどの脂環族系反応生
成物若しくは該生成物の水添化物、さらにスチレン、α
メチルスチレン、イソプロペニルトルエンなどの芳香族
系樹脂、芳香族/脂肪族系樹脂の水添化物などが挙げら
れる。これら液状樹脂の軟化添は20℃以下であり、数平
均分子量が700以下のものである。また、さらに鉱油、
植物油、フタール酸エステル、リン酸エステルなどを単
独または前記液状樹脂と任意の割合で混合し使用するこ
とができる。
〔(D)成分について〕
本発明の組成物に用いられる(D)成分として用いるこ
とのできる(D1)としてはスチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、イソプロペニトルトルエン、t-ブ
チルスチレン、t-ブチル−α−メチルスチレンなどのス
チレン系モノマーであり、これらの単独または任意の割
合からなる混合物を塩化アルミニウム、臭化アルミニウ
ム、ジクロルモノエチルアルミニウム、四塩化チタン、
四塩化スズ、三弗化硼素の各種錯合体などのフリーデル
クラフツ触媒の存在下で共重合させて得られる炭化水素
樹脂であり、例えば特開昭52-78289号や同59-168011号
などに記載のものが挙げられる。これらの樹脂の軟化点
は80ないし120℃〔ガラス転移点Tg(約30ないし70℃、D
SCにより、上昇温度10℃/minで測定)〕の範囲にあり、
数平均分子量(GPCによる)が500ないし2000の範囲にあ
るものが用いられる。
また、さらに(D)成分として用いることのできる
(D2)として、例えば特開昭52-56189に開示されている
炭化水素樹脂をそのまま用いることができる。すなわ
ち、メタおよびオルソイソプロペニルトルエンを主体と
し、パライソプロペニルトルエンや他の重合成分が含ま
れていてもよいイソプロペニルトルエン100重量部と、
石油精製、石油分解等の際に副生する炭素数4および不
飽和炭化水素を含む留分から選ばれる任意の留分であ
り、通常沸点範囲が−15〜+45℃で1-ブテン、イソブチ
レン、2-ブテン、1,3-ブタジエン、1-ペンテン、2-メチ
ル‐1-ブテン、3-メチル‐1-ブテン、2-ペンテン、イソ
プレン、1,3-ペンタジエン、シクロペンタジエンなどを
含むもの5ないし100重量部とを、塩化アルミニウム、
臭化アルミニウム、ジクロルモノエチルアルミニウム、
四塩化チタン、四塩化スズ、三弗化硼素、三弗化硼素の
各種錯合体などのフリーデルクラフツ触媒の存在下で共
重合させて得られる炭化水素樹脂である。この樹脂は通
常軟化点(環球法)が80ないし120℃、臭素価(ASTM D
1158-57)が3ないし50、数平均分子量(V.P.O法)が50
0ないし200、色相(ガードナーASTM D 154-58)が1な
いし7の物性を有する樹脂である。
なお(D1)と(D2)成分は各単独で用いることができる
ほか、混合して用いることもできる。
なおこれらの(D)成分樹脂をあらかじめ(A)成分と
押出機またはニーダーで所定の割合で混合したものを使
用してもよい。
〔ホツトメルト型粘着剤〕
本願第二の発明は前記組成物を成分とするホツトメルト
型粘着剤である。
本発明のホツトメルト型粘着剤は前記組成物のみから成
つていてもよく、また必要に応じ軟化剤、各種安定剤、
充填剤、老化防止剤を添加してもよい。
本発明の粘着剤を調製する方法としては、前記組成物お
よび必要に応じて加える各成分を加熱下に撹拌して均一
な溶融液とし、これを冷却下に用途に応じて粒状、フレ
ーク状、ペレツト状、棒状に合成する。塗工時にはこれ
を再び溶融し、布、クラフト紙などに通常の方法にて塗
布する。
〔発明の効果〕
本発明は組成物を成分とするホツトメルト型粘着剤は、
後記実施例に示すように、凝集力を改善し、バランスの
とれた粘着性性能を発揮することができる。
〔実施例等〕
参考例 1 容量1のガラス製オートクレーブに無水塩化アルミニ
ウム1.1g、キシレン20gを仕込み、撹拌下に9,10-ジヒド
ロキシジシクロペンタジエン含有留分(純度84.5%)70
gおよび1,3-ペンタジエン30g、キシレン88gを混合物と
して耐圧シリンダーよりゆつくり注入する。この際、温
度を60℃に保つように加温または冷却を行い、混合物の
注入を約15分間で行つた。
更に、この温度で約2時間重合反応を継続した後、メタ
ノールを加えて触媒を分解し、水洗した。重合油を濃縮
して樹脂51gを得た。樹脂の性状は軟化点(JIS K-253
1、環球法、℃)89℃、色相(JIS K-5400 ガードナー
法)7であつた。
参考例 2 温度計、撹拌材、冷却器と滴下ロートを備えた容量1
の四口フラスコにトルエン400g(4.35モル)と粉末化し
た無水塩化アルミニウム5gを窒素雰囲気下で加える。撹
拌しながら滴下ロートより、トリシクロ〔5.2.1.02,6
デカ‐3-エン含有留分(純度70.9%)126.9g(0.67モ
ル)を滴下し70℃で5時間反応させた、メタノールを加
えて反応を終了させ水洗した。反応液を蒸留し、沸点15
8-162℃/5mmHgで無色の留出液90gを得た。分子量226
(次式としての理論値226)、赤外スペクトルおよび液
体クロマトグラフイー法から2-および3-および4-トリシ
クロ〔5.2.1.02,6〕デカ‐4-イルトルエン混合物である
ことがわかつた。屈折率(▲n25 D▼)は1.5582であつ
た。
参考例3 参考例2で得られた2-および3-および4-トリシクロ〔5.
2.1.02,6〕デカ‐4-イルトルエンの混合物80g、三井ヘ
キサン(三井石油化学製)195gおよび水添用触媒として
耐硫黄製ニツケル触媒(日揮化学「N-113B」)5.8gを鋼
鉄製50mlオートクレーブに入れ、反応温度200℃、反応
圧力40kg/cm2G、反応時間5時間で水添を行つた。
水添後、触媒を濾別し、濾液を塔頂温度154-158℃、圧
力7mmHgで蒸留し無色の留出液78gを得た。分子量232
(次式としての理論値232)などから2-および3-および4
-トリシクロ〔5.2.1.02,6〕デカ‐4-イルメチルシクロ
ヘキサンの混合物であることがわかつた。
屈折率(▲n25 D▼)は1.5080であつた。
参考例 4 シメン法クレゾール製造プロセスにおいてシメンヒドロ
ペルオキシドの該***生成物から蒸留分離して得られる
イソプロペニルトルエン(純度99.2%)100g、石油ナフ
サの熱分解から得られる不飽和炭化水素を含むC4C5留分
10gおよびトルエン150gをオートクレーブに仕込み、撹
拌下に温度を0℃に保ちながらBF3-フエノール錯合体1.
5gを約10分間で滴下した。その後更に3時間撹拌を続行
した。次に5%水酸化ナトリウム水溶液50mlを加えて30
分間激しく撹拌して触媒を分解した後水層を分離し、更
に重合油を中性になるまで水洗した後、未反応油および
溶媒トルエンを留去し、残渣として105gの淡黄色塊状樹
脂を得た。原料単量体の組成と生成樹脂の性状は次の通
りであつた。
イソプロペニルトルエン組成 o-イソプロペニルトルエン 5.3% m- 〃 60.4 p- 〃 33.5 シメン 0.8 C4C5留分組成 C3 1.5% イソブタン 0.4 n-ブタン 1.3 1-ブタン 10.5 イソブチレン 19.8 トランス‐2-ブテン 8.7 シス‐2-ブテン 4.4 1,3-ブタジエン 20.9 n-ペンタン 5.1 イソプレン 5.6 1,3-ペンタジエン 2.8 シクロペンタジエン 3.1 その他(沸点80℃以下の留分) 15.9 樹脂性状 色相1以下(ガードナー、ASTM D 154-58)、軟化点92
℃(環球法)、数平均分子量730、臭素価6(ASTM D 11
58-57)。
実施例 1、2 (A)成分としてSISブロツクコポリマー(シエル化学
製「カリフレツクスTR-1107」)100重量部、 (B)成分として参考例1で得られた樹脂70g、 安定剤(ガイギー社製「イルガノツクス1010」)3重量
部に、 (C)成分として参考例2で得られた液状樹脂と (D)成分として参考例4で得られる樹脂を表1の割合
で配合し、150℃、30分間ニーダーにより混練し粘着材
を調製した。
この粘着剤を195℃熱板上のポリエステルフイルム(25
μ厚)の上で熱溶融し(20分間)、アプリケーターを使
用して50±5μの厚みに塗布し、粘着テープを調製し
た。
(1) 粘着製(ボールNO.):J.Dow法により20℃で測
定した。
(2) 接着力(g/25mm巾):JIS Z-1524の方法で20℃
で測定した。
(3) 保持力(mm/2HR):JIS Z-1524の方法で30℃で
測定した。
以上の試験方法により得られた結果を表1に示す。
比較例 1 表1に示すように、参考例4で得られる樹脂を除いて使
用するほかは、実施例1と同様に行つた。実施例1およ
び実施例2の粘着剤性能に比較し、比較例は特に凝集力
が劣つていることがわかる。
実施例 3〜4 (A)成分としてSEBSフロツクコポリマー(シエル化学
製「クレイトンG1657」)100重量部、(B)成分として
脂環族系水添樹脂(荒川化学製「アルコンP-70」)75重
量部、安定剤(ガイギー社製「イルガノツクス1010」)
3重量部に、(C)成分として参考例3で得られた液状
樹脂と(D)成分として参考例4で得られる樹脂を表2
の割合で配合し、150℃、30分間ニーダーにより混練し
粘着剤を調製した。
この後、実施例1と同様にして粘着剤性能を評価した。
比較例 2 表2に示すように、参考例4で得られる樹脂を除いて使
用するほかは、実施例3と同様に行つた。実施例3およ
び実施例4の粘着剤性能との比較で比較例2は特に凝集
力が劣つていることがわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物と
    からなるブロック共重合体又は該ブロック共重合体の水
    素化物(A):100重量部、 脂肪族系若しくは脂環族系粘着性樹脂であって、軟化点
    が50ないし120℃の範囲にあるもの(B):50ないし150
    重量部、 液状粘着付与剤(C):50ないし200重量部、 および、 スチレン系モノマーをフリーデルクラフツ触媒の存在下
    で重合させて得られる軟化点が80ないし120℃の範囲に
    ある炭化水素樹脂(D1)又はイソプロペニルトルエン10
    0重量部と、石油精製、石油分解等の際に副生する炭素
    数4および5の不飽和炭化水素を含む留分から選ばれる
    任意の留分5ないし100重量部とをフリーデルクラフツ
    触媒の存在下で共重合させて得られる炭化水素樹脂
    (D2):5ないし50重量部、 からなる組成物。
  2. 【請求項2】ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物と
    からなるブロック共重合体又は該ブロック共重合体の水
    素化物(A):100重量部、 脂肪族系若しくは脂環族系粘着性樹脂であって、軟化点
    が50ないし120℃の範囲にあるもの(B):50ないし150
    重量部、 液状粘着付与剤(C):50ないし200重量部、 および、 スチレン系モノマーをフリーデルクラフツ触媒の存在下
    で重合させて得られる軟化点が80ないし120℃の範囲に
    ある炭化水素樹脂(D1)又はイソプロペニルトルエン10
    0重量部と、石油精製、石油分解等の際に副生する炭素
    数4および5の不飽和炭化水素を含む留分から選ばれる
    任意の留分5ないし100重量部とをフリーデルクラフツ
    触媒の存在下で共重合させて得られる炭化水素樹脂
    (D2):5ないし50重量部、 からなる組成物を成分とするホットメルト型粘着剤。
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