JPH0757598A - 形状記憶合金リレー及びスイッチ - Google Patents

形状記憶合金リレー及びスイッチ

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JPH0757598A
JPH0757598A JP6160595A JP16059594A JPH0757598A JP H0757598 A JPH0757598 A JP H0757598A JP 6160595 A JP6160595 A JP 6160595A JP 16059594 A JP16059594 A JP 16059594A JP H0757598 A JPH0757598 A JP H0757598A
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ドンイル チョ
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H61/00Electrothermal relays
    • H01H61/01Details
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    • H01H61/01Details
    • H01H61/013Heating arrangements for operating relays

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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性が高くて迅速に動作し、生産コストが
安い形状記憶合金リレー及びスイッチを提供する。 【構成】 一つ以上の電気接触部と支持部材、前記支持
部材の一つに両端が付着された形状記憶合金の細長い部
材、前記細長い部材の両端間の中間部に付着された導電
性材料のスイッチ部材、および、前記細長い部材の移動
によって前記スイッチ部材が前記一つ以上の電気接触部
に接触するか該接触部から離脱するように、前記細長い
部材を選択的に加熱するための加熱手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気スイッチ及びリレー
に関し、特に細長い形状記憶合金素子を用いるスイッチ
及びリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】形状記憶合金は加熱されたとき、仕込み
形状(trained shape)から記憶している形状(memory sh
ape)に弾性変形することができる合金として周知であ
る。形状記憶合金材料は、それから冷却されると、仕込
み形状に復元変形する。形状記憶合金材料は、温度変化
に応じてオーステナイト(Austenitic)状態からマルテン
サイト(Martenstic)状態へと可逆的に変形をすることが
できる。形状記憶合金材料がマルテンサイト化温度以下
の間に任意の形状を仕込まれた後、オーステナイト化温
度以上に加熱されると、形状記憶合金材料は変形前に存
在していた形状、すなわち記憶している形状に戻る。
【0003】形状記憶合金を用いた各種のアクチュエー
タが例えばガブリエル等の米国特許第4,700,54
1号公報で提案されている。これに述べられている回転
駆動子(rotary actuator) は、形状記憶合金からなるワ
イヤを使用しており、該ワイヤはその長さ方向の軸線の
回りに沿って捩じられている。
【0004】ワイヤの両端は動かないように固定され、
流体チューブのような制御手段がワイヤの所望箇所に付
着されている。該ワイヤに配設した複数個の電気接点
は、相異なる長さ方向の部分をワイヤに画定し、それら
部分にはそれらを部分を加熱するために電圧が印加され
る。ワイヤのそれら部分を選択的に加熱または冷却する
ことにより、それら部分はワイヤと制御手段を制御可能
に回転させるために互いに反対の方向に働くことができ
る。
【0005】これまで形状記憶合金はスイッチやリレー
には普遍的には使用されていなかった。在来型のスイッ
チやリレーでは通常、ソレノイドコイルにより駆動され
ている。しかしながら、このようなソレノイド型スイッ
チやリレーは、比較的限定された信頼性を有するもので
あり、ソレノイドの組立条件のために大量生産するには
比較的コスト高であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、信頼性が高くて迅速に動作し、生産コストが安い
電気スイッチ及びリレーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は形状記憶合金を
使用した電気スイッチ及びリレーのいくつかの具体的構
造を提供するものであり、形状記憶合金はスイッチ部材
またはリレー部材の駆動手段としてワイヤ状の細長い形
で使用される。その一つの具体例の電気スイッチはオン
・オフ型スイッチであり、1番目の電気接触部が設けら
れた1番目の支持部材と、2番目の電気接触部が設けら
れた2番目の支持部材を備えており、3番目の支持部材
が1番目の支持部材と2番目の支持部材との間に配置さ
れる。形状記憶合金からなるワイヤ部材は、その両端に
おいて第3番目の支持部材に付着される。
【0008】導電性材料からなるスイッチ部材は、形状
記憶合金ワイヤ部材の両端間の中間位置において該ワイ
ヤ部材に取り付けられる。加熱手段は形状記憶合金より
なるワイヤ部材の複数の部分を選択的に加熱するために
設けられる。加熱することによって形状記憶合金のワイ
ヤ部材が回転させられ、これによってスイッチ部材はピ
ボット回転して1番目の電気接触部と2番目の電気接触
部のどちらかと接触させられる。
【0009】本発明の一つの具体例では、形状記憶合金
よりなるワイヤ部材の加熱はレーザや光学的加熱によっ
て行われる。別の具体例では、形状記憶合金のワイヤ部
材は該ワイヤ部材に選択的に電流を供給することによっ
て加熱される。更に別の具体例では、高抵抗のワイヤが
形状記憶合金のワイヤ部材と一緒に捩れ巻かれ、電流が
高抵抗のワイヤに選択的に供給される。本発明はさらに
また別の構造のオン・オフ型スイッチやリレーを提供す
るものである。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に基づいて実施例を説明する
が、各図にわたって同様な参照符号は同様な部品を示し
ている。図1と図2のオン・オフ型スイッチ10は電気
回路を開閉するために駆動される得るように設計されて
いる。このオン・オフ型スイッチは1番目の支持部材の
一例としての上板12と、3番目の支持部材の一例とし
ての中間板14と、2番目の支持部材の一例としての底
板16を有する。本明細書を通して使用されている
“上”及び“底”という用語は、単に本発明を説明する
ための便宜上の用語であるに過ぎない。これらの用語
は、何らかの意味において本発明をある特定な位置関係
に限定する意図するものではない。
【0011】上板12と底板16は実質的に平らなプレ
ートであり、好ましくはプラスチック、ガラス繊維、エ
ポキシ樹脂、セラミックスのような電気的絶縁体あるい
はその他の適当な材料で作製される。上板12はコンダ
クタ19に電気的に接続された入力接触部(input cont
act)18を備え、底板16はコンダクタ21に電気的に
接続された出力接触部(output contact)20を備えてい
る。これらの接触部18,20は銅とか燐青銅のような
通常の導電材料で製作することができる。上板12と底
板16には、それぞれ発光ダイオード26,28を受け
入れるための開口部22,24が形成されている。
【0012】中間板14は側面脚30,32を有する大
略“U”字形であり、好ましくは適当な電気絶縁材料で
作製される。形状記憶合金から作製された細いワイヤ3
4は一方の側面脚30から他方の側面脚32に伸びてい
る。ワイヤ34は中間板14の側面脚30,32に取り
付けられる前に、その長さ方向軸線を中心として捩られ
ている。後で詳細に説明されているように、この捩り(t
wisting)によって形状記憶合金ワイヤ34は当初の訓練
された形状に変形させられる
【0013】本発明の形状記憶合金はニッケル・チタン
といった各種の通常の形状記憶合金の一つであり、それ
ら当技術的分野では良く知られており、米国カリフォル
ニア州オークランドのTiNi Alloy社からワイヤの形で商
業的に入手できる。ワイヤ34の両端36,38は好ま
しくは、それぞれ溶接部40,42で示されたように各
側面脚30,32に溶接される。この溶接はより的確な
接合をワイヤ34に提供するものであり、溶接部40,
42は半田やエポキシ等などである。
【0014】ワイヤ34には両端36,38間の中央部
には、リレー部材あるいはスイッチ部材としての可動片
44が、溶接等によって取り付けられている。この可動
片44は銅、青銅、金、銀またはタングステンなど各種
の導電性材料の一つで作製することができる。後で詳細
に説明するように、リレー可動片44は選択的にピボッ
ト回転してスイッチ10を“オン”と“オフ”に切り換
える。図2は可動片44の両端46,48が接触部1
8,20に接触していないオフ位置を示している。同図
に仮想線で示したように可動片44がオン位置に回転す
ると、両端46と48がそれぞれ入力接触部18と出力
接触部20に接触する。これによって可動片44はコン
ダクター19,20の間の電気回路を閉じる。
【0015】実施例においては、可動片44はワイヤ3
4のほぼ中間位置でワイヤに溶接されているため、可動
片44の両端46,48は可動片44がオン位置に回転
した時に各接触部18,20に到達する。しかしなが
ら、上板12と底板16に占める接触部18,20の位
置に対応して、可動片44を別の異なる所でワイヤ34
に溶接することもできる。図示されているように可動片
44はワイヤ34のほぼ中間位置に溶接されている。し
かしながら、望むならば、ワイヤ34の長さ方向に沿っ
た他のところに溶接することもできるが、好ましくはワ
イヤ34の中間点に近接した位置が良い。
【0016】部品の組み込みが完了すると、中間板14
が上板12と底板16間にサンドイッチされ、底板16
が中間板14に直接接着される。可動片44の動作のた
めの適当な空間を提供するために、上板12はスペーサ
50によって中間板から間隔を置かれており、このスペ
ーサ50は上板と中間板14に接着される。これらのス
ペーサ50は好ましくは適当な絶縁材料で作製される。
【0017】
【作用】次に、このオン・オフ型スイッチ10の作動を
説明する。既に説明したように形状記憶合金ワイヤ34
は、各端36,38が中間板14に溶接される前にその
長さ方向軸線の回りに捩られて”仕込み形状”に変形さ
れている。したがって、その後熱がワイヤ34に加えら
れると、ワイヤ34は捩られていない状態、即ち”記憶
している形状”に戻ろうとしてその長さ方向軸線を中心
として回転する。スイッチ10はワイヤのこのような回
転運動をスイッチング動作の制御に使用するものであ
る。
【0018】発光ダイオード26の作動によって形状記
憶合金ワイヤ34の一側部分52を光学的に加熱するこ
とによって、ワイヤ34は捩られていない状態、即ち”
記憶している形状”に戻ろうとしてその長さ方向軸線を
中心として回転するので、スイッチ10はオンに切り換
えられる。中間板14の側面脚30,32に固定されて
いるワイヤ34の両端36,38は回転しない。これに
対して、加熱されたワイヤの一側部分52は解け始め、
矢印56で示された第1方向に回る。他側部分54も第
1方向56に回るが、ワイヤの両端36,38が固定さ
れているので、さらに捩られることになる。ワイヤが回
転するので、可動片44も第1方向56に回転すること
になり、十分な熱が加えられたときには、可動片44は
接触部18,20に接触するに至る。この接触によって
コンダクタ19,20間の電気回路が閉じられる。
【0019】可動片44とコンダクタ18,20間の接
触が成立すると直ちに発光ダイオード26は不作動とな
り、ワイヤ34の一側部分52にはこれ以上熱が加えら
れない。ワイヤ34は可動片44が両接触部18,20
と接触している、回転後の新しい形状を維持する。ワイ
ヤ34が冷却されると、加熱によって捩じれが少し解か
れていた一側部分52は、もっと捩られた”仕込み形
状”に戻る傾向を示す。しかしながら、新たな”仕込み
形状”に設定されていた他側部分54は、実質的にワイ
ヤを新しい回転位置に保持することになる。
【0020】発光ダイオード28を作動させることによ
って、スイッチ10はオフに切り換えられ、コンダクタ
19,21間の電気回路が遮断される。発光ダイオード
28が形状記憶合金ワイヤ34の他側部分54を光学的
に加熱し、これによってワイヤ34を矢印58で示され
た逆方向に回転させるため、ワイヤ34は解けてその捩
られていない形状、即ち”記憶している形状”に戻る。
可動片44も逆方向58に回転して、両接触部18,2
0から離脱する。可動片44が接触部18,20から離
脱すると直ちに発光ダイオード28は不作動となり、ワ
イヤ34は冷却されるようになる。かくして、ワイヤ3
4は可動片44が何ら接触部18,20と接触していな
い、新しい形状を維持するようになる。このスイッチ1
0をオンに戻すには発光ダイオード24を再び作動させ
ればよい。
【0021】本発明によれば、迅速に動作する電気スイ
ッチを比較的低いコストで製造できる。本発明のスイッ
チは、マイクロサイズからより大きなラージサイズまで
各種のサイズに作製することができる。例えば、大略1
mm×1mm×1/2 mmの大きさのマイクロスイッチを作製で
き、このスイッチではゲージ寸法が100ミクロンの形
状記憶合金ワイヤが用いられる。大略5mm×5mm×4mm
の中型スイッチでは、ゲージ寸法が250ミクロンの形
状記憶合金ワイヤが用いられる。大略10cm×10cm×
5cmの大型スイッチでは、ゲージ寸法が5mmの形状記憶
合金ワイヤが用いられる。
【0022】中間板14に固定する前に形状記憶合金ワ
イヤ34に最初に設定される捩れの必要量は最小量であ
る。超小型のスイッチでは半回転(one-half turn) で十
分である。可動片44が回転して両接触部18,20に
接触するためには約1/10回転を必要とするだけであ
るので、前記半回転の捩れは少なくとも5倍の安全係数
を提供する。この安全係数は、形状記憶合金ワイヤの冷
却後可動片44が若干復帰したとしても、熱源の除去後
も可動片44が接触部18,20と接触状態にあること
を可能にする。付加する捩れの所要量はスイッチの大き
さ等に依存している。
【0023】形状記憶合金ワイヤに供給される熱の所要
量もまた最小量である。典型的な蛇口からの温水の温度
ほどの温度であればワイヤを加熱するのに十分であり、
これによって可動片44は十分に移動して接触部18,
20と接触する。そのような温度範囲は摂氏80度から
90度である。小型のスイッチの場合には、典型的なof
f-the-shelf 型の発光ダイオードが接近した距離から必
要な熱を供給する。半導体レーザーも非常によく働き、
その他の発光体も使用できる。与えられた熱に対する形
状記憶合金ワイヤの応答は非常に素早く、迅速に動作す
るスイッチが得られる。
【0024】図3は本発明の第2実施例を示している。
示されているオン・オフ型スイッチ110は図1のスイ
ッチ10と類似しているが、ワイヤ34の加熱が発光ダ
イオード等の発光源を使用する代わりに電流の供給によ
って達成される点において異なっている。スイッチ11
0は3個の電気接続部115,125,135が設けら
れ、それぞれワイヤ34の両端36,38み取り付けら
れ、また可動片44のところでワイヤ34の中間部に取
り付けられている。
【0025】このスイッチ110は、電気接続部11
5,135に電流を供給してワイヤ34の一側部分52
を加熱することによって、可動片44が両接触部18,
20に接触してオンに切り換えられる。それから、スイ
ッチ110は、電気接続部125,135に電流を供給
してワイヤ34の他側部分54を加熱することによっ
て、可動片44が反対方向に回転させられ、オフに切り
換えられる。
【0026】このスイッチは図3の参照により上記した
ように、ワイヤ34が電気的に加熱されることによって
作動するものであるが、典型的な形状記憶合金は電気抵
抗が高くないので、このような加熱では十分効率的では
ない。したがって、発光ダイオードのような光学的な加
熱手段が好ましい。そうでなければ、図8から図10の
参照により後記したように、形状記憶合金ワイヤに電気
抵抗の高いワイヤを巻き付け、形状記憶合金ワイヤの代
わりに該高抵抗ワイヤに対し電流を供給することもでき
る。
【0027】図4は本発明の第3実施例を示している。
オン・オフ型スイッチ210は大体において図1のスイ
ッチ10に類似しているが、底板16に接触部やコンダ
クタが設けられていない点で相違している。可動片44
にはコンダクタ245が接続されている。スイッチ21
0は、可動片44の一端46を接触部18に接触または
離脱させることによって、コンダクタ245,19の間
の電気回路を開閉する。
【0028】スイッチの切り換え動作は、図1の参照に
より既に説明したのと同様な方式で行われる。電気回路
を閉じるために、可動片44の一端46は発光ダイオー
ド26の作動によって接触部18に接触するように回転
させられる。電気回路の遮断は、別の発光ダイオード2
8を作動させて可動片44を接触部18から離脱させる
ことによって行われる。図4に示したようにワイヤ34
は可動片44の他端48に近づけた位置で可動片44に
溶接し、これによって可動片44の適切な回転を可能に
した。
【0029】図5は本発明の第4実施例を示している。
オン・オフ型スイッチ310は図4のスイッチ210に
類似しているが、熱が電気的に供給される点において異
なっている。形状記憶合金ワイヤ34には電気接続部1
15,125,135が取り付けられており、これら電
気接続部には図3のスイッチと同様な方式によって電流
が供給され、ワイヤ34の一側部分52と他側部分54
が選択的に加熱される。この加熱によって可動片44の
一端46が回転して接触部18に接触または離脱する。
【0030】図6は本発明の第5実施例を示している。
本実施例のツーウエイ(two-way) 型リレー410は、構
造において図1のスイッチ10に類似している。しかし
ながら、リレー410の底板16は異なる形状の接触部
420を備えている。さらにまた、ワイヤ34は可動片
44の他端48に接近して溶接され、可動片44はコン
ダクター245を備えている。可動片44の一端46
は、発光ダイオード26,28のいずれかを作動させる
ことによって、上板12の接触部18と底板16の接触
部420と選択的に接触する。
【0031】可動片44の一端46が上板の接触部18
に接触した時、コンダクター19,245間の電気回路
が閉じられる。可動片44の一端46が底板の接触部4
20に接触した場合、コンダクタ21,245間の電気
回路が閉じられる。可動片44が移動すべき方向に依存
して発光ダイオード26,28のどちらかをパルス電流
でオン・オフさせることによって、可動片44は図示し
たように、可動片が電気接触部18と420のいずれに
も接触していない”遮断”位置に移動することができ
る。このパルス電流はワイヤ34をごく少しだけ加熱
し、ワイヤ34をごく少しだけ回転させる。好ましく
は、パルス電流は、可動片44と接触部18または42
0との電気的接続が遮断されるまで継続される。
【0032】図7は本発明の第6実施例を示している。
本実施例のツーウエイ型リレー510は、図6に示され
たリレー410と類似しているが、ワイヤ34の加熱が
光学方式の代わりに電気的に行われる点と異なってい
る。ワイヤ34は電気接続部115,125,135を
備えており、これらの電気接続部はワイヤ34の一側部
分52と他側部分54への選択的な電流供給を可能にす
る。
【0033】図8から図10は本発明の更に別の実施例
を示しており、これら実施例では形状記憶合金ワイヤ3
4は、形状合金ワイヤに巻き付けた高抵抗ワイヤ655
によって行われる。図8に示されたオン・オフ型スイッ
チ610は図1のスイッチ10と類似している。しかし
ながら、このスイッチ610は適当な高抵抗材料よりな
る高抵抗ワイヤ655を備えている。
【0034】高抵抗ワイヤ655はワイヤ34に巻き付
けられており、両端が中間板16の側面脚30,32に
熔接されている。高抵抗ワイヤ655は4個の電気接続
部660,670,680,690を備えており、これ
ら接続部には形状記憶合金ワイヤ34の一側部分52と
他側部分54を選択的に加熱するために電流が供給され
る。ワイヤ34の一側部分52を加熱するためには電気
接続部660,670に電流が加えられ、ワイヤ34の
他側部分54を加熱するためには電気接続部680,6
90に電流が供給されるい。
【0035】図9は本発明の別のオン・オフ型スイッチ
710を示したものであり、これは図4のスイッチ21
0と類似しているが、図8のスイッチ610と同様な高
抵抗ワイヤ655を設けてある。可動片44を接触部1
8に接触または離脱させるために、電気接続部660,
670,680,690には電流が選択的に供給され
る。
【0036】図10は本発明の他のツーウエイ型リレー
スイッチ810を示したものであり、これは図6のリレ
ースイッチ410と類似しているが、図8のスイッチ6
10と同様な高抵抗ワイヤ655が設けられている。可
動片44を接触部18,420に接触または離脱させる
ために、電気接続部660,670,680,690に
は電流が選択的に供給される。
【0037】以上、好適な実施例に基づきながら本発明
を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。当業者によれば各種の置き換えや修正が可能で
あるが、それらの置き換えや改変は特許請求の範囲で規
定した発明の範囲に含まれるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明の形状記憶合金リレー及びスイッ
チは、形状記憶合金を細長いワイヤとして用い、該ワイ
ヤを長さ方向軸線の回りに捩り変形させてワイヤの両端
を支持部材に取り付け、ワイヤの好ましくは中間部分に
リレー部材やスイッチ部材を取り付け、ワイヤの所要部
分を選択的に加熱することによってワイヤの捩れを解い
てスイッチ部材やリレー部材を回転駆動させるものであ
るため、信頼性が高くて迅速に動作するスイッチやリレ
ーを比較的低い生産コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のオン・オフ型スイッチの
分解斜視図である。
【図2】該オン・オフ型スイッチの横断面図であり、図
1の2−2線に沿って描かれている。
【図3】本発明の第2実施例のオン・オフ型スイッチの
分解斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例のオン・オフ型スイッチの
分解斜視図である。
【図5】本発明の第4実施例のオン・オフ型スイッチの
分解斜視図である。
【図6】本発明の第5実施例のツーウエイ型リレースイ
ッチの分解斜視図である。
【図7】本発明の第6実施例のツーウエイ型リレースイ
ッチの分解斜視図である。
【図8】本発明の第7実施例のオン・オフ型スイッチの
分解斜視図である。
【図9】本発明の第8実施例のオン・オフ型スイッチの
分解斜視図である。
【図10】本発明の第9実施例のツーウエイ型リレース
イッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 スイッチ 12 上板 14 底板 16 中間板 18 入力接触部 19 コンダクタ 20 出力接触部 21 コンダクタ 22 開口部 24 開口部 26 発光ダイオード 28 発光ダイオード 30 中間板の側面脚 32 中間板の側面脚 34 形状記憶合金ワイヤ 36 形状記憶合金ワイヤの一端 38 形状記憶合金ワイヤの他端 40 形状記憶合金ワイヤの溶接部 42 形状記憶合金ワイヤの溶接部 44 スイッチ部材またはリレー部材としての可動片 46 可動片の一端 48 可動片の一端 50 スペーサ 52 形状記憶合金ワイヤの一側部分 54 形状記憶合金ワイヤの他側部分 56 形状記憶合金ワイヤの回転方向 58 形状記憶合金ワイヤの回転方向 110 スイッチ 115 形状記憶合金ワイヤの電気接続部 125 形状記憶合金ワイヤの電気接続部 135 形状記憶合金ワイヤの電気接続部 210 スイッチ 245 コンダクタ 310 スイッチ 410 リレー 510 リレー 610 スイッチ 655 高抵抗ワイヤ 660 高抵抗ワイヤの電気接続部 670 高抵抗ワイヤの電気接続部 680 高抵抗ワイヤの電気接続部 690 高抵抗ワイヤの電気接続部 710 スイッチ 810 リレー

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つ以上の電気接触部と支持部材、前記
    支持部材の一つに両端が付着された形状記憶合金からな
    る細長い部材、前記細長い部材の両端間の中間部に付着
    された導電性材料からなるスイッチ部材、および、前記
    細長い部材の移動によって前記スイッチ部材が前記一つ
    以上の電気接触部に接触するか該接触部から離脱するよ
    うに、前記細長い部材を選択的に加熱するための加熱手
    段とからなる電気スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記細長い部材はワイヤであることを特
    徴とする請求項1に記載の電気スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記細長い部材は軸方向に捩じれてお
    り、前記加熱手段は細長い部材の少なくとも一部分を加
    熱し、この加熱によって細長い部材の捩れが解けて、前
    記スイチ部材が動作するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の電気スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記細長い部材はその軸方向に沿って捩
    れていることを特徴とする請求項3に記載の電気スイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 前記細長い部材は一端と他端が互いに反
    対側の位置にて支持部材に付着されることを特徴とする
    請求項1に記載の電気スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記細長い部材は一端から他端まで実質
    的に真っ直ぐに伸びていることを特徴とする請求項5に
    記載の電気スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記細長い部材は軸方向に捩れており、
    加熱手段は細長い部材の少なくとも一部分を加熱できる
    ものであり、その部分の細長い部材の捩れが解けること
    によって、前記スイッチ部材が動作するようにしたこと
    を特徴とする請求項6に記載の電気スイッチ。
  8. 【請求項8】 前記加熱手段は細長い部材の一部分を直
    ぐに加熱できるように構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の電気スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段は細長い部材に近いところ
    に配備された少なくとも一つの光学的な加熱手段である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記加熱手段は少なくとも二つの光学
    的加熱手段からなり、1番目の加熱手段は細長い部材の
    1番目の部分の辺りに近接して配備され、2番目の加熱
    手段は細長い部材の2番目の部分の辺りに近接して配備
    され、1番目と2番目の加熱手段がそれぞれ対応する部
    分を加熱して細長い部材を作動させるようにしたことを
    特徴とする請求項9に記載の電気スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記細長い部材はその軸方向に沿って
    捩れており、細長い部材の1番目の部分は1番目の光学
    的加熱手段の作動時にその捩れが解ける一方、細長い部
    材の2番目の部分は2番目の光学的加熱手段の作動時に
    その捩れが解けることを特徴とする請求項10に記載の
    電気スイッチ。
  12. 【請求項12】 前記光学的加熱手段は一つ以上の発光
    ダイオードであることを特徴とする請求項9に記載の電
    気スイッチ。
  13. 【請求項13】 前記加熱手段には電流を選択的に加え
    るようにした細長い部材により提供される多数個の電気
    接続部が含まれることを特徴とする請求項1に記載の電
    気スイッチ。
  14. 【請求項14】 前記多数個の電気接続部には三つの電
    気接続部が含まれ、1番目の電気接続部は細長い部材の
    一側端に近接して位置し、2番目の電気接続部は細長い
    部材の他の一側端に近接して位置し、3番目の電気接続
    部はスイッチ部材が細長い部材に付着している部分に近
    接して位置するようにしたことを特徴とする請求項13
    に記載の電気スイッチ。
  15. 【請求項15】 前記細長い部材は軸長さ方向に捩れて
    いることにより、細長い部材の1番目と第3番目の電気
    接続部に電流を通じると、1番目と3番目の電気接続部
    の間に置いてある細長い部材の1番目の捩れが解ける一
    方、2番目と3番目の電気接続部に電流を通じると、2
    番目と3番目の電気接続部の間に置いてある細長い部材
    の2番目の捩れが解けるようにしたことを特徴とする請
    求項14に記載の電気スイッチ。
  16. 【請求項16】 前記加熱手段は選択的に電流を供給す
    ることができる少なくとも一つの電気接続部を備え、細
    長い部材に近接して位置した一つ以上の高抵抗ワイヤか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の電気スイッ
    チ。
  17. 【請求項17】 前記した少なくとも一つの電気接続部
    は三つの電気接続部を含んでおり、1番目の電気接続部
    は細長い部材の一端に近接に位置し、2番目の電気接続
    部は細長い部材の他端に近接して位置し、3番目の電気
    接続部はスイッチ部材が付着されている部分の細長い部
    材に近接して位置することを特徴とする請求項16に記
    載の電気スイッチ。
  18. 【請求項18】 前記細長い部材は軸長さ方向に捩れて
    おり、少なくとも高抵抗ワイヤが細長い部材に対し捩れ
    ていることにより、1番目と3番目の電気接続部に電流
    が供給されると、1番目と3番目の電気接続部の間に置
    いてある細長い部材の1番目の部分の捩れが解ける1番
    目の位置になる一方、2番目と3番目の電気接続部に電
    流が供給されると、2番目と3番目の電気接続部の間に
    置いてある細長い部材の2番目の部分の捩れが解ける2
    番目の位置になることを特徴とする請求項17に記載の
    電気スイッチ。
  19. 【請求項19】 少なくとも一つの電気接触部と支持部
    材、支持部材の一つに両端が付着された形状記憶合金よ
    りなる細長い部材、該細長い部材の両端間の中間部にて
    細長い部材に付着された導電性物質からなるスイッチ部
    材、および、少なくとも一つの加熱手段とで構成され、
    該加熱手段は細長い部材が上記スイッチ部材を電気接触
    部に対し接触または離脱させるため、細長い部材を選択
    的に加熱できるようにしたことを特徴とする電気スイッ
    チ。
  20. 【請求項20】 前記加熱手段には細長い部材に近接し
    て位置した一つ以上の光源が含まれることを特徴とする
    請求項19に記載の電気スイッチ。
  21. 【請求項21】 前記光源は一つ以上の発光ダイオード
    を備えたことを特徴とする請求項20に記載の電気スイ
    ッチ。
  22. 【請求項22】 前記加熱手段は電流が選択的に供給さ
    れ、細長い部材に近接して位置した一つ以上の高抵抗ワ
    イヤを備えたことを特徴とする請求項20に記載の電気
    スイッチ。
  23. 【請求項23】 前記一つ以上の高抵抗ワイヤは細長い
    部材に対し捩れていることを特徴とする請求項22に記
    載の電気スイッチ。
  24. 【請求項24】 1番目の支持部材、1番目の支持部材
    に近接配置される2番目の支持部材、1番目の支持部材
    に装着された1番目の電気接触部、2番目の支持部材に
    両端が付着された形状記憶合金からなる細長い部材、細
    長い部材の両端間の中間位置にて細長い部材に付着され
    た導電性材料からなるスイッチ部材、および、細長い部
    材がスイッチ部材を1番目の電気接触部に接触または離
    脱させるように細長い部材を選択的に加熱する加熱手段
    とからなる電気スイッチ。
  25. 【請求項25】 3番目の支持部材と2番目の電気接触
    部が追加され、該3番目の支持部材は前記1番目と2番
    目の支持部材との間に3番目の支持部材が位置するよう
    に2番目の支持部材に近接され、2番目の電気接触部が
    3番目の支持部材に装着されている請求項24に記載の
    電気スイッチ。
  26. 【請求項26】 前記2番目の電気接続部は2番目の電
    気接触部の一部分が1番目の電気接触部の一部分と反対
    に位置するように3番目の支持部材に装着され、前記加
    熱手段はスイッチ部材の一部分を1番目と2番目の電気
    接触部に接続または離脱させるため、細長い部材を選択
    的に作動させるようになっていることを特徴とする請求
    項25に記載の電気スイッチ。
  27. 【請求項27】 前記1番目の電気接触部は1番目の支
    持部材に位置し、1番目の電気接触部の一部分はスイッ
    チ部材の一端と相対して位置し、前記2番目の電気接触
    部は3番目の支持部材に位置し、2番目の電気接触部の
    一部分はスイッチ部材の他端と相対して位置し、そのと
    ころに加熱手段が選択的に細長い部材を作動させ、スイ
    ッチ部材の一端が1番目の電気接触部に接触または離脱
    する一方、スイッチ部材の他端が2番目の電気接触部に
    接触または離脱するようにしたことを特徴とする請求項
    25に記載の電気スイッチ。
  28. 【請求項28】 前記加熱手段には1番目の支持部材に
    位置した1番目の加熱源と3番目の支持部材に位置した
    2番目の加熱源を含めることを特徴とする請求項24に
    記載の電気スイッチ。
  29. 【請求項29】 前記1番目と2番目の加熱源は各々1
    番目及び2番目の発光ダイオードを含めることを特徴と
    する請求項28に記載の電気スイッチ。
  30. 【請求項30】 前記2番目の支持部材は二つの対向さ
    れる脚を有しているU字形であり、細長い部材の一端が
    2番目の支持部材の一つの脚に付着され、細長い部材の
    他端がもう一つの脚に付着されて構成されることを特徴
    とする請求項24に記載の電気スイッチ。
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